JP4040966B2 - 給紙装置及び該装置を含む画像記録機器 - Google Patents

給紙装置及び該装置を含む画像記録機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙搬送装置の破壊を確実に回避する安全機構を備えた給紙装置に関し、詳細には、電動昇降式給紙台上の積載用紙の上面高さを検出するレベルセンサの不具合で用紙の積載された給紙台が異常上昇したとしても、給紙台の直上に配置された用紙搬送装置の破壊が確実に回避される安全機構を備えた給紙装置に関する。また、当該給紙装置を有する画像記録機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
孔版印刷機、レーザープリンタ、複写機等の画像記録機器には、用紙の積載された給紙台を電動で昇降させる電動昇降式用紙積載装置が組み込まれている。積載用紙の上面高さを検出するレベルセンサや用紙積載装置の制御回路等の異常といった何らかの不具合で、用紙の積載された給紙台が異常上昇することがないとはいえない。給紙台が異常上昇した場合、用紙搬送装置やレベルセンサが給紙台の直上に配置されていたならば、異常上昇した給紙台が用紙搬送装置やレベルセンサを破壊することがある。このような給紙台の異常上昇を停止させるための方法が種々提案されている。
【0003】
例えば、給紙台の異常上昇の結果、用紙積載装置を駆動するモータの過負荷電流が検知されると、異常上昇した給紙台を下方に動かして異常事態を回避する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、上カバーの開閉支点部分が移動可能に構成され、支点部分の移動を検出する上カバースイッチが開閉支点部分の近傍に配置された用紙積載装置において、上カバースイッチが支点部分の移動を検出すると、制動回路によって給紙台の異常上昇を制動させる制動装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
特許文献1に開示された発明では、駆動モータの過負荷電流を検知していることから、用紙積載装置の駆動モータからの過負荷が、用紙の積載された給紙台に対して既に負荷されている。同様に、例えば、用紙搬送装置や上面レベルセンサが給紙台の直上に配置されていたならば、異常上昇した給紙台が、給紙台上に積載された用紙を介して、用紙搬送装置やレベルセンサに対して押し上げ力を負荷してしまう。また、押し上げ力が負荷されてから、制御回路からの停止信号によって負荷が実際に解除されるまでには、タイムラグがあるので、用紙搬送装置や用紙積載装置やレベルセンサに対するダメージがさらに大きくなる。
【0006】
特許文献2に開示された発明では、検知対象物が、あくまでも、給紙台の上部開口を被覆する上カバーであって、給紙台上の用紙を搬送する用紙搬送装置ではない。そして、上カバーの開閉支点部分が上方に移動することによって、上カバースイッチがオフになる。上カバースイッチがオフになったことを受けて、制動回路が作動してモータの回転を制動する。そのあと、モータが逆転回動する。第5図によく示されているように、長穴の長手方向の長さは、上カバースイッチをオン又はオフするために、上カバーの開閉支点部分が長穴に沿って移動する程度の短いものである。したがって、給紙台の異常上昇量が大きければ、上カバーの開閉支点部分の可動範囲を越えてしまう。そして、給紙台の押し上げ力が上カバーに直接的に負荷されてしまうために、上カバーが破壊されてしまう。
【0007】
特許文献1及び2のいずれの場合においても、給紙台の異常上昇を制御回路を用いて電気的にすなわち間接的に停止させるものであるので、制御回路に異常があった場合には、用紙搬送装置、用紙積載装置、レベルセンサ、上カバー等の破壊を阻止することができないという問題がある。
【0008】
【特許文献1】
特開平3−46932号公報 (第4頁、及び第4図)
【特許文献2】
