JP2000296572A - 複合材料及び複合材料の連続的製造方法 - Google Patents

複合材料及び複合材料の連続的製造方法

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JP2000296572A
JP2000296572A JP11109716A JP10971699A JP2000296572A JP 2000296572 A JP2000296572 A JP 2000296572A JP 11109716 A JP11109716 A JP 11109716A JP 10971699 A JP10971699 A JP 10971699A JP 2000296572 A JP2000296572 A JP 2000296572A
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composite material
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molding die
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Takeshi Muranaka
健 村中
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄道の枕木等の屋外等用途に用いる場合で
も、端面からの水分の侵入が全く無い耐久性に優れた複
合材料及び複合材料の連続的製造方法を提供する。 【解決手段】 充填材を含有した芯材層400bの四周
縁が、長手方向に繊維補強された熱硬化性樹脂発泡体か
らなる表層400aで覆われた複合材料400であっ
て、その端面断面が熱硬化性樹脂25で被覆されている
ことを特徴とする複合材料400。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表層及び芯材層か
らなる複合材料の連続的製造方法に関する。特に、枕
木、トラック荷台材、土木建築資材等に好適に使用され
る複合材料の連続的製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、土木建築資材として木材やコ
ンクリートが広く用いられているが、木材は腐食や損傷
を生じやすく、吸水により物性が低下する等の耐久性に
問題があった。一方、コンクリートは耐久性や強度は優
れているが、重量が非常に重い、振動でひび割れを生じ
やすい等の問題があった。
【0003】これらの問題に対処して、樹脂発泡体を一
方向連続長繊維で強化した合成木材が開発され、枕木、
トラック荷台材、土木建築資材等に使用されている。し
かし、枕木等の強い曲げ荷重が加わる用途では、曲げ荷
重による応力は専ら表層部にかかり、内層部には余りか
からないのであるが、合成木材は内層部も高価な連続長
繊維と発泡性熱硬化性樹脂により形成されており、性能
の割りに価格が高いという問題がある。
【0004】上記問題を解決するものとして、特開平5
−138797号公報には、充填材を含有した熱硬化性
樹脂発泡体からなる芯材層の少なくとも一面側と反対面
側とに長手方向に沿う長繊維によって強化した熱硬化性
樹脂発泡体からなる表層を積層した複合材料が提案され
ている。しかし、本提案の方法は、製造がバッチ式であ
り、生産性が低く、量産には適さない。
【0005】また、特公昭59−47977号公報に
は、表層及び充填材を含有する芯材層からなる複合材料
の連続的製造方法が提案されている。しかしながら、こ
の提案の製造方法では、連続的に製造される複合材料を
所定長さに切断すると、切断された端面断面に充填材を
含有する芯材層が露出し、この複合材料を屋外等の風雨
に曝される用途に用いる場合には、水分が芯材層の充填
材と樹脂の界面に存在する微細な空隙に進入し、耐久性
を損なうという問題がある。従来、用途によっては、端
面に塗料等を塗装したりする対策が講じられているが、
塗装作業工程が余分に必要であり、また、長年使用後に
は再塗装が必要になったりする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この問題を
解決するものであり、その目的は、屋外等用途に用いる
場合、特に鉄道の枕木等に使用する場合でも、端面から
