JPS6099525A - 押出しダイスの製造方法 - Google Patents

押出しダイスの製造方法

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JPS6099525A
JPS6099525A JP20845983A JP20845983A JPS6099525A JP S6099525 A JPS6099525 A JP S6099525A JP 20845983 A JP20845983 A JP 20845983A JP 20845983 A JP20845983 A JP 20845983A JP S6099525 A JPS6099525 A JP S6099525A
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bearing hole
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Shoji Futamura
昭二 二村
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Institute of Technology Precision Electrical Discharge Works
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INST TECH PRECISION ENG
Institute of Technology Precision Electrical Discharge Works
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
    • B23H7/06Control of the travel curve of the relative movement between electrode and workpiece

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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Extrusion Of Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、押出しダイスの製造方法、特に与えられた形
状をもつベアリング孔の内周面を構成するベアリング面
および腹違げ部を構成する腹違け傾斜面がワイヤカット
放電加工装置を用いて形成されるようにする製造方法で
あって、上記複連げ傾斜面形成時に、上記ベアリング孔
の形状のうちのアールの存在箇所を予め定められた形状
に変更して加工を行なうようにした押出しダイスの製造
方法に関するものである。
従来、アルミ型材の押出し加工に用いられる押出しダイ
スとして、第1回置ないしfclに図示されているよう
な押出しダイスが知られている。第1回置は平面図、第
1図1cIは第1回置図示矢印A−A′における゛細断
面図、第1図telは底面図を示し。
図中の符号1は流し込み部、2はベアリング孔。
6は複連は部、4は複連げ段差部を表わしている。
一般に、押出しダイスによって例えばアルミ−サツシの
如き厘材を製作する場合、上記流し込み部1に供給され
たアルミ材が図示省略した抑圧装置によりベアリング孔
2の方向に押圧され、該ベアリング孔2によって成型さ
れて矢逃げild+3に製品となって押出される。従っ
て、形状精度の高い型材を製作するためには、上記ベア
リング孔2内を通過するアルミ材の速度が均一になるよ
うにする必要がある。そのため、第2図および第3図を
参照して後述する如く、上記ベアリング孔2のベアリン
グ長さく第1図1cI II示矢印e)を該6ベアリン
グ孔2の形状に対応させて調整するように考慮されてい
る。以下、上記ベアリング長さeについて説明する。
第2 図tAJ+ tBl+ lclハ夫& 第1 図
(C1図図示−X。
B−E’、C−C’における断面図、第3図はベアリン
グ面の展開図を示している。そして9図中の符号2ない
し4は第1図に対応しており、5はベアリング面、6は
複連げ傾斜面を表わしている。
前述したように、ベアリング孔2におけるベアリング長
さe (ff31図1B)図示)は、ベアリング孔2の
形状に対応して予め定められている。即ち。