実開昭62−191732号公報 (第4頁、及び第4−5図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の解決すべき技術的課題は、給紙台の異常上昇が万が一あったとしても、給紙台の直上に配置された用紙搬送装置の破壊を非回路的に防ぐ給紙装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
上記技術的課題を解決するために、本発明に係る給紙装置は、用紙が積載されて電動で昇降可能な用紙積載手段と、積載用紙の上面を検出する位置検出手段と、用紙積載手段上に重なるように配置されて、用紙積載手段から用紙を受け取って該用紙を順次搬送する用紙搬送手段とを含む給紙装置であって、上記用紙搬送手段は、支持手段によって移動可能に支持されており、位置検出手段の不具合で用紙の積載された用紙積載手段が異常上昇し、用紙積載手段によって用紙搬送手段が押し上げられたときに、用紙搬送手段が退避位置に移動することを特徴としている。
【0011】
上記構成において、支持手段によって移動可能に支持された用紙搬送手段は、用紙の積載された用紙積載手段が異常上昇した場合に、用紙積載手段が用紙搬送手段に当接して用紙搬送手段を押し上げようとしたときに、退避位置に移動する。したがって、用紙積載手段からの押し上げ力が用紙搬送手段に負荷されることがない。用紙搬送装置の破壊防止は、電気回路的になされるのではなく、機構的になされている。制御回路等の異常といった不具合がないために、安全装置としての信頼性が高い。
【0012】
用紙積載手段の異常上昇を検知する検知手段を設けて制御回路を介して間接的に停止させるようにしてもよいが、好ましくは、用紙搬送手段の退避位置への移動に連動して、用紙積載手段を駆動する駆動回路を直接的に切断することにより、用紙積載手段の異常上昇を直ちに停止させる停止手段が設けられている。
【0013】
上記構成によれば、停止手段によって、制御回路の異常に関係なく、タイムラグがない状態で、用紙積載手段の電動による異常上昇動作が直ちに停止されるので、用紙積載手段の無用な上昇が無くなる。停止手段としては例えばマイクロスイッチが使用される。
【0014】
停止手段から異常上昇検出信号が発せられ、異常上昇検出信号に基づいて用紙積載手段を所定の下方停止位置に移動させることが好ましい。
【0015】
上記構成によれば、用紙搬送手段と用紙積載手段との間に作業用の広い空間ができて、それらの間に用紙が挟まっているかの確認が容易になる。また用紙が挟まっている場合には、その挟まった用紙を容易に抜き取ることができるので、メインテンス性が向上する。
【0016】
使用者に異常事態を知らせるとともに使用者が異常時に対して即座に対応を取ることができるように、異常上昇検出信号を利用して何らかの警告表示を行うように構成することが好ましい。
【0017】
用紙搬送手段は、正常の給紙位置において、自重で位置決めされるように構成することもできるが、好ましくは、仮固定手段によって仮固定されている。
【0018】
上記構成によれば、用紙搬送手段が仮固定されているので、正常時の給紙位置と異常時の退避位置との両方の位置を可逆的にとることができる。すなわち、正常時の給紙位置では用紙搬送手段がしっかりと支持されているために微振動の影響を受けないので、給紙動作が安定する。用紙搬送手段が仮固定状態であるので、押し上げ力が用紙搬送手段に負荷されたときに仮固定が簡単に解除されて異常時の退避位置に移動する。したがって、過大な押し上げ力が用紙搬送手段に負荷されることがない。
【0019】
仮固定手段は、用紙搬送手段を正常時の給紙位置にバネで付勢するバネ付勢力を利用したものや、無数の鉤と輪とで構成された面ファスナーいわゆるマジックテープ(登録商標)であってもよいが、構成の簡易さや取付性やコスト等の点から、磁石を利用して着脱自在に構成することが好ましい。なお、磁石は、永久磁石や電磁石のいずれであってもよい。
【0020】