の水分の侵入が全く無い耐久性に優れた複合材料及び複
合材料の連続的製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の複合材料
(以下、本発明1という)は、充填材を含有した芯材層
の四周縁が、長手方向に繊維補強された熱硬化性樹脂発
泡体からなる表層で覆われた複合材料であって、その端
面断面が熱硬化性樹脂で被覆されていることを特徴とす
る。
【0008】請求項2記載の複合材料の連続的製造方法
(以下、本発明2という)は、連続的に進行する長繊維
束に発泡性熱硬化性樹脂組成物を含浸させた含浸体を、
成形金型の一端から成形金型の全ての縁部の内面に沿わ
せて導入し、一方、充填材と熱硬化性樹脂組成物からな
る予め賦形された芯材を一定の間隔を設け断続的に上記
成形金型の一端に向け進行させ、この芯材間に設けられ
た間隔に熱硬化性樹脂組成物を注入するか又はせずし
て、上記成形金型内面に沿わせた含浸体により形成され
た空間部に挿入し、上記含浸体と上記芯材とを上記成形
金型内を進行させつつ上記発泡性熱硬化性樹脂組成物及
び熱硬化性樹脂組成物の発泡と硬化を行い、成形させる
ことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の複合材料の連続的製造方法
(以下、本発明3という)は、上記発泡性熱硬化性樹脂
組成物の熱硬化性樹脂が、ポリウレタン樹脂であること
を本発明2の複合材料の連続的製造方法である。
【0010】請求項4記載の複合材料の連続的製造方法
(以下、本発明4という)は、上記上記熱硬化性樹脂組
成物の熱硬化性樹脂が、ポリウレタン樹脂であることを
特徴とする本発明2又は3の複合材料の連続的製造方法
である。
【0011】請求項5記載の合成枕木(以下、本発明5
という)は、本発明1の複合材料、又は、本発明2〜4
のいずれかの製造方法で得られる複合材料からなる合成
枕木である。
【0012】本発明で用いられる長繊維束を構成する長
繊維は、短繊維を絡ませて、糸状としたものであっても
良く、またモノフィラメントであってもよい。要するに
長繊維は連続した長い繊維であればよい。長繊維束を構
成する繊維の材質は、特に限定されず、ガラス繊維、天
然繊維、炭素繊維、合成繊維等が用いられる。なかで
も、ガラス繊維や炭素繊維が強化効果が大きく好まし
い。合成繊維としては、例えば、ビニロン、ポリアミ
ド、ポリエステル、ポリオレフィン等を用いることがで
きる。またレイヨンであっても良い。
【0013】本発明で用いられる発泡性熱硬化性樹脂組
成物の熱硬化性樹脂としては、特に限定されないが、例
えば、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、尿素樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられ
る。中でもポリウレタン樹脂が耐久性及び機械的強度の
点からより好ましい。
【0014】上記樹脂組成物に含まれる発泡剤として
は、熱分解型の発泡剤であっても、フロン等の溶剤型発
泡剤であってもよい。また、熱硬化性樹脂としてポリウ
レタン樹脂を用いる場合には、水であってもよい。
【0015】上記樹脂組成物には、必要に応じて、触
媒、整泡剤、着色剤、架橋剤、充填材着色剤、紫外線吸
収剤、酸化防止剤、難燃剤等の配合剤が配合される。
【0016】本発明における長繊維束への樹脂組成物の
含浸量(重量比率)としては、特に限定されず、目的と
する複合材料の強度、目的とする製品の表層と芯材層と
の体積比率、用いる発泡性熱硬化性樹脂組成物の発泡
力、等により適宜調整される。また、後述するように、
予め賦形された芯材を一定の間隔を設け断続的に上記成
形金型の一端に向け進行させる際に、この芯材間に設け
られた間隔に熱硬化性樹脂組成物を注入しない場合に
は、上記含浸量が調整され、表層を形成せしめるに必要
な量よりも余剰な樹脂組成物が長繊維束に含浸される。
【0017】本発明における上記長繊維束への上記樹脂
組成物の含浸方法としては、例えば、張力をかけて所定
間隔に略平行に引き揃えられ連続的に進行する長繊維束
の上部から、吐出機のノズルから吐出された樹脂組成物
を振り掛け、この樹脂組成物が付着した長繊維束を含浸
台と揉み板を備えた含浸機へ進行させ、揉み板を長繊維
束の進行方向に垂直な往復動させて長繊維束を揉むよう
