JPS6111905Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6111905Y2
JPS6111905Y2 JP9446080U JP9446080U JPS6111905Y2 JP S6111905 Y2 JPS6111905 Y2 JP S6111905Y2 JP 9446080 U JP9446080 U JP 9446080U JP 9446080 U JP9446080 U JP 9446080U JP S6111905 Y2 JPS6111905 Y2 JP S6111905Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
flange portion
lead
socket
baseless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9446080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5718277U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9446080U priority Critical patent/JPS6111905Y2/ja
Publication of JPS5718277U publication Critical patent/JPS5718277U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6111905Y2 publication Critical patent/JPS6111905Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はプリント基板またはフレキシブル基
板などの導電基板に取り付けられる電球用ソケツ
トに係り、特に電球のリード線を導電基板に配設
した電極への接触端子とする電極接片省略形の無
口金電球用ソケツトに関する。
従来、この種の無口金電球ソケツトは電球のウ
エツジベース面に沿わせたリード線をソケツトの
電球装着孔内に配設した挾持電極接片でもつて挾
み込み、この電極接片の外端部を導電基板の電極
への接触端子となしていた。
しかしながら、この種の無口金電球用ソケツト
には、上記リード線と挾持電極接片との間の接触
不良によつてこれらリード線と上記電極との不点
事故が発生する不具合があつた。また、上記挾持
電極接片が上記電球装着孔内にあるため、リード
線をこの挾持電極接片に挾み込むリード線の組付
け作業が難しく、この組付け作業の能率化を図る
ことができない不具合があつた。
このようなことから、たとえば実開昭54−
109090号公報には、無口金電球から導出されたリ
ード線を直接ソケツト側のフランジ部上面に添設
させ、このリード線を直接配線基板に対する接触
端子として用いる提案がなされている。
このようにすれば、格別な接触端子や挾持電極
接片などが不要になり、部品点数が削減されると
ともに、これら接触端子や挾持電極接片に原因す
る不点事故を防止することができる。
しかしながら、上記公報に開示されたものは、
電球から導出されたリード線を一旦フランジ部の
下面側に導びき、これを折り返してフランジ部の
上面側に案内し、これをフランジ部の上面に沿つ
て添設させたのち、さらに折り返してフランジ部
の下面側に導びくような構成が採用されている。
このような構成では、リード線をフランジ部の
下面から上面さらに下面に折り返して導びくの
で、リード線の長さが長く必要となる。
しかも、リード線は必ず1回はフランジ部の下
面から上面もしくは上面から下面に向かつて挿通
孔を針の糸通しのごとく挿通させる必要があり、
このような挿通作業は作業性が低下する不具合を
招く。
本考案は、このような事情にもとづきなされた
もので、リード線の使用長さを短くすることがで
きるとともに、フランジ部の上面に添設させる引
き回し配線作業が容易となる無口金電球用ソケツ
トを提供しようとするものである。
以下この考案の一実施例を第1図ないし第5図
にしたがつて説明する。
図中1は筒状に形成されたソケツト本体であ
る。このソケツト本体1は無口金電球2の装着孔
3が形成されており、この電球2は上記装着孔3
に差し込まれて装着される。なお、4,4は上記
電球2の当接リブである。
また、上記装着孔3を包囲する外周壁1aには
突起5,5が一体に突出して形成されるととも
に、この外周壁1aの下端部にはフランジ部6が
一体に形成されており、これら突起5,5とフラ
ンジ部6との間に第2図の想像線で示される導電
基板、たとえばプリント基板7を挾み込むように
構成してある。なお7aはプリント基板7の電極
面である。
そして上記外周壁1aの下部には電球2のリー
ド線8が導出されるリード線導出孔として横孔
9,9を形成してあり、これら横孔9,9は上記
フランジ部6の基部に至つて形成されている。ま
た、第3図に示されるように上記装着孔3の底部
3aには、上記各横孔9と連通する案内孔10,
10を形成してある。これら案内孔10,10は
外方に向つて下方に傾斜した傾斜孔に形成されて
おり、上記装着孔3の上端開口から差し込まれる
電球2の各リード線8,8が上記各案内孔10の
傾斜面10aに沿つて上記各横孔9から導出され
るようになつている。
そして上記フランジ部6の周縁にはその上面側
