JPH0715110Y2 - 無口金電球用ソケット - Google Patents

無口金電球用ソケット

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JPH0715110Y2
JPH0715110Y2 JP1988010542U JP1054288U JPH0715110Y2 JP H0715110 Y2 JPH0715110 Y2 JP H0715110Y2 JP 1988010542 U JP1988010542 U JP 1988010542U JP 1054288 U JP1054288 U JP 1054288U JP H0715110 Y2 JPH0715110 Y2 JP H0715110Y2
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JP
Japan
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socket
flange
baseless
wiring board
printed wiring
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JP1988010542U
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正治 馬場
雅子 中村
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、配線基板に取付けられる無口金電球のソケッ
トに関する。
(従来の技術) 自動車における運転席の計器盤などを照明、または表示
するための表示用ランプとして無口金電球が使用されて
おり、この無口金電球は専用のソケットに取付けられて
いる。
この種の無口金電球用ソケットは、計器盤の裏側に配置
されたプリント配線基板に取付けられるようになってお
り、このため従来の無口金電球用ソケットは、円筒形の
ソケット本体を有し、このソケット本体の一端に無口金
電球の封止部が挿入されるランプ挿入孔を形成してある
とともに、ソケット本体の他端外周にはフランジが形成
され、このフランジに対向して一端外側には一対の係止
突起が形成されており、これらフランジと係止突起の間
で配線基板を挟持するようになっている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来のプリント配線基板は、その裏面側のみ
にプリント配線端子が形成されており、したがってソケ
ットにはフランジの上面に上記プリント配線端子に電気
的に接触する接触子が形成されていた。この接触子は、
ランプ挿入孔に挿入された無口金電球のリード線と電気
的に接続されている。
しかしながら、最近のプリント配線基板は、その表面側
にプリント配線端子を形成する場合があり、また電気接
触性の信頼を高めるため表面側および裏面側の両面にプ
リント配線端子を設ける例もみられるようになってき
た。
このようなプリント配線端子の配置に対し、フランジ部
の上面のみに接触子を設けた従来のソケットでは、プリ
ント配線基板との電気的な接続が不可能となる不具合が
あった。
本考案においては、プリント配線基板の表裏どちらの面
でも、または両面であっても電気的接触が可能となって
通電をなし得る無口金電球用ソケットを提供しようとす
るものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、ソケット本体に形成したフランジと係止突起
の間に略コ字状をなす弾性接触子を嵌め込み、この弾性
接触子の一片にストッパ突起を突設するとともに上記フ
ランジにはこのストッパ突起が係合する凹部を設け、か
つ上記弾性接触子の一片とフランジとの間で前記無口金
電球のリード線を挟圧したことを特徴とする。
(作用) 本考案によると、フランジと係止突起の間で配線基板を
挟持した場合に、これらの間に設けた略コ字状の弾性接
触子が、配線基板の表面と裏面に弾性的に接触し、した
がってプリント配線基板の表裏どちらの面にプリント配
線端子が形成されていても電気的接触が可能となり、ま
たは両面にプリント配線端子が形成されていても電気的
接触が可能となる。したがって、単一種類のソケットに
より、プリント配線端子の位置が異なる基板であっても
対応することができる。しかも、弾性接触子は、一片に
突設したストッパ突起がフランジに形成した凹部に係合
するから、弾性接触子が不所望に移動しない。また、弾
性接触子とフランジとの間で前記無口金電球のリード線
を挟圧するので配線接続が容易である。
(実施例) 以下本考案について、第1図ないし第4図に示す一実施
例にもとづき説明する。
図において、1は有底筒形をなすソケット本体であり、
ナイロンなどの合成樹脂からなる電気絶縁体により形成
されている。このソケット本体1の一端には上方に開口
するランプ挿入孔2が形成されており、他端には外周に
フランジ部3が形成されている。また、ソケット本体1
の一端外側には、このフランジ部3と軸方向に離間して
一対の係止突起4,4が、対称位置に対向して設けられて
