JPS608928Y2 - ライシャワ−形ダイヤモンドフォ−ミングドレツサ - Google Patents

ライシャワ−形ダイヤモンドフォ−ミングドレツサ

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JPS608928Y2
JPS608928Y2 JP6334978U JP6334978U JPS608928Y2 JP S608928 Y2 JPS608928 Y2 JP S608928Y2 JP 6334978 U JP6334978 U JP 6334978U JP 6334978 U JP6334978 U JP 6334978U JP S608928 Y2 JPS608928 Y2 JP S608928Y2
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JP
Japan
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diamond
dresser
tip
shank
reischauer
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JP6334978U
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JPS54165391U (ja
Inventor
義光 浜田
Original Assignee
株式会社東京ダイヤモンド工具製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、歯車研削用砥石の形直しくツルーイング)
または目直しくドレッシング)に使用されるライシャワ
ー形ダイヤモンドフォーミングドレッサの構成に関する
従来一般の歯車の歯面を研削仕上げする場合これに噛合
う同じ形状の歯形の歯を持った、酸化アルミニウムまた
は炭化硅素の在来砥粒を用いたビトリファイド研削砥石
を使用していたが、この研削砥石を新製するとき或はこ
の研削砥石を使用して一般の歯車を研削仕上げをすると
き使用中に研削砥石の歯形形状が崩れて来るので歯形を
成形仕上げし或は適当の間隔にて歯形を修正する必要が
あった。
ライシャワー形ダイヤモンドフォーミングドレッサは上
記ビトリファイド研削砥石の歯形の成形仕上げ或は修正
または目直しをするためのものであって通常2個のもの
が対をなして使用されドレッサのダイヤモンドチップを
研削砥石の軸方向に歯形の歯面上にて左右方向に送り運
動をさせながら、左右のフォーミングドレッサのダイヤ
モンドチップにてそれぞれ研削砥石の歯形の左右の歯面
のドレッシング作業を実施していた。
このライシャワー形ダイヤモンドフォーミングドレッサ
にては従来ロングと云われる長方形のダイヤモンド原石
が使用され、断面が梯形の長方形六面体に研磨仕上げさ
れた後ドレッサシャンクの先端稜に対応する側の六面体
下面を上面に対して27’乃至28°の角度をなす如く
に斜に削除し、ドレツサシャンクの先端部上面の中心部
に設けられた断面が梯形の溝に、ダイヤモンド原石の先
端がドレッサシャンクの先端部から0.2閣乃至0.3
rrrm突出しかつダイヤモンド原石の上面がドレッサ
シャンクの上面から0.2朋程度突出する如くに嵌入し
て止めねじ等によって固着するかまたは上記の如き形状
に研磨・底形されたダイヤモンド原石を中心部に位置せ
しめ上述したような関係位置をダイヤモンド原石が保つ
如くにしてメタルボンドによって小さな四角形のブロッ
クに焼結したものを作り、この四角形ブロックをドレッ
サシャンク先端部の上側に設けられた四角形の溝に嵌め
込んでろう付けによって固着していた。
更にドレッサシャンクの先端部下面が上面に対して27
″乃至28°の角度をなす如くに斜に削除し、ドレッサ
シャンク後端部上側のドレッサ取付けの基準面に対して
ダイヤモンド原石の上面が完全に平行になる如くにダイ
ヤモンド原石の上面を研磨仕上げをしていた。
以上の如く構成されたライシャワー形ダイヤモンドフォ
ーミングドレッサにては、ダイヤモンド原石から研磨成
形されたダイヤモンドチップは断面の幅が1.4m+y
+乃至1.8mm厚さが1.4剛乃至1.8鴫で全体の
長さが5m乃至8rrrmのものであって、クラックが
皆無の上等の品質のもので寸法的にも再研磨して数度使
用できる如き大きなダイヤモンド原石が要求されていた
ダイヤモンド原石は天然産である関係上次第に上等の品
質のものが得難くなって来ていると共に大きなものは特
に高価格であるので良質安価なライシャワー形ダイヤモ
ンドフォーミングドレッサの製造が困難になって来た。
またダイヤモンド原石を研磨仕上げしたダイヤモンドチ
ップはろう付けによってドレッサシャンクの溝に固着す
ることが困難であるので、ダイヤモンドチップおよびド
レッサシャンクの溝の断面形状を共に梯形状とし、それ
等をしつくり嵌合させて止めねじ等によって上下および
前後方向に動かないように固定させていたがその緊定力
は不充分であった。