用紙搬送手段が用紙積載手段に部分的に重なる場合には、用紙搬送手段を退避位置に移動させるためには、用紙搬送手段は、上部が規制されていない上部非規制軸受部を有する支持手段と上部が規制された上部規制軸受部を有する支持手段とによって支持された構成をしてなり、用紙積載手段からの押し上げ力が用紙搬送手段に対して作用したときに、用紙搬送手段が上部規制回転軸を中心に回動して退避する構成が用いられる。
【0021】
上記構成によれば、上部非規制軸受部では、回転軸が上方に自由に移動することができ、上部規制軸受部では、回転軸の上方への自由な移動が規制されている。また、上部非規制回転軸側の用紙搬送手段が用紙積載手段に部分的に重なっている。異常時では、上部非規制回転軸での支持が解除されて、上部規制回転軸を中心に上部非規制回転軸側の用紙搬送手段が上方に向けて大きく回動して退避位置に移動することによって、用紙積載手段からの押し上げ力を逃がすことができる。用紙搬送手段の上部規制回転軸に接続された駆動機構が切り離されずに接続された状態が維持される。したがって、異常時の退避位置から正常時の給紙位置に戻すときの復旧作業が容易である。
【0022】
あるいは、用紙搬送手段が用紙積載手段に部分的にあるいは完全に重なる場合には、用紙搬送手段は、上部が規制されていない上部非規制軸受部を有する二つの支持手段によって支持された構成をしてなり、用紙積載手段からの押し上げ力が用紙搬送手段に対して作用したときに、用紙搬送手段が上方にスライド移動して退避する構成にしてもよい。
【0023】
用紙搬送手段及び支持手段は、用紙搬送手段において紙詰まりが発生したときに用紙を安全に取出すためのインターロック手段としても使用される。
【0024】
用紙搬送手段の給紙口付近は、一般に、紙詰まりの発生しやすい場所である。紙詰まりが起こったときには、使用者は何気なくそこに手を入れてしまって怪我をする可能性がある。しかしながら、用紙搬送手段を退避位置に移動できるように構成されているので、使用者がそこに手を入れると、用紙搬送手段が持ちあがって作業用の空間が物理的に形成される。使用者が給紙口付近に手を入れてしまっても、それらの間に挟まれて怪我するということが防止される。したがって、給紙装置の用紙搬送手段及び支持手段は、用紙搬送手段において紙詰まりが発生したときに用紙を安全に取出すためのインターロック手段としても機能している。
【0025】
用紙搬送手段としては、空気の吸引力で用紙を吸着搬送する空気吸引式のものが使用される。
【0026】
なお、このような給紙装置は、用紙を順次搬送する必要のある機器、例えば、孔版印刷機、レーザープリンタ、複写機等の画像記録機器に適用される。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る給紙装置を備える孔版印刷機の第一の実施形態を、図1〜5、8、10及び11を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明に係る給紙装置は、孔版印刷機はもとより、レーザープリンタ、複写機等の、用紙の順次搬送を行う機器画像記録機器に適用可能である。
【0028】
図1は孔版印刷機の全体構成図、図2は一軸規制支持構成において、用紙搬送装置が異常時の退避位置にあることを示す図、図3は用紙搬送装置が正常時の給紙位置にあることを示す図、図4は正常時の給紙位置での用紙搬送装置と積載用紙と用紙レベルセンサとの関係を説明する図、図5は異常時の退避位置での用紙搬送装置と積載用紙と用紙レベルセンサとの関係を説明する図、図8は用紙搬送装置が支持手段に対して一軸が規制された構成での用紙搬送装置の駆動方法を示す図である。また、図10は用紙レベルセンサの構造を説明する図であり、図11は給紙台の駆動に関する要部ブロック図である。
【0029】
