JP2000257001A - 分岐器用床板の締結構造 - Google Patents
分岐器用床板の締結構造Info
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- E01B9/02—Fastening rails, tie-plates, or chairs directly on sleepers or foundations; Means therefor
- E01B9/28—Fastening on wooden or concrete sleepers or on masonry with clamp members
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- E01B9/00—Fastening rails on sleepers, or the like
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- E01B7/00—Switches; Crossings
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- E01B2205/00—Electrical insulation of railway track parts
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 床板やＰＣまくらぎまたは鉄まくらぎの種類
を少なくするための分岐器用床板の締結構造を提供する
こと 【解決手段】 ＰＣまくらぎ１上に床板締結装置３を介
して床板２を固定し、床板２上にレール締結装置１０を
介して基本レール７を締結する。床板２上にレール固定
溝とレールブレス固定溝を有し、床板２の長手方向両端
面２ａ、２ｂを床板中心１５を円の中心とする円弧形状
に形成し、床板両端の円弧面に当接する電気絶縁材６の
面６ａを２ａまたは２ｂと同一円弧面に形成し、電気絶
縁材６と床板締結装置３が当接する面６ｂ、４ａをそれ
ぞれ同一円弧面に形成する。
を少なくするための分岐器用床板の締結構造を提供する
こと 【解決手段】 ＰＣまくらぎ１上に床板締結装置３を介
して床板２を固定し、床板２上にレール締結装置１０を
介して基本レール７を締結する。床板２上にレール固定
溝とレールブレス固定溝を有し、床板２の長手方向両端
面２ａ、２ｂを床板中心１５を円の中心とする円弧形状
に形成し、床板両端の円弧面に当接する電気絶縁材６の
面６ａを２ａまたは２ｂと同一円弧面に形成し、電気絶
縁材６と床板締結装置３が当接する面６ｂ、４ａをそれ
ぞれ同一円弧面に形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は分岐器用床板の締結
構造に関する。
構造に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に、分岐器は、図８に示すように、まくらぎ２１上に鋼
製床板２２を固定し、床板２２上に基本レール２３を固
定する一方、それに隣接して設けたトングレール２４を
床板２２上で転てつ機（図示せず）によって左右に摺動
させるという構造が採用されている。ところで、鉄道軌
道の分岐器内におけるレールの締結装置は、様々な形式
のレール締結構造の組み合わせが採用されており、概ね
以下の２つの形式に大別される。その一つは、座金をボ
ルトによって左右位置調節可能に床板に固定し、座金の
一端によってレールのベース部を押圧してレールを床板
に締結するという座金形式である。他の一つは、図９に
示すように、側面略Ｌ字状のレールブレス３１をボルト
３２によって左右位置調節可能に床板３３上に固定し、
レールブレス３１の先端部を基本レール３４の上腹部３
５またはあご部３６に当接させ、且つレールブレス３１
のＬ字状湾曲部３７をレールのベース部３８上面に当接
させてレール３４を床板３３に締結し、レール３４の小
返り（転倒）を防止するブレス形式のものである。（実
公昭４８−１２６５１号公報参照）。
に、分岐器は、図８に示すように、まくらぎ２１上に鋼
製床板２２を固定し、床板２２上に基本レール２３を固
定する一方、それに隣接して設けたトングレール２４を
床板２２上で転てつ機（図示せず）によって左右に摺動
させるという構造が採用されている。ところで、鉄道軌
道の分岐器内におけるレールの締結装置は、様々な形式
のレール締結構造の組み合わせが採用されており、概ね
以下の２つの形式に大別される。その一つは、座金をボ
ルトによって左右位置調節可能に床板に固定し、座金の
一端によってレールのベース部を押圧してレールを床板
に締結するという座金形式である。他の一つは、図９に
示すように、側面略Ｌ字状のレールブレス３１をボルト
３２によって左右位置調節可能に床板３３上に固定し、
レールブレス３１の先端部を基本レール３４の上腹部３
５またはあご部３６に当接させ、且つレールブレス３１
のＬ字状湾曲部３７をレールのベース部３８上面に当接
させてレール３４を床板３３に締結し、レール３４の小
返り（転倒）を防止するブレス形式のものである。（実
公昭４８−１２６５１号公報参照）。
【０００３】分岐器内基本レールの締結装置として、座
金形式を採用するにしろ、ブレス形式を採用するにし
ろ、図９に示すレール３４を床板３３上にしっかりと固
定し且つ不自然な力が発生しないようにするためには、
いずれのまくらぎにおいても、床板３３上に（例えば、
レール固定溝３９により）固定されたレール３４とレー
ルブレス（または座金）の固定溝４０との位置関係は平
