JPH01122841A - シートフイルム送り出し装置 - Google Patents

シートフイルム送り出し装置

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JPH01122841A
JPH01122841A JP28178087A JP28178087A JPH01122841A JP H01122841 A JPH01122841 A JP H01122841A JP 28178087 A JP28178087 A JP 28178087A JP 28178087 A JP28178087 A JP 28178087A JP H01122841 A JPH01122841 A JP H01122841A
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JP
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film
sheet
sheet film
feed roller
storage container
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JP28178087A
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Atsumi Kashiwagi
柏木 厚美
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Fujimoto Shashin Kogyo Kk
Fujimoto Photo Industrial Co Ltd
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Fujimoto Shashin Kogyo Kk
Fujimoto Photo Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、医療用X線写真、断層写真等の矩形状シート
フィルムを収納容器から1枚ずつ取り出して逼影機や現
像機等に供給するためのシートフィルム送り出し装置に
関する。
(従来の技術) この種シートフィルム送り出し装置は、密閉されたボッ
クス内に収納され、遮光状態で作動するため、ダブルフ
ィードが生じても外部にフィルムを取出すことができな
い構造であった。
従って、この種シートフィルム送り出し装置には、必ず
1枚ずつ送り出さねばならないと云う課題が課せられて
いる。
しかし、シートフィルムは静電気を帯びやすく、ダブル
フィードを防止することは極めて解決困難な問題であっ
た。
そこで、本願出願人は、この問題を解決すべく、既に、
特開昭62−51526号公報に示すシートフィルム送
り出し装置を提案した。
この従来のものは、矩形状のシートフィルムを積層状に
収納する上方開口のマガジンと、該マガジン内のフィル
ムの前部上面を吸着する吸着手段と、該吸着手段を上下
動かつ前後動させる揺動手段と、前記吸着手段により吸
着されて持ち上げられたフィルムの前端縁を喰え込んで
前方へ送り出すフィードローラとを備え、フィードロー
ラに喰え込まれたフィルムが2枚以上のときは、フィー
ドローラを逆回転させ、フィルムを元のマガジンに戻し
、再度吸着手段によってフィルムをフィードローラに送
るものであり、ダブルフィードが解消されるまで、前記
取出し戻しの動作を繰返すものであった。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来のシートフィルム送り出し装置(特開昭62−
51526号公報に記載のもの)においては、フィード
ローラが、収納容器内のシートフィルムのほぼ前端縁を
通る垂直線上に配置されていたので、ダブルフィードが
生じてシートフィルムを元の収納容器内に戻す際、シー
トフィルムの前端縁とフィードローラの喰え込みが解除
された時、シートフィルムの後端縁は元の収納位置に達
せず、その手前に位置していた。従って、シートフィル
ムの前端縁がフィードローラの喰み込みを解除されて自
然落下すると、シートフィルムの前端縁は収納容器の前
端縁よりも前方に突出し、正しく元の位置に戻らなかっ
た。
そのため、前記従来のものは、シートフィルム戻し工程
において、シートフィルムの上面を強制的に下方に押圧
するガイド部材を設け、元の位置に戻すようにしていた
しかし、前記従来のものは、ガイド部材で強制的に元の
位置に押し込むものであるから、フィルムに傷が付くお
それがあった。また数千回に一度程度であるが、シート
フィルムが完全に元の位置に戻らず、次の取出し工程で
ジャムが発生する等の問題があった。
またガイド部材を作動させるタイミング、シートフィル
ムの上面を押圧する位置等の調整がむつかしく、また、
装置が複雑になる等の問題があった。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて鋭意研究の結果
発明されたものであり、シートフィルム戻し工程におい
て、シートフィルムの前端縁がフィードローラから離れ
た後、シートフィルムの自然落下のみで、シートフィル
ムが元の収納位置に完全に戻るようにしたシートフィル
ム送り出し装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前記問題点を解決するため、次の手段を講じ
た。即ち、第1の発明の特徴とする処は、矩形状のシー
トフィルムの前端縁を揃えて積層状に収納する上方開口
の収納容器と、該収納容器内のシートフィルムの前部上
面を着脱自在に吸着する吸着手段と、該吸着手段を上下
動かつ前後動させる揺動手段と、前記吸着手段に吸着さ
れ揺動手段により持ち上げられたシートフィルムの前端
縁を喰え込んで該フィルムを前方へ送り出す上下一対の
フィードローラと、該フィードローラに喰え込まれたシ
ートフィルムが2枚以上のとき作動するダブルフィード
検出手段と、該検出手段の作動時、シートフィルムを元
の収納容器に戻すべ(、前記フィードローラを逆回転さ
せるフィードローラ駆動装置とを備えたシートフィルム
送り出し装置において、 前記フィードローラは、前記シートフィルム戻し工程に
おいてシートフィルムの後端縁が収納容器内の元の位置
に達したとき、シートフィルムの前端縁の喰え込みを解
除する位置に配置されている点にある。
また、第2の発明は、前記第1の発明の構成に加えて前
記揺動手段は、前記収納容器の前後方向中途部の側方に
回動支点を有して上下方向に回動する揺動アームと1.
