JP2009029577A - 枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法および装置 - Google Patents

枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】給紙部のサッカや横サバキ、排紙部の吸引車や横寄せなど、紙積み台に積載される枚葉紙の大きさに適した位置にその位置が調整される被調整部の破損を未然に防ぐ。
【解決手段】例えば、被調整部を給紙部のサッカ63とする。給紙部において、フィーダパイル301を手動で上昇させる場合、サッカ63を外側(フィーダパイル301に積載されている印刷用紙302の中心から離れる方向)に自動的に移動させるようにする。これにより、フィーダパイル301に積載されている印刷用紙302が吹足306を突き上げたりすることがなく、破損が未然に防がれる。横サバキ、吸引車、横寄せなども、同様にして、紙積み台を手動で上昇させる場合、外側に自動的に移動させるようにする。
【選択図】 図5

Description

この発明は、給紙部のサッカや横サバキ、排紙部の吸引車や横寄せなど、紙積み台に積載される枚葉紙の大きさに適した位置にその位置が調整される被調整部を備えた枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法および装置に関するものである。
枚葉印刷機は、紙積み台に積載された枚葉紙を給紙する給紙部(フィーダ)を備えており、給紙部の紙積み台に積載されている枚葉紙は、その上方に位置するサッカの吸口によって1枚ずつ吸引され、吸口の前進により紙送りローラに捕捉されて、フィーダボード上へ送り出される。
図65に特許文献1に示された従来の枚葉印刷機における給紙部の概略を示す。同図において、301は紙積み台、302は紙積み台301に積載された枚葉紙、303は第1吸口304,第2吸口305および吹足306を備えたサッカボックスであり、サッカボックス303は支持軸307にその前後方向(図示左右方向)の位置を定めて調節ねじ308で固定されている。
この給紙部において、紙積み台301上に積載された枚葉紙302は、第1吸口304で上層のものから1枚ずつ吸引され、さらに第2吸口305に吸い替えられて前方(給紙方向)へ搬送される。このとき、吹足306がエアを吹いて、1枚目の枚葉紙302と2枚目の枚葉紙302以下の紙とを分離させる。紙積み台301は、給紙による枚葉紙302の減少にしたがって、自動的に上昇する。紙積み台301に積載された枚葉紙302が無くなると、オペレータは、手動操作で紙積み台301を下降させ、新たな枚葉紙302を紙積み台301に積載し、手動操作で紙積み台301を上昇させ、給紙動作を再開させる。
この給紙動作を開始させるにあたって、オペレータは、紙積み台301上の枚葉紙302の紙サイズに合わせて、サッカボックス303の位置を手動で調整する(以下、吸口304,305、吹足306を含むサッカボックス303の全体構成をサッカと呼ぶ)。すなわち、吹足306のエアの吹出口が紙積み台301上の最上層の枚葉紙302の縁端面に対向する位置をサッカの紙サイズに適した位置とし、この紙サイズに適した位置に位置するようにサッカボックス303を支持軸307に沿って移動させ、調節ねじ308で固定する。
図65に示した例では、紙積み台301上の枚葉紙302の紙サイズに合わせてオペレータがサッカの位置を手動で調整するようにしているが、最近ではコンピュータによる自動化が図られている。この場合、オペレータが紙積み台上の枚葉紙の紙サイズ(給紙しようとする枚葉紙の紙サイズ)を入力すると、自動的に、その紙サイズに応じてサッカのプリセット位置が定められ、この定められたプリセット位置にサッカが移動し、停止する。このプリセット位置はスイッチ操作によって微調整することができる。以下、この方式を自動位置決め方式と呼ぶ。
実開昭63−161238号公報 実開平2−52839号公報 実開昭60−96345号公報 実開平6−33860号公報 実開平2−135565号公報
しかしながら、上述したサッカの自動位置決め方式によると、枚葉紙の断裁誤差や紙積時の枚葉紙の位置ずれ等により、位置決めされたサッカの位置が紙積み台に積載された枚葉紙の紙サイズの内側に入ってしまう場合がある。
例えば、今、図66(a)に示すように、吹足306のエアの吹出口が紙積み台301上の最上層の枚葉紙302の縁端面に対向する位置に合わせられているものとする。このような状態で印刷が進められ、紙積み台301に積載されている枚葉紙302が無くなると、オペレータは、押しボタン操作で紙積み台301を下降させ、新たな枚葉紙302を紙積み台301に積載する(図66(b))。
この時、枚葉紙302の断裁誤差や紙積時の枚葉紙302の位置ずれ等により、図66(b)に示すように、吹足306の先端が紙積み台301に積載された枚葉紙302の紙サイズの内側に入ってしまう場合がある。このような状態で、紙積み台301を上昇させると、図66(c)に示すように、紙積み台301に積載された枚葉紙302が吹足306を突き上げ、破損させてしまうことがある。
枚葉印刷機の給紙部には、紙積み台に積載された枚葉紙の左右両端縁を揃える横サバキもあり(例えば、特許文献2参照)、この横サバキも紙積み台に積載される枚葉紙の大きさに適した位置にその位置が調整されるため、サッカと同様の問題が生じる。
また、枚葉印刷機の排紙部(デリバリー)には、排紙される枚葉紙が搬送の慣性によって先走りしようとするのを制動して紙積み台に正しく落下積載させるための吸引車(例えば、特許文献3,4参照)や落下する枚葉紙の両端縁に当接してその遠近方向へ往復振動し落下積載される枚葉紙を左右方向に揃える横寄せ(例えば、特許文献4,5参照)があり、この吸引車や横寄せも紙積み台に積載される枚葉紙の大きさに適した位置にその位置が調整される。
