JP3462239B2 - ソケット装置および表示装置 - Google Patents

ソケット装置および表示装置

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JP3462239B2
JP3462239B2 JP21595793A JP21595793A JP3462239B2 JP 3462239 B2 JP3462239 B2 JP 3462239B2 JP 21595793 A JP21595793 A JP 21595793A JP 21595793 A JP21595793 A JP 21595793A JP 3462239 B2 JP3462239 B2 JP 3462239B2
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正治 馬場
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明は絶縁材料で形成したソ
ケット本体に小形の白熱ランプや発光ダイオードなどの
無口金形ランプを装着したソケット装置およびこのソケ
ット装置を用いた表示装置に関する。
【従来の技術】従来公知のプリント配線基板に取付ける
無口金形ランプ用のソケット装置は図12(a)に示す
ような構成をなしていた。図において2は小形のウエッ
ジ形と呼ばれている封止部23を有する無口金形の白熱
ランプ、1はたとえば66ナイロン(商品名)などの
気絶縁性の熱可塑性合成樹脂材料からなる有底筒状の上
方にランプ2の装着孔11を有するソケット本体、13
はソケット本体1の外周側の上方に形成された一対の突
起(180度の反対位置にある突起は見えない。)、1
2はこの突起13に所定の間隔を隔ててほぼ外周を一周
するよう形成されたフランジ部である。3はソケット本
体1の装着孔11内に設けられた端子部材で上記圧潰封
止部23の挾持片45とフランジ部12の切欠部から突
出した端子部46を有している。また、5はプリント配
線基板で表面には配線導体55が形成されている。この
ソケット装置は端子部材3の挾持片45がランプ2端部
のウエッジ形の圧潰封止部23を把持するとともに封止
部23面に添設されたランプ2のリード線22と接触す
るようになっている。そして、ソケット本体1の上記外
周側に形成した一対の突起13とフランジ部12との間
で配線基板5を挾圧するようにして取付けられるととも
に、上記端子部46が配線基板5の配線導体55と接触
することによってランプ2が点灯するよう構成されてい
る。しかし、このようなソケット装置はランプ2端部の
圧潰封止部23に添設したリード線22がランプ2軸と
平行していれば問題ないが、封止部23を挾持片45に
装着するに際しリード線22が封止部23面に斜行する
などして曲がったり折れたりしたときには、挾持片45
と電気的な接触がとれずに安定した点灯ができないこと
があった。また、上記のウエッジ形の白熱ランプの他に
ビードガラスを用いたりあるいはガラスバルブをそのま
ま縮径してリード線と封止した形式のランプをソケット
本体内に装着したソケット装置もある。この形式のソケ
ット装置は図12(b)に示すように、ソケット本体1
底面の透孔17から導出させたリード線22をフランジ
部12に形成した切溝16間に巻回してリード線22を
直接に端子部46としている。このソケット装置は上記
と同様にソケット本体1の外周側に形成した一対の突起
13(180度の反対位置にある突起は見えない。)と
フランジ部12との間で配線基板5を挾圧するようにし
て取付けられるとともに、上記フランジ部12に巻回さ
れたリード線22がフランジ部12と配線基板5の配線
導体55との間に挾持されることによって端子部46と
して作用しランプ2が点灯するよう構成されている。こ
のようなソケット装置は端子部46として専用の部品を
要せず構成簡単で安価になるという利点を有し、自動車
のメータ表示用などに多用されている。しかし、この構
成のソケット装置はフランジ部12に巻回されたリード
線22の盛り上がりが少ないと配線基板5の配線導体5
5との接触が悪くなり、発生数は極めて少ないがランプ
2の点灯が不安定になるということがあった。特に、人
や貨物を運送する車両などあるいは機械やプラントなど
の運転をする工場などにおいては多数のメータが用いら
れ状況の表示が行われていて、表示の不具合が発生する
などのことは許されないことである。
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は上述した
ようなランプの点灯が不安定になることを解消するため
種々の検討を重ね、ソケット装置の配線基板への取付部
の改良をはかった。これは上述したように従来のソケッ
ト装置はソケット本体が合成樹脂製であり、配線基板
への取付けをソケット本体と一体的に成型した一対の突
