JP6051966B2 - 給紙装置、および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙設置部の用紙束から用紙を1枚ずつ次工程に供給する給紙装置、およびこの給紙装置を備える画像形成装置に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置には、用紙設置台に積載された複数の用紙からなる用紙束から最上位の用紙を一枚ずつ次工程に搬送する給紙装置が備えられている。この給紙装置としては、用紙束が設置可能なシート設置台と、最上位の用紙を吸着して搬送する吸着搬送ベルトを備えた用紙搬送装置とを有するものがある。また、給紙装置では、駆動装置が用紙設置台を上昇させ用紙が用紙搬送装置の吸着搬送ベルトの間隔を最適なものとする。ここで、「用紙」は、印刷用の紙の他、OHP用シート等、画像形成に供されるすべてのシート状の記録媒体を含むものとする。
用紙設置台の上昇量は、用紙束の再上位面の位置を検出手段で検出し、この最上位面と用紙搬送装置の吸着搬送ベルトと間隔が最良とするべく設定される。ここで、用紙設置台が上昇しすぎた場合を想定して、用紙設置台の上下動を検出するセンサーを備え、用紙設置台が上昇しすぎた場合緊急停止できるようにした給紙装置が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に記載のものにあっては、用紙設置台の駆動モータが緊急停止した場合のオーバーランが考慮されていない。このため、制御上でモータを停止させるようにしても、実際に装置が停止するまでにオーバーランして、用紙束の上面が吸着搬送ベルトにぶつかってしまうことがある。
このようなオーバーランは、制御ソフトが暴走することにより発生することもある。このような事態としてベルトと用紙間の間隔を検知できない場合が想定できる。また、制御ソフトが暴走すればモータを停止させること自体ができないこともある。用紙設置台が上昇して、用紙束が用紙搬送装置に衝突した場合、給紙搬送装置に配置され用紙を吸引するチャンバーダクトの結合部分が外れてしまう、もしくは破損してしまうこととなる。
さらにこのような場合、給紙搬送装置に電気配線を繋げているドロワコネクタにせん断力がかかり、破損してしまう。また、用紙搬送装置を給紙装置本体に位置決めして取付けている位置決めピンにせん断力がかかり、破損してしまうこととなる。
本発明は前記問題点を解決し、用紙設置台が異常に上昇して用紙搬送装置に接触し他場合でも、用紙搬送装置が破損されることを防止できる給紙装置を提供することを目的とする。
本発明に係る給紙装置は、用紙束を積載した状態で駆動装置により上下方向に移動可能な用紙設置台と、前記用紙設置台に積載された前記用紙束の上方に前記用紙束の最上面から予め定めた所定距離だけ離れた吸引位置に配置され、前記用紙束の最上位に配置された最上位の用紙を吸引して搬送する用紙搬送装置と、を備える給紙装置であって、前記用紙搬送装置は、水平方向に突出形成されたピン部材を有し、前記給紙装置の本体は、鉛直方向に沿って配置され、前記ピン部材が挿入されるピン挿入孔を備えた取付板部を有し、前記ピン挿入孔は、前記ピン部材が上下方向に移動できる長孔部を備え、前記ピン挿入孔には、前記ピン部材に上方から接触するピン押さえ部材、および前記ピン押さえ部材を前記ピン部材に向け押し付ける弾性体を配置した、ことを特徴とする。
本発明によれば、用紙設置台が異常に上昇して用紙搬送装置に接触しても、用紙搬送装置は上方に向け移動して、用紙搬送装置を給紙装置本体に接続するピン部材が弾性体に弾性的に接触するので用紙搬送装置の破損が防止できる。
本発明に係る給紙装置を備える画像形成装置の概略構成を示す模式図である。 本発明に係る給紙装置の実施形態に係る給紙装置の全体構成を示す正面図である。 同給紙装置の搬送装置を示すものであり、(a)は搬送装置を示す正面図、(b)は上方に移動した状態の搬送装置を示す正面図である。 同搬送装置を示す側面図である。 同搬送装置の平面図である。 同搬送装置の前側取付部を示すものであり、(a)は斜視図、(b)は弾性部材を取り外した状態の部分斜視図である。 同搬送装置の前側取付部を示すものであり、(a)は図6(a)とは異なる方向からの部分斜視図、(b)は上方に移動した状態を示す部分斜視図である。 同搬送装置の後側取付部を示すものであり、(a)は斜視図、(b)は(a)とは異なる方向からの斜視図である。 同搬送装置における緊急停止装置を示す回路図である。 同搬送装置のチャンバーダクトの取付状態を示す断面図である。 同搬送装置の前側取付部のフィラーコネクタを示す斜視図である。 同搬送装置を示す図10(a)中のA−A線に相当する断面図であり、(a)は正常時、(b)は上方片の移動時を示すものである。 同搬送装置を示す図10中のB方向からの矢視図であり、(a)は正常時、(b)は上方への移動時を示すものである。
