JPH0339906Y2 - - Google Patents

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JPH0339906Y2
JPH0339906Y2 JP1986202401U JP20240186U JPH0339906Y2 JP H0339906 Y2 JPH0339906 Y2 JP H0339906Y2 JP 1986202401 U JP1986202401 U JP 1986202401U JP 20240186 U JP20240186 U JP 20240186U JP H0339906 Y2 JPH0339906 Y2 JP H0339906Y2
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contact terminal
socket
flange
baseless
lead wire
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JP1986202401U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、配線基板などに取付けられる無口金
電球のソケツトに関する。
(従来の技術) 自動車における運転席の計器盤などを照明、ま
たは表示するための表示用ランプとして無口金電
球が使用されており、この無口金電球は専用のソ
ケツトに取付けられる。
この種の無口金電球用ソケツトは、計器盤の裏
側に配置されたプリント配線基板に取付けられる
ようになつており、このため従来の無口金電球用
ソケツトは、実開昭58−13688号公報にも示され
ているように、円筒形のソケツト本体を有し、こ
のソケツト本体の一端に無口金電球の封止部が挿
入されるランプ挿入孔を形成してある。また、ソ
ケツト本体の他端外周にはフランジが形成され、
これに対して一端外側には一対の係止突起が形成
されており、これらフランジと係止突起の間で配
線基板を挟持するようになつている。
また、上記フランジには、プリント配線基板側
に設けた 配線端子と電気的な接触をなすため、接触端子
が固定されており、この接触端子にはランプ挿入
孔に挿入された無口金電球のリード線がかしめ手
段により接続されるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の接触端子は、上記公報に
も示されている通り、鳩目部と舌片部とから構成
されており、鳩目部をフランジに形成した挿通孔
に通してこれをかしめ変形させることによりフラ
ンジ部に固定される構造であつた。また、無口金
電球のリード線は上記鳩目部に挿入され、この鳩
目部のかしめ変形によつて電気的に接続されてい
た。
しかしながら、鳩目部と舌片部とで構成した接
触端子は部品点数が多くなり、これを製造するの
に手間を要する欠点がある。また、無口金電球の
リード線を上記鳩目部に挿入するのには、針の孔
に糸を通すように面倒であり、作業性がよくない
欠点もある。
本考案においては、接触端子の部品点数が少な
く、しかも接触端子の製造が簡単であるとともに
ソケツト本体への取付けも容易であり、かつリー
ド線との接続作業も容易となる無口金電球用ソケ
ツトを提供しようとするものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は、接触端子の形状を略コ字形とし、ソ
ケツト本体のフランジに、上記略コ字状をなす接
触端子の両端脚部が挿通される差込孔を設け、こ
の接触端子の両端脚部をフランジの上面側から上
記差込孔に挿入して下面に突出する先端をかしめ
変形させることにより固定し、この接触端子に前
記無口金電球のリード線を接続したことを特徴と
する。
(作用) 本考案によると、接触端子の形状を略コ字形と
したから、接触端子の製造がきわめて容易であ
り、しかも接触端子の両端脚部はフランジに形成
した差込孔に挿入して下面に突出させ、この先端
をかしめ変形させることによりフランジに固定す
るので接触端子の取付け作業が簡単である。さら
に、この接触端子に、無口金電球のリード線を接
続するから接続作業も容易となる。
(考案の実施例) 以下本考案について、第1図ないし第5図に示
す第1の実施例にもとづき説明する。
図において、1は有底筒形をなすソケツト本体
であり、ナイロンなどの合成樹脂からなる電気絶
縁体により形成されている。このソケツト本体1
の一端には上方に開口するランプ挿入孔2が形成
されており、他端には外周にフランジ部3が形成
されている。また、ソケツト本体1の一端外側に
は、このフランジ部3と軸方向に離間して一対の
係止突起4,4が、対称位置に対向して設けられ
ている。、れら係止突起4,4とフランジ部3と
の間に、第4図に示すように、プリント配線基板
20を挟み込むことにより、このソケツト本体1
を該プリント配線基板20に取りつけることがで
きるようになつている。
ソケツト本体1のランプ挿入孔2には、無口金
電球6の圧潰封止部7が挿入される。無口金電球
6は内部にフイラメント8を収容し、このフイラ
メント8は一対のリード線9,9にて支持されて
いる。これらリード線9,9は上記圧潰封止部7
を気密に貫通されている。
このような無口金電球6の圧潰封止部7が上記
ソケツト本体1のランプ挿入孔2に挿入される
と、上記リード線9,9はソケツト本体1の底壁
10に形成した導出孔11,11を通じて下面側
に引き出される。そして、下面側に導出されたリ
ード線9,9はソケツト本体1の下面に形成した
案内溝12内を通じて径方向の外方に導かれてい
る。なお、案内溝12の深さはリード線9,9の
径より大きく形成されている。
上記フランジ部3の上面には、上記下面を導か
れるリード線9,9に対向して接触端子15,1
5が取付けられている。この接触端子15は、例
えば黄銅などの導電性に優れた金属片によつて略
コ字形に屈曲成形されている。
なお、上記接触端子15は、第2図の想像線で
示すように、多数の接触端子15…を薄肉で連結
して、あたかも紙を綴じるホチキスの針のごと
く、1個づつ切り離すことができるように製造す
ることができる。
このような接触端子15の両端脚部16,16
に対向して、上記フランジ部3には上面から下面
