JPS61103931A - シリコ−ンゴム成形体の製造方法 - Google Patents

シリコ−ンゴム成形体の製造方法

Info

Publication number
JPS61103931A
JPS61103931A JP59225252A JP22525284A JPS61103931A JP S61103931 A JPS61103931 A JP S61103931A JP 59225252 A JP59225252 A JP 59225252A JP 22525284 A JP22525284 A JP 22525284A JP S61103931 A JPS61103931 A JP S61103931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low
vacuum
silicone rubber
molecular
molded article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59225252A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6338292B2 (ja
Inventor
Kimiyuki Mitsukuchi
三觜 公之
Hideto Taneyama
秀人 種山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP59225252A priority Critical patent/JPS61103931A/ja
Publication of JPS61103931A publication Critical patent/JPS61103931A/ja
Publication of JPS6338292B2 publication Critical patent/JPS6338292B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/10Process efficiency

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はシリコーンゴム成形体の製造方法、特には成形
体中に含有されている低分子環状シロキサンを除去して
なるシリコーンゴム成形体の製造方法に関するものであ
る。
(従来の技術) シリコーンゴム成形体はシリコーンゴムコンパウンドに
適宜の加硫剤、顔料その他を配合し、混練後これを加熱
加硫して硬化させるという方法で作られているが、この
シリコーンゴムコンパウンドにはこの主体となる直鎖状
のジメチルポリシロキサンが環状の4量体メチルシロキ
サンの開環重合によって製造されるものであり、この反
応が可逆反応であるために、この環状の低分子シロキサ
ンまたはこれから生成した分子量の若干大きい環状シロ
キサンを含んだものとなっている。
そのため通常のシリコーンゴムコンパウンドか′ ら作
られたシリコーンゴム成形体には若干量の低分子シロキ
サンが残存しており、この4量体から6量体のものは沸
点が171〜237℃と比較的低いものであることから
この成形品を長期間使用していると、この低分子シロキ
サンがその表面から揮発して系外に出できて付近に存在
する他の物質に付着するということがあり、この成形体
の近くに比較的大きな電流の流れる接点あるいは直流モ
ーターのブラシなどがあると、この低分子シロキサンが
そこに付着し、これが電流などで燃焼して絶縁性のシリ
カとなり、結果において接点障害を起すという不利が生
じる。
したがって、シリコーンゴム成形品については、成形後
に後加熱をしてこの中に含有されている低分子シロキサ
ンを除去するという方法も採られているが、これは通常
200℃前後の温度で数時間加熱するというものである
ため1作業性もわるくその効果も充分なものではない。
(発明の構鳴) 本発明はこのような不利を解決した低分子シロキサンを
効率よく除去することのできるシリコーンゴム成形体の
製造方法に関するもので、これはシリコーンゴム成形体
を高真空に加熱し、ついでガス流通下に低真空で加熱し
て、成形体から低分子シロキサンを除去すること特徴と
するものである。
これを説明すると1本発明者らはシリコーンゴム成形体
からの低分子シロキサンの除去方法について種々検討し
た結果、これにはシリコーンゴム成形体を真空加熱する
ことがよく、この真空加熱もガス流通下としてこの真空
度を高低に変えると高真空下で発揮された低分子シロキ
サンがこれを低真空としたときに流動ガスに伴流されて
系外に除去されるので低分子シロキサンの除去が効果的
に行なわれるということを見出し、ここに使用する流動
ガスの種類、真空度、加熱温度などについての研究を進
めて本発明を完成させた。
つぎにこれをさらに詳細に説明すると、高沸点の物質を
除去するために減圧処理を行なうことは公知とされると
ころであるが、シリコーンゴム成形体は例えば200℃
、100履mHgで4時間加熱しても、低分子シロキサ
ンの量は初期状態、すなわち未第理時と比較して殆んど
変化しない、またこれを常圧下に200℃で4時間処理
したとき。
またこの処理快さら5龍H,の高真空下に4時間熱処理
したときにはつざの第1表に示したように。
3量体(D3)、4量体(D)4が重合した5量体〜1
5量体(D5〜D15)の量の増加することが認められ
た。
第1表 これはシリコーンゴム成形体を真空下に加熱すると、こ
れに含まれている低分子シロキサンが一応系外に除去さ
れるけれどもこれらは分子量の大きい重いものであるた
め揮散速度がおそく、成形体表面の近傍に停滞し、成形
体表面が低分子シロキサン蒸気の飽和状思となり、これ
によって爾後の系内からの低分子シロキサンの揮発が抑
止されるためと推定される。
本発明の方法はこの知見にもとづいてなされたものであ
り、シリコーンゴム成形体を例えば200℃の真空加熱
炉でlOmmHg以下の真空度に保ちlO分程度過する
と成形体から揮発した低分子シロキサン蒸気で成形体表
面は飽和状況となるので、この時点で炉内の真空度を例
えば100m■)Igにまで低下させてからここに空気
または酸素を含んだ不活性ガスを外部から導入すると、
この圧力でも低分子シロキサンの揮発は続けられるが、
高真空下で発生した低分子シロキサンの飽和′1M気は
このガス気流に伴流されて系外に除去されるのでこれに
よれば低分子シロキサンの含有量が、減少したシリコー
ンゴム成形体を容易に得ることができる。
本発明の方法を実施するための条件については、低分子
シロキサンを揮発させるための高真空度は低分子シロキ
サンの沸点、蒸気圧の関係式ここに、P=低分子シロキ
サンの蒸気圧(腸mHg)T=絶対温度(0k) X=低分子シロキサンの重合度 から明らかなように低い程沸点が低くなるのであるが、
201■H8以上では低分子シロキサンの揮発時間が長
