JP3258140B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP3258140B2
JP3258140B2 JP16183493A JP16183493A JP3258140B2 JP 3258140 B2 JP3258140 B2 JP 3258140B2 JP 16183493 A JP16183493 A JP 16183493A JP 16183493 A JP16183493 A JP 16183493A JP 3258140 B2 JP3258140 B2 JP 3258140B2
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政博 北山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数枚の用紙を積載可能
な第1用紙収容手段と、第1用紙収容手段に水平方向に
並設された第2用紙収容手段と、該第2用紙収容手段に
収容された用紙を一括して前記第1用紙収容手段に移送
する用紙移送手段を有した給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置には枚葉転写紙
を蓄えて、1枚ずつ給紙する給紙装置を具えている。一
般的には、用紙サイズの異なる転写紙を複数組収納可能
な複数の給紙トレイを上下方向に複数段具えた給紙装置
が多く用いられている。また、給紙棚に用紙を補給する
用紙補給装置を具えて、用紙収納部の容量の縮小化を計
った給紙装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、用紙収納部の小型化が計れるが、用紙補給装置が用
紙補給動作中に電源を遮断したり、給紙棚を引き出した
時は、操作者が手動作で用紙補給装置の初期設定動作を
行わなければならない。本発明は従来技術におけるかか
る問題点を解消すべく成されたものであり、用紙補給装
置が用紙補給動作中に電源を遮断したり、給紙棚を引き
出した時は、操作者が手動作で用紙補給装置の初期設定
動作を行う必要のない給紙装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、複数枚の用紙を積載可能な第1用紙収容手
段と、該第1用紙収容手段に収容された用紙を上下方向
に移動させる用紙垂直移動手段と、前記第1用紙収容手
段から用紙を1枚ずつ給送する給紙手段と、前記第1用
紙収容手段に水平方向に並設された第2用紙収容手段
と、該第2用紙収容手段に収容された用紙を一括して前
記第1用紙収容手段に移送する用紙移送手段と、前記第
2用紙収容手段のみの用紙移送方向と略垂直な方向への
引き出しと、前記第1用紙収容手段と前記第2用紙収容
手段の一体的な用紙移送方向への引き出しを選択する引
き出し形態選択手段と、前記用紙移送手段による用紙の
移送中は移送領域より退避し、前記用紙移送手段による
用紙の移送終了後、用紙の後端を押さえる自動開閉可能
な用紙押さえ手段を有し、前記第1用紙収容手段のみの
引き出しが禁止されている給紙装置において、電源投入
時に前記用紙移送手段がホーム位置にない時には、前記
用紙移送手段は予め前記第2用紙収容手段に収容された
用紙を一括して前記第1用紙収容手段に移送する移送動
作を行うようにしたものである。
【0005】
【作用】電源投入時に、または、第1用紙収容手段の装
着時に、用紙移送手段がホーム位置にない時には、用紙
移送手段は予め第2用紙収容手段に収容された用紙を一
括して第1用紙収容手段に移送する。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の実施例に係る複写機の概
略を示す構成図である。複写機は作像部50と機台を成
す給紙部60で構成されている。給紙部60にはほぼ同
一の幅を有して、内部に用紙を積載収容する用紙収容段
が上下方向に二段に配置されている。各々の用紙収容段
には用紙を1枚ずつ給紙させるための分離給紙機構が設
けられている。各々の用紙収容段から給紙された用紙は
縦方向に延びる共通の搬送路を経て作像部50下部の連
接部に送られる。作像部50の内部構成および動作は従
来の複写機のものと変わらないので説明を省略し、以
下、給紙部60について詳細に説明する。図2および図
3はそれぞれ上用紙収容段70の正面図および平面図で
ある。これらの図に示すように、上用紙収容段70は二
