JPS61107299A - 信号処理装置 - Google Patents
信号処理装置Info
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- JPS61107299A JPS61107299A JP59227696A JP22769684A JPS61107299A JP S61107299 A JPS61107299 A JP S61107299A JP 59227696 A JP59227696 A JP 59227696A JP 22769684 A JP22769684 A JP 22769684A JP S61107299 A JPS61107299 A JP S61107299A
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- JP
- Japan
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- signal
- time
- output
- steps
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は信号処理装置、特に音声信号など処理されるべ
き信号の時間短縮ないし伸長を行なう信号処理装置に関
するものである。
き信号の時間短縮ないし伸長を行なう信号処理装置に関
するものである。
[従来技術]
従来、たとえばテープレコーダなどを用いて音声信号の
再生をする時に再生時間の短縮、伸長を行なうには、テ
ープスピードを増減する方法が用いられていた。しかし
、この方法はスピード変化がわずかな内はともかく、大
幅な時間短縮、伸長を行なおうとすると音声のピッチ(
高低)が変動してしまうので、あまり実用的な方法では
なかった。また、ピッチ変化なしに時間短縮、伸長を行
なう方法としては、音声信号の微小時間分を適当なイン
ターバルを置いてわずかずつ切り取ったり再使用したり
する方法が考えられるが、音声信号は常時極めて変動す
る性質を有しており、上記の微小時間の切り取り、また
は再使用を任意の時点で行なうとその接続点で出力信号
が不連続となり、雑音が発生して実用に耐えない欠点が
あった。
再生をする時に再生時間の短縮、伸長を行なうには、テ
ープスピードを増減する方法が用いられていた。しかし
、この方法はスピード変化がわずかな内はともかく、大
幅な時間短縮、伸長を行なおうとすると音声のピッチ(
高低)が変動してしまうので、あまり実用的な方法では
なかった。また、ピッチ変化なしに時間短縮、伸長を行
なう方法としては、音声信号の微小時間分を適当なイン
ターバルを置いてわずかずつ切り取ったり再使用したり
する方法が考えられるが、音声信号は常時極めて変動す
る性質を有しており、上記の微小時間の切り取り、また
は再使用を任意の時点で行なうとその接続点で出力信号
が不連続となり、雑音が発生して実用に耐えない欠点が
あった。
[目 的]
本発明は上記の問題点に鑑みて成されたもので、ノイズ
の混入なしにスムーズな信号の時間短縮、あるいは伸長
処理を行なえる信号処理装置を提供することを目的とす
る。
の混入なしにスムーズな信号の時間短縮、あるいは伸長
処理を行なえる信号処理装置を提供することを目的とす
る。
し実施例]
以下、図面に示す実施例に基づき本発明の詳細な説明す
る。
る。
第1図に本発明の信号処理装置の一実施例を示す。第1
図は音声信号の時間短縮を行なう回路のブロック図を示
している0本実施例において再生される信号は、予めD
PCM方式により記録されているものとする。
図は音声信号の時間短縮を行なう回路のブロック図を示
している0本実施例において再生される信号は、予めD
PCM方式により記録されているものとする。
DPCM方式によりコーディングされた入力信号Δyは
端子lから入力される。入力されたDPCMコードは加
算器2および1ステツプデイレイ3により公知と同様に
して積分され、lステップディレィ3の出力にPCMコ
ードが得られる。PCMコードはシフトレジスタ、メモ
リ素子などから成る256ステツプデイレイ4に入力さ
れ、後述する時間T(この場合256ステツプ)だけ遅
延された信号Aiが形成される。本実施例では短縮が行
なわれない場合はこの信号Aiが出力される。すなわち
、入力信号は本実施例において実時間で出力されず、2