該揺動アームの先端部に前後方向回動自在に枢支された
回動部材とを有し、該回動部材に前記吸着手段が取着さ
れていると共に、前記揺動アームに対する回動部材の回
動を規制する回動規制手段が設けられ、 前記回動規制手段は、前記吸着手段がシートフィルム前
部上面を吸着した後、揺動アームが上方回動してフィル
ムを持ち上げる上昇工程において、持ち上げられるフィ
ルムの前端縁が前記下部のフィードローラに当接する手
前までは、揺動アームと回動部材とのなす角度を一定に
維持し、その後はフィルム前端縁が下部フィードローラ
に当接しないよう後方に移動するように回動部材を後方
に回動させ、その後、元の一定位置に復帰するよう構成
され、かつ、  ′ 前記フィードローラは、前記回動部材が元の位置に復帰
した時、フィルム前端縁を喰え込むことができる位置に
配置されている点を特徴とする。
(作 用) 第1の本発明によれば、矩形状のシートフィルムが、そ
の前端縁を揃えて収納容器内に積層状に収納される。該
収納容器に収納されたシートフィルムは、その上部から
1枚ずつ、次の様にして取出される。まず吸着手段が揺
動手段によって下降し、該吸着手段は収納容器内の最上
部のシートフィルムの前部上面に当接して、該フィルム
を吸着する。次に、揺動手段により吸着手段が上昇する
ことにより、吸着されたフィルムの前部が持ち上げられ
、上方に位置するフィードローラに供給される。フィー
ドローラは持ち上げられたシートフィルムの前端縁を喰
え込み、それと同時に吸着手段の吸着が解除され、該フ
ィルムはフィードロールにより前方に送り出される。
このとき、フィードローラに2枚以上のフィルムが喰え
込まれると、ダブルフィード検出手段が作動し、フィー
ドローラは駆動装置によって逆回転する。フィードロー
ラに喰え込まれて少し前進したシートフィルムは、この
フィードローラの逆回転により後方に送られる。このシ
ートフィルムの逆送りにより、シートフィルムの後端縁
も、収納容器内のシートフィルムの上面に摺接しつつ後
方へ移動する。そして、逆戻しされているシートフィル
ムの後端縁が、最初に収納された元の位置に達した時、
シートフィルム前端縁とフィードローラの喰え込みが解
除され、シートフィルムの前部は自重により自然落下す
る。
このとき、シートフィルムの後端縁は元の位置に位置し
ているため、自然落下するシートフィルムの前端縁は、
正しく元の収納位置に落下し、2枚同時取出されたシー
トフィルムは、収納容器内に正しく戻される。
その後、再度シートフィルムの取出しが行なわれ、フィ
ードローラに1枚だけ喰え込まれるまで前記動作が繰返
される。
前記第1の発明によれば、フィードローラは必然的に収
納容器内に収納されたシートフィルム前端縁よりも後方
上方に配置されることになる。
ところで、従来のシートフィルム送り出し装置の揺動手
段は、収納容器内のシートフィルムを上方に持ち上げた
後、前方に移動させて、その前方に位置するフィードロ
ーラにシートフィルムの前端縁を喰え込ませるものであ
ったから、第1の本発明の如く、フィードローラを後方
に配置した場合、従来の揺動手段でシートフィルムを持
ち上げると、シートフィルムの前縁がフィードローラに
当接し、シートフィルムを喰え込まずことができない。
そこで、第2の本発明は、シートフィルムを持ち上げる
際、後方に配置されたフィードローラを迂回させてその
衝突を避け、シートフィルムを円滑に喰え込ませるよう
にしたものである。
即ち、第2の本発明によれば、前記第1の作用に加え、
次の作用を奏する。
まず、収納容器に収納されたシートフィルムを1枚ずつ
取出すに際し、揺動アームがその回動支点を中心として
下方回動し、揺動アーム先端に回動部材を介して取着さ
れた吸着手段も、回動支点を中心として下方移動する。
この揺動アームの下降工程においては、揺動アームと回
動部材の相対回動は回動規制手段によって防止されてい
る。
しかして、揺動アームが下死点のとき、吸着手段が収納
容器内のシートフィルム前部上面に当接して吸着する。
次に揺動アームが上方回動してシートフィルムを持ち上
げる上昇工程に移る。このとき、揺動アームの上死点ま
で、揺動アームと回動部材との相対回動を防止したまま
であるど、その上昇工程途中において、シートフィルム
の前部が、後方配置されたフィードローラに衝突するこ
とになる。
そこで、前記上昇工程においては、持ち上げられるシー
トフィルムの前部がフィードローラに当接する手前まで
は、回動規制手段により、揺動アームと回動部材とのな
す角度を一定に維持させ、その後、回動規制手段により
、回動部材を後方に回動させる。この回動部材の後方回
動により吸着手段も後方へ移動する。このとき、揺動ア
ームは上昇を続行している。従って、フィルム前部は後
方へ移動しつつ上昇して、フィードローラとの衝突を回
避する。
その後、回動規制手段により回動部材を前方に回動させ
、揺動アームと回動部材とのなす角度を前記一定角度に
