JPS6251527A

JPS6251527A - 感光材料供給装置

Info

Publication number: JPS6251527A
Application number: JP19174585A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Shimaoka; 島岡　均; Masaji Nakamura; 中村　雅次
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1985-08-30
Filing date: 1985-08-30
Publication date: 1987-03-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、感光材料を装置本体に装着し、この感光材
料を１枚づつ分離して搬送する感光材料供給装置に関す
るものである。

（発明の背景）感光材料供給装置として、例えば、マガジンにセットさ
れた感光材料を自動現像装置に供給するものがあり、こ
の感光材料の供給は、装置本体に装着されたシート状の
感光材料を１枚づつ分離して搬送手段で搬送し、自動現
像装置に搬送している。

ところで、この感光材料の搬送中に、一度に複数枚の感
光材料の搬送が行なわれたり、例えば、装置にジャム等
の故障が発生することがあるが、このような場合でも、
感光材料をそのまま搬送して自動現像装置へ供給するも
のかある。しかし、このような場合には、感光材料が無
駄になるため、搬送を停止したり、警報するものがある
。

このように、装置本体内で感光材料の搬送を停止した場
合には、例えば実開昭５８−５２６９９号公報に開示さ
れるように、搬送ローラをモータで逆転させて、自動的
に戻している。また、装置本体に設けられている非常窓
を外して、そこから手を挿入して手動で搬送ローラを逆
転させて戻すようにしている。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、装置本体内で感光材料の搬送を停止し、搬送ロ
ーラをモータで逆転させる場合には、搬送ローラにはロ
ーラが感光材料をかみこんだ時に、感光材料に故障を起
こさせないように一方向りラッチ設けられているため、
モータを逆転しても、一方向クラッチで搬送ローラが逆
転しない。

従って、モータと搬送ローラとの間に電磁クラッチを入
れて逆転させる必要があり、構造が複雑で、コストが嵩
む。

また、手動で搬送ローラを逆転させる場合には、装置本
体の非常窓を外すのに手間がかかり、さらに、種々の機
構がつめ込まれている装置本体内に手を挿入にて搬送ロ
ーラを回すことは操作しずらい等の問題がある。

この発明はかかる実情を背景にしてなされたもので、装
置本体内に停止した感光材料を簡単な構造で、搬送方向
と逆方向へ戻すことができる感光材料供給装置を提供す
ることを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段）この発明は前記の問題点を解決するために、装置本体に
装填した感光材料を１枚づつ分離して搬送手段で搬送し
、この搬送に異常が生じると自動的に搬送を停止する感
光材料供給装置において、前記装置本体の外側に、前記
搬送手段を駆動して感光材料を搬送方向と逆方向へ戻す
戻し手段を備えたことを特徴としている。

（作用）この発明では、感光材料の搬送に異常が生じると搬送手
段の搬送を停止する。そして、装置本体の外側から戻し
手段で、搬送手段を感光材料を搬送方向と逆方向へ戻し
て、初期の搬送状態にする。

（実施例）以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。

第１図はこの発明を通用した感光材料供給装置の断面図
、第２図はその一部断面平面図である。

図において符号１は感光材料供給装置で、この感光材料
供給装置１は自動現像装置２の搬入側に備えられている
。感光材料供給装置１の装置本体３にはシート状の感光
材料４を収納したマガジン５が装填され、その先端部に
は吸盤６が配置されている。感光材料４はこの吸盤６に
よフて吸着されてマガジン５内から取り出され、搬送路
７へ導かれる。

搬送路７は２箇所に配置された搬送手段である一対の搬
送ローラ８．９によって形成され、搬送路７の上下には
ガイド１０，１１が配置されている。このガイド１０，
１１には検出器１２．１３それぞれ設けられ、検出器１
２は搬送ローラ８゜９間に配置されている。この検出器
１２は感光材料４の搬送状態を監視しており、感光材料
４が複数枚搬送されたとき、またはジャムったりしたと
きに搬送停止信号を出力して搬送ローラ８，９の駆動を
停止するようになっている。