行またはやや斜め（例えば、レール固定溝に対してレー
ルブレス固定溝を１／１０の勾配とする）の関係を保持
するように、まくらぎ上に床板を配置するのが好まし
い。
金形式を採用するにしろ、ブレス形式を採用するにし
ろ、図９に示すレール３４を床板３３上にしっかりと固
定し且つ不自然な力が発生しないようにするためには、
いずれのまくらぎにおいても、床板３３上に（例えば、
レール固定溝３９により）固定されたレール３４とレー
ルブレス（または座金）の固定溝４０との位置関係は平
行またはやや斜め（例えば、レール固定溝に対してレー
ルブレス固定溝を１／１０の勾配とする）の関係を保持
するように、まくらぎ上に床板を配置するのが好まし
い。
【０００４】ところで、分岐器は、その構成要素とし
て、図１０に示すように、ポイント部４１、リード部４
２、クロッシング部４３、ガード部４４に大別され、ど
の部分をとっても各まくらぎ４５上でレール４６の取付
位置は順次変化しており、また、レール４６とまくらぎ
４５は大部分直交しておらず、その交差角度も順次変化
している。そして、まくらぎの長さもその使用箇所に応
じて変化させる必要がある。
て、図１０に示すように、ポイント部４１、リード部４
２、クロッシング部４３、ガード部４４に大別され、ど
の部分をとっても各まくらぎ４５上でレール４６の取付
位置は順次変化しており、また、レール４６とまくらぎ
４５は大部分直交しておらず、その交差角度も順次変化
している。そして、まくらぎの長さもその使用箇所に応
じて変化させる必要がある。
【０００５】このように、曲率の変化する分岐器内基本
レールに対して、まくらぎとして木まくらぎを用いた場
合、図１１に示すように、床板５１上に固定される基本
レール５２とレールブレス（または座金）５３の固定溝
との位置関係として上記した関係を保つために、木まく
らぎ５４に対する床板５１、５５、５６、５７の設置位
置を基本レール５２の曲率の変化に応じて少しづつ変化
させたとき、それらの床板を木まくらぎ５４に固定する
には、犬くぎ、ねじくぎ等を用いて固定することが可能
である。しかし、木まくらぎの材料である木材の価格は
高く、さらに、木まくらぎの経年の腐朽による交換や資
源保護の観点からも、他の優れたまくらぎ素材が求めら
れているという現状である。
レールに対して、まくらぎとして木まくらぎを用いた場
合、図１１に示すように、床板５１上に固定される基本
レール５２とレールブレス（または座金）５３の固定溝
との位置関係として上記した関係を保つために、木まく
らぎ５４に対する床板５１、５５、５６、５７の設置位
置を基本レール５２の曲率の変化に応じて少しづつ変化
させたとき、それらの床板を木まくらぎ５４に固定する
には、犬くぎ、ねじくぎ等を用いて固定することが可能
である。しかし、木まくらぎの材料である木材の価格は
高く、さらに、木まくらぎの経年の腐朽による交換や資
源保護の観点からも、他の優れたまくらぎ素材が求めら
れているという現状である。
【０００６】一方、木まくらぎに代えてプリキャストコ
ンクリート（ＰＣ）まくらぎを使用する場合、床板をＰ
Ｃまくらぎに固定するには、くぎ類は使用できないた
め、図１２（ａ）（ｂ）に示すように、床板締結装置６
１の下部から突出したアンカー６２または６３をＰＣま
くらぎ６４内に装入して固定する方法が一般的である。
このＰＣまくらぎは、一般軌道のように同一形状のもの
を多数使用する場合には、製造コストが低く好ましい
が、図１２（ａ）（ｂ）に示すように、ＰＣまくらぎ内
には補強部材としての鋼棒６５やピアノ線６６が多数埋
設されるので、基本レールとレールブレス（または座
金）の固定溝との位置関係として上記した関係を保つた
めに、図１３に示すように、曲率の変化する分岐器内基
本レール６７に対する床板６８、６９、７０、７１の設
置位置を少しづつ変化させる場合、上記鋼棒やピアノ線
と干渉しないように床板締結装置７２のアンカーをＰＣ
まくらぎ７３内に装入する必要があるので、同一ＰＣま
くらぎ（補強部材の埋設位置が同じもの）の使用範囲が
限定されてしまう。また、分岐器の種類毎ならびに各Ｐ
Ｃまくらぎ毎に床板の取り付け角度、位置が異なるの
で、ＰＣまくらぎの製造金型として多くの種類が必要で
且つ複雑な構造となり、高価となるので、分岐器等の特
殊軌道へのＰＣまくらぎ化を妨げる障害となっている。
ンクリート（ＰＣ）まくらぎを使用する場合、床板をＰ
Ｃまくらぎに固定するには、くぎ類は使用できないた
め、図１２（ａ）（ｂ）に示すように、床板締結装置６
１の下部から突出したアンカー６２または６３をＰＣま
くらぎ６４内に装入して固定する方法が一般的である。
このＰＣまくらぎは、一般軌道のように同一形状のもの
を多数使用する場合には、製造コストが低く好ましい
が、図１２（ａ）（ｂ）に示すように、ＰＣまくらぎ内
には補強部材としての鋼棒６５やピアノ線６６が多数埋
設されるので、基本レールとレールブレス（または座
金）の固定溝との位置関係として上記した関係を保つた
めに、図１３に示すように、曲率の変化する分岐器内基
本レール６７に対する床板６８、６９、７０、７１の設
置位置を少しづつ変化させる場合、上記鋼棒やピアノ線
と干渉しないように床板締結装置７２のアンカーをＰＣ
まくらぎ７３内に装入する必要があるので、同一ＰＣま
くらぎ（補強部材の埋設位置が同じもの）の使用範囲が
限定されてしまう。また、分岐器の種類毎ならびに各Ｐ
Ｃまくらぎ毎に床板の取り付け角度、位置が異なるの
で、ＰＣまくらぎの製造金型として多くの種類が必要で
且つ複雑な構造となり、高価となるので、分岐器等の特
殊軌道へのＰＣまくらぎ化を妨げる障害となっている。
