JPS606854B2 - 眞空吸着式シ−ト給送装置 - Google Patents

眞空吸着式シ−ト給送装置

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JPS606854B2
JPS606854B2 JP52081748A JP8174877A JPS606854B2 JP S606854 B2 JPS606854 B2 JP S606854B2 JP 52081748 A JP52081748 A JP 52081748A JP 8174877 A JP8174877 A JP 8174877A JP S606854 B2 JPS606854 B2 JP S606854B2
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JP
Japan
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bottom plate
sheet
movable bottom
feeding device
vacuum
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JP52081748A
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English (en)
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JPS5417722A (en
Inventor
栄 藤本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US05/918,076 priority patent/US4236707A/en
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Priority to FR7819008A priority patent/FR2395930A1/fr
Priority to DE2828898A priority patent/DE2828898C3/de
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Publication of JPS606854B2 publication Critical patent/JPS606854B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複写装置や電子転送層(ファクシミリ装置)
等に原稿、原画、送信原稿等を給送するシート給送装置
に係り、特に詳細には負圧によってシート戦層台上のシ
ートを一枚づつ上方に吸着してそのシートを回転駆動さ
れているローラで自動的に順次送り出すようにした、謂
ゆる真空吸着式シート給送装置の改良に係る。
複写装置や電子転送装置等に用いる真空吸着式シート給
送装置としては、シートを積層貯客するシート載層台と
、前記シート載層台の上方に配置され下部関口の真空減
圧室を郭定するケーシングと「前記真空室の空気を吸引
し該真空減圧室内を選択的に負圧状態にする空気吸引装
置と、前記真空室の下部開□を閉じるべく上下動自在に
配置され且つその前側に吸気孔を備えた可動底板と、前
記可動底板の前記吸気孔の一部より下方に露呈し前記可
動底板に負圧作用により吸着された前記シート載層台上
のシートを前方に送り出す送出ローラと、前託送出ロー
ラを選択的に回転駆動する駆動装置とを備えたシ−ト給
送装置がすでに知られている。
かかる形式のシート給送装置を〜たとえばファクシミリ
装置の送信原稿受入部に装着し、該シート給送装置によ
って送信原稿(シート)をファクシミリ装置に給送する
場合、シート給送装置の送出ローラにより送信原稿が所
定量前記送信原稿受入部に送り込まれると「その原稿は
送信原稿受入部に設けられているファクシミリ装置の原
稿送り装置に引き継がれてその原稿送り装置によってフ
ァクシミリ装置内の原稿送信処理部に送り込まれるよう
になる。
従って、シート給送装置より送り出されたシートがファ
クシミリ装置自身の原稿送り装置によって搬送される段
階になれば、騒音や消費電力の低減等の観点からシート