本発明を実施するための形態に係る給紙装置、および画像形成装置について説明する。図1は実施形態に係る給紙装置を適用しうる画像形成装置を示す模式図である。画像形成装置80は、図1に示すように、画像形成処理を行う画像形成装置本体90と、画像形成装置本体90の一側面に接続された給紙装置10とから構成されている。画像形成装置本体90は、例えば電子写真式の画像形成部を備えたプリンタ、複合機である。また、画像形成装置本体90は、電子写真式のものに限らず、インクジェット方式等、他の方式の画像形成部を備えるものであってもよい。さらに、画像形成装置本体90と給紙装置10とを別の装置として説明しているが、給紙装置は画像形成装置本体内に配置されるものであってもよい。
図2は本発明に係る給紙装置の実施形態に係る給紙装置の全体構成を示す正面図である。給紙装置10は、用紙を重ねて配置した用紙束Sを格納する用紙配置部20と、用紙束Sの最上位の用紙を吸引して搬送する用紙搬送装置30とを備える。用紙配置部20の下部には用紙束Sが積載される用紙設置台21が配置され、この用紙設置台21は図示しない駆動手段で上下方向に駆動され、用紙束Sの最上面から所定距離dだけ離れた吸着位置に配置される。
また、給紙装置10において、用紙搬送装置30は、用紙浮上用エアを吹き付ける浮上用送風器34を備え、用紙搬送装置30の直下まで用紙束S上の最上位の用紙S1を浮上させる。そして、用紙搬送装置30は、積載された複数枚の用紙からなる用紙束Sから浮上した最上位の用紙S1を一枚ずつ搬送する。なお、搬送装置はこの例に限らず、他の方式の機構であってもよい。他の方式としては、摩擦分離方式、例えば給紙ローラーとパッドとの組み合わせ、フィードローラーとリバースローラーとを組み合わせ(FRR方式)、ロールフィーダ方式(RF方式)がある。また、静電吸着方式、エア吸着方式等を採用することもできる。
用紙搬送装置30は、無端状の吸着搬送ベルト31と、この吸着搬送ベルト31が巻き掛けられる2つのローラー32、33とを備える。ローラー32、33のうち一方のローラー33は、図示しない回転駆動手段で回転駆動され、吸着搬送ベルト31が順次移動され、ローラー32はこれらに従って回転する。また、用紙搬送装置30には用紙吸引用の吸引チャンバー36が配置され、吸着搬送ベルト31の図示しない吸引用穴部からエアを吸引して浮上した用紙S1を吸引し、吸着搬送ベルト31の転動により用紙S1を搬送する。この吸引チャンバー36は、用紙搬送装置30から外側に延びるチャンバーダクト35(図3、図4参照)から用紙配置部20の本体側に配置された排気手段で排気される。また、用紙搬送装置30への電力および制御信号は、用紙搬送装置30に設けた搬送側端子であるドロワコネクタ58に外部からの給紙装置10本体からの本体側端子である固定側コネクタ59を接続して供給される(図11参照)。
用紙搬送に際して用紙設置台21は、所定位置まで上昇され、浮上用送風器34は、用紙設置台21上に積載された用紙束Sの前端面に向かってエアを吹き付ける。このエアで最上位の用紙S1を用紙搬送装置30の高さまで浮上させる。そして吸引チャンバー36の作用により用紙S1を吸着搬送ベルト31に吸着させて搬送ローラー22を経由して画像形成装置本体90に搬送する。
次に用紙搬送装置30の構成について説明する。図3は実施形態に係る給紙装置の搬送装置を示すものであり、(a)は搬送装置を示す正面図、(b)は上方に移動した状態の搬送装置を示す正面図、図4は同搬送装置を示す側面図である。図5は同搬送装置の平面図、図6は同搬送装置の前側取付部を示すものであり、(a)は斜視図、(b)は弾性部材を取り外した状態の部分斜視図である。図7は同搬送装置の前側取付部を示すものであり、(a)は図6(a)とは異なる方向からの部分斜視図、(b)は上方に移動した状態を示す部分斜視図である。そして、図8は同搬送装置の後側取付部を示す図、図9は同搬送装置のチャンバーダクトの取付状態を示す断面図である。