第1図(C1図示矢印de間の如く、ベアリング孔2の
溝幅の広い部分とその隣接部分においては、第2図(C
1に図示されているようにベアリング長さecは大きり
2、また第1図1cI図示矢印bcおよびfg間の如く
溝幅の狭い部分においては、第2図tBlに図示されて
いるようにベアリング長さebは小さくされている。更
に、同じ溝幅でろっても、第1図1cI図示矢印ha間
の如く、ベアリング孔2の末端の部分においては、アル
ミ材の流れが悪くなるため第2回置に図示されているよ
うにベアリング長さe、は更に小さくなるようにされて
いる。このようにして形成されたベアリング面4は、第
5図に図示されている展開図のようになる。なお9図示
矢印aないしhは、第1図1cI図示矢印aないしhに
よって示されている位置に対応している。
以上説明した従来の押出しダイスにおけるベアリング孔
2および複連げ部3の加工は9通常上nピベアリング孔
2のベアリング孔5はワイヤカット放電加工機によって
行なわれ、上記級逃は部6の複連げ段差部4および複連
げ傾斜面6は通常の放電加工機やフライス等の工作機械
を用いて行なわれている。なお、上記複連げ段差部4の
加工が必要であることは、上記ベアリング面5と複連は
傾斜面6との加工のみでは、前述したベアリング長さe
ar eb、ecオ!ヒ第第3因 ef間, gh間を精度良く仕上げることが困難である
という理由によるものである。従って門従来の押出しダ
イスを製造するに当って,下記の如き問題が存在してい
た。
(1)製作工程が複雑であると共に,各製作工程毎に被
加工体の位置合わせを正確に行なわなければならない。
(11)前述した如く,複連は部3を通常の放電加工機
によって行なうとすれば,加工に用いられる加工電極の
製作を要し,しかも高精度に製作された幾種類もの加工
電極を必要とされる。また。
フライス等によって加工する場合には,精度良く加工し
なければならないため,高度の加工技術を必要とされる
(1111 放電加工の場合には電極消耗,フライス加
工の場合にはカッタの振れがあるため,高精度加工が困
難である。
上記のような問題が存在するため,従来の押出しダイス
は,製作工数が多くかがるばかりでなく。
製作コストも高くなるという欠点があった。また。
前述した如く、腹違げ段差部4がもうけられているため
、ベアリング孔2の周辺部分の機械強度が弱くなり、特
に第2回置に図示されているベアリング孔2の周辺部分
の肉厚の薄い部分において。
変形や亀裂発生等の破損が生じ易いという欠点もらった
本発明は、上記の如き欠点を解決することを目的とし、
ワイヤカット放電加工装置とフライス装置とを組合わせ
た製造装置により、該製造装置の加工テーブル上に被加
工体を最初に載置した状態のままで、ベアリング孔およ
び裂逃げ部の全加工を行なうようにし、!!!jに上記
ベアリング孔の形状のうちのアールの存在箇所は予め定
められた形状に変更して上記腹違は部の加工を行なうよ
うにするととKよって、上記ベアリング孔および腹違げ
部の全加工の完全な自動化を図ることを可能ならしめ、
製作工数の大幅な短縮、製作コストの低減。
機械的強度の向上を図ると共に、1w度の高い製品を製
作することができるようKした押出しダイスの製造方法
を提供することを目的としている。以下図面を参照しつ
つ説明する。
第4図ないし第6図は夫々本発明の製造方法にもとづい
て製造される押出しダイスを説明するための説明図、第
7図は本発明の製造方法を実施するために用いられる製
造装置の一実施例構成、第8図および第9図は本発明の
製造方法を説明するだめの説明図を示している。
以下説明する本発明の製造方法にもとづいて製造される
押出しダイスの各実施例は1本願明細書冒頭に説明した
第1図ないし第3図図示従来例に対応する押出しダイス
に関するものであり9図中の符号2,5.5および6は
第1図および第2図に対応し、7は微小切込み部を表わ
している。
第4図囚+ tBj、 IcIは、第1図te1図示A
−A’、B−B’、C−C’における断面図を示し、ベ
アリング面5および腹違げ傾斜面6のすべてが、後述す
るワイヤカット放電加工装置を用い、後述する本発明の
製造方法によって製造される押出しダイスの一実施例で
ある。第4図図示実施例におけるベアリング面5の加工
は、前述した従来例と同様に行なわれるが、腹違は部5
を構成する腹違は傾斜面6も、ワイヤ電極の傾斜角度お
よび/または走行位置をベアリング孔2の形状に対応さ