つの用紙収容部、即ち、第1用紙収容部100および第
2用紙収容部200を具えていて、それぞれが独立した
給紙トレイとして機能する。第1用紙収容部100およ
び第2用紙収容部200はそれぞれ給紙方向に垂直な方
向に延設された摺接レール400,600および摺接レ
ール500,700に摺動自在に支持されていて、図2
の紙面に垂直な方向に引出し可能になっている。図2に
示すように、上用紙収容段70から用紙を送り出す給送
装置300は第1用紙収容部100の斜め上方に設けら
れている。給送装置300は第1用紙収容部100に積
載された用紙の最上紙に圧接して、その最上紙を繰り出
すピックアップローラー301、繰り出された用紙を確
実に1枚ずつの用紙に分離する一対の分離ローラー30
2,303および第1用紙収容部100に積載された用
紙の有無を検知する紙無検知センサー304を有してい
る。
【0007】図3に示すように、第1用紙収容部100
には前後の対向する位置に積載された用紙の前後の位置
決めをする一対の側壁板101a,101b、用紙が積
載される底板102および積載された用紙の給紙側端部
を押さえる一対のL字状の後端壁板105,106が設
けられている。後端壁板105,106の一端側はそれ
ぞれ側壁板101a,101bの外側に回動自在に取り
付けられていて、それらの分解斜視図を示す図4に示す
ように、後端壁板105は後端押え板105bと、後端
押え板105bをその支持面に沿って摺動可能に支持す
る押え板案内板105aで、また、後端壁板106は後
端押え板106bと押え板案内板106aで構成されて
いる。後端押え板105b,106bと押え板案内板1
05a,106aの取付け位置を変えることにより、積
載される用紙の大きさに対応して用紙の長さ方向の押え
位置を変更できる。図3および図4に示すように、押え
板案内板105a,106aの回動軸の一端に取り付け
られた腕板の長穴に、それぞれラック103a,103
bの一端に用紙サイズ毎に設けられたボスが入れ替え可
能に嵌合することにより、後端壁板105,106とラ
ック103a,103bの機械的な連結がそれぞれ成さ
れる。ラック103a,103bはステッピングモータ
ー104の駆動軸に取り付けられた駆動ギヤに歯合して
いて、ステッピングモーター104の正転、逆転によ
り、図3に示すように、ラック103a,103bは矢
印方向に互いに逆方向に移動する。ラック103aの角
部をホーム位置検知センサー108が検知することによ
り、後端壁板105,106がホーム位置にあることが
確認できる。
【0008】底板102の給紙側と反対側の端部は第1
用紙収容部100の底部に回動自在に支持されており、
底板102の下方には底板102に当接して、底板10
2の給紙側端縁を押し上げる底板上昇装置10が配設さ
れている。図5は底板上昇装置10を示す斜視図であ
る。上下動モーター11の回転軸に連結器13がスプリ
ング12に付勢されて、軸方向に摺動可能に取り付けら
れている。第1用紙収容部100の底部に回動自在に支
持され、加圧板15の一端が中央部に固定された加圧軸
14の上下動モーター11の連結側端部に軸に垂直に係
合ピン16が嵌着していて、この係合ピン16が連結器
13の切り欠き部に嵌合することにより、連結器13と
加圧軸14が連結する。図5で上下動モーター11が反
時計回り方向に回転すると、加圧板15の先端が底板1
02を下方から持ち上げる。底板102の上昇により、
その上に積載された用紙の給紙側端部が持ち上げられ、
最上紙がピックアップローラー301に当接する。な
お、最上紙の上昇を制限するために、最上紙の高さを検
知する図示しない高さ検知センサーが設けられている。
【0009】第1用紙収容部100の底面上で、底板1
02の両側の切り欠き部に臨む位置に、搬入時、用紙束
を案内する一対の突出部111が形成されている。図6
は用紙束の搬入時、突出部111の用紙束案内動作を説
明するための図である。用紙束の搬入時、底板102は
第1用紙収容部100の底面に平行になっており、底板
102の両側の切り欠き部から突出部111が突出した
状態にある。図6(a)に示すように、左側から用紙束
が搬入されると、(b)に示すように、その下面の両側
縁部が一対の突出部111に乗り上げ、上方に案内され
るので、搬入される用紙束の両側縁部最下紙の底板10
2の両側の切り欠き部への食い込みを防止できる。次
