JPS6112410B2 - - Google Patents

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JPS6112410B2
JPS6112410B2 JP449180A JP449180A JPS6112410B2 JP S6112410 B2 JPS6112410 B2 JP S6112410B2 JP 449180 A JP449180 A JP 449180A JP 449180 A JP449180 A JP 449180A JP S6112410 B2 JPS6112410 B2 JP S6112410B2
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JP
Japan
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circuit
value
signal
lnax
tuning
Prior art date
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JP449180A
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JPS56102115A (en
Inventor
Tatsuo Ito
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP449180A priority Critical patent/JPS56102115A/ja
Priority to DE8181730008T priority patent/DE3170228D1/de
Priority to EP19810730008 priority patent/EP0032878B1/en
Publication of JPS56102115A publication Critical patent/JPS56102115A/ja
Publication of JPS6112410B2 publication Critical patent/JPS6112410B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J1/00Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general
    • H03J1/0008Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor
    • H03J1/0041Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor for frequency synthesis with counters or frequency dividers
    • H03J1/005Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor for frequency synthesis with counters or frequency dividers in a loop

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はラジオ受信機、特に車載用として好適
なラジオ受信機に関する。
ラジオ受信機においてラジオ放送を選局するた
めの方法として、一般に手動選局と自動選局の2
つの方法がある。このうち自動選局方法は、特に
車載用ラジオ受信機において便利である。その最
も主要な理由は車の走行地区に応じてその地区の
ラジオ放送を受信することにある。従つて、各走
行地区毎に最適のラジオ放送を選局するに当つて
は自動選局が最も好ましいことになる。ただし、
同時に手動選局もし得ることは勿論必要である。
この場合、ラジオ放送周波数範囲が狭い地区例え
ばMW放送地区のみで走行するものとすれば自動
選局の回路は比較的容易に実現される。ところ
が、例えばヨーロツパ大陸の如く、AM放送とし
てLW(長波)およびMW(中波)を含み、さら
に地区によつてはFM放送も含まれるような場
合、自動選局の回路は比較的複雑になる。このた
め一般には、AM放送についてはLWとMWの自
動選局を行なうのに、手動によるいわゆるバンド
切替を行なつている。つまりLW又はMW毎に独
立して自動選局するという方法がとられ、もし必
要であればFM放送にも対処し得るように3バン
ド切替を行なつてから自動選局を実行するという
のが普通であつた。
AM放送において、LWおよびMWのバンド切
替操作なしに、自動選局を行なうことができれば
ラジオ放送を聞く者にとつて便利であることは明
らかである。又、手動選局を行なう場合にもLW
およびMWのバンド切替操作は無い方が便利であ
る。然しながら、従来の可変リアタンス素子又は
可変キヤパシタンス素子を含んでなる機械式の同
調回路による場合、LWからMWまで全てを単一
の該同調回路により高精度に選択することは困難
であつた。その理由はいわゆるトラツキングの問
題を生ずるからである。つまり、RF(ラジオ周
波数)、IF(中間周波数)およびLF(局部発振周
波数)を全て同一の直線性をもつてLWからMW
まで変化させることは困難である。
又、ラジオ受信機の操作パネル上に配列された
選局用プリセツト釦についてみると、そのうちの
例えば3つのプリセツト釦をLW放送用の選局釦