に環状の突部11が形成されている。またフラン
ジ部6の周縁にはリード線係止用切欠孔12,1
2を設けてある。これら切欠孔12,12は、第
5図に示されるように上記フランジ部6の外面に
開放された半丸溝13と、この半丸溝13に近接
して形成したリード線嵌合孔14とから構成され
ている。なお、14aは上記嵌合孔14に設けら
れた面取り部である。そしてこれら半丸溝13と
嵌合孔14との間には薄肉のノツクアウト幕15
が形成されている。このノツクアウト幕15は上
記リード線8を上記嵌合孔14に係止する際に破
られるものであつて、リード線8はノツクアウト
幕15を押し破つて上記嵌合孔14に嵌合されて
ることにより該嵌合孔14に係止されるようにな
つている。そして上記フランジ部6の上面には上
記各切欠孔12を設けた部分から周方向に向かつ
て下方に傾斜した傾斜面16,16が形成されて
おり、上記各横孔9から導出されたリード線8,
8はこれら傾斜面16,16に沿つて添設され、
上記各切欠孔12,12に係止されるようになつ
ている。なお、17,17はリード線8の喰い込
み溝である。
そして上記フランジ部6の下面側には、ソケツ
ト本体1を上記プリント基板7に取に付ける際の
摘み部18が設けられており、また上記各切欠孔
12,12に対応する上記フランジ部6の下面側
にはリード線8,8のそれぞれの先端を挾持する
挾持片19,19が設けられている。
このような構成による上記一実施例の作用につ
いて説明する。
まず、上記ソケツト本体1に無口金電球2を装
着する際、あらかじめ上記電球2のリード線8,
8をその先端がやや外方に広がる程度に指先など
で整える。そしてこの整えた状態で電球2をソケ
ツト本体1の装着孔3に差し込むことにより、上
記各リード線8の先端は上記各案内孔10に挿入
されるとともに、各案内孔10の傾斜面10aに
沿つて上記各横孔9にそれぞれ導かれ、これら横
孔9,9からフランジ部6の上面側に向かつて導
出される。これら各横孔9から導出されたリード
線8,8を各横孔9の下部側縁に設けたリード線
喰い込み溝17に引掛けて上記切欠孔12,12
に沿う向きに引き締めると、上記各リード線8,
8は各喰い込み溝17に嵌合する。このため、各
リード線8の根元側が上記各喰い込み溝17に固
定されるので、これによつて上記電球2のがたつ
きを防止するとともに、その抜け止めをなすこと
ができる。
そして、上記各リード線8の先端側をフランジ
部6の傾斜面16,16に沿つて添設するととも
に、このリード線8をフランジ部6の外側から上
記各リード線係止用切欠孔12のノツクアウト幕
15を押し破つて上記リード線嵌合孔14に嵌合
させ、こののち上記各リード線8をフランジ部6
の下面側に折り曲げて上記各挾持片19に係止す
る。
さらにこのようにして電球2が装着されたソケ
ツト本体1は、上記プリント基板7のソケツト装
着孔(図示しない。)にこのプリント基板7の配
線面7a側から摘み部18を持つて差し入れら
れ、こののち上記ソケツト本体1をその周方向に
回動させて上記プリント基板7を上記ソケツト本
体1の突起5,5とフランジ部6との間に挾み込
むことによりこのプリント基板7に取り付けられ
る。このようにしてソケツト本体1をプリント基
板7に取り付けた際、上記各傾斜面16に添設し
た各リード線8は、上記フランジ部6の突部11
に形成した切欠孔12,12位置で上記プリント
基板7の配線面7aに圧接され、この電極面7a
への接触端子となる。
しかして、このような一実施例によれば、リー
ド線8,8が横孔9,9から直接フランジ部6の
上面に導出され、このフランジ部6の上面に添設
されて切欠孔12,12に係止させられるので、
リード線8,8の長さは短くてよい。また、無口
金電球2をソケツト本体1に装着してこの電球2
のリード線8,8をプリント基板7の電極面7a
への接触端子とするリード線の組付け作業にあつ
ては、上記リード線8,8をソケツト本体1の外
周壁1aに設けた横孔9,9から直接フランジ部
6のフランジ上面側に導出したのち、上記リード
線切欠孔12,12に、フランジ部6の側方から
挿通させることにより係止させることができるの
で、上記組付け作業を容易にするとともにその作
業能率を向上させることができる。
また、上記各リード線8は上記各切欠孔12に
おける位置でプリント基板7の電極面7aと直接
接触し各リード線8自体が接触端子となつている
ので、これらリード線8,8と電極面7aとの接
触が良好になつて、これらの不点事故を防止する
ことができる。さらに上記ソケツト本体1には摘
み部18が設けられているので、この摘み部18
によつてプリント基板7へのソケツト本体1の取
り付けを容易にできる利点もある。
なお、この考案は上記一実施例に限定されるも
のではない。たとえば、上記各リード線導出孔は
必ずしもソケツト本体1の外周壁1aに設けられ
る横孔9,9で構成される必要はなく、第6図な
いし第8図に示されるように上記外周壁1aに設
けた割り溝20,20で構成してもよい。要は上
記各リード線8を装着孔4からフランジ部6の上
面に導出できるような構造であればよい。そして
各リード線導出孔を割り溝20,20で構成した
場合には、電球2をソケツト本体1に差し込む前
に、各リード線8,8の先端側を切欠孔12,1
2の各リード線嵌合孔14に嵌合したのち、電球
2をソケツト本体1に差し込んで各リード線8の
根元側を上記喰い込み溝17,17に嵌合させる
リード線8,8の組付け方法をとることもでき