に、第1用紙収容部100と第2用紙収容部200の連
結および分離を行う用紙収容部連結分離機構について説
明する。図7は用紙収容部連結分離機構20の斜視図で
ある。直流駆動されるソレノイド23に第2係止爪22
が揺動自在に取り付けられていて、ソレノイド23が通
電されると、第2係止爪22が図の矢印方向に回動し、
第1用紙収容部100が本体に係止される。第2係止爪
22に一体的に取り付けられたスタッド25は揺動腕2
1に穿設された嵌合孔内に遊嵌しており、揺動腕21は
ソレノイド23に固定された支軸26に揺動自在に支持
されている。第2係止爪22の矢印方向の回動によっ
て、揺動腕21も矢印方向に回動する。揺動腕21の他
端部が第1係止爪107の一端部を押し付けることによ
り、第1係止爪107が捩じりコイルバネ28の弾性力
に抗して支軸27の回りに矢印方向に回動する。
【0010】図3に示すように、第2用紙収容部200
には積載された用紙束の前後の側縁を位置決めする固定
式の一対の側壁板201a,201b、用紙束が積載さ
れる底板209a,209b,209cおよび積載され
た用紙束の給紙側と反対側の端部を位置決めする後端壁
板202が立設されている。後端壁板202は第2用紙
収容部200の底面に沿って摺動可能な摺動移動体21
0(図2参照)に、積載用紙の大きさに応じて取付け位
置が変更可能に取り付けられている。摺動移動体210
の給紙側への摺動移動により、後端壁板202は第2用
紙収容部200に収容された用紙束の給紙側と反対側の
端部の略中央部を押圧して第1用紙収容部100側に一
括して移動させることができる。摺動移動体210は底
板209a,209b,209cの下方に配設された摺
動移動体駆動機構により、摺動移動できるようになって
いる。即ち、回転自在に取り付けられた3個の従動プー
リー212と1個の駆動プーリー211間に架け渡され
たタイミングベルト205の周回移動により摺動移動体
210が摺動移動する。駆動プーリー211は正逆転可
能な後端壁板移送モーター203の駆動軸に連結されて
いる。摺動移動体210には突出片210aが形成され
ていて、後端壁板ホームセンサー213が突出片210
aを検知する位置が後端壁板202のホーム位置となっ
ている。タイミングベルト205の周回移動により摺動
移動体210が摺動移動し、第2用紙収容部200に収
容された用紙束を押圧して第1用紙収容部100側に一
括して移動させ、押し付け検知センサー214が突出片
210aを検知した位置で後端壁板移送モーター203
の回転が停止し、直ちに、逆回転し始める。紙無検知セ
ンサー215は第2用紙収容部200に積載された用紙
の有無を検知する。
【0011】図8は用紙束を収容した第2用紙収容部2
00の斜視図(a)および用紙束の押し出し状態を示す
説明図(b)である。一対の側壁板201a,201b
の用紙束送り出し側には用紙束の先端を位置決めする可
撓性の位置決め片204a,204bが取り付けられて
いる。用紙束が押圧されて所定位置から押し出される時
には、(b)に示すように、可撓性の位置決め片204
a,204bが容易に変形して、用紙束の送り出しを可
能にする。図11は第1用紙収容部100および第2用
紙収容部200の外形を示す概念図である。第1用紙収
容部100および第2用紙収容部200の手前側(複写
機の正面視)にはそれぞれ手前側に引き出す時に把持す
るための把手が設けられている。第2用紙収容部200
が単独で引き出されない限り、第1用紙収容部100を
外部から視認できない。図12は第1用紙収容部100
に設けられた横レジスト調整機構の分解斜視図である。
図12に示すように、横レジスト調整具110はその取
付け面に穿設された長孔110aに嵌挿した固定ネジ1
21によって第1用紙収容部100の対向面に取り付け
られる。固定ネジ121の長孔110a内の取付け位置
を調整することによって、横レジスト調整具110の第
1用紙収容部100に対する給紙方向に垂直な方向の取
付け位置を調整できる。図3に示すように、横レジスト
調整具110が複写機の前側板30に当接することによ
って、第1用紙収容部100の給紙方向に垂直な方向、
即ち、前後方向の位置決めが行われる。
【0012】図13は給紙動作制御の流れ図である。ま
ず、電源の投入によって、複写機を制御するCPUがリ
セットされ、CPUの初期化処理が実行される(S−