せて制御することによって同じワイヤカット放電加工装
置を用いて加工されている(製造方法については詳しく
後述する)。従って、第4N図示実施例は、前述した従
来例におけるが如き腹違は段差部4(第2N図示)をも
うけることなく r ’Ns s図図示展開図の如く所
望されるベアリング面5を有するベアリング孔2をそな
えた押出しダイスである。
第3図図示従来例は、上記ベアリング孔2を通過するア
ルミ材の速度が均一になるようにするため、前述したよ
うにワイヤ電極の傾斜角度および/または走行位置を制
御しつつ上記鋏逃は傾斜面6を切断加工することによっ
て1例えは第6凶に図示されている如く、上記ベアリン
グ孔2の形状に対応して予め定められた各位置のベアリ
ング長さく例えば第3図図示矢印e−,eb、 ec等
)を有するベアリング面4が形成されている。しかしな
がら、このようにして製作された押出しダイスを用いて
実際に製品を押出してみた結果から、上記ベアリング面
4のベアリング長さの修正を行なわなければならないこ
とがある。そして、該ベアリング長さの修正値は微小で
心って9通常鐘などを用いて行なわれる。そのためには
、上記ベアリング面5と嫉逃げ傾斜面6との交差線が目
視可能でらる必要がある。しかし、第4図図示実施例に
おいては、上記腹違げ傾斜面6の傾斜角度が微小である
ために、該腹違は傾斜面6と上記ベアリング面5との交
差it−正確に目視することが困難であるという問題が
るる。また、第4図図示実施例の押出しダイスを用いて
型材を製造する際、押出し材の性質によっては上記ベア
リング面5と晟逃げ傾斜面6との交差線部分に上記押出
し材が固着することがある。このことは、製品に疵がつ
き製品価値を低下させることになる。上記の如き問題解
決を図ることが可能な押出しダイスとして、第5図に関
連して本発明の製造方法によって製造される押出しダイ
スの他の一実施例を説明する。
第5図図示実施例は、第4図図示実施例と同様に裏逃げ
傾斜面6の加工が終了したのち、上記ベアリング面5と
晟逃げ傾斜面との交差線において。
該裏逃げ傾斜面乙に目視可能および修正可能であってか
つ前述した押出し桐の固着防止可能な範囲例えば0.1
ないし1.0頭程反の微小な切込みを施して微小切込み
部7をもうけ、しかるのちに上記第4図図示実施例と同
様にベアリング面5を形成するようにした押出しダイス
である(製造方法は詳しく後述する)。なお、第51囚
、 FBI 、 (C1は第4図と同様にして、第1図
1cI図示人−に、B−B’。
c’−c’における断面図を示している。また、第5図
tDlは第1図図示実施D(上記ベアリング孔の角部)
における断面図である。そして、第5図図示実施例にお
けるベアリング面5の展開図は、第5図と同様に表わす
ことができる。良に、fJss図図示実施例のベアリン
グ孔2の角部、(例えば第1図1cI図示矢印D)にお
いては、第5図tDlに図示された如く、上記微小切込
み部7はもうけられていない。これは、後述する製造方
法によるものであるが、上記角部における前述したベア
リング面5と裏逃げ傾斜面6との交差点においては、上
記ベアリング面5の修正を必要としないため、上記微/
JS切込み部7はもうけられていない。また、上記角部
に加わる押圧力が他の部分よりも大となることから、上
記微小切込み部7がもうけられていないことが、上記角
部の補強につながることになる。
更に、後述する本発明の製造方法によって製造される押
出しダイスの他の一実施例におけるベアリング面の展開
図を第6図に示している。第6図図示実施例もまた。第
1図図示実施例と同じ形状のベアリング孔2′を有する
ものであって1図示A−A’およびB −B’における
断面図は第511(Blに対応しており7図示C−C’
における断面図は第5図(C1に対応している。また2
図示矢印りによって代表的に示されている各角部の断面
図は第5図(Dlに対応している。これらの断面図から
明らかなように、第6図図示実施例は、第5図図示実施
例と同様な構成を有するものである。前述したようにベ
アリング孔2におけるアルミ材の流速はベアリング孔2
の形状によって異なり、特に角部において遅くなること
を考慮して、第6図図示実施例においては図示展開図か
ら明らかなように、角部り。
D、・・・におけるベアリング長さが小さくされている
以上9本発明の製造方法によって製造される押出しダイ