いる。なお、係止突起4,4の端部にはフランジ部3に連
続する立上がり壁5,5を有しており、これら係止突起4,4
と立上がり壁5,5およびフランジ部3でコ字形に囲まれ
た空間が形成され、この空間に後述するプリント配線基
板20を挟み込むことにより、このソケット本体1を該プ
リント配線基板20に取着することができるようになって
いる。
ソケット本体1のランプ挿入孔2には、無口金電球6の
圧潰封止部7が挿入される。無口金電球6は内部にフィ
ラメント8を収容し、このフィラメント8は一対のリー
ド線9,9にて支持されている。これらリード線9,9は上記
圧潰封止部7を気密に貫通されている。
上記ソケット本体1の底壁10には一対の導出孔11,11が
形成され、これら導出孔11,11はソケット本体1の下面
に形成した案内溝12,12内を通じている。そして案内溝1
2,12はフランジ部3の周縁に形成した挿入溝13,13を経
て、フランジ部3の上面に形成した挟持溝14,14に通じ
ている。
したがって、無口金電球6の圧潰封止部7を上記ソケッ
ト本体1のランプ挿入孔2に挿入し、上記リード線9,9
をソケット本体1の底壁10に形成した導出孔11,11を通
じて下面側に引き出し、このリード線9,9をソケット本
体1の下面に形成した案内溝12,12内を通じてフランジ
部3の周縁に形成した挿入溝13,13を経て、フランジ部
3の上面に形成した挟持溝14,14に導くことができるよ
うになっている。
なお、案内溝12,12および挿入溝13,13の深さはリード線
9,9の径より大きく形成されているとともに、挟持溝14,
14の深さはリード線9,9の径より小さく形成されてい
る。
上記係止突起4,4と立上がり壁5,5およびフランジ部3に
よりコ字形に囲まれた空間には、弾性を付与された略コ
字状をなす接触子15,15が取付けられている。この接触
子15は、例えば黄銅などの導電性に優れた金属片からな
り、略コ字形に屈曲成形されることにより、互いに対向
する片が開く方向に弾性変形するように形成されてい
る。
上記接触子15のフランジ部3の上面に沿う片には先端部
に、下向きのストッパ突起16が一体に突出成形されてお
り、このストッパ突起16はフランジ部3の上面に形成し
た凹部17に係合するようになっている。
また、この接触子15のフランジ部3の上面に沿う片には
接触突子18が形成されている。
そして、上記接触子15の係止突起4の下面に沿う片に
は、段部19が形成されている。
このような接触子15,15は前記係止突起4,4と立上がり壁
5,5およびフランジ部3によりコ字形に囲まれた空間に
嵌め込まれているが、この嵌合によって前記フランジ部
3の上面に沿う片が、このフランジ部3の上面に形成し
た前記挟持溝14に挿入されているリード線9の上面に当
接し、挟持溝14と接触子15とでこのリード線9を挟持す
るようになっている。したがって、接触子15とリード線
9は互いに押圧接触され、電気的な接続が保たれるよう
になっている。
前述したプリント配線基板20には、上記ソケットが挿入
される取付け孔21を形成してあり、この取付け孔21はソ
ケット本体1が挿入される円形孔部22と、この円形孔部
22の互いに対称となる位置に形成され上記係止突起4,4
が挿通される切欠部23,23を有している。また、プリン
ト配線基板20には表裏いづれかの面、もしくは両面にプ
リント配線端子25,26(第3図に示す)が形成されてい
る。
このような構成のソケットについてその作用を説明す
る。
ソケット本体1には、第1図に示すように、予め無口金
電球6が取付けられ、かつ接触子15,15も取着されてい
る。
このようなソケットは、プリント配線基板20に設けた取
付け孔21に取付けられる。すなわち、取付け孔21の円形
孔部22にソケット本体1を臨ませるとともに、切欠部2
3,23に係止突起4,4を臨ませてソケットを取付け孔21に
挿通させる。フランジ部3の上面が配線基板20に下面に
当たると、ソケットを第1図の矢印A方向に回動させ
る。
すると、フランジ部3と係止突起4,4の間で上記配線基
板20における切欠部23,23の縁を挟持する。
この場合、ソケットには、フランジ部3と係止突起4,4
の間に接触子15,15を取付けてあるから、実質的にこれ
ら接触子15,15の対向する両片が上記配線基板20におけ
る切欠部23,23の縁を挟持することになる。
このような接触子15,15の圧接により、配線基板20の両
面に形成したプリント配線端子25,26に、上記対向する
両片が接触する。したがってソケットと配線基板20との
電気的接続がなされる。
接触子15,15は略コ字形をなし、これら対向する両片が
上記配線基板20における表裏両面に当たるから、配線基
板20の表裏いづれか一方の面だけにプリント配線端子が
形成されていても、あるいは両面にプリント配線端子が
形成されていても、必ずや電気的接続が可能である。
また、係止突起4,4と立上がり壁5,5およびフランジ部3
により囲まれた空間に嵌め込まれた略コ字状をなす接触
子15は、フランジ部3の上面に沿う片の先端部に形成し
たストッパ突起16をフランジ部3の上面に形成した凹部