以下、図4の右側(矢印F)を前側、同左側(矢印B)を奥側という。用紙搬送装置30は、図4に示すように、ベース部材50を備える。ベース部材50には、2本のピン部材である奥側位置決めピン43、43および2本のピン部材である前側位置決めピン44、44が水平方向に突出形成されている。前側位置決めピン44および奥側位置決めピン43は前側に向け突出形成される。用紙搬送装置30は、図3および図6に示すように、前側位置決めピン44、44を用紙配置部20の本体に鉛直方向に配置された取付板部である位置決め板23のピン挿入孔である孔部37、37に挿入されて取り付けられる。このとき、奥側位置決めピン43、43が図8に示すように、用紙配置部20の本体をなす支持プレート54に位置決め板55を介して取り付けられる。
まず、前側位置決めピン44、44による用紙搬送装置30の取り付け状態について説明する。位置決め板23に形成される孔部37は、図6(b)に示すように、上下方向に長手方向を向けた長孔部37aと、この長孔部37aの上方に連続して形成された角穴部37bとで構成される。長孔部37aは、前側位置決めピン44を挿入可能であり、前側位置決めピン44が上下方向に移動できる寸法形状を備える。角穴部37bは長孔部37aの幅寸法より大きな幅寸法を備える。
実施形態に係る給紙装置10では、孔部37には、図3(a)および図6(b)に示すように、ピン押さえ部材45と、弾性体46とが配置される。ピン押さえ部材45は、長孔部37aに上下方向に移動可能であり、上側から孔部37に挿入された前側位置決めピン44に接触する。また、弾性体46は、角穴部37bに配置され、ピン押さえ部材45を前側位置決めピン44を押さえる方向、すなわち下方にピン押さえ部材45を押さえる。ピン押さえ部材45は、硬質合成樹脂で、弾性体46は、コイルスプリング、ゴムなどで構成できる。
孔部37に前側位置決めピン44、ピン押さえ部材45、弾性体46を配置した状態で、前側位置決めピン44は、孔部37の下端部に押付けられ、用紙搬送装置30は、吸引位置に配置される。前側位置決めピン44、44は、用紙搬送装置30が用紙を搬送するため、搬送位置にある常時は、図3(a)、図6(a)、図7(a)に示す位置にある。
一方、何らかの事態が発生して用紙搬送装置30が用紙設置台21に押し上げられ用紙束Sに下方から用紙搬送装置30を押し上げると、前側位置決めピン44、44が孔部37、37内で押し上げられる。そうすると、図3(a)、図6(a)、図7(a)に示すように、弾性体46が圧縮されて、ピン押さえ部材45が上方に移動し、前側位置決めピン44、44に大きな力が負荷するのを防止できる。
次に奥側位置決めピン43による用紙搬送装置30の取り付け状態について説明する。図8に示すように、奥側位置決めピン43は、位置決め板55に形成された孔部38に挿入される。孔部38は奥側位置決めピン43を、がたつき無く挿入できる直径を備える。また、ベース部材50は孔57からねじで支持プレート54に固定される。このため、ベース部材50と位置決め板55とは固定される。このため、ベース部材50に引き抜き方向の力が加わってもベース部材50が位置決め板55から外れることはない。
さらに、位置決め板55は、2箇所に突起部55a、55aを備え、この突起部55a、55aが支持プレート54に開設された上下方向の長孔56、長孔56に挿入されている。さらに位置決め板55の棚部55bと支持プレート54の棚部54aとの間には弾性体53、53が配置されている。このため、ベース部材50に下方から力が加わると、ベース部材50は位置決め板55とともに支持プレート54に対して上下方向に移動できる。このため、用紙搬送装置30が用紙搬送を行う常時は、位置決め板55は、図8(a)に示した位置にあり、用紙搬送装置30は搬送位置に保持される。
一方、何らかの事態が発生して用紙搬送装置30が用紙設置台21に押し上げられ用紙束Sに下方から用紙搬送装置30を押し上げると、位置決め板55の棚部55bが棚部54bとの間に配置された弾性体53、53を圧縮しつつ上昇する。これにより奥側位置決めピン43、43に大きな力が負荷するのを防止できる。