スの各実施例を説明したが9次にこれらの押出しダイス
の製造方法の説明に先立って9本゛発明の製造方法によ
って製造される1111出しダイスの製造に用いられる
製造装置を第7図に関連して説明する。第7図において
2図中の符号8は加工テーブル、′9および10は制御
モータであって上記加工テーブル8を直交するX、Y方
向に駆動せしめるもの、11は被加工体、12はワイヤ
電極。
13はワイヤ電極供給ローラ、14および17はテンシ
ョン・ロー2,15は上部ガイド、16は下部ガイド、
18はスクラップ・ローラ、19および20は制御モー
タであって上記上部ガイド15を直交するX、Y方向に
移動せしめて上記ワイヤ電極12の傾斜角度を調節する
もの、21はフライス・ヘッド、22はフンイス−カッ
タ、26は制御モータであってフライス・ヘッド21の
送りを制御するものを表わしている。
第7図に図示されている製造装置は1本発明の製造方法
を用いて押出しダイスを製造するために。
ワイヤカット放電加工装置と72イス装置とを組合わせ
たもの直O1該ワイヤカット放電加工装置およびフライ
ス装置は共に良く知られるものであるので、簡単な説明
にとどめておく。
第7図において、加工テーブル8は制御モータ9および
10によって直交するX、Y方向に駆動される。加工テ
ーブル8上に載置された被加工体11を切断加工するワ
イヤ電極12はワイヤ電極供給ロー213からテンショ
ン・ローラ14.上部ガイド15.下部ガイド16.テ
ンション−ロー217を介してスクラップ・ロー218
に巻取られる。そして、上記上部ガイド15と下部ガイ
ド16との間のワイヤ電極12は、上記テンション俳ロ
ー214および17によってテンションがかけられ、直
線状態にて走行せしめられている。
また、上記上部ガイド15は制御モータ19および2O
Kよって直交するX、Y方向に移動せしめられるよう構
成されているため、該上部ガイド15と下部ガイド16
との間のワイヤ電極1′2の傾斜角度を所望するように
’1iI1節することができる。従って、加工テーブル
8上に載置されている被加工体11に対する直線的な切
断加工でめれば、所望する切断加工を行なうことができ
る。また、同一ベット上にセットされているフライス・
ヘッド21によって、上記ワイヤカット放電加工装置で
は困難な加工(例えば前述した微小切込み部7の加工)
は、フライス・カッタ22の送りを制御する制御モータ
26と上記加工テーブル8のX、Y方向駆動用の制御モ
ータ9および1oとを制御することによって所望するフ
ライス加工或は上記7之イス・カッタ22を研削砥石に
取替えて行なうジググラインダ加工を行なうことが可能
である。また、上記75イス・ヘッド210代りに通常
の放電加工ヘッド(図示省略)をもうけ、該放電加工ヘ
ッドによる放電加工によって行なうことも可能である。
以上説明した製造装置は、予め定められたプログラムに
従って加工を行なわしめる例えばNC制御によって駆動
されるものでわって、前述した本発明の押出しダイスの
ベアリング孔2および腹違げ部3の全加工を自動的に行
なうもので心る。なお+f配7.iイス・カッタ22の
センタとワイヤ電極12との相対位置関係は予め定めら
れているため、ワイヤカット放電加工とフライス加工と
を連続的にかつ自動的に行なうことが可能である。
また、上記プログラムは、加工すべきベアリング孔2の
形状、該ベアリング孔2におけるベアリング面5のベア
リング長さ、上記機逃げ部乙における腹違げ傾斜面6の
傾斜角度および微小切込み部7の切込み量に関する情報
が与えられ、これらの情報にもとづいて行なわれる演算
によって決定されるものと考えて良い。以下、上記製造
装置を用いて行なう本発明における押出しダイスの製造
方法を第7図および第8図に関連して説明する。
先づ9本発明の基本的な製造方法を第8図(3)ないし
くElに関連して説明する。本発明の製造方法において
は、先づ前述したベアリング孔2および腹違げ部3の加
工を除いた状a即ち第1図図示例で言えば押出しダイス
の前面、裏面、インー一部および外周面が仕上げられた
状態(本願明M誉においてはこの状態の押出しダイスを
被加工体と呼んでいる)に予め機械加工によって製作さ
れる。そして、該被加工体11を前述した製造装置によ
ってベアリング孔2および腹違げ部3を加工して。
第4図ないし第6図図示実施例の如き押出しダイスを製
造する。
次に、第4図図示実施例におけるベアリング孔2および
