JP2585358B2 - 射出成形靴及びその製造方法 - Google Patents

射出成形靴及びその製造方法

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D35/00Producing footwear
    • B29D35/06Producing footwear having soles or heels formed and joined on to preformed uppers using a moulding technique, e.g. by injection moulding, pressing and vulcanising
    • B29D35/08Producing footwear having soles or heels formed and joined on to preformed uppers using a moulding technique, e.g. by injection moulding, pressing and vulcanising having multilayered parts
    • B29D35/081Producing footwear having soles or heels formed and joined on to preformed uppers using a moulding technique, e.g. by injection moulding, pressing and vulcanising having multilayered parts by injection moulding

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、射出成形された靴に関し、特に靴外底と靴
本体との間に靴内底を備えた射出成形靴及びその製造方
法に関する。
(従来の技術) 従来、特開昭61−41401号公報に見られるように、射
出成形される短靴等は、予め射出成形した靴外底をボト
ムモールドに据え置き、該靴外底に設けた射出孔を介し
てサイドモールドに靴本体を射出成形し、両者を一体に
成形したものが知られている。このような靴は靴外底の
靴内面側には靴本体と一体に成形された内底が形成され
た構造となる。これは全て射出成形のみで製造できるの
で、製造容易であり廉価に得られる利点がある。しかし
ながら、該靴外底は耐久性を向上させるために比較的硬
い材質が用いられ、また靴本体も靴外底よりは軟らかい
ものの比較的硬い材質で形成されるため、クッション性
に乏しく履き心地の低下が避けられない。
他方、予め靴本体の胛被部分を射出成形すると共に該
胛被部分の下縁開口に上底を縫着して靴本体を形成し、
前記と同様に靴外底をボトムモールドに据え置き、前記
靴本体と対置して、その間隙に他の樹脂を射出成形して
中間底を形成した靴も知られている。
この場合には、中間底に発泡性の樹脂を用いることに
より、前記のクッション性を改善することができる。
しかしながら、前記構成にあっては、上底を逢着する
作業が必要であるため、製造容易な射出成形の靴には馴
染まず、また廉価に得ることができない不都合がある。
(本発明が解決しようとする課題) 本発明は、かかる従来の不都合を解消し、靴底が好適
なクッション性を備え履き心地が優れた靴を全て射出成
形のみで製造することができる射出成形靴及びその製造
方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本発明の射出成形靴
は、軟質合成樹脂製の靴本体と同一樹脂製の靴外底とを
備えた射出成形靴において、該靴本体が開口する下縁部
全周に内方に延びる内周縁部を備え、該靴本体と前記靴
外底との間隙を充填すると共に靴外底の外周縁部と靴本
体の下縁部との間隙を介して靴本体の下縁部外面に延び
て靴外底を靴本体に一体に溶着する前記樹脂と同一の樹
脂からなる発泡性靴内底を射出成形により設けたことを
特徴とする。
前記靴本体、靴外底及び靴内底を形成する合成樹脂
は、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂、エチレン
・酢酸ビニル共重合体、熱可塑性ゴム等を用いることが