にし、長繊維束に樹脂組成物を均一に含浸させて含浸体
を得る方法が好ましい。含浸方法としては、この他、例
えば、長繊維束へ樹脂組成物を高圧スプレー等により圧
入含浸させる方法、超音波を利用する方法、バキューム
を利用する方法等が挙げられる。
【0018】上記含浸体を、成形金型の一端から成形金
型の全ての縁部の内面に沿わせて導入する方法として
は、特に限定されるものでないが、上記成形金型として
複数の移動するエンドレスベルトにより形成された筒状
空腔を用いる場合には、コンベアベルトに接触させ沿わ
せて上記含浸体を導入する方法が好適である。この含浸
体の導入には、ガイド等の位置規制具を成形金型の端部
の前方に設け、含浸体のコンベアベルトへの接触を助け
てもよい。
【0019】本発明の芯材に用いられる充填材として
は、無機質粉粒体、有機質粉粒体、汚泥乾燥粉粒体、繊
維強化樹脂粉粒体等が挙げられる。これらの充填材は単
独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
【0020】上記無機質粉粒体としては、例えば、岩石
粉粒体、ガラス粉粒、珪酸カルシウム、セメントコンク
リート粉砕物、珪砂等の無定形粒体、セリサイト、ウォ
ラスナイト等の無機短繊維粉体、バーミキュライト、パ
ーライト、膨張頁岩、フライアッシュの中空粉等の気泡
を有する無機粉粒体、炭酸カルシウム、フライアッシュ
等の粒径の比較的小さい無機粉粒体等が挙げられる。
【0021】上記有機質粉粒体としては、例えば、塩化
ビニル樹脂等の合成樹脂の成形品を粉砕したもの等が挙
げられる。
【0022】上記汚泥乾燥粉粒体としては、汚泥処理場
から発生する乾燥固形分等が挙げられる。上記繊維強化
樹脂粉粒体としては、FRP粉砕物、繊維強化硬質ポリ
ウレタン発泡体粉砕物等が挙げられる。
【0023】本発明の芯材に用いられる熱硬化性樹脂組
成物の熱硬化性樹脂としては、例えば、ポリウレタン樹
脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂等が挙げられる。なかでもポリウレタン樹脂が充
填材との結合性や機械的強度が優れ好ましい。これらの
熱硬化性樹脂組成物には、必要に応じ、補強繊維等が混
合されてもよいし、着色剤らの添加剤が添加されてもよ
い。この熱硬化性樹脂組成物は、上記長繊維束の含浸に
用いる発泡性熱硬化性樹脂組成物と同一物であっても構
わない。
【0024】上記充填材と上記熱硬化性樹脂組成物との
混合は、特に限定されるものではなく、例えば、熱硬化
性樹脂として可使時間の短いポリウレタン樹脂を用いる
場合には、ポリオールとイソシヤネートとを従来公知の
ミキシングヘッド等を利用して混合したウレタン原液と
充填材を高速回転する攪拌羽根を有する混合機内で連続
的に高速遠心攪拌して排出する方法、上記ウレタン原液
と充填材を高速で衝突させることにより混合含浸する方
法、充填材にウレタン原液を高圧で噴霧又は滴下含浸体
する方法等が挙げられる。
【0025】また、熱硬化性樹脂として可使時間の長い
不飽和ポリエステル樹脂等を用いる場合の充填材との混
合方法としては、例えば、通常のミキサー、ニーダー等
のバッチ式混練機を用いる方法や、押出機等の連続的混
練機を用いる方法等が挙げられる。勿論、上記したポリ
ウレタン樹脂の場合の混合方法を用いることも可能であ
る。
【0026】かくして混合された充填材と熱硬化性樹脂
組成物との混合物は賦形されて芯材となされるが、賦形
する方法としては、特に限定されるものではなく、例え
ば、上記混合物を圧縮空気、プランジャー、送りプレ
ス、無端ベルト等を用いて上記混合物に押圧力を付与す
る方法等が挙げられる。
【0027】芯材の賦形される形状としては、目的とす
る複合材料の形状に応じ適宜選択でき、限定されるもの
ではないが、例えば、合成枕木等に使用される場合に
は、断面が方形の長尺角材の形状が好ましい。
【0028】本発明2〜4の製造方法では、この賦形さ
れた芯材を、一定の間隔を設け断続的に成形金型の一端
に向け進行させ、この芯材間に設けられた間隔に熱硬化
性樹脂組成物を注入するか又はせずして、成形金型に挿
入する。
【0029】この芯材の成形金型への挿入は、搬送ベル
ト等の移動装置によって行ってもよいし、ガラスマット
や不織布等の搬送基材に載せて挿入してもよい。搬送基
