JPS6110074A - セラミツクス焼成用の離型シ−ト材 - Google Patents

セラミツクス焼成用の離型シ−ト材

Info

Publication number
JPS6110074A
JPS6110074A JP12749884A JP12749884A JPS6110074A JP S6110074 A JPS6110074 A JP S6110074A JP 12749884 A JP12749884 A JP 12749884A JP 12749884 A JP12749884 A JP 12749884A JP S6110074 A JPS6110074 A JP S6110074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet material
release sheet
powder
sinter
added
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12749884A
Other languages
English (en)
Inventor
貞方 知彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP12749884A priority Critical patent/JPS6110074A/ja
Publication of JPS6110074A publication Critical patent/JPS6110074A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はセラミックスの焼結に係り、特に焼結中のセラ
ミックス成形体の周囲との結合を防止するのに好適な離
型シート材に関するものである。
(従来技術と問題点) セラミックスの焼結には1000〜3000 (℃)の
高温が必要なため、従来よりその焼成炉の構成材として
セラミックス、黒鉛等が使用されているが、焼成中のセ
ラミックス粉末は活性であシ、炉の構成材と反応して結
合を生じることがある。また焼成工程の効率向上のため
にセラミックス成形体を電ねて焼成する場合、成形体が
互いに反応し結合してしまうことがおる。従って、例え
ば5iC9Si3N、寺の鰺焼結性材料の焼結法として
よく用いられるホットプレスでは、次の方法でセラミッ
クス成形体と周囲の材料との結合を防止している。
1)第1図(a)、 (b)に示すように、黒鉛ダイス
1と、黒鉛ダイス1の上下に挿入される上パンチ2、下
バンチ3によシセラミックス成形体4がプレス成形され
る除に、このセラミックス成形体4が蝋鉛ダイス1.上
下のパンチ2゜3に直接接触しないように黒鉛からなる
スリーブ5.スペーサ6.7を介在させ、成形体と結合
したスリーブ5、スペーサ6.7は焼成恢に除去する。
2)第2図にボすように焼結するセラミックス成形体4
と周囲が接する箇所に、成形体4の焼成条件で焼結し難
い無機材料8を介在させる。
しかし乍らこれらの方法には以下のような欠点がある。
即ち、上記1)の場合、成形体に結合した中間材の除去
が困難である。例えば結合した黒鉛を鹸化雰囲気中で加
熱し焼却する方法では、セラミックス焼成体の酸化、燃
料費によるコスト増大等の問題が生じる。また機械加工
で結合した黒鉛を研削して除く方法では、多量に生成す
る研削粉によって砥石の目詰りが生じ、研削速度が著し
くおち研削に非常に時間がかかるとか、作業環境が悪化
する等の問題がある。
上記2)の場合は、粉末状の難焼結性材料8を成形体4
の下部及び周囲に敷きつめるとか、スリラー状にして塗
布する方法が用いられるが、このような方法では離型に
必要な厚さの均一な難焼結性粉末層を形成するのは困難
であり、粉末層が離型に不充分な厚みの部分は周囲の材
料と結合を生じる。また必要以上に厚い粉末層を形成さ
せることは、焼成後の難焼結性粉末の処理、コストの上
昇の面で不通であ)、脣にホットプレスでは焼成時の圧
力伝達が不均一となC,m217に示す如く成形体4に
変形が生じて問題となる。
(発明の目的) 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、焼結するセ
ラミックス粉末の成形体が周囲の材料と結合しないよう
にする離型シート材の提供を目的としている。
(発明の携成) 上記目的を達成するため、本発明は、少なくとも300
(℃)以上で粉末となり、厚さが0.05〜1.001
:m:lの範囲で均一な難焼結性の離型粉末層を形成す
るシート材を特徴としている。
(発明の実施例) 以下に本発明の実施例を図面及び表に基づ−・て説明す
る。
第1表は本発明によるSiCホットプレス焼結用の窒化
ホウ素離型シート材の原料組成を示したもので、この離
型シートの製造においては、まず難焼結性でろる平均粒
径20Cμm〕の窒化ホウ素粉末xoo(g)に、熱可
塑性の有機結合剤であるポリビニルブチラールを12(
:g)、可塑剤であるブチルフタリルアクリル酸ブチル
k 6 [g:) 、解膠剤のグリセリンを2〔g〕加
え、ブタノール等の有機分散媒と共にボールミルで24
時間混合攪拌して均一なスリラーとする。
第1表 このスリラーをシリコン油で離型処理を施したポリエス
テルシート上にドクターブレード法で均一の厚さに伸し
た後、乾燥して離型シート材を得る。
この離型シート材を用いてセラミックスを焼結させる場
合を示すのが第3−であシ、従来と同様に1黒始ダイス
1の中に上バンチ2.下バンチ3を挿入してセラミック
スB7−xooo〜3000 [’C〕の中でプレス成
形するのであるが、この際、上バンチ2.下バンチ3と
セラミックス成形体4の間に上記離型シート材ケ介在延
せる。
この成形時において、本実施例では有機結合材としてポ
リビニルブチラールを用いておシ、このポリビニルブチ
ラールは第4図に示す如く300〔℃〕付近から急速に
分解蒸発するため、離型シート材は300(C)以上に
なると軟木状に還っていくのでりる。
従って、焼成後は第5図に示すように、上下のバンチ2
,3の面上、及びセラミックス成形体4の上下面に難焼
結仕紛禾層10が残るだけでめり、この初末鳩10の味
云は非常に容易で必る。
尚、本実施例では離型性材料として疲化ホウ素を用いた
が、分子の結合力が強く自己焼結性の小さな窒化物及び
灰化物でわれはいずれも離型シート用原料として使用司
能でろシ、本発明は原料の種類を限冗するものではない
また粒径については、薄い膜を作る関係上、粒径が小芒
い方か望ましいか、10〔μm〕よりも小さくなると自
己焼結性が現われるため、必1しも良い離型性が得られ
るとは限らす、史に価格も者しく増大するので、本発明
では平均粒径か10(μm3以上の原料を用いるものと
した。一方粒往が大きいものではシートの可撓性、可塑
性1曲げ延性等に問題か生じ、史に後述のようにシート
の許容膜厚が最小100〔μm〕でりるため、最大平均
粒径は100〔μm〕とする必安か少る。このような理
由から、本発明では粒征を10〜100[μm〕とする
のが好ましい。
添加剤の極類については、前述の実施例に限られるもの
ではなく、シートに光分なp」撓性と強度葡与える熱可
塑性樹脂を主成分とする結合剤と、シートに粘着性を与
える可塑剤でわれはよく、更にスリラーが均一になるよ
うな解蔭却]であれはよい。
一方その組成については、絡加物の添加1か多い場合、
焼成時に発生する分解生成物の鴛も多くなり、こnが睨
成中の成形体に m<影響を与える可能性がめるので、
添加前は少ない方が望ましいが、シートか光分な強度と
げ撓性を持つためには、必要最小垣があり、その組成祉
離型性材料が82〜88[wj%〕、結合剤が8〜12
〔wt%〕、可塑剤が4〜6〔W【%〕、また解膠剤は
5〔wt%〕以下の範囲にあることが適当である。
史にシートの膜厚については、0.07〜0.3(am
)の膜厚のシートを製作し、8iCのホットプレスにこ
れを用いて、膜厚と囁苑性V関係を調べた。その結果を
示すのか第2表で6D、この表かられかるように、光分
な離型性を有する最小膜厚は0.1〔閣〕 でりり、こ
れよシ薄い膜厚のシートでは充に離型しない。他方膜厚
が厚すぎる場合には、昇温中にシートか流動して′oV
:、出する恐れかあり、また圧力の伝達が悪くなシ焼成
体に変形を生じる可能性が少るので、本発明では最太換
厚を0 、5 [m ]程度とするりか好ましい。
第2表 × :接合してはずれない。
△ :1部接合部がある。
○◎:完全に離型する。
(発明の効果) 本発明によれば、焼成するセラミックス成形体とその周
囲の材料との闇に離型シートを挿入するだけで、m型に
必要な厚さ葡持っ離型性粉末の層を形成するので、成形
体と周囲の材料との離型全容易にかつ確実に行うことが
でき、第6図にボすように、従来の焼却、研削等により
熟知をセラミックス成形体から分離するのに比べ、その
作朶時間を太−に短縮できる。
また=1mシートは可撓性がめるため、切断が容易であ
り、必要形状にナイフ、はさみ等の簡単な用具葡用いて
正確に且つ容易に切断できる。更に、結合剤に熱可炭性
側脂を主成分としたものを用いるから、90〜150[
℃]に加熱すれはシートは軟か(なり、複軸形状のセラ
ミックス成形体にもシート1vfi着させることができ
るので、複銀な形状の成形体でも容易にがつ確実にm型
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のホットプレスでの焼成で行われてきたセ
ラミックス成形体の成形方法金示すもので、(a)は部
品の分解腑視図、(b)は焼成時の要部断面図、第2図
は他の従来例における焼成時の要部断面図、第3図は不
発明における焼成時の要部断面図、第4図は本発明実施
例に用いた有機結合剤の温枇による基量変化を示す図1
、第5図は本発明における焼成後の離型状態を示す図、
第6図は本発明による作業時間の短縮効果を従来例と比
軟して示す図でおる。 71 目 (θ)              tb)頓    
     妓 介介

