JP2007091038A - 常電導吸引型磁気浮上式車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】 常電導吸引型磁気浮上式車両の横揺れ防止機構を提供する。
【解決手段】 車両の台車に相当するモジュール20は、常電導磁石を有し、レール6を下面から吸引して車両を浮上させる。モジュール20のフレーム200は、レール6の突部6aをモジュールの外側と内側から挟むローラ250を有し、モジュール20の矢印A方向の横揺れを規制する。
【選択図】 図7
【解決手段】 車両の台車に相当するモジュール20は、常電導磁石を有し、レール6を下面から吸引して車両を浮上させる。モジュール20のフレーム200は、レール6の突部6aをモジュールの外側と内側から挟むローラ250を有し、モジュール20の矢印A方向の横揺れを規制する。
【選択図】 図7
Description
本発明は磁気浮上式の車両に関する。
車両を磁力により浮上させて走行する交通システムは、超電(伝)導磁石を用いるものと常電導磁石を用いるものが開発されている。
前者のシステムは、下記の特許文献1に開示され、後者のシステムは特許文献2に示されている。
特開平06−255486号公報
特開平09−301157号公報
前者のシステムは、下記の特許文献1に開示され、後者のシステムは特許文献2に示されている。
本発明の目的は、常電導吸引型磁気浮上式車両の台車(モジュール)に装備される案内ローラを提供するものである。
本発明の常電導吸引型磁気浮上式車両は、レールの下面に対向して配設される常電導磁石を有する複数のモジュールと、モジュールに対してサスペンションを介して支持される車体を備え、常電導磁石を有するモジュールは、レールの端部に設けられた下向きの突部を挟んで配設される案内ローラを備える。
そして、各モジュールは、案内ローラを2基備え、各案内ローラはレールの外側と内側にそれぞれ2個のローラを備えるものである。
さらに、モジュールのフレームに固定されるブラケットと、ブラケットにとりつけられる軸と、軸にベアリングを介して支持されるローラを備える。
そして、各モジュールは、案内ローラを2基備え、各案内ローラはレールの外側と内側にそれぞれ2個のローラを備えるものである。
さらに、モジュールのフレームに固定されるブラケットと、ブラケットにとりつけられる軸と、軸にベアリングを介して支持されるローラを備える。
本発明によれば、常電導吸引型磁気浮上式車両の台車(モジュール)の横揺れを規制して、安定した磁気浮上走行を達成することができる。
図1は本発明を実施する磁気浮上車両の外観を示す説明図、図2は側面図である。
本実施例にあっては、1編成の電車は3両の車両1A,1B,1Cにより構成され、軌道2上を走行する。
各車両はその下部に、台車に相当するモジュール20を備える。モジュール20は、各車両の両側部に5基づつ、合計10基装備される。
本実施例にあっては、1編成の電車は3両の車両1A,1B,1Cにより構成され、軌道2上を走行する。
各車両はその下部に、台車に相当するモジュール20を備える。モジュール20は、各車両の両側部に5基づつ、合計10基装備される。
図3は、モジュール20に備えられる電磁石と軌道2の関係を示す説明図である。
軌道2は、コンクリート等でつくられる基盤3上に置かれる枕木5と、枕木5の両側部に固定されるレール6を備える。レール6は、磁性材料でつくられ、下方に向けて八字状に突出する凸部6a,6bを有する。
レール6の上面には、推進用のリニアモータのリアクションプレート7がとりつけられる。
軌道2は、コンクリート等でつくられる基盤3上に置かれる枕木5と、枕木5の両側部に固定されるレール6を備える。レール6は、磁性材料でつくられ、下方に向けて八字状に突出する凸部6a,6bを有する。
レール6の上面には、推進用のリニアモータのリアクションプレート7がとりつけられる。
基盤3の両側には、支柱4aを介して給電用の送電線4が配設される。
モジュール20は、電磁石のコア30を有し、コイル32が巻かれる。送電線4に接するパンタグラフ34は、給電を受け、コイル32に電流を送る。
コイル32に流れる電流によりコアに発生する磁力により、モジュール20はレール6に向けて吸引され、矢印B方向に浮上する。
浮上する距離は、約8mmに設定される。ギャップセンサ60は、この浮上距離を監視していて、浮上距離を一定に保つようにコイル32へ送る電流値を制御する。
モジュール20は、電磁石のコア30を有し、コイル32が巻かれる。送電線4に接するパンタグラフ34は、給電を受け、コイル32に電流を送る。
コイル32に流れる電流によりコアに発生する磁力により、モジュール20はレール6に向けて吸引され、矢印B方向に浮上する。
浮上する距離は、約8mmに設定される。ギャップセンサ60は、この浮上距離を監視していて、浮上距離を一定に保つようにコイル32へ送る電流値を制御する。
コア30に両側には、上向きの凸部30a,30bが設けられる。このコア30の凸部30a,30bとレール6の突部6a,6bが対向することにより、車体10が矢印A方向に移動したときにも、常に正常な位置に戻る力が発生する。
モジュール20の下面には、リニアモータのコイル40が装備されており、レール6の上面に固定したリアクションプレート7の間で車両の推進力を発生させる。
モジュール20の下面には、浮上が行われない間に、レール6上に車両を支持するための支持装置50が設けられる。
モジュール20の下面には、リニアモータのコイル40が装備されており、レール6の上面に固定したリアクションプレート7の間で車両の推進力を発生させる。
モジュール20の下面には、浮上が行われない間に、レール6上に車両を支持するための支持装置50が設けられる。
図4は、10基のモジュール20の連結構造を示し、各モジュール20は、摺動台70を介して連結される。
矢印Fで示す車両の進行方向の第1と第2のモジュールの間に配設される第2の摺動台70bと、第4と第5のモジュールの間に配設される第5の摺動台70eは車体10側に連結される。その他の摺動台は全体を符号80で示すリンクにより連結される。