起を介して行っているため、この突起が成型後の経時変
化により弾性が劣化してきたりしてフランジ部との挾圧
力を弱め接触性能が低下することが分かった。本発明は
上記問題点を除去し、配線基板などに取付けられた後も
強固に挾持力を維持していくことのできるソケット装置
および表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のソケット装置は、絶縁材料からなる筒状のソケット本
外周フランジ部およびこのフランジ部と間隔を隔
突部を形成し、ソケ ット本体の一端の装着孔にランプ
が装着され、上記フランジ部に係着されるとともに上記
ランプのリード線に接続した配線基板取付用の金属板製
の端子部材備えてるソケット装置において、上記端
子部材は、上板部、上方側板部および中板部からなる略
コ字形状部と、この略コ字形状部に連設して中板部、下
方側板部および下板部からなる略コ字形状部とが設けら
れた略己字形状をなし、一方の略コ字形状部が上記フラ
ンジ部と突部との間に配設され配線基板に弾性を付与し
て挟着し、他方の略コ字形状部がフランジ部を囲み係着
され、かつ、上記略コ字形状部を構成する中板部の一部
を切割り折曲して形成した切片が、上記フランジ部面に
形成した溝部内に入り込み抜け出ないよう係止されてい
ることを特徴としている。本発明の請求項2に記載のソ
ケット装置は、上記端子部材が、ソケット本体の外周に
形成されたフランジ部の上面側に設けられていることを
特徴としている。本発明の請求項3に記載のソケット装
置は、上記端子部材が、ソケット本体の外周に形成され
たフランジ部の下面側に設けられていることを特徴とし
ている。本発明の請求項に記載のソケット装置は、上
記ランプが、白熱ランプまたは放電ランプあるいは発光
ダイオードであることを特徴としている。本発明の請求
に記載の表示装置は、配線基板と、この配線基板の
ソケット取付孔に端子部材が装着された上記請求項1な
いし請求項のいずれか一に記載のソケット装置と、こ
のソケット装置のランプに間隔を隔てて対設された表示
体とを備えていることを特徴としている。
【作用】ソケット装置の配線基板への取付けを金属板か
らなる二つの略コ字形状を有する略己字形状をなす
子部材を用い、この端子部材の一方の略コ字形状部分
で配線基板を挾持させるとともに他方の略コ字形状の部
分でフランジ部を囲い固定させるようにした。したがっ
て、経時しても金属製の端子部材の変形がないとと
もにこの略コ字形状部の中板部の一部を切割した切片を
フランジ部に形成した溝部に係止させたので、フランジ
部から端子部材が抜け出る虞のない、長期間に亘り強固
支持と電気的接触を維持していくことができる。
【実施例】以下、本発明のソケット装置Sの実施例を図
1ないし図を参照して説明する。図1は自動車などの
メータ内のプリント配線基板に取付けられ表示用や照明
用に使われるソケット装置Sの正面図、図2は一部を切
欠した上面図、図3は底面図、図4は端子部材の斜視
図、図5(a)および(b)はこのソケット装置Sの取
付ける配線基板の一部を示す上面図である。図において
1は合成樹脂などの絶縁材料からなる有底筒状のソケッ
ト本体で、上端側には無口金形の白熱ランプ2のバルブ
21端部の封止部側(図示しない。)を弾性的に保持す
るランプ装着孔11が、また、下端側の外周には突出し
た径大なフランジ部12およびこのフランジ部12の上
面と所定の間隔を隔てて一対の突部13、13が一体的
に設けられている。また、このフランジ部12および底
面14には切溝15、16、ランプ2のリード線22挿
通孔17、リード線22案内溝18および十字溝19が
形成されている。3はたとえばステンレスなどの導電性
に優れた金属板片を正面から見て略己字形に折曲形成し
て弾性を付与してなる端子部材で、湾曲した上板部3
1、上方側板部32、中板部33、下方側板部34、下
板部35および中板部33の一部を切割して先端を下方
に向けた切片36とからなり、正面から見て上記の湾曲
した上板部31、上方側板部32、中板部33でもって
一方の略コ字形状部4aを、また、中板部33、下方側
板部34、下板部35でもって他方の略コ字形状部4
を形成している。なお、上記一方の略コ字形状部4
上板部31と中板部33との間隔tは配線基板5の板厚
より小さい値に設定してあるとともに各部分において弾
性が付与されるような構成となっている。また、上板部
31、中板部33も湾曲させたりエンボスを形成してお
いてもよい。そして、この端子部材3は、上板部31、
上方側板部32および中板部33からなる一方の略コ字
形状部4aをフランジ部12と突部13との間に配設
し、下方側板部34フランジ部12の切溝15内に挿
して、中板部33、下方側板部34および下板部35
からなる他方の略コ字形状部4bがフランジ部12を囲
うとともに中板部33の一部を切割して先端を下方に向
けた切片36がフランジ部12の上面に形成した溝(図