可能である。
また、本発明の製造方法は、前記靴本体と前記靴外底
とを各別に射出成形する工程と、成形された靴本体と靴
外底とを溶着可能な状態に加熱保持して前記靴内底を形
成するための空隙部を介して対置して、該空隙部に前記
靴内底用樹脂を射出して靴内底を形成し、該靴内底を介
して靴本体と靴外底とを溶着する工程とからなることを
特徴とする。
(作用) 本発明の射出成形靴は、かかる構成によれば前記靴本
体と前記靴外底と前記靴内底とを夫々射出成形によて形
成することのみにより製造可能となる。
また、発泡性樹脂で形成される前記靴内底は、前記靴
本体の下縁部の開口に直接露出する面を備えるので、該
靴内底のクッション性を足裏で直接に感じることが可能
となり、且つ靴底の重量を軽量化する。
更に、前記靴本体と前記靴外底と前記靴内底とは同一
樹脂で成形されるので互いに溶着が可能となり、特別に
接着作業を必要としない。
そして更に、前記靴本体と前記靴外底との接合は該靴
本体の下縁部に設けた内周縁部と該靴外底の内面との間
だけではなく、靴外底の外周縁部内面及び靴外底の外周
縁部の上縁と靴本体の下縁部との間隙を介して靴本体の
下縁部外面に延びる靴内底とによって溶着されるので接
合強度が向上する。
また、この靴外底の外周縁部の上縁と靴本体の下縁部
との間隙を介して靴本体の下縁部外面に延び靴外面に露
出する部分は、従来の接着靴に見られるような接着テー
プ様の外観を与えるようにすることが可能となる。
本発明の製造方法は、前記の工程により本発明の射出
成形靴を製造することを可能とする。
(実施例) 本発明の実施の一例として長靴の例を図示する第1図
により、更に詳説する 第1図はその説明的断面図であり、1は靴本体、2は
靴外底、3は靴内底である。該靴本体1はポリ塩化ビニ
ル樹脂で後述するように射出成形され、上部に胴4を備
え、下縁部全周に内方に延びる内周縁部5を備えて下方
は開口されると共に内面全面に通気性を有する薄い裏布
6を備えている。
該靴外底2は靴本体1と同一のポリ塩化ビニル樹脂で
靴本体1を構成する樹脂よりも耐久性のある比較的硬質
の樹脂により成形され、その外周全周に起立する外周縁
部7を備え船底形状に成形されている。
該靴内底3は後述するようにその大半は靴外底2の底
面に形成された孔8を介して前記靴本体1と靴外底2と
の空隙部を充填するように射出された自家発泡性のポリ
塩化ビニル樹脂で形成され、靴本体1の内周縁部5の開
口を覆い、靴外底2の外周縁部7の上縁と靴本体1の下
縁部との間隙9を介して靴本体1の下縁部外面に延びる
露出部10を備える。そして、該靴内底3は、該靴本体1
の下縁部に設けた内周縁部5外面との間、靴外底2の外
周縁部7内面と靴本体1の下縁部外面との間で靴本体1
と靴外底2とを溶着する。
次に、本発明の製造方法の実施の一例を第2図及び第
3図に従って説明する。
第2図はターンテーブル11上の同一回動位置に間隔を
存して配設された成形型12,13で前記靴本体1と前記靴
外底2とを各別に射出成形する状態の説明的断面図、第
3図は次いで成形された靴本体1と靴外底2との間に靴
内底を射出成形する状態の説明的断面図である。
靴本体1の成形型12は第1図示のようにターンテーブ
ル11上にダミーボトムモールド14を配設し、該ダミーボ
トムモールド14に対して離接自在の一対のサイドモール
ド15,16をラスト17を内挿して設けてなり、スプール18
によりダミーモールド14を介してサイドモールド15,1
6、ラスト17側に射出して靴本体1を成形する。このと
き、ダミーボトムモールド14とラスト17の底面外周との
間には靴本体1の下縁部の前記内周縁部5を成形するた
めのキャビテイ19が前記胴4を成形するためのキャビテ
イ20に接続して形成されている。該ラスト17には予め該
ラスト17の下面を含めて通気性のある織布である裏布6
が挿着されている。
他方、靴外底2の成形型13はターンテーブル11上に靴
外底用のボトムモールド21を配設し、該ボトムモールド
21に対して離接自在にダミーラスト22を設けてなり、ス
プール23によりボトムモールド21を介して射出して靴外
底2を成形する。
このとき、ボトムモールド21にはダミーラスト22と共
に前記靴外底2の底部を成形するためのキャビテイ23が
形成され、該キャビテイ24は前記靴外底2の外周縁部5