56ステツプ分遅れて出力される。
端子lから入力される。入力されたDPCMコードは加
算器2および1ステツプデイレイ3により公知と同様に
して積分され、lステップディレィ3の出力にPCMコ
ードが得られる。PCMコードはシフトレジスタ、メモ
リ素子などから成る256ステツプデイレイ4に入力さ
れ、後述する時間T(この場合256ステツプ)だけ遅
延された信号Aiが形成される。本実施例では短縮が行
なわれない場合はこの信号Aiが出力される。すなわち
、入力信号は本実施例において実時間で出力されず、2
56ステツプ分遅れて出力される。
時間Tだけ遅延された信号Atは1ステツプデイレイ5
と減算器6から成る微分回路により処理され、減算器6
の出力に再び256ステツプ遅延された差分信号ΔAi
が形成される。
と減算器6から成る微分回路により処理され、減算器6
の出力に再び256ステツプ遅延された差分信号ΔAi
が形成される。
さらにこの差分信号ΔAiは減算器7に入力され、その
出力に端子1から入力された信号Δy(すなわちΔAi
+2!56)を減算され、256ステツプ分離れた(先
の)差分信号との差Δ2Aiが形成される。この信号Δ
2Aiは比較器9に入力される。
出力に端子1から入力された信号Δy(すなわちΔAi
+2!56)を減算され、256ステツプ分離れた(先
の)差分信号との差Δ2Aiが形成される。この信号Δ
2Aiは比較器9に入力される。
一方、256ステツプデイレイ4の出力する遅延された
PCMコードによる信号は減算器8に入力され、上記と
同様にしてlステップディレィ3 1の出力信号ΔAi
+z!r6を減算される。すなわち256ステツプだけ
離れたPCMコードの差分信号ΔAtが得られる。この
差分信号ΔAiは比較器ioに入力される。
PCMコードによる信号は減算器8に入力され、上記と
同様にしてlステップディレィ3 1の出力信号ΔAi
+z!r6を減算される。すなわち256ステツプだけ
離れたPCMコードの差分信号ΔAtが得られる。この
差分信号ΔAiは比較器ioに入力される。
比較器9では前記の256ステツプ離れた差分信号の差
信号Δ2Aiが所定の基準値Δ2Aと比較される。もし
信号Δ2Aiが基準値Δ2Aよりも小さい場合にはアン
トゲ−)11にハイレベルの信号が送ら、れる、同様に
256ステツプ離れだ信号の差信号ΔAiは比較器10
で所定の基準値ΔAと比較され、もし信号ΔAiが基準
値ΔAよりも小さな場合にはアンドゲート11にハイレ
ベルの信号が送られる。
信号Δ2Aiが所定の基準値Δ2Aと比較される。もし
信号Δ2Aiが基準値Δ2Aよりも小さい場合にはアン
トゲ−)11にハイレベルの信号が送ら、れる、同様に
256ステツプ離れだ信号の差信号ΔAiは比較器10
で所定の基準値ΔAと比較され、もし信号ΔAiが基準
値ΔAよりも小さな場合にはアンドゲート11にハイレ
ベルの信号が送られる。
言い換えれば、比較器9は256ステツプ時間的に離れ
た入力信号の勾配、すなわち変化率を調べており、比較
器lOは256ステツプ離れた人力信号のレベル差を調
べている。そして両者の差が所定値より小さ、いという
ことは入力信号の変動が小さいということを意味する。
た入力信号の勾配、すなわち変化率を調べており、比較
器lOは256ステツプ離れた人力信号のレベル差を調
べている。そして両者の差が所定値より小さ、いという
ことは入力信号の変動が小さいということを意味する。
アンドゲート11は上記の条件がともに満たされたとき
に信号の抜き取りを指示するものである。ただし、アン
ドゲートllは3人力となっており、ここに短縮時間を
所望の長さに制御するためにゲートの動作を禁止する信
号が加えられる。
に信号の抜き取りを指示するものである。ただし、アン
ドゲートllは3人力となっており、ここに短縮時間を
所望の長さに制御するためにゲートの動作を禁止する信
号が加えられる。
この信号は図中下方に示されたブロック12〜14から
成る回路から送られる。
成る回路から送られる。
タイムセット回路12はレジスタ素子などから構成され
、端子12aから所望の短縮時間に応じた信号抜き取り
回数Tx(ここではPCMの256ステツプに対応した
時間Tを単位としである。)が入力され、端、子12b
の信号により入力値を保持する。一方、カウンタ14は