給送装置による原稿の送出を特別に行わないほうが良い
。しかし「 この場合、原稿がその送り方向に長いもの
であると「原稿の送出停止に伴なし、降下した可動底板
と原稿教層台との間で送り出されつつある原稿がしごか
れ、ファクシミリ装置内の原稿送り機構の負荷が増大し
、読み取り速度への悪影響を及ぼしたり「更には原稿が
破損する不具合が発生する。本発明は上述した如き問題
に鑑みて提案されたものであり、原稿教瞳台からのシー
トの送出の途中に於いて作動を停止してもシートがしご
かれ、装置の負荷の増大や原稿が傷つくことがないよう
にした改良された真空吸引式シート給送装置を提供する
ことを目的としている。
かかる目的は、本発明によればふシートを鏡層貯客する
シート敦瞳台と、前記シート教置台の上方に配置され下
部閉口の真空減圧室を郭定する真空室ケーシングと、前
記真空室の空気を吸引し該真空吸引室内を選択的に負圧
状態にする空気吸引装置と、前記真空吸引室の下部閉口
を閉じるべく上下動自在に配置され且つ吸気孔を備えた
可動底板と、前記可動底板の前記吸気孔の一部より下方
に露呈し前記可動底板に負圧作用により吸着された前記
シート戦置台上のシートを前方に送り出す送出ローラと
、前記送出ローラを選択的に回転駆動する駆動装置と、
前記可動底板を所定の上昇位置に選択的に保持するロッ
ク機構とを含んでいる如き真空吸引式シート給送装置に
よって達成される。
かかる構成によれば、ロック機構により可動底板が選択
的に所定の上昇位置に保持されるので、シートの送出を
樟止すべくシート給送装置への通電を停止しても前記可
動底板が所定の上昇位置に保持され、シート給送装置に
よる送出停止後においても引き続きシート戦暦台から送
り出されつつあるシートが前記可動底板とシート載層台
との間でしごかれることが回避される。
以下、図を参照して説明すると、第1図は本発明の特徴
を備えたシート給送装置の外見図を例示している。
図示した如く、このシート給送装置は、大体に於いて平
らな上面2を呈するシート戦層台1を備えており、この
シート教層台1上に給送すべきシートが載せられる。シ
ート教暦台富は、第2図に良く示されるいる如く、僅か
に傾斜させた前部障壁3をト又両側部に垂直な側板亀?
5を各々取付けられている。前記側板亀,5の各々には
第1図に示されているシート給送装置全体をファクシミ
リ装置の原稿受入部に着脱自在な態様にて取付けるため
の係合金具6及び分離効果を高めるような空気の流れを
得るための切欠き了が設けられている。前記側板4,5
はその前部に立ち上ったブラケット部4′,5′(第3
図参照)を有しており、このブラケツト部4′,5fの
各々には後述する拾送用吸着部ケーシング10を支持す
るための支持ピン8,9が取付けられている。
給送用吸着部ケーシングー0‘ま下部関口の四角箱状を
なしており、その両側壁の内側に各々取付け具11,1
2を介して取付けられた内側板13,14の前端部が前
記支持ピン8,9に枢支されていることにより前記支持
ピン8,9を回動支点として第2図に示す如き使用位置
と前記シート戦瞳台1の上面により引き離された非使用
位置との間を回動自在である。前記内側板13と14と
の間には給送用吸着部ケーシング10が使用位置にある
とき前記前部壁部3に対応する前後位置に於いて給送用
吸着部ケーシング10内を前後二つの部屋に仕切る垂直
な仕切り板16か取付けられている。仕切り板16によ
って仕切られた後側の部屋、換言すれば前記シート戦暦
台1の前側上方に位置する部屋は下部閉口の真空室17
を都定するケーシング18を固定状態にて収納している
。前記真空室ケーシング’8の上部にはモーター19に
よって回転駆動される鞠流ファン20及びそれらを収納
するケーシング21を含む空気吸引装置22が配置され
ており、前記軸流ファン20は前記ケーシング18の天
井壁に開□された蓮通孔23より前記真空減圧室】7の
空気を吸引し、その空気を前記給送用吸着部ケーシング
10の天井壁に開□された排気孔24より外部に放出す
るようになっている。前記排気孔24には金網の如き通
気性部材25が取付けられている。真空ケーシング18
は「 この実施例の場合、その下部開□の後綾部位置に
前記シート戦暦台1を横切る方向に実質的に水平に延び