孔版印刷機1は、給紙装置4から供給された用紙12が、製版部2で製版された孔版原紙の装着された版胴22を有する印刷装置6に通されることによって印刷され、印刷済みの用紙12が排紙装置8で搬送支持されながら紙受台10に排出されるように構成されている。孔版印刷機1の全体構成は、従来のものと同様であるので、以下に、従来のものとの相違点を中心に説明する。
【0030】
給紙装置4は、大略、多量の用紙12が載置された給紙台30と、用紙12を搬送する用紙搬送装置40と、用紙搬送装置40を支持する支持部材53,54とから構成されている。
【0031】
給紙台30は、給紙台駆動モータMを駆動源とする不図示の昇降装置によって電動で上下に移動する。紙受台30の下限位置は下限リミッタスイッチ71によって検知されている。紙受台30の右側壁には、ウレタンゴム製のさばき板16が上向きに配設されている。用紙搬送装置40の搬送ベルト45とさばき板16との間隔は、一枚の用紙12だけが通過できる程度に寸法構成されている。
【0032】
上部非規制回転軸側の用紙搬送装置40が給紙台30に部分的に重なるように、用紙搬送装置40が給紙台30の直上に配置されている。用紙搬送装置40は、周囲の空気を吸引して用紙12が搬送ベルト45の上で吸着されながら搬送される空気吸引式(吸着式)のものである。用紙搬送装置40は、左右一対の駆動ローラ41,42と、駆動ローラ41,42の回転中心である回転軸43,44と、複数の搬送ベルト45と、搬送ベルト駆動モータと、吸引ボックスと、吸引ボックスに接続された吸引ファンと、押さえ板18とからなる。
【0033】
一対の駆動ローラ41,42は、用紙12の幅方向(用紙12に沿って用紙搬送方向とは直角方向)に互いに平行に配置されている。図1において、右側の駆動ローラ41が給紙台30の上流側に、左側の駆動ローラ42が給紙台30の下流側に、それぞれ、配置されている。
【0034】
複数の搬送ベルト45は、左右一対の駆動ローラ41,42に対して、軸方向(用紙幅方向)に適宜間隔を設けて掛けられて、循環するようになっている。すなわち、図8に示すように、第一駆動ローラ41に取り付けられたプーリ47と、搬送ベルト駆動モータのモータ駆動軸82に連結されたプーリ81との間には駆動ベルト80が掛けられて、第一駆動ローラ41を駆動する駆動機構が形成されている。搬送ベルト駆動モータの回転駆動力は、上記駆動機構を介して、第一駆動ローラ41に伝達されて、搬送ベルト45を回転させている。したがって、図8に示した用紙搬送装置40では、第一駆動ローラ41だけが回転駆動されている。そして、搬送ベルト駆動モータにより駆動ローラ41,42が回転すると、搬送ベルト45の下側部分が用紙搬送方向下流側に向けて移動する一方、搬送ベルト45の上側部分が用紙搬送方向上流側に向けて移動する。なお、各搬送ベルト45には、多くの貫通穴が形成されている。
【0035】
搬送ベルト24の用紙幅方向中央には、用紙搬送方向に延在する押さえ板18が設けられている。押さえ板18には、押さえ板18の下方への突出量を調節するための押さえ板調節部材14が接続されている。押さえ板調節部材14のつまみを手動又は機械的に回動させることによって、押さえ板18の下方への突出量が変化して、搬送ベルト24の中央部の突出量が調節される。
【0036】
用紙搬送装置40では、左右の第一支持体53及び第二支持体54によって、駆動ローラ41,42が回転可能に支持されている。図8に示すように、第一支持体53の第一軸受部55は、第一回転軸43の上方への移動を規制した状態で軸支している。第一軸受部55で軸支された第一回転軸43が上方に移動することはない。他方、第二支持体54の第二軸受部56は、その上側部分がV字状に切り欠かれて、上部が規制されずに開放されている。第二軸受部56に支持された第二回転軸44は上方に移動する。したがって、第一回転軸43は、上方への移動を規制された上部規制回転軸であり、第二回転軸44は、上方への移動が自由な上部非規制回転軸である。給紙台30からの押し上げ力を受ける異常時では、第二回転軸44(上部非規制回転軸)での支持が解除されて、第一回転軸43(上部規制回転軸)を中心に第二回転軸44(上部非規制回転軸)側の用紙搬送装置40が上方に向けて大きく回動して退避位置に移動することによって、給紙台30からの押し上げ力を逃がすことができる。