腹違は部6の加工方法について説明する。
上記被加工体11の前面が第7図図示製造装置の加工テ
ーブル8の上面に接する状態(第8図に図示されている
ように加工すべきベアリング孔2が下方、裏逃げ部5が
上方に位置する状態)にして。
被加工体11を上記加工テーブル8に載置する。
そして、第8図fAlに図示されている如く、ベアリン
グ面5(図示点ls)の加工代を^すようにワイヤ電極
12の位置および傾斜角度を予め定められたプログラム
にょるNC制御によって制御しりっワイヤカット放電加
工による切断加工を行なう。
該NC制御における上記プログラムは、ベアリング孔2
の形状、該ベアリング孔2の各位置におけるベアリング
面5のベアリング長さe、および該各位置における腹違
げ傾斜面6の傾斜角度忙関する情報が与えられ、これら
の情報にもとづく演算によって決定される。第8図(D
iに上日己NC制御による一実施態様が示されている。
なお、該実施態様は、上記裏逃は傾斜面6の傾斜角度θ
を一定にして加工する場合である。従って、この場合に
は。
上記ワイヤ電極12の位置を制御することたよって所望
する腹違は傾斜面6を加工することができる。即ち、上
記ベアリング孔2の形状に関する情報として2例えば加
工すべきベアリング面5の図示矢印Pの座標が与えられ
ると共に、該缶出標点におけるベアリング長さerが与
えられる。その結果、第8図iDJ K図示されている
如く、上記点Pに対応するワイヤ電極12の位置(図示
矢印P□点)の座標が次式にもとづいてめられる。
(1= e、 tanθ ・・・・・・・・・・・・・
・ (1)上記第fi+式にもとづいてめられた上記点
P1の座標にもとづいて上記−ワイヤ電極12の位置を
制御するようにすれば、ワイヤ電極12は所望されるベ
アリング面5と裏逃は傾斜面6との交差点(第8図ID
I図示矢印P1′点)を通過するようにできる。
また、上記ベアリング長さ6が与えられた場合には、上
記点Pに対応する図示矢印22点の座標は次式にもとづ
いてめられる。
t2−e2tanθ ・・・・・・・・・・・・・・・
 (2)上記第(2)式にもとづいてめられた上記点P
2の座標にもと′づいて上記ワイヤ電極12の位置を制
御するようにすれば、ワイヤ電極12は所望されるベア
リング面5と裏逃は傾斜面6との交差点(第8図fD1
図示矢印ぢ点)を通過するようにできる。
以上、ワイヤ電極12の傾斜角度を所定の角度θ(該角
度θは2:ないし7°の範囲にすることが望ましい)に
設定した場合の制御態様について説明したが、上記傾斜
角度θも併せ七制御するようにしても良い。なお、該傾
斜角度θの制御は1例えば上記ベアリング孔2の形状お
よび該ベアリング孔2の各位置におけるベアリング面5
のベアIJ 7グ長さeK関する情報を与えると共に、
上記裏逃げ部3の開口形状即ちダイスのa面と上記裏逃
げ傾斜面6との交差線形状に関する情報を与えることK
よって自動的に行なわれる。
このようにして、上記ベアリング孔2の形状に沿ってワ
イヤ電極12による切断加工を行なうことによって、所
望する裏逃げ傾斜面6が形成される。なお、当該加工後
、被加工体11から遊離状態になった遊離プ四ツク11
′を排除することは言うまでもない。
次に、ベアリング孔2の加工工程について説明する。該
加工工程においては、第8図tBlに図示されている如
く、上記ワイヤを極12を加工テーブル8(第7図図示
)K対して垂直にして、既に与えられているベアリング
孔2の形状に対応する座標(第8図tD1図示矢印P点
の座標)にもとづいて。
上記ワイヤ電極12の位置を制御しつつ切断加工を行な
うことによって、第4図図示実施例の押出しダイスを製
造することができる。即ち、ベアリング孔2の内周面(
即ちベアリング面5)の各位置において所望するベアリ
ング長さeの位置(例えば第8図[DJ図示矢印PI点
、P;点)でもってベアリング面5と裏逃げ傾斜面6と
がi接交差するようにした押出しダイスを製造すること
ができる。
次に、前述した第5図図示実施例の製造方法について説
明する。第5図図示実施例4.前述した第4図図示実施
例におけるペアリンク面5と裏逃げ傾斜面6との交差線
において、裏逃げ傾斜面6に対して微′小切込み量△t
(第8図(C1図示)の切込み加工を行なったものであ
る。該切込み加工は。
前述した第4図図示実施例の製造方法において説明した
裏逃げ傾斜面乙の加工が終了したのち、該押出しダイス
