JPH0345427Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0345427Y2
JPH0345427Y2 JP16140285U JP16140285U JPH0345427Y2 JP H0345427 Y2 JPH0345427 Y2 JP H0345427Y2 JP 16140285 U JP16140285 U JP 16140285U JP 16140285 U JP16140285 U JP 16140285U JP H0345427 Y2 JPH0345427 Y2 JP H0345427Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
lamp
retaining spring
base
back cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16140285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6269384U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16140285U priority Critical patent/JPH0345427Y2/ja
Publication of JPS6269384U publication Critical patent/JPS6269384U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0345427Y2 publication Critical patent/JPH0345427Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、U字型けい光ランプなどの片口金
けい光ランプに使用するランプソケツトに関する
ものである。
〔従来の技術〕
第5図〜第7図は、例えば実開昭60−7180号公
報に示された従来のランプソケツトを示すもの
で、図において、1はU字型けい光ランプ、2は
その口金、3は口金2に植設されたランプピン、
4は口金2の短手両側面に夫々突出した一対の側
面突起で、案内斜面5と保持斜面6とからなる。
7は口金2の長手両側面に夫々突出した一対の側
面突起である。8はランプソケツト、9はランプ
ソケツト8の本体部で口金2の端面を支持する。
10は口金2の周面を支持する立上げ壁部で本体
部9から突設してある。ランプソケツト8の短手
方向において立上げ壁部10に本体部9上面に達
する対向する一対の切欠部11が内外両方向に開
放する状態で形成されている。12はランプソケ
ツト8の上端から本体部9の肉厚中間位置にかけ
て形成した切欠部で、この切欠部12の下方の段
部13にはそれぞれ取付ねじ挿通孔14が形成さ
れている。15は本体部9に4つ形成されたピン
差込孔、16はリード線17の端部にスポツト溶
接で接続された接触子で、これは4つあり、夫々
がピン差込孔15に対応するよう本体部9に収容
されてリード線17は本体部9の下側外方へ単に
まつすぐ導出されている。18は裏蓋で接触子1
6の背面を閉塞している。19は略U字形の弾性
保持ばねで、両端上部には口金2の側面突起4の
保持斜面6に係合するV字状の爪20を対向して
設けている。この保持ばね19は裏蓋18を支え
る状態で本体部9に下から外嵌され、ねじ21に
よつて本体部9に取付けられている。その状態で
爪20は切欠部11内に収められている。
従来のランプソケツトは上記のように構成さ
れ、ランプ1を本体部9にまつすぐに差込み挿入
することで嵌合保持する。すなわち、口金2の差
込みの際まず立上げ壁部10が方向を決めさせ、
次いで、保持ばね19の爪20に側面突起4の案
内斜面5が当接しつつ揩動し、この間にランプピ
ン3がピン差込孔15を通り接触子16内に入
る。更に進んで、爪20が側面突起4の保持斜面
6に入り、これを係合して保持完了する。なお、
切欠部12は口金2の側面突起7の逃げである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のようなランプソケツト8は、ランプ1を
取付けた使用状態において、主に口金2が下側に
なるような証明器具に使われる。それは、ランプ
1を保持するのが接触子16と保持ばね19の力
であり、その力が小さいためである。すなわち口
金2が上側になるように使つた場合、耐振性に劣
り、ランプ1落下の不安を残す問題点があつた。
また、保持ばね19の両端上部の爪20は、切
欠部11に嵌合してはいるものの、爪20が切欠
部11の開口に近いため、例えば運搬途中などに
おいてリード線17に引掛つたりして、保持ばね
19背面側すなわち保持ばね19の保持力を弱め
る方向へ変形を受けやすい問題点があつた。
更に、接触子16とリード線17の接続にスポ
ツト溶接が用いられ、本体部9の下側外方へ単に
まつすぐ導出されているので、リード線17にね
じるような、あるいは引つ張るような外力が加わ
ると、溶着部に直接その力が加わり、溶着部の付
根(根元)からリード線17が切断しやすいとい
つた問題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、ランプを保持する力が強く耐振性
に優れて、ランプ口金を上側にして使用可能と
し、保持ばねの変形を受けにくいようにし、更に
接触子とリード線の接続部に外力が直接加わらな
いようにしたランプソケツトを得ることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係わるランプソケツトは、ランプを