とし、残りの2つのプリセツト釦をMW放送用の
選局釦として使用する場合に、LWおよびMW間
のバンド切替操作なしに、これら5つのプリセツ
ト釦で任意の周波数をランダムに選択することは
不可能である。
ところが近年PLL(Phase−Locked Loop)周
波数シンセサイザなるものが出現し、前記機械式
の同調回路にない種々の利点がもたらされること
になつた。すなわち、従来の機械式の同調回路で
は実現できないラジオ受信機が実現可能となる。
本発明ではPLL周波数シンセサイザを利用した
新しいラジオ受信機として、主として次の3つの
事項を満足するラジオ受信機の実現を狙いとす
る。
(1) LWとMWとの間にバンド切替操作を不要と
し、実質的にこの2つのバンドLWおよびMW
を同一バンドとして取扱う。
(2) 例えばL個のLW用プリセツト釦とM個の
MW用プリセツト釦(L+M=5or7)を、バン
ド切替操作なしに、ランダムにセツト可能とし
操作性を容易にする。
(3) LWおよびMWの間で、バンド切替操作なし
に連続的に自動選局あるいは手動選局を可能と
する。
従つて本発明の目的は、PLL周波数シンセサイ
ザを用いたラジオ受信機であつて、上記(1)、(2)お
よび(3)に掲げた事項を満足することのできるラジ
オ受信機を提案することである。
上記目的に従い本発明は、 LW受信信号をLW中間周波信号に変換するた
めのLW同調・増幅回路、LW局部発振回路およ
びLW混合回路とからなるLW受信段と、 MW受信信号をMW中間周波信号に変換するた
めのMW同調・増幅回路、MW局部発振回路およ
びMW混合回路とからなるMW受信段と、 前記LW受信段又は前記MW受信段からの前記
LW中間周波信号又は前記MW中間周波信号のい
ずれか一方の信号を受信して音声回路を駆動する
ための検波回路および中間周波信号の出現を検知
する中間周波信号検知回路を含んでなる中間周波
制御段と、 前記LW受信段又は前記MW受信段からのLW
局部発振信号又はMW局部発振信号のいずれか一
方を受信し、外部から印加されたデイジタルN値
によつて規定された発振出力信号を前記LW同
調・増幅回路又は前記MW同調・増幅回路に帰還
するPLL回路と、 前記デイジタルN値を発生するデイジタルN値
発生回路と、 前記デイジタルN値を第1の比較入力とする比
較手段と、 LWの受信周波数範囲の下限周波数Lnioおよ
び上限周波数LnaxとMWの受信周波数範囲の下
限周波数Mnioおよび上限周波数Mnaxとを記憶
し、これらLnioおよびLnaxの一方の値又はこ
れらMnioおよびMnaxの一方の値を前記比較手
段の第2の比較入力に印加する第1の記憶手段
と、 前記デイジタルN値を受信して該デイジタルN
値がLWに相当するかMWに相当するかを判別し
その判別結果によりそれぞれ前記Lnioおよび
Lnax又は前記MnioおよびMnaxのいずれかを指
定し且つ前記LW受信段又はMW受信段のいずれ
かを能動状態にするLW/MW判別手段と、 前記デイジタルN値発生回路に初期置数するた
めの記憶手段であつて、前記第1の記憶手段に記
憶された前記LnioおよびLnaxの他方の値又は
前記MnioおよびMnaxの他方の値を該第1の記
憶手段から受信する第2の記憶手段と、 前記デイジタルN値発生手段のデイジタルN値
を上り方向又は下り方向に逐次変化させるスイー
プ制御手段とを有し、 該スイープ制御手段において前記上り方向が指
定されたとき、前記第1の記憶手段は前記比較手
段の第2比較入力および前記第2の記憶手段に対
してそれぞれ、LWでは、LnaxおよびLnio
を、MWではMnaxおよびMnioを印加し且つLW
からMW又はMWからLWへの切り替えは前記比
較手段から一致信号が出力される毎に実行し、一
方、 該スイープ制御手段において前記下り方向が指
定されたとき、前記第1の記憶手段は前記比較手
段の第2比較入力および前記第2の記憶手段に対
してそれぞれ、LWでは、LnioおよびLnax
を、MWではMnioおよびMnaxを印加し且つ
MWからLW又はLWからMWへの切り替えは前記
比較手段から一致信号が出力される毎に実行する
ことを特徴とするものである。
以下図面に従つて本発明を説明する。
第1図は本発明のラジオ受信機の動作を説明す
るためのグラフである。本グラフの横軸は時間
(t)を示し、縦軸は周波数()を示す。本グ
ラフ中、RLWはLWの受信周波数範囲を示しその
下限周波数はLnio、上限周波数はLnaxであ
り、例えばLnioは155kHz、Lnaxは281kHzで
ある。又、PLL周波数シンセサイザにおけるデイ
ジタルN値はLnioでN=67、LnaxでN=81で
ある。一方、RMWはMWの受信周波数範囲を示
し、その下限周波数はMnio、上限周波数はMna
であり、例えばMnioは522kHz、Mnax
1602kHzである。又、PLL周波数シンセサイザに
おけるデイジタルN値は、MnioでN=108、M
naxでN=228である。
自動選局又は手動(半自動)選局を行なう場合
(半自動選局とは選局釦をONにした場合自動スイ
ープし、該釦をOFFにするとスイープが停止す
るような選局動作をいう)、局部発振周波数を上
り方向でスイープさせることにより、本グラフ中
実線の矢印で示すルートに沿つて受信周波数が
LnioLnax MnioMnax Lnio→………の
如く変化し、その中で受信した中で好みの1つの
ラジオ放送を選局する(は周波数がジヤンプす
ることを示す)。一方、局部発振周波数を下り方
向でスイープさせることにより、本グラフ中点線