る。
また、各リード線8の先端を係止する手段とし
ては、必必ずしも上記各挾持片19に限らず、超
音波溶着、熱溶着あるいはかしめ付けなどの周知
の手段からなる方法を用いてもよく、またこれら
の手段を省略してもよい。
以上、説明したようにこの考案によれば電球側
のリード線を直接導出孔から上記フランジ部の上
面側に導出してフランジ部の上面に添設させるこ
とができるので、リード線の長さが短かくてす
む。しかもリード線はフランジ部の周縁に形成し
た切欠孔に係止させられるものであるから、リー
ド線を挿通させるに際しフランジ部の外側から切
欠孔の開放側を通じてリード線を軸線方向と直交
する方向に通すようにすればよく、上記リード線
のソケツト本体に対する組付け作業を容易にする
ことができ、その作業能率を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案の一実施例を示
し、第1図は無口金電球用ソケツトの斜視図、第
2図はこのソケツトの正面図、第3図は第2図
−線に沿う縦断面図、第4図は上記ソケツトの
平面図、第5図は第4図部の拡大図である。第
6図ないし第8図は他の実施例を示し、第6図は
ソケツトの正面図、第7図は第6図−線に沿
う縦断面図、第8図はソケツトの平面図である。 1……ソケツト本体、5……突起、6……フラ
ンジ部、7……プリント基板(導電基板)、9…
…横孔(リード線導出孔)、12……リード線係
止用切欠孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無口金電球が差し込まれる装着孔を有し、この
    装着孔を包囲する外周壁を備えることによつて筒
    状に形成されたソケツト本体の上記外周壁に突起
    を設けるとともに、このソケツト本体の端部にフ
    ランジ部を説け、これら突起とフランジ部とで導
    電基板を挾持してこの導電基板に装着される無口
    金電球用ソケツトにおいて、上記外周壁のフラン
    ジ部近傍に無口金電球のリード線を導出させるリ
    ード線導出孔を複数個設けるとともに、上記フラ
    ンジ部の周縁部に上記リード線導出孔の数に応じ
    てリード線係止用切欠孔を設け、上記リード線導
    出孔から導出されたリード線を上記フランジ部の
    上面に沿つて添設して上記リード線係止用切欠孔
    に係止させることにより、このフランジ部の上面
    に沿つて添設されたリード線を前記導出基板にお
    ける配線面への接触端子としたことを特徴とする
    無口金電球用ソケツト。
JP9446080U 1980-07-04 1980-07-04 Expired JPS6111905Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9446080U JPS6111905Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9446080U JPS6111905Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5718277U JPS5718277U (ja) 1982-01-30
JPS6111905Y2 true JPS6111905Y2 (ja) 1986-04-14

Family

ID=29456390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9446080U Expired JPS6111905Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6111905Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5718277U (ja) 1982-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6111905Y2 (ja)
JP3209107B2 (ja) バッテリターミナル
JPH11260511A (ja) ウェッジベースバルブ用端子金具
JPH1186838A (ja) バッテリ用接続具
JPH029583Y2 (ja)
JP3677823B2 (ja) 放電灯安定器
JP3186323B2 (ja) 灯具保持装置
US20010007397A1 (en) Bracket attached to vehicle body
JPH0431750Y2 (ja)
JPH09134833A (ja) トランス
JP3049470U (ja) 電線接続装置
JPS60254579A (ja) 無口金電球用ソケツト
JPS5848786Y2 (ja) けい光灯ソケット
JPH0955271A (ja) 無口金電球用ソケットおよび無口金電球装置ならびにこれを用いた照明装置
JPH064555Y2 (ja) 無口金ランプ用ソケット装置
JP2861748B2 (ja) 防水コネクタ
JPH0345427Y2 (ja)
JPS5827516Y2 (ja) けい光灯用ソケツト
JPH0230823Y2 (ja)
JPS6320071Y2 (ja)
JPS6039979Y2 (ja) 電気部品の端子装置
JPH0529048A (ja) 無口金電球用ソケツト
JPS6240362Y2 (ja)
JPH054697Y2 (ja)
JPH0339906Y2 (ja)