る第一の枢軸26を担持しており、この第一の枢軸26
は第一の可動底板27の後端部を枢支している。
即ちL前記第一の可動底板27は前記第一の枢軸26を
回敷支点として図にて上下方向に回敷自在であり、前記
下部関口の後側半分を閉じる前後長さを有している。又
、前記第一の可動底板2孔まその前端部位直に前記シー
ト載置台1を横切る方向に水平に延びる第二の枢軸28
を担持しており、この第二の枢軸28は第二の可動底板
29の後端部を枢支している。即ち、第二の可動底板2
9は前記第二の枢軸28を回動支点として上下方向に回
動自在であり、その前端部は前記下部開口の前端部位直
に対応する位置まで延びている。即ち、前記ケ−シング
18の下部開□は、この実施例の場合、互いに折り曲り
自在な前後二枚の可動底板により閉じられている。前記
第二の可動底板29は、第3図及び第4図に良く示され
ている如く、シートの送出方向に沿って細長い吸気孔3
2をそれの幅方向に複数個隔層しており、この吸気孔3
2には、この実施例の場合、一つおきにゴム或いはゴム
類似品で構成された送出ローラ33が配置されている。
この送出ローラ33の各々は前記第二の可動底板29の
上面に取付けられた軸受ブラケット34,35間に回動
自在に掛け渡されたローラ支軸36に一体的に担持され
、その下部周面が前記吸気孔32より所定量下方に突出
し前記シート載層台1の上面2上に港接し得るようにな
っている。従って、前記第一及び第二の可動底板27,
29が自重によって降下した位置にあるときは、第2図
に良く示されている如く、前記第一の可動底板27の前
端部及び第二の可動底板29の後端はシート戦瞳台上に
衝合し、又第二の可動底板29は前記シート載層台1の
上面2に対し所定の小さな傾きをもって対向している。
この場合、前記送出ローラ33は前記吸気孔32内の後
端領域に偏崎して配置されていることがシートを分離さ
せるうえで好ましく「又前言己吸気孔32は図示する如
くその前側が細くなっていることが好ましい。前記ロー
ラ支持軸36は、第3図に良く示されている如く、その
一端部に歯車37を備えており、この歯車37は前記第
二の可動底板29が所定量図にて上方に移動されたとき
前記真空室17内に配置されている歯車38と噛み合う
ようになっている。
歯車37と38は前託第二の可動底板29の上下移動に
伴ない係合離脱するので両者がスムーズに係合するよう
これらは小さなモジュールの三角形歯車の歯車で構成さ
れていることが好ましい。前記歯車38は前記内側板1
3と14との間に回転自在に掛け渡された歯車軸39に
一体的に担持されている。歯車軸39はその一端部にタ
イミングベルトプーリ40を備えている。このタイミン
グベルトプーリ40は前記ヘッドケーシング10内に収
納された送出ローラ駆動用のモー夕−41に設けられた
タイミングベルトプーリ42にタイミングベルト43を
介して駆動連結され、モーター41の回転力を前記歯車
軸39に伝えるようになっている。この場合、歯車38
は第2図に於いて反時計廻り方向に回転駆動される。前
記第二の可動底板29は、それの上面の中央部に一つの
ブラケット44を有しており、このブラケット44には
一端を第三の枢軸45によって前記ケーシング18の後
側上方に枢支されたりンク46の池端部が枢軸47によ
って枢支されている。リンク46は前記第一の可動底板
27と共働して一つの平行リンク機構を構成しており、
そのため前記第二の可動底板29は前記シート戦暦台1
の上面に対し実質的に上下方向に平行移動される。又、
この実施例の場合、前記第一の可動底板27はそれの上
面の中央部に一つのブラケット48を有しており、この
ブラケット48にはリンク49の一端部が枢軸5川こよ
って枢着されている。リンク49の池端は前記バキュー
ムケーシング18の天井壁に設けられた開□51(第3
図参照)を通って真空ケーシング18の上方に突出して
おり、前記ケーシング18の上面に取付けられたブラケ
ット52に枢軸53を介して枢支されているてこ要素5
4の一端部に枢軸55を介して枢支連結されている。前
記てこ要素54の池端部は前記仕切り板16に設けられ
た閉口151(第2図、第5図参照)を通って吸着部ケ
ーシング10の前側の部屋にまで延びており、その先端
部には釣合し、重り56が取付けられている。釣合し、