排紙部では、インキの厚みや紙のくせなどにより、紙の各辺がカールして実際の紙サイズよりも小さくなることがあり、紙揃えを良くするために、オペレータが微調整によって吸引車や横寄せを内側に移動させる場合があり、このような状態で、トラブルの発生等によって紙積み台を手動で一度下降させ、再度上昇させた場合、紙積み台に積載されている枚葉紙が吸引車や横寄せを突き上げ、破損してしまうことがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、給紙部のサッカや横サバキ、排紙部の吸引車や横寄せなど、紙積み台に積載される枚葉紙の大きさに適した位置にその位置が調整される被調整部の破損を未然に防ぐことができる枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法および装置を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、枚葉紙が積載される紙積み台と、この紙積み台を上昇および下降させる昇降手段と、紙積み台に積載される枚葉紙の大きさに適した位置にその位置が調整される被調整部とを備えた枚葉紙処理機において、紙積み台の上昇に応じて、紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向へ、被調整部の位置を移動させるようにしたものである。
この発明によれば、紙積み台が上昇すると、紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向(以下、この方向を外側と呼ぶ)へ、サッカや横サバキなどの被調整部の位置が移動する。この場合、紙積み台に積載されている枚葉紙の紙サイズよりも外側に位置するように被調整部を移動させることにより、紙積み台に積載されている枚葉紙によって被調整部が突き上げられる虞れをなくすことができる。
〔給紙部(サッカ、横サバキ)〕
本発明では、例えば、給紙部のサッカや横サバキを被調整部とする。給紙部において、紙積み台は、給紙による枚葉紙の減少にしたがって、自動的に上昇する。このような自動上昇中、サッカや横サバキを一々外側へ移動させていたのでは、給紙を行うことができない。そこで、給紙部においては、紙積み台の自動上昇時は被調整部を移動させないようにし、紙積み台の手動上昇時のみ被調整部を移動させるようにする。すなわち、手動操作部から紙積み台の上昇が指示された場合にのみ、サッカや横サバキを外側へ移動させるようにする。なお、手動操作部から紙積み台の上昇が指示された場合ではなく、手動操作部からの指示に従う紙積み台の上昇が検出された場合に、サッカや横サバキを外側へ移動させるようにしてもよい。
〔排紙部(吸引車、横寄せ)〕
本発明では、例えば、排紙部の吸引車や横寄せを被調整部とする。排紙部において、紙積み台は、排紙によって落下積載される枚葉紙の増加にしたがって、自動的に下降する。紙積み台は、手動で下降させることもできるし、手動で上昇させることもできる。この場合、給紙部と同様にして、手動操作部からの紙積み台の上昇の指示に応じて、吸引車や横寄せを外側へ移動させるようにする。なお、手動操作部から紙積み台の上昇が指示された場合ではなく、手動操作部からの指示に従う紙積み台の上昇が検出された場合に、吸引車や横寄せを外側へ移動させるようにしてもよい。また、排紙部では、印刷中に紙積み台が自動上昇されることはないので、手動/自動を区別せずに常に、紙積み台の上昇に応じて吸引車や横寄せを外側へ移動させるようにしてもよい。
〔被調整部の元の位置への移動〕
本発明では、紙積み台の上昇に応じて被調整部の位置を外側に移動させるが、紙積み台を上昇させた後は、その紙積み台の停止に応じて、被調整部の位置を紙積み台が上昇する前の位置に戻すようにする。この場合、被調整部が紙積み台に積載されている枚葉紙の紙サイズの内側に入ることもあるが、紙積み台に積載されている枚葉紙の側方から被調整部が元の位置に戻されるので、被調整部が枚葉紙に突き当たっても、その力は紙積み台に積載された枚葉紙が横方向にずれて吸収されるので、被調整部が破損する虞れはない。
〔被調整部の移動距離〕
本発明において、紙積み台の上昇に応じて被調整部の位置を外側に移動させる場合、被調整部を現在の位置(設定位置)から予め定められた距離だけ外側に移動させるようにしてもよいし、枚葉紙の紙サイズに応じて定められるプリセット位置を基準とし、このプリセット位置から予め定められた距離だけ外側に離れた位置に移動させるようにしてもよい。この場合、「予め定められた距離」をできるだけ小さな値とすることにより、被調整部の移動距離を小さくし、被調整部を元の位置(設定値)に戻す時間を短くすることが可能となる。
本発明によれば、紙積み台の上昇に応じて被調整部の位置を紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向(外側)へ移動させるようにしたので、紙積み台に積載されている枚葉紙の紙サイズよりも外側に位置するように被調整部を移動させることにより、紙積み台に積載されている枚葉紙によって被調整部が突き上げられる虞れをなくすことが可能となり、被調整部の破損を未然に防ぐことができるようになる。
〔実施の形態1〕
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係る枚葉処理機における被調整部の位置調整装置の一実施の形態(実施の形態1)を示すブロック図である。この実施の形態1では、紙積み台に積載される枚葉紙の大きさに適した位置にその位置が調整される被調整部を、枚葉印刷機における給紙部のサッカおよび横サバキ、排紙部の吸引車および横寄せとしている。
本実施の形態において、横サバキおよび横寄せは、左右一対として設けられている。図1では、左側の横サバキを符号61で示し、右側の横サバキを符号62で示している。また、左側の横寄せを符号65で示し、右側の横寄せを符号66で示している。また、サッカを符号63で示し、吸引車を符号64で示している。
この被調整部の位置調整装置100は、CPU1、RAM2、ROM3、紙サイズプリセットスタートスイッチ4、左側の横サバキ位置調整選択スイッチ5、右側の横サバキ位置調整選択スイッチ6,サッカ位置調整選択スイッチ7、吸引車位置調整選択スイッチ8、左側の横寄せ位置調整選択スイッチ9、右側の横寄せ位置調整選択スイッチ10、位置調整完了スイッチ11、アップボタン12、ダウンボタン13、フィーダパイル上昇下降選択スイッチ14、デリバリーパイル上昇下降選択スイッチ15、上昇ボタン16、下降ボタン17、給紙開始スイッチ18、入力装置19、表示器20、出力装置21、印刷用紙の天地方向の長さ設定器22、印刷用紙の左右方向の長さ設定器23、内部クロックカウンタ24、サッカ用エアバルブ25、横サバキ用エアバルブ26、メモリ27、インタフェース(I/O)28−1〜28−9を備えている。図2〜図4にメモリ27の構成を分割して示す。メモリ27におけるメモリM1〜M48の役割については後述する。
