JP4839118B2 - リニア方式の鉄道用合成枕木 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄車輪支持式のリニアモーターカーに用いられて、特に耐久性、メンテナンス性に優れた合成樹脂製の合成枕木に適用されるリニア方式の鉄道用合成枕木に関するものである。
従来から鉄車輪支持式のリニアモーターカーとして、図6に示すようなものが知られている。
このようなものでは、レール1,1を支持する枕木2…の長手方向中央に、レール1,1の延設方向に沿って、二次側導体としての金属部材であるリアクションプレート3が、取り付けボルト等によって固定されている。
このように構成された従来のリニア方式の鉄道用合成枕木では、車両4の台車5に設けられた一次側コイル6に、通電が行われて磁界が発生すると、前記リアクションプレート3との間に吸引力及び反発力が、発生して推進力となる。
このため、車両4が、レール1,1上で、車輪7…を転動させながら、走行移動する。
なお、二次側導体としての金属部材であるリアクションプレート3としては、前記一次側コイル6との間隔を適切に保ち、一次コイル6で発生した磁気によって、一次側コイル6と、前記リアクションプレート3との間に得られる吸引力及び反発力を、効率よく推進力に変換できるようにしたもの等が、知られている(例えば、特許文献1等、参照)。
特開昭63−186552号公報(実施例欄、第1図、第7図) 特許公開2000−358352号公報(0021段落乃至0039段落、図1) 特許公開2001−252938号公報(0024段落乃至0041段落、図1)
しかしながら、このように構成された前記従来のリニア方式の鉄道用合成枕木では、リアクションプレート3を、前記枕木2に固定しようとすると、取り付けボルト等を挿通するボルト挿通孔を、枕木2に開口形成しなければならない。
このため、内部に、補強材として長尺状のガラス繊維が、延設されていて、耐久性に優れた合成樹脂製の枕木2が用いられる場合、この長尺のガラス繊維が、ボルト孔によって、一部切断されてしまい、加工性が良好であるとは言い難いと共に、曲げ方向の剛性を低下させてしまう虞もあった。
また、取り付けボルトを枕木上面から突設するように、予め枕木2内に埋設する構造も知られている(例えば、特許文献2等参照)。
しかしながら、長尺のガラス繊維に、合成樹脂材料を含浸させて、引き抜き成型を行う製造方法によって、前記枕木2を製造する場合がある(例えば、特許文献3等参照)。
このような場合、引き抜き時に、取り付けボルトが、金型と干渉してしまうため、予め枕木2内に、取り付けボルトを埋設することができないといった問題があった。
また、前記車両4の台車5に設けられた一次側コイル6と、前記リアクションプレート3との間に発生する吸引力及び反発力を、推進力としているので、良好な走行性能を維持する為には、前記一次側コイル6と、前記リアクションプレート3との間隔を適切な寸法となるように調整する必要がある。
しかしながら、金属製のリアクションプレート3自体の高さ方向寸法を、レール敷設現場で調整することは困難であるといった問題もあった。
そこで、この発明は、耐久性及びメンテナンス性が良好で、しかも、車両側の一次コイルと、リアクションプレートとの間隔を容易に調整出来、敷設施工性を向上させることが出来るリニア方式の鉄道用合成枕木を提供することを課題としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、レールを支持する枕木の上面部に、リアクションプレートを装着するリニア方式の鉄道用合成枕木であって、
前記枕木は、合成樹脂材料によって構成される合成枕木本体と、該合成枕木本体の上面部の長手方向中央に設けられて、前記リアクションプレートを挿脱着可能に固定する装着部とを有し、該装着部は、前記リアクションプレートを載置する座面部の高さ方向位置を調整可能とする位置調整手段を有すると共に、前記位置調整手段は、板状材を積層することにより、前記リアクションプレートが載置される座面部の高さを変更可能とする台座部材で構成されていて、該台座部材に埋設されたボルト部材には、前記座面部から上方に突設させて、押さえ金具が挿通されると共に、ナット部材を螺合させることにより、前記リアクションプレートの脚部から延設されるフランジ部を、該押さえ金具及び、座面部間によって、挟持するネジ部を設けたリニア方式の鉄道用合成枕木を特徴としている。
また、請求項2に記載されたものは、前記位置調整手段は、切削可能な樹脂材料で構成された台座部材である請求項1記載のリニア方式の鉄道用合成枕木を特徴としている。
このように構成された請求項1記載のものは、前記リアクションプレートが載置される座面部の高さ方向位置が、位置調整手段によって調整される。
このため、該座面部に載置されるリアクションプレートの高さ方向の位置を、リアクションプレート自体の高さ方向寸法を変更することなく、容易に所望の高さに設定して、挿脱着可能に固定することが出来る。
従って、容易に、推進力を効率よく得ることが出来る適正な高さ方向位置に、前記リアクションプレートを位置させることが出来る。