重り56はてこ要素54、リンク49を介して前記第一
の可動底板27に上昇方向の力を与えており、これによ
り送出ローラ33等を担持した前記第二の可動底板29
及び第一の可動底板27等が比較的小さい力で浮き上が
るようになっている。又、本発明によるときは、真空室
17内に設けられたブラケット57にロック爪58が軸
59を回動支点として回動し得る態様にて配置されてい
ると共に、前記第二の可動底板29の上面は前記ロック
爪58と係合可能な係合要素60が取り付けられている
。前記ロック爪58は撲りばね61(第5図参照)によ
り図にて反時計方向への回動習性を与えられ通常時、前
記係合要素60と係合し得る位置に位置されている。又
、前記歯車軸39にはロック解除ピン62を有するリン
グ要素63が回転自在に取付けらており、このリング要
素63は前記歯車軸39の外周面を取巻くべく装着され
たコイルばね64(第3図参照)の一端を連結されてい
る。コイルばね64は、通常時は前記歯車軸39の外周
囲に比較的硬く鉄合しもこれに対し前記リング要素63
が歯車軸39に対して回転を阻止された状態で歯車軸3
9が順方向(反時計方向)に回動されるとき巻きほぐさ
れ、歯車軸39をリング要素63に対して自由に回転で
きる状態にする。前記係合要素6川ま第この可動底板2
9が所定の上昇位置にあるとき前記リング要素63のロ
ック解除ピン62に係合し、リング要素63の回転を阻
止するストッパー爪65を一体に有しており、又前記ロ
ック爪58は前記リング要素63のロック解除ピン62
に衝突するロク解除爪66を有しており、このロック解
除爪66が前記ロック解除ピン62によって蹴られた場
合は、前記ロック爪58は前記係合要素60との係合を
解除する位置に移動されるようになっている。上述した
構成からなるシ−ト給送装置の作用について第5図乃至
第9図を用いて説明する。給送すべきシートSは、第5
図に示す如く「その先端を前部障壁3に突き当てて先端
を揃えた状態でシート載置台1上に積層戦層する。かか
えるシートSの萩瞳に際しては、ヘッドハウジング10
を持ち上げて行えば良い。シートSが上述した如くシー
ト鼓層台上に萩遣されると、給送ローラ33は、その載
層されたシートのうち最上位のものの上面に当接し、自
重や前記第二の可動底板29の重量等で前記シートに対
し軽く押し付けられるようになる。かかる状態に於いて
、シート給送装置の図には示されていない制御系に給紙
指令が入力されると、空気吸引装置22のモーター19
及び送出ローラ駆動用のモーター41が回転され、軸流
ファン20及び歯車38が回転し始める。藤流ファン2
0が回転し始めると、吸気孔32より空気が真空吸引室
17内に吸い込まれることにより、シート戦暦台1上の
最上位シートSは送出ローラ33との接触点を境として
それより前側が吸い上げられるようになる。軸流ファン
20の回転数が上昇するにつれて前記最上位のシートは
吸い上げられ、前記吸気孔32を徐々に塞いでゆき、つ
いには第二の可動底板29の下底面に吸着されて前記吸
気孔32を完全に塞ぐようになる。上述の如くシートに
よって吸気孔32が塞がれると、真空吸引室17内が実
質的に密閉室になるため真空吸引室17内の負圧が高め
られ、その負圧により前記第二の可動底板29が持ち上
げられるようになる。第二の可動底板29の移動は第一
の可動底板27とりンク46とによって構成されている
平行リンク機構の作用により実質的に水平移動する。下
底面にシートSを吸着した状態で第二の可動底板29が
所定量上方に平行移動すると「第6図に示されている如
く、歯車37が歯車38に噛み合い、歯車38の回転が
歯車37に伝えられるようになる。歯車37が回転され
ることにより送出ローラ33は図にて時計方向に回転さ
れ「前記吸着されているシートを摩擦によって前方へ「
即ち図にて左側へ送り出すようになる。又、この時、第
7図に示す如く、ストッパー爪65がリング要素63の
ロック解除ピソ62に当り、今まで歯車軸39と共に回
転していたりング要素63の回転を阻止する。このとき
前記コイルばね64の作用により歯車軸39の回転が阻
止されることはない。シート給送装置からシートSが所
定量送り出されると「そのシートは図には示されていな
いファクシミリ装置のシート給送手段によってファクシ