の矢印で示すルートに沿つて受信周波数がMnax
Mnio LnaxLnio Mnax→………の如く
変化し、その中で受信した中で好みの1つのラジ
オ放送を選局する。自動選局の場合は、中間周波
信号の出現を検知する中間周波信号検知回路ある
いは放送検出回路の助けを借りて、前記実線の矢
印又は点線の矢印の中途でラジオ放送を受信する
とそこでスイープが停止する。ただし、手動選局
のときはラジオ放送の有無に拘わらず、ユーザの
操作が停止した受信周波数でスイープを停止す
る。半自動、手動選局のときは選局釦をオフにす
ることにより任意の受信周波数を選択できる。
ところで、本グラフ中の周波数遷移があるとこ
ろすなわちLnax MnioMnax Lnio又は
Mnio LnaxLnio Mnaxにおいては、従来、
手動によるバンド切替操作を行なわなければなら
なかつた。然し本発明のラジオ受信機ではこのバ
ンド切替操作を不要とする。又、5つ又は7つの
選局用プリセツト釦があつて、このうち数個は
LWにおける選局プリセツト釦であり、残りが
MWにおける選局用プリセツト釦であるとすると
スイツチのメカニズムによつて、プリセツト釦が
LW用、MW用に専用に振り分けられてしまう。
然し、国、地域によつて、受信可能なLWまたは
MW局の数は、一定ではないので、プリセツト釦
をLW用、MW用に分割化することはユーザにと
つて不都合を生じる。また同一のプリセツト釦で
LW/MWのバンド切替を行なうことで兼用でき
るが、FMバンドが含まれた場合に複雑になる。
然し、PLL周波数シンセサイザを導入すること
により、前記バンド切替操作を不要とし、実質的
にLWおよびMWを単一のバンドとして取り扱う
ことを可能にする。このため、本発明のラジオ受
信機は第2図および第3図に示すフローチヤート
のステツプにより動作するものとする。ただし、
第2図は自動又は手動選局を実行するためのフロ
ーチヤート、第3図はプリセツト釦によるプリセ
ツト(デイジタル)選局を実行するためのフロー
チヤートをそれぞれ示す。第2図において先ず自
動選局釦をオンにする(ステツプ:“自動選局
釦ON”)。ただし、第1図中の実線矢印で示す上
り方向が指定されているものとする。次に、PLL
回路に印加すべきデイジタルN値発生回路からの
デイジタルN値がLWに相当するか否かを判断す
る(ステツプ:“N値はLWか?”)。つまり、
現在のN値が第1図の受信周波数範囲RLWにあ
るかRMWにあるかを調べる。もし、現在N値が
RLWにあれば(YES)、ステツプに至り、その
N値がLWの上限周波数(Lnax)にあるか否か
を調べる(ステツプ:“N値はLnaxか?”)。
つまり、現在のN値が第1図の受信周波数範囲
RLWの上限にあるのか又はその手前にあるのか
を調べる。もし、そのN値がまだRLWの上限
Lnax)に至つていないのなら(NO)、N値を
1ステツプ歩進しさらに高い受信周波数を選択す
る(ステツプ“N→N+1)。ここで、ラジオ
放送が有るか否か調べる(ステツプ“ラジオ放
送はあるか?”)。もしラジオ放送があれば
(YES)、前記中間周波信号検知回路が動作し、
自動選局を停止し(ステツプ:自動選局停
止)、このラジオ放送が好みのものであれば動作
は終了する(ステツプ:“END”)。もし、こ
のラジオ放送が好みのものでなければ、再びステ
ツプに戻り自動選局釦をオンにする。
前記ステツプにおいて、ラジオ放送が無いと
判断されると(NO)、現在のN値がMWか否かを
調べる(ステツプ:“N値はMWか?”)。現
在、第1図のRLWにおいて選局が行なわれてい
るから、ステツプの結果はNOである。従つ
て、再びステツプに戻る。そして、選局が
RLWの上限に至るまでN→N+1なるステツプ
の操作を繰り返す。そして、前記ステツプに
おいて、N値がLnaxであると判断されると
(YES)、第1図の受信周波数範囲RLWの上限に
あるから、バンドを第1図の受信周波数範囲
RMW側に切替える(ステツプ:“MWに切
替”)。なお、この切替は、手動によるバンド切替
操作でなく、ラジオ受信機内でN値の置数変更と
LW/MWバンド切替信号によつて自動的に実行
される。ここに、N値はMnioにセツトされる
(ステツプ:“N値をMnioにセツト”)。
そして再びステツプに至り、MWでのラジオ
放送を受信すれば、ステツプで自動選局を停止
し、これが好みのラジオ放送であれば、ステツプ
のENDに至る。もし、好みのラジオ放送でな
ければ、自動選局釦をオンにし、ステツプに戻
る。
そのステツプにおいて逆に、MWでのラジオ
放送をまだ受信していなければ、ステツプの結
果はNOであり、ステツプに至る。今、第1図
のRMWで選局しているのであるから、ステツプ
の結果はYESとなり、ステツプ(“N→N+
1”)に至る。そして、さらに高い周波数での受
信周波数を有するラジオ放送を求めて、デイジタ
ルN値を1ステツプ歩進する。このデイジタルN
値は、ステツプ→ステツプ′(“ラジオ放送は
あるか?”)→ステツプ(“N値はMnax
か?”)→ステツプのルートで、逐次歩進さ
れ、ラジオ放送に出合うまで行なわれる。もし、
MWでのラジオ放送に出合えば、ステツプ′の
結果はYESとなり、ステツプに至つて自動選
局を停止する。もしこのラジオ放送が好みであれ
ば、操作はステツプに至りENDとなる。も
し、このラジオ放送が好みでなければ、再び自動
選局釦をオンにしステツプに戻る。
今、受信周波数は第1図のRMWの中にあるか
ら、ステツプよりステツプに至つたとき、ス
テツプの結果はNOとなり、ステツプ(ステ
