JPS6025280B2 - 木製化粧板の製造方法 - Google Patents
木製化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6025280B2 JPS6025280B2 JP7524278A JP7524278A JPS6025280B2 JP S6025280 B2 JPS6025280 B2 JP S6025280B2 JP 7524278 A JP7524278 A JP 7524278A JP 7524278 A JP7524278 A JP 7524278A JP S6025280 B2 JPS6025280 B2 JP S6025280B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- painted surface
- painted
- spraying
- manufacturing
- wooden board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は木製板の表面に色違いの凹凸模様を表現し、所
謂鎌倉彫りの趣向を表わした木製化粧板の製造方法に関
するもので、凹凸模様を有する木製板の表面に下地塗り
を施したのち、該表面に適宜色のウレタンエナメルを吹
付けてなる第１塗装面を形成し、この第１塗装面に上記
とは異色のウレタンエナメルを吹付けてなる第２塗装面
を形成すると共に更に第２塗装面に上記とは異色の着色
ラッカーを吹付けてなる第３塗装面を形成し、而して上
記木製板の表面を研摩し、凸面部分の塗装面を適宜研削
して該部分の第２塗装面或いは第１塗装面を露出せしめ
凹凸面に色違いに表わし、つぎにホットクリアーで表面
仕上げを行うようになる構成を要旨とするものである。
謂鎌倉彫りの趣向を表わした木製化粧板の製造方法に関
するもので、凹凸模様を有する木製板の表面に下地塗り
を施したのち、該表面に適宜色のウレタンエナメルを吹
付けてなる第１塗装面を形成し、この第１塗装面に上記
とは異色のウレタンエナメルを吹付けてなる第２塗装面
を形成すると共に更に第２塗装面に上記とは異色の着色
ラッカーを吹付けてなる第３塗装面を形成し、而して上
記木製板の表面を研摩し、凸面部分の塗装面を適宜研削
して該部分の第２塗装面或いは第１塗装面を露出せしめ
凹凸面に色違いに表わし、つぎにホットクリアーで表面
仕上げを行うようになる構成を要旨とするものである。
以下本発明の詳細な製造方法を図示した実施例について
説明すると、第１図に示す如く、木製板１の表面に凹凸
模様２，３を形成し、この表面に無色のウレタン塗装（
２回塗）を施して下地塗装面を形成する。この下地塗装
面の表面に黒色のウレタンエナメルを４回吹付けて第１
塗装面４を形成すると共に第１塗装面４に朱色のウレタ
ンエナメルを４回吹付けて第２塗装面５を設け、更に第
２塗装面５にェビ茶のラッカーを２回吹付けて第３塗装
面６を形成するものである。而して第１乃至第３塗装面
を形成して夫々塗装による異色の積層に構成したのち、
該表面を研摩すると上記凸面３部分の塗装面則ち第３塗
装面６或いは第２塗装面５が研削されて、該凸面３部分
だけが朱色の第２塗装面５或いは異色の第１塗装面４が
露呈されるものである。上記凸面３部分の突出幅を夫々
異にすることにより、突出幅が大である凸面部分は第１
塗装面５の黒色、突出幅が少ない凸面部分は第２塗装面
６の朱色が露出し、したがって研削の行なわれない凹面
２がェビ茶色となり全体として３色の凹凸模様が形成さ
れ、最後にホットクリアーで仕上げるようになる。本発
明は叙上の如く、凹凸模様を有する木製板の表面に下地
塗りを施したのち、該表面に適宜色のウレタンエナメル
を吹付けてなる第１塗装面を形成し、この第１塗装面に
上記とは異色のウレタンエナメルを吹付けてなる第２塗
装面を形成すると共に更に第２塗装面に上記とは異色の
着色ラッカーを吹付けてなる第３塗装面を形成し、而し
て上記木製板の表面を研摩し、凸面部分の塗装面を適宜
研削して該部分の第２塗装面或いは第１塗装面を露出せ
しめ凹凸面に色違いに表わし、つぎにホットクリアーで
表面仕上げを行うようになる構成に係るもので、夫々色
の異なる凹凸模様のイ劫降板則ち鎌倉彫りの趣向を表現
した木製イｑ鮭板を確実且つ廉価に製造し得る特徴を有
するものである。
説明すると、第１図に示す如く、木製板１の表面に凹凸
模様２，３を形成し、この表面に無色のウレタン塗装（
２回塗）を施して下地塗装面を形成する。この下地塗装
面の表面に黒色のウレタンエナメルを４回吹付けて第１
塗装面４を形成すると共に第１塗装面４に朱色のウレタ
ンエナメルを４回吹付けて第２塗装面５を設け、更に第
２塗装面５にェビ茶のラッカーを２回吹付けて第３塗装
面６を形成するものである。而して第１乃至第３塗装面
を形成して夫々塗装による異色の積層に構成したのち、
該表面を研摩すると上記凸面３部分の塗装面則ち第３塗
装面６或いは第２塗装面５が研削されて、該凸面３部分
だけが朱色の第２塗装面５或いは異色の第１塗装面４が
露呈されるものである。上記凸面３部分の突出幅を夫々
