JPS61119293A - シ−ト用ヘツドレストおよびその製造方法 - Google Patents
シ−ト用ヘツドレストおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPS61119293A JPS61119293A JP59241322A JP24132284A JPS61119293A JP S61119293 A JPS61119293 A JP S61119293A JP 59241322 A JP59241322 A JP 59241322A JP 24132284 A JP24132284 A JP 24132284A JP S61119293 A JPS61119293 A JP S61119293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- molded product
- headrest
- frame
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の技術分野）
本発明は、シートの背もたれ部に設けられるヘッドレス
トと、その製造方法に関する。
トと、その製造方法に関する。
従来、ヘッドレストを製造するには、例えば金属製のヘ
ッドレストフレームにポリウレタン等からなるクッショ
ン体をモールド成形し、クッション体の外側を織物や塩
化ビニールレザー等の表皮で縫製するのが一般的であっ
た。しかしこの場合、複雑な形状のヘッドレストでは縫
製が困難であった。
ッドレストフレームにポリウレタン等からなるクッショ
ン体をモールド成形し、クッション体の外側を織物や塩
化ビニールレザー等の表皮で縫製するのが一般的であっ
た。しかしこの場合、複雑な形状のヘッドレストでは縫
製が困難であった。
また、別の製造方法として、第３図（Ａ）。
（Ｂ）に示されるような方法もある。この場合、予め袋
状の表皮１をブロー成形あるいはスラッシュ成形、回転
成形などによって成形した後、表皮１の内部にフレーム
２を挿入する。そして、ポリウレタン等を注入し一体に
発泡成形し、クッション体３とする。
状の表皮１をブロー成形あるいはスラッシュ成形、回転
成形などによって成形した後、表皮１の内部にフレーム
２を挿入する。そして、ポリウレタン等を注入し一体に
発泡成形し、クッション体３とする。
しかしながら上記方法では、表皮１の成形工程と、クッ
ション体３の発泡成形工程とが分離しているため、生産
効率が悪くコスト高となったり、ウレタンの発泡時に必
要なエア抜き部を適当な位置に設定できず、ボイドがで
きるなどの問題があった。しかもこの方法では、例えば
孔明きタイプのヘッドレストのように、クッション部分
に前後に貫通する空間部分を有する形状では、表皮の成
形侵にフレームを挿入することができないため、製造困
難であった。
ション体３の発泡成形工程とが分離しているため、生産
効率が悪くコスト高となったり、ウレタンの発泡時に必
要なエア抜き部を適当な位置に設定できず、ボイドがで
きるなどの問題があった。しかもこの方法では、例えば
孔明きタイプのヘッドレストのように、クッション部分
に前後に貫通する空間部分を有する形状では、表皮の成
形侵にフレームを挿入することができないため、製造困
難であった。
このような孔明きタイプのヘッドレストを成形する手段
として、ＲＩＭ成形（Ｒｅａｃｔｉｏｎ Ｉ ｎｊｅｃ
ｔ＋ｏｎ Ｍ ｏｌｄｉｎｇ ：反応射出成形）を用
いることが考えられるが、ＲＩＭ成形はウレタンの密度
が一般のものと比較して１０倍程度も大きく、重量が増
加するばかりでなく、原料単価も５割から１０割も高く
、コスト高となる。
として、ＲＩＭ成形（Ｒｅａｃｔｉｏｎ Ｉ ｎｊｅｃ
ｔ＋ｏｎ Ｍ ｏｌｄｉｎｇ ：反応射出成形）を用
いることが考えられるが、ＲＩＭ成形はウレタンの密度
が一般のものと比較して１０倍程度も大きく、重量が増
加するばかりでなく、原料単価も５割から１０割も高く
、コスト高となる。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、いわゆる孔明きタイプのヘッドレストに好適
である。すなわち本発明のシート用ヘッドレストは、枠
材によって周囲が囲まれる空間部分を有した金属製のフ
レームを有する。更に、上記フレームに取着される低密
度の発泡体成形品（例えば発泡ポリエチレンの成形品）
と、この発泡体成形品よりも密度が高くかつこの発泡体
成形品を包囲しかつ上記空間部分の一部が残るようにし
て一体成形されたポリウレタンインテグラルスキンフオ