ツプ:“N値はMnaxか?”)に至る。もし、
現在のN値がRMWの途中の受信周波数を選択し
ていたとすれば、ステツプの結果はNOとな
り、前述したステツプに至り、再びステツプ
′→ステツプ→ステツプ→ステツプ′のル
ートで好みのラジオ放送を求める。
RMWの中で選局を続け、受信周波数がMnax
に至ると、ステツプの結果はYESとなり、ス
テツプ(ステツプ:“LWに切替”)に至
る。なお、この切替も又、手動によるバンド切替
でなく、ラジオ受信機内でN値の置数変更と
LW/MWバンド切替信号により自動的に実行さ
れる。ここにN値はLnioにセツトされる(ステ
ツプ:“N値をLnioにセツト”)。従つて、受
信周波数は再び受信周波数範囲RLWに戻り、既
述と同様の操作を繰り返す。
上述の動作説明は第1図の実線の矢印のルート
に沿つて行なわれたが、第1図の点線の矢印のル
ートに沿つて行なう場合は、上述と逆の操作を行
えば良い。すなわち、ステツプは“N値はMW
か”とし、ステツプは“N値はMnioか?”と
し、ステツプは“N→N−1”とし、ステツプ
は“N値はLWか?”とし、ステツプは
“LWに切替”とし、ステツプは“N値をLnax
にセツト”とし、ステツプは“N→N−1”と
し、ステツプは“N値はLnioか?”とし、ス
テツプは“MWに切替”とし、ステツプは
“N値をMnaxにセツト”、とすれば良い。
第2図は自動又は手動の選局を行なうフローチ
ヤートを示したが、第3図はプリセツト釦による
プリセツト選局を行なう場合のフローチヤートを
示す。第3図において、ステツプにおいて先ず
プリセツト釦をオンにする。オンにされたこのプ
リセツト釦がLWのラジオ放送か否かを調べる
(ステツプ:“N値はLWか?”)。もしこのプ
リセツト釦がLWのラジオ放送を選択していると
すれば(YES)、ラジオ受信機の同調回路を、
LW/MWバンド切替信号によつてLW系に切替
え(ステツプ:“LWに切替”)、そのプリセツ
ト釦により指定されたN値をセツトする(ステツ
プ:“N値をセツト”)。ここにプリセツト釦に
より指定されたLWバンドのラジオ放送を受信す
ることができる(ステツプ:“放送受信”)。
一方、ステツプにおいてN値がMWと判断さ
れると(NO)、ステツプに至り、LW/MWバ
ンド切換信号によつて“MWに切替”の操作を実
行し、さらに、ステツプにおいて、“N値をセ
ツト”を実行し、ステツプにて所望のMWバン
ドのラジオ放送を受信することができる。
なお、第3図のフローチヤートにおいて、ステ
ツプの判断およびステツプおよびのバンド
切替はラジオ受信機内で自動的に行なうことがで
きる(後述)。
ところで、前述した第2図および第3図の各フ
ローチヤートに示した動作は、ソフトウエアを主
体として、マイクロコンピユータによつて実行せ
しめることができる。すなわち上述したステツプ
群の大半をプログラムしておき、このプログラム
に沿つてラジオ受信機を制御することができる。
又、前述した第2図および第3図の各フローチ
ヤートに示した動作は、ハードウエアを主体とし
て、電気回路によつて実行させることも勿論であ
る。
第4図はハードウエアを主体として構成された
本発明のラジオ受信機の回路を示すブロツク図で
ある。第4図において、ANTはラジオ放送を受
信するアンテナ、SPはラジオ放送を音声として
出力するスピーカである。アンテナANTからス
ピーカSPに至る回路ブロツク10は既存の回路
部分を示す(ただしFM系の回路は省略する)。
従つてこの回路ブロツク10より外側にある回路
が本発明により導入された部分である。
先ずアンテナANTからの入力信号はLW受信段
20又はMW受信段30に印加される。LW受信
段20又はおよびMW受信段30に対しては、電
源切替回路51を介して、バツテリーBの電源が
択一的に供給される。従つてLW受信段20が能
動状態のときはMW受信段30が休止状態とな
り、この逆の場合も成り立つ。LW受信段20又
はMW受信段30からのLW中間周波信号又は
MW中間周波信号はOR回路11を介して、中間
周波制御段40に至り、さらに音声回路(AF)
12を経由してスピーカSPに至る。
LW受信段20は、LW同調・増幅回路(LW/
RF)21およびLW局部発振回路(LW/LO)
22と該回路21および22からの出力信号を周
波数混合するLW混合回路(LW/MIX)23と
からなる。
MW受信段30は、MW同調・増幅回路
(MW/RF)31およびMW局部発振回路
(MW/LO)32と該回路31および32からの
出力信号を周波数混合するMW混合回路(MW/
MIX)33とからなる。
中間周波制御段40は、OR回路11からの中
間周波出力信号を増幅する中間周波増幅回路
(IF)41と、該回路41の出力に出現した中間
周波信号を検波する検波回路(DET)42と、
その中間周波信号の出現を検知する中間周波信号
検知回路(IF/DET)43とからなる。
前記回路22からのLW局部発振信号SLL又は
前記回路32からのMW局部発振信号SLMはOR
ゲート13を介してPLL回路14に至る。回路1
4は信号SLL又はSLMを受信すると共に、外部
から印加されたデイジタルN値データDNを受信
し、いわゆる周波数シンセサイザを形成する。す
なわち、回路14は水晶発振器Xtalを内蔵し、そ
のデータDNによつて指定されたN値によつて定
まる発振出力信号を生成し、低域ろ波器(LPF)
15→局部発振回路22(又は32)→ORゲー
ト13→PLL回路14→低域ろ波器(LPF)15
というフエーズロツクループを安定に維持する。