【０００７】また、図１４に示すように、曲率の変化す
る分岐器内基本レール６７に対し、床板６８、６９、７
０、７１のＰＣまくらぎ７３に対する設置位置を同じ
（幅方向のほぼ中心）にする場合、床板締結装置７２の
アンカーとＰＣまくらぎ７３内の鋼棒やピアノ線との干
渉を避けることは比較的簡単であるが、基本レール６７
とレールブレス（または座金）の固定溝との位置関係と
して上記した関係を保つために、分岐器の種類毎ならび
に各ＰＣまくらぎ毎に床板に異なる加工を施さねばなら
ず、非常に煩雑である。
る分岐器内基本レール６７に対し、床板６８、６９、７
０、７１のＰＣまくらぎ７３に対する設置位置を同じ
（幅方向のほぼ中心）にする場合、床板締結装置７２の
アンカーとＰＣまくらぎ７３内の鋼棒やピアノ線との干
渉を避けることは比較的簡単であるが、基本レール６７
とレールブレス（または座金）の固定溝との位置関係と
して上記した関係を保つために、分岐器の種類毎ならび
に各ＰＣまくらぎ毎に床板に異なる加工を施さねばなら
ず、非常に煩雑である。
【０００８】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、床板
やＰＣまくらぎまたは鉄まくらぎの種類を少なくするた
めの分岐器用床板の締結構造を提供することにある。
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、床板
やＰＣまくらぎまたは鉄まくらぎの種類を少なくするた
めの分岐器用床板の締結構造を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の要旨は、まくらぎ上に床板締結装置を介して
床板を固定し、該床板上にレール締結装置を介してレー
ルを締結する方式の分岐器用床板の締結構造であって、
上記床板上にレール締結装置固定溝を有し、上記床板の
長手方向両端面を床板中心を円の中心とする円弧形状に
形成し、該床板両端の円弧面に当接する床板締結装置の
面を同一円弧面に形成したことを特徴とする分岐器用床
板の締結構造を第一の発明とし、上記第一の発明におい
て、床板締結装置と床板との間に、これら両部材に当接
する電気絶縁材を介装し、該電気絶縁材は床板締結装置
と接触する箇所に床板締結装置外れ止め用突起を有し、
且つ床板端部の円弧面に当接する電気絶縁材の面を床板
端部の円弧面と同一円弧面に形成し、床板締結装置の円
弧面に当接する電気絶縁材の面を床板締結装置の円弧面
と同一円弧面に形成したことを特徴とする分岐器用床板
の締結構造を第二の発明とし、まくらぎ上に床板締結装
置を介して床板を固定し、該床板上にレール締結装置を
介してレールを締結する方式の分岐器用床板の締結構造
であって、床板締結装置と床板との間に、これら両部材
に当接する電気絶縁材を介装し、該電気絶縁材の両端部
より突出した部材により床板の側端部を封鎖し、上記床
板上にレール締結装置固定溝を有し、上記電気絶縁材が
床板締結装置に当接する面を床板中心を円の中心とする
円弧形状に形成し、該電気絶縁材の円弧面に当接する床
板締結装置の面を同一円弧面に形成したことを特徴とす
る分岐器用床板の締結構造を第三の発明とし、上記第
一、第二または第三の発明において、床板上にレール締
結装置固定溝に加えてレール固定溝を有することを特徴
とする分岐器用床板の締結構造を第四の発明とする。
に本発明の要旨は、まくらぎ上に床板締結装置を介して
床板を固定し、該床板上にレール締結装置を介してレー
ルを締結する方式の分岐器用床板の締結構造であって、
上記床板上にレール締結装置固定溝を有し、上記床板の
長手方向両端面を床板中心を円の中心とする円弧形状に
形成し、該床板両端の円弧面に当接する床板締結装置の
面を同一円弧面に形成したことを特徴とする分岐器用床
板の締結構造を第一の発明とし、上記第一の発明におい
て、床板締結装置と床板との間に、これら両部材に当接
する電気絶縁材を介装し、該電気絶縁材は床板締結装置
と接触する箇所に床板締結装置外れ止め用突起を有し、
且つ床板端部の円弧面に当接する電気絶縁材の面を床板
端部の円弧面と同一円弧面に形成し、床板締結装置の円
弧面に当接する電気絶縁材の面を床板締結装置の円弧面
と同一円弧面に形成したことを特徴とする分岐器用床板
の締結構造を第二の発明とし、まくらぎ上に床板締結装
置を介して床板を固定し、該床板上にレール締結装置を
介してレールを締結する方式の分岐器用床板の締結構造
であって、床板締結装置と床板との間に、これら両部材
に当接する電気絶縁材を介装し、該電気絶縁材の両端部
より突出した部材により床板の側端部を封鎖し、上記床
板上にレール締結装置固定溝を有し、上記電気絶縁材が
床板締結装置に当接する面を床板中心を円の中心とする
円弧形状に形成し、該電気絶縁材の円弧面に当接する床
板締結装置の面を同一円弧面に形成したことを特徴とす
る分岐器用床板の締結構造を第三の発明とし、上記第
一、第二または第三の発明において、床板上にレール締
結装置固定溝に加えてレール固定溝を有することを特徴
とする分岐器用床板の締結構造を第四の発明とする。
【００１０】第一の発明によれば、レール長手方向に対
するレールとレール締結装置固定溝の位置関係が一定の
関係を保つことができるような同一形状の床板を多数用
意し、床板締結装置を各まくらぎにおけるまくらぎ長手
方向の位置は個々に異なるが、まくらぎ幅方向に対して
は中心の同一位置に配置し、床板両端の円弧面を床板締
結装置の円弧面に沿って所定の角度回動させ、当該レー
ルをレール締結装置により締結して床板上に固定し且つ
レール締結装置をレール締結装置固定溝に固定し、床板
締結装置でまくらぎ上に床板を固定する。
