JP2001252938A - 繊維強化樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

繊維強化樹脂成形品の製造方法

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JP2001252938A JP2000066575A JP2000066575A JP2001252938A JP 2001252938 A JP2001252938 A JP 2001252938A JP 2000066575 A JP2000066575 A JP 2000066575A JP 2000066575 A JP2000066575 A JP 2000066575A JP 2001252938 A JP2001252938 A JP 2001252938A
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liquid
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resin liquid
resin molded
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Yasuhiro Saito
康宏 斉藤
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉄道用枕木として使用する際に、その表層部へ
バラストが食い込み易く、振動等による枕木が移動する
ことを防止することができる繊維強化樹脂成形品の製造
方法を提供する。 【解決手段】多数の長尺ガラス繊維11を所定間隔に引
き揃えながら一方向に進行させ、進行途中で引き揃えら
れた長尺ガラス繊維11群の上方からウレタン樹脂液1
2を振りかけ、各ガラス繊維とガラス繊維との間にウレ
タン樹脂液を含浸させてウレタン樹脂液含浸体13を形
成した後、成形用通路24に導いて、ウレタン樹脂を発
泡硬化させる繊維強化樹脂成形品1の製造方法であっ
て、前記ウレタン樹脂液含浸体13の両側面と上下面の
4面のうち、少なくとも1面を構成する面に、液体発泡
剤14を噴霧させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維強化樹脂成形
品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木材に替えて建材等の構造材とし
て使用し得る機械的強度に優れた長繊維補強発泡体が種
々提案されている(特公昭48─30137号公報参
照)。そのような長繊維補強発泡体は、鉄道用枕木とし
てバラスト上に敷設して使用する場合、その表層部はバ
ラストが食い込む程柔らかくなく、列車の振動等で枕木
がバラスト上を移動し易いという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の問題点を解消し、鉄道用枕木として使用する際
に、その表層部へバラストが食い込み易く、振動等によ
る枕木が移動することを防止することができる繊維強化
樹脂成形品の製造方法を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明(本発明1)は、多数の長尺ガラス繊維を所定間隔
に引き揃えながら一方向に進行させ、進行途中で引き揃
えられた長尺ガラス繊維群の上方からウレタン樹脂液を
振りかけ、各ガラス繊維とガラス繊維との間にウレタン
樹脂液を含浸させてウレタン樹脂液含浸体を形成した
後、成形用通路に導いて、ウレタン樹脂を発泡硬化させ
る繊維強化樹脂成形品の製造方法であって、前記ウレタ
ン樹脂液含浸体の両側面と上下面の4面のうち、少なく
とも1面を構成する面に、液体発泡剤を噴霧させる繊維
強化樹脂成形品の製造方法である。
【0005】本願の請求項2に記載の発明(本発明2)
は、多数の長尺ガラス繊維を所定間隔に引き揃えながら
一方向に進行させ、進行途中で引き揃えられた長尺ガラ
ス繊維群の上方からウレタン樹脂液を振りかけ、各ガラ
ス繊維とガラス繊維との間にウレタン樹脂液を含浸させ
てウレタン樹脂液含浸体を形成した後、成形用通路に導