なおこのフエーズロツクループが安定している
間、 SLL=N・r 又は SLM=N・r が成立している。ただし、SLLおよびSLMはそ
れぞれ前記信号SLLおよびSLMの周波数、Nは
デイジタルN値(DN)、rは基準信号の周波
数、例えば9kHzである。なお、この9kHzは第1
図のRLWおよびRMW内に位置する複数のラジオ
放送相互間の小セパレーシヨン周波数に相当す
る。
以上第4図における既存の回路部分について説
明したので、次に第4図における本発明の回路部
分について説明する。本発明の回路部分の主体
は、比較回路52、第1の記憶回路53、デイジ
タルN値発生回路54、第2の記憶回路を含む選
局回路55および操作パネル部56からなる。操
作パネル56は例えば第5図に示すような操作釦
群を備えている。本図において、PBはプリセツ
ト釦群であり例えば7チヤンネルのラジオ放送を
選択できる。ATは上り方向の自動選局釦、
AT′は下り方向の自動選局釦である。又、MTは
手動選局用のつまみであり、右に回せば、上り方
向、左に回せば下り方向の手動選局が行なえる。
VDは、音量調節のボリユームつまみである。以
上は回転式つまみによる手動選局の場合であるが
別の選局方法として、モメンタリー形のプツシユ
ボタンによる手動選局は、VDをONして上り方
向、MTをONして下り方向とすることも可能で
ある(どちらか一方のみでも良い)。BSはバンド
切替釦であり、AM(LW、MW)とFMの切替を
行なう。ただし、LWとMWの切替は、既述の如
く、不要である。現在どのバンドのどの受信周波
数を選択しているかは、表示パネルDPに表示さ
れる。MBはメモリ釦であり、プリセツト釦PBの
各々に好みのラジオ放送を対応させるための初期
設定時に使用する。
再び第4図に戻ると、第3図のフローチヤート
を実行する場合、操作パネル56より所望のプリ
セツト釦(PB)をオンとし、選局回路55を経
由してそのプリセツト釦に対応するデイジタルN
値に変換し、デイジタルN値発生回路54にセツ
トする。該回路54は、そのN値に相当するデー
タDNをPLL回路14に出力し、ここに前記プリ
セツト釦で指定された所望のラジオ放送が受信で
きる。
一方、第4図において、第2図のフローチヤー
トを実行する場合、操作パネル56でステツプ
を実行し、ステツプを選局回路55の図示しな
いLW/MW判別回路で実行し、回路51を制御
する。ステツプは回路52で実行し、ステツプ
を回路54で実行する。回路54は回路14か
らのクロツク信号CLKを受けてN→N+1を行
なう。ステツプは回路43からの信号SIDの有
無によつて実行され、回路54はクロツク信号
CLKの受信を停止する。ステツプは前記の図
示しないLW/MW判別回路で実行する。ステツ
プはそのLW/MW判別回路により、回路51
を制御して実行する。ステツプは、回路53よ
り回路54へデータ転送することにより行なわれ
る。ステツプは、ステツプと同様回路54に
よつて実行される。ステツプは回路52により
実行される。ステツプは、前記LW/MW判別
回路により、回路51を制御して実行する。ステ
ツプは、回路53より回路54へデータ転送す
ることにより実行する。
第6図は第4図における本発明に係る回路をさ
らに詳細に示したブロツク図である。第6図にお
けるORゲート13、PLL回路14および低域ろ
波器(LPF)15は第4図に示したのと同様であ
り、ORゲート13は信号SLLおよびSLMを受信
し、又必要であればFMの局部発振信号SLFを受
信する。今、仮りに上り方向の自動選局釦64−
4(第5図のAT)が押されたとすると、フリツ
プ・フロップ・アレー回路63の対応する1つの
フリツプ・フロツプをセツトし、その出力がライ
ン101を介してスイープ制御回路62に印加さ
れる。これにより、10進カウンタとして動作する
4ビツトプログラマブル・アツプ/ダウン・カウ
ンタ66−1,66−2,66−3および66−
4の各アツプ制御入力に、ライン102を介して
アツプ制御信号が印加される。これによりカウン
タ66−1〜66−4はアツプ・カウンタとして
動作する。なお、カウンタ66−1〜66−4は
第4図におけるデイジタルN値発生回路54に対
応する。又は、第2の記憶回路67に記憶されて
いた、最後に受信した受信周波数に相当するN値
を、カウンタ66−1〜66−4に、ライン10
3,104,105および106を介してセツト
する。このセツトは、ライン107を介してロー
ド指令信号により行なわれる。最後に受信した受
信周波数が記憶されるのは、カウンタ66−1〜
66−4における最後のN値を、ライン108を
介して該第2の記憶回路67にストアすると共
に、該回路67の電源を常時オンとしておくこと
により可能となる。つまり回路67への電源はラ
イン109を通じて常に確保されている。これに
対し、第4図の回路ブロツク10への電源は、ラ
イン110によつて与えられこれに直列接続する
スイツチによりオン・オフする。なお、第2の記
憶回路67はRAM(Random Access Memory)
で構成できるものであつて、第4図の回路55に
対応する。
今、カウンタ66−1〜66−4にセツトされ
ているN値がLWか又はMWかを調べるために
(第2図のステツプ参照)、LW/MW判別回路
78が設けられる。該回路78は、ある事実に着
目することにより極めて簡単に構成できる。つま
りLWではN値が67〜81、MWではN値が108〜
228であるため、N値の100の位に対応するカウン