戻す。この動作により、シートフィルムの前端縁は前方
へ移動し、その前方に位置するフィードローラに喰え込
まれる。それと同時に吸着手段の吸着が解除され、シー
トフィルムはフィードローラにより前方に送られる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図において、シートフィルム送り出し装置1は、外
部の光を完全に遮断する密閉されたボックス2を有する
。このボックス2の上面に開口部3が設けられ、該開口
部3はヒンジ4で結合された蓋体5で開閉自在に閉じら
れる。ボックス2の内部には、第2図に示すように左右
一対のフレーム6が設けられ、このフレーム6間に収納
容器7が府下がり傾斜状に収納されている。
前記収納容器7は、上方に開口した矩形箱型に形成され
、その内部に矩形状のシートフィルム8が積層状に収納
されている。収納されるシートフィルム8はプラスチッ
ク製で、その大きさは統一されている必要はなく、その
サイズは色々であってもよい、この実施例では、430
fl角から254n角程度の大きさのフィルムを同時処
理できる。フィルム8の厚みは約0.18m+a程度で
ある。この場合、各フィルム8の前端縁と一側縁とを揃
えて収納する(第3図参照)。前記収納容器7が府下が
り傾斜状に配置されるのは、各フィルム8の前端縁が一
定位置に揃いやすくするためである。収納容器7の傾斜
角度は水平に対して14°〜15°程度が最適である。
前記左右一対のフレーム6 (第2図参照)には、左右
一対の揺動アーム9が回動支点である支軸10を介して
回動自在に枢支されている。この支軸10は前記収納容
器7の前後方向中途部の側方に位置するようフレーム6
に取付けられている。この支軸10の位置は、収納容器
7内のフィルム8前部を、該支軸10を中心として、本
のページをめくる様に持ち上げた時、フィルム8の後端
が前後方向に移動しないような位置に設定されている。
前記揺動アーム9の下部にピン11を介してコネクチン
グロッド12が前方延出状に取付けられ、該コネクチン
グロッド12の前端はクランクピン13を介してクラン
ク14に枢支されている。このクランク14は左右一対
のフレーム6に挿通されたクランク軸15に取付けられ
ており、該クランク軸15は駆動モータ16によって一
方向に回転される。前記クランク14には位置検出用突
起17が設けられている。
前記フレーム6には前記突起17の通過を検出して駆動
モータ16を制御するためのホトセンサ18.19が2
個取付けられている。一方のホトセンサ18は駆動モー
タ16を一時停止させるもので、他のホトセンサ19は
駆動モータ16を完全に停止させるものである。
前記左右一対の揺動アーム9の上部は回動部材である横
杆20で連結され、該横杆20は揺動アーム9に回動自
在に枢支されている。前記フレーム6には前記横杆20
を挿通自在とする開口21が設けられており(第2図参
照)、この開口21は、横杆20が揺動アーム9の揺動
と共に移動できる範囲にわたって設けられている。
しかして、前記駆動モータ16、クランク14、コネク
チングロッド12、揺動アーム9、横杆20等の構成部
材によって、本発明の揺動手段が構成されている。
前記横杆20に吸着手段22が設けられている。この吸
着手段22は、第2図に示すように横杆20の長平方向
に沿って所定間隔をおいて複数個配置されており、この
実施例では4個設けられている。この吸着手段22は、
第3図に示すように、収納容器7に収納されたシートフ
ィルム8の内、1番手さなフィルム8の幅方向の範囲内
に入るよう、−側方に偏って配置されている。
第4図に前記吸着手段22の詳細が示されている。
前記横杆20にサクションカップ軸挿通孔23が4個開
設され、答礼23に筒状のサクションカップ軸24が軸
方向摺動自在に挿通されている。このサクションカップ
軸24の上端は挿通孔23より上方に突出し、この突出
部に軸取付板25が挿通され、かつナツト26が螺合さ
れ、サクションカップ軸24の下方落下を防止している
。サクションカップ軸24の下部には止め輪27が固定
され、この止め輪27と横杆20の下面との間に圧縮コ
イルスプリング28が介在されている。このスプリング
28によりサクションカップ軸24は下方に付勢されて
いる。このスプリング28に抗してサクションカップ軸
24を上方へ押動すれば、スプリング28が縮み、サク
シコンカップ軸24は挿通孔23に対して相対移動する
前記サクションカップ軸24の下端にサクションカップ
29が固定されている。このサクションカップ29は、
パラボラ状の凹部30を有し、サクションカップ29の
背面とサクションカップ軸24の下端面間に弁室31が
形成されている。この弁室31と前記凹部30とを連通
ずる通孔32がサクションカップ29の背部に設けられ
ている。サクションカップ29は゛ゴムまたは軟質の合
成樹脂から形成されている。
このサクションカップ軸24の軸心部には前記弁室31