ームからなるクッション体を具備する。
である。すなわち本発明のシート用ヘッドレストは、枠
材によって周囲が囲まれる空間部分を有した金属製のフ
レームを有する。更に、上記フレームに取着される低密
度の発泡体成形品（例えば発泡ポリエチレンの成形品）
と、この発泡体成形品よりも密度が高くかつこの発泡体
成形品を包囲しかつ上記空間部分の一部が残るようにし
て一体成形されたポリウレタンインテグラルスキンフオ
ームからなるクッション体を具備する。
上記構成のヘッドレストは、クッション体がポリウレタ
ンインテグラルスキンフオームからなるため、織物やビ
ニールレザーなどの表皮を縫製する必要がない。このた
め、孔明きタイプのヘッドレストのように比較的複雑な
形状のものも製造できる。
ンインテグラルスキンフオームからなるため、織物やビ
ニールレザーなどの表皮を縫製する必要がない。このた
め、孔明きタイプのヘッドレストのように比較的複雑な
形状のものも製造できる。
また、ポリウレタンインテグラルスキンフオーム自体は
一般のウレタンフオームに比べて密度が大きくかつ高価
であるが、本発明のヘッドレストは内部に発泡ポリエチ
レンなどのように比較的安価でかつ密度の小さな発泡体
成形品を使用できるから、安価で軽量なヘッドレストと
なる。
一般のウレタンフオームに比べて密度が大きくかつ高価
であるが、本発明のヘッドレストは内部に発泡ポリエチ
レンなどのように比較的安価でかつ密度の小さな発泡体
成形品を使用できるから、安価で軽量なヘッドレストと
なる。
また本発明方法においては、枠材によって周囲が囲まれ
る空間部分を有した金属製のフレームに、予め発泡成形
して得た低密度の発泡体成形品を取付けるとともに、発
泡型の内面に例えばポリウレタン系塗料などの表面剤を
塗布しておく。そしてこの発泡型に、上記発泡体成形品
の取着されたフレームをセットするとともに、ＲＩＭ成
形によって上記発泡体成形品よりも高密度のポリウレタ
ンインテグラルスキンフオームを発泡成形することによ
り、低密度の発泡体成形品を内蔵したクッション体を形
成することを特徴とする。
る空間部分を有した金属製のフレームに、予め発泡成形
して得た低密度の発泡体成形品を取付けるとともに、発
泡型の内面に例えばポリウレタン系塗料などの表面剤を
塗布しておく。そしてこの発泡型に、上記発泡体成形品
の取着されたフレームをセットするとともに、ＲＩＭ成
形によって上記発泡体成形品よりも高密度のポリウレタ
ンインテグラルスキンフオームを発泡成形することによ
り、低密度の発泡体成形品を内蔵したクッション体を形
成することを特徴とする。
上記表面剤によって、ポリウレタンインテグラルスキン
フオームの表面に適度な色彩と艶を出すことができる。
フオームの表面に適度な色彩と艶を出すことができる。
また、ＲＩＭ成形によってクッション体を成形するので
、孔明きタイプのヘッドレストであっても比較的容易に
成形することができる。
、孔明きタイプのヘッドレストであっても比較的容易に
成形することができる。
第１図および第２図に示された一実施例において、フレ
ーム１０は金属製であって、このフレーム１０は枠材１
１．１２．１３を枠組みして形成される。枠材１１は金
属パイプまたは棒状材を折曲げたものであり、左右一対
の脚部１１ａと、これら脚部１１ａの上端部を結ぶ水平
部１１ｂを有する。そして各脚部１１８間に、プレート
状の枠材１２．１３が上下に互いに離間して、溶接など
により固定される。また、これらの枠材１１，１２．１
３によって周囲が囲まれて、空間部１５が形成される。
ーム１０は金属製であって、このフレーム１０は枠材１
１．１２．１３を枠組みして形成される。枠材１１は金
属パイプまたは棒状材を折曲げたものであり、左右一対
の脚部１１ａと、これら脚部１１ａの上端部を結ぶ水平
部１１ｂを有する。そして各脚部１１８間に、プレート
状の枠材１２．１３が上下に互いに離間して、溶接など
により固定される。また、これらの枠材１１，１２．１
３によって周囲が囲まれて、空間部１５が形成される。
また上記フレーム１ｏに、低密度の発泡体成形品１８が
取付けられる。ここで言う低密度とは、下記クッション
体２０よりも比重が小さいという意味である。
取付けられる。ここで言う低密度とは、下記クッション
体２０よりも比重が小さいという意味である。
上記発泡体成形品１８は、例えば発泡ポリエチレンある
いは発泡スチロールなどのように、比較的安価に成形で
きかつ比重の小さな材料を使用する。この発泡体成形品
１８は、一対の分割片１８ａ、１８ｂからなる２つ割タ