いて、ウレタン樹脂を発泡硬化させる繊維強化樹脂成形
品の製造方法であって、前記成形用通路の前記ウレタン
樹脂液含浸体に接する両側面と上下面の4面のうち、少
なくとも1面から、前記ウレタン樹脂液含浸体に液体発
泡剤を供給する繊維強化樹脂成形品の製造方法である。
【0006】本発明において、長尺ガラス繊維として
は、フィラメントを集めてロービングとしたものを用い
るのが好ましい。長尺ガラス繊維のフィラメント径は、
5〜100μmが好ましい。フィラメント径が小さすぎ
ると、ウレタン樹脂液を含浸させる際に、多くのウレタ
ン樹脂液が必要となり、強化材としての長尺ガラス繊維
の割合が少なくなって得られる成形品の曲げ弾性率等が
不足し易く、フィラメント径が大きすぎると、長尺ガラ
ス繊維に接触する作業の際に、痛みを感じる等作業性が
悪くなる。
【0007】長尺ガラス繊維のロービングの大きさは、
長さ1kmのg数を番手として現した場合、1,000
〜50,000番手が好ましい。番手が小さすぎると、
ロービングの巻物の置場が多くなりすぎ、番手が大きす
ぎると、ロービングを構成しているフィラメントにウレ
タン樹脂液を含浸させにくくなる。
【0008】本発明において、ウレタン樹脂液として
は、ポリウレタン樹脂生成用の2個以上のイソシアネー
ト基を有するポリイソシアネートと2個以上の水酸基を
有するポリオールとの混合液が用いられる。
【0009】上記のポリイソシアネートとしては、ウレ
タン成形に一般的に用いられるものを使用することがで
き、例えば、ポリメリックのジフェニルメタンジイソシ
アネート(通称ポリメリックMDI)等が挙げられる
が、粘度は50〜1,500mPa・s/25℃のもの
が好ましい。粘度が低すぎると、樹脂の剛性が低くなり
すぎ、粘度が高すぎると、長尺ガラス繊維のウレタン樹
脂液の含浸性が悪くなる。
【0010】上記のポリオールとしては、ウレタン成形
に一般的に用いられるものを使用することができ、例え
ば、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオー
ル、ポリマーポリオール等が挙げられるが、粘度は1,
500〜6,000mPa・s/25℃のものが好まし
い。粘度が低すぎると、樹脂の剛性が低くなりすぎ、粘
度が高すぎると、長尺ガラス繊維のウレタン樹脂液の含
浸性が悪くなる。
【0011】ウレタン樹脂液中には、発泡剤や調泡剤が
含まれており、その他、難燃剤、可塑剤、着色剤、架橋
剤、安定剤、ガラス短繊維、無機充填材等が含まれてい
てもよい。
【0012】本発明において、ウレタン樹脂液と長尺ガ
ラス繊維との配合比率は、ウレタン樹脂液100重量部
に対して、長尺ガラス繊維50〜300重量部が好まし
い。長尺ガラス繊維の配合比率が低すぎると、得られる
成形品の曲げ弾性率等の物性が低くなり、又、成形過程
で、長尺ガラス繊維がウレタン樹脂液を保持できない等
の不都合が生じ易く、長尺ガラス繊維の配合比率が高す
ぎると、長尺ガラス繊維に充分にウレタン樹脂液を含浸
させることができないという不都合を生じ易い。
【0013】本発明において、液体発泡剤は、好ましく
は水であるが、例えば、メチレンクロライド、アセト
ン、クロロホルム、ヘキサン等の有機溶剤やそれらの有
機溶剤の水溶液であっても構わない。
【0014】本発明において、液体発泡剤を噴霧させる
か供給する面は、ウレタン樹脂液含浸体のうち、発泡成
形後にその両側面と上下面の4面のうち、少なくとも1
面を構成する面である必要があり、製品の上面となる面
を除く3面であるのが好ましい。製品の上面となる面が
発泡倍率が高くなると、その部分の圧縮強度が低くな
り、製品の用途によっては問題が生ずる場合があるから
である。又、液体発泡剤を噴霧させるか供給する面は、
通常、製造時の上面が製品の上面か下面、あるいは貼り
合せ面となることが多いことを考えると、製造時の上下
面でない方が好ましい。
【0015】本発明において、噴霧させるか供給する液
体発泡剤の量は、噴霧させるか供給する面の1面当たり
の長手方向の長さ1m当たり0.5g〜20gが好まし
い。量が少なすぎると、表面積のわりには発泡剤の量が
少なくて、好ましい発泡倍率が得られず、量が多すぎる