17に係合させてあるとともに、係止突起4の下面に沿う
片に形成した段部19を係止突起4に係合させてあり、し
たがって、これらの係合により接触子15はソケット本体
1に強固に固定される。
このため、ソケットを前記プリント配線基板20に設けた
取付け孔21に取付ける際、または取り外す際、ソケット
を第1図の矢印A方向または逆方向に回動させても、接
触子15,15がソケット本体1から外れる心配はない。
さらに、ソケット本体1のランプ挿入孔2に挿入された
無口金電球6のリード線9,9は、ソケット本体1の下面
に形成した案内溝12,12内を通じてフランジ部3の周縁
に形成した挿入溝13,13を経てフランジ部3の上面の挟
持溝14,14に導かれ、前記係止突起4,4と立上がり壁5,5
およびフランジ部3により囲まれた空間に嵌め込まれた
接触子15のフランジ部3の上面に沿う片で押圧されるよ
うになるので、リード線9はこれら挟持溝14と接触子15
とで挟持される。
したがって、リード線9の接触子15に対する配線接続が
容易になされるとともに、リード線9と接触子15の接触
圧力を大きくすることができ、確実な電気接続がなされ
ることになる。
なお、上記実施例では、ソケット本体1のランプ挿入孔
2に挿入された無口金電球6のリード線9,9は、ソケッ
ト本体1の下面に形成した案内溝12,12内を通じて、フ
ランジ部3の周縁に形成した挿入溝13,13を経てフラン
ジ部3の上面の挟持溝14,14に導かれて接触子15に接続
されるようにしたが、本考案はこれに限らない。
すなわち、第5図は本考案の他の実施例を示し、このも
のは円筒形のソケット本体1の側壁に、ランプ挿入孔2
と前記フランジ部3上面の挟持溝14,14を導通させる導
通孔30,30を形成し、ランプ挿入孔2に嵌め込まれた無
口金電球6のリード線9,9を導通孔30,30より直接的に挟
持溝14,14に導いたものである。
このようにしても、リード線9の接触子15に対する配線
接続が容易になされるとともに、リード線9と接触子15
の接触圧力を大きくすることができ、確実な電気接続が
なされることになり、さらにリード線9をソケット本体
1の下面に導かないのでリード線9が外部に露出するこ
とはない。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によると、フランジと係止突
起の間に略コ字状の接触子を設けたので、これらフラン
ジと係止突起の間で配線基板を挟持した場合、上記接触
子が配線基板の表面と裏面に弾性的に接触するようにな
り、したがってプリント配線基板の表裏どちらの面にプ
リント配線端子が形成されていても電気的接触が可能と
なり、または両面にプリント配線端子が形成されていて
も電気的接触が可能となる。したがって、単一種類のソ
ケットにより、プリント配線端子の位置が異なる基板で
あっても対応することができる。しかも、弾性接触子
は、一片に突設したストッパ突起がフランジに形成した
凹部に係合するから、弾性接触子が不所望に移動しな
い。また、弾性接触子とフランジとの間で前記無口金電
球のリード線を挟圧するので配線接続が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示し、第1図
はソケットと配線基板を分解して示す斜視図、第2図は
ソケット本体とランプおよび接触子を分解して示す斜視
図、第3図は第1図中III−III線の断面図、第4図は第
1図中IV−IV線の断面図、第5図は本考案の他の実施例
を示す断面図である。 1…ソケット本体、2…ランプ挿入孔、3…フランジ
部、4…係止突起、6…無口金電球、7…圧潰封止部、
8…フィラメント、9…リード線、14…挟持溝、15…接
触子、16…ストップ突起、17…凹部、18…接触突子20…
プリント配線基板、21…ランプ取付け孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略筒形をなすソケット本体の一端に無口金
    電球の端部が挿入されるランプ挿入孔を設けるととも
    に、他端にフランジを設け、上記ソケット本体の外側に
    上記フランジと離間する係止突起を形成した無口金電球
    用ソケットにおいて、 上記フランジと係止突起との間に配線基板を挾持する略
    コ字形をなす弾性接触子を嵌合し、 この弾性接触子の一片にストッパ突起を突設するととと
    もに上記フランジにはこのストッパ突起が係合する凹部
    を設け、 かつ上記弾性接触子の一片とフランジとの間で前記無口
    金電球から導かれたリード線を挾着したことを特徴とす
    る無口金電球用ソケット。
JP1988010542U 1988-01-29 1988-01-29 無口金電球用ソケット Expired - Lifetime JPH0715110Y2 (ja)

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JPH01115185U JPH01115185U (ja) 1989-08-02
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