また、前記装着部は、合成枕木本体の上面部の長手方向中央に設けられているので、該合成枕木本体に、従来のようなボルト挿通孔を設けなくても良い。
このため、前記合成枕木本体に、補強材として長手方向に沿って長尺のガラス繊維が、内部に延設されていても、切断されることがないので、加工性が良好であると共に、曲げ方向の剛性を低下させることもなく、所望の強度を得ることが出来る
更に、前記位置調整手段として板状材を積層する枚数を変更することにより、前記リアクションプレートが載置される座面部の高さを、容易に変更可能である。
該枕木の合成枕木本体上面部には、装着部としての台座部材が、ボルト部材のネジ部を上方に向けて突設させた状態で予め一体に固定されている。
そして、押さえ金具を、ボルト部材に挿通させると共に、ナット部材を螺合させることにより、前記リアクションプレートの脚部から延設されるフランジ部が、押さえ金具及び、座面部間に挟持されて固定される。
また、請求項2に記載されたものは、前記位置調整手段としての台座部材が、切削可能な樹脂材料で構成されている。
このため、切削量を調整することにより、前記リアクションプレートを載置する座面部の高さ方向位置を容易に変更可能である。
次に、図1乃至図5に基づいて、この発明を実施するための最良の実施の形態のリニア方式の鉄道用合成枕木について説明する。
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、この実施の形態のリニア方式の鉄道用合成枕木の構成から説明すると、この実施の形態では、図1に示すように、レール1,1を支持する各枕木10…は、主に、合成樹脂材料によって構成される合成枕木本体11と、この合成枕木本体11の上面部11aの長手方向中央に設けられて、前記二次側導体としての金属部材であるリアクションプレート3を装着する装着部12とを有して構成されている。
このうち、前記合成枕木本体11の内部には、補強材としての長尺状のガラス繊維が、長手方向に沿って延設されている。
また、前記リアクションプレート3は、略平板状のプレート本体3aと、このプレート本体3aを下方から支持して、前記装着部12に、外方に向けて一体に延設されるフランジ部3c,3cを載置して、装着される左,右一対の脚部3b,3bとを有して主に構成されている。
図1乃至図3に示すこの実施の形態の実施例1のリニア方式の鉄道用合成枕木では、前記上面部11aの長手方向中央に、前記装着部12を構成する略直方体形状の台座部材13が設けられている。
この台座部材13は、前記合成枕木本体11内のガラス繊維を結合するポリウレタン系樹脂と、略同一のポリウレタン系樹脂材料を、一定の発泡度で発泡させた低比重ポリウレタン樹脂材料で構成されている。
尚、上記ポリウレタン系樹脂に換えて、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、ジアリルフタレート樹脂、シリコン樹脂、メラミン−フェノール樹脂、ケイ素樹脂などの熱硬化性樹脂が挙げられるが、好ましくは、ポリウレタン系樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂が挙げられる。
そして、この実施例1では、前記合成枕木本体11の上面部11aに、前記台座部材13が、熱溶着されることにより、合成枕木本体11に一体に固定されている。
また、この実施例1の台座部材13は、前記低比重のポリウレタン樹脂材料で構成されているため、高密度のポリウレタン樹脂に比して、更に容易に、切削可能として、上面側の座面部13aの位置を変更可能な位置調整手段が構成されている。
そして、この台座部材13には、左,右一対のボルト部材14,14が、各ネジ部14a,14aを、前記座面部13aから上方に突設させて埋設されている。
これらの各ネジ部14aには、押さえ金具15,及びワッシャ部材16が挿通されると共に、ナット部材17を螺合させることにより、前記リアクションプレート3の脚部3b,3bから延設されるフランジ部3c,3cが、押さえ金具15,15及び、座面部13a間によって、挟持されるように構成されている。
次に、この実施例1のリニア方式の鉄道用合成枕木の作用について説明する。
この実施例1の枕木10は、レール1,1を敷設する際、図1に示すように、略等間隔に並設されて、長手方向を各々平行となるように固定される。
この枕木10の合成枕木本体11の上面部11aの長手方向中央には、装着部12としての台座部材13が、前記ボルト部材14,14のネジ部14a,14aを上方に向けて突設させた状態で予め一体に固定されている。
そして、これらのボルト部材14,14間に、前記リアクションプレート3を載置して、押さえ金具15,15及びワッシャ部材16,16を、これらのボルト部材14,14に、各々挿通させると共に、ナット部材17,17を螺合させることにより、前記リアクションプレート3の脚部3b,3bから延設されるフランジ部3c,3cが、押さえ金具15,15及び、座面部13a間に挟持されて固定される。