くなり短時間での処理で難しくなるので、20mmHg
以下、好ましくは10g18以下とすることがよく、ま
たこの低真空度処理については高真空度で揮発し、成形
体表面に飽和蒸気となっている低分子シロキサンを外部
から導入した流動ガスで県外に伴出させるものであり、
これを高くしすぎると低分子シロキサンの揮発が抑えら
れ、また加熱によって所定温度となっている成形体の温
度が低下するので、これは30〜300 mmHgの範
囲、好ましくは70〜200腸mHHの範囲とすること
がよい。
また、この処理時間については高真空度での処理時間を
5〜30分、好ましくは10〜20分、低真空度の処理
時間を2〜20分、好ましくは5〜10分とすればよく
、これは高低の真空度fJ4節をくり返せば低分子シロ
キサン含有のより低いシリコーンゴム成形体を得ること
ができる。
つぎに本発明方法の実施例をあげるが、例中におけるシ
リコーンゴム成形体の残留低分子シロキサンの定量は、
シリコーンゴム成形体を細かく粉砕して四塩化炭素で4
時間環流して低分子シロキサンを抽出し、この抽出液を
ガスクロマトグラフSAM(島津製作所製商品名)を用
いて、充填剤DEXIL 300GG、3%、プログラ
ムレイト10℃7分、カラム湿度too−tso℃、注
入口温度280℃、検出器280℃、キャリヤ−ガス窒
素ガス40sJL/分、注入量3ル見の条件で測定した
ちのである。                   
         。
実施例 シリコーンゴムコンパウンドKE−951σ [信越化
学工業(株)商品名]に加硫剤C−8(同社商品名)を
配合し、均一に混練りしたのち、分出しロールで厚さ1
.2■■の分出しシートとし、ついで175℃で5分間
プレス加硫して厚さl薦■のシリコーンゴムシートを作
り、これを50x50xl■−に切断して試料を作成し
た。
つぎに、内容1i600x600x600mmで棚段数
10枚の真空電気炉内にこの試料1,000枚を入れ、
1 mi+Hgの高真空下で10分間、200℃に加熱
し、ついで真空度を100曹mHgとして5分間、20
0℃に加熱し、このサイクルを数回くり返してから試料
を取り出して、この試料中における低分子シロキサン量
を測定したところ、この処理時間と低分子シロ手サン量
について第2表および第1図に示したとおりの結果が得
られた。
また比較のために上記における処理を常圧200℃で処
理したところ、第2表および第1図に併記したとおりの
結果が得られ、本発明方法によれば常圧法にくらべて低
分子シロキサンを効率よく除去できることが確認された
第2表 目
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法による減圧処理時と常圧処理時の
残留低分子シロキサン量の処理時間による変化の度合を
比較因示したグラフである。 第1図 □翅謬時組Hr) 手続補正書 昭和59年12月11日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、シリコーンゴム成形体を高真空下に加熱し、ついで
    ガス流通下に低真空で加熱して、成形体から低分子シロ
    キサンを除去することを特徴とするシリコーンゴム成形
    体の製造方法。
JP59225252A 1984-10-26 1984-10-26 シリコ−ンゴム成形体の製造方法 Granted JPS61103931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59225252A JPS61103931A (ja) 1984-10-26 1984-10-26 シリコ−ンゴム成形体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59225252A JPS61103931A (ja) 1984-10-26 1984-10-26 シリコ−ンゴム成形体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61103931A true JPS61103931A (ja) 1986-05-22
JPS6338292B2 JPS6338292B2 (ja) 1988-07-29

Family

ID=16826392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59225252A Granted JPS61103931A (ja) 1984-10-26 1984-10-26 シリコ−ンゴム成形体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61103931A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62295054A (ja) * 1986-06-16 1987-12-22 Toray Ind Inc 水なし平版印刷用原版
JPS63199261U (ja) * 1987-06-05 1988-12-22
JPH03259987A (ja) * 1990-03-09 1991-11-20 Shin Etsu Chem Co Ltd ハードディスク装置用カバー・パッキン組立体
JPH0683225A (ja) * 1992-12-28 1994-03-25 Shin Etsu Chem Co Ltd 定着ロール
JP2002249586A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Tokyo Electron Ltd シリコーンゴムの処理方法、シリコーンゴム及び半導体製造のための装置
US20110133356A1 (en) * 2008-08-08 2011-06-09 Wacker Chemie Ag Method for manufacturing molded bodies from silicone rubber
US20180250896A1 (en) * 2017-03-02 2018-09-06 Konica Minolta, Inc. Manufacturing method and manufacturing apparatus for silicone rubber molded body
JP2018180551A (ja) * 2010-03-23 2018-11-15 株式会社朝日ラバー 可撓性反射基材、その製造方法及びその反射基材に用いる原材料組成物
CN110133978A (zh) * 2018-02-09 2019-08-16 柯尼卡美能达株式会社 硅橡胶组合物、定影部件、定影辊及定影部件的制造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524150Y2 (ja) * 1988-11-04 1993-06-18