この対策として研磨仕上げされたダイヤモンドチップを
中心に位置せしめてその周囲にメタルボンドを配置し既
に述べたような関係位置を保つ如くして焼結、した四角
形のブロックを作りこれをドレッサシャンク先端部の上
側に設けられた四角形の溝に嵌め込んでろう付けによっ
て固着していたが作業が複雑になることが免れ難い欠点
があった。
本考案は、上記の如き不具合を解消し、製作容易にして
良質安価なライシャワー形ダイヤモンドフォーミングド
レッサを提供することを目的としてなされたものである
以下図面によって具体的に説明する。
第1図、第2図、第3図、第4図および第5図にて天然
のダイヤモンド原石の代りに超硬合金の台金7の上に合
皮ダイヤモンドの細粒をバインダメタルと共に数百気圧
の超高圧力および1200℃乃至2000’Cの高温の
下に再結晶させて結着させた、長柱形のコンパツクスツ
ールブランクスまたはストラタバックスの如きコンポジ
ットダイヤモンドを使用し、そのコンポジットダイヤモ
ンドのダイヤモンド層5および超硬合金の台金7を、ダ
イヤモンド層5を上にして断面が逆梯形状(上面の幅C
が2.0mm乃至3.077171.厚さdが3.−)
で全体の長さlが5剛乃至81rgjtの長方形六面体
であってドレッサシャンク1の先端部3に対応する側の
六面体の下面8が上面5′に対して27°乃至28°の
角度θをなす如くに斜に削除しダイヤモンド層の先端6
の厚さtが0.51M&になる如く研磨仕上げをしてダ
イヤモンドチップ4を形威し、ダイヤモンドチップ4を
ドレッサシャンク1の先端部2の中央部上側に設けられ
た、断面が逆梯形状の溝にしつくり嵌入せしめダイヤモ
ンドチップ4の先端6がドレッサシャンク1の先端部3
から0.2mm乃至0.3mmの巨離aだけ突出しかつ
該チップの上面5′がドレッサシャンクの先端部2の上
面から0.277EI71程度の巨離すだけ突出する如
くセットしてろう付けによってダイヤモンドチップ4と
ドレッサシャンクの先端部2の溝とをしつくり緊定し、
ドレッサシャンク先端部2の下面9をドレッサシャンク
先端部2の上面に対して27°乃至28°の角度θをな
す如く斜に削除しかつドレッサシャンク先端部2の両側
面の角部を先端部3に対して45°の角度αをなす如く
削除すると共にダイヤモンドチップ4の上面5′がドレ
ッサシャンク1の後端部上側のドレッサ取付けの基準面
10に対して完全に平行になるようにダイヤモンドチッ
プ4の上面5′を研磨仕上げしたものである。
本考案のライシャワー形ダイヤモンドフオーミングドレ
ツサは以上のような構成であるので、そのダイヤモンド
チップを形成するコンポジットダイヤモンドは天然のダ
イヤモンド原石に比べて容易に入手できるものであって
価格も格段に低廉である。
またそのダイヤモンド層は天然のダイヤモンド原石に比
べて品質的に安定していると共に耐摩耗性および耐衝撃
性に優れている。
その超硬合金の合金はダイヤモンド層とよく密着してい
てドレッサシャンクの溝に対してろう付けによって強固
に固着できるのでダイヤモンドチップをドレッサシャン
クの溝内に嵌入・ろう付けするだけでよいため、天然の
ダイヤモンド原石使用の場合のようにダイヤモンドチッ
プを中央に挾んだ四角形の焼結ブロック等を作る繁雑な
工程を省くことができる。
更にダイヤモンドチップとしてはろう付けによる固着力
が強いので断面の形状を梯形状でなく逆梯形状にするこ
とができ従ってフォーミングドレッサとして使用する場
合ダイヤモンドチップ4はダイヤモンド層5の上面5′
がべた当すするのではなくその上面5′の稜縁11また
は12がそれぞれ単独で相手方研削砥石の砥石作業面す
なわち歯形の歯面に対してドレッシングをするように使
用されるものであるが、逆梯形状の断面の場合はその稜
縁11ま゛たは12の角は鋭角であり、ダイヤモンド原
石の断面が梯形状の場合の稜縁の角が鈍角であるのに比
べてドレッサとしての性能がより良好で長時間使用でき
る。
すなわちドレッサとしての寿命が長いことになる。
この稜縁11または12の角の摩耗が進んである限界値
に達しドレッシング能力が低下すると修理にまわしダイ
ヤモンドチップ上面を研磨し直すと共にドレッサシャン
ク先端部上面を追込んで削除し再びドレッサとして使用
するものである。
本考案のフォーミングドレッサとダイヤモンド原石を使
用した従来のフォーミングドレッサとの性能比較を示す
と次のとおりである。
ダイヤモンド原石を使用した従来のライシャワー形ダイ
ヤモンドフォーミングドレッサにては新製にて1度使用
し、モジュール1.5の歯形を持つた直径600 fの
歯車研削砥石WAH120JK (ビトリファイド)の
砥石作業面すなわち歯形の歯面を2回ドレッシングする
ことができた。
その後修理を7度行って合計8度使用し、延16回のフ
オームドレッシングができた。
本考案のライシャワー形ダイヤモンドフォーミングドレ
ッサにては新製にて1度使用し、モジュール1.5の歯
形を持った直径600fの歯車研削砥石WAH120J
K (ビトリファイド)の砥石作業面すなわち歯形の歯
面を2回、モジュール3.0の歯形を持った直径500