に連通する内孔33が設けられ、この内孔33に弁軸3
4が摺動自在に挿通されている。この弁軸34の下端に
弁部材35が固定され、弁部材35がサクションカップ
軸24の下端面に密着接当することにより、弁室31と
内孔33との連通が閉じられる。
前記内孔33には圧縮スプリング36が介在され、弁軸
34を上方に付勢して弁部材35とサクションカツブ軸
24の下端面とを常時接当させている。前記サクション
カップ軸24の側面に、前記内孔33に連通ずる吸気孔
37が開設されている。
前記弁軸34の上端はサクションカップ軸24の上端面
より上方に突出し、該弁軸34の上端面は弁レバー38
によって下方に押動される。。
前記弁レバー38は、横杆20の一端部に固定された回
動規制板39と横杆20の他端に固定されたブラケット
40(第12図参照)間に回動自在に横設された軸41
に取付けられている。
前記弁レバー38の端部は、フレーム6に固定されたス
トッパー42に係脱自在に接当し、弁レバー38がスト
ッパー42に押されることにより弁レバー38は軸41
回りに回動し、弁軸34を押動する。この弁軸34の押
動により、弁部材35とサクションカップ軸24下端面
の接当が解除され弁室31と内孔33が連通する。この
弁レバー38には、4個の弁軸34が均一に弁レバー3
8に当接するよう調整ねじ43が螺合されている。
前記横杆20の一端部に固定された前記回動規制板39
の上端に引張りスプリング44が係止され、該スプリン
グ44の後端はフレーム6に係止されている。前記回動
規制板39の上部の後端面は、揺動アーム9に突設され
たストッパービン45に当接し、前記引張りスプリング
44による後方回動が規制されている。
前記回動規制板39の下部の側面にピン46が突設され
ている。このピン46は前記揺動アーム9の揺動により
前記支軸10を中心として揺動するが、このピン46の
揺動軌跡上に案内板47が設けられている。この案内板
47は、その一端がフレーム6に突設された支軸48に
回動自在に枢支され、スプリング等により上方へ付勢さ
れており、フレーム6に設けられたストッパーピン49
に当接してその上方回動が防止されている。
従って、回動規制板39のピン46が上方から下方に移
動するとき、案内板47はピン46に押動されて下方に
回動し、更にピン46が下方に移動することにより案内
板47とピン46の係合が解除されると、案内板47は
スプリング力により上方へ回動してストッパーピン49
に当接する。そして、前記ピン46が下方から上方へ移
動するとき、ピン46は案内板47に当接するが、この
とき、案内板47はストッパーピン49により上方へ回
動することはできないので、ピン46はスプリング44
に抗して案内板47の下面に沿って後方へ移動する。こ
のピン46の後方移動により、揺動アーム9と横杆20
とは相対回動じて吸着手段22が後方移動する。更にピ
ン46が上方移動すると、ピン46と案内板47との保
合が解除され、回動規制板39は引張りスプリング44
により引張られて元の位置に戻る。
しかして、前記回動規制板39、ピン46、案内板47
、引張りスプリング44等により、本発明の回動規制手
段が構成されている。
前記サクションカップ29の後方で、かつ収納容器7の
上方に拘束手段50が設けられている。この拘束手段5
0はローラから成り、該拘束手段50の両端はフレーム
6に支持されている。この拘束手段50はサクションカ
ップ29で吸着されて持ち上げられるフィルム8の前後
方向中途部の上面に当接して、フィルム8の上方移動を
規制する。
前記揺動アーム9が上死点の少し手前の時にサクション
カップ29が位置するその前方に、上下−対のフィード
ローラ51.52が配置されている。このフィードロー
ラ51.52は収納容器7内のフィルム8の前端縁を通
る垂直線よりも後方に位置している。正確には、前記支
軸10を中心として収納容器7内のフィルム8前端縁を
通る円周上に配置されている。この位置は、フィルム8
の前端縁がフィードローラ51.52に当接し、フィル
ム8の後部が収納容器7内の他のフィルム上面に当接し
た状態において、フィルム8の前部が自然落下した時、
該フィルム8が収納容器7内の元の位置に正しく落下す
る位置である。
前記下部のフィードローラ52はフレーム6に対して固
定的に設けられているが、上部のフィードローラ51は
、フレーム6に支軸53を介して回動自在に支持された
ブラケット54に支持されている。
このブラケット54には、フレーム6に取付けられたタ
イミング検出用リミットスイッチ55と、ダブルフイー
ド検出用リミットスイッチ56とが係合する。前記ブラ
ケット54は左右一対設けられており、各リミットスイ
ッチ55.56も左右一対設けられている。
即ち、前記一対のフィードローラ51.52間にフィル
ム8を喰え込むと、ブラケット54はフィルム8の厚み
分だけ支軸53回りに回動する。このブラケット54の