また、この被調整部の位置調整装置100は、左側横サバキ61に対して、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29、左側横サバキ位置調整用モータ30、左側横サバキ位置検出用カウンタ31、左側横サバキ位置調整用モータ用ロータリエンコーダ32が設けられ、右側横サバキ62に対して、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33、右側横サバキ位置調整用モータ34、右側横サバキ位置検出用カウンタ35、右側横サバキ位置調整用モータ用ロータリエンコーダ36が設けられている。
また、サッカ63に対して、サッカ位置調整用モータドライバ37、サッカ位置調整用モータ38、サッカ位置検出用カウンタ39、サッカ位置調整用モータ用ロータリエンコーダ40が設けられ、吸引車64に対して、吸引車位置調整用モータドライバ41、吸引車位置調整用モータ42、吸引車位置検出用カウンタ43、吸引車位置調整用モータ用ロータリエンコーダ44が設けられている。
また、左側横寄せ65に対して、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45、左側横寄せ位置調整用モータ46、左側横寄せ位置検出用カウンタ47、左側横寄せ位置調整用モータ用ロータリエンコーダ48が設けられ、右側横寄せ66に対して、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49、右側横寄せ位置調整用モータ50、右側横寄せ位置検出用カウンタ51、右側横寄せ位置調整用モータ用ロータリエンコーダ52が設けられている。
この被調整部の位置調整装置100において、CPU1は、入出力インタフェース28−1〜28−9を介して与えられる各種入力情報を得て、RAM2やメモリ27にアクセスしながら、ROM3に格納されたプログラムに従って動作する。ROM3には、本実施の形態特有のプログラムとして、被調整部の位置調整プログラムが格納されている。以下、図7〜図32に示すフローチャートを参照して、CPU1が実行する被調整部の位置調整プログラムに従う処理動作について説明する。
〔紙サイズの入力〕
オペレータは、先ず、印刷用紙の紙サイズ(給紙しようとする枚葉紙の紙サイズ)を入力する。この紙サイズの入力は、印刷用紙の天地方向の長さ設定器22と印刷用紙の左右方向の長さ設定器23を介して行い(図7:ステップS2,S3のYES)、設定器22から入力された印刷用紙の天地方向の長さはメモリM1に格納され(ステップS4)、設定器23から入力された印刷用紙の左右方向の長さはメモリM2に格納される(ステップS5)。
〔紙サイズに応じたプリセット位置への自動調整〕
次に、オペレータは、紙サイズプリセットスタートスイッチ4をオンとする(ステップS1のYES)。すると、CPU1は、メモリM3から印刷用紙の左右方向の長さ−横サバキ位置変換テーブルを読み出し(ステップS6)、メモリM2から印刷用紙の左右方向の長さを読み出し(ステップS7)、印刷用紙の左右方向の長さ−横サバキ位置変換テーブルを用いて、印刷用紙の左右方向の長さより横サバキのプリセット位置を求め、この求めた横サバキのプリセット位置をメモリM4に格納する(ステップS8)。
そして、ステップS8で求めた横サバキのプリセット位置より、目標とする横サバキ位置検出用カウンタの値を演算し、この演算した目標とする横サバキ位置検出用カウンタの値をメモリM5およびM6に格納する(ステップS9)。この場合、メモリM5には、目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値を格納し、メモリM6には、目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値を格納する。
次に、CPU1は、メモリM7から印刷用紙の天地方向の長さ−サッカ位置変換テーブルを読み出し(ステップS10)、メモリM1から印刷用紙の天地方向の長さを読み出し(図8:ステップS11)、印刷用紙の天地方向の長さ−サッカ位置変換テーブルを用いて、印刷用紙の天地方向の長さよりサッカのプリセット位置を求め、この求めたサッカのプリセット位置をメモリM8に格納する(ステップS12)。そして、この求めたサッカのプリセット位置より、目標とするサッカ位置検出用カウンタの値を演算し、この演算した目標とするサッカ位置検出用カウンタの値をメモリM9に格納する(ステップS13)。
次に、CPU1は、メモリM10から印刷用紙の天地方向の長さ−吸引車位置変換テーブルを読み出し(ステップS14)、メモリM1から印刷用紙の天地方向の長さを読み出し(ステップS15)、印刷用紙の天地方向の長さ−吸引車位置変換テーブルを用いて、印刷用紙の天地方向の長さより吸引車のプリセット位置を求め、この求めた吸引車のプリセット位置をメモリM11に格納する(ステップS16)。そして、この求めた吸引車のプリセット位置より、目標とする吸引車位置検出用カウンタの値を演算し、この演算した目標とする吸引車位置検出用カウンタの値をメモリM12に格納する(ステップS17)。
次に、CPU1は、メモリM13から印刷用紙の左右方向の長さ−横寄せ位置変換テーブルを読み出し(ステップS18)、メモリM2から印刷用紙の左右方向の長さを読み出し(ステップS19)、印刷用紙の左右方向の長さ−横寄せ位置変換テーブルを用いて、印刷用紙の左右方向の長さより横寄せのプリセット位置を求め、この求めた横寄せのプリセット位置をメモリM14に格納する(ステップS20)。
そして、ステップS20で求めた横寄せのプリセット位置より、目標とする横寄せ位置検出用カウンタの値を演算し、この演算した目標とする横寄せ位置検出用カウンタの値をメモリM15およびM16に格納する(ステップS21)。この場合、メモリM15には、目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値を格納し、メモリM16には、目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値を格納する。
〔左側横サバキのプリセット位置への自動調整〕
次に、CPU1は、左側横サバキ位置検出用カウンタ31より現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(図9:ステップS22)、メモリM5より目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS23)、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致しているか否かを確認する(ステップS24)。