保持する保持ばねを増加し、この増加した保持ば
ねをランプソケツトの取付ねじ挿通孔に中空はと
めで固着し、その内径をランプソケツトの取付孔
にし、各保持ばねの背面側に変形防止用の壁を本
体に設けるとともに、リード線を接触子と直角な
方向へ導出し、延長拡大した裏蓋でリード線を本
体側との間ではさみつけるようにしたものであ
る。
〔作用〕
この考案においては、ランプソケツトに遊嵌し
ている側面突起を保持して十分な保持力を得て耐
振性を増し、はとめ内径をランプソケツトの取付
孔に使うため、ランプソケツトはもとより証明器
具への取付面積を小さくできる。また、壁は保持
ばねの保持力を弱める方向への変形を阻止する。
更に、リード線は本体と裏蓋間で挾持され、外力
が接続部へ直接加わらない。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図〜第4図に
より説明する。
8はランプソケツト、9はランプソケツト8の
本体部、10は立上げ壁部で本体部9から一体的
に突設している。11,12はランプソケツト8
の短手方向および長手方向各々の略中間において
各々立上げ壁部10に設けられた凹部で、立上げ
壁部の上面を面一に連続する橋状に張出した略コ
字形の壁22,23で形成され、その下側は本体
部9までの略中間位置までの高さで各保持ばね1
9,33を挿通する穴24,25としている。1
3は凹部12の下方の段部で、ここには取付穴1
4が形成されている。
26は本体部9の下端側の周囲に4箇所設けら
れたリード線導出用のU字状の溝である。15は
ピン差込孔、16は接触子、17はリード線、1
9は保持ばね、20は保持ばね19の爪、21は
ねじである。
18は裏蓋で、その外形は略小判形で、本体部
9とほぼ同じにされていて、その上面中央部分に
は従来と同様の接触子支持用の突部27が4つ突
設され、短手側の中央左右にはねじ21を挿通す
る穴28、長手側の中央左右には中空はとめ37
を挿通する取付穴29が夫々穿設されていて、ね
じ挿通穴28と取付穴29の略中間位置にリード
線17を押し付ける小突起30が4つ突設されて
いる。また、下面短手中央は保持ばね19を係止
する溝31が設けられ、長手側の中央左右には、
取付穴29を囲つようなコ字形の溝32が夫々設
けられている。33は略L字形をした一対の弾性
保持ばねで、その長手先端上部には口金2の側面
突起7に係合する略V字状の爪34とされ、また
短手は固定部35で略中央に取付穴36を開けて
いる。37は一対の中空はとめである。38はラ
ンプソケツト8を取付ける取付ねじである。
次に組立につき説明する。
先ず、接触子16をピン差込孔に対応するよう
本体部9に収容し、リード線17を接触子16と
の接続部近傍より折曲げ、溝26に挿入して外部
へ導出する。その裏面を裏蓋18上面でかぶせ入
れて、接触子16後端を支持用の突部27で支持
する。次いで、保持ばね19の両端上部の爪20
を穴24より挿入し、壁22内に案内入れて、裏
蓋18を支える状態で溝31に係合して本体部9
下側にねじ21で固定する。この状態で裏蓋18
上面の小突起30はリード線17に食込む状態に
なつている。次に、保持ばね33の先端上部の爪
34を穴25より挿入し、壁23内に案内入れ
て、他端の固定部35を裏蓋18のコ字形の溝3
2に当て、中空はとめ37を各取付穴14,2
9,36に挿通してカシメられる。これで組立完
了するが、この状態で裏蓋18上面の小突起30
はリード線17に更に食込み、本体部9の溝26
との間でしつかり挾持されリード線17に加わる
外力はこの挾持部分で支えられて接触子16との
接続部分へは直接その力は加わらない。
このように組立てられたランプソケツト8へラ
ンプ1を本体部9にまつすぐに差込み挿入するこ
とで嵌合保持する。すなわち、保持ばね19は従
来と同様に作動し、口金2の保持斜面6を爪20
で係合保持する。また同時に口金2の側面突起7
は保持ばね33の爪34に係合し保持される。こ
の差込み挿入途中、各保持ばね19,33の爪2
0,34は、夫々側面突起4,7を越えるとき外
側へ広げられるが、各爪20,34の先端背面は
夫々の壁22,23内面とわずかな隙間を残して
いる。
このランプソケツト8を証明器具に取付ける時
は、中空はとめ37内径に取付ねじ38を挿通し
て取付けられる。
なお、上記実施例では、裏蓋18に接触子支持
用の突部27を設けているが、この部分は接触子
16に係止用舌片を突設し、本体部9側に舌片係
止用の段部を設け、これらを挿入嵌合して接触子
16が本体部9に係止するような構造にすること
により突部27は設けなくとも良いものである。
次に、リード線17を押し付け挾持するため、
裏蓋18に小突起30を設けたが、これは本体部
9側にあつてもよいし、あるいは両方に設けても
よいものであり、その形状も任意になされてよ
い。
また、保持ばね33は保持ばね19とは別部品
とし、同じものを2本使うようにしたが、これは
例えば十文字状に一体とした1つの保持ばねとし
て形成してもよいし、あるいは保持ばね19のよ
うに略U字状1本化してもよいものである。
〔考案の効果〕
上述のように、この考案によれば、従来遊嵌し
ていた口金長手側の側面突起を増加した保持ばね
で保持するようにしたので、ランプを保持する力
が増し耐振性も増して、口金を上側に向けて使用
しても、ランプ落下の不安が残らない。また、各
保持ばねの爪外側を立上げ壁上面と面一としたコ
字状の壁で囲つたので、リード線等で保持ばねを
引掛けることが無くなり、外側からの外力は無論
のこと、各保持ばねを外側へ変形させその保持ば
ね力を弱めるような大きな力で作用しても爪部分
がコ字形の壁内面に当接して変形を阻止される。