矢印Fで示す車両の進行方向の第1と第2のモジュールの間に配設される第2の摺動台70bと、第4と第5のモジュールの間に配設される第5の摺動台70eは車体10側に連結される。その他の摺動台は全体を符号80で示すリンクにより連結される。
図5は、モジュールの側面図である。
モジュール20はフレーム200を有し、各フレーム200の側面には、2基の案内ローラ210が装備される。
モジュール20はフレーム200を有し、各フレーム200の側面には、2基の案内ローラ210が装備される。
図6は、案内ローラ210の側面図、図7はモジュールの軸線方向からみた説明図である。
案内ローラ210は、フレーム200に固着されるブラケット220を有する。ブラケット220は、モジュールの外側と内側にそれぞれ取りつけられる。ブラケット220には軸230が固定され、軸230にはベアリング260を介してローラ250が回転自在に支持される。
ローラ250は、モジュールの側部の前後方向に2個づつ設けられる。したがって、モジュールの片側の外側、内側で合計8個のローラ250がとりつけられる。
案内ローラ210は、フレーム200に固着されるブラケット220を有する。ブラケット220は、モジュールの外側と内側にそれぞれ取りつけられる。ブラケット220には軸230が固定され、軸230にはベアリング260を介してローラ250が回転自在に支持される。
ローラ250は、モジュールの側部の前後方向に2個づつ設けられる。したがって、モジュールの片側の外側、内側で合計8個のローラ250がとりつけられる。
図7は、レール6の端部に設けられる下向きの突部6aに対するローラ250の配置を示す。常時はレール6の突部6aとローラ250の間には間隙が設けられている。
車両の走行時に、横揺れによりモジュール20が矢印A方向に移動すると、一方のローラ250がレール6の突部6aに接触し、モジュールの揺動を規制する。
モジュール20は案内ローラ210を備えることにより、横揺れは規制され、安定した磁気浮上走行が達成される。
車両の走行時に、横揺れによりモジュール20が矢印A方向に移動すると、一方のローラ250がレール6の突部6aに接触し、モジュールの揺動を規制する。
モジュール20は案内ローラ210を備えることにより、横揺れは規制され、安定した磁気浮上走行が達成される。
1A,1B,1C 車両
2 軌道
3 基盤
4 送電線
5 枕木
6 レール
20 モジュール
200 モジュールのフレーム
210 案内ローラ
250 ローラ
2 軌道
3 基盤
4 送電線
5 枕木
6 レール
20 モジュール
200 モジュールのフレーム
210 案内ローラ
250 ローラ
Claims (3)
- レールの下面に対向して配設される常電導磁石を有する複数のモジュールと、モジュールに対してサスペンションを介して支持される車体を備えた常電導吸引型磁気浮上式車両であって、常電導磁石を有するモジュールは、レールの端部に設けられた下向きの突部を挟んで配設される案内ローラを備える常電導吸引型磁気浮上式車両。
- 各モジュールは、側部に案内ローラを2基備え、各案内ローラはレールの外側と内側にそれぞれ2個のローラを備える請求項1記載の常電導吸引型磁気浮上式車両。
- モジュールのフレームに固定されるブラケットと、ブラケットにとりつけられる軸と、軸にベアリングを介して支持されるローラを備える請求項1記載の常電導吸引型磁気浮上式車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005283289A JP2007091038A (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 常電導吸引型磁気浮上式車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005283289A JP2007091038A (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 常電導吸引型磁気浮上式車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007091038A true JP2007091038A (ja) | 2007-04-12 |
Family
ID=37977252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005283289A Pending JP2007091038A (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 常電導吸引型磁気浮上式車両 |
Country Status (1)
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2009255606A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-11-05 | Jamco Corp | 常電導吸引型磁気浮上式車両 |
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JP2000295719A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-10-20 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 搬送システム及び搬送システムの制御方法 |
-
2005
- 2005-09-29 JP JP2005283289A patent/JP2007091038A/ja active Pending
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