JP2007185015A - 常電導吸引型磁気浮上式車両 - Google Patents

常電導吸引型磁気浮上式車両 Download PDF

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Abstract

【課題】常電導吸引型磁気浮上式車両の発熱源の冷却装置を提供する。
【解決手段】車両の台車に相当するモジュール20は、常電導磁石とリニアモータを有し、レールを下面から吸引して車両を浮上させるとともに、推進力を発生させる。車体10の屋根には空気調和装置100が搭載され、排水は縦配管110へ導かれる。縦配管110に接続する横配管120はモジュール20上に配設され、散水口から排水Wを散布してモジュールを冷却する。
【選択図】図6

Description

本発明は磁気浮上式の車両に関する。
車両を磁力により浮上させて走行する交通システムは、超電(伝)導磁石を用いるものと常電導磁石を用いるものが開発されている。
前者のシステムは、下記の特許文献1に開示され、後者のシステムは特許文献2に示されている。
特開平06−255486号公報 特開平09−301157号公報
例えば、本発明を適用する常電導吸引型磁気浮上式車両の台車(モジュール)には、駆動用のリニアモータと浮上用のコイルが搭載されていて発熱源となっている。
本発明の目的は、常電導吸引型磁気浮上式車両の台車(モジュール)の冷却装置を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明の常電導吸引型磁気浮上式車両は、レールの下面に対向して配設される常電導磁石とリニアモータを有する複数のモジュールと、モジュールに対してサスペンションを介して支持される車体を備える。そして、車体の屋根に配設される空気調和装置と、空気調和装置の排水を導くための縦配管と、縦配管に接続されてモジュール上部に配設される横配管を備え、横配管はモジュール上に排水を散布するための多数の散水口を備えるものである。
本発明によれば、発熱源であるリニアモータと浮上用のコイルを備えた磁気浮上用のモジュールを確実に冷却することができ、気温の高い条件で運用される磁気浮上車両の稼働を確保することができる。
図1は本発明を実施する磁気浮上車両の外観を示す説明図、図2は側面図である。
本実施例にあっては、1編成の電車は3両の車両1A,1B,1Cにより構成され、軌道2上を走行する。
各車両はその下部に、台車に相当するモジュール20を備える。モジュール20は、各車両の両側部に5基づつ、合計10基装備される。
図3は、モジュール20に備えられる電磁石と軌道2の関係を示す説明図である。
軌道2は、コンクリート等でつくられる基盤3上に置かれる枕木5と、枕木5の両側部に固定されるレール6を備える。レール6は、磁性材料でつくられ、下方に向けて八字状に突出する凸部6a,6bを有する。
レール6の上面には、推進用のリニアモータのリアクションプレート7がとりつけられる。
基盤3の両側には、支柱4aを介して給電用の送電線4が配設される。
モジュール20は、電磁石のコア30を有し、コイル32が巻かれる。送電線4に接するパンタグラフ34は、給電を受け、コイル32に電流を送る。
コイル32に流れる電流によりコアに発生する磁力により、モジュール20はレール6に向けて吸引され、矢印B方向に浮上する。
浮上する距離は、約8mmに設定される。ギャップセンサ60は、この浮上距離を監視していて、浮上距離を一定に保つようにコイル32へ送る電流値を制御する。
コア30の両側には、上向きの凸部30a,30bが設けられる。このコア30の凸部30a,30bとレール6の突部6a,6bが対向することにより、車体10が矢印A方向に移動したときにも、常に正常な位置に戻る力が発生する。
モジュール20の下面には、リニアモータのコイル40が装備されており、レール6の上面に固定したリアクションプレート7の間で車両の推進力を発生させる。
モジュール20の下面には、浮上が行われない間に、レール6上に車両を支持するための支持装置50が設けられる。
図4は、10基のモジュール20の連結構造を示し、各モジュール20は、摺動台70を介して連結される。
矢印Fで示す車両の進行方向の第1と第2のモジュールの間に配設される第2の摺動台70bと、第4と第5のモジュールの間に配設される第5の摺動台70eは車体10側に連結される。その他の摺動台は全体を符号80で示すリンクにより連結される。
図5は、本発明の冷却装置を装備した磁気浮上車両の外観を示す説明図、図6は側面図である。
各車両の車体10の屋根上には空気調和装置100が搭載される。空気調和装置100は、車外に対向する室外機と車内に対向する室内機を備え、冷房時には車内の熱を熱交換により車外に排出する。この際に、室内機の蒸発器に空気中の水分が結露し、いわゆるドレイン水が発生する。このドレイン水は、ドレインポンプ等で空気調和装置100外に排水される。
本発明の冷却装置は、車体の天井部に搭載された空気調和装置100からのドレイン水を車体10の下部に導く縦配管110と、縦配管110に接続される横配管120を備える。
横配管120は、モジュール20の上部に配置される。そして、この横配管には多数の散水口が設けられる。この散水口から噴射される散水Wは、モジュール20上に散布され、発熱したモジュール20を冷却する。
本発明は以上のように、発熱源であるリニアモータと浮上用の電磁コイルを備えた磁気浮上用のモジュールを空気調和装置のドレイン水を利用して冷却するので、新たな冷却源を必要とせず効果的な冷却を達成することができる。
本発明を実施する磁気浮上車両の外観を示す説明図。 本発明を実施する磁気浮上車両の側面図。 モジュールに備えられる電磁石と軌道の関係を示す説明図。 10基のモジュールの連結構造を示す説明図。 本発明の磁気浮上車両の外観を示す説明図。 本発明の磁気浮上車両の側面図。
符号の説明
1A,1B,1C 車両
2 軌道
3 基盤
4 送電線
5 枕木
6 レール
20 モジュール
100 空気調和装置
110 縦配管
120 横配管

Claims (1)

  1. レールの下面に対向して配設される常電導磁石とリニアモータを有する複数のモジュールと、モジュールに対してサスペンションを介して支持される車体を備えた常電導吸引型磁気浮上式車両であって、車体の屋根に配設される空気調和装置と、空気調和装置の排水を導くための縦配管と、縦配管に接続されてモジュール上部に配設される横配管を備え、横配管はモジュール上に排水を散布するための多数の散水口を備える常電導吸引型磁気浮上式車両。
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