するレールとレール締結装置固定溝の位置関係が一定の
関係を保つことができるような同一形状の床板を多数用
意し、床板締結装置を各まくらぎにおけるまくらぎ長手
方向の位置は個々に異なるが、まくらぎ幅方向に対して
は中心の同一位置に配置し、床板両端の円弧面を床板締
結装置の円弧面に沿って所定の角度回動させ、当該レー
ルをレール締結装置により締結して床板上に固定し且つ
レール締結装置をレール締結装置固定溝に固定し、床板
締結装置でまくらぎ上に床板を固定する。
【００１１】このように、第一の発明によれば、すべて
の床板締結装置を、各まくらぎにおけるまくらぎ長手方
向の位置は個々に異なるが、まくらぎ幅方向に対しては
中心の同一位置に配置することで、分岐器の種類が異な
っても床板を締結する角度の制約がなくなるので、まく
らぎの共通化が図れ、ＰＣまくらぎの適用範囲が拡が
り、分岐器のＰＣまくらぎ化が容易になる。また、同一
形状の床板を使用できるので、非常に経済的である。ま
た、本発明はＰＣまくらぎに限らず、鉄まくらぎや樹脂
製まくらぎやスラブ板に適用しても、同様の効果が期待
できる。
の床板締結装置を、各まくらぎにおけるまくらぎ長手方
向の位置は個々に異なるが、まくらぎ幅方向に対しては
中心の同一位置に配置することで、分岐器の種類が異な
っても床板を締結する角度の制約がなくなるので、まく
らぎの共通化が図れ、ＰＣまくらぎの適用範囲が拡が
り、分岐器のＰＣまくらぎ化が容易になる。また、同一
形状の床板を使用できるので、非常に経済的である。ま
た、本発明はＰＣまくらぎに限らず、鉄まくらぎや樹脂
製まくらぎやスラブ板に適用しても、同様の効果が期待
できる。
【００１２】第二の発明は第一の発明において、床板締
結装置と床板に当接する電気絶縁材を付加したもので、
電気絶縁材に設けた外れ止め用突起により床板締結装置
の外れが確実に防止される。
結装置と床板に当接する電気絶縁材を付加したもので、
電気絶縁材に設けた外れ止め用突起により床板締結装置
の外れが確実に防止される。
【００１３】第三の発明は基本的に第一の発明と同様の
作用効果が期待できるが、床板締結装置と床板に当接す
る電気絶縁材を付加し、該電気絶縁材の両端部より突出
した部材により床板の側端部を封鎖した点が第一の発明
と異なるので、第三の発明においては、電気絶縁材と床
板を一体として、電気絶縁材が床板締結装置に当接する
円弧面を床板締結装置の円弧面に沿って所定の角度回動
させ、床板を所定の位置に位置決めすればよい。
作用効果が期待できるが、床板締結装置と床板に当接す
る電気絶縁材を付加し、該電気絶縁材の両端部より突出
した部材により床板の側端部を封鎖した点が第一の発明
と異なるので、第三の発明においては、電気絶縁材と床
板を一体として、電気絶縁材が床板締結装置に当接する
円弧面を床板締結装置の円弧面に沿って所定の角度回動
させ、床板を所定の位置に位置決めすればよい。
【００１４】第四の発明によれば、レール固定溝にレー
ルを固定することにより、レールの固定性が向上する。
ルを固定することにより、レールの固定性が向上する。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて説明する。図１は図２のＩ−Ｉ線断面図、図
２（ａ）は本発明に係る分岐器用床板の締結構造の一実
施例の平面図、図２（ｂ）は電気絶縁材の端面図であ
る。図１、２において、道床には、ＰＣまくらぎ１が適
切な間隔をあけて相互に平行（紙面直角方向）に配列さ
れ、ＰＣまくらぎ１上には平板２’を介して床板２が床
板締結装置３によって固定されている。床板締結装置３
は、図１２に示すようなアンカー６２または６３によっ
てＰＣまくらぎ１上に固定された部材４に設けた貫通孔
に挿通した線ばねクリップ５の弾性力によって床板２を
下方に押圧することによって、ＰＣまくらぎ１上に床板
２を固定する方式である。本実施例においては、床板２
の端面と床板締結装置３との間には、これら両部材に当
接する電気絶縁材６が介装されている。電気絶縁材は必
ずしも必要なものではなく、電気絶縁材が設置されない
場合もある。
に基づいて説明する。図１は図２のＩ−Ｉ線断面図、図
２（ａ）は本発明に係る分岐器用床板の締結構造の一実
施例の平面図、図２（ｂ）は電気絶縁材の端面図であ
る。図１、２において、道床には、ＰＣまくらぎ１が適
切な間隔をあけて相互に平行（紙面直角方向）に配列さ
れ、ＰＣまくらぎ１上には平板２’を介して床板２が床
板締結装置３によって固定されている。床板締結装置３
は、図１２に示すようなアンカー６２または６３によっ
てＰＣまくらぎ１上に固定された部材４に設けた貫通孔
に挿通した線ばねクリップ５の弾性力によって床板２を
下方に押圧することによって、ＰＣまくらぎ１上に床板
２を固定する方式である。本実施例においては、床板２
の端面と床板締結装置３との間には、これら両部材に当
接する電気絶縁材６が介装されている。電気絶縁材は必
ずしも必要なものではなく、電気絶縁材が設置されない
場合もある。
【００１６】７は基本レール、８はトングレールであ
り、基本レール７のレールベース７ａはレール固定溝９
内にあって、基本レール７はレール締結装置１０によっ
て床板２上に固定されている。レール締結装置１０は、
床板２上に逆Ｕ字状をなすクリップ係止金具１１を溶接
にて固定する一方、レールブレス１２の後部に収容孔を
上下に貫通して形成し、その収容孔にクリップ係止金具
１１が嵌まり込むようにレールブレス１２を配し、この
レールブレス１２上に、平面視でひらがなの「の」に似
せた「略の字形状」の線ばねクリップ１３を載置し、線