異にすることにより、突出幅が大である凸面部分は第１
塗装面５の黒色、突出幅が少ない凸面部分は第２塗装面
６の朱色が露出し、したがって研削の行なわれない凹面
２がェビ茶色となり全体として３色の凹凸模様が形成さ
れ、最後にホットクリアーで仕上げるようになる。本発
明は叙上の如く、凹凸模様を有する木製板の表面に下地
塗りを施したのち、該表面に適宜色のウレタンエナメル
を吹付けてなる第１塗装面を形成し、この第１塗装面に
上記とは異色のウレタンエナメルを吹付けてなる第２塗
装面を形成すると共に更に第２塗装面に上記とは異色の
着色ラッカーを吹付けてなる第３塗装面を形成し、而し
て上記木製板の表面を研摩し、凸面部分の塗装面を適宜
研削して該部分の第２塗装面或いは第１塗装面を露出せ
しめ凹凸面に色違いに表わし、つぎにホットクリアーで
表面仕上げを行うようになる構成に係るもので、夫々色
の異なる凹凸模様のイ劫降板則ち鎌倉彫りの趣向を表現
した木製イｑ鮭板を確実且つ廉価に製造し得る特徴を有
するものである。
図面は本発明の製造方法を示す参考図であつて、第１図
は塗装を施した状態の木製板の断面図、第２図は鎖線で
研削部分を示す断面図、第３図はイｑ降板の断面図であ
る。 １・・・・・・木製板、２，３・・・・・・凹凸模様、
４・・…・第１塗装面、５・・・・・・第２塗装面、６
・・・・・・第３塗装面。 第１図 第２図 第３図
は塗装を施した状態の木製板の断面図、第２図は鎖線で
研削部分を示す断面図、第３図はイｑ降板の断面図であ
る。 １・・・・・・木製板、２，３・・・・・・凹凸模様、
４・・…・第１塗装面、５・・・・・・第２塗装面、６
・・・・・・第３塗装面。 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- １ 凹凸模様を有する木製板の表面に下地塗りを施した
のち、該表面に適宜色のウレタンエナメルを吹付けてな
る第１塗装面を形成し、この第１塗装面に上記とは異色
のウレタンエナメルを吹付けてなる第２塗装面を形成す
ると共に更に第２塗装面に上記とは異色の着色ラツカー
を吹付けてなる第３塗装面を形成し、而して上記木製板
の表面を研摩し、凸面部分の塗装面を適宜研削して該部
分の第２塗装面或いは第１塗装面を露出せしめ凹凸面に
色違いに表わし、つぎにホツトクリアーで表面仕上げを
行うようになることを特徴とする木製化粧板の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7524278A JPS6025280B2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 木製化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7524278A JPS6025280B2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 木製化粧板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS552062A JPS552062A (en) | 1980-01-09 |
| JPS6025280B2 true JPS6025280B2 (ja) | 1985-06-17 |
Family
ID=13570550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7524278A Expired JPS6025280B2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 木製化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025280B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5981109A (ja) * | 1982-10-31 | 1984-05-10 | 松下電工株式会社 | 人工木目付材の製法 |
| JPH01115358A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-08 | Toru Ishiwatari | 鎌倉彫を施した棺の製造方法 |
| JP2561184Y2 (ja) * | 1991-03-18 | 1998-01-28 | ヤンマー農機株式会社 | 田植機における苗マット検出センサー取付装置 |
| JP2001293837A (ja) * | 2000-04-13 | 2001-10-23 | Toli Corp | 装飾材、及びその製造方法 |
-
1978
- 1978-06-21 JP JP7524278A patent/JPS6025280B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS552062A (en) | 1980-01-09 |
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