を加工テーブル8にそのまま載置した状態のもとで、第
7図に図示されたフライス・カッタ22によって行なう
ようにする。しかるのちにベアリング面5の加工を行な
う。これは上記切込み加工によって生じたパリを除去す
ることができるだめである。なお、該切込み加工におけ
る上記被加工体11と上記フライス・カッタ22との相
対的な位置制御に関する情報即ち上記ベアリング孔2の
形状(前述した第8図(Di図示矢矢印の座標、ベアリ
ング長さeは既に与えられており。
更に上記切込み量△tに関する情報も与えられているた
め、所望する微小切込み部7を形成することができる。
また、上記切込み加工におけるフライス・カッタ22と
被加工体11との相対的な移動態様を第aztg+に示
している。即ち、上記フライス・カッタ22は、被加工
体11に対して図示矢印方向に移動する。そして9図示
態様から明らかな如く、上記フライス・カッタ22の刃
先は。
角部りにおいては該角部DK接するように移動するよう
Kなるため、該角部りにおいては上記切込み加工は行な
われない。このようにして、第5図図示実施例の押出し
ダイスは製造される。なお。
第5図図示実施例の製造方法の説明において、裏逃げ傾
斜面6の加工は第4図図示実施例と同様に行なうと述べ
たが、上記表逃は傾斜面6の傾斜角度を一定にしかつベ
アリング長さeの最大(fit K対応して行なったの
ち、上記切込み加工によって第3図図示の如き所定のベ
アリング面5t−形成するようにしても良い。
更に、第6図図示実施例の押出しダイスは、上記第4図
図示実施例と第5図図示実施例との製造方法を併用する
ことによって、容易に行なうことができる。即ち、前述
したように第6図図示実施例は、基本的には第5図図示
実施例と同様でちるが、ベアリング孔2の角部りにおけ
るベアリング長さet−第6図図示展開図に示されてい
る如く小さくしだも′のである。このような角部りにお
けるベアリング面5の加工は、前述した第4図図示実施
例における裏逃は部3の加工工程において、上記角部り
におけるベアリング長さeが与えられているため、前述
したワイヤ電極12の位置および傾斜角度θを制御する
ことにより所望するベアリング長さeを有する角部りの
ベアリング面5を形成することができる。このようにし
て、第6図図示実施例の押出しダイスは製造される。
なお、上記製造方法の説明において、ベアリング面5の
加工をワイヤカット放電加工装置によって行なうと述べ
たが、上記フライス加工、ジググラインダ加工或は通常
の放電加工によって行なうようにしても良い。また、上
記切込み加工もまたフライス加工のほか上記ジググライ
ンダ加工2適常の放電加工によって行なうようにしても
良い。
以上、第81囚ないしfilに関連して本発明の基本的
な製造方法について説明したが、第4図ないし第6図図
示実施例の如く、上記ベアリング孔2の形状がアール部
分がなく直線部分の与から成り立っている場合には1本
発明の目的とする全加工の完全な自動化が可能となる。
しかしながら1例えば第9回置に図示されている如く、
上記ベアリング孔2にアール部(図示矢印Ar B +
 C)が存在する場合、当該アール部A、B、Cにおけ
る良逃げ傾斜面加工時毎に、ダイスの裏面側において被
加工体の一部分の小片が遊離したり、或は不必要で余分
な切断が行なわれるという非所望な現象が生じることが
判った。上記小片遊離現象発生は。
遊離片が遊離する直前において、該遊離片が例えばワイ
ヤ電極を挾む方向に動くことにより加工状態が不安定と
なる原因となる。従って、上記遊離直前の遊離片を排除
して安定した加工を続けるようにするために、一旦加工
を中断しなければならない。また、上記不必要で余分な
切断現象発生は。
加工時間の短縮の妨げとなる。このような非所望な現象
発生を防止するためには、上記アール部における裏逃げ
傾斜面加工において、前述したようにワイヤ電極の傾斜
角度を制御すれば良い。しかし、該傾斜角度制御のみに
よって上記非所望な現象発生を防′止するようにするた
めには制御時の情報処理態様が非常に複雑でるる。従っ
て9本発明においては、前述した非所望な現象が発生す
るアール部における裏逃は傾斜面の加工を次のようにし
て行なう。以下、第9図IB+ないしくGlを参照しつ
つ説明する。
第9図IBIないしtDlは第9回置に図示されている
ベアリング孔20アール部人ないしCの拡大図であり、