ばねクリップ１３を弾性変形させつつその一端部をクリ
ップ係止金具１１に挿入し、線ばねクリップ１３の弾性
力によってレールブレス１２と基本レール７を締結する
ようにしたブレス式の無螺釘弾性締結装置であり、レー
ルブレス１２の脚部１２ａはレールブレス固定溝（レー
ル締結装置固定溝）１４内に固定されている。
り、基本レール７のレールベース７ａはレール固定溝９
内にあって、基本レール７はレール締結装置１０によっ
て床板２上に固定されている。レール締結装置１０は、
床板２上に逆Ｕ字状をなすクリップ係止金具１１を溶接
にて固定する一方、レールブレス１２の後部に収容孔を
上下に貫通して形成し、その収容孔にクリップ係止金具
１１が嵌まり込むようにレールブレス１２を配し、この
レールブレス１２上に、平面視でひらがなの「の」に似
せた「略の字形状」の線ばねクリップ１３を載置し、線
ばねクリップ１３を弾性変形させつつその一端部をクリ
ップ係止金具１１に挿入し、線ばねクリップ１３の弾性
力によってレールブレス１２と基本レール７を締結する
ようにしたブレス式の無螺釘弾性締結装置であり、レー
ルブレス１２の脚部１２ａはレールブレス固定溝（レー
ル締結装置固定溝）１４内に固定されている。
【００１７】図２（ａ）に示すように、床板２の長手方
向両端面２ａ、２ｂは床板中心１５を円の中心とする半
径ｒの円弧形状に形成され、床板２の両端の円弧面に当
接する電気絶縁材６の内面６ａは２ａまたは２ｂと同一
円弧面に形成され、さらに、電気絶縁材６の外面６ｂも
円弧面に形成され、この電気絶縁材６の外面６ｂに当接
する、床板締結装置３を構成する部材４の面４ａも６ｂ
と同一円弧面に形成されている。また、電気絶縁材６は
部材４と接触する箇所に床板締結装置外れ止め用突起１
６を有している（図２（ｂ）参照）。なお、全高さ方向
にわたって、床板締結装置外れ止め用突起を形成するこ
ともできる。電気絶縁材が設置されない場合は、床板２
の両端の円弧面に当接する床板締結装置を構成する部材
４の面４ａが床板２の端面と同一円弧面に形成される。
向両端面２ａ、２ｂは床板中心１５を円の中心とする半
径ｒの円弧形状に形成され、床板２の両端の円弧面に当
接する電気絶縁材６の内面６ａは２ａまたは２ｂと同一
円弧面に形成され、さらに、電気絶縁材６の外面６ｂも
円弧面に形成され、この電気絶縁材６の外面６ｂに当接
する、床板締結装置３を構成する部材４の面４ａも６ｂ
と同一円弧面に形成されている。また、電気絶縁材６は
部材４と接触する箇所に床板締結装置外れ止め用突起１
６を有している（図２（ｂ）参照）。なお、全高さ方向
にわたって、床板締結装置外れ止め用突起を形成するこ
ともできる。電気絶縁材が設置されない場合は、床板２
の両端の円弧面に当接する床板締結装置を構成する部材
４の面４ａが床板２の端面と同一円弧面に形成される。
【００１８】図３、図４において、床板２の端面と床板
締結装置３との間には、これら両部材に当接する電気絶
縁材１７が介装されており、電気絶縁材１７の両端部よ
り突出した部材１８（図４（ｂ）参照）により床板２の
側端部を封鎖し、電気絶縁材１７が床板締結装置３を構
成する部材４の面４ａに当接する面１７ａは床板中心１
５を円の中心とする半径ｒ1 の円弧形状に形成され、電
気絶縁材１７の円弧面１７ａに当接する床板締結装置３
を構成する部材４の面４ａも１７ａと同一円弧面に形成
されている。本実施例によれば、電気絶縁材１７と床板
２を一体として、電気絶縁材１７を床板締結装置３を構
成する部材４の円弧面４ａに沿って所定の角度回動さ
せ、床板を所定の位置に位置決めすることができる。
締結装置３との間には、これら両部材に当接する電気絶
縁材１７が介装されており、電気絶縁材１７の両端部よ
り突出した部材１８（図４（ｂ）参照）により床板２の
側端部を封鎖し、電気絶縁材１７が床板締結装置３を構
成する部材４の面４ａに当接する面１７ａは床板中心１
５を円の中心とする半径ｒ1 の円弧形状に形成され、電
気絶縁材１７の円弧面１７ａに当接する床板締結装置３
を構成する部材４の面４ａも１７ａと同一円弧面に形成
されている。本実施例によれば、電気絶縁材１７と床板
２を一体として、電気絶縁材１７を床板締結装置３を構
成する部材４の円弧面４ａに沿って所定の角度回動さ
せ、床板を所定の位置に位置決めすることができる。
【００１９】図５は、基本レール７のレールベースを固
定するレール固定溝を有しない場合の本発明に係る分岐
器用床板の締結構造の一実施例の側断面図である。
定するレール固定溝を有しない場合の本発明に係る分岐
器用床板の締結構造の一実施例の側断面図である。
【００２０】図６は、本発明に係る分岐器用床板の締結
構造を左分岐器用に適用した場合の平面図であり、図７
は、本発明に係る分岐器用床板の締結構造を右分岐器用
に適用した場合の平面図である。図６、図７に示すよう
に、すべての床板締結装置３を、まくらぎ長手方向の位
置は異なるが、まくらぎ幅方向に対しては床板締結装置
３の中心はＰＣまくらぎ１の幅方向の中心の同一位置に
配置されているので、ＰＣまくらぎ１内に埋設される鋼
棒やピアノ線と干渉しないようにするためのアンカー装
入位置をすべてのＰＣまくらぎに対して同じ位置にする
ことが可能である。すなわち、同じＰＣまくらぎを用い
ることが可能となる。
構造を左分岐器用に適用した場合の平面図であり、図７
は、本発明に係る分岐器用床板の締結構造を右分岐器用
に適用した場合の平面図である。図６、図７に示すよう
に、すべての床板締結装置３を、まくらぎ長手方向の位
置は異なるが、まくらぎ幅方向に対しては床板締結装置
３の中心はＰＣまくらぎ１の幅方向の中心の同一位置に
