JPH03106969A - 芳香シリコーンゴムの製造法 - Google Patents
芳香シリコーンゴムの製造法Info
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- JPH03106969A JPH03106969A JP24093889A JP24093889A JPH03106969A JP H03106969 A JPH03106969 A JP H03106969A JP 24093889 A JP24093889 A JP 24093889A JP 24093889 A JP24093889 A JP 24093889A JP H03106969 A JPH03106969 A JP H03106969A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、人間と接する場所に用いられる弾性体、例え
ばＯＡ機器のキー力バー、あるいは接点ゴム、又は文房
具、スポーツ用品、おもちや等に用いられるシリコーン
ゴム製品に芳香を付するための方法に関するものである
や ［従来の技術］ 従来のゴム製品は、芳香を発するものが少なく、そして
色も黒くて身近なもの、日常的なものには利用できなか
った。また通常の合成ゴムを使用しているため、香料を
混錬しても、硫黄を用いて加硫を行うものであるから香
料が分解したり、変性したり等の化学変ｊヒをおこして
しまう。さらに、気体透過性が悪いために分散されるこ
とはできても香料を発するものを作ることは困難であっ
た。そこで、ゴムではなく樹脂等に練り込んで成形した
り、香料をマイクロカプセル化して混錬している．［発
明が解決しようとする問題点］ 従来の合成ゴムは加硫剤、配合剤等を含有するため、特
異な不快臭をともなう．また、混錬時に香料とゴムボリ
マーや添加剤との分離が発生しやすく、うまく混練でき
ても、成形時に熱と硫黄による香料の分解や変性等の化
学変化がおきてしまうので、芳香性を有し、なおかつ物
性の安定したものが得られにくい。
ばＯＡ機器のキー力バー、あるいは接点ゴム、又は文房
具、スポーツ用品、おもちや等に用いられるシリコーン
ゴム製品に芳香を付するための方法に関するものである
や ［従来の技術］ 従来のゴム製品は、芳香を発するものが少なく、そして
色も黒くて身近なもの、日常的なものには利用できなか
った。また通常の合成ゴムを使用しているため、香料を
混錬しても、硫黄を用いて加硫を行うものであるから香
料が分解したり、変性したり等の化学変ｊヒをおこして
しまう。さらに、気体透過性が悪いために分散されるこ
とはできても香料を発するものを作ることは困難であっ
た。そこで、ゴムではなく樹脂等に練り込んで成形した
り、香料をマイクロカプセル化して混錬している．［発
明が解決しようとする問題点］ 従来の合成ゴムは加硫剤、配合剤等を含有するため、特
異な不快臭をともなう．また、混錬時に香料とゴムボリ
マーや添加剤との分離が発生しやすく、うまく混練でき
ても、成形時に熱と硫黄による香料の分解や変性等の化
学変化がおきてしまうので、芳香性を有し、なおかつ物
性の安定したものが得られにくい。
さらに、香料をカプセル化して混錬しても、ゴム自体の
気体透過性が悪いために混錬された香料が飛散せずに内
部に固定されたままの状態であることが多い。また、マ
イクロカプセルが混錬時にこわれたり、さらにまた工程
がかかりコスト高となったりしている。
気体透過性が悪いために混錬された香料が飛散せずに内
部に固定されたままの状態であることが多い。また、マ
イクロカプセルが混錬時にこわれたり、さらにまた工程
がかかりコスト高となったりしている。
Ｅ問題点を解決するための手段コ
そこで本発明は、シリコーンゴムの主成分がＳｉＯ。粉
末とポリシロキサンであることから、有機溶媒には膨潤
しやすいが物性的には無味無臭無害と安定であることに
着目し、そのシリコーンゴムの吸着特性、気体透過性、
溶剤膨潤性等を利用して芳香を発するシリコーンゴムを
得ようとするものである。香料を加え加硫を行う際、通
常の過酸化物架橋を行っても、高沸点の香料であれば簡
単に成形できるが、香料は低沸点のものも多いので安定
化が難かしい．これに対して、シリコーンゴムは触媒を
用いた低温加硫や縮合反応でも成形が可能であるから有
利である．又、シリコーンゴムは成形品においても吸着
性を有するので、成形後に香料を滴下し放置すると、香
料が吸着、浸透する。この際、加温すれば吸着速度はは
やくなり、良好な芳香シリコーンを得られる．香料によ
って吸着できながったり、吸着速度が遅く、また低沸点
であるものも多いが、シリコーンゴムの溶媒膨潤特性を
利用することでこれらが解決できる。
