JPH0515841B2 - - Google Patents

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JPH0515841B2
JPH0515841B2 JP59235162A JP23516284A JPH0515841B2 JP H0515841 B2 JPH0515841 B2 JP H0515841B2 JP 59235162 A JP59235162 A JP 59235162A JP 23516284 A JP23516284 A JP 23516284A JP H0515841 B2 JPH0515841 B2 JP H0515841B2
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JP
Japan
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plate
reaction plate
bolt
spring
reaction
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JP59235162A
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JPS61113901A (ja
Inventor
Akira Hoshino
Hiroshi Nakayama
Yoichi Ootaka
Noboru Funato
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Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Tokyu Construction Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気吸引力を利用して走行するリニア
モーターカ用のリアクシヨンプレートの取り付け
構造に関するものである。
[イ] 従来の技術 磁力の反発力を利用して車両を浮上させる走行
方式に対して近時では、磁力の吸引力を利用する
走行方法が開発された。
この走行方法は、車輪を介してリール上にリニ
アモータ(一次側)付きの車両を搭載し、他方、
レール側には進行方向に沿つてリニアモータと対
向してリアクシヨンプレート(二次側)を配置
し、地上のレール側に固定したリアクシヨンプレ
ートとリニアモータとの間に磁力による吸引力を
発生させる事によつて車両をレール側に積極的に
押し付けた状態で磁力によつて前進させる方式で
ある。
このように車輪とレールの組み合せを利用して
いるため、安定性を著しく向上することが可能と
なつた。
前記リアクシヨンプレートは例えばPCコンク
リート製のまくらぎ上に直接載置し、リアクシヨ
ンプレートとリニアモータとの間のギヤツプを一
定に保つた状態で、弾性を有する固定板を介して
ボルト止めされている。
[ロ] 本発明が解決しようとする問題点 従来のリアクシヨンプレートの取り付け技術に
は次のような問題点が存在する。
(1) レールやこのレール上を走行する車輪の摩耗
によつて、リアクシヨンプレートとリニアモー
タのギヤツプが小さくなつた場合には、リアク
シヨンプレートの高さ調節を行なつて、所定の
ギヤツプに修正しなければならない。
しかし、現存する技術では調節精度が極めて
低いため好適なギヤツプを維持する事が非常に
困難である。
(2) 曲線部と直線部の間に両者間の変化を徐々に
緩和する緩和曲線を挿入するが、従来のリアク
シヨンプレートの取り付け方法では、緩和曲線
個所におけるリアクシヨンプレートの高低調節
が非常に困難である。
無理に締め付けて、調節しようとすると軌道
狂いを発生する。
(3) また、カーブ個所では、リアクシヨンプレー
トの軌道横断方向の移動調節が必要となる。
この種の調節を行なうには、固定板の一端に
長穴を開設して、調節が行なわれている。
しかし、固定板の強度に問題があるため、調
節幅に制限がある。
(4) 走行によつて振動を受けるとリアクシヨンプ
レートを固定しているボルト、ナツト部に緩み
を発生する恐れがあり、耐振性の点で改良の余
地がある。
(5) リアクシヨンプレートをクランク形の押え金
具でスライド可能に取り付ける方法が特開昭59
−179901号公報や実開昭59−28279号公報に開
示されている。
この押え金具は一端を枕木等の据付面に載置
してボルトで固定し、リアクシヨンプレートの
裾部上面に載置した押え金具の自由端の弾力で