【0037】
図11に示すように、給紙台30を駆動する給紙台駆動モータMと上限リミッタスイッチ60とがモータ駆動回路に対して直列に接続されている。したがって、上限リミッタスイッチ60がオフにされると、給紙台駆動モータMが直ちに停止して、給紙台30も直ちに停止される。
【0038】
図2及び3に示すように、用紙搬送装置40の下方には用紙搬送装置40の下側端部を受け止める取付部材50が設けられている。取付部材50は略L字形状をしてなり、取付部材50の側壁の上部には上限リミッタスイッチ60が配置されている。上限リミッタスイッチ60は、停止手段の一方をなして、用紙搬送方向に延在して片持ち支持されたアーム62と、アーム62が上下動することで内部接点をオン又はオフする突起体64とを備えている。取付部材50の上壁には、開口が設けられている。上限リミッタスイッチ60のアーム62が、取付部材50の上壁の開口から現われるように構成されている。
【0039】
一方、用紙搬送装置40の下面には、下向きに突出した突起46が設けられている。突起46は、停止手段の他方をなして、開口から現われたアーム62に対応する位置に配置されている。したがって、図3に示すように、正常時においては、用紙搬送装置40が取付部材50の上壁面上に載置された給紙位置に位置するように、用紙搬送装置40が支持体53,54で支持されている。このとき、突起46がアーム62とともに突起体64を押し下げているので、上限リミッタスイッチ60がオンになっている。給紙台駆動モータを駆動するためのモータ駆動電気回路が通電状態となって、電動昇降装置が作動する。
【0040】
これに対して、図2に示すように、異常時においては、用紙搬送装置40が第一回転軸43を中心に半時計回りに回転して退避位置に移動する。このとき、突起46で押し込まれていた突起体64が上向きに動いて上限リミッタスイッチ60がオフになる。そして、給紙台駆動モータを駆動するためのモータ駆動電気回路が直ちに切断されて、電動昇降装置が停止する。このとき、上限リミッタスイッチ60から異常事態発生の信号が発せられるようにして、表示パネル上にあるいは、孔版印刷機1の目に付きやすい場所に、異常が発生したことを警告表示するようにしてもよい。
【0041】
また、取付部材50の上壁の上面と略同一面となる位置に、仮固定手段としてのマグネット70(永久磁石)が取付けられている。用紙搬送装置40の下部には、マグネット70に対して磁力で着脱自在の吸着金属部材、例えば、鉄、ニッケル、コバルトを含む金属部材が設けられている。用紙搬送装置40が取付部材50に対して磁力で仮固定されているので、正常時の給紙位置と異常時の退避位置との両方の位置を可逆的にとることができる。正常時の給紙位置では、用紙搬送装置40が磁力でしっかりと取付部材50に固定されているために微振動の影響を受けないので、給紙動作が安定する。また、正常時の給紙位置で仮固定状態の用紙搬送装置40に対して、押し上げ力がわずかに負荷されると、仮固定状態が簡単に解除されて、用紙搬送装置40が異常時の退避位置に移動する。
【0042】
なお、マグネット70には、一般的な強磁性体に加えて、強磁性体をゴムや樹脂等に練り込んだ複合体も含まれる。なお、マグネット70と吸着金属部材との配置は逆であってもよい。また、仮固定手段として、上記のように磁力で着脱自在な構成とするかわりに、用紙搬送手段を正常時の給紙位置にバネで付勢するバネ付勢力を利用したものや、無数の鉤と輪とで構成された面ファスナーを使用することができる。
【0043】
図4及び5に示すように、位置検出手段としての用紙レベルセンサ72が、給紙台30の上に積載された用紙12に係るように配置されている。用紙レベルセンサ72は、給紙台30の上に積載された用紙12の上面位置を検知するためのものであり、図10に示した構成をしている。
