JPH078137Y2 - 溝付回転砥石 - Google Patents

溝付回転砥石

Info

Publication number
JPH078137Y2
JPH078137Y2 JP1989063432U JP6343289U JPH078137Y2 JP H078137 Y2 JPH078137 Y2 JP H078137Y2 JP 1989063432 U JP1989063432 U JP 1989063432U JP 6343289 U JP6343289 U JP 6343289U JP H078137 Y2 JPH078137 Y2 JP H078137Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base metal
abrasive grain
grain layer
outer peripheral
peripheral edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989063432U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH031766U (ja
Inventor
秀男 大下
佳宏 富永
Original Assignee
大阪ダイヤモンド工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大阪ダイヤモンド工業株式会社 filed Critical 大阪ダイヤモンド工業株式会社
Priority to JP1989063432U priority Critical patent/JPH078137Y2/ja
Publication of JPH031766U publication Critical patent/JPH031766U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH078137Y2 publication Critical patent/JPH078137Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 この考案は、金属、超硬、セラミックス等各種部材の研
削加工に用いられる溝付回転砥石の改良に関する。
ロ.従来の技術 この種砥石としては、第2図A,B,Cに示す様に、砥粒層
1のみで形成されたA型、台金2の外周端縁上に砥粒層
1をリング状に設けたB型、台金2の外周端縁上に多数
の砥粒チップ3を円周方向に並べて固着したC型が知ら
れている。
ハ.考案が解決しようとする問題点 ダイヤモンド,CBNの様な超砥粒は高価であり、これを用
いた砥粒層を具備する溝付回転砥石としては、高価な砥
粒層を台金の外周端部のみに設けた前記B、C型が採用
されている。
然し乍らこれらの型においても、第3図の断面図におい
て示される様に、砥粒層中研削に直接関与するのは外周
側の凹凸条面のみである。即ち研削の進行により凹凸条
面が磨損し、これをドレッシングして繰返し使用すると
しても、凹条の半径方向砥粒層の厚みが限度で、ハッチ
ング4を施した凸条の基部の大部分は、研削に全く関与
しない儘に砥石の寿命となる。
ニ.問題点を解決するための手段 砥粒層において、研削に関与しない部分を皆無とする
か、乃至極力減少することにより、砥石の経済性を向上
することに着目した。
即ち砥粒層の半径方向厚みが全周に亘り略同一となる様
に、砥粒層の内外周を相対応する円周方向に沿う凹凸条
とし、台金の外周端縁をこの凹条に嵌合う凸条として、
一体に固着形成した。斯く構成すれば、研削、ドレッシ
ングによる砥粒層の厚みの減少に対し、全周は略同時に
寿命に達する迄使用に耐え、従来の様に研削に関与しな
い砥粒層は無くなる。
ホ.実施例 第1図は本考案の実施例を説明するもので、第1図aは
側面よりの模式図、第1図bは正面よりの模式図、第1
図Cは砥粒層1の形状と、砥粒層と台金2との固着部の
構成を示す第1図bのA−A断面の拡大図である。
模式図は、歯車Gを砥石Tで研削するのに、ウォーム状
の砥石を使用したホブ盤で歯切りをするのと同様の原理
で、連続して行う方法を示したものである。
そしてこの砥石Tとして、鉄製の円板状台金2の外周端
縁上にCBN砥粒をビトリファイドボンドした砥粒層1を
1体に固着したものを用いたものである。砥粒層の断面
形状は、半径方向の厚みが全周に亘り略同一となる様、
外周面の円周方向ねじ状凸11、凹12に対応し、固着面側
に凹11′、凸12′条が夫々設けられている。台金2は、
その外周縁上に上記砥粒層1の固着面側の凹11′,凸1
2′条に嵌合う凸11″,凹12″条が形成され、両者は嵌
合して一体に固着されている。この固着1体化は、実施
例においては、多数の砥粒層チップを台金の円周端縁上
に円周方向に接着材で密接固着して形成したが、一体焼
結等他の方法で形成しても勿論差支えない。
斯く構成した砥石Tを使用して、図の様に歯車Gを研削
したところ、安定した研削を行うことが出来た。
ヘ.効果 本願の砥石においては、砥粒層1の半径方向の厚みが全
外周に亘って略同一であるから、繰返し研削、ドレッシ
ングによる砥粒層厚みの減少による影響は、全周略同じ
であり、砥石が寿命となったとき従来の様な研削に関与
しない砥石層は皆無となり至極経済的である。
また固着面は凹凸の嵌合面で形成されているため強固
で、安定した研削が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の説明図で、第1図aは側面よりの第1
図bは正面よりの夫々使用模式図、第1図Cは砥粒層と
台金の固着部のA−A断図、第2図A,B,Cは従来の砥石
の形状示す平面模式図、第3図は第2図B,Cの砥粒層と
台金の固着部のA−A断面図を示す。 図中1は砥粒層、2は台金、Gは歯車、Tは砥石、3は
砥粒層の構成チップ、4は研削に関与しない部分を示
す。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円板状台金と、該台金の外周端縁上に固着
    された超砥粒をボンド材で分散保持した砥粒層とを具備
    してなり、砥粒層の半径方向の厚みが全周に亘り略同一
    となる様に、上記台金の外周端縁は円周方向の凸凹条を
    有し、上記砥粒層の内周面は、外周の円周方向に設けた
    凹凸条に沿い台金の凸凹条に嵌合する凹凸条を有し、台
    金の凸凹条と砥粒層の凹凸条とが嵌合固着して一体に形
    成されてなる溝付回転砥石。
  2. 【請求項2】凹凸条はねじ状である実用新案登録請求の
    範囲(1)記載の砥石。
  3. 【請求項3】砥粒層は多数のチップが、台金の外周端縁
    上円周方向に並べて固着形成されてなる実用新案登録請
    求の範囲(1)または(2)記載の範囲。
  4. 【請求項4】超砥粒はCBN,ボンド材はビトリファイドで
    ある実用新案登録請求の範囲(1)(2)または(3)
    記載の砥石。
JP1989063432U 1989-05-30 1989-05-30 溝付回転砥石 Expired - Lifetime JPH078137Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989063432U JPH078137Y2 (ja) 1989-05-30 1989-05-30 溝付回転砥石