と、表面付近の発泡が促進されすぎて、製品の品質や外
観が悪くなる。
【0016】本発明において、液体発泡剤を噴霧させる
か供給する部分に形成される高発泡部は、比重が0.1
〜0.55となるようにするのが好ましい。比重が小さ
すぎると、その部分の圧縮強度が低くなりすぎて、製品
の施工等の取扱いがむずかしくなり、比重が大きすぎる
と、鉄道用枕木として使用した場合にバラストの食込み
が悪くなる。
【0017】鉄道用枕木がバラストに接する面は枕木の
下面及び側面であるので、発泡倍率を大きくする面は、
製品枕木の上面を除く全面であることが好ましい。しか
し、下面のみや片側側面のみであっても構わない。
【0018】本発明1において、液体発泡剤の噴霧手段
としては、液体発泡剤を霧状に噴霧することができる噴
霧器であれば、適宜使用することができる。
【0019】本発明2において、成形用通路は、固定式
の金型であってもよいし、ベルト式のウレタン樹脂液含
浸体と同期して動くものであっても構わない。成形用通
路の断面形状は、四角形を初め何でも構わないが、通路
を通じて断面が同じ形状で同じ大きさである必要があ
る。
【0020】本発明2において、液体発泡剤を供給する
手段としては、成形用通路が成形品と同期して移動する
場合には、ウレタン樹脂液含浸体に接する通路面に、ウ
レタン樹脂液含浸体が接触する前に液体発泡剤を塗布し
ておく方法等を採用することができ、ウレタン樹脂液含
浸体を固定型に摺動させながら引き抜く方法の場合に
は、固定型にスリットを設けておいて、そのスリットか
ら液体樹脂液を接触するウレタン樹脂液含浸体に供給す
る方法等を採用することができる。
【0021】本発明において、得られる成形品の比重
は、0.2〜2.0が好ましい。成形品の比重が小さす
ぎると、成形品の曲げ弾性率等の物性が低くなり、成形
品の比重が大きすぎると、軽量が一つの特長であるメリ
ットが少なくなる。
【0022】
【作用】本発明1の繊維強化樹脂成形品の製造方法は、
前記ウレタン樹脂液含浸体の両側面と上下面の4面のう
ち、少なくとも1面を構成する面に、液体発泡剤を噴霧
させ、成形用通路に導いて、ウレタン樹脂を発泡硬化さ
せることにより、液体発泡剤を噴霧した上面の表層部の
みが高発泡部分となっている繊維強化樹脂成形品を得る
一発成形にて得ることができる。
【0023】本発明2の繊維強化樹脂成形品の製造方法
は、前記成形用通路の前記ウレタン樹脂液含浸体に接す
る両側面と上下面の4面のうち、少なくとも1面から、
前記ウレタン樹脂液含浸体に液体発泡剤を供給し、ウレ
タン樹脂を発泡硬化させることにより、液体発泡剤を噴
霧した上面の表層部のみが高発泡部分となっている繊維
強化樹脂成形品を得る一発成形にて得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。まず、本発明に用いられる装置の
一例を図1を参照して説明する。この装置は、多数の長
尺ガラス繊維11を長尺ガラス繊維供給部21から引き
出して、それらを所定間隔に引き揃えながら一方向に進
行させ、ウレタン樹脂液含浸部22に導くようになって
いる。
【0025】ウレタン樹脂液含浸部22は含浸板221
と揉み板222からなり、揉み板222は長尺ガラス繊
維の進行方向とは直行する方向に往復運動でき、両者間
で揉みつつ長尺ガラス繊維群の各ガラス繊維とガラス繊
維との間にウレタン樹脂液を含浸させてウレタン樹脂液
含浸体を形成することができるようになっている。
【0026】長尺ガラス繊維供給部21とウレタン樹脂
液含浸部22との間の上方には、ウレタン樹脂液散布器
23が設けられている。散布器23は散布ノズル231
を有している。散布ノズル231には、ポリオール混合
液232及びポリイソシアネート液234を、それぞ
れ、移送ポンプ233,235にて供給するようになっ
ている。散布ノズル231より、両液を混合してウレタ
ン樹脂液12となし、これを進行途中で引き揃えられた
ガラス繊維11群の上方から散布することができるよう
になっている。
【0027】24は4個のエンドレスベルト241〜2
43(一部図示せず)から成形される成形用通路24で