ミリ装置内に送り込まれるので、送出ローラ33による
送出は行わなくとも良くなる。
従ってかかる段階になると、モーター19及び41への
通電が停止され、送出ローラ33の回転が停止される。
すると、真空吸引室17内の負圧が消滅されて前記第二
の可動底板29は自重で降下するが、その降下途中に於
いて、第8図に示す如く、係合要素60がロック爪58
に係合することにより、その中間的な上昇位置に保持さ
れる。これによって、第2図に示す前部障壁3と第二の
可動底板29の前緑との間に所定の閉口が保たれ、引き
続き送出されているシートがしごかれることが回避され
る。尚、このときは歯車軸39の回転も停止されている
ので、ストッパー爪65によるリング要素63の回転阻
止が解除されていてもロック爪58がロック解除ピン6
2によってロック解除位置に移動されることない。そし
て、一枚のシートの送出が完了し、次のシートの送出が
始められると、それと同時に歯車軸39が回転を始める
ので「ロック爪58は第9図に示す如くリング要素63
のロック解除ピン62によりロック解除位置に移動され
、そのため係合要素6川まロック爪58より離れ、第二
の可動底板29は自重で次のシートの上まで降下し、そ
のシートの分離を始めるようになる。第10図は可動底
板29を上昇位置に保持するロック機構の第二の実施例
を示している。
尚、第10図に於いて第1図〜第9図に対応する部分は
第1図〜第9図に付した符号と同一の符‐号を付してあ
る。かかる実施例の場合、ロック爪58は軸59にとま
りばめの関係にて回転可能に支持されている。即ち、ロ
ック爪58はブラケツト57に対して任意の回転位置に
停止するようになっている。又、係合要素6川ま、可動
底板29の上面に固定された固定部材68aと「前記固
定部材60aに軸67を介して枢支された可動部材60
bとからなり「可動部村60bは、前記ロック爪58と
の係合が行われる係合爪部60′と、リング要素63の
ロック解除ピン62に係合可能なストッパー爪部65と
、段付ピン68とを備えている。前記可動部材60bは
前記段付ピン68の大蓬部68aが固定部材60aの先
端に形成されたL形切欠部69の水平端面と垂直端面に
当綾する間、この実施例の場合、約10度の回動角範囲
で前記軸67を回動支点として回動可能であり、通常時
は自重によって図にて仮想線で示す姿勢にある。又、前
記段付ピン68の小径部68bは前記ロック爪58と一
体のロック解除ピン62の背端面に当援可動であり、前
記可動部材60bが図にて仮想線で示す状態から実線で
示す状態に回動するとき前記ロック爪58を仮想線で示
す非ロック位置(ロック解除位置)から実線で示すロッ
ク位置に移動させる作用をなす。かかる構成によれば、
可動底板29が、図に示す如く、真空吸引室17内の負
圧によって上昇位置にあるときは、ストッパー爪部65
にリング要素63のロック解除ピン62が当たることに
より可動部材60bは図にて実線で示す位置に持ち上げ
られ、それに伴ないロック爪58は段付ピン68の小径
部68bよって図にて実線で示すロック位置に移動され
る。
シート給送装置による所定のシート給送が完了すると、
吸引室内の負圧が消滅されると共に歯車軸39の回転が
停止され、可動底板29は係合爪部60′がロック爪5
8に係合され「中間的高さ位置に保持される。そして、
次のシート分離給送が開始され、歯車軸39の回転が開
始されると、ロック解除爪66がリング要素63のロッ
ク解除ピン62によってけられることによりロック爪5
8が軸59を回動支点として時計方向に回動されて仮想
線で示す非ロック位置に移動され、そのため係合爪部6
0′がロック爪58より外ずれ、可動底板29は自重で
降下する。この時、前記ロック爪58は前記非ロック位
置に保持される。従って、シートの分離時にロック爪5
8のロック解除爪66に回転しているリング要素63の
ロック解除ピン62が当たることがなく、ロック解除爪
66とロック解除ピン62との衝突による衝突音が発生
することはない。更に、係合要素を符号60a,60b
で示すように分割したことにより可動底板29が上昇す
るとき、ピン62と衝合して、その移動が妨げられるこ
とがない。すなわち、第8図に示すように可動底板29