【0044】
すなわち、用紙レベルセンサ72は、検知プローブ73と、フォトインタラプタ77とを備え、検知プローブ73が回動軸74を中心に回動するように構成されている。検知プローブ73は略L字形状をしている。検知プローブ73の用紙12の側の端部は屈曲された形状をしている。検知プローブ73の先端部76が積載された用紙12の上面に当接する。検知プローブ73の用紙12の反対側の端部は、回動軸74で軸支され、回動軸74を中心とした略扇形をした遮光部75を有する。先端部76は、搬送ベルト45の下面に対してわずか下方に配置されている。用紙12の種類や厚みによって異なるが、搬送ベルト45の下面と先端部76との間隔は、2〜3mmであることが好ましい。
【0045】
図10に示した構成の用紙レベルセンサ72では、給紙台30が上昇して積載用紙12が検知プローブ73に当接して検知プローブ73を押し上げると、検知プローブ73は、回動軸74を中心に反時計回りに回転する。検知プローブ73が反時計回りに回転すると、フォトインタラプタ77が遮光部75によって遮光されるので、積載された用紙12の上面が搬送ベルト45の下面に接近した状態であるか否かが、フォトインタラプタ77で検知される。
【0046】
フォトインタラプタ77や回動軸74等を収納したボックス部が上限リミッタスイッチ60より上に配置されているので、給紙台30が異常上昇した場合であっても、積載用紙12の押し上げ力がボックス部に負荷される前に、上限リミッタスイッチ60が働くことによって給紙台30の異常上昇が直ちに止められるので、ボックス部の破壊が防止される。
【0047】
上限リミッタスイッチ60から異常事態発生の信号が発せられると、異常事態検出信号に基づいて、給紙台30は、下限リミッタスイッチ71で規制される所定の下方停止位置に移動される。
【0048】
その結果、用紙搬送装置40と給紙台30との間に作業用の広い空間ができて、それらの間に用紙12が挟まっているかの確認が容易になる。また用紙12がそれらの間に挟まっている場合には、その挟まった用紙12を容易に抜き取ることができるので、メインテンス性が向上する。
【0049】
次に、本発明に係る第二の実施形態の給紙装置を備える孔版印刷機について、図6、7及び9を参照しながら、上述した第一の実施形態との相違点を中心に詳細に説明する。
【0050】
上述した第一の実施形態と同様に、給紙装置4は、大略、多量の用紙12が載置された給紙台30と、用紙12を搬送する用紙搬送装置40と、用紙搬送装置40を支持する支持部材53,54とから構成されている。
【0051】
給紙台30に対して部分的にあるいは完全に重なるように、用紙搬送装置40が給紙台30の直上に配置されている。用紙搬送装置40において、複数の搬送ベルト45は、左右一対の駆動ローラ41,42に対して、軸方向(用紙幅方向)に適宜間隔を設けて掛けられて、循環するようになっている。すなわち、図9に示すように、第一駆動ローラ41に取り付けられたギヤ48と、搬送ベルト駆動モータのモータ駆動軸82に取付けられたギア84との間は、中間ギヤ83を介して噛合されており、第一駆動ローラ41を駆動する駆動機構が形成されている。搬送ベルト駆動モータの回転駆動力は、上記駆動機構を介して、第一駆動ローラ41に伝達されて、搬送ベルト45を回転させる。
【0052】
用紙搬送装置40では、左右の第一支持体53及び第二支持体54によって、駆動ローラ41,42が回転可能に支持されている。図9に示すように、第一支持体53及び第二支持体54が上方に持ち上がるように、各支持体53,54の軸受部55,56の上側部分が、それぞれ、V字状に切り欠かれて、上部が規制されずに開放されている。したがって、第一回転軸43は、第一支持体53により上向きに開放状態で着脱自在に支持されているとともに、第二回転軸44は、第二支持体54により上向きに開放状態で着脱自在に支持されている。
【0053】