リアクシヨンプレートを弾力的に拘束するもの
である。
この種の押え金具にあつては、リアクシヨン
プレートの締付力を調整する機能がないだけで
なく、リアクシヨンプレートが温度変形や磁気
吸引による変形を生じたときに押え金具による
締付力が変化し一定の締付力を維持することが
困難である。
本発明は以上の点に鑑みて成されたもので、そ
の目的とするところは、リアクシヨンプレートの
締付力が調整自在であつて、さらにリアクシヨン
プレートの変形時でも一定の拘束力を維持してリ
アクシヨンプレートを保持できる、磁気吸引方式
におけるリアクシヨンプレートの取り付け構造を
提供することにある。
[ハ] 問題点を解決するための手段 本発明はまくらぎ上に直接リアクシヨンプレー
トを固定するのでなく、まくらぎ上に立設したダ
ブルナツトを有するボルトに、架台プレートを高
低調節可能に取り付ける。
そしてこの架台プレート上にリアクシヨンプレ
ートを軌道の横断方向(左右方向)の調節を可能
に取り付けて、前記問題を解決する技術手段に関
するものである。
[ニ] 実施例 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例に
ついて説明する。
(1) リアクシヨンプレート リアクシヨンプレート2は帯状鉄板等の母材
に銅板、あるいはアルミ板、ジユラルミン板等
の合せ材を接着、圧延、リベツト接合あるいは
爆着等によつて形成した平板である。
このリアクシヨンプレート2の長手方向の両
裾部は、部材を延長して脚部21を形成する。
そして、脚部21の板面には、複数の円形の
孔または、第2図に示すようなリアクシヨンプ
レート2の横断方向に延びる長穴22を開設す
る。
(2) まくらぎ まくらぎ3は角柱体の一面に前記構造のリア
クシヨンプレート2とレールRを搭載する目的
の例えばPCコンクリート製のまくらぎである。
このまくらぎ3上には、軌道横断方向に相対
向して内周にねじ山を刻設したインサート6を
埋設しておく。
(3) 植設ボルト 植設ボルト4は、この植設ボルト4に螺合す
るナツトの螺合位置を調節する事によつて、架
台プレート5の縦方向の取り付け位置を調節す
る目的のボルトである。
植設ボルト4は、例えば前周面にねじ山を刻
設したものを使用する。
植設ボルト4をまくらぎ3に固定するには、
例えば、まくらぎ3に埋設したインサート6内
に螺合させて立設する。
立設した植設ボルト4には、固定ナツト41
で植設ボルト4の根本を固定した後、ダブルナ
ツト43を螺合させておく。
(4) 架台プレート 架台プレート5は、リアクシヨンプレート2
を搭載する目的の帯状の単板であり、例えば鋼
板等で形成する。
架台プレート5の長手方向の両端付近には、
植設ボルト4の立設する間隔と等しい距離にボ
ルト孔51を開設する。
ボルト孔51の内側には、取り付け孔52を
開設する。
次に組立て方法について説明する。
(1) リアクシヨンプレートを架台プレートに直接
取り付ける場合(第2図) 架台プレート5上にリアクシヨンプレート2
を搭載し、長穴22および取り付け孔52にボ
ルト53を貫通して一体に締結する。
従つて、長穴22の開設幅が軌道横断方向の
水平移動調節の範囲となる。
(2) クランプを用いて取り付ける場合(第3図) 架台プレート5上にリアクシヨンプレート2
を取り付けるには、直接ボルト締めによつて行
なうほか、バネクランプ8を採用して行なう事
も可能である。
すなわち、バネクランプ8はリアクシヨンプ
レート2の脚部21の上面に当接する直線部8
1と、架台プレート5上に載置し、この直線部
81と一体に湾曲して形成したバネ部82とか
らなる。
バネクランプ8はリアクシヨンプレート2と
の当接部を除く直線部81に開設した、ボルト
53挿通用の孔を有する。
そしてバネクランプ8は直線部81の下面を
リアクシヨンプレート2の脚部21に載せ、バ
ネ部82を架台プレート5の上面に載置し、リ
アクシヨンプレート2の脚部21に当接してい
ない直線部81と架台プレート5の間をボルト
53を挿通してナツトで締結する。
リアクシヨンプレート2の水平方向の位置調
整範囲は、脚部21とバネクランプ8の直線部
81の当接可能範囲により決まる。
またこのバネクランプ8は、ボルト53とナ
ツトによる締結力がバネ部82に蓄積されるか
ら、ボルト53とナツトの締結力を調整するこ
とで、リアクシヨンプレート2の圧着力を任意
に設定できる。
さらにまた、バネクランプ8はリアクシヨン
プレート2に温度変化が生じても、ばね部82
及び直線部81と脚部21の摺動によりリアク
シヨンプレート2の変形を許容する。