ここで、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致しておらず(ステップS24のNO)、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値よりも小さければ(ステップS25のYES)、CPU1は、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29に正転指令を送る(ステップS26)。これにより、左側横サバキ位置調整用モータ30が正転し、左側横サバキ61が内側(紙積み台に積載されている枚葉紙の中心に近づく方向)へ移動する。
CPU1は、この左側横サバキ61の移動中、左側横サバキ位置検出用カウンタ31より現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS27)、メモリM5より目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS28)、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS29)。
そして、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS29のYES)、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29への正転指令の出力を停止し(ステップS30)、左側横サバキ位置調整用モータ30の回転を停止させる。これにより、左側横サバキ61が、印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置まで自動的に移動し、停止する。
ステップS25において、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値よりも大きければ、CPU1は、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29に逆転指令を送る(ステップS31)。これにより、左側横サバキ位置調整用モータ30が逆転し、左側横サバキ61が外側(紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向)へ移動する。
CPU1は、この左側横サバキ61の移動中、左側横サバキ位置検出用カウンタ31より現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS32)、メモリM5より目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS33)、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS34)。
そして、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS34のYES)、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29への逆転指令の出力を停止し(ステップS35)、左側横サバキ位置調整用モータ30の回転を停止させる。これにより、左側横サバキ61が、印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置まで自動的に移動し、停止する。
〔右側横サバキのプリセット位置への自動調整〕
次に、CPU1は、右側横サバキ位置検出用カウンタ35より現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(図10:ステップS36)、メモリM6より目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS37)、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致しているか否かを確認する(ステップS38)。
ここで、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致しておらず(ステップS38のNO)、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値よりも小さければ(ステップS39のYES)、CPU1は、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33に正転指令を送る(ステップS40)。これにより、右側横サバキ位置調整用モータ34が正転し、右側横サバキ62が内側(紙積み台に積載されている枚葉紙の中心に近づく方向)へ移動する。
CPU1は、この右側横サバキ62の移動中、右側横サバキ位置検出用カウンタ35より現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS41)、メモリM6より目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS42)、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS43)。
そして、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS43のYES)、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33への正転指令の出力を停止し(ステップS44)、右側横サバキ位置調整用モータ34の回転を停止させる。これにより、右側横サバキ62が、印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置まで自動的に移動し、停止する。
ステップS39において、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値よりも大きければ、CPU1は、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33に逆転指令を送る(ステップS45)。これにより、右側横サバキ位置調整用モータ34が逆転し、右側横サバキ62が外側(紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向)へ移動する。