材を用いた場合、搬送基材は得られる複合材料の表層と
芯材層との間に組み込まれることになるが、表層の厚さ
の均一化に役立ち、連続長繊維の長手方向に対して異な
る方向の強化にも有用となる。
【0030】上記芯材間に設けられた間隔に注入する熱
硬化性樹脂組成物に用いられる熱硬化性樹脂としては、
例えば、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。間隔に
注入する注入方法としては、従来公知の熱硬化性樹脂組
成物の注入方法がそのまま適用可能である。上記樹脂の
中でもポリウレタン樹脂が耐久性及び機械的強度の点か
らより好ましい。ポリウレタン樹脂として発泡性組成物
を選べば、芯材と芯材との間隔内に表層を形成する樹脂
とは異なる強度や発泡倍率の熱硬化性樹脂を形成させる
ことができ、複合材料を製造した後にこの熱硬化性樹脂
を切断したときの切断面、即ち、複合材料の端面保護層
を所望の物性のものとすることができる。この場合上記
発泡性組成物には、充填材や補強繊維等を添加し物性を
調整することも任意である。
【0031】上記含浸体として余剰な樹脂組成物を含浸
させたものを用い、上記芯材間に設けられた間隔を空い
たままにして成形金型内へ挿入し、成形金型内進行にお
いて、余剰樹脂組成物が発泡、硬化する過程で芯材間の
間隔内に流れ込み、熱硬化性樹脂を形成させる方式で端
面保護層を形成させることもできる。この場合、得られ
る複合材料の表層とよく似た物性の端面保護層が得ら
れ、また、複合材料本体と端面保護層との接着強度に優
れたものとなる。
【0032】本発明で用いられる成形金型としては、例
えば、複数のエンドレスベルト又はスラットコンベア等
で形成された筒状空腔からなる移動式であってもよい
し、FRPの引き抜き成形等で公知の固定式の筒状体で
あってもよい。上記エンドレスベルトの材質としては、
スチール、ゴム、樹脂等が挙げられる。発泡性熱硬化性
樹脂組成物として、ポリウレタン樹脂を用いる場合に
は、金型内面への付着力の点から、エンドレスベルトを
用いた移動式が好ましい。
【0033】成形金型に導入された上記含浸体及び芯材
は、該成形金型を進行するに従い、発泡、硬化が生じる
が、これらの反応等を助けるため、上記成形金型は温度
調節可能になされているのが好ましい。エンドレスベル
ト方式の場合には、所定の位置にベルトに接するセグメ
ントを設け、このセグメントを温度調節し、ベルトを介
して内部に温度を与える方法が好ましい。また、固定式
成形金型の場合には、金型内に配管を設け、蒸気、油、
水等の熱媒を通す方法や電熱ヒーターによる方法等が挙
げられる。
【0034】成形金型の含浸体等が導入される一端と反
対の他端には、必要に応じ堰板の嵌め込みが可能となさ
れている。該堰板は、製造のスタート時に、導入した含
浸体や芯材に含有される熱硬化性樹脂組成物等がが漏れ
出てしまわないように保持するためのものであり、製造
が開始された段階では除去される。
【0035】成形金型を進行し、発泡、硬化して得られ
た繊維強化樹脂積層体(以下、製品と言う)は、成形金
型の他端を出たところで冷却されるのが好ましい。この
製品の冷却は、冷却ロールを製品に接して回転させてな
されてもよく、また製品の表面に冷却水を直接噴霧して
もよい。
【0036】得られた製品は、成形金型の進行方向前方
に備えられた引取機で引取られる。引取力は、製品の形
状、大きさ等により適宜選択される。また、引取速度
は、製品の構成、用いた熱硬化性樹脂組成物の反応速
度、成形金型の温度により適宜選択される。
【0037】引取機で引取られた製品は、引取機の進行
方向前方に備えられた切断機で所定の長さに切断され
る。切断機は、芯材間の間隔内の樹脂体を検出するセン
サーに連動しており、センサーの作用により上記樹脂体
を等分に切断した形で製品が切断される。従って、切断
された製品の切断面(端面)は、熱硬化性樹脂で被覆さ
れたものとなる。
【0038】
【作用】本発明1の複合材料は、充填材を含有した芯材
層の四周縁が、長手方向に繊維補強された熱硬化性樹脂
発泡体からなる表層で覆われた複合材料であって、その
端面断面が熱硬化性樹脂で被覆されているので、端面か
らの水分の侵入が全く無い耐久性に優れた複合材料であ
る。
【0039】本発明2の複合材料の連続的製造方法は、
連続的に進行する長繊維束に発泡性熱硬化性樹脂組成物