末とポリシロキサンであることから、有機溶媒には膨潤
しやすいが物性的には無味無臭無害と安定であることに
着目し、そのシリコーンゴムの吸着特性、気体透過性、
溶剤膨潤性等を利用して芳香を発するシリコーンゴムを
得ようとするものである。香料を加え加硫を行う際、通
常の過酸化物架橋を行っても、高沸点の香料であれば簡
単に成形できるが、香料は低沸点のものも多いので安定
化が難かしい．これに対して、シリコーンゴムは触媒を
用いた低温加硫や縮合反応でも成形が可能であるから有
利である．又、シリコーンゴムは成形品においても吸着
性を有するので、成形後に香料を滴下し放置すると、香
料が吸着、浸透する。この際、加温すれば吸着速度はは
やくなり、良好な芳香シリコーンを得られる．香料によ
って吸着できながったり、吸着速度が遅く、また低沸点
であるものも多いが、シリコーンゴムの溶媒膨潤特性を
利用することでこれらが解決できる。
つまり、有機溶媒に香料を溶解した溶液にシリコーンゴ
ムを浸漬して放置した後、溶剤を発揮させれば香料を含
有したシリコーンゴムを得られる。シリコーンゴムは架
橋反応を問わず製造でき、どんな種類の過酸化物でも付
加反応でも、室温硬化型であっても良好な反応が得られ
る。
ムを浸漬して放置した後、溶剤を発揮させれば香料を含
有したシリコーンゴムを得られる。シリコーンゴムは架
橋反応を問わず製造でき、どんな種類の過酸化物でも付
加反応でも、室温硬化型であっても良好な反応が得られ
る。
［実施例］
■硬度５０゜の無着色シリコーンゴム加硫混錬時に香料
として、高砂香料工業株式会社製ＦｒａｇｒａｎｃｅＢ
ＧＭ＝９６７５を、シリコーンゴムの重量に対して２％
練り込み、１７０℃で１０分間過酸化物架橋したところ
良好な芳香シリコーンゴムが得られた。
として、高砂香料工業株式会社製ＦｒａｇｒａｎｃｅＢ
ＧＭ＝９６７５を、シリコーンゴムの重量に対して２％
練り込み、１７０℃で１０分間過酸化物架橋したところ
良好な芳香シリコーンゴムが得られた。
■硬度５０゜Ｃの無着色シリコーンゴムを１７０゜Ｃで
１０分間成形し、それに香料高砂香料工業株式会社Ｆｒ
ａｇｒａｎｃｅＢＧＭ＝９６７６を塗布し、加熱して浸
透させたところ良好な芳香シリコーンゴムが得られた。
１０分間成形し、それに香料高砂香料工業株式会社Ｆｒ
ａｇｒａｎｃｅＢＧＭ＝９６７６を塗布し、加熱して浸
透させたところ良好な芳香シリコーンゴムが得られた。
■硬度５０゜の無着色シリコーンゴムを１７０゜Ｃで１
０分間成形し、それを香料（高砂香料工業株式会社Ｆｒ
ａｇｒａｎｃｅＢＧＭ−９６７７ ）をトルエンに溶解
させた溶液に浸漬し、溶媒を常温で飛散させたところ、
良好な芳香シリコーンゴムが獲られた。
０分間成形し、それを香料（高砂香料工業株式会社Ｆｒ
ａｇｒａｎｃｅＢＧＭ−９６７７ ）をトルエンに溶解
させた溶液に浸漬し、溶媒を常温で飛散させたところ、
良好な芳香シリコーンゴムが獲られた。
■上記■から■の実施例において、シリコーンゴムを付
加反応で行ったところ、同様に良好な結果が得られた． ■同じく上記■から■の実胞例においてシリコーンゴム
を縮合反応で行ったところ、良好な結果を獲られたもの
もある（脱オキシム）が脱酢酸や脱アセトンで行った場
合、酢酸やアセトンの不快臭が残った。
加反応で行ったところ、同様に良好な結果が得られた． ■同じく上記■から■の実胞例においてシリコーンゴム
を縮合反応で行ったところ、良好な結果を獲られたもの
もある（脱オキシム）が脱酢酸や脱アセトンで行った場
合、酢酸やアセトンの不快臭が残った。
［発明の効果］
本発明は、シリコーンゴムの特性である無味無臭性に着
目し、芳香付けを行うものであるから、人体に無害であ
り、自由に色付けもできるので、視覚、嗅覚に対しての
バリエーションが楽しめる等の多くのメリットがあり、
その産業上の利用価値は大きい。
目し、芳香付けを行うものであるから、人体に無害であ
り、自由に色付けもできるので、視覚、嗅覚に対しての
バリエーションが楽しめる等の多くのメリットがあり、
その産業上の利用価値は大きい。
Claims (3)
- （１）加硫成形前のシリコーンゴムに香料を練り込み、
その後成形する芳香シリコーンゴムの製造法。 - （２）加硫成形後のシリコーンゴムに香料を塗布してシ
リコーンゴムの吸着性を利用し、香料を浸透させるよう
にした芳香シリコーンゴムの製造法。 - （３）加硫成形後のシリコーンゴムを、有機溶媒に溶解
させた香料の溶液に浸漬し、香料を浸透させる、シリコ
ーンゴムの溶剤膨潤特性を利用した芳香シリコーンゴム
の製造法。（４）過酸化物架橋、縮合反応架橋、又は付
加反応架橋によつて得られたシリコーンゴムを用いる前
記第１項、第２項又は第３項記載の芳香シリコーンゴム