示しない。)に落ち込むことによって抜け出ないよう
係止されている。このとき略己字形状をした端子部材3
上板部31は突部13の下面に当接ないしは近接し
ている。また、他方の略コ字形状部4bの下方側板部3
4がフランジ部12の切溝15内に挿入されてフランジ
部12を囲むよう取付けられているとともに切片36が
フランジ部12の溝(図示しない。)内に落ち込んでい
るので強固な係止がなされる。また、略己字形状をした
端子部材3は、コ字形状をした端子部材より経時におけ
る弾性低下が小さく、配線基板を圧着したりソケット本
体への係止が長期に亘り強固に持続できる。また、上記
ソケット本体1のランプ装着孔11に装着された白熱ラ
ンプ2のバルブ21から延出している一対のリード線2
2は、それぞれ本体1底部の挿通孔17から導出され
る。そして、リード線22は案内溝18内を通って切溝
16部で折曲げられてフランジ部12の上面に添設さ
れ、このフランジ部12の切溝15に係止された端子部
材3の中板部33との間で挾圧されて中板部33と電気
的な接続をなす。このような構成のソケット装置Sはた
とえば図5(a)に示すような配線基板5の取付孔51
に装着される。この配線基板5は電気絶縁性の合成樹脂
板からなり取付孔51は、装着されるソケット装置Sの
ソケット本体1の突部13、13の外形と略同形にくり
抜かれた、すなわち円形をなす中央孔52の周囲2か所
にこの中央孔52の中心点に対して対称位置に切込み5
3、54がある。なお、図中55、56は配線導体であ
る。このような配線基板5へのソケット装置Sの装着
は、まず、ソケット装置Sのフランジ部12側を支持し
て突部13、13を配線基板5の取付孔51の切込み5
3、54に合わせ、ソケット装置Sを押し込めることに
よって本体1の突部13、13および端子部材3が装着
孔51を通過しフランジ部12面が基板5に当接する。
そしたら、つぎにソケット装置Sを右方向(時計回り)
に回動する。この回動によって端子部材3の湾曲した上
板部31、上方側板部32、中板部33でもって形成し
た上記一方の略コ字形状部4aが配線基板5を上下から
挾み、端子部材3が配線導体55、56と接触し上方側
板部32が角孔51に当たったところで回動を止めれば
ソケット装置Sの取付けは終わる。(なお、この取付け
はフランジ部12の底面14に形成した十字溝19にド
ライバを差込み支持して操作してもよい。)また、上記
突部13は一方の略コ字形状部4aの上板部31と中板
部33との間隔tが広がろうとしたときなどに上板部3
1が当接して広がりを規制するとともにその弾性力をも
増すようにするためのものであるが、必須のものではな
い。そして、このソケット装置Sのランプ2の点灯は、
図示しない電源スイッチなどを投入することによって配
線基板5の配線導体55、56へ通流させれば、ソケッ
ト装置S内に収容したランプ2のフィラメントが発光し
て所定の照明や表示を行う。また、このソケット装置S
の配線基板5から取外しは、上述とは逆にフランジ部1
2を掴むかまたはフランジ部12底面14の十字溝19
にドライバを差込み左方向(反時計方向)に回動して引
けばよい。このように、本発明のソケット装置Sは、金
属板製の弾性をもった端子部材3の一方の略コ字形状部
4aの突部13とフランジ部12との間に装着し、他方
の略コ字形状部4bの下方側板部34をフランジ部12
の切溝15内に挿入してフランジ部12を囲むよう取付
けるとともに中板部33の一部を切割して先端を折曲し
た切片36が、フランジ部12の上面に形成した溝内に
落ち込み係止され、抜け出ないようにしたので端子部材
3の脱落による不点の発生はない。また、この端子部材
3は、弾性をもった一方の略コ字形状部4により、配
線基板5を上下から挾み装着されるので経時しても弾性
力は低下しないので強固な固定ができるとともに確実な
電気的接続がなされる。また、図6〜図10は本発明の
他の実施例を示し、図中図1〜図5と同一部分には同一
の符号を付してその説明は省略する。図6ソケット装置
Sの正面図、図7は上面図、図8は底面図、図9は側面
断面図、図10は端子部材の斜視図である。この図6〜
図10のものはソケット本体1が長く本体1に形成した
フランジ部12の下方側に端子部材3を配置したもの
で、このものは上記の実施例が配線基板5の裏側からソ
ケット装置Sを装着したのに対して、表側からソケット
装置Sを装着したもので、配線基板5と前面の表示板と
の間隔が広いときなどに表示部の明るさを低下させない
ためやあるいは表側からのみしかソケット装置Sが装着
できない場合に好適する。この実施例のソケット装置S
のソケット本体1は上端側には無口金形の白熱ランプ2
のバルブ21端部の封止部側を弾性的に保持するランプ
装着孔11が、また、中間部には中央に隔壁61が形成
され、この隔壁61の両側の通路62内にはリード線2
2が延在していて、フランジ部12の下端付近の貫通孔
