JPS61113902A - 磁気吸引式走行車両のリアクシヨンプレ−トの取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気吸引力を利用して走行する磁気吸引式走行
車両のリアクションプレートの取付装置に関するもので
ある。

近時、リニアモータを用いる走行方式のうち、磁力の吸
引力を利用する走行方法が開発されている。

すなわち新規なこの走行方法は、車輪を介してレール上
にリニアモータ（−次側）付きの車両を搭載し、他方、
レール側には進行方向に沿ってリニアモータと対向して
リアクションプレート（二次側）を配置し、地上のレー
ル側に固定したリアクションプレートとりニアモータと
の間に磁力による吸引力を発生させる事によって車両を
レール側に積極的に押し付けた状態で前進させる方式で
あり、安定性が著しく向上する事が可能となった。

ところで、一般にリアクションプレートは無限に長い連
続板からなるのではなく長さの決った板体からなり、こ
の単体板を進行方向に連続してまくらぎ上に配置してい
る。

リアクションプレートをまくらぎに取付るにはコンクリ
ート製のまくらぎのりアクションプレートと接触する頂
面に例えば矩形の一枚板からなる固定具の一端をリアク
ションプレートの上面に位荀せしめた状態Ｃ１固定具の
板面をボルトＣ肖通してまくらきにねじ込んでリアクシ
ョンプレ−１〜を固定している。

しかし、曲線部や交差部ではボルトとまくらぎ側に開設
するボルト孔との螺合位置が必ずしも一致するとは限ら
ない。

一枚のリアクションプレートにおいてボルトの螺合位置
が一個所でもずれると、ボルトの螺合位置を調整づる手
段がないのでその箇所に固定具を取付ける事が不可能と
なり、リアクションプレートの取付けが不完全となる。

そこで従来Ｃは両端にＲ部と顎部を有する矩形の板体に
長穴を開口し、リアクションプレートの上面に顎部をの
けた後、長穴にボルトを挿入してまくらぎに捩込んでリ
アクションプレートを固定していた。

しかしこうした締結具によるリアクシ１ンプレートの取
り付けには、その締結具の形状から次のような問題点が
存在する。

（イ）繰り返しの荷重に対して緩みや疲労強度等の点て
安全性に欠ける。

（ロ）板厚が厚く、部品自体が重く取扱いに不便である
。

（ハ）顎部や踵部の製造にあたっては、鋼板を削りとる
など製造コストが高い。

（ニ）温度の変化によるリアクションプレートの伸縮に
追随できないので締結力が一定しない。

本発明はこの様な問題を解消する為になされたもので、
曲線部や交差部でも固定具の取付位置の調整が可能であ
り、しかも繰返しの荷重による疲労強度が高くしかもコ
ストが低い、磁気吸引式走行車両用リアクシ１ンプレー
トの取付装置を提供する事を目的とする。

以下図面に基きながら本発明の一実施例についで説明す
る。

［イ〕全体の説明　　　　　　　　　　　　　　　　　
　（）第１図に本実施例の取付装置の全体を示すが、本
実施例の取付装置１はインサート３を埋設したまくらぎ
２とバネクランプ４で構成りる。

［口］まくらぎ まくらぎ２は例えばコンクリート製の角柱体であり、こ
のまくらぎ２の中央に、リアクションプレート５を載置
するための二つの！！四台２１と、Ｉｌｌ！置台２１の
両裾部に公知のレール１１を固定するための敷設台２２
を形成する。

載置台２１の１自面には内側にねじ山を刻設しであるイ
ンサート３を埋設する。

なおまくらぎ２は二つの載置台２１を一つに連結した構
造のものも利用できる。

［ハ］バネクランプ バネクランプ４はバネ鋼を使用した矩形の板体で、第２
図および第３図に示すように矩形の基板４１の一端に凹
状の顎部４２を基ｆｆ１４１の上面に対して凹設し、他
端に緩かな斜面の裾部４３を突設する。