ある。成形用通路24は、進行方向に回転する4個のエ
ンドレスベルト241〜243(一部図示せず)で囲ま
れ、成形すべき成形品の上面、下面及び両側面に対応す
る断面形状四角形の成形面を有する成形用筒状体からな
る。
【0028】ウレタン樹脂液含浸部22と成形用通路2
4との間の上方には、液体発泡剤14を噴霧することが
できる液体発泡剤噴霧器25が設けられている。成形用
通路24の進行方向側には、引取機26が設けられてお
り、一定速度で駆動することにより、長尺ガラス繊維群
に一定速度の前進運動を与えるようになっている。
【0029】次に、上記の装置を用いた、本発明の繊維
強化樹脂成形品の製造方法の一例を図1を参照して説明
する。まず、多数の長尺ガラス繊維11を長尺ガラス繊
維供給部21から引き出して、それらを所定間隔に引き
揃えながら一方向に進行させて、ウレタン樹脂液含浸部
22に導く。
【0030】この際、長尺ガラス繊維供給部21とウレ
タン樹脂液含浸部22との間の上方から、散布ノズル2
31よりウレタン樹脂液12を進行途中で引き揃えられ
たガラス繊維11群の上方から散布する。そして、ウレ
タン樹脂液含浸部22にて、含浸板221と揉み板22
2との間で揉みつつ、長尺ガラス繊維群の各ガラス繊維
とガラス繊維との間にウレタン樹脂液を含浸させてウレ
タン樹脂液含浸体13を形成する。
【0031】このウレタン樹脂液含浸体13を成形用通
路24内に導くのに先立って、ウレタン樹脂液含浸体1
3の上面に、液体発泡剤噴霧器25より液体発泡剤14
を噴霧する。その後、そのウレタン樹脂液含浸体13を
成形用通路24内を引取機26により一定速度で引き取
るようにして進行させつつ、ウレタン樹脂を発泡硬化さ
せる。これにより、液体発泡剤24を噴霧した上面の表
層部のみが高発泡部分となっている繊維強化樹脂成形品
1を得る。
【0032】この繊維強化樹脂成形品1は、鉄道用枕木
として使用する場合には、図3に示すように、バラスト
4上に高発泡部分が下面となってバラストに接触するよ
うにして使用する。これにより、高発泡部分にバラスト
が多く食い込むので、列車の振動等により枕木の移動が
防止される。
【0033】次に、この装置を用いた本発明の繊維強化
樹脂成形品の製造方法の別の例を図2を参照して説明す
る。
【0034】液体発泡剤噴霧器35から、上面形成用の
上面形成用エンドレスベルト341上に液体発泡剤14
を噴霧して、成形用通路34の上面形成部となるなる面
に液体発泡剤14を塗布する。その後、そのウレタン樹
脂液含浸体13を成形用通路34内を引取機36により
一定速度で引き取るようにして進行させつつ、進行する
ウレタン樹脂液含浸体13の上面に液体発泡剤を供給す
るとともに、ウレタン樹脂を発泡硬化させる。これによ
り、液体発泡剤14を噴霧した上面の表層部のみが高発
泡部分となっている繊維強化樹脂成形品1を得る。
【0035】(実施例)以下、本発明を実施例により説
明する。実施例1〜5 図1を参照して説明した方法に準じて、高さ150m
m、幅240mm、長さ2,600mm、比重0.74
の鉄道用枕木の製造を行った。
【0036】ウレタン樹脂液としては、ポリオールとし
て、粘度3,800mPa・s/25℃の平均官能基3
のポリエーテルボリオール100重量部に対し、水1重
量部と、シリコンオイル1重量部と、ジブチル錫ジラウ
レート1重量部の混合した混合液を、ポリイソシアネー
トとして、粘度200mPa・s/25℃のポリメリッ
クMDIからなるものを用いた。長尺ガラス繊維として
は、繊維直径17μmのモノフィラメントを多数引き揃
えてガラスロービングとした13,800番手のものを
使用した。
【0037】ウレタン樹脂液と長尺ガラス繊維の混合比
率を重量比で1:1とした。液体発泡剤として水又はヘ
キサンを使用した。液体発泡剤の噴霧面は、製品として
場合の上面となる部分と、両側面とした。液体発泡剤の
は噴霧量は、表1に示す量とした。
【0038】図3に示すように、得られた鉄道用枕木1
をバラスト4上に高発泡部分が底面又は両側面となるよ
うにセットし、付き固めた後、枕木1を長手方向に油圧
シリンダー5引っ張って、その変位量が10mmの時の
荷重を荷重計6にて測定し評価した。その結果を表1に