を通じ本体1外に導出されれている。また、このフラン
ジ部12には外周の対称位置に一対の切溝15、15と
切欠部63、63とが形成されている。また、このフラ
ンジ部12下方の本体1の延出部分の対称位置には一対
の突部13、13が形成され、この突部13の一部およ
びフランジ部12に端子部材3が装着係止される凹部6
4が形成されている。なお、図中17はソケット本体1
の補強用リブ、18はソケット装置S取付け時の摘み部
である。また、端子部材3は上記実施例と同様な金属材
正面から見て上板部を構成する係止用突部39、上
方側板部32および中板部33からなる一方の略コ字形
状部4aと、中板部33から下方に折曲された挾圧片3
、下方側板部34、下板部35からなる他方の略コ字
形状部4bとの二つの略コ字形状部4a,4bを有する
略己字形状に折曲して形成されている。そして、このソ
ケット装置Sの場合は、上記一方の略コ字形状部4aが
上方側板部32をフランジ部12の切溝15内に装着さ
れるとともにフランジ部12を囲み取付けられ、また、
他方の略コ字形状部4bが上記突部13の凹部64内に
装着係止されている。なお、この端子部材3において3
8はリード線22との接続片、39は係止用突部であ
る。そして、このソケット装置Sの組立ては、まず、端
子部材3のそれぞれの部分を所定のフランジ部12の切
溝15内および突部13の凹部64入口に合わせ、内方
に押し入れる。この押し入れにより中板部33から上方
に折曲された切片36がフランジ部12の下面に形成し
た溝(図示しない。)に入り込むことによって抜け出な
いよう係止される。つぎに、ランプ装着孔11内にラン
プ2を装着し、ランプ2のリード線22をフランジ部1
2の下端付近の貫通孔を通じ本体1外に導出し、この導
出したリード線22を中板部33から延出している接続
片38に溶接やろう付などの手段で接続することによっ
て完成する。なお、上記実施例と同様に、端子部材3は
中板部33から下方に折曲された挾圧片37、下方側板
部34、下板部35でもって略コ字形状部4を形成
し、挾圧片37と下板部35との間で配線基板5を挾持
するようその間隔tは配線基板5の板厚より小さい値に
設定しておく。このソケット装置Sの配線基板5への装
着は、まず、ソケット装置Sの本体1部の摘み部18を
支持して突部13、13を配線基板5の取付孔51の切
込み53、54に合わせ、ソケット装置Sを押し込める
ことによって本体1の突部13、13および端子部材3
が取付孔51を通過しフランジ部12面が基板5に当接
する。そしたら、つぎにソケット装置Sを右方向(時計
回り)に回動する。この回動によって端子部材3の一部
を折曲して弾性を付与した挾圧片37、下方側板部3
4、湾曲して弾性を付与した下板部35でもって形成し
た上記略コ字形状部4が配線基板5を上下から挾み、
端子部材3が配線導体55、56と接触し下方側板部3
4が切込み52、53縁部に当たったところで回動を止
めればソケット装置Sの取付けは終わる。そして、この
ソケット装置Sのランプ2の点灯は、図示しない電源ス
イッチなどを投入することによって配線基板5の配線導
体55、56へ通流させれば、ソケット装置S内に収容
したランプ2のフィラメントが発光して所定の照明や表
示を行う。この実施例のものも上記実施例と同様に、ソ
ケット装置Sの本体1から端子部材3が抜け出ることが
なく長期に亘り確実に係止できる。また、ソケット装置
Sを強固に固定できるとともに確実な電気的接続がなさ
れる。そして、このソケット装置Sはたとえば図11に
示す表示装置に使用される。図中の配線基板5の上方に
は表示板7が設けられており、表示板7の計器71と対
応する箇所には基板5からあまり突出しないソケット装
置S1が、また、表示部72、73と対応する箇所には
表示板7近くまで突出したソケット装置S2がそれぞれ
設けられていて、所定の表示や照明をなすようになって
いる。なお、これらソケット装置S1、S2は表示板7
側から配線基板5への取付けや取外しが行われる。な
お、本発明は上記実施例に限定されない。たとえばソケ
ット本体に装着されるランプは白熱ランプに限らず、無
口金形の放電ランプや発光ダイオードランプなどにもっ
ても適用でき、発光ダイオードランプの場合は長めのソ
ケット本体内に抵抗を収容しておいてもよい。また、端
子部材は実施例の折曲形状に限らず、特に略コ字形状部
と称している部分は金属板でもって配線基板を上下方向
から強く挾圧して支持できるとともに配線導体と良好な
電気的接続ができるものであればよく、そのための折曲
部や板体の加工形状は問はない。また、ソケット本体の
外周に形成する係止用の突部は一対のものを180度隔
てた対称配置したものに限らず、非対称の位置に設けた
り、その形状を異なるものとしたりあるいは配設位置と
形状とを変えたものであってもよい。(図5(b))こ
のような構成とすることは、ダイオードランプなど極性