イプであって、これら分割片１８ａ、１８ｂの相互対向
面１８Ｇを突き合わせ、接着剤あるいは接着テープなど
により固定（仮止め）される。各分割片１Ｂａ、ｉｓｂ
は、予め別の工程で発泡成形しておく。
いは発泡スチロールなどのように、比較的安価に成形で
きかつ比重の小さな材料を使用する。この発泡体成形品
１８は、一対の分割片１８ａ、１８ｂからなる２つ割タ
イプであって、これら分割片１８ａ、１８ｂの相互対向
面１８Ｇを突き合わせ、接着剤あるいは接着テープなど
により固定（仮止め）される。各分割片１Ｂａ、ｉｓｂ
は、予め別の工程で発泡成形しておく。
以上のように発泡体成形品１８の取付けられたフレーム
１０を発泡型にセットし、注入ゲート２１を通じてＲＩ
Ｍ成形（反応射出成形）することによりクッション体２
ｏが形成される。このクッション体２０は、上記発泡体
成形品１８よりも高密度に発泡成形されたポリウレタン
のインテグラルスキンフオームからなり、その発泡型の
内面には、予めポリウレタン系の塗料からなる表面剤が
コーティングされている。この表面剤によって、インテ
グラルスキンフオームの表面に適度な色合いと艶を出す
ことができる。
１０を発泡型にセットし、注入ゲート２１を通じてＲＩ
Ｍ成形（反応射出成形）することによりクッション体２
ｏが形成される。このクッション体２０は、上記発泡体
成形品１８よりも高密度に発泡成形されたポリウレタン
のインテグラルスキンフオームからなり、その発泡型の
内面には、予めポリウレタン系の塗料からなる表面剤が
コーティングされている。この表面剤によって、インテ
グラルスキンフオームの表面に適度な色合いと艶を出す
ことができる。
上記クッション体２０は、第２図に示されるように空間
部分１５が残るようにして成形される。
部分１５が残るようにして成形される。
この空間部分１５はヘッドレストの前後方向に貫通して
おり、こうして孔明きタイプのヘッドレストが得られる
。
おり、こうして孔明きタイプのヘッドレストが得られる
。
上記構成のヘッドレストは、クッション体２０としてポ
リウレタンインテグラルスキンフオームを使用している
ため、クッション体２０自身は一般のウレタンフオーム
に比べて密度が大きくかつ高価となるが、内部に安価で
かつ密度の小さな発泡体成形品１８が使用されているか
ら、安価で軽量なヘッドレストが得られる。しかも織物
やビニールレザーなどの表皮を縫製する必要がなく、ま
た注入ゲート２１をシートの背もたれ部に接する位置に
設けるとウレタンの注入口が目立たないため、注入口の
後処理も単にゲートを切離すだけでよいなど、製造工程
が簡略化するとともに、孔明きタイプのヘッドレストの
ような形状であっても比較的容易に製造することができ
る。
リウレタンインテグラルスキンフオームを使用している
ため、クッション体２０自身は一般のウレタンフオーム
に比べて密度が大きくかつ高価となるが、内部に安価で
かつ密度の小さな発泡体成形品１８が使用されているか
ら、安価で軽量なヘッドレストが得られる。しかも織物
やビニールレザーなどの表皮を縫製する必要がなく、ま
た注入ゲート２１をシートの背もたれ部に接する位置に
設けるとウレタンの注入口が目立たないため、注入口の
後処理も単にゲートを切離すだけでよいなど、製造工程
が簡略化するとともに、孔明きタイプのヘッドレストの
ような形状であっても比較的容易に製造することができ
る。
（発明の効果）
本発明によれば、゛簡単な工程により孔明きタイプのヘ
ッドレスト等を軽量にかつ安価に提供することができる
。
ッドレスト等を軽量にかつ安価に提供することができる
。
第１図は本発明の一実施例に係るヘッドレストを一部断
面で示す斜視図、第２図は第１図に示されたヘッドレス
トの正面図である。第３図（Ａ）および（Ｂ）は従来の
製造方法を工程順に示した断面図である。 １０・・・フレーム、１１．１２．１３・・・枠材、１
５・・・空間部分、１８・・・発泡体成形品、２０・・
・クッション体。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 ２第１ 図
面で示す斜視図、第２図は第１図に示されたヘッドレス
トの正面図である。第３図（Ａ）および（Ｂ）は従来の
製造方法を工程順に示した断面図である。 １０・・・フレーム、１１．１２．１３・・・枠材、１
５・・・空間部分、１８・・・発泡体成形品、２０・・
・クッション体。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 ２第１ 図
Claims (2)