CPU1は、この右側横サバキ62の移動中、右側横サバキ位置検出用カウンタ35より現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS46)、メモリM6より目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS47)、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS48)。
そして、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS48のYES)、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33への逆転指令の出力を停止し(ステップS49)、右側横サバキ位置調整用モータ34の回転を停止させる。これにより、右側横サバキ62が、印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置まで自動的に移動し、停止する。
〔サッカのプリセット位置への自動調整〕
次に、CPU1は、サッカ位置検出用カウンタ39より現在のサッカ位置検出用カウンタの値を読み取り(図11:ステップS50)、メモリM9より目標とするサッカ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS51)、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致しているか否かを確認する(ステップS52)。
ここで、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致しておらず(ステップS52のNO)、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値よりも小さければ(ステップS53のYES)、CPU1は、サッカ位置調整用モータドライバ37に正転指令を送る(ステップS54)。これにより、サッカ位置調整用モータ38が正転し、サッカ63が内側(紙積み台に積載されている枚葉紙の中心に近づく方向)へ移動する。
CPU1は、このサッカ63の移動中、サッカ位置検出用カウンタ39より現在のサッカ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS55)、メモリM9より目標とするサッカ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS56)、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS57)。
そして、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS57のYES)、サッカ位置調整用モータドライバ37への正転指令の出力を停止し(ステップS58)、サッカ位置調整用モータ38の回転を停止させる。これにより、サッカ63が、印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置まで自動的に移動し、停止する。
ステップS53において、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値よりも大きければ、CPU1は、サッカ位置調整用モータドライバ37に逆転指令を送る(ステップS59)。これにより、サッカ位置調整用モータ38が逆転し、サッカ63が外側(紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向)へ移動する。
CPU1は、このサッカ63の移動中、サッカ位置検出用カウンタ39より現在のサッカ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS60)、メモリM9より目標とするサッカ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS61)、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS62)。
そして、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS62のYES)、サッカ位置調整用モータドライバ37への逆転指令の出力を停止し(ステップS63)、サッカ位置調整用モータ38の回転を停止させる。これにより、サッカ63が、印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置まで自動的に移動し、停止する。
〔吸引車のプリセット位置への自動調整〕
次に、CPU1は、吸引車位置検出用カウンタ43より現在の吸引車位置検出用カウンタの値を読み取り(図12:ステップS64)、メモリM12より目標とする吸引車位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS65)、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致しているか否かを確認する(ステップS66)。
ここで、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致しておらず(ステップS66のNO)、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値よりも小さければ(ステップS67のYES)、CPU1は、吸引車位置調整用モータドライバ41に正転指令を送る(ステップS68)。これにより、吸引車位置調整用モータ42が正転し、吸引車64が内側(紙積み台に積載されている枚葉紙の中心に近づく方向)へ移動する。
CPU1は、この吸引車64の移動中、吸引車位置検出用カウンタ43より現在の吸引車位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS69)、メモリM12より目標とする吸引車位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS70)、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS71)。
