JPH0430855Y2 - - Google Patents

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JPH0430855Y2
JPH0430855Y2 JP1986111134U JP11113486U JPH0430855Y2 JP H0430855 Y2 JPH0430855 Y2 JP H0430855Y2 JP 1986111134 U JP1986111134 U JP 1986111134U JP 11113486 U JP11113486 U JP 11113486U JP H0430855 Y2 JPH0430855 Y2 JP H0430855Y2
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JP
Japan
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rib
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upper case
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JP1986111134U
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JPS6316754U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テレビ、VTR等を手元で操作する
ことのできる遠隔操作機器に係り、特にそのフイ
ルターの形状及び固定構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の遠隔操作機器の構造を第5図及び第6図
に示す。12は上ケースで、合成樹脂等で成形さ
れ長方形の箱型をしており、この上ケース12の
端部には、厚さ方向に伸びた係合用ボス12−4
が形成されている。13は下ケースで、合成樹脂
等で成形され、長方形の箱型をしており、この下
ケース13の端部には、前記上ケース12の係合
用ボス12−4と対向する位置に係合用ボス13
−4が形成され、前記上ケース係合用ボス12−
4と先端部が当接するように形成されている。ま
た、下ケース13の側面には厚さ方向に係合用リ
ブ13−1が形成され、この係合用リブ13−1
は前記上ケース12の側壁12−2,12−3の
内側に係合している。11はフイルターでポリカ
ーボネート又はアクリル樹脂等の光透過性合成樹
脂等で成形され、略箱型をしている。このフイル
ター11の周面には、側面リブ11−2,11−
3及び上面リブ11−1、下面リブ11−4が形
成されており、この側面リブ11−2,11−3
は、前記上ケース12の側壁12−2,12−3
及び前記下ケース13の側壁13−2,13−3
の内側に係合し、また上面リブ11−1の先端は
凸状をしており、前記上ケース12の端部に設け
られた凹部12−1に係合され、また下面リブ1
1−4の先端に凸状のフツク11−5が形成さ
れ、このフツク11−5は前記下ケース13の端
部に設けられた凹部13−5に係合される。14
は固着用ピンで、例えば金属製のネジ等であり、
前記上ケース12の係合用ボス12−4と、前記
下ケース13の係合用ボス13−4に挿入され、
この固着用ピン14によつて前記上ケースと前記
下ケース13が固定される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の従来例では、下ケース1
3の側面リブ13−1,13−2は、端面に於て
フイルター11の側面リブ11−2,11−3が
ある為、フイルター11の側面リブ11−2,1
1−3の手前までしか設けることができず、その
為にフイルター11の側面リブ11−2,11−
3と下ケース13の側面リブ13−1,13−2
との間にはすきまが生じてしまい、このすきまは
上ケース12と下ケース13との側面嵌合部に生
じるすきまを介して、ケースの外部と内部を直接
つなぐすきまとなるので、内部に構成される
PCB、電気部品等に対して外部からの静電気が
放電し、回路を破壊してしまうという欠点があつ
た。
また、フイルター11は上ケース12の端部凹
部12−1と、下ケース13の端部凹部13−5
とで固定されるように形成されているので、落下
等何らかの強い衝撃が加わつた場合、端部が口あ
きを生じ、フイルター11は脱落してしまうとい
う欠点があつた。
本考案はこのような点にかんがみて創案された
もので、上記した従来技術の欠点を除き、静電破
壊強度を高めると共に、フイルターの脱落を防止
するということを目的とする。
〔問題点を解決する為の手段〕
従つて、本考案に係る遠隔操作機器に於ては、
下ケースの側面リブがクランク状に延設され、こ
の延設されたリブがフイルター側面リブの内側に
嵌入され、またフイルター下部リブが延設され、
この延設されたリブが上ケースと下ケースの係合
用ボスの間に挟持され、さらにフイルター下部リ
ブに穴が設けられ、この穴に固着用ピンを挿着さ
せ、フイルターが固着されるように形成したもの
である。
〔作用〕
従つて、本考案は上記手段により、フイルター
側面リブと下ケース側面リブの間に生じるすきま
は、側面から見てふさがれた構造となり、上ケー
スと下ケースの側面嵌合部のすきまとは連続せず
に、ケースの内部と外部とは遮断される。また、
フイルターは固着用ピンにより、フイルター下部
リブの穴が貫通されるので、上ケース及び下ケー
スに強固に固着されるものとなる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図
に基づいて説明する。
2は上ケースで、合成樹脂等で成形され、長方
形の箱型をしており、この上ケース2の端部に
は、厚さ方向に伸びた係合用ボス2−4が形成さ
れている。3は下ケースで、合成樹脂等で成形さ
れ長方形の箱型をしており、この下ケース3の端
部には、前記上ケース2の係合用ボス2−4と対
向する位置に係合用ボス3−4が形成され、また
この下ケース3の側面には厚さ方向に係合用リブ
3−1が形成され、この係合用リブ3−1は前記
上ケース2の側壁内側へ係合している。1はフイ
ルターで、ポリカーボネート樹脂等の光透過性合
成樹脂等で成形され、略箱型をしている。このフ
イルター1の周面にはそれぞれリブが出ており、
上部リブ1−1、側面リブ1−2,1−3、下部
リブ1−4が形成されている。このフイルター1
の上部リーブ1−1の先端は凸状をしており、前
記上ケース2の端部に設けられた凹部2−1に係