図6に示すように、正常時では、用紙搬送装置40は、不図示の取付部材の上壁面上に載置された給紙位置に位置決めされている。正常時の給紙位置では、給紙台駆動モータの回転駆動力が、ギア84及び中間ギヤ83を介して、第一駆動ローラ41に伝達されて、搬送ベルト45を回転させる。
【0054】
これに対して、図7に示すように、用紙12の載置された給紙台30が異常上昇した異常時では、各支持体53,54の軸受部55,56による回転軸43,44の支持が解除されて、用紙搬送装置40全体が上方の退避位置に移動する。このとき、ギヤ48とギア84との噛合状態が残されているものの、ギヤ48と中間ギヤ83との噛合が解除されるので、搬送ベルト駆動モータの回転駆動力が直ちに遮断されて、搬送ベルト45の回転が停止する。給紙台30の異常上昇に対する処置を行ったあと、ギヤ48と中間ギヤ83との噛合がうまく行っていることを確認しながら、用紙搬送装置40が異常時の退避位置から正常時の給紙位置に戻される。
【0055】
第一の実施形態と同様に、上限リミッタスイッチ及び突起からなる停止手段が用紙搬送装置40及び取付部材のいずれか一方にそれぞれ設けられて、給紙台駆動モータを駆動するための電気回路が直接的にオン又はオフされる。
【0056】
第一及び第二の実施形態における、各支持体53,54の軸受部55,56で支持された用紙搬送装置40は、いずれも、用紙搬送装置40と取付部材との間で紙詰まりが発生したとき(いわゆる、ジャム発生時)に用紙12を安全に取出すためのインターロック手段としても使用することができる。
【0057】
用紙搬送装置40の給紙口付近は、一般に、紙詰まりの発生しやすい場所である。紙詰まりが起こったときには、使用者が何気なくそこに手を入れてしまって怪我をする可能性がある。しかしながら、用紙搬送装置40が退避位置に移動できるように構成されているので、使用者がそこに手を入れると、用紙搬送装置40が持ち上がって作業用の空間が物理的に確保される。使用者が給紙口付近に誤って手を入れてしまっても、怪我をすることが防止される。したがって、支持体53,54で支持された上述の用紙搬送装置40は、用紙搬送装置40において紙詰まりが発生したときに用紙12を安全に取出すためのインターロック手段としても機能している。
【0058】
なお、上述した上部非規制軸受部は、上部が切り欠かれて開放構造となっているが、上部が規制されない他の構造としては、例えば、非常に長いガイド長穴であって、回転軸がガイド長穴に沿って実質的に自由に移動できるものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る孔版印刷機の全体構成図である。
【図2】 用紙搬送装置が支持手段に対して一軸が規制された構成において、用紙搬送装置が異常時の退避位置にあることを示す図である。
【図3】 図2において、用紙搬送装置が正常時の給紙位置にあることを示す図である。
【図4】 図3の正常時の給紙位置において、用紙搬送装置と積載用紙と用紙レベルセンサとの関係を説明する図である。
【図5】 図2の異常時の退避位置において、用紙搬送装置と積載用紙と用紙レベルセンサとの関係を説明する図である。
【図6】 用紙搬送装置が支持手段に対して二軸が非規制で支持された構成での正常時の給紙位置において、用紙搬送装置と積載用紙と用紙レベルセンサとの関係を説明する図である。
【図7】 用紙搬送装置が支持手段に対して二軸が非規制で支持された構成での異常時の退避位置において、用紙搬送装置と積載用紙と用紙レベルセンサとの関係を説明する図である。
【図8】 用紙搬送装置が支持手段に対して一軸が規制された構成での、用紙搬送装置の駆動方法を示す図である。
【図9】 用紙搬送装置が支持手段に対して二軸が非規制で支持された構成での、用紙搬送装置の駆動方法を示す図である。
【図10】 用紙レベルセンサの構造を説明する図である。
【図11】 給紙台の駆動に関する要部ブロック図である。
【符号の説明】
1 孔版印刷機
2 製版装置