そして、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS71のYES)、吸引車位置調整用モータドライバ41への正転指令の出力を停止し(ステップS72)、吸引車位置調整用モータ42の回転を停止させる。これにより、吸引車64が、印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置まで自動的に移動し、停止する。
ステップS67において、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値よりも大きければ、CPU1は、吸引車位置調整用モータドライバ41に逆転指令を送る(ステップS73)。これにより、吸引車位置調整用モータ42が逆転し、吸引車64が外側(紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向)へ移動する。
CPU1は、この吸引車64の移動中、吸引車位置検出用カウンタ43より現在の吸引車位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS74)、メモリM12より目標とする吸引車位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS75)、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS76)。
そして、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS76のYES)、吸引車位置調整用モータドライバ41への逆転指令の出力を停止し(ステップS77)、吸引車位置調整用モータ42の回転を停止させる。これにより、吸引車64が、印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置まで自動的に移動し、停止する。
〔左側横寄せのプリセット位置への自動調整〕
次に、CPU1は、左側横寄せ位置検出用カウンタ47より現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(図13:ステップS78)、メモリM15より目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS79)、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致しているか否かを確認する(ステップS80)。
ここで、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致しておらず(ステップS80のNO)、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値よりも小さければ(ステップS81のYES)、CPU1は、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45に正転指令を送る(ステップS82)。これにより、左側横寄せ位置調整用モータ46が正転し、左側横寄せ65が内側(紙積み台に積載されている枚葉紙の中心に近づく方向)へ移動する。
CPU1は、この左側横寄せ65の移動中、左側横寄せ位置検出用カウンタ47より現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS83)、メモリM15より目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS84)、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS85)。
そして、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS85のYES)、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45への正転指令の出力を停止し(ステップS86)、左側横寄せ位置調整用モータ46の回転を停止させる。これにより、左側横寄せ65が、印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置まで自動的に移動し、停止する。
ステップS81において、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値よりも大きければ、CPU1は、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45に逆転指令を送る(ステップS87)。これにより、左側横寄せ位置調整用モータ46が逆転し、左側横寄せ65が外側(紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向)へ移動する。
CPU1は、この左側横寄せ65の移動中、左側横寄せ位置検出用カウンタ47より現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS88)、メモリM15より目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS89)、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS90)。
そして、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS90のYES)、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45への逆転指令の出力を停止し(ステップS91)、左側横寄せ位置調整用モータ46の回転を停止させる。これにより、左側横寄せ65が、印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置まで自動的に移動し、停止する。
〔右側横寄せのプリセット位置への自動調整〕