1)。次に、RAMの記憶内容が消去された後、メイン
プログラムが実行される(S−2)。メインプログラム
ではトレイセット検知センサーの出力信号を調べること
により、前回の給紙トレイ(第1用紙収容部100)の
セット状態(fTraySet)と現在の給紙トレイの
セット状態を比較し(S−3)、前回の給紙トレイが未
セット状態(fTraySet=0)で、現在の給紙ト
レイがセット状態の時、給紙トレイの初期化処理を実行
する(S−4)。なお、ステップS−2でRAMの記憶
内容の消去を行った時に、前回の給紙トレイを未セット
状態(fTraySet=0)にしておくことにより、
電源の投入時と共に、給紙トレイの再セット時に給紙ト
レイの初期化処理が行われる。図14は給紙トレイ初期
化処理のサブルーチンの流れ図である。給紙トレイの初
期化処理では、まず、収納された用紙のサイズを検知し
て、小サイズ横置きか否かを判断する(S−11)。そ
の結果がYesならば、上下動モーター11を逆回転さ
せて底板102を下降させ(S−12)、加圧板15の
側縁に設けられた突出片15aが底板下限検知センサー
109によって検知されると(S−13)、上下動モー
ター11を停止させる(S−14)。次に、ステッピン
グモーター104を正転させて、後端壁板105,10
6を開放させ(S−15)、ラック103aの角部がホ
ーム位置検知センサー108に検知されると(S−1
6)、ステッピングモーター104を停止させる(S−
17)。次に、後端壁板ホームセンサー213が突出片
210aを検知したか否かを判断し(S−18)、後端
壁板202がホーム位置に無い時には、後端壁板移送モ
ーター203を正転させて後端壁板202を第1用紙収
容部100側に一括して移動させる(S−19)。図1
5に示す流れ図に移って、押し付け検知センサー214
が摺動移動体210に設けた突出片210aを検知した
か否かを判断し(S−20)、その結果がYesなら
ば、後端壁板移送モーター203を停止させる(S−2
1)。そして、後端壁板移送モーター203を逆回転さ
せると共に(S−22)、ステッピングモーター104
を逆回転させる(S−23)。次に、ステッピングモー
ター104に供給される駆動電流のパルス数を計数し、
計数値が規定パルス数に達したか否かを判断する(S−
24)。その結果がYesならば、ステッピングモータ
ー104を停止させ、上下動モーター11を正転させる
(S−25)。これにより、第1用紙収容部100に積
載された用紙束の給紙側上端部が上昇して、用紙束の給
紙側上端部が上限位置に達したことを高さ検知センサー
が検知すると、上下動モーター11を停止させる。ま
た、後端壁板ホームセンサー213が突出片210aを
検知すると、逆回転している後端壁板移送モーター20
3を停止させる(S−26)。
【0013】ステップS−11の判断結果がNoなら
ば、即ち、給紙トレイに収納された用紙のサイズが大サ
イズ、または、小サイズ用紙の縦置きであった場合は、
図16に示すサブルーチンに移って、ステッピングモー
ター104を正転させるステッピングモーター正転処理
(S−27)、後端壁板移送モーター203を逆回転さ
せる後端壁板移送モーター逆転処理(S−28)、上下
動モーター11を正転させる底板上昇処理を実行する
(S−29)。図17はステッピングモーター正転処理
のサブルーチンの流れ図である。ラック103aの角部
がホーム位置検知センサー108に検知されたか否かを
判断し(S−31)、その結果がYesならば、ステッ
ピングモーター104を停止させ(S−32)、その判
断結果がNoならば、ステッピングモーター104を正
転させる(S−33)。図18は後端壁板移送モーター
逆転処理のサブルーチンの流れ図である。後端壁板ホー
ムセンサー213が突出片210aを検知したかか否か
を判断し(S−34)、その結果がYesならば、逆回
転している後端壁板移送モーター203を停止させ(S
−35)、その判断結果がNoならば、後端壁板移送モ
ーター203を逆回転させる(S−36)。図19はス
テッピングモーター逆転処理のサブルーチンの流れ図で
ある。ステッピングモーター104に供給される駆動電
流のパルス数を計数し、計数値が規定パルス数に達した
か否かを判断する(S−37)。その結果がYesなら
ば、ステッピングモーター104を停止させ(S−3
8)、その判断結果がNoならば、ステッピングモータ