を含浸させた含浸体を、成形金型の一端から成形金型の
全ての縁部の内面に沿わせて導入し、一方、充填材と熱
硬化性樹脂組成物からなる予め賦形された芯材を一定の
間隔を設け断続的に上記成形金型の一端に向け進行さ
せ、この芯材間に設けられた間隔に熱硬化性樹脂組成物
を注入するか又はせずして、上記成形金型内面に沿わせ
た含浸体により形成された空間部に挿入し、上記含浸体
と上記芯材とを上記成形金型内を進行させつつ上記発泡
性熱硬化性樹脂組成物及び熱硬化性樹脂組成物の発泡と
硬化を行い成形させる方法であるので、本発明2で製造
され芯材の挿入されてない部位で切断された複合材料の
端面断面が熱硬化性樹脂で被覆されており、端面からの
水分の侵入が全く無い耐久性に優れた複合材料を製造す
ることができる。
【0040】本発明3の複合材料の連続的製造方法は、
上記発泡性熱硬化性樹脂組成物の熱硬化性樹脂が、ポリ
ウレタン樹脂であることを特徴とする本発明2の方法で
あるので、端面からの水分の侵入が全く無い耐久性に優
れた複合材料であるとともにより物性値の優れた複合材
料を製造することができる。
【0041】本発明4の複合材料の連続的製造方法は、
上記熱硬化性樹脂組成物の熱硬化性樹脂が、ポリウレタ
ン樹脂である本発明2又は3の方法であるので、端面か
らの水分の侵入が全く無い耐久性に優れた複合材料であ
るとともに、さらに物性値の優れた複合材料を製造する
ことができる。
【0042】本発明5の合成枕木は、本発明1の複合材
料、又は、本発明2〜4のいずれかの製造方法で得られ
る複合材料からなる合成枕木であるので、端面からの水
分の侵入が全く無い耐久性に優れた合成枕木であるとと
もに、物性値の優れた合成枕木である。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて、図面を参照しつつ説明する。図1は、実施例及び
比較例で用いた製造装置を示す模式的説明図である。図
2及び図3は、実施例1及び実施例2により得られる製
品を示す模式的斜視図である。図4及び図5は、比較例
1及び比較例2により得られる製品を示す模式的斜視図
である。
【0044】(実施例1)本実施例では、図1に示す製
造装置1を用いた。図示の通り、製造装置1は、芯材供
給装置10、芯材賦形装置6、搬送ベルト47、吐出機
21及び23、含浸機3、成形金型5、冷却機7、引取
機8及び切断機9を備えている。吐出機21は、タンク
(図示せず)から供給された各成分を混合して発泡性熱
硬化性樹脂組成物22としたのち、4か所の整流板(図
示せず)から引き揃えて張力をかけて連続的に供給され
る長繊維束41(図には1方向しか示さず)の上に、長
繊維束41の進行方向に対して垂直方向に往復運動しな
がら発泡性熱硬化性樹脂組成物22を吐出して振りかけ
るようになっている。
【0045】本実施例において、上記組成物22として
は、プロピレンオキサイド付加ポリエーテル(水酸基値
410、官能基4)100重量部と、ジフェニメタンジ
イソシヤネート120重量部、整泡用シリコンオイル1
重量部、水1重量部、ジブチル錫ラウレート0.05重
量部を混合した組成物(以下、組成物Aという)を用い
た。また、長繊維束41としては、繊維径が9μmのE
ガラス製モノフィラメント200本を1ストランドとし
たロービングを多本数用いた。
【0046】含浸機3は、含浸台31と揉み板32とを
備え、揉み板32を長繊維束41の進行方向に垂直な方
向に往復動させ、含浸台31との間で組成物A22を振
りかけられた長繊維束41を揉み、長繊維束41中に組
成物A22を含浸させて含浸体42にするようにした。
製造装置1には、上記含浸機3が4台備えられており
(図では1台のみ示す)各含浸機3で得られる4ツの含
浸体42が、下記する成形金型5の4面の周縁に沿わせ
て成形金型5へ導入される。本実施例では、長繊維束4
1と組成物A22との重量比率は1:1とした。
【0047】芯材供給装置10は、ホッパー11、ミキ
シングヘッド12、ケーシング13、吐出口14からな
る。充填剤がホッパー11からケーシング13に定量供
給され、同時にケーシング13にはミキシングヘッド1
2から熱硬化性樹脂組成物が供給される。充填剤と熱硬
化性樹脂組成物はケーシング13内で高速遠心攪拌混合
され、芯材15とされて吐出口14から間欠的に吐出さ
れる。