次に、CPU1は、右側横寄せ位置検出用カウンタ51より現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(図14:ステップS92)、メモリM16より目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS93)、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致しているか否かを確認する(ステップS94)。
ここで、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致しておらず(ステップS94のNO)、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値よりも小さければ(ステップS95のYES)、CPU1は、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49に正転指令を送る(ステップS96)。これにより、右側横寄せ位置調整用モータ50が正転し、右側横寄せ66が内側(紙積み台に積載されている枚葉紙の中心に近づく方向)へ移動する。
CPU1は、この右側横寄せ66の移動中、右側横寄せ位置検出用カウンタ51より現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS97)、メモリM16より目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS98)、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS99)。
そして、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS99のYES)、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49への逆転指令の出力を停止し(ステップS100)、右側横寄せ位置調整用モータ50の回転を停止させる。これにより、右側横寄せ66が、印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置まで自動的に移動し、停止する。
ステップS95において、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値よりも大きければ、CPU1は、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49に逆転指令を送る(ステップS101)。これにより、右側横寄せ位置調整用モータ50が逆転し、右側横寄せ66が外側(紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向)へ移動する。
CPU1は、この右側横寄せ66の移動中、右側横寄せ位置検出用カウンタ51より現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS102)、メモリM16より目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS103)、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS104)。
そして、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS104のYES)、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49への逆転指令の出力を停止し(ステップS105)、右側横寄せ位置調整用モータ50の回転を停止させる。これにより、右側横寄せ66が、印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置まで自動的に移動し、停止する。
〔左側横サバキの位置の手動調整〕
オペレータは、左側横サバキ61の位置を調整したい場合、左側の横サバキ位置調整選択スイッチ5をオンとする(図15:ステップS106のYES)。ここで、左側横サバキ61を内側に調整したい場合には、アップボタン12をオンとし(ステップS108のYES)、左側横サバキ61を外側に調整したい場合には、ダウンボタン13をオンとする(ステップS112のYES)。左側横サバキ61の位置の調整が完了すれば、位置調整完了スイッチ11をオンとし(ステップS107のYES)、左側の横サバキ位置調整選択状態から脱する。
アップボタン12がオンとされた場合(ステップS108のYES)、CPU1は、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29へ正転指令を送る(ステップS109)。アップボタン12がオフとされると(ステップS110のYES)、CPU1は、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29への正転指令の出力を停止する(ステップS111)。これにより、アップボタン12がオンとされている間、左側横サバキ位置調整用モータ30が正転し、左側横サバキ61が内側へ移動する。
ダウンボタン13がオンとされた場合(ステップS112のYES)、CPU1は、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29へ逆転指令を送る(ステップS113)。ダウンボタン13がオフとされると(ステップS114のYES)、CPU1は、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29への逆転指令の出力を停止する(ステップS115)。これにより、ダウンボタン13がオンとされている間、左側横サバキ位置調整用モータ30が逆転し、左側横サバキ61が外側へ移動する。
〔右側横サバキの位置の手動調整〕
オペレータは、右側横サバキ62の位置を調整したい場合、右側の横サバキ位置調整選択スイッチ6をオンとする(図16:ステップS116のYES)。ここで、右側横サバキ62を内側に調整したい場合には、アップボタン12をオンとし(ステップS118のYES)、右側横サバキ62を外側に調整したい場合には、ダウンボタン13をオンとする(ステップS122)。右側横サバキ62の位置の調整が完了すれば、位置調整完了スイッチ11をオンとし(ステップS117のYES)、右側の横サバキ位置調整選択状態から脱する。