また、前記リアクションプレート3を載置する際に、レール敷設現場で、前記台座部材13の座面部13aを、図3中、二点鎖線に示す位置から、一点鎖線若しくは実線で示す位置等、所望の高さ位置まで、容易に切削出来る。
このため、リアクションプレート3が載置される座面部13aの高さ位置を調整することが出来、座面部13aに載置されるリアクションプレート3の高さ方向の位置を、リアクションプレート3自体の高さ方向寸法を変更することなく、容易に所望の高さに設定して、挿脱着可能に固定することが出来る。
従って、容易に、推進力を効率よく得ることが出来る適正な高さ方向位置に、前記リアクションプレート3を位置させることが出来る。
また、この実施例1では、前記台座部材13が、更に、切削可能が容易な一定の発泡度で発泡させた低比重ポリウレタン樹脂材料を用いて構成されている。
このため、切削量を調整することにより、前記リアクションプレート3を載置する座面部の高さ方向位置を、容易に変更可能であり、レール敷設現場での作業性を更に、向上させることができる。
また、前記装着部12が、合成枕木本体11の上面部11aの長手方向中央に一体に固定された台座部材13に設けられているので、合成枕木本体11に、従来のようなボルト挿通孔を設けなくても良い。
このため、前記合成枕木本体11に、補強材として長手方向に沿って長尺のガラス繊維が、内部に延設されていても、切断されることがない。
従って、枕木11を製作する際の加工性が良好である。
また、合成枕木本体11の曲げ方向の剛性を低下させることもなく、所望の強度を得ることが出来る。
このように所望の強度が得られる合成枕木本体11では、寸法精度を良好なものとすることができると共に、経時劣化や環境条件の変化に伴う変形が抑制されて現場に敷設する前に加工された状態(寸法及び形状)が長期間に渡り保持される。
このため、前記リアクションプレート3を装着する装着部12の取付剛性及び寸法も安定しているため、前記車両4の一次側コイル6との間に、高い寸法精度を維持出来、リニアモータの推進効率を最大限に発揮させることができる。
更に、この実施例1では、前記台座部材13が、容易に切削可能な低比重ポリウレタン樹脂材料で構成されている。
このため、切削量を微調整することにより、前記リアクションプレート3を載置する座面部13aの高さ方向位置を、微細に変更可能である。
また、この実施例1では、前記合成枕木本体11内のガラス繊維を結合するポリウレタン系樹脂と、略同一のポリウレタン系樹脂材料である低比重ポリウレタン樹脂材料によって、前記台座部材13が構成されている。
このため、熱溶着により一体となるように固定した場合の接着力を、更に強固なものとすることが出来、一体に成型された枕木と略同等の強度を与えることが出来る。
更に、この実施例1では、リアクションプレート3の挿脱着が可能であるので、メンテナンス性も良好である。
しかも、この実施例1では、前記装着部12が、合成枕木本体11の上面部11aの長手方向中央に設けられているので、車両4の左右方向の揺動による一次側コイル6の上下方向への移動が最も少ない部分に、前記リアクションプレート3を対向させて装着できる。
このため、更に、、前記車両4の一次側コイル6と、このリアクションプレート3との間に、高い寸法精度が維持されて、リニアモータの推進効率を最大限に発揮させることができる。
図4は、この発明の実施の形態の実施例2のリニア方式の鉄道用合成枕木を示すものである。
なお、前記実施の形態及び実施例1と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
この実施例2の枕木20では、前記実施例1の台座部材13と略同様に構成される装着部22としての台座部材23の上面側に、板状材としての台座スペーサ部材24が設けられている。
この台座スペーサ部材24…は、単数枚若しくは複数枚、積層されて、最上面に位置する座面部24aの上下方向位置を、積層する枚数によって、調整するように構成されている。
この台座スペーサ部材24は、前記台座部材23と略同様に、ポリウレタン系樹脂材料によって、板状材として構成されていて、前記ボルト部材14,14に対応する位置に、前記ネジ部14a,14aを挿通するネジ挿通穴24b,24bが、各々設けられている。
このように構成されたこの実施例1のリニア方式の鉄道用合成枕木では、前記台座スペーサ部材24…の積層枚数を変更することにより、最上面に位置する座面部24aの高さを容易に変更することが出来る。
このため、この座面部24aに載置されて固定される前記リアクションプレート3の高さ方向位置を容易に調整できる。
他の構成、及び作用効果については、前記実施の形態及び実施例1と同一であるので、説明を省略する。
図5は、この発明の実施の形態の実施例3のリニア方式の鉄道用合成枕木を示すものである。
なお、前記実施の形態及び実施例1,2と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
この実施例3の枕木30では、合成枕木本体31の上面部31aの長手方向略中央には、装着部32の一部を構成する凹溝状の凹部31bが凹設形成されている。