示す。
【0039】比較例 液体発泡剤の噴霧を行わなかったこと以外は、実施例と
同様にして鉄道用枕木の製造を行い、実施例と同様の評
価を行った。
【0040】
【表1】
【0041】表1からも明らかな如く、本発明の実施例
の場合には、鉄道用枕木として使用した場合、いずれ
も、比較例の場合に比べて、バラスト上を移動しにくく
なっている。
【0042】
【発明の効果】本発明の繊維強化樹脂成形品の製造方法
は、上記の構成とされていることにより、鉄道用枕木と
して使用する際に、その表層部へバラストが食い込み易
く、振動等による枕木が移動することを防止することが
できる繊維強化樹脂成形品を一発成形することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の繊維強化樹脂成形品の製造方法の一例
の説明図である。
【図2】本発明の繊維強化樹脂成形品の製造方法の別の
例の説明図である。
【図3】本発明により得られた繊維強化樹脂成形品を鉄
道用枕木として使用した実施例を説明する模式図であ
る。
【符号の説明】
1 繊維強化樹脂成形品(枕木) 11 長尺ガラス繊維 12 ウレタン樹脂液 13 ウレタン樹脂液含浸体 14 液体発泡剤 21,31 長尺ガラス繊維供給部 22,32 ウレタン樹脂液含浸部 23,33 ウレタン樹脂液散布器 24,34 成形用通路 25,35 液体発泡剤噴霧器 26,36 引取機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 75/04 B29K 75:00 E01B 3/44 105:04 // B29K 75:00 105:08 105:04 B29C 67/22 105:08 67/14 D Fターム(参考) 4F072 AA04 AA07 AB09 AB14 AB22 AC02 AD43 AD56 AF01 AF13 AG02 AG14 AH04 AH13 AH14 AH16 AH19 AH20 AH21 4F205 AA42 AB02 AD16 AG20 AH30 HA05 HA33 HA37 HB02 HC02 HF01 HF02 HF24 HF25 HK22 HM04 4F212 AA42 AB02 AD16 AD35 AG20 AH30 UA10 UB02 UB11 UF06 4J002 CK021 CK041 DL006 FA046 GL00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の長尺ガラス繊維を所定間隔に引き
    揃えながら一方向に進行させ、進行途中で引き揃えられ
    た長尺ガラス繊維群の上方からウレタン樹脂液を振りか
    け、各ガラス繊維とガラス繊維との間にウレタン樹脂液
    を含浸させてウレタン樹脂液含浸体を形成した後、成形
    用通路に導いて、ウレタン樹脂を発泡硬化させる繊維強
    化樹脂成形品の製造方法であって、前記ウレタン樹脂液
    含浸体の両側面と上下面の4面のうち、少なくとも1面
    を構成する面に、液体発泡剤を噴霧させることを特徴と
    する繊維強化樹脂成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 多数の長尺ガラス繊維を所定間隔に引き
    揃えながら一方向に進行させ、進行途中で引き揃えられ
    た長尺ガラス繊維群の上方からウレタン樹脂液を振りか
    け、各ガラス繊維とガラス繊維との間にウレタン樹脂液
    を含浸させてウレタン樹脂液含浸体を形成した後、成形
    用通路に導いて、ウレタン樹脂を発泡硬化させる繊維強
    化樹脂成形品の製造方法であって、前記成形用通路の前
    記ウレタン樹脂液含浸体に接する両側面と上下面の4面
    のうち、少なくとも1面から、前記ウレタン樹脂液含浸
    体に液体発泡剤を供給することを特徴とする繊維強化樹
    脂成形品の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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