が上昇するとき、爪部65がピン62に衛合する不具合
が、上記のように分割したとにより「可動底板29の上
昇が確実になる。第11図及び第12図はロック機構の
第三の実施例を示している。
尚、第11図及び第12図に於いても第1図〜第9図に
対応する部分は第1図〜第9図に付した符号と同一の符
号を付してある。かかる実施例の場合、ロック解除爪6
6を一体に備えたロック爪58が振りばね61によって
図にて反時計方向に付勢されている点は第一の実施例に
於けるときと同一であるが、それのハブ部にV形係合溝
70を備えており、又係合要素60はストッパー爪部6
5を軸71を介たて枢支している。ブラケット57には
軸72を回動支点として回動可能な保持レバー73が取
り付けてある。この保持レバー73は振りばね74によ
り反時計方向に付勢されていると共に、前記ロック爪5
8が第12図に示す如き非ロック位置に移動されとき前
記V形係合溝70‘こ係合してこれをその非ロック位置
に保持するV形係合突子75を備えている。第11図に
示す如く、可動底板29が真空吸引室17内の負圧によ
って上昇位置に持ち上げられているときは、ロック解除
ピン62がストッパー爪部65に当り、又、V形係合溝
70とV形係合突子75との係合が外ずれ、ロック爪5
8は。ック位置にある。かかる状態に於いて、シート給
送装置による所定のシ−ト給送が完了すると、真空吸引
室内の負圧が消滅されると共に歯車軸39の回転が停止
され、可動底板29は仮想線で示す如く係合要素60が
ロック爪58首こ係合する中間的高さ位置に保持される
。そして次のシ−ト分離給送が開始され、歯車軸39の
回転が開始されると、第12図に示す如くロック解除爪
66がリング要素63のロック解除ピン62によってけ
られることによりロック爪58が髄59を回動支点とし
て時計方向に回動され、そのため係合要素60がロック
爪58より外ずれ「可動底板29は自重で降下する。こ
の時「ロック爪58はそれのV形係合溝70‘こ保持レ
バー73のV形係合突子75が係合されることにより図
示する如き非ロック位置に保持される。このロック爪は
可動底板29が上昇して係合要素60が保持レバー73
の先端部をけるまで維持される。従って〜 この場合も
シート分離時に於ける。ック解除爪66とロック解除ピ
ン62との衝突を回避できる。なお、上記説明の中で、
可動底板29が真空吸引室17の負圧によって上昇させ
られたときは、ロック解除ピン62がストッパー爪部6
5に衝合し、又V形係合溝70とV形係合突子75との
係合が外れている(第11図参照)と、述べたが、可動
底板29の上昇時機とロック解除ピン62との位置関係
によっては、当該底板29が上昇したとき、上記両者は
第12図に示すようにV形係合溝70とV形係合突子7
5が互いに係合する。
すなわち第12図に示す状態で底板29が上昇して来る
と、係合要素60が保持レバー73の先端部を先ず蹴と
ばして、上記溝70を上記突子75を外し(第11図に
示す状態)ても、ロック解除ピン62がロック解除爪6
6を回動させると、両者は再び第12図に示すように係
合し「 ロック爪58は非ロック位置へ揺動させられる
。しかし「真空吸引室が負圧になって、可動底板29が
下降するとき、係合要素68が保持レバー了3の先端部
を、今度は上方から蹴とばして、Y形係合溝?0とV形
係合突子75との係合を解除して第11図にロック爪5
8をロック位置へ揺動させる。第13図はロック機構の
第四の実施例を示している。尚、第13図に於いて第1
図〜第9図に対応する部分は第1図〜第9図に付した符
号と同一の符号を付してある。かかる実施例の場合は、
ロック爪68がソレノイド装置76によって操作される
ようになっている。この場合は、ソレノイド装置76へ
の通電を制御することにより第二の可動底板29のロッ
クタイミング及びロック解除タイミングを自由に設定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるシート給送装置の一つの実施例を
示す斜視図、第2図は第1図の線0−□に沿う断面図、
第3図は第2図の線m−皿こ沿う断面図、第4図は可動
底板構造を示す斜視図、第6図及び第6図は本発明によ
るシート給送装置の一つの作動状態を示す縦断面図、第
7図〜第9図はロック機構の作動を説明する概略縦断面