そして、この凹部31bには、前記台座部材13に比して、高さ方向寸法を大きく設定した装着部32の一部を構成する台座部材33が嵌着されて固定されている。
この台座部材33は、前記台座部材13と略同様に、低比重のポリウレタン系樹脂材料によって、略直方体状に構成されていて、切削により、座面部33aの高さ方向位置を、図5中、実線で示す位置から、一点鎖線で示す位置、或いは二点鎖線で示す位置等、所望の位置まで変更可能に構成されている。
次に、この実施例3のリニア方式の鉄道用合成枕木の作用効果について説明する。
この実施例3の枕木30では、前記実施の形態及び実施例1,2の作用効果に加えて、更に、前記合成枕木本体31の上面部31aの長手方向略中央に凹設形成された凹部31b内に台座部材33が嵌着されて固定されている。
このため、この台座部材33の座面部33aの高さ方向位置を、図5中、二点鎖線で示す位置のように、前記合成枕木本体31の上面部31aの高さ位置よりも低い位置に設定できる。
従って、この座面部33aに装着される前記リアクションプレート3の高さ方向位置の調整幅を大きく設けることができる。
他の構成、及び作用効果については、前記実施の形態及び実施例1,2と同一であるので、説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
即ち、前記実施の形態では、実施例1では、前記合成枕木本体11の上面部11aに、前記台座部材13が、熱溶着されることにより、固定されているが、特にこれに限らず、例えば、所望の取り付け強度を得られる場合、接着剤によって固定されていてもよい。
また、前記実施例2の台座部材23の座面部に相当する上面部又は、実施例3の台座部材33の座面部33aを、実施例1の台座部材13の座面部13aのように切削した状態で、実施例2の台座スペーサ部材24を積層したり、或いは、この台座スペーサ部材24の高さ方向寸法を、敷設現場で、切削したり等、位置調整手段がどのように組み合わせられても、前記リアクションプレート3の高さ方向位置を調整するものであれば、どのようなものであってもよい。
また、前記実施例1乃至3では、ボルト部材14を前記台座部材13,23,33に埋設するように構成されているが、特にこれに限らず、例えば、台座部材にボルト部材の頭部を係止する係止孔を開口形成して、下方から上方に向けて、ボルト部材14を挿通することにより、上面部11aからネジ部14aを突設させるように構成してもよい。
また、押さえ金具や或いは、ナット部材等を、前記台座部材13等に埋設若しくは、係止する等、どのような構成であっても、前記リアクションプレート3が載置される座面部の高さ方向位置が、位置調整手段によって調整されるものであるならばよい。
本発明の実施の形態の実施例1のリニア方式の鉄道用合成枕木が用いられる軌道を示し、全体の構成を説明する一部断面斜視図である。 本発明の実施の形態の実施例1のリニア方式の鉄道用合成枕木が用いられる軌道を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態の実施例1のリニア方式の鉄道用合成枕木の構成を説明する要部の縦断面図である。 本発明の実施の形態の実施例2のリニア方式の鉄道用合成枕木の構成を説明する要部の縦断面図である。 本発明の実施の形態の実施例3のリニア方式の鉄道用合成枕木の構成を説明する要部の縦断面図である。 従来例を示すリニア方式の鉄道の全体の構成を説明する斜視図である。
符号の説明
1,1 レール
3 リアクションプレート
10,20,30 枕木
11,31 合成枕木本体
12,22,32 装着部
13,23,33 台座部材(位置調整手段)
13a,24a,33a
座面部
24 台座スペーサ部材(板状部材)
31b 凹部(位置調整手段)

Claims (2)

  1. レールを支持する枕木の上面部に、リアクションプレートを装着するリニア方式の鉄道用合成枕木であって、
    前記枕木は、合成樹脂材料によって構成される合成枕木本体と、該合成枕木本体の上面部の長手方向中央に設けられて、前記リアクションプレートを挿脱着可能に固定する装着部とを有し、該装着部は、前記リアクションプレートを載置する座面部の高さ方向位置を調整可能とする位置調整手段を有すると共に、前記位置調整手段は、板状材を積層することにより、前記リアクションプレートが載置される座面部の高さを変更可能とする台座部材で構成されていて、該台座部材に埋設されたボルト部材には、前記座面部から上方に突設させて、押さえ金具が挿通されると共に、ナット部材を螺合させることにより、前記リアクションプレートの脚部から延設されるフランジ部を、該押さえ金具及び、座面部間によって、挟持するネジ部を設けたことを特徴とするリニア方式の鉄道用合成枕木。
  2. 前記位置調整手段は、切削可能な樹脂材料で構成された台座部材であることを特徴とする請求項1記載のリニア方式の鉄道用合成枕木。
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