ー104を逆回転させる(S−39)。図20は底板上
昇処理のサブルーチンの流れ図である。用紙束の給紙側
上端部が上限位置に達したことを高さ検知センサーが検
知したか否かを判断する(S−40)。その結果がYe
sならば、上下動モーター11を停止させ(S−4
1)、その判断結果がNoならば、上下動モーター11
を正転させる(S−42)。
【0014】図9は本実施例の変形例に係る第2用紙収
容部200の平面図、図10は第2用紙収容部200の
用紙位置決め板207の移動機構を示す斜視図である。
底板209a,209b,209cの下方にラック20
6a,206bおよびこれらに歯合するピニオン208
が配設されていて、図10に示すように、ラック206
aとラック206bは用紙束の移送方向に垂直な方向に
平行移動可能になっている。ラック206aには用紙位
置決め板207が立設されており、図9で紙面下方より
第2用紙収容部200が給紙部60に装着された時に、
ラック206aの端部が給紙部60の後方固定板に突き
当たることにより、相対的に用紙束移送の障害にならな
いように、用紙位置決め板207が用紙束移送領域から
退避する。用紙補給時、第2用紙収容部200が給紙部
60から引き出されると、ラック206aのもう一方の
端部に連結された引っ張りバネ216の戻し力によっ
て、用紙位置決め板207は一対の側壁板201a,2
01bの間の所定の位置に移動することにより、用紙補
給位置を明らかにする。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または2記
載の発明によれば、電源投入時に、または、第1用紙収
容手段の装着時に、用紙移送手段がホーム位置にない時
には、用紙移送手段は予め第2用紙収容手段に収容され
た用紙を一括して第1用紙収容手段に移送する移送動作
を行うので、手動作による用紙移送手段の初期設定動作
を行う煩わしさを解消することができる。請求項3また
は4記載の発明によれば、電源投入時に、または、第1
用紙収容手段の装着時に、用紙押さえ手段を一旦、移送
領域退避位置へ移動させた後、再度、用紙後端押さえ位
置に戻す動作をさせるようにしたので、第1用紙収容手
段の引き出し中に過って用紙押さえ手段を移動させた場
合でも、用紙押さえ手段の初期設定動作を行う煩わしさ
を解消することができる。請求項5記載の発明によれ
ば、用紙垂直移動手段により第1用紙収容手段に収容さ
れた用紙を下限位置まで移動させた後、用紙押さえ手段
を一旦、移送領域退避位置へ移動させた後、再度、用紙
後端押さえ位置に戻す動作をさせるようにしたので、用
紙押さえ手段を移動させた時に、用紙束が自重によりず
れて誤動作するのを防止できる。請求項6または7記載
の発明によれば、電源投入時に、または、第1用紙収容
手段の装着時に、用紙押さえ手段を一旦、移送領域退避
位置へ移動させた後、再度、用紙後端押さえ位置に戻す
動作と、第2用紙収容手段に収容された用紙を一括して
第1用紙収容手段に移送する移送動作を行うので、装置
の初期設定動作の動作時間を短縮できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る複写機の概略を示す構成
【図2】上用紙収容段の正面図
【図3】同じく、その平面図
【図4】後端壁板と側壁板の分解斜視図
【図5】底板上昇装置を示す斜視図
【図6】突出部の用紙束案内動作を示す説明図
【図7】用紙収容部連結分離機構の斜視図
【図8】第2用紙収容部の斜視図および用紙束の押し出
し状態を示す説明図
【図9】本実施例の変形例に係る第2用紙収容部の平面
【図10】第2用紙収容部の用紙位置決め板の移動機構
を示す斜視図
【図11】第1用紙収容部および第2用紙収容部の外形
を示す概念図
【図12】横レジスト調整機構の分解斜視図
【図13】給紙動作制御の流れ図
【図14】給紙トレイ初期化処理の流れ図
【図15】図14に続く給紙トレイ初期化処理の流れ図
【図16】図14に続く給紙トレイ初期化処理の流れ図
【図17】ステッピングモーター正転処理のサブルーチ
ンの流れ図
【図18】後端壁板移送モーター逆転処理のサブルーチ
ンの流れ図
【図19】ステッピングモーター逆転処理のサブルーチ
ンの流れ図
【図20】底板上昇処理のサブルーチンの流れ図
【符号の説明】