後述する信号抜き取りを行なうスイッチ20の制御信号
を入力し、実際に信号抜き取りを行なった回数Nを計数
する。
、端子12aから所望の短縮時間に応じた信号抜き取り
回数Tx(ここではPCMの256ステツプに対応した
時間Tを単位としである。)が入力され、端、子12b
の信号により入力値を保持する。一方、カウンタ14は
後述する信号抜き取りを行なうスイッチ20の制御信号
を入力し、実際に信号抜き取りを行なった回数Nを計数
する。
タイムセット回路12とカウンタ14の出力は比較器1
3で比較される。実際の抜き取り回数Nが所望の抜き取
り回数Txよりも小さいうちは比較器13はハイレベル
の信号をアンドゲート11に送り、抜き取り動作を繰り
返し行なわせる。実際の抜き取り回数Nが所望の回数T
xに達した場合にはアンドゲート11にローレベルが送
られ、抜き取り動作が禁止される。
3で比較される。実際の抜き取り回数Nが所望の抜き取
り回数Txよりも小さいうちは比較器13はハイレベル
の信号をアンドゲート11に送り、抜き取り動作を繰り
返し行なわせる。実際の抜き取り回数Nが所望の回数T
xに達した場合にはアンドゲート11にローレベルが送
られ、抜き取り動作が禁止される。
一方、アンドゲート11の後段には符号15〜19で示
された回路が接続されている。これらは時間短縮の時間
管理を行なうものである。カウンタ16.18はそれぞ
れ256 、4K (4000)ステップのカウントを
行なうものでそのオー/く−フロー出力によりフリップ
フロップ17.19をリセットする。フリップフロップ
19の反転出力および先のアントゲ−)11の出力の論
理積をとるアンドゲート15の出力信号はカウンタ16
゜18をリセット、またフリップフロップ17゜19を
セットするようになっている。
された回路が接続されている。これらは時間短縮の時間
管理を行なうものである。カウンタ16.18はそれぞ
れ256 、4K (4000)ステップのカウントを
行なうものでそのオー/く−フロー出力によりフリップ
フロップ17.19をリセットする。フリップフロップ
19の反転出力および先のアントゲ−)11の出力の論
理積をとるアンドゲート15の出力信号はカウンタ16
゜18をリセット、またフリップフロップ17゜19を
セットするようになっている。
フリップフロップ17の非反転出力は、復調され256
ステツプ遅延された信号Atおよび復調信号Ai+2’
r6(現在の信号)を切り換えるスイッチ20の制御入
力に接続されている。これとともに同出力はインバータ
22EL 、アンド番オアゲー1 ト22から成るゲ
ート回路に接続されている。アンド・オアゲート22の
出力は256ステツプデイレイ4の書き込みタイミング
を制御するようになっている。
ステツプ遅延された信号Atおよび復調信号Ai+2’
r6(現在の信号)を切り換えるスイッチ20の制御入
力に接続されている。これとともに同出力はインバータ
22EL 、アンド番オアゲー1 ト22から成るゲ
ート回路に接続されている。アンド・オアゲート22の
出力は256ステツプデイレイ4の書き込みタイミング
を制御するようになっている。
以上の構成において、タイムセット回路12に適当な短
縮時間をセットしアンドゲート11を開けておき、端子
lからDPCM処理された信号が入力されると、先に述
べたようにして差分信号の256ステツプ離れた差信号
Δ2Aiおよびレベルの差信号ΔAiが形成され、これ
らが所定の基準値と比較され、入力信号の時間的変動が
小さい、という条件が揃うとアントゲ−)11からハイ
レベルが出力される。
縮時間をセットしアンドゲート11を開けておき、端子
lからDPCM処理された信号が入力されると、先に述
べたようにして差分信号の256ステツプ離れた差信号
Δ2Aiおよびレベルの差信号ΔAiが形成され、これ
らが所定の基準値と比較され、入力信号の時間的変動が
小さい、という条件が揃うとアントゲ−)11からハイ
レベルが出力される。
ここでフリップフロップがカウンター6.18の所定時
間の計時によりリセットされているとすると、アンドゲ
ート15の両人力がハイレベルになり、カウンター6.
18のカウント値がゼロにリセット′されるとともにフ
リップフロップ17゜19がセットされる。
間の計時によりリセットされているとすると、アンドゲ
ート15の両人力がハイレベルになり、カウンター6.
