JPH0339298Y2 - - Google Patents

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JPH0339298Y2
JPH0339298Y2 JP14587685U JP14587685U JPH0339298Y2 JP H0339298 Y2 JPH0339298 Y2 JP H0339298Y2 JP 14587685 U JP14587685 U JP 14587685U JP 14587685 U JP14587685 U JP 14587685U JP H0339298 Y2 JPH0339298 Y2 JP H0339298Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はトロリ線支持装置の取付け構造に関す
る。
(従来技術及びその問題点) まず第4図によりトロリ線支持装置が設けられ
る電車軌道装置の1例を簡単に説明すると、軌道
部1の上に1対の走行路面4を形成すると共に、
レール支持脚2を介して1対のガイドレール3を
敷設し、一方のガイドレール3に電車線支持装置
5を設けており、電車7の集電器8を支持装置5
のトロリ線6に沿つて摺接させると共に、横向き
ガイド輪10をガイドレール3に沿つて転動させ
るようになつている。電車7のゴム車輪11は走
行路面4上を転動する。レール支持脚2は第5図
に示すようにレール長さ方向に間隔を隔てて配置
されている。また軌道部1の両端部にには上方延
びるパラペツト12が形成されている。
このような軌道装置において、集電器8とトロ
リ線6との接触状態はトロリ線6の摩耗、給電の
安定性等に重大な影響を及ぼし、トロリ線6の設
定位置に関与する支持装置5は、与め所定の位置
に正確に設置する必要がある。
ところで工事上、ガイドレール3の敷設作業を
行つた後に現場でこのガイドレール3にトロリ線
支持装置5を取付ける必要がある。しかるに従来
は第9図に示すように、ガイドレール3の垂直片
部16の上下両側部にボルト挿通孔50,50′
を明け、ガイドレール3にボルト51及びナツト
52により直接支持装置5のトロリ線支持用脚2
0を固定している。しかしながら現場においてガ
イドレール3の上下両側部共にボルト挿通孔5
0,50′を明けることは困難である。特に下側
の孔50′については走行路面4(第4図)とガ
イドレール3との間のスペースS(第9図)が狭
い関係上、パンチング装置を第2垂直片部16の
下端部分まで挿入して正確に孔明けする作業に大
変手間がかかる。
(考案の目的) 本考案の目的は、ガイドレールの垂直片部の下
側部にボルト挿通孔を明けなくてもトロリ線支持
装置をガイドレールに締結できるようにすると共
に、現場での支持装置取付け作業をより一層容易
に行なえるようにすることである。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するために本考案は、一対の垂
直片部を有する断面形状H形のガイドレールに固
定されるトロリ線支持装置の取付け構造におい
て、電車ガイド輪が当接するガイド用第1垂直片
部とは反対側の第2垂直片部に、トロリ線支持用
脚の下端部を当接し、一対の押圧用足部を有する
固定金具を、その各足部が第2垂直片部の下端部
分とトロリ線支持用脚にそれぞれ当接するように
配置し、トロリ線支持用脚と固定金具との間をボ
ルト及びナツトにより締結し、固定金具とトロリ
線支持用脚の間にばねを縮設して、金具仮止め時
にばねによりトロリ線支持用脚と足部の間を開口
状態に維持するようにし、第2垂直片部の上端部
を直接ボルト及びナツトによりあるいは上記同様
の固定金具によりトロリ線支持用脚に固定してい
る。
(実施例) 本考案によるトロリ線支持装置の側面図を示す
第1図において、ガイドレール3は断面形状H形
に形成されており、一対の第1,第2垂直片部1
5,16と水平リブ部17を有している。第1垂
直片部15はガイド面として利用され、電車のガ
イド輪10が当接する。トロリ線支持用脚20は
リブ部20aを一体に備え、断面形状T形に形成
されている。支持用脚20の上端部には固定プレ
ート21が固着され、この固定プレート21には
可動調整プレート23及び3個のがいし22等を
介して3本の3相交流用トロリ線6が支持されて
いる。トロリ線支持用脚20の下端部はレール3
の第2垂直片部16の後面に当接している。固定
金具25は断面形状が概ねコの字状に形成されて
おり、第2垂直片部16の前面(矢印A方向側の
面)に当接する第1足部27と、支持脚20に当
接する第2足部28をそれぞれ備えると共に、第
2足部28には支持脚20の幅と略同一幅の切欠
き30を備え、さらにUボルト挿通用の1対のボ
ルト孔31を備えている。固定金具25は第2垂
直片部16の上下部にそれぞれ配置され、第1足
部27が垂直片部16の前面に当接し、第2足部
28が支持脚20の前面に当接すると共に、第2
足部28の切欠き30に脚20が嵌り込み、Uボ
ルト33及びナツト36により第2垂直片部16
に支持脚20を締結している。Uボルト33は前
方側(矢印A側)から固定金具25に挿通され
る。
下側に配置された固定金具25と支持脚20の
間には、上開きJの字形のばね(例えば鋼製の板
ばね)34が縮設され、板ばね34には第3図に
示すようにボルト挿通用の2個の切欠き35と2
個の挿通孔38が形成されている。32は支持脚
20に形成されたボルト挿通孔である。
第2図は第1図の矢視図であり、固定金具2
5の幅と支持用脚20の幅の関係等を明確にして
いる。
(作 用) 支持用脚20をガイドレール3に固定する場合
には、例えば第1図の下側の固定金具25を支持
用脚20に仮止め状態にしておいて、下側固定金
具25の第1足部27と支持用脚20の間に第2
垂直片部16の下端部を挿入し、支持用脚20を