さらに、実施形態に係る給紙装置10は、用紙設置台21の異常上昇を検出して用紙設置台21の駆動を停止する緊急停止装置を備える。実施形態に係る給紙装置10は、図4、図5、および図7に示すように、用紙搬送装置30のベース部材50に移動検出手段であるフィラー47を設け、また位置決め板23に移動検出手段であるセンサー48を設けている。センサー48は光がフィラー47で遮られたことを検出してベース部材50の位置を検出する。これらの移動検出手段により、用紙搬送装置30が用紙束Sに押し上げられたことを検知して移動信号を出力し、この移動信号に基づいて緊急停止装置で用紙設置台21の駆動を停止する。
図9は同搬送装置における緊急停止装置を示す回路図である。緊急停止装置100は、CPU等を備えたマイクロコンピュータ(マイコン)110と、ゲート120とを備えて構成される。マイクロコンピュータ110は、給紙装置10および用紙搬送装置30の動作状況に基づいて動作信号を発生する。ゲート120は、マイクロコンピュータ110からの動作信号とセンサー48からの移動信号とを受け、用紙設置台21の駆動用モータ140のモータドライバ130に停止信号を発する。そして、モータドライバ130では停止信号を受けるとスイッチ装置を閉状態として駆動用モータ140への駆動電力の供給を停止する。
実施形態に係る給紙装置10では、ソフトウエアの暴走があったとしても、ソフトウエアに依存しない構成としている。そして、センサー48がフィラー47を検知したとき、用紙設置台21の駆動装置の動作を停止させ給紙装置10全体の破損を防止する。
次にチャンバーダクト35の接続について説明する。図10は実施形態に係る給紙装置の搬送装置におけるチャンバーダクトの取付状態を示す断面図である。上述のように、吸引チャンバー36はチャンバーダクト35からファンモータ等により負圧となるようにエアを排気される。実施形態に係る給紙装置10では、チャンバーダクト35は、管接続部70において給紙装置10の本体から配置された吸引管52に接続されている。
管接続部70は、用紙搬送装置30が用紙束Sに押されて前記吸引位置から移動したとき、チャンバーダクト35と吸引管52とが上下方向に位置変更可能である。このため、管接続部70は、チャンバーダクト35の端部に形成したダクトフランジ71と、吸引管52に形成した吸引管フランジ72とをつきあわせて構成している。吸引管フランジ72は、ダクトフランジ71より大きく、その周縁には鍔部72aを備え、ダクトフランジ71が吸引管フランジ72から外れないようにしている。なお、ダクトフランジ71と吸引管フランジ72の間には緩衝材を兼ねたエアパッキンを介在させることができる。
次に給紙装置10本体と用紙搬送装置30とを電気的に接続するドロワコネクタ58の接続状態について説明する。図11は同搬送装置の前側取付部のフィラーコネクタを示す斜視図である。また、図12は同搬送装置を示す図10(a)中のA−A線に相当する断面図であり、(a)は正常時、(b)は上方への移動時を示すものである。さらに、図13は同搬送装置を示す図10中のB方向からの矢視図であり、(a)は正常時、(b)は上方の移動時を示すものである。
図11、図13に示すように、ドロワコネクタ58は部材の弾性を利用したスナップフィットで、端子配置部材であるドロワブラケット60に固定される。ドロワブラケット60は長孔を介して2つの段付きねじ61、61でベース部材50へ固定される。さらに、ドロワブラケット60とベース部材50との間にはドロワブラケット60を上方に押し上げる弾性体69が配置される。このため、ドロワブラケット60は弾性体69で上方へ押し上げられた状態で維持される。
用紙搬送装置30が上方へ押し上げられた場合、ベース部材50は、ドロワコネクタ58とドロワブラケット60を移動させることなく、元の位置に残したまま用紙搬送装置30を相対的に上方へ移動させることができる(図12(b)、図13(b))。これによりドロワコネクタ58の破損を防止する。
図12(a)に示すように、固定側コネクタ59はスナップフィットで、固定側ドロワブラケット65に取り付けられる。この固定側ドロワブラケット65はコイルばね67と段付きねじ66で位置決め板23に固定される。この構成により、固定側ドロワブラケット65は、図中左右方向に移動できる。そして、ドロワコネクタ58と固定側コネクタ59とがはめ合わされた状態で挿抜方向に寸法公差上干渉が発生しても、干渉量だけ固定側ドロワブラケット65が移動する。これによりドロワコネクタ58および固定側コネクタ59の破損を防止できる。