【0048】本実施例では、充填材として7号珪砂を、
また、熱硬化性樹脂組成物として上記組成物Aを用い、
7号珪砂と組成物Aの重量混合比率を、6:1とした。
【0049】吐出口14から吐出された芯材15は、吐
出口14の下方に備えられた断面方形で筒状の賦形型6
5に投入される。この賦形型65の筒内には、プランジ
ャー66により押圧される押圧具67が嵌め込まれてお
り、この押圧具67の作用により芯材15は所定長さに
圧縮賦形されて賦形芯材16となり、断続的に前方へ送
られる。本実施例ではプランジャー66の押圧力は1M
Paとした。
【0050】搬送ベルト47により搬送基材繰り出し装
置45から繰り出された搬送基材46は、賦形型65か
ら送られた賦形芯材16をその上部に載せ、該ベルト4
7上を進行して行く。
【0051】搬送基材46の上に載せられた賦形芯材1
6、16は一定の間隔(図の隙間B)を空けて進行し、
この隙間Bに搬送ベルト47の上方に備えられた吐出機
23から熱硬化性樹脂組成物24が注入され、搬送ベル
ト47のより成形金型5に送りこまれる。本実施例では
隙間Bの間隔は20mmとした。
【0052】本実施例では、上記搬送基材46としてガ
ラスマットを用い、上記熱硬化性樹脂組成物24として
は、上記組成物Aを用いた。
【0053】成形金型5は、長辺200mm短辺140
mmの断面方形の筒状空腔を4枚のエンドレスベルト5
1(図には上、下しか示さず)で形成したものであり、
各ベルトは駆動ロール53、53……により移動されて
いる。この成形金型5には、各ベルト51に接触して温
度調節用セグメント52が設けられている。本実施例で
は、成形金型5として長さは15mのものを用い、各ベ
ルト51の最高温度が85℃となるよう調節した。ま
た、温度調節用セグメント52の最下方部521ではベ
ルト51を冷却するようにした。
【0054】そして、上記含浸体42は、各ベルト51
に接触して沿わせた状態とし、かつ上記筒状空腔の4周
縁の幅方向に揃えて成形金型5に導入した。
【0055】成形金型5に導入された含浸体42及び賦
形芯材16は、ベルト51の移動に伴い右方に進行して
ゆき、上記温度調節用セグメント52により加熱された
ベルト51からの熱を受け、含浸体42、芯材16及び
隙間Bに注入された組成物Aの発泡と硬化反応が行わ
れ、長繊維で強化された表層と充填材含有の芯材よりな
る複合材料400が得られる。温度調節セグメント52
1の作用により該製品100は予備冷却されて成形金型
5から抜け出る。
【0056】次いで、製品400は、冷却機7に送ら
れ、冷却機7に設けらた複数の冷却水噴霧装置72によ
り製品100に直接冷却水が噴霧され、十分冷却がなさ
れる。冷却された製品400は、引取機8(引取速度1
m/分)を通過後、切断機9により所定の長さに切断さ
れる。この切断機9には、芯材間の間隔内に注入された
熱硬化性樹脂組成物24が硬化した熱硬化性樹脂25を
検出するセンサー(図示されず)に連動しており、セン
サーの作用により上記熱硬化性樹脂25を長手方向に等
分に切断した形で製品400が切断される。従って、切
断された製品400の切断面(端面)は、両端にほほ等
しい厚さの熱硬化性樹脂25で被覆されたものとなる。
【0057】かくして得られた製品400は、幅200
mm×高さ140mm×長さ2020mmの形状で、図
2に示すように4周縁の長繊維で強化された表層400
aと充填材含有の芯材層400b(芯材層の大きさ、幅
180mm×厚さ100mm長さ2000mm)を有し
ていた。また、切断された両端面には厚さ10mmの熱
硬化性樹脂25(端面保護層)を有する構成であった。
なお、下側の表層400aと芯材層400bの界面には
ガラスマットにポリウレタン樹脂が含浸したシート40
0cが存在している。
【0058】この製品400の、合成枕木としての評価
(曲げ強度、曲げ弾性率、圧縮強度、釘抜き強度、長期
屋外暴露後の損傷の有無=目視観察)を行い、結果を表
1に示した。表1で見る通り、製品400は、合成枕木
として非常に優れた物性を有するものであった。なお、
本実施例では、充填材として珪砂を用いたが、本実施例
の製造方法によれば、例えば、FRPのような複合材料
や本発明の製造方法で得られる複合材料の廃材粉砕物等
を充填材として用いることが可能であり、表の「廃材利
用」の欄は「可」とした。
【0059】
【表1】