配置されているので、ＰＣまくらぎ１内に埋設される鋼
棒やピアノ線と干渉しないようにするためのアンカー装
入位置をすべてのＰＣまくらぎに対して同じ位置にする
ことが可能である。すなわち、同じＰＣまくらぎを用い
ることが可能となる。
【００２１】
【発明の効果】本発明は上記のとおり構成されているの
で、床板やＰＣまくらぎまたは鉄まくらぎの種類を少な
くするための分岐器用床板の締結構造を提供することが
できる。特に請求項１、３記載の発明によれば、すべて
の床板締結装置を、各まくらぎにおけるまくらぎ長手方
向の位置は個々に異なるが、まくらぎ幅方向に対しては
中心の同一位置に配置することで、分岐器の種類が異な
っても床板を締結する角度の制約がなくなるので、まく
らぎの共通化が図れ、ＰＣまくらぎの適用範囲が拡が
り、分岐器のＰＣまくらぎ化が容易になる。また、同一
形状の床板を使用できるので、非常に経済的である。本
発明はＰＣまくらぎに限らず、鉄まくらぎや樹脂製まく
らぎやスラブ板に適用しても、同様の効果が期待でき
る。
で、床板やＰＣまくらぎまたは鉄まくらぎの種類を少な
くするための分岐器用床板の締結構造を提供することが
できる。特に請求項１、３記載の発明によれば、すべて
の床板締結装置を、各まくらぎにおけるまくらぎ長手方
向の位置は個々に異なるが、まくらぎ幅方向に対しては
中心の同一位置に配置することで、分岐器の種類が異な
っても床板を締結する角度の制約がなくなるので、まく
らぎの共通化が図れ、ＰＣまくらぎの適用範囲が拡が
り、分岐器のＰＣまくらぎ化が容易になる。また、同一
形状の床板を使用できるので、非常に経済的である。本
発明はＰＣまくらぎに限らず、鉄まくらぎや樹脂製まく
らぎやスラブ板に適用しても、同様の効果が期待でき
る。
【００２２】特に請求項２記載の発明によれば、電気絶
縁材に設けた外れ止め用突起により床板締結装置の外れ
が確実に防止される。
縁材に設けた外れ止め用突起により床板締結装置の外れ
が確実に防止される。
【００２３】特に請求項４記載の発明によれば、レール
固定溝にレールを固定することにより、レールの固定性
が向上する。
固定溝にレールを固定することにより、レールの固定性
が向上する。
【図１】図２（ａ）のＩ−Ｉ線断面図である。
【図２】図２（ａ）は本発明に係る分岐器用床板の締結
構造の一実施例の平面図、図２（ｂ）は電気絶縁材の端
面図である。
構造の一実施例の平面図、図２（ｂ）は電気絶縁材の端
面図である。
【図３】図４（ａ）のＩＩＩーＩＩＩ線断面図である。
【図４】図４（ａ）は本発明に係る分岐器用床板の締結
構造の別の実施例の平面図、図４（ｂ）は電気絶縁材の
端面図である。
構造の別の実施例の平面図、図４（ｂ）は電気絶縁材の
端面図である。
【図５】本発明に係る分岐器用床板の締結構造のさらに
別の実施例の側断面図である。
別の実施例の側断面図である。
【図６】本発明に係る分岐器用床板の締結構造を左分岐
器用に適用した場合の平面図である。
器用に適用した場合の平面図である。
【図７】本発明に係る分岐器用床板の締結構造を右分岐
器用に適用した場合の平面図である。
器用に適用した場合の平面図である。
【図８】分岐器の一例の断面図である。
【図９】従来のブレス式レール締結装置の一例の正面図
である。
である。
【図１０】分岐器の概略平面図である。
【図１１】従来の分岐器用床板の締結構造を木まくらぎ
に適用した例の平面図である。
に適用した例の平面図である。
【図１２】図１２（ａ）は床板締結装置のアンカーをＰ
Ｃまくらぎ内に挿入した例の側断面図、図１２（ｂ）は
床板締結装置のアンカーをＰＣまくらぎ内に挿入した別
の例の側断面図である。
Ｃまくらぎ内に挿入した例の側断面図、図１２（ｂ）は
床板締結装置のアンカーをＰＣまくらぎ内に挿入した別
の例の側断面図である。
【図１３】従来の分岐器用床板の締結構造をＰＣまくら
ぎに適用した例の平面図である。
ぎに適用した例の平面図である。
【図１４】従来の分岐器用床板の締結構造をＰＣまくら
ぎに適用した別の例の平面図である。
ぎに適用した別の例の平面図である。
１…ＰＣまくらぎ ２…床板 ３…床板締結装置 ６、１７…電気絶縁材 ７…基本レール ９…レール固定溝 １０…レール締結装置 １２…レールブレス １４…レールブレス固定溝（レール締結装置固定溝） １６…床板締結装置外れ止め用突起
Claims (4)
- 【請求項１】 まくらぎ上に床板締結装置を介して床板
を固定し、該床板上にレール締結装置を介してレールを
締結する方式の分岐器用床板の締結構造であって、上記
床板上にレール締結装置固定溝を有し、上記床板の長手
方向両端面を床板中心を円の中心とする円弧形状に形成
し、該床板両端の円弧面に当接する床板締結装置の面を
同一円弧面に形成したことを特徴とする分岐器用床板の
締結構造。 - 【請求項２】 床板締結装置と床板との間に、これら両
部材に当接する電気絶縁材を介装し、該電気絶縁材は床
板締結装置と接触する箇所に床板締結装置外れ止め用突
起を有し、且つ床板端部の円弧面に当接する電気絶縁材
の面を床板端部の円弧面と同一円弧面に形成し、床板締
結装置の円弧面に当接する電気絶縁材の面を床板締結装
置の円弧面と同一円弧面に形成したことを特徴とする請
求項１記載の分岐器用床板の締結構造。 - 【請求項３】 まくらぎ上に床板締結装置を介して床板
を固定し、該床板上にレール締結装置を介してレールを
締結する方式の分岐器用床板の締結構造であって、床板
締結装置と床板との間に、これら両部材に当接する電気
絶縁材を介装し、該電気絶縁材の両端部より突出した部
材により床板の側端部を封鎖し、上記床板上にレール締
結装置固定溝を有し、上記電気絶縁材が床板締結装置に