- （１）枠材によつて周囲が囲まれる空間部分を有した金
属製のフレームと、このフレームに取着された低密度の
発泡体成形品と、この発泡体成形品よりも密度が高くか
つこの発泡体成形品を包囲しかつ上記空間部分の一部が
残るようにして一体成形されたポリウレタンインテグラ
ルスキンフォームからなるクッション体とを具備したこ
とを特徴とするシート用ヘッドレスト。 - （２）枠材によつて周囲が囲まれる空間部分を有した金
属製のフレームに、予め発泡成形された低密度の発泡体
成形品を取付け、そののちこのフレームを、内面に表面
剤が塗布された発泡型にセットするとともに、ＲＩＭ成
形によつて上記発泡体成形品よりも高密度のポリウレタ
ンインテグラルスキンフォームを発泡成形することによ
り、上記発泡体成形品を内蔵するクッション体を形成す
るようにしたことを特徴とするシート用ヘッドレストの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59241322A JPS61119293A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | シ−ト用ヘツドレストおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59241322A JPS61119293A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | シ−ト用ヘツドレストおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61119293A true JPS61119293A (ja) | 1986-06-06 |
| JPH036831B2 JPH036831B2 (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=17072570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59241322A Granted JPS61119293A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | シ−ト用ヘツドレストおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61119293A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62139356U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-02 | ||
| US5165754A (en) * | 1990-09-19 | 1992-11-24 | Cesa-Compagnie Europeenne De Sieges Pour Automobiles | Headrest with closed cell cushion and a covering having an auto formed surface film and overmoulded underlayer |
-
1984
- 1984-11-15 JP JP59241322A patent/JPS61119293A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62139356U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-02 | ||
| JPH0430926Y2 (ja) * | 1986-02-28 | 1992-07-24 | ||
| US5165754A (en) * | 1990-09-19 | 1992-11-24 | Cesa-Compagnie Europeenne De Sieges Pour Automobiles | Headrest with closed cell cushion and a covering having an auto formed surface film and overmoulded underlayer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH036831B2 (ja) | 1991-01-31 |
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