合され、また側面リブ1−2,1−3は、前記上
ケース2の側壁端部に設けられた凹部2−2,2
−3の内側に係合し、また前記下ケース3の側面
係合用リブ3−1が、端部に於てクランク状をし
た凹部3−2,3−3を形成しており、フイルタ
ー1の側面リブ1−2,1−3の内側へ係合され
るものとなつている。すなわち、フイルター1の
側面リブ1−2,1−3は、前記上ケース2の側
面凹部2−2,2−3と、前記下ケース3の側面
リブ凹部3−2,3−3に挟み込まれた形で係合
されるものとなつている。また下部リブ1−4
は、他のリブ1−1,1−2,1−3よりも舌片
状に延設されており、前記上ケース2の係合用ボ
ス2−4と、前記下ケース3の係合用ボス3−4
とにより挟持され固着されるものとなつている。
4は固着用ピンで、例えば金属製のネジ等であ
り、前記下ケース3の係合用ボス3−4と、前記
フイルター1の下部リブ1−4に設けられた穴1
−5を貫通して、前記上ケース2の係合用ボス2
−4に挿着され、この固着用ピン4によつて、前
記上ケースと前記フイルター1、及び前記下ケー
ス3が固定される。また、前記フイルター1の下
部リブ1−4には凸状をしたフツク1−6が形成
され、このフツク1−6は前記下ケース3の下面
端部に設けられた凹部3−5に係合されるものと
なつている。5は回路基板で、この回路基板5の
上には電気部品6が配設され、前記上ケース2と
前記下ケース3との間に挟持されている。
このように構成された遠隔操作機器に於て、フ
イルター1の側面リブ1−2,1−3が上ケース
2の側面凹部2−2,2−3と下ケース3の側面
リブ凹部3−2,3−3とによつて挟み込まれた
形に係合されることにより、側面から見た場合、
ケースの外部から内部に直接つながるすきまがな
くなり、内部に構成されるPCB、電気部品等に
対して外部からの静電気が放電しづらくなり、静
電破壊強度を高めることができる。また、フイル
ター1の下部リブ1−4が、上ケース2の係合用
ボス2−4と下ケース3の係合用ボス3−4とに
より挟持され、さらに固着用ピン4によつてフイ
ルター1の下部リブ1−4に設けられた穴1−5
に挿入されることにより、フイルター1は上ケー
ス2及び下ケース3に強固に固着されるものとな
り、何らかの強い衝撃が加わつて、端部に口あき
が生じても、フイルター1の脱落を防止すること
ができる。
〔考案の効果〕
以下説明してきたように、本考案によれば、下
ケースの側面係合用リブがクランク状に延設さ
れ、フイルターの側面リブの内側に嵌入されるこ
とにより、フイルターの側面リブが上ケースの側
面と下ケースの側面係合用リブとによつて挟み込
まれた形になり、ケースの外部から内部に直接つ
ながるすきまがなくなるため、静電破壊強度を高
めることができる。また、フイルター下部リブが
延設され、上ケース係合用ボスと下ケース係合用
ボスの間にこの下部リブが挟持され、かつこの下
部リブに穴が設けられ固着用ピンがこの穴に挿着
されることにより、フイルターは上ケース及び下
ケースに強固に固着されるものとなり、何らかの
強い衝撃が加わつて、端部に口あきが生じても、
フイルターの脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す遠隔操作機器
の全体分解斜視図、第2図は本考案に係る部分分
解斜視図、第3図は同遠隔操作機器の係合部の状
態を示した横断平面図、第4図は同係合部の縦断
側面図、第5図は従来における遠隔操作機器の係
合部の状態を示した横断平面図、第6図は同係合
部の縦断側面図である。 1……フイルター、1−2,1−3……フイル
ター側面リブ、1−4……フイルター下部リブ、
2……上ケース、2−4……上ケース係合用ボ
ス、3……下ケース、3−1……下ケース側面係
合用リブ、3−4……下ケース係合用ボス、4…
…固着ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 係合用ボスを設えた上ケースと、係合用ボス及
    び側面に係合用リブを備え、前記上ケースと係合
    される下ケースと、前記上ケース及び下ケースの
    一端に固着され、周面にリブが設けられたフイル
    ターと前記上ケースと下ケースに挿着される固着
    用ピンとから成る遠隔操作機に於て、前記下ケー
    スの側面係合用リブがクランク状に延設され、前
    記フイルターの側面リブの内側に、前記延設され
    た係合用リブが嵌入され、また前記フイルターの
    下部リブが延設され、前記上ケースと下ケースに
    備えられた係合用ボスの間に、前記フイルターの
    下部リブが挟持され、かつ前記フイルターの下部
    リブに穴が設けられ、この穴に前記固着用ピンが
    挿着され、前記フイルターが固着されていること
    を特徴とする遠隔操作機器。
JP1986111134U 1986-07-18 1986-07-18 Expired JPH0430855Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986111134U JPH0430855Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986111134U JPH0430855Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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Publication Number Publication Date
JPS6316754U JPS6316754U (ja) 1988-02-03
JPH0430855Y2 true JPH0430855Y2 (ja) 1992-07-24

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ID=30990776

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JP1986111134U Expired JPH0430855Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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JPS6316754U (ja) 1988-02-03

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