11 上下動モーター 15 加圧板 22 第2係止爪 23 ソレノイド 50 作像部 60 給紙部 70 上用紙収容段 100 第1用紙収容部 101,201(a,b) 側壁板 102,209(a,b,c) 底板 103(a,b),206(a,b) ラック 104 ステッピングモーター 105,106,202 後端壁板 105b,106b 後端押え板 107 第1係止爪 108 ホーム位置検知センサー 109 底板下限検知センサー 110 横レジスト調整具 200 第2用紙収容部 203 後端壁板移送モーター 204(a,b) 位置決め片 205 タイミングベルト 207 用紙位置決め板 210 摺動移動体 210a 突出片 211 駆動プーリー 213 後端壁板ホームセンサー 214 押し付け検知センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/30 320 B65H 1/04 326 B65H 1/26 B65H 1/28 310

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の用紙を積載可能な第1用紙収容
    手段と、該第1用紙収容手段に収容された用紙を上下方
    向に移動させる用紙垂直移動手段と、前記第1用紙収容
    手段から用紙を1枚ずつ給送する給紙手段と、前記第1
    用紙収容手段に水平方向に並設された第2用紙収容手段
    と、該第2用紙収容手段に収容された用紙を一括して前
    記第1用紙収容手段に移送する用紙移送手段と、前記第
    2用紙収容手段のみの用紙移送方向と略垂直な方向への
    引き出しと、前記第1用紙収容手段と前記第2用紙収容
    手段の一体的な用紙移送方向への引き出しを選択する引
    き出し形態選択手段と、前記用紙移送手段による用紙の
    移送中は移送領域より退避し、前記用紙移送手段による
    用紙の移送終了後、用紙の後端を押さえる自動開閉可能
    な用紙押さえ手段を有し、前記第1用紙収容手段のみの
    引き出しが禁止されている給紙装置において、 電源投入時に前記用紙移送手段がホーム位置にない時に
    は、前記用紙移送手段は予め前記第2用紙収容手段に収
    容された用紙を一括して前記第1用紙収容手段に移送す
    る移送動作を行うようにしたことを特徴とする給紙装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1用紙収容手段の装着時に前記
    紙移送手段がホーム位置にない時には、前記用紙移送手
    は移送動作を行うようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 電源投入時に、前記用紙押さえ手段を一
    旦、移送領域退避位置へ移動させた後、再度、用紙後端
    押さえ位置に戻す動作をさせることを特徴とする請求項
    2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記第1用紙収容手段の装着時に、前記
    用紙押さえ手段を一旦、移送領域退避位置へ移動させた
    後、再度、用紙後端押さえ位置に戻す動作をさせること
    を特徴とする請求項3記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 前記用紙垂直移動手段により前記第1用
    紙収容手段に収容された用紙を下限位置まで移動させた
    後、前記用紙押さえ手段を一旦、移送領域退避位置へ移
    動させた後、再度、用紙後端押さえ位置に戻す動作をさ
    せることを特徴とする請求項4記載の給紙装置。
  6. 【請求項6】 電源投入時に、または、前記第1用紙収
    容手段の装着時に、前記用紙押さえ手段を一旦、移送領
    域退避位置へ移動させた後、再度、用紙後端押さえ位置
    に戻す動作をさせた後、用紙移送手段は移送動作を行う
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の給紙装置。
  7. 【請求項7】 前記用紙移送手段が移送動作を行、移
    送動作の終了後、前記用紙押さえ手段を一旦、移送領域
    退避位置へ移動させた後、再度、用紙後端押さえ位置に
    戻す動作をさせることを特徴とする請求項6記載の給紙
    装置。
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