移動をタイミング検出用リミットスイッチ55が検出し
て、各機器のタイミングを制御する。また、フィードロ
ーラ51.52に2枚以上のフィルム8が喰え込まれる
とダブルフィード検出用リミットスイッチ56が作動す
る。このリミットスイッチ56、ブラケット54等から
ダブルフィード検出手段が構成されている。
前記下部のフィードローラ52は駆動ローラであり、正
転ギヤ57を介してモータ58に連動されている。この
モータ58の駆動軸59はフレーム6に回動自在に支持
されており、この駆動軸59にブラケット60が回動自
在に支持され、このブラケット60に前記正転ギヤ57
が支持されている。またこのブラケット60に一対の逆
転用ギヤ61.62が支持されており、このブラケット
60を駆動軸59回りに回動させることにより、正転ギ
ヤ57または逆転ギヤ62のいずれかが下部フィードロ
ーラ52に噛合するよう構成されている。
前記ブラケット60の下部にハート形の溝63が形成さ
れ、この溝63にピン64が挿通され、該ピン64はロ
ータリソレノイド65の回動アーム66に取付けられて
いる。このロータリソレノイド65のアーム66を揺動
させることにより、前記ブラケット60が揺動し、フィ
ードローラ52が正・逆転に切換えられる。
前記溝63をハート形に形成することにより、正転位置
、逆転位置いずれにおいても、ブラケット60の揺動を
ロックする必要はなく、セルフロック効果を発揮する。
前記モータ58、ブラケフ)60、正・逆転ギヤ57゜
61.62 、ロータリソレノイド65等から本発明の
フィードローラ駆動装置が構成されている。
前記フィードローラ51.52の前方にガイド板67が
配置され、その前方に上下一対の送り出しローラ68.
68が配置されている。この送り出しローラ68はチェ
ノ69を介して前記モータ58に連動されている。この
送り出しローラ68の前方のボックス2壁面に化ロア0
が設けられ、この化ロア0は現像機または撮影機71に
連通している。この化ロア0にフィルム通過検出用セン
サ72が設けられている。
前記収納容器7の前端とフィードローラ52間にのこ歯
状のかき落し部材73が配置され、該かき落し部材73
に、吸着手段22で持ち上げられるフィルム8の前端縁
が摺接するように構成されている。
前記ボックス2の開口部3を施蓋する蓋体5の後部にロ
ック装置74が設けられている。このロラー  り装置
74は、蓋体5の後部内側に設けられた係止舌片75と
、該係止舌片75に係脱自在に係合すべくボックス2側
に設けられた係止部76と、前記係止舌片75を押動す
べくボックス2側に設けられた保合解除片77と、この
保合解除片77をボックス2の外部から押動させる押ボ
タン78と、該押ボタン78の移動を拘束するロック片
79と、該ロック片79を回動させるロータリソレノイ
ド80とから構成されている。
前記ロータリソレノイド80でロック片79を回動し、
ロック片79と押ボタン78を係合させることで押ボタ
ン78の操作が不能となり、外部がら蓋体5を開くこと
ができない。
ロータリソレノイド80を回動、させて、ロック片79
と押ボタン78の保合を解除し、押ボタン78を押し込
むと、係合解除片77が押動されて係止舌片75を押し
、係止舌片75と係止部76との係合が解除されて蓋体
5を開くことができる。
尚、第1図において符号81で示すものは、フィルムサ
イズ検出装置であって、小さなフィルムの場合に作動す
る。即ち、吸着手段22でフィルム8を持ち上げたとき
、拘束手段5oに当接しない様な小さなフィルムを処理
する場合に作動する。この検出装置81が作動している
場合にダブルフィードを検出すると、ブザーで警報する
よう構成されている。
また、同図の符号82は、制御装置を示している。
更に、同図の符号83は、ロールフィルム処理装置であ
り、ロール状に巻かれたフィルムを送り出すものであり
、84は、ロールフィルム検出用マイクロスイッチ、8
5は、ロールフィルム案内板であり、ロールフィルムは
前記送り出しローラ68によって現像機71等に送り出
される。
また、第2図において、符号86で示すものは、エンプ
ティスイッチであり、赤外線センサーから構成され、前
記横杆20に固定されている。このエンプティスイッチ
86は、揺動アーム9の揺動によって収納容器7に接近
し、収納容器7内にフィルム8が収納されているか又は
空になっているかを検出するものである。この様にエン
プティスイッチ86を横杆20に設けることにより、該
スイッチ86とフィルム8との接近時間が短かくなり、
赤外線によるフィルム8の感光を防止している。
次に、前記本発明の実施例の作用について説明する。
まず蓋体5を開き、開口部3からシートフィルム8を収
納容器7に収納する。フィルム8のサイズは統一されて
いる必要はなく色々なサイズのフィルム8を同時に収納
することができる。この場合、第3図に示す様に、各フ
ィルム8の前端縁と一側縁とは揃えて収納する。
次に、蓋体5を閉じる。蓋体5が閉じられるとロック装