【0060】(実施例2)充填材として、膨張頁岩(平
均粒径2.5mm)と7号珪砂を用い、膨張頁岩:7号
珪砂:組成物Aの重量比を、5:2:1としたこと、プ
ランジャー66の押圧力を1.5MPaとしたこと、隙
間Bの間隔は30mmとしたこと、長繊維束41に含浸
させる組成物Aの量を実施例1よりも余剰としたこと、
引取機8の引取速度を1.5m/分としたこと以外は実
施例1と同様にして、製品500を得た。
【0061】製品500は、幅200mm×高さ140
mm×長さ2030mmの形状で、図3に示すように、
4周縁の長繊維で強化された表層500aと充填材含有
の芯材層500b(芯材層の大きさ、幅180mm×厚
さ100mm長さ2000mm)を有していた。また、
切断された両端面には厚さ15mmの熱硬化性樹脂25
(端面保護層)を有する構成であった。なお、下側の表
層500aと芯材層500bの界面にはガラスマットに
ポリウレタン樹脂が含浸したシート500cが存在して
いる。この製品500の、合成枕木としての評価を行
い、結果を表1に示した。表1で見る通り、製品500
は、合成枕木として非常に優れた物性を有するものであ
った。
【0062】(比較例1)賦形芯材16間の間隔を設け
ず、従って間隔内への熱硬化性樹脂組成物の注入も行わ
ず、賦形芯材16を連続的に挿入した以外は、実施例1
と同様にして製品600を得た。製品600は、幅20
0mm×高さ140mm×長さ2000mmの形状で、
図4に示すように、4周縁の長繊維で強化された表層6
00aと充填材含有の芯材層600b(芯材層の大き
さ、幅180mm×厚さ100mm×長さ2000m)
を有する構成で、上記製品400及び500と異なり両
端面に端面保護層が存在しないものであった。なお、下
側の表層600aと芯材層600bの界面にはガラスマ
ットにポリウレタン樹脂が含浸したシート600cが存
在している。この製品600の、合成枕木としての評価
を行い、結果を表1に示した。表1で見る通り、製品6
00の初期物性は、製品400及び500と遜色ないも
のであったが、長期屋外暴露後の端面は劣化は観察さ
れ、長期屋外暴露後の物性値も初期値よりも低下が認め
られた。
【0063】(比較例2)賦形芯材16を用いず、賦形
芯材16の挿入さるべき空間に、上記含浸体42と同様
の組成物Aを含浸した長繊維束を配置した以外は実施例
1と同様にして製品700を得た。製品700は、幅2
00mm×高さ140mm×長さ2000mmの形状
で、図5に示すように、表面から中心まで均質な長繊維
で強化された発泡体700aからなる構造であった。上
記製品400及び500と異なり両端面に端面保護層が
存在しないものであった。この製品700の、合成枕木
としての評価を行い、結果を表1に示した。この製品7
00は充填材を含有していないため端面に端面保護層が
存在しなくても長期屋外暴露後の端面の劣化は生じない
が、コスト面ではやや不利であった。
【0064】
【発明の効果】本発明1の複合材料は、上述の構成であ
り、本発明によると、端面からの水分の侵入が全く無い
耐久性に優れた複合材料となる。
【0065】本発明2の複合材料の連続的製造方法は、
上述の構成であり、本発明によると、端面からの水分の
侵入が全く無い耐久性に優れた複合材料を製造すること
ができる。
【0066】本発明3の複合材料の連続的製造方法は、
上述の構成であり、本発明によると、端面からの水分の
侵入が全く無い耐久性に優れた複合材料であり、かつ物
性値の優れた複合材料を製造することができる。
【0067】本発明4の複合材料の連続的製造方法は、
上述の構成であり、本発明によると、端面からの水分の
侵入が全く無い耐久性に優れた複合材料であり、かつ、
さらに物性値の優れた複合材料を製造することができ
る。
【0068】本発明5の合成枕木は、上述の構成であ
り、本発明によると、端面からの水分の侵入が全く無い
耐久性に優れた合成枕木であり、かつ、物性値の優れた
合成枕木となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる製造装置の一例を示す模式
的説明図。
【図2】本発明により得られる製品の一例を示す模式的
斜視図。
【図3】本発明により得られる製品の他の一例を示す模
式的斜視図。
【図4】従来の製造方法により得られる製品の一例を示
す模式的斜視図。