当接する面を床板中心を円の中心とする円弧形状に形成
し、該電気絶縁材の円弧面に当接する床板締結装置の面
を同一円弧面に形成したことを特徴とする分岐器用床板
の締結構造。 - 【請求項４】 床板上にレール締結装置固定溝に加えて
レール固定溝を有することを特徴とする請求項１、２ま
たは３記載の分岐器用床板の締結構造。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11057103A JP2000257001A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 分岐器用床板の締結構造 |
| TW088114924A TW410245B (en) | 1999-03-04 | 1999-08-31 | Fastening structure of base plate used for a railway switch |
| KR1019990039172A KR20000062129A (ko) | 1999-03-04 | 1999-09-14 | 분기기용 상판의 체결구조 |
| ES00301839T ES2198252T3 (es) | 1999-03-04 | 2000-03-03 | Estructura de fijacion de placa de asiento para un desvio. |
| AT00301839T ATE245725T1 (de) | 1999-03-04 | 2000-03-03 | Befestigung einer spurplatte an einer abzweigung |
| DE60003962T DE60003962T2 (de) | 1999-03-04 | 2000-03-03 | Befestigung einer Spurplatte an einer Abzweigung |
| EP00301839A EP1033438B1 (en) | 1999-03-04 | 2000-03-03 | Turnout base plate fastening structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11057103A JP2000257001A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 分岐器用床板の締結構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000257001A true JP2000257001A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13046189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11057103A Pending JP2000257001A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 分岐器用床板の締結構造 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1033438B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000257001A (ja) |
| KR (1) | KR20000062129A (ja) |
| AT (1) | ATE245725T1 (ja) |
| DE (1) | DE60003962T2 (ja) |
| ES (1) | ES2198252T3 (ja) |
| TW (1) | TW410245B (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006233680A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Hokkaido Railway Co | スラブ分岐器用電気融雪装置構成体 |
| JP2007505245A (ja) * | 2003-05-27 | 2007-03-08 | モンテホ，ロベルト ブランコ | 全体列車ガイドシステム（中央ローリングガイドボックス） |
| KR101067834B1 (ko) | 2008-12-11 | 2011-09-27 | 삼표이앤씨 주식회사 | 철도 분기기용 베이스플레이트와 이를 이용한 침목 배치구조 및 방법 |
| JP6212616B1 (ja) * | 2016-09-26 | 2017-10-11 | 大和軌道製造株式会社 | まくらぎ用床板構造 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100599522B1 (ko) * | 2003-12-31 | 2006-07-13 | 삼표이앤씨 주식회사 | Ｐｃ침목용 탄성체결 편단 신축이음매장치 |
| CN102121214A (zh) * | 2011-04-28 | 2011-07-13 | 张强 | 冶金、工矿企业用混凝土岔枕组件 |
| DE102012013286B4 (de) * | 2012-07-05 | 2016-06-30 | Rail.One Gmbh | Vorrichtung zur Befestigung einer Schiene auf einem Träger |
| CN102943418B (zh) * | 2012-10-15 | 2014-09-10 | 中铁宝桥集团有限公司 | 楔形调整弹片式护轨垫板 |