タ66−3のビツト出力は、LWにおいては
“0000”となり、MWにおいては“0001”もしく
は“0010”となるから、該カウンタ66−3の最
下位ビツトおよびこれより1ビツト上位のビツト
を監視すればLWかMWかの判別ができる。従つ
て例えば、当該2ビツトを入力とする2入力OR
ゲートで該回路78は簡単に構成できる。
現在のカウンタ66−1〜66−4のN値が
LWであるかMWであるかは、該回路78で決定
され、第1の記憶回路73(第4図の回路53)
および電源切替回路79(第4図の回路51)に
通知される。回路79は、回路78の指示によ
り、LW系への電力PLW又はMW系への電力
PMWを出力する。今、仮りに回路78がLWで
あることを判別したとすると(ステツプの
YES)、第1の記憶回路73(第4図の回路5
3)は比較回路72の第2の比較入力()に
LWの上限周波数Lnaxに相当するデータを出力
する。この回路72はいわゆるデイジタル・コン
パレータにより構成できる。又、回路73は
ROM(Read Only Memory)によつて構成で
き、上記LWの上限周波数Lnaxの他、その下限
周波数Lnio、MWの上および下限周波数Mnax
およびMnioに相当するデータもストアしてい
る。
上述のとおり、今、比較回路72の第2の比較
入力()にはLWの上限周波数Lnaxが固定的
に入力されており、一方該回路72の第1の比較
入力()にはカウンタ66−1〜66−4から
のN値が入力される。このN値は、上り方向の自
動選局モードにおいて(第5図の釦AT押下)、
順次増大して行く(第2図のステツプ。カウン
タ66−1〜66−4のN値が順次増大するの
は、これらカウンタが、スイープ制御回路62よ
りライン112を通してクロツク信号CLK(第
4図のCLK参照)を与えられるからである。な
お、このクロツク信号CLKは、PLL回路14よ
り与えられる高周波のクロツク信号を、分周回路
61により例えば10kHzのクロツク信号に分周す
ることによつて生成される。かくして、カウンタ
66−1〜66−4は連続的に到来するクロツク
信号CLKを受信して、N値を順次増大させて行
く(第2図のステツプ)。順次増大するN値
は、データセレクタ65を介して、N値データD
NとしてPLL回路14に順次印加される。なお、
データセレクタ65は、ライン113を介し分周
回路61からのクロツク信号に同期して順次カウ
ンタ66−1〜66−4のN値をPLL回路14に
供給する。ライン113上のクロツク信号はライ
ン112上のクロツク信号にも同期するからであ
る。
かくして、第4図のLW受信段20はPLL回路
14によつて、第1図の受信範囲RLWを順次走
査する。そして第2図のステツプにおいて、ラ
ジオ放送の有無を判断する。もしラジオ放送を受
信すれば、第4図の中間周波信号検知回路43よ
り中間周波検知信号SIDが出力され、フリツプ・
フロツプ・アレー回路63に印加される。ここ
に、上り方向の自動選局釦64−4に接続するフ
リツプ・フロツプ(図示せず)がリセツトされ、
ライン101を通してスイープ制御回路62を非
能動状態にする。従つて、カウンタ66−1〜6
6−4も又、非能動状態になり最後のN値を保持
したままとなる(第2図のステツプ)。そし
て、この最後のN値に相当するLWのラジオ放送
を受信する。
カウンタ66−1〜66−4がN値を増大させ
る間、ラジオ放送が無ければ(第2図のステツプ
のNO)、第2図のステツプに至る。ステツプ
で、第6図のLW/MW判別回路78により、
カウンタ66−1〜66−4のN値がLWと判別
されれば、第2図のステツプに戻る。このステ
ツプの動作は主として第6図の比較回路72が
行なう。前述したとおり、回路72はその第2の
比較入力()にLWの上限周波数Lnaxを受信
しているから、その第1の比較入力()に印加
されている、カウンタ66−1〜66−4のN値
と大小比較する。もしこのN値がそのLnaxに相
当するN値に一致すると、受信周波数は第1図の
RLWの上限に達したことになる(第2図のステ
ツプの結果がYES)。ここに、比較回路72は
一致信号を、ライン114を介して回路73に送
出し、該回路73にストアしているMWの下限周
波数Mnioに相当するデータを、ライン115を
介し第2の記憶回路67に書込む。この書込みの
指示は、読出し/書込み制御回路71を介して行
なわれる。第2の記憶回路67に書込まれた、
Mnioに相当するデータは、ライン103〜106
を通してカウンタ66−1〜66−4にセツトさ
れ、カウンタ66−1〜66−4のN値をMnio
に相当する値に変更する。これにより、回路78
は、ライン111を通して、MWへの切替を判別
し、回路79より、MW受信段30(第4図)に
対し電力PMWを出力せしめる。ここに受信周波
数は第1図のRMWの始点に位置することにな
る。
一方、比較回路72がライン114より前記一
致信号を出力すると、回路73は、該回路73に
ストアしているMWの上限周波数Mnaxに相当す
るデータを出力し、回路72の第2の比較入力
()にこれを印加する。かくして、受信周波数
が第1図のRMWにある間、回路72の第2の比
較入力()は、そのMnaxに相当するデータを
固定的に受信することになる。
今、MWへ切替がなされたので、第2図のステ
ツプの結果はNOであり、ステツプに至る。
カウンタ66−1〜66−4のN値がMnaxに相
当する値にまで到達しないとき、ステツプの結
果はNOである。これは、第6図の回路72が未