【図5】従来の製造方法により得られる製品の他の一例
を示す模式的斜視図。
【符号の説明】
1 製造装置 10 芯材供給装置 15 芯材 16 賦形芯材 21、23 吐出機 22 発泡性熱硬化性樹脂組成物 25 端面保護層 3 含浸機 41 長繊維束 42 含浸体 46 搬送基材 47 搬送ベルト 5 成形金型 51 エンドレスベルト 52 温度調節セグメント 6 賦形装置 7 冷却機 72 冷却水噴霧装置 8 引取機 9 切断機 400、500、600、700 製品 400a、500a、600a 表層 400b、500b、600b 芯材層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 75:00 105:08 B29L 9:00 Fターム(参考) 4F100 AC10 AG00 AK01B AK01C AK51B AK51C AT00A BA03 BA06 BA10B BA10C CA23A DD32 DG01B DG01C DJ01B DJ01C EH312 EJ022 EJ082 GB31 JB13B JB13C JK04 JK05 JK20 JL09 4F205 AA31 AD16 AG03 AG14 AH43 HA05 HA08 HA14 HA26 HB02 HB12 HC02 HF01 HT02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填材を含有した芯材層の四周縁が、長
    手方向に繊維補強された熱硬化性樹脂発泡体からなる表
    層で覆われた複合材料であって、その端面断面が熱硬化
    性樹脂で被覆されていることを特徴とする複合材料。
  2. 【請求項2】 連続的に進行する長繊維束に発泡性熱硬
    化性樹脂組成物を含浸させた含浸体を、成形金型の一端
    から成形金型の全ての縁部の内面に沿わせて導入し、一
    方、充填材と熱硬化性樹脂組成物からなる予め賦形され
    た芯材を一定の間隔を設け断続的に上記成形金型の一端
    に向け進行させ、この芯材間に設けられた間隔に熱硬化
    性樹脂組成物を注入するか又はせずして、上記成形金型
    内面に沿わせた含浸体により形成された空間部に挿入
    し、上記含浸体と上記芯材とを上記成形金型内を進行さ
    せつつ上記発泡性熱硬化性樹脂組成物及び熱硬化性樹脂
    組成物の発泡と硬化を行い成形させることを特徴とする
    複合材料の連続的製造方法。
  3. 【請求項3】 上記発泡性熱硬化性樹脂組成物の熱硬化
    性樹脂が、ポリウレタン樹脂であることを特徴とする請
    求項2記載の複合材料の連続的製造方法。
  4. 【請求項4】 上記熱硬化性樹脂組成物の熱硬化性樹脂
    が、ポリウレタン樹脂であることを特徴とする請求項2
    又は3記載の複合材料の連続的製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の複合材料、又は請求項2
    〜4のいずれかに記載の製造方法により得られた複合材
    料からなる合成枕木。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008531869A (ja) * 2005-07-21 2008-08-14 強 袁 全被覆式の鉄道枕木およびその製造方法
CN101982608A (zh) * 2010-09-30 2011-03-02 于守东 矿用复合轨枕
JP2011052417A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Sekisui Chem Co Ltd 転轍機取付用まくら木
CN104775334A (zh) * 2015-03-31 2015-07-15 中国铁道科学研究院铁道建筑研究所 纤维增强复合材料合成轨枕
JP2015155590A (ja) * 2015-04-21 2015-08-27 株式会社シーエンジ 立体網状構造体製造方法及び立体網状構造体製造装置
CN105625106A (zh) * 2014-10-30 2016-06-01 株洲时代新材料科技股份有限公司 一种格构形复合材料轨枕

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