図、第10図乃至第i3図はロック機構の他の実施例を
示す断面図である。 ’…・・・シート教層台、IQ……給送用吸着部ケーシ
ング「 17…・・・真空吸引室、18……真空室ケー
シング「 22…・・・空気吸引装置、27……第一の
可動腰板、29・……第二の可動底板、33・・・…送
出ローラ、37,38・・・…歯車、41・・…・送出
ローラ駆動用のモーター、46・…・・リンク、56・
・・…釣合い錘、58…・・・びック爪、60・・・・
・・係合要素。 篤イ図 第2図 作り図 約3図 第4図 怒る図 第7図 惰り図 策?図 椿イ0図 擦れ図 兼〆イ図 策〆2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シートを積層貯容するシート載置台と、このシート
    載置台の上方に配置され下部開口の真空吸引室を郭定す
    る真空室ケーシングと、上記真空吸引室の空気を吸引し
    該吸引室内を選択的に負圧状態にする空気吸引装置と、
    上記真空室ケーシングに設けられていて、吸引室の下部
    開口を閉じるべく上下動自在に配置され且つ吸気孔を備
    えた可動底板と、この可動底板に回転自在に支持されて
    いて、上記吸気孔の一部より下方に露呈し上記可動底板
    に負圧作用により吸着された前記シート載置台上のシー
    トを前方に送り出す送出ローラと、この送出ローラを選
    択的に回転駆動する駆動装置と、上記可動底板を所定の
    上昇位置に選択的に保持するロツク機構とを含んでいる
    ことを特徴とする真空吸着式シート給送装置。
JP52081748A 1977-06-30 1977-07-08 眞空吸着式シ−ト給送装置 Expired JPS606854B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52081748A JPS606854B2 (ja) 1977-07-08 1977-07-08 眞空吸着式シ−ト給送装置
US05/918,076 US4236707A (en) 1977-06-30 1978-06-22 Pneumatic sheet feeder
GB7827923A GB2000486B (en) 1977-06-30 1978-06-26 Improvements in and relating to sheet feeding arrangements
FR7819008A FR2395930A1 (fr) 1977-06-30 1978-06-26 Distributeur pneumatique de feuilles, notamment pour appareils de reprographie
DE2828898A DE2828898C3 (de) 1977-06-30 1978-06-30 Vorrichtung zur Zuführung des obersten Blattes eines ortfesten Blattstapels

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JP52081748A JPS606854B2 (ja) 1977-07-08 1977-07-08 眞空吸着式シ−ト給送装置

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JPS5417722A JPS5417722A (en) 1979-02-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01174551U (ja) * 1988-05-30 1989-12-12

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JPH01174551U (ja) * 1988-05-30 1989-12-12

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JPS5417722A (en) 1979-02-09

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