更に、リード線を接触子と直角な方向へ折曲げ
導出し、本体部と裏蓋との間で挾持したので、接
触子との接続部に外力が直接加わることがなく、
リード線が切断しやすいといつたことが無くな
る。更にまた、長手側の保持ばねを中空はとめで
固定し、その内径に取付ねじを挿通するようにし
たので、ランプソケツトの取付部分を外側に設け
るなどランプソケツトが大形化することがないと
いつた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案の一実施例のランプ
ソケツトを示し、第1図aは分解斜視図、第1図
bは裏蓋の裏面を示す90°回転した斜視図、第2
図は組立状態の斜視図、第3図は短手方向の断面
図、第4図は長手方向の断面図である。第5図〜
第7図は従来のランプソケツトの一例を示し、第
5図は片口金形ランプとの関係を説明する斜視
図、第6図は分解斜視図、第7図は短手方向の断
面図である。 図において、1はU字形けい光ランプ、2は口
金、4は側面突起、5は案内斜面、6は保持斜
面、7は側面突起、8はランプソケツト、9は本
体部、10は立上げ壁部、11,12は凹部、1
3は段部、15はピン差込孔、16は接触子、1
7はリード線、18は裏蓋、19は保持ばね、2
0は爪、22,23は壁、30は小突起、33は
保持ばね、34は爪、37は中空はとめ。なお、
各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 片口金けい光ランプ1の口金2の周面に対応し
    た形状の立上げ壁部10に前記口金2の短手側お
    よび長手側に対向して設けられた4個の側面突起
    4,7に対応して外方に張り出す略コ字形の壁2
    2,23を設け、この壁22,23の下方を保持
    ばね挿入穴24,25とした凹部11,12を形
    成し、この内長手側の凹部12の下方となる箇所
    に取付穴14を穿設し、前記立上げ壁部10に囲
    まれる上面には前記口金2のランプピンを挿着す
    る差込み孔15を穿設し、底部側の側部にはその
    差込み孔15内に収容される接触子16に電気的
    に接続されるリード線17を導出する溝26を設
    けた本体部9と、上端部に形成した係合爪20,
    34を前記凹部11,12内に臨ませるようにし
    て配設された保持ばね19,33と、前記本体部
    9にその底面を閉塞するように固着されるととも
    に前記取付穴14に対応する箇所に前記一方の保
    持ばね33を取付ける取付穴29を穿設した裏蓋
    18と、この裏蓋18の取付穴29に前記一方の
    保持ばね33を固着する中空のはとめ37とを備
    えたことを特徴とするランプソケツト。
JP16140285U 1985-10-22 1985-10-22 Expired JPH0345427Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16140285U JPH0345427Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16140285U JPH0345427Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6269384U JPS6269384U (ja) 1987-05-01
JPH0345427Y2 true JPH0345427Y2 (ja) 1991-09-25

Family

ID=31087680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16140285U Expired JPH0345427Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0345427Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6269384U (ja) 1987-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6696908B2 (en) Coil bobbin
KR970004157B1 (ko) 전기 부품용 커넥터
JPH11121076A (ja) 端子固定具付コネクタ
JPH0345427Y2 (ja)
US20030060089A1 (en) Decorative lamp assembly
JPH0582037B2 (ja)
JPH11260511A (ja) ウェッジベースバルブ用端子金具
JPH0637591Y2 (ja) ウエッジベース電球のソケット
JPS639112Y2 (ja)
JPS6111904Y2 (ja)
JPH017927Y2 (ja)
US7029160B2 (en) Lamp wedge base
JPH0220783Y2 (ja)
JPH055324Y2 (ja)
KR0137990Y1 (ko) 자동차용 웨지베이스램프 소켓조립체
JPS6111905Y2 (ja)
JPH0220782Y2 (ja)
JPH0648780Y2 (ja) ウエッジベースバルブ用ソケット
JPS6320068Y2 (ja)
JPS5844553Y2 (ja) ウエツジベ−スバルブ用保持構造
JPS633042Y2 (ja)
JP3666168B2 (ja) ランプソケット
JPS5811029Y2 (ja) プリント板取付け用電球ソケット
JPS5848786Y2 (ja) けい光灯ソケット
JPH0648781Y2 (ja) ウエッジベースバルブ用ソケット