18のカウント値がゼロにリセット′されるとともにフ
リップフロップ17゜19がセットされる。
フリップフロップ19はアンドゲート15を閉しるとと
もにフリップフロップ17の非反転出力 ;のハイレ
ベルがスイッチ20に送られ、これによってスイッチ2
0はlステップディレィ3の出力、すなわち遅延されて
いない復調信号Ai+2!r6を選択して出力する。遅
・延された復調信号Aiを基準として考えれば、この信
号Atす2り6は256ステツプ分時間的に先行した信
号であるので、これで256ステツプ分の時間短縮が行
なわれたことになる。
もにフリップフロップ17の非反転出力 ;のハイレ
ベルがスイッチ20に送られ、これによってスイッチ2
0はlステップディレィ3の出力、すなわち遅延されて
いない復調信号Ai+2!r6を選択して出力する。遅
・延された復調信号Aiを基準として考えれば、この信
号Atす2り6は256ステツプ分時間的に先行した信
号であるので、これで256ステツプ分の時間短縮が行
なわれたことになる。
以上と同時にフリップフロップ17のセy )により、
アンド・オアゲート22を介して端子16aから入力さ
れるクロックと同期して256ステツプデイレイ4に書
き込み信号が送られ、256ステツプデイレイ4に更に
256ステツプ先の信号が記録され始める。
アンド・オアゲート22を介して端子16aから入力さ
れるクロックと同期して256ステツプデイレイ4に書
き込み信号が送られ、256ステツプデイレイ4に更に
256ステツプ先の信号が記録され始める。
端子22b、16aにはそれぞれ現在時間に対応したク
ロックWおよびそれから256ステツプ先のクロックが
入力される。
ロックWおよびそれから256ステツプ先のクロックが
入力される。
以上のようにして短縮が開始され、256ステツプ分の
データがディレィ4に記録されると、カウンタ16によ
りフリップフロップ17がリセットされ、これによりス
イッチ20は256ステツプデイレイ4の出力を選択し
て出力するように切り換えられる。256ステツプデイ
レイ4には256ステツプ、先のデータが書き込まれて
いるのでこの操作により、出力音声には何ら変化を生じ
ない。
データがディレィ4に記録されると、カウンタ16によ
りフリップフロップ17がリセットされ、これによりス
イッチ20は256ステツプデイレイ4の出力を選択し
て出力するように切り換えられる。256ステツプデイ
レイ4には256ステツプ、先のデータが書き込まれて
いるのでこの操作により、出力音声には何ら変化を生じ
ない。
先の短縮開始時にはカウンタ18(4にステップ)、ク
リップフロップ19がセットされているので、少なくと
も次の4にステップの間はアントゲ−)11から短縮の
タイミング信号が出力されてもアントゲ−)15により
この信号は阻止され、短縮動作は起らない。この4にス
テップのインターバルが終了すると、フリップフロップ
19がリセットしアンドゲート15が開くことにより前
述と同様にして差分信号の差信号Δ”Ai、信号レベル
の差信号ΔAiの条件が満たされた時、再び同様の短縮
動作が行なわれる。
リップフロップ19がセットされているので、少なくと
も次の4にステップの間はアントゲ−)11から短縮の
タイミング信号が出力されてもアントゲ−)15により
この信号は阻止され、短縮動作は起らない。この4にス
テップのインターバルが終了すると、フリップフロップ
19がリセットしアンドゲート15が開くことにより前
述と同様にして差分信号の差信号Δ”Ai、信号レベル
の差信号ΔAiの条件が満たされた時、再び同様の短縮
動作が行なわれる。
要するにカウンタ18は256ステツプの短縮動作があ
まり頻繁に行なわれないよう4にステップの短縮禁止区
間を設定するために設けたものである。PCMのサンプ
リングレートを20KHzとすると256ステツプは約
12m秒に対応し、4にステップは約200m秒に対応
する。したがって上記の設定、によれば200m秒以下
の短いインターバルで短縮動作が起きることをなくし、
再生信号を自然かつスムーズなものとすることができる
。
まり頻繁に行なわれないよう4にステップの短縮禁止区
間を設定するために設けたものである。PCMのサンプ
リングレートを20KHzとすると256ステツプは約
12m秒に対応し、4にステップは約200m秒に対応
する。したがって上記の設定、によれば200m秒以下