置74のロータリソレノイド80が作動し、ロック片7
9と押ボタン78が係合し、押ボタン78は外部から操
作不能となり、不慮に蓋体5を開くことが防止される。
次にスタートボタン(図示省略)を押すことによりクラ
ンク駆動モータ16及びフィードロール駆動モータ58
が第1図に示す矢印方向に回転を開始する。このとき、
フィードローラ52は正転ギヤ57と噛合して正回転を
しており、揺動アーム9は最上昇位置にある。
前記クランク駆動モータ16の回転により、クランク1
4、コネクチングロフト12を介して揺動アーム9が支
軸10回りに下方へ回動を開始する。この揺動アーム9
の下方回動により、該揺動アーム9に取付けられた吸着
手段22及び回動規制板39も下方へ移動する。このと
き、回動規制板39はスプリング44により後方へ引張
られ、かつ、回動規制板39とストッパーピン45は当
接しているので、回動規制板39と揺動アーム9のなす
角は変化することなく一定角度を保っている。従って、
回動規制板39に設けられたピン46は揺動アーム9の
支軸10を中心とした円弧軌跡を描いて下方へ移動する
第5図に示す様に、前記ピン46が下方へ移動すると案
内板47に当接する。この案内板47は下方回動は自由
であるから、ピン46が下降するにつれて案内板47も
下方へ回動し、次には第6図に示す様にピン46と案内
板47の保合が解除され、案内板47は元の位置に復帰
してストッパーピン49に当接する。
なおも揺動アーム9が下方へ回動することにより、第7
図に示す様に、吸着手段22のサクションカップ29が
収納容器7内のフィルム8の前部上面に当接する。この
とき、第4図に示す如く、サクションカップ軸24のス
プリング28が圧縮されてサクションカップ29とフィ
ルム8の衝突をやわらげ、かつ、サクションカップ29
の凹部30の空気が排除されて負圧が生じ、フィルム8
はサクションカップ29に吸着される。前記スプリング
28の圧縮によりサクションカップ軸24及び弁軸34
は横杆20に対して上方に移動するが、この移動では弁
軸34頂部と調整ねじ43とは接当しない。従って、弁
部材35とサクションカップ軸24下端面とは密着接当
しており、弁室31は外部に連通しないので、サクショ
ンカップ29の凹部30の負圧は維持される。
このとき、4個のサクションカップ29は第3図に示す
様に一側方に偏位して設けられているため、小さなフィ
ルム8の場合でも、そのフィルム8のみを吸着し、下方
の大きなフィルム8を同時に吸着することがない。従っ
てダブルフィードが防止される。
しかして、揺動アーム9が下死点を通過して、揺動アー
ム9は第8図に示すように上方回動を開  ・始し、サ
クションカップ29に吸着されたフィルム8の前部が持
ち上げられる。このフィルム8の前端縁はかき落し部材
73に摺接しながら上方へ移動し、もし2枚以上のフィ
ルム8が同時に持ち上げられると、このかき落し部材7
3によって下方のフィルム8は落下させられる。
更に揺動アーム9が上方回動することにより、フィルム
8の中途部上面が拘束手段50に当接する。
また、回動規制板39のピン46が案内板47の下面に
当接する。案内板47はストッパーピン45により上方
回動が防止されているので、ピン46は支軸10を中心
とした円弧軌跡を描いて上方へ移動することができなく
なる。そこでピン46は、第9図に示すように案内板4
7の下面に沿って移動する。このピン46の移動により
回動規制板39は横杆20の中心軸回りに回動する。こ
のときスプリング44が伸ばされる。
しかして、回動規制板39の後方回動により該回動規制
板39に固定された横杆20が回動し、吸着手段22は
後方に移動する。この吸着手段22の後方移動により、
拘束手段50とサクションカップ29間のフィルム8が
、その下方に曲率中心を有するように強制弯曲させられ
る。
この様にフィルム8が強制弯曲させられることにより、
サクションカップ29に吸着されたフィルム8の下面に
他のフィルム8が密着して持ち上げられていた場合、そ
の下面のフィルム8は強制弯曲によりはじき出され下方
に落下して収納容器7内に収納され、ダブルフィードが
防止される。
前記第9図の状態のとき、前記クランク14の位置検出
突起17は、−時停止検出用ホトセンサ18を通過し、
該ホトセンサ18の作動により、駆動モータ16が一時
停止し、第9図の状態が所定時間維持される。この様に
、揺動アーム9の揺動を一時停止して、吸着手段22の
移動を停止させることにより、フィルム8の強制弯曲状
態(最大弯曲時)を−時維持することにより、下面に密
着したフィルム8を確実に落下させることができる。
タイマーにより所定時間が経過すると駆動モータ16が
再始動を開始し、揺動アーム9が上方回動を開始し、そ
れにつれてピン46も上方移動して、ついに案内板47
との接当が外れる。これにより、回動規制板39はスプ
リング44により引張られて回動し、第10図に示す様