第9図(ElないしtGlは第9図tBlないしtDl
における裏逃げ傾斜面の加工態様を説明するための説明
図を示している。図中の符号5ないし7,11および1
2は第8図に対応しており、23ないし25は仮想ベア
リング孔でろって前述したアール部における裏逃は傾斜
面加工時に発生する非所望な現象を防止するために設定
されるものを表わしている。
前述した裏逃げ傾斜面加工時に発生する非所望1な現象
は、上記アール部の曲率半径がダイスの厚さに対して所
にの長さ以下のときに発生する。即ち、このような場合
には、上記ダイス前面におけるワイヤ電極12の上記ア
ール部に潰う動きに対して、ダイス後向におけるワイヤ
劃12の動きが上記ダイス前面における動きと反対にな
るため。
前述した非所望な現象が発生する。従って、上記非所望
な現象を防止するために2本発明においては2曲率半径
の小さなアール部(例えば第9回置図示矢印A、B、C
)の形状に対応させて、大きな曲率半径を有する仮想ベ
アリング孔(例えば第9図tB1図示仮想ベアリング孔
23)、第9図IDI図示仮想ベアリング孔25.また
は、第9図te1図示仮想ベアリング孔24の如く、ア
ール部を挾む直線部分を延長した仮想ベアリング孔を設
定し、前述したワイヤ電極12を所定の角度に傾斜させ
て行なう腹違げ傾斜面加工時に、ワイヤ電極12を上記
仮想ベアリング孔に治って移動させる。勿論。
該仮想ベアリング孔が設定されない部分(例えば。
第9回置図示実施例における直線部分、角部り。
曲率半径の大きな図示矢印B部分)は、第8図に関連し
て前述した製造方法の如く、与えられたベアリング孔2
の形状に対応して行われる。以下。
MS9図(5)な馳しくGlを参照しつつ具体的に説明
する。
例えば、第9回置に図示されているベアリング孔2を有
する押出しダイスを製造する場合、前述した曲率半径の
小さなアール部Aに対して第9図fB+図示仮想ベアリ
ング孔25.アール部Bに対して第9図te1図示仮想
ベアリング孔24.そしてアール部C,C,Cに対して
第9図(Di図示ベアリング孔25を設定する(仮想ベ
アリング孔はすべて1点鎖線によって図示されている)
。そして、腹違げ傾斜面6を形成するに当って、仮想ベ
アリング孔25,24.25が設定された部分は、第9
図(B1図示(A2− A′2)断面図、第9図tF1
図示(B2 B’2)断面図、および第9図(Q図示(
C2C2)、(C8C9断面図に図示されている如く、
ワイヤを極12が上記仮想ベアリング孔25,24.2
5の各位置の所定の深さ位置点(例えば予め定められた
ベアリング長さに実質上等しい深さ位置点)Qを通過す
るよう切断位置制御が行なわれる。なお、第9図tHI
ないしくGlに図示されている断面図は1例えば。
第9図(B1図示(A−A′l)は第9図(B1図示り
、−1,における断面図であるが如く、第9図(Blな
いしtDlにおける各断面を示している。
以上、第9回置ないしtGlに関連して説明したように
して腹違げ傾斜面6を形成することによって。
前述した非所望な現象発生を防止することができる。そ
して、上記腹違げ傾斜面6が形成されたのち行なうベア
リング面加工工程および微小切込み加工エ機は第8図を
参照して前述した製造方法にもとづいて行なうようKす
れば良い。なお、第9図を参照して説明した晟逃げ傾斜
面加工工程における仮想ベアリング孔25,24.25
に関連する加工において、ワイヤ電極12の切断位置制
御は。
例えばベアリング長さに実質上等しい深さ位置点を通過
するようにして行なうと説明したが、該深さ位置点は、
ベアリング面加工時にH[定のベアリング長さを有する
ベアリング面を形成するのに支障のない深さ位置であれ
ば良い。
以上説明した如く2本発明によれは、ワイヤカット放電
加工装置とフライス装置とを組合わせた製造装置によっ
て、該製造装置の加工テーブル上に被加工体′を最初に
載置した状態のままで、ベアリング孔の形状如何に拘ら
ず、ベアリング孔および腹違は部の全加工を自動化する
ことが可能となるため、製作工数の大幅な短縮、製作コ
ストの低減化9機械強度の向上を可能とすると共に、精
度の高い製品を製作することが可能となる押出しダイス
およびその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図囚+ tBl 、 IcI 、第2図囚+ tB
l + tclおよび第6図は従来の押出しダイスを説