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62295054A (ja) * 1986-06-16 1987-12-22 Toray Ind Inc 水なし平版印刷用原版
JPH0682213B2 (ja) * 1986-06-16 1994-10-19 東レ株式会社 水なし平版印刷用原版
JPS63199261U (ja) * 1987-06-05 1988-12-22
JPH0546030Y2 (ja) * 1987-06-05 1993-12-01
JPH03259987A (ja) * 1990-03-09 1991-11-20 Shin Etsu Chem Co Ltd ハードディスク装置用カバー・パッキン組立体
JPH0759697B2 (ja) * 1990-03-09 1995-06-28 信越化学工業株式会社 ハードディスク装置用カバー・パッキン組立体
JPH0683225A (ja) * 1992-12-28 1994-03-25 Shin Etsu Chem Co Ltd 定着ロール
JP2002249586A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Tokyo Electron Ltd シリコーンゴムの処理方法、シリコーンゴム及び半導体製造のための装置
US20110133356A1 (en) * 2008-08-08 2011-06-09 Wacker Chemie Ag Method for manufacturing molded bodies from silicone rubber
JP2018180551A (ja) * 2010-03-23 2018-11-15 株式会社朝日ラバー 可撓性反射基材、その製造方法及びその反射基材に用いる原材料組成物
JP2020013142A (ja) * 2010-03-23 2020-01-23 株式会社朝日ラバー 可撓性反射基材、その製造方法及びその反射基材に用いる原材料組成物
US20180250896A1 (en) * 2017-03-02 2018-09-06 Konica Minolta, Inc. Manufacturing method and manufacturing apparatus for silicone rubber molded body
CN108527735A (zh) * 2017-03-02 2018-09-14 柯尼卡美能达株式会社 硅橡胶成型体的制造方法及其制造装置
JP2018146677A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 コニカミノルタ株式会社 シリコーンゴム成型体の製造方法及びその製造装置
CN110133978A (zh) * 2018-02-09 2019-08-16 柯尼卡美能达株式会社 硅橡胶组合物、定影部件、定影辊及定影部件的制造方法
JP2019137764A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 コニカミノルタ株式会社 シリコーンゴム組成物、定着部材、定着ローラー及び定着部材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6338292B2 (ja) 1988-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61103931A (ja) シリコ−ンゴム成形体の製造方法
DE69331313D1 (de) Verfahren zur Herstellung von Implantatoberflächen
CA2324644A1 (en) Process for improved surface properties incorporating compressive heating of reactive gases
Vondráček et al. Slow decomposition of silicone rubber
JPS54155300A (en) Injection molding material of polyphenylene sulfide
JP4099008B2 (ja) シリコーンゴム成形品の製造方法及びシリコーンゴム成形品の加熱減圧処理装置
JPS63317555A (ja) 架橋してオルガノポリシロキサンエラストマーを形成しうるラジカル生成剤含有材料から成形体または被覆体を製造する方法
JPS6037818B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂成形品の処理方法
US2189948A (en) Sterilization of pancreatin
TW369685B (en) Semiconductor device and process thereof
US3509073A (en) Electrically conductive zinc oxide
Takens Functionalization of polymeric surfaces by oxidative gas plasma treatments.
ATE94770T1 (de) Oberflaechenmodifizierte kunststofferzeugnisse mit verbesserter blutvertraeglichkeit und geringerer thrombogenizitaet und verfahren zu deren herstellung.
US4055547A (en) Removing odorous formaldehyde from stabilized shaped polyoxymethylenes
JPS6350480A (ja) ガラス状炭素被覆体の製造方法
Sagu et al. Radiation-induced graft copolymerization of mixtures of acrylic acid and acrylonitrile onto cellulose
JPH03106969A (ja) 芳香シリコーンゴムの製造法
DE4437042A1 (de) Verfahren zur Desodorierung von Polyacetalformmassen
JPH03207637A (ja) 熱溶融性フッ素樹脂成形品の処理方法
JP6850982B2 (ja) シリコン破砕片の真空乾燥方法
JPS5933610B2 (ja) 工業的ラバ−物品表面の改質方法
JPH01193330A (ja) 非融解性芳香族ポリエーテルケトン成形物の製造方法
JPS6037817B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂成形品の処理方法
SU1629246A1 (ru) Способ получени полиродана
JPH0380158A (ja) セラミックス成形品の製造方法