fの歯車研削砥石WAH100JK(ビトリファイド)
の砥石作業面すなわち歯形の歯面を1回合計3回ドレッ
シングすることができた。
その後修理を8度行って合計9度使用し、延27回のフ
オームドレッシングができた。
このように本考案のライシャワー形ダイヤモンドフォー
ミングドレッサにては従来のライシャワー形ダイヤモン
ドフォーミングドレッサに比べて性能上、製作上かつま
た価格上極めて優れたメリットを沢山持っているので歯
車研削砥石の歯形の歯面の形直しまたは目直し用フォー
ミングドレッサとしては理想的なものと云える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のライシャワー形ダイヤモンドフォーミ
ングドレッサの平面図、第2図は同正面図、第3図は同
側面図、第4図はコンポジットダイヤモンドのダイヤモ
ンドチップの正面図、第5図は同側面図を示す。 1・・・・・・本考案のライシャワー形ダイヤモンドフ
ォーミングドレッサのドレッサシャンク、2・・・・・
・同ドレッサシャンクの先端部、3・・・・・・同ドレ
ッサシャンクの先端部、4・・・・・・ダイヤモンドチ
ップ、5・・・・・・ダイヤモンドチップのダイヤモン
ド層、5′・・・・・・ダイヤモンド層の上面、6・・
・・・・ダイヤモンドチップの先端、7・・・・・・ダ
イヤモンドチップの超硬合金の合金、訃・・・・・ダイ
ヤモンドチップの先端部下面、9・・・・・・ドレッサ
シャンクの先端部下面、10・・・・・・ドレッサシャ
ンクの後端部上側のドレッサ取付けの基準面、11,1
2・・・・・・ダイヤモンド層上面の稜縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 酸化アルミニウムまたは炭化硅素等の在来砥粒を用いた
    歯車研削用砥石の形直しくツルーイング)または目直し
    くドレッシング)に使用されるライシャワー形ダイヤモ
    ンドフォーミングドレッサにおいて、そのドレッサシャ
    ンクの先端部に嵌入・固着する天然のダイヤモンド原石
    の代りに長柱形のコンパツクスツールブランクスまたは
    ストラタバックスの如きコンポジットダイヤモンドを使
    用し、コンポジットダイヤモンドのダイヤモンド層およ
    び超硬合金の合金をダイヤモンド層を上面にして断面が
    逆梯形状の長方形六面体に研磨仕上げをすると共にドレ
    ッサシャンクの先端稜に対応する側の六面体の下面を上
    面に対して2T乃至28°の角度をなす如くに斜に削除
    してダイヤモンドチップを形威し、ドレッサシャンクの
    先端部上面の中心部に設けられた、断面が逆梯形状の溝
    に、ダイヤモンドチップの先端がドレッサシャンクの先
    端稜から0.2TIr!n乃至0.3mm突出しかつ該
    チップの上面がドレッサシャンクの上面から0.2rr
    IM程度突出する如くに嵌入・セットしろう付けによっ
    て緊定し、更にドレッサシャンクの先端部下面が上面に
    対して2T乃至28°の角度をなす如くに削除し、ドレ
    ッサシャンク後端部上側のドレッサ取付けの基準面に対
    してダイヤモンドチップ上面が完全に平行になる如くに
    該チップ上面を研磨仕上げしたことを特徴とするライシ
    ャワー形ダイヤモンドフォーミングドレッサ。
JP6334978U 1978-05-13 1978-05-13 ライシャワ−形ダイヤモンドフォ−ミングドレツサ Expired JPS608928Y2 (ja)

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JPS54165391U JPS54165391U (ja) 1979-11-20
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ID=28966451

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JP6334978U Expired JPS608928Y2 (ja) 1978-05-13 1978-05-13 ライシャワ−形ダイヤモンドフォ−ミングドレツサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101422402B1 (ko) * 2013-04-10 2014-07-23 제해영 티백 제조기용 재료 이송장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101422402B1 (ko) * 2013-04-10 2014-07-23 제해영 티백 제조기용 재료 이송장치

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JPS54165391U (ja) 1979-11-20

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