に通じる差込孔17,17が形成されている。し
たがつて、上記接触端子15はフランジ部3の上
面からその両端脚部16,16を差込孔17,1
7に差し込み、下面に突出する脚部16,16
を、第3図に示すように折曲げることによりフラ
ンジ部3に固定されている。このことから、フラ
ンジ部3の上面に接触端子15が突出して取り付
けられている。
フランジ部3の下面に突出して折曲げ変形され
た両端脚部16,16は、下面に沿つて導かれて
いる前記リード線9を押えつけるようにしてこの
リード線9に接触しており、この接触部で両者が
溶接されている。このため接触端子15はリード
線9と電気的に接続されている。
このような構成のソケツトは、第4図に示すよ
うに、フランジ部3と係止突起4,4の間でプリ
ント配線基板20を挟持することにより、該配線
基板20に取りつけられる。この場合、ソケツト
のフランジ部3上面に取り付けた接触端子15
が、上記配線基板20の裏面に形成したプリント
配線端子21に接触する。したがつてソケツトと
配線基板20との電気的接続がなされる。
上記接触端子15は略コ字形をなすので、この
接触端子15の製造が簡単であり、しかも第2図
の想像線で示すように、多数の接触端子15…を
薄肉で連結することにより、あたかも紙を綴じる
ホチキスの針のごとく1個づつ切り離すことがで
きるようにしておけば、多量生産に好適するばか
りでなく、使用するときに切り離せばよいから取
り扱いが容易である。
このような接触端子15は、両端脚部16,1
6をフランジ部3に形成した差込孔17,17に
挿入し、下面に突出する脚部16,16を折曲げ
ることによりフランジ部3に固定されるので、接
触端子15の取付けも簡単である。
また、フランジ部3の下面に突出して折曲げ変
形された両端脚部16,16は、リード線9を押
えつけ、しかもこのリード線9と溶接されるの
で、接触端子15とリード線9の電気的接続も容
易になし得る。
なお、上記実施例では、接触端子15とリード
線9を溶接にて接合したが、フランジ部3の下面
に突出して折曲げ変形された両端脚部16,16
でリード線9を押えつけることによりリード線9
と接触させてもよい。
また、上記実施例では、接触端子15とリード
線9をフランジ部3の下面で接続したが、本考案
は、第6図ないし第9図に示した第2の実施例の
ように、フランジ部3の上面で接続してもよい。
すなわち第2の実施例では、フランジ部3の周
縁にリード線案内凹部30,30を形成してあ
り、ランプ挿入孔2に挿入された無口金電球6の
リード線9,9は、ソケツト本体1の底壁10に
形成した導出孔11,11を通じて下面側に引き
出された後、案内溝12を通じて上記リード線案
内凹部30,30に導かれ、さらにフランジ部3
の上面に沿うように折曲げられている。そして、
フランジ部3の上面から接触端子15の両端脚部
16,16を差込孔17,17に挿入して下面に
突出する脚部16,16を折曲げる際、フランジ
部3の上面と接触端子15の間で前記リード線9
を挟持してある。
このような構造であれば、格別な溶接が不要で
あり、作業が簡単である。
さらに、上記各実施例では、無口金電球6のリ
ード線9,9を、ソケツト本体1の下面に形成し
た案内溝12に導くようにしたが、本考案はこれ
に限らず、リード線9,9はソケツト本体1のラ
ンプ挿入孔2の上縁に形成した導通溝、またはソ
ケツト本体1の側壁に開口した導通孔を介して接
触端子15に接続するように導いてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によると、接触端子
の形状を略コ字形としたから、接触端子の製造が
きわめて容易であり、しかも接触端子の両端脚部
はフランジに形成した差込孔に挿入して下面に突
出させ、この先端をかしめ変形させることにより
フランジに固定するので接触端子の取付け作業が
簡単である。さらに、この接触端子に、無口金電
球のリード線を接続するから接続作業も容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の第1の実施例を
示し、第1図は斜視図、第2図は接触端子を分解
した斜視図、第3図は下面図、第4図は断面図、
第5図は主要部を拡大した断面図、第6図ないし
第9図は本考案の第2の実施例を示し、第6図は
接触端子を分解した斜視図、第7図は下面図、第
8図は断面図、第9図は主要部を拡大した断面図
である。 1……ソケツト本体、2……ランプ挿入孔、3
……フランジ部、4……係止突起、6……無口金
電球、7……圧潰封止部、8……フイラメント、
9……リード線、15……接触端子、16……脚
部、17……差込孔、20…プリント配線基板、
21……プリント配線端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 略筒形をなすソケツト本体の一端に無口金電
    球が挿入されるランプ挿入孔を設けるととも
    に、他端にフランジを設け、上記ソケツト本体
    の一端部外側に上記フランジとの間で配線基板
    を挟持する係止突起を形成し、かつ上記フラン
    ジに配線基板側の端子と接触する接触端子を設
    けた無口金電球用ソケツトにおいて、上記接触
    端子は略コ字状に形成され、上記フランジには
    上記略コ字状をなす接触端子の両端脚部が挿通
    される差込孔を設け、この接触端子の両端脚部
    をフランジの上面側から上記差込孔に挿入して
    下面に突出する先端をかしめ変形させることに
    より固定し、この接触端子に前記無口金電球の
    リード線を接続したことを特徴とする無口金電
    球用ソケツト。 (2) 上記無口金電球のリード線はフランジの下面
    に導かれ、上記接触端子の下面に突出する先端
    に溶接またはかしめにより接続されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の無口金電球用ソケツト。
JP1986202401U 1986-12-25 1986-12-25 Expired JPH0339906Y2 (ja)

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