だ一致信号を出力していないことに相当する。こ
のため、第2図のステツプに至る。今、第2図
のステツプにおいて、第6図の上り方向の自動
選局釦64−4が押されたので、フリツプ・フロ
ツプ・アレー回路63を通してスイープ制御回路
62は、カウンタ66−1〜66−4を、クロツ
ク信号CLKを計数するアツプ・カウンタとして
動作させ、これによりカウンタ66−1〜66−
4のN値は、Mnioに相当する値から順次増大し
て行く(第2図のステツプ)。そして、第4図
の回路43より中間周波検知信号SIDが回路63
に印加されると対応するフリツプ・フロツプはリ
セツトされ、スイープ制御回路62が非能動状態
となり、カウンタ66−1〜6−4の計数動作は
停止し、そのときのN値を保持する(第2図のス
テツプ′の結果がYES)。このときのラジオ放
送が好みでなければ再び釦64−4を押し、第2
図のステツプに戻る。そして最終的にカウンタ
66−1〜66−4のN値がMnaxに相当する値
に到達すると、比較回路72の第1および第2の
比較入力の値が一致し、ライン114を介して一
致信号を回路73に送出する(第2図のステツプ
の結果がYES)。これにより回路73は、該回
路73にストアしていたLnioに相当するデータ
を、ライン115を介して、回路67に書込み、
カウンタ66−1〜66−4のN値をLnioに相
当する値にセツトする(第2図のステツプ)。
これにより、ライン111のビツトは“0”にな
り、回路78および79を介してLW受信段20
に電力PLWを送出し、自動的にバンド切替を行
なう(第2図のステツプ)。又、このとき、回
路73はライン114からの一致信号を受けて比
較回路72の第2の比較入力()にLnaxに相
当する値を固定的に印加し、第1図のRLWにお
ける始点より走査し始める。なお、第2図のステ
ツプおよび、ならびにステツプおよびは
ほぼ同時に完了するものである。
以上、上り方向の自動選局を行なう動作につい
て述べたが、下り方向の自動選局を行なうには釦
64−3をオンにする。この結果、カウンタ66
−1〜66−4はダウンカウンタとして動作す
る。又、比較回路72が一致信号を出力したと
き、回路73は、該回路72の第2の比較入力
()にRLW、RMWの下限周波数LnioMnio
に相当する値を送出し、回路67には上限周波数
LnaxMnaxに相当する値を送出する。その他
の動作は、上り方向の自動選局と全く同じであ
る。
上り方向の半自動選局のときは釦64−2をオ
ンにし、下り方向の半自動選局のときは釦64−
1をオンにする。この場合、釦64−1又は64
−2をオフにすると、即座にスイープ制御回路6
2は非能動状態となり、任意の受信周波数を選択
することができる。
第3図に示したフローチヤートの動作を第6図
で実行するには、第3図のステツプにおいて、
プリセツト釦70−1〜70−7(第5図の
PB)のいずれかをオンにする。いずれがオンし
たかは、プリセツト・ラツチ回路69で検知さ
れ、ライン120を介して第2の記憶回路67に
通知される。回路67は、プリセツト釦70−1
〜70−7の各々に応じたN値をストアしてお
り、この中の指定の1つのN値をカウンタ66−
1〜66−4にセツトする(第3図のステツプ
および)。このN値をもつてPLL回路14が動
作し、対応するラジオ放送を受信する。なお、第
3図のステツプはLW/MW判別回路78によ
り行なわれる。プリセツト釦70−1〜70−7
がいかなるラジオ放送を選局すべきかは、予め回
路67にデータの初期書込みを行なうことで実現
される。この場合、メモリ釦68S(第5図の釦
MB)をオンにして、フリツプ・フロツプ68を
セツトし、読出し/書込み制御回路71を介し
て、回路67を書込みモードにする。例えば第5
図の手動選局用つまみMTを操作して、好みのラ
ジオ放送を受信したとき、プリセツト釦70−1
〜70−7の1つをオンにすると共にメモリ釦6
8Sも同時にオンとし、この好みのラジオ放送に
相当するカウンタ66−1〜66−4のN値を、
ライン108を介して回路67に書込む。
74はバンドセレクタであり、スイツチ75お
よび76と協働する。スイツチ75は第5図のバ
ンド切替釦BSに相当し、AMかFMかの区別を、
セレクタ74を介し、LW/MW判別回路78、
第1の記憶回路73および第2の記憶回路67に
通知する。この場合、回路67および73はそれ
ぞれAMのメモリ領域を能動状態にする。なお、
本発明ではFMについては特別言及しない。スイ
ツチ76はLWの有無を選択するためのものであ
り、例えば、ラジオ受信機がLWのラジオ放送が
無い国で使用されることが予め明らかなとき、該
スイツチ76を工場内で短絡しておく。これによ
り、LW/MW判別回路78は、ライン121を
介し、常にMWを選択するようにする。
80は表示パネルであり、第5図の表示パネル
DPに相当する。パネル80における表示は演算
回路77を通じて行なわれる。回路77は、カウ
ンタ66−1〜66−4から受信したN値を例え
ば155kHzの如き受信している周波数の数値に変
換するための演算を行なう。この場合、前述した
基準周波数rSLL=N・r又はSLM=N・
r参照)が国毎に例えば5kHz、9kHzあるいは
10kHzと異なるので、どのrを選択すべきか、
回路73よりライン122を介して指定を受け
る。
表示パネル80は分周回路61からのクロツク
信号で動作し、又、回路78も回路67もそのク
ロツク信号で動作する。
フリツプ・フロツプ・アレイ回路63が動作す
るときは、プリセツト・ラツチ回路69が動作し