| GB2511046B (en) * | 2013-02-20 | 2015-02-25 | Progress Rail Services Uk Ltd | Track assembly |
| CN103132399B (zh) * | 2013-03-19 | 2015-07-08 | 中国铁建重工集团有限公司 | 用于铁路活动心轨辙叉的滑动构件 |
| DE102016111210A1 (de) * | 2016-06-20 | 2017-12-21 | Voestalpine Bwg Gmbh | Anordnung zum Umstellen einer Zungenschiene |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1275966A (en) * | 1969-10-17 | 1972-06-01 | Costain Concrete Company Ltd | Improvements in or relating to railway track |
| US5022584A (en) * | 1988-12-27 | 1991-06-11 | Lord Corporation | Rail-fastening for rails |
| FR2644804B1 (fr) * | 1989-03-22 | 1993-12-03 | Vagneux Traverses Beton Arme Sys | Traverse pour appareil de voie ferree; dispositifs intermediaires de montage d'elements de voie tels que rails, contre-rails, aiguilles et contre-aiguilles, sur une telle traverse; appareil de voie ferree comportant de telles traverses et de tels dispositifs intermediaires de montage |
| DE19726468A1 (de) * | 1997-06-21 | 1999-02-11 | Butzbacher Weichenbau Gmbh | Anordnung zum Befestigen eines Gleisabschnitts |
-
1999
- 1999-03-04 JP JP11057103A patent/JP2000257001A/ja active Pending
- 1999-08-31 TW TW088114924A patent/TW410245B/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-09-14 KR KR1019990039172A patent/KR20000062129A/ko not_active Application Discontinuation
-
2000
- 2000-03-03 EP EP00301839A patent/EP1033438B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-03 DE DE60003962T patent/DE60003962T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-03 ES ES00301839T patent/ES2198252T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-03 AT AT00301839T patent/ATE245725T1/de not_active IP Right Cessation
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| JP2006233680A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Hokkaido Railway Co | スラブ分岐器用電気融雪装置構成体 |
| KR101067834B1 (ko) | 2008-12-11 | 2011-09-27 | 삼표이앤씨 주식회사 | 철도 분기기용 베이스플레이트와 이를 이용한 침목 배치구조 및 방법 |
| JP6212616B1 (ja) * | 2016-09-26 | 2017-10-11 | 大和軌道製造株式会社 | まくらぎ用床板構造 |
| JP2018053442A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | 大和軌道製造株式会社 | まくらぎ用床板構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| DE60003962T2 (de) | 2004-05-27 |
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| ATE245725T1 (de) | 2003-08-15 |
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| TW410245B (en) | 2000-11-01 |
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