明するための説明図、第4図ないし第6図は本発明の製
造方法によって製造される押出しダイスの一実施例を説
明するための説明図、第7図は本発明の押出しダイスを
製造するために用−られる製造装置の一実施例。 gJ 8図および第9図は本発明の製造方法を説明する
だめの説明図を示す。 図中、1は流し込み部、2はベアリング孔、6は農逃げ
部、5はベアリング面、6は良逃げ傾斜向、7は微小切
込み部、8は加工テーブル、9゜10.19.20およ
び25は制御モータ、11は被加工体、11′は遊離プ
ルツク、12はワイヤ電極、13はワイヤ電極供給ロー
ラ、14および17はテンション・ローラ、15は上部
ガイド、16は下部ガイド、18はスクラップ・ローラ
、21はフライス・ヘッド、22はフライスeカツタ。 25ないし25は仮想ベアリング孔を表わす。 特許出願人 株式会社 放を梢密加工研究所代理人弁理
士 看 1) 寛 (外3名)第1図 第 1 図 第 2I12] 第 8 図 (D) (Eン 手続士甫正書印発) 昭和59年8月3日 2、発明の名称 押出しダイスの製造方法3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 住所 神奈川県用崎市幸区下平間283番地氏名 株式
会社 放電精密加工研究所 代表者 二 利 昭 二 4、代理人 住所 東京都荒川区西日暮里4丁目17番1号6、補正
の対象 「発明の詳細な説明」の柵7、補正の内容 別
紙の通り 補正の内容 (1) 明細書第18頁第20行にr’+ =L ta
nθ」とあるのを、rL+ =Qlcotθ」と補正す
る。 (2)明細書第19頁第9行にrtz−Qztanθ」
とあるのを、[t2=ρ2cotθ」と補正する。 以上。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 与えられた形状のベアリング孔をm1面側に有すると共
    に、該前面から裏面に向って上記ベアリング孔に対応し
    てベアリング面が形成されがり該ベアリング面から上記
    表面に向って裏逃は部が形成されてなり、上記ベアリン
    グ孔内周厭上の各位置におけるべ′アリング面が当該位
    置のベアリング孔の形状にもとづいて予め実質上定まる
    ベアリング長さを有するよう形成され′てなる押出しダ
    イスの製造方法において、上記前面に垂直な方向に対し
    て微小角度傾斜した方向に走行するワイヤ電極をもつワ
    イヤカット放電加工装置にて上Bd & sげ部の傾斜
    面を形成する晟逃げ傾斜面加、工工程、上記前面に実買
    上垂直な方向に走行するワイヤ電極をもつワイヤカット
    放電加工装置にて上記ベアリング面を形成するベアリン
    グ面加工工程、および上記与えられた形状のベアリング
    孔の内周線上の各位置にて、当該各位置に対応して予め
    定められたベアリング長さに実質上等しい深さ位置に上
    記腹違げ部の一部に微小切込みを行なう微小切込み加工
    工程をもち、上記腹違げ傾斜面加工工程において。 上記ベアリング孔の内周線上の各位置にて該各位置に対
    応して予め定められたベアリング長さに実質上等しい深
    さ位置点を上記ワイヤ電極が通過するよう切断位置制御
    が行なわれると共に、上記ベアリング孔の形状のうちの
    アールの存在箇所を予め定められた形状に変更して仮想
    ベアリング孔を設定した上で当該仮想ベアリング孔にお
    いては所定の深さ位置点を上記ワイヤ電極が通過するよ
    う切断位置制御が行なわれることを特徴とする押出しダ
    イスの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09267220A (ja) * 1996-04-02 1997-10-14 Makino Milling Mach Co Ltd 数値制御による総形工具の加工方法
CN105945372A (zh) * 2016-06-27 2016-09-21 山西北方机械制造有限责任公司 一种美制内花键制作方法
CN111702027A (zh) * 2020-05-07 2020-09-25 广东华昌铝厂有限公司 一种挤压模具的加工方法及挤压模具

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