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも約300〔℃〕以上で粉末となり、厚
    さが約0.05〜1.00〔mm〕の範囲で均一な難焼
    結性の離型粉末層を形成することを特徴とするセラミッ
    クス焼成用の離型シート材。
  2. (2)窒化ホウ素をはじめとする難焼結性の無機材料粉
    末、ポリビニルブチラール、ポリビニルアルコール等の
    熱可塑性樹脂を主成分とする結合剤、ブチルフタリルア
    クリン酸ブチル、ポリエチレングリコール等の可塑剤、
    または前記無機材料粉末、結合剤、可塑剤にグリセリン
    、アクタデシルアミン等の解膠剤を添加したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のセラミックス焼成用
    の離型シート材。
  3. (3)前記難焼結性の無機材料粉末にSiC等の炭化物
    、BN等の窒化物、及びZrB_2等のホウ化物を用い
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のセラミ
    ックス焼成用の離型シート材。
  4. (4)前記難焼結性の無機材料粉末の粒径が10〜10
    0〔μm〕の範囲であることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項又は第3項記載のセラミックス焼成用の離型シ
    ート材。
  5. (5)前記結合剤の添加量が8〜12〔wt%〕、可塑
    剤の添加量が4〜6(wt%〕、解膠剤の添加量が5〔
    wt%〕以下であることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項又は第3項又は第4項記載のセラミックス焼成用の
    離型シート材。
JP12749884A 1984-06-22 1984-06-22 セラミツクス焼成用の離型シ−ト材 Pending JPS6110074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12749884A JPS6110074A (ja) 1984-06-22 1984-06-22 セラミツクス焼成用の離型シ−ト材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12749884A JPS6110074A (ja) 1984-06-22 1984-06-22 セラミツクス焼成用の離型シ−ト材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6110074A true JPS6110074A (ja) 1986-01-17