に吸着手段22が前方へ移動する。この吸着手段22の
前方移動によりフィルム8の前端縁が上下一対のフィー
ドローラ51.52に喰え込まれる。
更に揺動アーム9が上方回動することにより、弁レバー
38がストッパー42に当接し、弁レバー38は軸41
回りに回動し、調整ねじ43が弁軸34を押動し、弁部
材35とサクションカップ軸24下端面との接当が解除
され、弁室31と内孔33とが連通し、内孔33は吸気
孔37を介して外部に連通しているため、サクションカ
ップ29の凹部30内は大気圧になり、サクションカッ
プ29の吸着力は解除され、フィルム8はサクションカ
ップ29から離脱する。このフィードローラ51.52
のフィルム8かみ込みにより、上部のフィードローラ5
1はフィルム8の厚み分だけ上方へ移動し、ブラケット
54が回動してタイミング用リミットスイッチ55が作
動し、各機器のタイミングがとられる。
しかして、フィルム8はフィードローラ51.52によ
って前方に送られ、更に、その前方の送り出しローラ6
8.68を介して現像機または撮影機71に送られる。
そして、揺動アーム9が上死点に達すると、クランク1
4の位置検出突起17が停止用ホトセンサ19を通過し
、該ホトセンサ19の作動により駆動モータ16が停止
する。以上で、フィルム−枚取出しの動作が完了する。
もし、前記フィードローラ51.52に2枚以上のフィ
ルム8が喰み込まれると、上部フィードローラ51は規
定寸法以上に上方移動し、ブラケット54を大きく回動
し、この回動はダブルフィード検出用リミットスイッチ
56に検出される。このリミットスイッチ56の作動に
より、第11図に示す様に、ロータリソレノイド65が
作動して回動アーム66が回動し、該回動アーム66に
取付けられたピン64がハート形溝63を移動しつつブ
ラケット60を回動させる。このブラケット60の回動
により、下部フィードローラ52に噛合していた正転ギ
ヤ57の噛合が外れ、逆転用ギヤ62が下部フィードロ
ーラ52に噛合し、上下一対のフィードローラ51.5
2は逆転を開始する。このフィードローラ51.52の
逆転により、少し喰え込まれたフィルム8は逆送りされ
、ついにはフィルム8の前端縁はフィードローラ51゜
52から離れる。このフィルム8前端縁がフィードロー
ラ51.52の喰み込みを解除される時、フィルム8の
後端縁は、収納容器7内の他のフィルム上面に当接し、
その後端縁は、元の収納位置に位置している。
しかして、フィルム8前部は下方に自然落下する。この
とき、フィルム8の後端縁は、収納容器7内の元の位置
に位置しているため、自然落下するフィルム8前端縁も
完全に元の位置に落下する。
フィルム8が収納容器7内に落下すると、フィードロー
ラ51.52は正転に切替えられ、再度、クランク駆動
モータ16が始動して、フィルム取出動作を繰返す。こ
の動作は、確実に1枚のフィルム8がフィードローラ5
1.52に喰え込まれるまで続けられる。
尚、第12図に示す如く、大きなフィルム8を持ち上げ
る場合・、サクションカップ29が一側方に偏って配置
されているため、サクションカップ29が位置しない側
のフィルム8は第12図の仮想線で示すようにたれ下が
ることになるが、フィルム8の上面が拘束手段50で押
圧され、かつ、フィルム8は強制弯曲させられるため、
−側方がたれ下がることなく、水平状態を維持して持ち
上げられる。
また、大小色々のフィルム8を処理する場合でも、収納
容器7が部下がり状に配置されているので、フィルム8
の前端縁が揃いやすい。更に、フィードローラ51.5
2に喰え込まれて前方へ移動するフィルム8の後部は、
拘束手段50に押圧されているため収納容器7内のフィ
ルム8上面をすって移動する。従って、その下方のフィ
ルム8は取り出し中のフィルム8につられて前方へ付勢
されるため、各フィルム8の前端は必ず所定の位置に揃
うことになる。
第13図に示すものは、本発明の他の実施例であり、マ
ガジン7aを水平状に収納するよう構成されている。こ
の場合、マガジン7a内に収納されるフィルム8のサイ
ズは統一されている。またマガジン7a内のフィルム8
の後端縁はスプリング等で前方に付勢されている。その
他の構成は、前記実施例と略同じである。
尚、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。
(発明の効果) 第1の本発明によれば、フィードローラを、シートフィ
ルム戻し工程においてシートフィルムの後端縁が収納容
器内の元の位置に達したとき、シートフィルム前端縁の
喰え込みを解除する位置に配置したので、シートフィル
ムを収納容器に戻す際、確実に、正確にシートフィルム
を元の位置に戻すことができ、再度の取出しが確実に行
える。
また、第2の本発明によれば、揺動アーム上昇工程にお
いて、吸着手段を、回動中心を中心とする円周軌跡より
も後方に移動させ、その後、元の円周軌跡まで戻すよう
