JPS61111886A - 電着砥石 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電解ドレスを行う電着砥石に関するものである
。

従来例の構成とその問題点 従来の切断用電着砥石は第１図にその具体構成を示すよ
うに、砥石台金１に結合剤２で砥粒３が固定されていた
。砥石の製造上、特に切断用薄刃砥石などにおいては内
周、外周の偏心が大きく数十μｍのずれがあるものもめ
ずらしくない。また、このように砥石そのものの精度と
機械に取付けるときの精度によりスピンドルと砥石外周
の偏心は通常数十μｍ生じている。この状態で電解ドレ
スを行っても全体がドレスされ偏心はあまり改善されな
いという欠点を有していた。

発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、電解ドレスにより偏心を容易
に改善できるとともに寿命の長い電着砥石を提供するも
のである。

発明の構成 本発明の電着砥石は、砥石台金と、この砥石台金のまわ
りに結合剤により固定された砥粒と、前記砥石台金及び
砥粒の表面を覆う絶縁膜から構成されており、加工など
に関与して絶縁膜が除去された部分のみが電解ドレスさ
れ、必要最小限のドレス量で目立であるいは整形が可能
であシ、寿命が長いという特有の効果を持つ。

実施例の説明 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。

第２図に本発明の一実施例における切断用砥石の断面図
を示す。第２図において、４は砥石台金、５は結合剤、
６は砥粒、７は絶縁膜である。以上のように構成された
砥石について以下にその使用法を説明する。

スピンドルに偏心を持って取付けられた砥石は、偏心に
より半径方向の距離が最も長くなっている部分がまず加
工に関与しその部分が摩耗する。この状態で電解研摩を
行うと絶縁膜が除かれた部分のみが電解によシトレスさ
れる。この間絶縁膜によシ覆われている部分は電解の影
響を受けないため本発明の砥石は目立てされるとともに
偏心量の修正も除々に行われていく。また加工前にドレ
ッサーにより偏心して突出した部分の絶縁膜を取り除き
その部分のみに電解ドレスを行うことによシ偏心を修正
することができる。

以上のように本実施例によれば、砥石表面に絶縁膜を設
けた砥石を用いることによシ、砥石寿命を長くし、偏心
を修正することができる。

なお本実施例において絶縁膜を砥石表面全体に設けたが
、砥粒の含まれている部分のみ、または７ランジから出
ている部分としてもよい。

発明の効果 以上のように本発明は砥石表面に絶縁膜を設けることに
より、偏心により突出した側だけをドレスすることにな
シ必要最小限のドレス量で良く、寿命が長く々るととも
に偏心が改善でき、その実用的効果は犬なるものがある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の切断用電着砥石の断面図、第２図は本発
明の一実施例における電着砥石の断面図である。 ４・・・・・・砥石台金、５・・・・・・結合剤、６・
・・・・・砥粒、７・・・・・・絶縁膜。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 砥石台金と、この砥石台金のまわりに結合剤により固定
   された砥粒と、前記砥石台金及び砥粒の表面を覆う絶縁
   膜より成る電着砥石。