基板４１の中央には長穴４４を開孔する。

基板４１の他端に裾部４３を基板４１の面に対して突設
したのはボルト６でバネクランプ４を締め付ける際に下
面に空間を形成してバネ鋼である基板４１．べ充分撓ん
でより確実に締結するためである。

［二］リアクションプレート リアクションプレート２は帯状鋼板等からなる母材に銅
板、あるいはアルミ板、ジュラルミン板等を接着、爆着
あるいはリベット止めもしくは圧延等によって形成した
板体である。

次に本発明の取付装置の使用方法について説明する。

［イ１まくらぎの敷設 インサート３を埋設したまくらぎ２を軌床上に一定の間
隔に配置して固定する。

［０］リアクシヨーンプレートの取付は各ま（らぎ２の
敷設台２２にはレール１１舎連続して配置し公知のレー
ル固定具によって固定する。

次に各載置台２１にリアクションプレート５を搭載する
。

このとき各りｊ７クシヨンプレート５の継目はまくらぎ
２土に位′？ｉさせ、同時に継１」間には熱膨服に対応
するために隙間を設けて配置りる。

そしてバネクランプ４の顎部４２がプレー１−５の上面
に接触する状態でバネクランプ４を各載置台２１に配備
し、長穴４４内にポル１−６を挿入してインサート３に
ねじ込む。

その結果、バネクランプ４は裾部４３以外の基盤４１が
載置台２１との間に間隙Ｃを生ずる。

この間隙Ｃによってバネクランプに充分弾力が与えられ
るのでプレート５を載置台２１に強く押付けて固定する
事ができる。

［ハコバネクランプの調整 曲線部や交差部等でリアクションプレートの固定位置が
徐々にずれる。

本発明の装置ではバネクランプ４に長穴４４を開設した
ので載置台２１に埋設したインサート３１　　　　のセ
ンタに一致する位置までバネクランプ４を長穴４４に沿
ってスライドして取付は位置の調整を行うことができる
。

づなりら本発明の装置はプレート５を固定すべき位置を
バネクランプ４の長穴４４で調整する事を特徴の一＝つ
とＪる。

［二］その伯の実施例 上記実施例ではインサート３を埋設したコンクリート製
のまくらぎ２を使用し、そのうえに板体のりアクション
プレート５を固定したが、両端に脚部を有する台形の部
材の上面にリアクションプレートを一体に形成した形状
のリアクションプレート５を、従来の木製のまくらぎ上
に上記実施例のバネクランプ４でおさえて固定すること
も可能である。

本発明は以上説明したようになるので次のような効果を
期待する事ができる。

くイ〉バネクランプの基板に長穴を開設したのでｔ＜＊
′５＞７ｆｔｆ″ｉ７″″１１．：２７−ｉ’　Ｆｌ、
４＊＃ｔｆｔ　　　　Ｑを簡単に調整できる。

〈口〉バネクランプをバネ鋼で形成し、更に一端に裾部
を設けて基板下面に空間を設は充分に弾性イｒ　　Ｊ、
′Ｉ／、：Ｌ！　　た　。

従ってバネ効果によって確実にリアクションプレートを
固定する事ができる。

くハ〉バネ鋼による締結であるためリアクションプレー
トの熱伸縮に対応でき締付は力が一定である。

く二〉バネクランプはその板厚を薄く形成することがで
き、形状がシンプルで見栄えが良く、更に取扱いが簡単
でしかも加工に手間を要さないので、製作コストを低く
することができる。

くホ〉バネクランプはバネ鋼によって形成したので疲労
強度や緩み等の点で安全性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図：本発明の装置の一実施例の説明図第２図：取付
装置の組み立て図 第３図：その断面図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 車体側に設けたリニヤモータと、 まくらぎ側に設けたリアクションプレートによって走行
   する方式の軌道において、 リアクションプレートを載置するまくらぎと、基板の一
   端に裾部を基板より突設し、 レールの横断方向に長穴を開設したバネ鋼によるバネク
   ランプとからなる、 磁気吸引式走行車両のリアクションプレートの取付装置
   。