すなわちバネクランプ8の締結力の作用する
位置が、バネクランプ8の直線部81と架台プ
レート5の間であるから、リアクシヨンプレー
トに温度変化を生じたときも、バネ部82から
直線部81へ一定のばね力が伝えられ、リアク
シヨンプレート2を一定の圧着力で拘束するこ
とができる。
(3) 架台プレートの取り付け方法 まず、まくらぎ3のインサート6に植設ボル
ト4をねじ込む。
リアクシヨンプレート2と一体の架台プレー
ト5の両側部に開設されたボルト孔51に植設
ボルト4を貫通させる。
その結果、架台プレート5の下面は、植設ボ
ルト4に螺合されたダブルナツト43に下から
支持され、架台プレート5とまくらぎ3の間に
調整用空間が形成される。
次に架台プレート5の上面側から、植設ボル
ト4に締結ナツト44を螺合させた後、防緩リ
ング45を環装して、架台プレート5を固定す
る。
従つて、ダブルナツト43および締結ナツト
44の昇降操作によつて、架台プレート5の上
下方向の調節を行なうことができる。
[ホ] 効果 本発明は以上説明したようになるから、次のよ
うな効果を期待する事ができる。
(1) リアクシヨンプレートを直接まくらぎ上に固
定するのではなく、まくらぎ上に植設したボル
ト上で、かつこのボルトに上下動自在に横架さ
せた架台プレート上に軌道の横断方向の移動を
許容した状態で、リアクシヨンプレートを取り
付けた。
従つて、レール等が摩耗してリニアモータと
の間のギヤツプを修正を必要とする場合にはリ
アクシヨンプレートを軌道の横断方向の上下、
左右両方向に容易、かつ、正確に調節できる。
その結果、常に、リアクシヨンプレートとリ
ニアモータとの間に良好なギヤツプを保ちなが
ら、レールの耐用限度まで使用することができ
る。
(2) まくらぎ上におけるリアクシヨンプレートの
取り付け位置を、上下のみならず左右方向も自
由に調節できるので、カープ個所や、あるいは
緩和曲線個所でも、リアクシヨンプレートに無
理な撓みを与えることなく、取り付け位置の変
化に対応させることができる。
(3) リアクシヨンプレートを取り付けるためのボ
ルトや、架台プレートを横架させるためのボル
ト個所にダブルナツト等を採用したので、走行
中の振動に十分対処できる。
従つて、リアクシヨンプレートの取付けが確
実となる。
(4) ボルトとナツトによる締結力をバネクランプ
のバネ部に蓄積できるから、ボルトとナツトの
締結力を調整することで、リアクシヨンプレー
トの圧着力を任意に設定できる。
(5) バネクランプの締結力の作用する位置が、バ
ネクランプの直線部と架台プレートとの間であ
るから、リアクシヨンプレートが温度変形や磁
気吸引による変形を生じたときもバネ部から直
線部へ一定のばね力が伝えられ、リアクシヨン
プレートを一定の圧着力で拘束することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図:軌道装置の説明図、第2図:リアクシ
ヨンプレートの取り付け状態の説明図、第3図:
バネクランプを用いて取り付けた場合の説明図、 2:リアクシヨンプレート、3:まくらぎ、
4:植設ボルト、5:架台プレート、R:レー
ル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 まくらぎに複数のボルトを植設し、このボル
    ト間に架台プレートを高さ調整自在に横架し、架
    台プレート上に載置したリアクシヨンプレート上
    をリニアモータ付きの車両が走行する磁気吸引方
    式の軌道において、 直線部及び湾曲したバネ部を一体に形成したバ
    ネクランプを使用し、 バネクランプの直線部の自由端側をリアクシヨ
    ンプレートの脚部の上面に載置し、 バネクランプのバネ部を架台プレートの上面に
    載置し、 リアクシヨンプレートの脚部との接触面を除い
    たバネクランプの直線部と架台プレートとの間を
    ボルトを介して締付力を調節自在に締結したこと
    を特徴とする、 磁気吸引方式におけるリアクシヨンプレートの取
    り付け構造。
JP59235162A 1984-11-09 1984-11-09 磁気吸引方式におけるリアクシヨンプレ−トの取り付け構造 Granted JPS61113901A (ja)

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JPS61113901A JPS61113901A (ja) 1986-05-31
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