の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24093889A JPH03106969A (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | 芳香シリコーンゴムの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24093889A JPH03106969A (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | 芳香シリコーンゴムの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03106969A true JPH03106969A (ja) | 1991-05-07 |
Family
ID=17066880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24093889A Pending JPH03106969A (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | 芳香シリコーンゴムの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03106969A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2189665A1 (es) * | 2001-09-18 | 2003-07-01 | Mensinver Mont S L | Procedimiento de fabricacion de articulos de caucho con sustancias aromaticas y colorantes. |
| JP2010012673A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Sansui Shoko:Kk | 香料含有シリコーンゲルシート |
| KR100967082B1 (ko) * | 2008-06-18 | 2010-07-01 | (주)경문엔터테인먼트 | 케이스 제조용 방향 실리콘 페이스트 조성물 및 이를이용한 방향 실리콘 케이스 제조방법 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5740558A (en) * | 1980-08-22 | 1982-03-06 | Otowa Kagaku Kogyo Kk | Aromatic molded article |
| JPS6113961A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-22 | 曽田香料株式会社 | 揮散性物質を含有する透明なゲル組成物 |
-
1989
- 1989-09-19 JP JP24093889A patent/JPH03106969A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5740558A (en) * | 1980-08-22 | 1982-03-06 | Otowa Kagaku Kogyo Kk | Aromatic molded article |
| JPS6113961A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-22 | 曽田香料株式会社 | 揮散性物質を含有する透明なゲル組成物 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2189665A1 (es) * | 2001-09-18 | 2003-07-01 | Mensinver Mont S L | Procedimiento de fabricacion de articulos de caucho con sustancias aromaticas y colorantes. |
| KR100967082B1 (ko) * | 2008-06-18 | 2010-07-01 | (주)경문엔터테인먼트 | 케이스 제조용 방향 실리콘 페이스트 조성물 및 이를이용한 방향 실리콘 케이스 제조방법 |
| JP2010012673A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Sansui Shoko:Kk | 香料含有シリコーンゲルシート |
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