また、検出器１３はマガジン５側に配置されており、こ
の検出器１３は感光材料４を戻す際に感光材料４の先端
が搬送ローラ８から抜は出たことを検知して吸盤６を作
動させる。

これにより、吸盤６は自動的に作動を開始して、感光材
料４をマガジン５内に押し込むようになっている。

マガジン５側に配置された搬送ローラ８の一方の軸部８
ａは装置本体３の外側まで延長され、その端部に戻し手
段であるつまみ１４が設けられている。また、搬送ロー
ラ８の他方の軸部８ｂにはギヤ１５が設けられ、このギ
ヤ１５は駆動モータ１６のギヤ１７と噛合している。こ
の搬送ローラ８．９はベルト１８を介して自動現像機２
側の搬送ローラ９と連結され、一体に回転するようにな
っている。

それぞれの搬送ローラ８．９の軸部には一方向クラッチ
１９．２０が介在され、駆動モータ１６を逆転させると
き、搬送ローラ８，９を停止したままにする。

次に、この実施例の作動について説明する。

装置本体３にマガジン５を装填し、このマガジン５内の
感光材料４は吸盤６によって、一枚づつ分離されて、搬
送ローラ８に導かれる。搬送ローラ８．９は駆動モータ
１６によって回転しており、感光材料４を搬送して自動
現像機２へ供給する。

この搬送において、例えば、吸盤６から複数枚の感光材
料４が供給されたり、ジャムったりすることがあると、
検出器１２が搬送停止信号を出力して、駆動モータ１６
を停止させ、搬送を中止する。

そして、この駆動モータ１６を逆転させるが、このとき
搬送ローラ８．９には一方向クラッチ１９．２０が介在
されているため、搬送ローラ８．９は逆回転しないで、
しかも逆回転方向には駆動モータエ６の負荷がかからな
い状態になっている。

従フて、この状態で、装置本体３の外側に位置している
つまみ１４を手動で操作すると、容易に搬送ローラ８を
逆転させることができ、感光材料４が逆方向へ戻る。そ
して、感光材料４の先端が搬送ローラ８から抜は出たこ
とを検出器１３が検知したら、吸盤６が自動的に作動し
感光材料４をマガジン５内に押し込む。

その後は、再び吸盤６で感光材料４の分離を行ない一枚
づつ搬送ローラ８に送り込み、感光材料４を自動現像機
２へ搬送する。

このように、感光材料４を搬送する際に、装置本体３内
で、搬送を停止したら、何ら複雑な機構を必要とするこ
となく、また装置本体３の内部に手を入れることなく、
外部から手動でつまみ１４を操作する簡単な操作で、感
光材料４をマガジン５内に戻すことができる。

（発明の効果）この発明は前記のように、装置本体の外側に、搬送手段
を駆動して感光材料を搬送方向と逆方向へ戻す戻し手段
を備えたから、装置本体内で搬送を停止した感光材料が
簡単な構造で、しかも外部から手動で操作する簡単な操
作で搬送方向と逆方向へ戻すことができる。従って、例
えば、一度に複数枚の感光材料の搬送が行なわれたり、
ジャム等の故障が発生した場合の処置を迅速に行なうこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を通用した感光材料供給装置の断面図
、第２図はその一部断面平面図である。１・・・感光材料供給装置２・・・自動現像機３・・・装置本体４・・・感光材料６・・・吸盤８．９−・・搬送ローラ１４・一つまみ１６−・駆動モータ

Claims

【特許請求の範囲】

装置本体に装填した感光材料を１枚づつ分離して搬送手
段で搬送し、この搬送に異常が生じると自動的に搬送を
停止する感光材料供給装置において、前記装置本体の外
側に、前記搬送手段を駆動して感光材料を搬送方向と逆
方向へ戻す戻し手段を備えたことを特徴とする感光材料
供給装置。