固定金具25ごと上方にずらす。上記仮止め時に
おいて、下側固定金具25の第1足部27はばね
34の弾性力により矢印A方向へと開かれた状態
に維持されているので、第2垂直片部16の下端
部を挿入する際に、第2垂直片部16が第1足部
27に干渉されることはなく、円滑に挿入するこ
とができる。
次に上側の固定金具25を第2垂直片部16の
上端部と支持用脚20とに跨がるように固定する
と共に、第2垂直片部16の上端縁を上側のUボ
ルト33に当接させて支持用脚20の上下方向の
位置決めを行ない、またレール長さ方向の位置を
正確に設定し、しかる後に上下のUボルト33及
びナツト36を最終的に締つける。
(別の実施例) (1) 第6図に示す実施例は、第2垂直片部16の
下側を前記第1図同様の固定金具25及びばね
34を利用して締付け、第2垂直片部16の上
側については、レール3にボルト挿通孔40を
明け、ボルト41及びナツト42により直接支
持用脚20をレール3の上端部に締付けてい
る。
第6図の構造では取付け現場において第2垂
直片部16の上側部にボルト挿通孔40をパン
チング装置等により明ける必要があるが、レー
ル3の上側においてはパンチング装置を容易に
挿入できるので、垂直片部16の下側の部分に
孔を明ける場合に比べて作業上の困難性なく、
孔明け作業に手間はかからない。
(3) 第7、第8図はそれぞればね34の変形例を
示しており、第7図の例ではボルト挿通孔38
を1個の共通の長孔とし、第8図では切欠き3
5を4個設けている。
(4) ばね34としてコイルスプリング等をボルト
33に挿通することも可能である。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によると: (1) 1対の押圧用足部27,28を有する固定金
具25を、その各足部27,28が第2垂直片
部16の下端部分とトロリ線支持用脚20にそ
れぞれ当接するように配置し、トロリ線支持用
脚20と固定金具25との間をボルト33及び
ナツト36により締結することにより、少なく
とも第2垂直片部16の下端部分についてはガ
イドレール3(垂直片部16)にボルト挿通孔
を明けずに支持用脚20を締結できる。
即ち第4図の走行路面4とレール3との間の
スペースが小さくて、現場での孔明け作業が困
難な第1図の垂直片部16の下側部分について
は、ガイドレール3への所定位置の孔明け作業
が不要になるので、現場での支持用脚20の取
付け作業が容易になり、作業能率が向上する。
(2) 固定金具25と支持用脚20の間にばね34
を縮設して、金具仮止め時にばね34によりト
ロリ線支持用脚20と足部27の間を開口状態
に維持するようにしているので、第2垂直片部
16の下端部を固定金具25の足部27と支持
用脚20の間に挿入する時に、足部27が第2
垂直片部16に引掛かつたりすることはなく、
円滑に組付け作業を行なうことができ、現場で
の取付け作業が一層向上する。
(3) 第1図に示すように第2垂直片部16の上下
両側部を共に固定金具25を利用して固定する
ようにすると、レール3には全くボルト挿通孔
を明ける必要はなく、作業能率がより一層向上
する。また第1図の構造によると、一旦組立て
後てあつても、ボルト33及びナツト36を緩
めることにより、トロリ線支持用脚20をガイ
ドレール3に沿つて移動でき、トロリ線支持用
脚20の位置決めを正確かつ容易に行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したトロリ線支持装置の
側面図、第2図は正面図(第1図の矢視図)、
第3図は第1図の要部の分解斜視図、第4図は本
考案によるトロリ線支持装置が備えられる軌道装
置全体の断面図、第5図は第4図の−断面
図、第6図は別の実施例の側面図、第7、第8図
はそれぞればねの変形例を示す斜視図、第9図は
従来例の側面図である。 3……ガイドレール、6……トロリ線、15,
16……第1、第2垂直片部、25……固定金
具、27,28……第1、第2足部、33……U
ボルト、34……ばね、36……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の垂直片部を有する断面形状H形のガイド
    レールに固定されるトロリ線支持装置の取付け構
    造において、電車ガイド輪が当接するガイド用第
    1垂直片部とは反対側の第2垂直片部に、トロリ
    線支持用脚の下端部を当接し、1対の押圧用足部
    を有する固定金具を、その各足部が第2垂直片部
    の下端部分とトロリ線支持用脚にそれぞれ当接す
    るように配置し、トロリ線支持用脚と固定金具と
    の間をボルト及びナツトにより締結し、固定金具
    とトロリ線支持用脚の間にばねを縮設して、金具
    仮止め時にばねによりトロリ線支持用脚と足部の
    間を開口状態に維持するようにし、第2垂直片部
    の上端部を直接ボルト及びナツトによりあるいは
    上記同様の固定金具によりトロリ線支持用脚に固
    定したことを特徴とするトロリ線支持装置の取付
    け構造。
JP14587685U 1985-09-25 1985-09-25 Expired JPH0339298Y2 (ja)

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JP14587685U JPH0339298Y2 (ja) 1985-09-25 1985-09-25

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JPS6254030U JPS6254030U (ja) 1987-04-03
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