以上のように、実施形態に係る給紙装置10では、用紙設置台21が緊急停止したとき、用紙設置台21が惰性で動いて用紙束Sが用紙搬送装置30を押し上げたとしても、衝撃を吸収でき用紙設置台21の駆動装置や用紙搬送装置30が破損することがない。
10:給紙装置
20:用紙配置部
21:用紙設置台
22:搬送ローラー
23:位置決め板(取付板部)
30:用紙搬送装置
31:吸着搬送ベルト
32、33:ローラー
34:浮上用送風器
35:チャンバーダクト(ダクト)
36:吸引チャンバー
37、37:孔部(ピン部材挿入孔)
37a:長孔部
37b:角穴部
37d:下端部
38:孔部
43:奥側位置決めピン
44:前側位置決めピン(ピン部材)
45:ピン押さえ部材
46:弾性体
47:フィラー(位置検知手段)
48:センサー(位置検知手段)
50:ベース部材
52:吸引管
53、53:弾性体
54a:棚部
54:支持プレート
54b:棚部
55:位置決め板
55a、55a:突起部
55b:棚部
56:長孔
57:孔
58:ドロワコネクタ(搬送側端子)
59:固定側コネクタ(本体側端子)
60:ドロワブラケット(端子配置部材)
65:固定側ドロワブラケット
66:ねじ
67:弾性体
69:弾性体
70:管接続部
71:ダクトフランジ
72:吸引管フランジ
72a:鍔部
80:画像形成装置
90:画像形成装置本体
100:緊急停止装置
110:マイクロコンピュータ
120:ゲート
130:モータドライバ(スイッチ装置)
140:駆動用モータ
特開2006−327778公報参照

Claims (6)

  1. 用紙束を積載した状態で駆動装置により上下方向に移動可能な用紙設置台と、
    前記用紙設置台に積載された前記用紙束の上方に前記用紙束の最上面から予め定めた所定距離だけ離れた吸引位置に配置され、前記用紙束の最上位の用紙を吸引して搬送する用紙搬送装置と、
    を備える給紙装置であって、
    前記用紙搬送装置は、水平方向に突出形成されたピン部材を有し、
    前記給紙装置の本体は、鉛直方向に沿って配置され、前記ピン部材が挿入されるピン挿入孔を備えた取付板部を有し、
    前記ピン挿入孔は、前記ピン部材が上下方向に移動できる長孔部を備え、
    前記ピン挿入孔には、前記ピン部材に上方から接触するピン押さえ部材、および前記ピン押さえ部材を前記ピン部材に向け押し付ける弾性体を配置した、
    ことを特徴とする給紙装置。
  2. 前記用紙搬送装置の前記吸引位置から上方への移動を検出して移動信号を発生する移動検出手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記移動検出手段から移動信号に基づいて前記駆動装置への駆動電力を停止するスイッチ装置を備えることを特徴とする請求項2に記載の給紙装置。
  4. 前記用紙搬送装置は、前記最上位の用紙を吸引する吸引チャンバーを備え、前記吸引チャンバーにはダクトが外側に向け延び、
    前記ダクトは管接続部において前記給紙装置の本体から配置された吸引管に接続されてなり、
    前記管接続部は、前記用紙搬送装置が前記用紙束に押されて前記吸引位置から移動したとき、前記ダクトと前記吸引管とが上下方向に位置変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給紙装置。
  5. 前記用紙搬送装置は、端子配置部材に取り付けられるとともに前記給紙装置の本体からの本体側端子が差し込まれて、前記用紙搬送装置と前記給紙装置の本体とが電気的に接続される搬送側端子を備え、
    前記端子配置部材は、前記用紙搬送装置が前記用紙に押されて前記吸引位置から移動したとき、前記搬送側端子が本体側端子に接続されたまま相対的に下方に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の給紙装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の給紙装置と、前記給紙装置で搬送される前記用紙に画像形成する画像形成部を備えることを特徴とする画像形成装置。
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