が特定されるランプを使用する場合に誤って装着される
ことがなく適する。また、突部の数は2個に限らず3個
以上あってもよい。また、フランジ部はホルダの外周全
周でなく部分的に欠損してあってもよい。さらに、上記
実施例では配線基板などに形成した取付孔は円形とした
が、円形に限らず一部が切り欠けられたU字形の孔であ
っても差支えない。さらにまた、配線導体は配線基板の
どちらの面でもあるいは両面に形成してあってもよい。
【発明の効果】本発明のソケット装置は、金属板製の弾
性をもった二つの略コ字形状を有する略己字形状の
子部材で、この端子部材はソケット本体から抜け出る虞
がなく、端子部材の脱落によるランプ不点の発生を防止
できるとともに配線基板を上下から挾み装着され経時
しても弾性力は低下しないので強固な固定ができるとと
もに確実な電気的接続がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すソケット装置の正面図で
ある。
【図2】図1の一部切欠上面図である。
【図3】図2の底面図である。
【図4】図1の端子部材の斜視図である。
【図5】(a)および(b)はソケット装置が取付けら
れる配線基板の一部を示す上面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示すソケット装置の正面
図である。
【図7】図6の上面図である。
【図8】図6の底面図である。
【図9】図6の側面断面図である。
【図10】図6の端子部材の斜視図である。
【図11】本発明のソケット装置を組込んだ表示装置の
実施例を示す正面断面図である。
【図12】(a)および(b)は従来のソケット装置を
示す一部断面正面図である。
【符号の説明】
S、S1、S2:ソケット装置 1:ソケット本体 12:フランジ部 13:突部 15、16:切溝 2:ランプ 21:バルブ 22:リード線 3:端子部材 4一方の略コ字形状部4b:他方の略コ字形状部 5:配線基板 51:取付孔 55、56:配線導体 7:表示板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−29048(JP,A) 実開 昭63−105291(JP,U) 実開 平1−115185(JP,U) 実開 昭54−148382(JP,U) 実開 昭52−69878(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 33/09 G01D 11/28 H01R 9/09 H01R 13/514

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材料からなる筒状のソケット本体
    外周フランジ部およびこのフランジ部と間隔を隔て
    部を形成し、ソケット本体の一端の装着孔にランプが装
    着され、上記フランジ部に係着されるとともに上記ラン
    プのリード線に接続した配線基板取付用の金属板製の端
    子部材備えてるソケット装置において、 上記端子部材は、上板部、上方側板部および中板部から
    なる略コ字形状部と、この略コ字形状部に連設して中板
    部、下方側板部および下板部からなる略コ字形状部とが
    設けられた略己字形状をなし、一方の略コ字形状部が上
    記フランジ部と突部との間に配設され配線基板に弾性を
    付与して挟着し、他方の略コ字形状部がフランジ部を囲
    み係着され、かつ、上記略コ字形状部を構成する中板部
    の一部を切割り折曲して形成した切片が、上記フランジ
    部面に形成した溝部内に入り込み抜け出ないよう係止さ
    れていることを特徴とするソケット装置。
  2. 【請求項2】 上記端子部材が、ソケット本体の外周に
    形成されたフランジ部の上面側に設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載のソケット装置。
  3. 【請求項3】 上記端子部材が、ソケット本体の外周に
    形成されたフランジ部の下面側に設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載のソケット装置。
  4. 【請求項4】 上記ランプが、白熱ランプまたは放電ラ
    ンプあるいは発光ダイオードであることを特徴とする請
    求項1ないし請求項3のいずれか一に記載のソケット装
    置。
  5. 【請求項5】 配線基板と、この配線基板のソケット取
    付孔に端子部材が装着された上記請求項1ないし請求項
    4のいずれか一に記載のソケット装置と、このソケット
    装置のランプに間隔を隔てて対設された表示体とを備え
    ていることを特徴とする表示装置。
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