の短いインターバルで短縮動作が起きることをなくし、
再生信号を自然かつスムーズなものとすることができる
。
以上のようにして短縮処理を受けた信号はサンプルホー
ルド用の1ステツプレジスタ21を介して出力され公知
のD/A変換段へ送られる。
ルド用の1ステツプレジスタ21を介して出力され公知
のD/A変換段へ送られる。
一方、先述のようにフリップフロップ17の非反転出力
はカウンタ14にも入力されるので、短縮動作1回ごと
にカウンタ14はカウントアツプし、この値がタイムセ
ット回路12にセットされた値と一致した時に比較器1
3によりアンドゲート11が阻止され、所望時間の短縮
動作が終了する。
はカウンタ14にも入力されるので、短縮動作1回ごと
にカウンタ14はカウントアツプし、この値がタイムセ
ット回路12にセットされた値と一致した時に比較器1
3によりアンドゲート11が阻止され、所望時間の短縮
動作が終了する。
上記の説明では説明の簡略化のため時間短縮の動作のみ
について示したが、時間伸長も同様に行なうことができ
る。伸長を行なう場合にはスイッチ20の最初の位置を
1ステツプデイレイ3のPCM復調出力側に設定してお
き、256ステツプデイレイ4には既に再生出力した2
56ステツプ分の信号を記録するようにする。
について示したが、時間伸長も同様に行なうことができ
る。伸長を行なう場合にはスイッチ20の最初の位置を
1ステツプデイレイ3のPCM復調出力側に設定してお
き、256ステツプデイレイ4には既に再生出力した2
56ステツプ分の信号を記録するようにする。
スイッチ20の切り換えは短縮の場合と同じ条件、すな
わち256ステツプ離れた差分信号および信号レベルの
差信号Δ2Ai、ΔAiがΔ2Ai<Δ2AおよびΔA
i<ΔAを満たした際に行なうものとする。上記のよう
な設定により、256ステツプデイレイ4に蓄積された
PCM復調信号は上の条件が満たされた際に2回使用さ
れることになる。ただし、時間操作の時、短縮の場合に
は256ステツプ先のデータを256ステツプデイレイ
4に書き込んだのに対し、伸長の場合には端子lからの
256ステツプ分のデータ入力を停止し、256ステツ
プの伸長期間が終了した後に入力を再開するとともにそ
こから先の256ステツプ分のデータを256ステツプ
デイレイ4に書き込むようにする。
わち256ステツプ離れた差分信号および信号レベルの
差信号Δ2Ai、ΔAiがΔ2Ai<Δ2AおよびΔA
i<ΔAを満たした際に行なうものとする。上記のよう
な設定により、256ステツプデイレイ4に蓄積された
PCM復調信号は上の条件が満たされた際に2回使用さ
れることになる。ただし、時間操作の時、短縮の場合に
は256ステツプ先のデータを256ステツプデイレイ
4に書き込んだのに対し、伸長の場合には端子lからの
256ステツプ分のデータ入力を停止し、256ステツ
プの伸長期間が終了した後に入力を再開するとともにそ
こから先の256ステツプ分のデータを256ステツプ
デイレイ4に書き込むようにする。
以上のようにして同様の回路を用いて音声信号 )1の
ピッチを変えることなく、自然でスムーズなつながりを
持った音声信号の短縮あるいは伸長再生を行なうことが
できる。
ピッチを変えることなく、自然でスムーズなつながりを
持った音声信号の短縮あるいは伸長再生を行なうことが
できる。
上記の実施例において、短縮、あるいは伸長タイミング
を決定する差分信号の差、信号レベルの差の基準値Δ2
AおよびΔAは小さければ小さいほど再生信号のつなが
りをスムーズにすることができる。しかし、あまり比較
器9:lOの基準値Δ2A、ΔAを小さくとるとΔ2A
iくΔ2A。
を決定する差分信号の差、信号レベルの差の基準値Δ2
AおよびΔAは小さければ小さいほど再生信号のつなが
りをスムーズにすることができる。しかし、あまり比較
器9:lOの基準値Δ2A、ΔAを小さくとるとΔ2A
iくΔ2A。
ΔAt<ΔAの条件を満足する確率が小さくなり、所定
時間内に所望時間の短縮ないし伸長を行なうことができ
なくなる可能性がある。この点に鑑みて短縮ないし伸長
すべき再生信号全体の長さに応じて、あるいはその何%
を短縮ないし伸長するかなどの条件に応じて基準値Δ2
A、ΔAを決定してもよく、またΔ2A、ΔAの条件を
厳しくするためには、次に述べるように差分の変化を比
較するための時間Tを256ステツプに固定するのでは
なくその前後の範囲で可変とする方法もある。