を成形するためのキャビテイ25に接続されている。該ボ
トムモールド21のキャビテイ24には、後述する靴内底3
を射出成形するためのスプールを形成するために、該キ
ャビテイ24においてダミーラスト22に向かって突出する
進退自在のロッド26を備えている。
また、ボトムモールド20には後述する靴内底3を成形
するためのスプール27を備える。
このようにした前記金型12,13において各別に靴本体
1及び靴外底2用のポリ塩化ビニル樹脂が各キャビテイ
に射出されて成形される。
そして、各キャビテイ中の樹脂が固化した状態で各金
型12がダミーボトムモールド14とサイドモールド15,16
及びラスト17との間で、また金型13がボトムモールド21
とダミーラスト22との間で型開きされ、ターンテーブル
11が回動されて、第2図示のように、サイドモールド1
5,16及びラスト17と共に成形された靴本体1が、ボトム
モールド21と共に成形された靴外底2と靴内底3を成形
するための空隙を介して対置されて型が閉じられる。
その間、成形された靴本体1及び靴外底2とは図示し
ない加熱手段により後述する靴内底3で溶着可能な状態
に加温される。
その後に、前記ボトムモールド21のロッド26が下降さ
れて成形された靴外底2に貫通するスプール26aが形成
され、ボトムモールド21のスプール27及び26aを介して
自家発泡性のポリ塩化ビニル樹脂が射出されて靴内底3
が成形され、該靴内底3により靴本体1と靴外底2とは
一体に溶着される。この際に靴本体1の下縁部外周に延
び、該下縁部と靴外底2の外周縁部7との間の間隙9と
を充填する露出部10はボトムモールド21に設けられたラ
ンナー28により形成される。また、射出された自家発泡
性の樹脂が発泡する際に発生するガスは、前記ラスト17
の下面に介在する裏布6を介してサイドモールド15,16
とラスト17との間の裏布6に流れて容易にガス抜きされ
て自家発泡が良好に行われ、靴内底3が靴本体1と靴外
底2との間に良好に成形される。
(効果) 本発明は、前記の説明から明らかなように、靴本体と
靴外底との間に介在させた自家発泡性樹脂からなる靴内
底を該靴本体内に露出させて設けたので、クッション性
に優れ履き心地が良好で軽量あると共に靴本体、靴外底
及び靴内底とが堅牢に接合され耐久性に優れ、更に靴本
体の下縁部外周に露出する靴内底が接着テープ様の外観
を与えて意匠的にも優れた射出成形靴を提供することが
できる。
本発明の製造方法によれば、前記本発明の射出成形靴
を全て射出成形のみで製造することができ該射出成形靴
を廉価に製造することができるの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の一例を示す説明的断面図、第2
図及び第3図は、その製造方法の実施の一例を示す説明
的断面図である。 1……靴本体、2……靴外底 3……靴内底、5……内周縁部 7……外周縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 105:04 B29L 31:50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟質合成樹脂製の靴本体と同一樹脂製の靴
    外底とを備えた射出成形靴において、該靴本体が開口す
    る下縁部全周に内方に延びる内周縁部を備え、該靴本体
    と前記靴外底との間隙を充填すると共に靴外底の外周縁
    部と靴本体の下縁部との間隙を介して靴本体の下縁部外
    面に延びて靴外底を靴本体に一体に溶着する前記樹脂と
    同一の樹脂からなる発泡性靴内底を射出成形により設け
    たことを特徴とする射出成形靴
  2. 【請求項2】前記靴本体と前記靴外底とを各別に射出成
    形する工程と、成形された靴本体と靴外底とを溶着可能
    な状態に加熱保持して前記靴内底を形成するための空隙
    部を介して対置して、該空隙部に前記靴内底用樹脂を射
    出して靴内底を形成し、該靴内底を介して靴本体と靴外
    底とを溶着する工程とからなることを特徴とする請求項
    1記載の射出成形靴の製造方法
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