4 給紙装置
6 印刷装置
8 排紙装置
10 紙受台
12 用紙
14 押さえ板調節部材
16 さばき部材
18 押さえ板
22 版胴
30 給紙台
40 用紙搬送装置
41 第一駆動ローラ
42 第二駆動ローラ
43 第一回転軸
44 第二回転軸
45 搬送ベルト
46 突起(停止手段)
48 ギヤ
50 取付部材
53 第一支持体
54 第二支持体
55 第一軸受部
56 第二軸受部
60 上限リミッタスイッチ(停止手段)
62 アーム
64 突起体
70 マグネット(仮固定手段)
71 下限リミッタスイッチ
72 用紙レベルセンサ
73 検知プローブ
74 回動軸
75 遮光部
76 先端部
77 フォトインタラプタ
80 駆動ベルト
81 プーリ
82 モータ駆動軸
83 中間ギヤ
84 ギヤ
M 給紙台駆動モータ

Claims (11)

  1. 用紙(12)が積載されて電動で昇降可能な用紙積載手段(30)と、
    積載用紙(12)の上面を検出する位置検出手段(72)と、
    用紙積載手段(30)上に重なるように配置されて、用紙積載手段(30)から用紙(12)を受け取って該用紙(12)を順次搬送する用紙搬送手段(40)とを含む給紙装置(4)であって、
    上記用紙搬送手段(40)は、支持手段(53,54)によって移動可能に支持されており、
    位置検出手段(72)の不具合で用紙(12)の積載された用紙積載手段(30)が異常上昇し、用紙積載手段(30)によって用紙搬送手段(40)が押し上げられたときに、用紙搬送手段(40)が退避位置に移動することを特徴とする、給紙装置。
  2. 用紙搬送手段(40)の退避位置への移動に連動して、用紙積載手段(30)を駆動する駆動回路を直接に切断することにより、用紙積載手段(30)の異常上昇を直ちに停止させる停止手段(46,60)が設けられていることを特徴とする、請求項1記載の給紙装置。
  3. 上記停止手段(46,60)から異常上昇検出信号が発せられ、該異常上昇検出信号に基づいて用紙積載手段(30)を所定の下方停止位置に移動させることを特徴とする、請求項2記載の給紙装置。
  4. 異常上昇検出信号を利用して警告表示を行うことを特徴とする、請求項3記載の給紙装置。
  5. 上記用紙搬送手段(40)は、仮固定手段(70)によって仮固定されていることを特徴とする、請求項1記載の給紙装置。
  6. 上記仮固定手段(70)は、磁石を利用していることを特徴とする、請求項5記載の給紙装置。
  7. 上記用紙搬送手段(40)は、上部が規制されていない上部非規制軸受部を有する支持手段と上部が規制された上部規制軸受部を有する支持手段とによって支持された構成をしてなり、用紙積載手段(30)からの押し上げ力が用紙搬送手段(40)に対して作用したときに、用紙搬送手段(40)が上部規制回転軸を中心に回動して退避することを特徴とする、請求項1記載の給紙装置。
  8. 上記用紙搬送手段(40)は、上部が規制されていない上部非規制軸受部を有する二つの支持手段によって支持された構成をしてなり、用紙積載手段(30)からの押し上げ力が用紙搬送手段(40)に対して作用したときに、用紙搬送手段(40)が上方にスライド移動して退避することを特徴とする、請求項1記載の給紙装置。
  9. 上記用紙搬送手段(40)及び支持手段は、用紙搬送手段(40)において紙詰まりが発生したときに用紙(12)を安全に取出すためのインターロック手段としても使用されることを特徴とする、請求項1記載の給紙装置。
  10. 上記用紙搬送手段(40)は、空気の吸引力で用紙を吸着搬送する空気吸引式であることを特徴とする、請求項1記載の給紙装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか記載の給紙装置(4)を含むことを特徴とする画像記録機器。
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