時間内に所望時間の短縮ないし伸長を行なうことができ
なくなる可能性がある。この点に鑑みて短縮ないし伸長
すべき再生信号全体の長さに応じて、あるいはその何%
を短縮ないし伸長するかなどの条件に応じて基準値Δ2
A、ΔAを決定してもよく、またΔ2A、ΔAの条件を
厳しくするためには、次に述べるように差分の変化を比
較するための時間Tを256ステツプに固定するのでは
なくその前後の範囲で可変とする方法もある。
差分信号、および信号レベルの比較間隔TをT−ΔT−
T+ΔTの範囲に可変とする、すなわちステップ数でい
うとN−ΔN−N+ΔNの範囲内のデータを比較するよ
うにするには第2図に示すような回路を用いる。
T+ΔTの範囲に可変とする、すなわちステップ数でい
うとN−ΔN−N+ΔNの範囲内のデータを比較するよ
うにするには第2図に示すような回路を用いる。
第2図に示した回路は第1図の256ステツプデイレイ
4に替えて用いるためのもので、比較ステップ範囲を(
256+8)±4の範囲で変えられるよう構成しである
。第2図において、ディレィ回路はメモリ、あるいはレ
ジスタ素子などから成る8ステップディレィ31,25
6ステツプデイレイ32.および8ステツプデイレイ3
3の直列回路により構成されている。ここでスイッチ3
6は初段の8ステツプデイレイ31をバイパスさせるも
の、また符号35を付したスイッチは第1図のスイッチ
20に対応するものである。また、符号34で示したブ
ロックはΔ2AiくΔ2A、ΔAt<ΔAを判別し、短
縮(ないし伸長)タイミングを決定する比較ブロック(
第1図の比較器9.10など)をまとめて示すものであ
る。
4に替えて用いるためのもので、比較ステップ範囲を(
256+8)±4の範囲で変えられるよう構成しである
。第2図において、ディレィ回路はメモリ、あるいはレ
ジスタ素子などから成る8ステップディレィ31,25
6ステツプデイレイ32.および8ステツプデイレイ3
3の直列回路により構成されている。ここでスイッチ3
6は初段の8ステツプデイレイ31をバイパスさせるも
の、また符号35を付したスイッチは第1図のスイッチ
20に対応するものである。また、符号34で示したブ
ロックはΔ2AiくΔ2A、ΔAt<ΔAを判別し、短
縮(ないし伸長)タイミングを決定する比較ブロック(
第1図の比較器9.10など)をまとめて示すものであ
る。
比較ブロック34は8ステップディレィ33の各ステッ
プ出力A−Hを順次調べ、前記のΔ2AiくΔ2A、Δ
Ai<ΔAを満足するよ、うなデータを探す。もし出力
りが上記の条件を満足していた場合には不図示の回路に
より8ステツプデイレイ31の各ステップ出力を切り換
えるスイッチ37を対応した出力dの位置に切り換える
。
プ出力A−Hを順次調べ、前記のΔ2AiくΔ2A、Δ
Ai<ΔAを満足するよ、うなデータを探す。もし出力
りが上記の条件を満足していた場合には不図示の回路に
より8ステツプデイレイ31の各ステップ出力を切り換
えるスイッチ37を対応した出力dの位置に切り換える
。
8ステツプデイレイ33の出力りで最適条件が見つかっ
た後4ステップ分時間が経過すると、8ステップディレ
ィ31.33のトータル出力に最適データが出揃うので
、この時にスイッチ35紮切り換え、8ステツプデイレ
イの出力dを再生出力として送り出せば再生信号はスム
ーズに短縮されてつながり、出力される。スイッチ35
の切り換えとともにスイッチ36を切り換え、256ス
テツプデイレイ32に直接264(=256+8+(’
8−4))ステップ先のデータを順次記録し1・ てゆくと、36(=256÷8+(8−4))ステップ
後には8ステツプデイレイ33のトータル出力と8ステ
ツプデイレイ31の出力dが一致するのでスイッチ35
を元に戻し、8ステツプデイレイ33の出力を選択出力
するようにする。
た後4ステップ分時間が経過すると、8ステップディレ
ィ31.33のトータル出力に最適データが出揃うので
、この時にスイッチ35紮切り換え、8ステツプデイレ
イの出力dを再生出力として送り出せば再生信号はスム
ーズに短縮されてつながり、出力される。スイッチ35
の切り換えとともにスイッチ36を切り換え、256ス
テツプデイレイ32に直接264(=256+8+(’
8−4))ステップ先のデータを順次記録し1・ てゆくと、36(=256÷8+(8−4))ステップ
後には8ステツプデイレイ33のトータル出力と8ステ