てはならず、又この逆に回路69が動作するとき
は、回路63が動作してはならないので、ライン
123および124によつて相互にリセツトし合
う。なぜなら手動選局と自動選局とを同時に行な
つてはならないからである。
又、フリツプ・フロツプ68のリセツトは、プ
リセツト釦70−1〜70−7の1つがオンとな
つたとき、回路69およびライン125を通して
行なう。
以上説明したように本発明によれば、最初に述
べた(1)、(2)および(3)の事項を満足するラジオ受信
機が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のラジオ受信機の動作を説明す
るためのグラフ、第2図は本発明のラジオ受信機
により自動又は手動選局する場合の動作を示すフ
ローチヤート、第3図は本発明のラジオ受信機に
おいてプリセツト釦によるプリセツト(デイジタ
ル)選局する場合の動作を示すフローチヤート、
第4図はハードウエアを主体として構成された本
発明のラジオ受信機の回路を示すブロツク図、第
5図は本発明のラジオ受信機に用いる操作パネル
の例を示す正面図、第6図は本発明のラジオ受信
機における主要部をさらに詳細に示すブロツク図
である。 図において、14はPLL回路、15は低域ろ波
器、20はLW受信段、30はMW受信段、62
はスイープ制御回路、66−1〜66−4はそれ
ぞれプログラマブル・アツプ/ダウン・カウン
タ、67は第2の記憶回路、72は比較回路、7
3は第1の記憶回路、78はLW/MW判別回
路、79は電源切替回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 LW受信信号をLW中間周波信号に変換する
    ためのLW同調・増幅回路21、LW局部発振回
    路22およびLW混合回路23とからなるLW受
    信段20と、 MW受信信号をMW中間周波信号に変換するた
    めのMW同調・増幅回路31、MW局部発振回路
    32およびMW混合回路33とからなるMW受信
    段30と、 前記LW受信段20又は前記MW受信段30か
    らの前記LW中間周波信号又は前記MW中間周波
    信号のいずれか一方の信号を受信して音声回路1
    2を駆動するための検波回路42および中間周波
    信号の出現を検知する中間周波信号検知回路43
    を含んでなる中間周波制御段40と、 前記LW受信段20又は前記MW受信段30か
    らのLW局部発振信号SLL又はMW局部発振信号
    SLMのいずれか一方を受信し、外部から印加さ
    れたデイジタルN値DNによつて規定された発振
    出力信号を前記LW同調・増幅回路21又は前記
    MW同調・増幅回路31に帰還するPLL回路14
    と、 前記デイジタルN値DNを発生するための、プ
    ログラマブル・アツプ/ダウン・カウンタからな
    るデイジタルN値発生回路54と、 該デイジタルN値発生回路54のデイジタルN
    値DNを外部から指定された上り方向又は下り方
    向に逐次変化させるスイープ制御回路62と、 前記デイジタルN値DNを第1の比較入力
    ()とする比較回路72と、 LWの受信周波数範囲の下限周波数Lnioおよ
    び上限周波数LnaxとMWの受信周波数範囲の下
    限周波数Mnioおよび上限周波数Mnaxとを記憶
    し、これらLnioおよびLnaxの一方の値又はこ
    れらMnioおよびMnaxの一方の値を前記比較回
    路72の第2の比較入力()に印加するため
    の、ROM(Read Only Memory)からなる第1
    の記憶回路73と、を含んでなるラジオ受信機に
    おいて、 前記デイジタルN値DNを受信して該デイジタ
    ルN値DNがLWに相当するかMWに相当するかを
    判別しその判別結果によりそれぞれ前記Lnio
    よびLnax又は前記MnioおよびMnaxのいずれ
    かを指定し且つ前記LW受信段20又はMW受信
    段30のいずれかを能動状態にするLW/MW判
    別回路78と、 前記デイジタルN値発生回路54に初期置数す
    るための記憶回路であつて、前記第1の記憶回路
    73に記憶された前記LnioおよびLnaxの他方
    の値又は前記MnioおよびMnaxの他方の値が該
    第1の記憶回路73から印加される、RAM
    (Random Access Memory)からなる第2の記
    憶回路67と、を有し、 前記第1の記憶回路73は、前記比較回路72
    から一致信号が出力される毎にLWからMWへ又
    はMWからLWへ切り替えて、前記上り方向が指
    定された場合、LWではLnaxおよびLnioをそ
    れぞれ前記比較回路72の第2比較入力()お
    よび前記第2の記憶回路67に印加し、MWでは
    MnaxおよびMnioを該第2比較入力()およ
    び該記憶回路67にそれぞれ印加し、一方、前記
    下り方向が指定された場合、LWではLnioおよ
    Lnaxをそれぞれ前記比較回路72の第2入力
    ()および前記第2の記憶回路67に印加し、
    MWではMnioおよびMnaxを該第2比較入力
    ()および該記憶回路67にそれぞれ印加する
    ことを特徴とするラジオ受信機。
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