構成しているので、収納容器内のシートフィルム前端縁
よりも後方に配置されたフィードローラにシートフィル
ムを円滑に喰み込ませることができ、かつ、前記第1の
発明の効果を併せて発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す断面側面図、第2図は揺
動手段及び吸着手段の一部正面図、第3図は収納容器に
収納されたフィルムと吸着手段との配置関係を示す平面
図、第4図は吸着手段の断面図、第5図乃至第10図は
フィルム取出し動作の説明図、第11図はダブルフィー
ドの場合の処理を示す説明図、第12図は大きなフィル
ムを吸着する場合の説明図、第13図は本発明の他の実
施例を示す側面図である。 1・・・シートフィルム送り出し装置、7・・・収納容
器、8・・・シートフィルム、9・・・揺動アーム、1
2・・・コネクチングロッド、14・・・クランク、1
6・・・駆動モータ、20・・・横杆、22・・・吸着
手段、39・・・回動規制板、44・・・引張りスプリ
ング、46・・・ビン、47・・・案内板、50・・・
拘束手段、51.52・・・フィードローラ、54・・
・ブラケット、56・・・リミットスイッチ、57・・
・正転ギヤ、58・・・駆動モータ、60・・・ブラケ
ット、61.62・・・逆転ギヤ、65・・・ロータリ
ソレノイド。 第3図 第4図 第11 図 第73図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)矩形状のシートフィルムの前端縁を揃えて積層状
    に収納する上方開口の収納容器と、該収納容器内のシー
    トフィルムの前部上面を着脱自在に吸着する吸着手段と
    、該吸着手段を上下動かつ前後動させる揺動手段と、前
    記吸着手段に吸着され揺動手段により持ち上げられたシ
    ートフィルムの前端縁を喰え込んで該フィルムを前方へ
    送り出す上下一対のフィードローラと、該フィードロー
    ラに喰え込まれたシートフィルムが2枚以上のとき作動
    するダブルフィード検出手段と、該検出手段の作動時、
    シートフィルムを元の収納容器に戻すべく、前記フィー
    ドローラを逆回転させるフィードローラ駆動装置とを備
    えたシートフィルム送り出し装置において、前記フィー
    ドローラは、前記シートフィルム戻し工程においてシー
    トフィルムの後端縁が収納容器内の元の位置に達したと
    き、シートフィルムの前端縁の喰え込みを解除する位置
    に配置されていることを特徴とするシートフィルム送り
    出し装置。
  2. (2)矩形状のシートフィルムの前端縁を揃えて積層状
    に収納する上方開口の収納容器と、該収納容器内のシー
    トフィルムの前部上面を着脱自在に吸着する吸着手段と
    、該吸着手段を上下動かつ前後動させる揺動手段と、前
    記吸着手段に吸着され揺動手段により持ち上げられたシ
    ートフィルムの前端縁を喰え込んで該フィルムを前方へ
    送り出す上下一対のフィードローラと、該フィードロー
    ラに喰え込まれたシートフィルムが2枚以上のとき作動
    するダブルフィード検出手段と、該検出手段の作動時、
    シートフィルムを元の収納容器に戻すべく、前記フィー
    ドローラを逆回転させるフィードローラ駆動装置とを備
    えたシートフィルム送り出し装置において、前記フィー
    ドローラは、前記シートフィルム戻し工程においてシー
    トフィルムの後端縁が収納容器内の元の位置に達したと
    き、シートフィルムの前端縁の喰え込みを解除する位置
    に配置され、 前記揺動手段は、前記収納容器の前後方向中途部の側方
    に回動支点を有して上下方向に回動する揺動アームと、
    該揺動アームの先端部に前後方向回動自在に枢支された
    回動部材とを有し、該回動部材に前記吸着手段が取着さ
    れていると共に、前記揺動アームに対する回動部材の回
    動を規制する回動規制手段が設けられ、 前記回動規制手段は、前記吸着手段がシートフィルム前
    部上面を吸着した後、揺動アームが上方回動してフィル
    ムを持ち上げる上昇工程において、持ち上げられるフィ
    ルムの前端縁が前記下部のフィードローラに当接する手
    前までは、揺動アームと回動部材とのなす角度を一定に
    維持し、その後はフィルム前端縁が下部フィードローラ
    に当接しないよう後方に移動するように回動部材を後方
    に回動させ、その後、元の一定位置に復帰するよう構成
    され、かつ、 前記フィードローラは、前記回動部材が元の位置に復帰
    した時、フィルム前端縁を喰え込むことができる位置に
    配置されていることを特徴とするシートフィルム送り出
    し装置。
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