ツプデイレイ31の出力dが一致するのでスイッチ35
を元に戻し、8ステツプデイレイ33の出力を選択出力
するようにする。
さらに272 (=256+8+8)ステップ先のデー
タを8ステツプデイレイ31に8回送ればディレィ31
とディレィ32の入力が一致するので、この時スイッチ
36を元に戻せば処理は初期状態に戻る。
タを8ステツプデイレイ31に8回送ればディレィ31
とディレィ32の入力が一致するので、この時スイッチ
36を元に戻せば処理は初期状態に戻る。
以上のようにして1回の短縮で平均264(256+8
±4)ステップ幅の短縮が行なえる。ここでは比較ブロ
ック34により各ステップ毎に8ステツプデイレイ33
を走査して処理タイミングを決定するので基準値Δ2A
、ΔAを比較的小さくとっても所望の時間短縮を確実か
つスムーズに行なうことができる。
±4)ステップ幅の短縮が行なえる。ここでは比較ブロ
ック34により各ステップ毎に8ステツプデイレイ33
を走査して処理タイミングを決定するので基準値Δ2A
、ΔAを比較的小さくとっても所望の時間短縮を確実か
つスムーズに行なうことができる。
ここで第3図に以上の短縮処理の原理を示す波形図を示
しておく0図において符号T1は比較開始点を示してお
り、この時点よりNステップ離れた(遅延された)時点
T2における信号のレベル °□および変化率は第1
図の固定比較時間幅方式に従えば著しく異なっており、
短縮条件を満たしていない。しかし、時点T、よりも4
ステツプ前の時点T3よりNステップ前の時点TP(ト
ランスファーポイント)における信号レベルおよび変化
率は非常に似かよっている。したがって第2図に示した
可変比較時間幅方式の回路によりT3とTPの信号をつ
なげばスムーズな接続が行なえる。ただし、この場合に
はNステップより相前後した量をカウンタに戻す必要が
ある。
しておく0図において符号T1は比較開始点を示してお
り、この時点よりNステップ離れた(遅延された)時点
T2における信号のレベル °□および変化率は第1
図の固定比較時間幅方式に従えば著しく異なっており、
短縮条件を満たしていない。しかし、時点T、よりも4
ステツプ前の時点T3よりNステップ前の時点TP(ト
ランスファーポイント)における信号レベルおよび変化
率は非常に似かよっている。したがって第2図に示した
可変比較時間幅方式の回路によりT3とTPの信号をつ
なげばスムーズな接続が行なえる。ただし、この場合に
はNステップより相前後した量をカウンタに戻す必要が
ある。
第2図、第3図に関しても時間短縮のみにつき説明した
が、第1図と同様にして時間伸長を行なうことができる
のはもちろんである。
が、第1図と同様にして時間伸長を行なうことができる
のはもちろんである。
また以上の説明では取り扱う信号を音声信号としたが、
映像信号などの他の信号の処理に本発明が応用できるの
はもちろんである。
映像信号などの他の信号の処理に本発明が応用できるの
はもちろんである。
[効 果]
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、被処
理信号を時間短縮ないし伸長して出力する信号処理装置
においで、所定の比較時間間隔だけ離れた信号の変化率
を所定の基準変化率と比較する第1の手段と、前記比較
時間間隔だけ離れた信号レベル差を所定の基準レベル差
と比較する第2の手段と、前記両比較手段の比較結果が
所定の条件を満たした際に前記所定の比較時間間隔に対
応した長さの被処理信号を抜き取り、または再使用する
手段を設けた構成を採用しているので、ノイズの混入な
どの不都合を生じることなく、スムーズなつながりを持
つ時間短縮ないし伸長さ°れた出力信号を得ることがで
きる優れた信号処理装置を提供することができる。
理信号を時間短縮ないし伸長して出力する信号処理装置
においで、所定の比較時間間隔だけ離れた信号の変化率
を所定の基準変化率と比較する第1の手段と、前記比較
時間間隔だけ離れた信号レベル差を所定の基準レベル差
と比較する第2の手段と、前記両比較手段の比較結果が
所定の条件を満たした際に前記所定の比較時間間隔に対
応した長さの被処理信号を抜き取り、または再使用する
手段を設けた構成を採用しているので、ノイズの混入な
どの不都合を生じることなく、スムーズなつながりを持
つ時間短縮ないし伸長さ°れた出力信号を得ることがで
きる優れた信号処理装置を提供することができる。