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989063432U JPH078137Y2 (ja) 1989-05-30 1989-05-30 溝付回転砥石

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH031766U JPH031766U (ja) 1991-01-09
JPH078137Y2 true JPH078137Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=31593476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989063432U Expired - Lifetime JPH078137Y2 (ja) 1989-05-30 1989-05-30 溝付回転砥石

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH078137Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007000831A1 (ja) * 2005-06-27 2007-01-04 A.L.M.T. Corp. 歯車用ダイヤモンドロータリードレッサならびにそれを用いた歯車加工用砥石のツルーイングおよびドレッシング方法
JP6345564B2 (ja) * 2014-09-30 2018-06-20 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 砥石及び砥石製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5947120A (ja) * 1982-09-06 1984-03-16 Masato Aiura 歯車のホ−ニング仕上用ねじ状ホ−ン

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5947120A (ja) * 1982-09-06 1984-03-16 Masato Aiura 歯車のホ−ニング仕上用ねじ状ホ−ン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH031766U (ja) 1991-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH078137Y2 (ja) 溝付回転砥石
JPH11156729A (ja) チップ交換可能な砥石車
JPS6012694Y2 (ja) ダイヤモンドブレ−ド
JPH0715725Y2 (ja) 電着砥石
JPH01264771A (ja) といし車の形直しおよび目直し用工具並びにそれの使用方法
JPS5835817B2 (ja) 鋸歯の研削方法
JP4132591B2 (ja) 超砥粒工具の製造方法
JP2868988B2 (ja) 螺旋状ホイールの製造方法
JPH081807Y2 (ja) 切断用砥石
JPS6327257U (ja)
JPH0357426Y2 (ja)
JPS6225333Y2 (ja)
JPS604694Y2 (ja) デイスク型サンダ−砥石
JPH052288Y2 (ja)
JPH058050Y2 (ja)
JPH0111417Y2 (ja)
JPS6310918Y2 (ja)
JP2889658B2 (ja) 溝研削方法
JPS6165778A (ja) 砥石車
JPS6179574A (ja) 溝加工用砥石
JPH0164365U (ja)
JPS61111886A (ja) 電着砥石
JPH0516138U (ja) 組立式cbn砥石
JPH078133Y2 (ja) ポリッシャー用チップ
JPH0440154B2 (ja)