Family

ID=14961454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12749884A Pending JPS6110074A (ja) 1984-06-22 1984-06-22 セラミツクス焼成用の離型シ−ト材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6110074A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS645978A (en) * 1987-06-27 1989-01-10 Denki Kagaku Kogyo Kk Releasing sheet
JPS6418979A (en) * 1987-07-14 1989-01-23 Denki Kagaku Kogyo Kk Sheet for mold release
JPH025449A (ja) * 1988-01-27 1990-01-10 W R Grace & Co 電子基板及び多層セラミック電子基板用の緻密なセラミック薄板の熱圧縮
US5028650A (en) * 1988-01-27 1991-07-02 W. R. Grace & Co.-Conn. Boron nitride sheets
JPH08210436A (ja) * 1995-02-06 1996-08-20 Oyo Kagaku Kenkyukai:Kk 制振構造体,制振材用素材,制振材およびその製造方法
JP2010264598A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 成形型、その製造方法、複雑形状の中空セラミック製品、およびそのような製品を製造する方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS645978A (en) * 1987-06-27 1989-01-10 Denki Kagaku Kogyo Kk Releasing sheet
JPS6418979A (en) * 1987-07-14 1989-01-23 Denki Kagaku Kogyo Kk Sheet for mold release
JPH025449A (ja) * 1988-01-27 1990-01-10 W R Grace & Co 電子基板及び多層セラミック電子基板用の緻密なセラミック薄板の熱圧縮
US5028650A (en) * 1988-01-27 1991-07-02 W. R. Grace & Co.-Conn. Boron nitride sheets
JPH08210436A (ja) * 1995-02-06 1996-08-20 Oyo Kagaku Kenkyukai:Kk 制振構造体,制振材用素材,制振材およびその製造方法
JP2010264598A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 成形型、その製造方法、複雑形状の中空セラミック製品、およびそのような製品を製造する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6256105B2 (ja)
JPH0218308B2 (ja)
JPS6110074A (ja) セラミツクス焼成用の離型シ−ト材
CN107573074A (zh) 一种RMI法低温制备层状SiC基抗冲击复合陶瓷材料的方法
JPS60195063A (ja) セラミツクスの製法
EP0361238A1 (en) Method of joining porous silicon carbide bodies
JP2007113107A (ja) 金属成形体とその製造方法
JP2007056959A (ja) 摩擦部材の製造方法
JPS5864280A (ja) 非酸化物セラミツクス焼結体の製造法
JPS6054984A (ja) 炭化珪素焼結体の製造方法
IL100321A (en) Method for isostatic or simulated isostatic pressing of a material
JPS61132562A (ja) 炭化ケイ素質焼結体の製造法
SU655691A1 (ru) Шихта дл изготовлени керамического материала
JP2009029651A (ja) 炭素−炭素複合物の製造方法
JPH0211646B2 (ja)
JPS6339402B2 (ja)
JP3182094B2 (ja) セラミックの製造方法
JP3006263B2 (ja) 金属粉末焼結体の製造方法
JPS6050359B2 (ja) 圧電体材料の製造方法
JP2588252B2 (ja) 耐麻耗性摺動部材の製造方法
KR20210056870A (ko) 절삭성능이 향상되는 다이아몬드공구용 세그먼트 및 그 제조방법
JPH07115942B2 (ja) 薄板セラミツクス焼結体の製造方法
US5372793A (en) Process of manufacturing a friction ring for use in a clutch or brake
JPH1192231A (ja) 高靭性窒化けい素セラミックスの製造方法
JPS58130173A (ja) セラミツクセメント及び複合セラミツク材料を製造する方法