第1図は本発明による信号処理回路の一実施例構成を示
すブロック図、第2図は第1図の構成の変形例を説明す
るブロック図、第3図は第2図の変形例の原理を説明す
る波形図である。 2・・・加算器 3.5.21・・・lステップディレィ4・・・256
ステツプデイレイ 6〜800.減算器 9 、 I O、13・・・
比較器11.15・・・アンドゲート 14.16.18・・・カウンタ 17.19・・・フリップフロップ 20・・・スイッチ 特許出願人 興 和 株式会社 ・〜−−−:゛゛・
′1 代理人 弁理士 加 藤 卓 (う・ 1七
r
すブロック図、第2図は第1図の構成の変形例を説明す
るブロック図、第3図は第2図の変形例の原理を説明す
る波形図である。 2・・・加算器 3.5.21・・・lステップディレィ4・・・256
ステツプデイレイ 6〜800.減算器 9 、 I O、13・・・
比較器11.15・・・アンドゲート 14.16.18・・・カウンタ 17.19・・・フリップフロップ 20・・・スイッチ 特許出願人 興 和 株式会社 ・〜−−−:゛゛・
′1 代理人 弁理士 加 藤 卓 (う・ 1七
r
Claims (2)
- (1)被処理信号を時間短縮ないし伸長して出力する信
号処理装置において、所定の比較時間間隔だけ離れた信
号の変化率を所定の基準変化率と比較する第1の手段と
、前記比較時間間隔だけ離れた信号レベル差を所定の基
準レベル差と比較する第2の手段と、前記両比較手段の
比較結果が所定の条件を満たした際に前記所定の比較時
間間隔に対応した長さの被処理信号を抜き取り、または
再使用する手段を設けたことを特徴とする信号処理装置
。 - (2)前記比較時間間隔を所定範囲内で処理条件に応じ
て変更する手段を設けたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59227696A JPS61107299A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59227696A JPS61107299A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61107299A true JPS61107299A (ja) | 1986-05-26 |
Family
ID=16864912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59227696A Pending JPS61107299A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61107299A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5483704A (en) * | 1977-12-16 | 1979-07-04 | Sanyo Electric Co Ltd | Audio synthesizer |
JPS5483703A (en) * | 1977-12-16 | 1979-07-04 | Sanyo Electric Co Ltd | Audio synthesizer |
JPS5886600A (ja) * | 1981-11-18 | 1983-05-24 | リコーエレメックス株式会社 | 時間軸変換装置 |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP59227696A patent/JPS61107299A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5483704A (en) * | 1977-12-16 | 1979-07-04 | Sanyo Electric Co Ltd | Audio synthesizer |
JPS5483703A (en) * | 1977-12-16 | 1979-07-04 | Sanyo Electric Co Ltd | Audio synthesizer |
JPS5886600A (ja) * | 1981-11-18 | 1983-05-24 | リコーエレメックス株式会社 | 時間軸変換装置 |
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