JPS607515Y2 - 絶縁ケ−ス - Google Patents

絶縁ケ−ス

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Publication number
JPS607515Y2
JPS607515Y2 JP14912980U JP14912980U JPS607515Y2 JP S607515 Y2 JPS607515 Y2 JP S607515Y2 JP 14912980 U JP14912980 U JP 14912980U JP 14912980 U JP14912980 U JP 14912980U JP S607515 Y2 JPS607515 Y2 JP S607515Y2
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JP
Japan
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case
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Expired
Application number
JP14912980U
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JPS5771377U (ja
Inventor
宗雄 西村
恒次 今西
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5771377U publication Critical patent/JPS5771377U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子部品用や電子機器用として用いられる絶縁
ケースに係り、ケース本体とカバーの結合強度の著しく
優れたものを提供しようとするものである。
従来におけるこの種の絶縁ケースとしては第1図〜第4
図に示すように構成されていた。
すなわち、第1図、第2図に示すように合成樹脂により
上面開放に形成された方形状のケース本体1の4つの角
部に結合孔2を設け、この結合孔2の内壁面に鉤状の保
合部3を設け、一方、弾性を有する合成樹脂により下面
開放に形成された方形状のカバー4の4つの角部に下端
に上記係合部3と係合する係合部5を設けた結合脚6を
設け、ケース本体1に電子部品素子や電子回路ユニット
などを収納固定した後、カバー4の4本の結合脚6をケ
ース本体1の結合孔2に挿入し、ケース本体1とカバー
4が密接した状態で係合部3,5どうしが係合してケー
ス本体1とカバー4を結合するようになっていた。
この構成において、カバー4に外力が加えられてケース
本体1から分離させようした場合、結合脚6の係合部5
は第3図に示すように結合脚6の上部がたわんで弱い力
で係合部3よりはずれてしまうといった欠点があった。
このため、従来においては、第4図に示すように結合孔
2に接着剤7を充填して保合部を接着硬化したり、ケー
ス本体1とカバー4との接合面を接着したりして両者の
結合強度の向上を計っていたが、その組立てには手間と
時間を要し、コスト面でも不利になるといった欠点があ
った。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものである
以下、本考案の実施例を図面第5図〜第8図により説明
する。
8は合成樹脂などの絶縁物により上面開放の方形状に形
成されケース本体で、このケース本体8の4つの角部の
内側には結合孔9が設けられ、この結合孔9のケース本
体8の外壁面側には下方になるほど厚みが増大する保合
部10が設けられている。
また、11は弾性を有する合成樹脂によって下面開放の
方形状に形成されたカバーで、このカバー11の4つの
角部には下方に突出する結合脚12が設けられ、この結
合脚12の高さ方向の中間部の外側面には上方側はど肉
厚になる保合部13が設けられている。
このようなカバー11をケース本体8に電子部品素子や
電子回路ユニットなどを収納固定してから組込む。
すなわち、カバー11の結合脚12をケース本体8の結
合孔9に挿入する。
このカバー11の下面がケース本体8の上面に当接する
と、結合脚12の中間部に設けた保合部13の上面が結
合孔9内の保合部10の下面に係合して両者は結合され
る。
“このような結合状態において、カバー11
あるいはケース本体8に外力が加えられ両者を分離しよ
うとされると、結合脚12の係合部13より上の部分1
2aが第8図に示すように彎曲し、その彎曲によって保
合部13より下方の部分12bの下端が結合孔9の壁面
に当接して、係合部13が係合部10よりはずれるとい
ったことが無くなる。
たとえば、50m角のケース本体、カバーにおいて、厚
み1.&ya、幅2.5N、結合孔の幅4.2mm、係
合部より下方の結合脚部分の長さを5.5rIr!nと
した場合、14〜15kgの引張力まで結合が耐えたが
、係合部の下方に結合脚部分を設けなかったものでは同
じ材料、寸法構成で1.5〜3koの引張力にしか耐え
ないものであった。
なお、下方の結合脚部分13bの長さは結合脚上部13
aのたわみ、結合孔9の幅などの条件によって変ってく
る。
上のように本考案の絶縁ケースは構成されるため、ケー
ス本体とカバーを分離しようとする力に耐して約5〜m
倍近くの結合力が得られ、信頼性に富んだものとなり、
さらにカバーの結合脚をケース本体の結合孔に挿入する
場合にも、係合部より下方に突出した部分があるととも
に、その突出した部分のたわみを考慮して結合孔も成る
程度大きくできるためきわめてスムーズに挿入結合でき
、組立ての作業性も向上し実用的価値の大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の絶縁ケースを示す分解斜視図、第2図は
同要部の切欠分解斜視図、第3図は同要部の分離力が加
わった状態の断面図、第4図は補強対策を施した状態の
要部の断面図、第5図は本考案の絶縁ケースの一実施例
を示す分解斜視図、第6図は同要部の一部切欠分解斜視
図、第7図は同要部の一部切欠斜視図、第8図は同要部
の分離力が加わった状態の断面図である。 訃・・・・・ケース本体、9・・・・・・結合孔、10
・・・・・・係合部、11・・・・・・カバー、12・
・・・・・結合脚、13・・・・・・係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース本体の4つの角部に内部壁面に係合部を有する結
    合孔を設け、このケース本体に被せられるカバーの4つ
    の角に下方に突出し上記ケース本体の結合孔にはまりこ
    む結合脚を設け、この結合脚の高さ方向の中間部に結合
    孔内に設けた係合部と係合する係合部を設け、係合脚を
    係合部より下方に突出させてなる絶縁ケース。
JP14912980U 1980-10-17 1980-10-17 絶縁ケ−ス Expired JPS607515Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14912980U JPS607515Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17 絶縁ケ−ス

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JP14912980U JPS607515Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17 絶縁ケ−ス

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JPS5771377U JPS5771377U (ja) 1982-04-30
JPS607515Y2 true JPS607515Y2 (ja) 1985-03-13

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ID=29508525

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CN102204422A (zh) * 2008-10-28 2011-09-28 欧司朗有限公司 壳体和用于安装壳体的方法
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JPS5771377U (ja) 1982-04-30

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