アップボタン12がオンとされた場合(ステップS118のYES)、CPU1は、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33へ正転指令を送る(ステップS119)。アップボタン12がオフとされると(ステップS120のYES)、CPU1は、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33への正転指令の出力を停止する(ステップS121)。これにより、アップボタン12がオンとされている間、右側横サバキ位置調整用モータ34が正転し、右側横サバキ62が内側へ移動する。
ダウンボタン13がオンとされた場合(ステップS122のYES)、CPU1は、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33へ逆転指令を送る(ステップS123)。ダウンボタン13がオフとされると(ステップS124のYES)、CPU1は、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33への逆転指令の出力を停止する(ステップS125)。これにより、ダウンボタン13がオンとされている間、右側横サバキ位置調整用モータ34が逆転し、右側横サバキ62が外側へ移動する。
〔サッカの位置の手動調整〕
オペレータは、サッカ63の位置を調整したい場合、サッカ位置調整選択スイッチ7をオンとする(図17:ステップS126のYES)。ここで、サッカ63を内側に調整したい場合には、アップボタン12をオンとし(ステップS128のYES)、サッカ63を外側に調整したい場合には、ダウンボタン13をオンとする(ステップS132のYES)。サッカ63の位置の調整が完了すれば、位置調整完了スイッチ11をオンとし(ステップS127のYES)、サッカ位置調整選択状態から脱する。
アップボタン12がオンとされた場合(ステップS128のYES)、CPU1は、サッカ位置調整用モータドライバ37へ正転指令を送る(ステップS129)。アップボタン12がオフとされると(ステップS130のYES)、CPU1は、サッカ位置調整用モータドライバ37への正転指令の出力を停止する(ステップS131)。これにより、アップボタン12がオンとされている間、サッカ位置調整用モータ38が正転し、サッカ63が内側へ移動する。
ダウンボタン13がオンとされた場合(ステップS132のYES)、CPU1は、サッカ位置調整用モータドライバ37へ逆転指令を送る(ステップS133)。ダウンボタン13がオフとされると(ステップS134のYES)、CPU1は、サッカ位置調整用モータドライバ37への逆転指令の出力を停止する(ステップS135)。これにより、ダウンボタン13がオンとされている間、サッカ位置調整用モータ38が逆転し、サッカ63が外側へ移動する。
〔吸引車の位置の手動調整〕
オペレータは、吸引車64の位置を調整したい場合、吸引車位置調整選択スイッチ8をオンとする(図18:ステップS136のYES)。ここで、吸引車64を内側に調整したい場合には、アップボタン12をオンとし(ステップS138のYES)、吸引車64を外側に調整したい場合には、ダウンボタン13をオンとする(ステップS142のYES)。吸引車64の位置の調整が完了すれば、位置調整完了スイッチ11をオンとし(ステップS137のYES)、吸引車位置調整選択状態から脱する。
アップボタン12がオンとされた場合(ステップS138のYES)、CPU1は、吸引車位置調整用モータドライバ41へ正転指令を送る(ステップS139)。アップボタン12がオフとされると(ステップS140のYES)、CPU1は、吸引車位置調整用モータドライバ41への正転指令の出力を停止する(ステップS141)。これにより、アップボタン12がオンとされている間、吸引車位置調整用モータ42が正転し、吸引車64が内側へ移動する。
ダウンボタン13がオンとされた場合(ステップS142のYES)、CPU1は、吸引車位置調整用モータドライバ41へ逆転指令を送る(ステップS143)。ダウンボタン13がオフとされると(ステップS144のYES)、CPU1は、吸引車位置調整用モータドライバ41への逆転指令の出力を停止する(ステップS145)。これにより、ダウンボタン13がオンとされている間、吸引車位置調整用モータ42が逆転し、吸引車64が外側へ移動する。
〔左側横寄せの位置の手動調整〕
オペレータは、左側横寄せ65の位置を調整したい場合、左側の横寄せ位置調整選択スイッチ9をオンとする(図19:ステップS146のYES)。ここで、左側横寄せ65を内側に調整したい場合には、アップボタン12をオンとし(ステップS148のYES)、左側横寄せ65を外側に調整したい場合には、ダウンボタン13をオンとする(ステップS152のYES)。左側横寄せ65の位置の調整が完了すれば、位置調整完了スイッチ11をオンとし(ステップS147のYES)、左側の横寄せ位置調整選択状態から脱する。
アップボタン12がオンとされた場合(ステップS148のYES)、CPU1は、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45へ正転指令を送る(ステップS149)。アップボタン12がオフとされると(ステップS150のYES)、CPU1は、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45への正転指令の出力を停止する(ステップS151)。これにより、アップボタン12がオンとされている間、左側横寄せ位置調整用モータ46が正転し、左側横寄せ65が内側へ移動する。
ダウンボタン13がオンとされた場合(ステップS152のYES)、CPU1は、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45へ逆転指令を送る(ステップS153)。ダウンボタン13がオフとされると(ステップS154のYES)、CPU1は、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45への逆転指令の出力を停止する(ステップS155)。これにより、ダウンボタン13がオンとされている間、左側横寄せ位置調整用モータ46が逆転し、左側横寄せ65が外側へ移動する。
〔右側横寄せの位置の手動調整〕
オペレータは、右側横寄せ66の位置を調整したい場合、右側の横寄せ位置調整選択スイッチ10をオンとする(図20:ステップS156のYES)。ここで、右側横寄せ66を内側に調整したい場合には、アップボタン12をオンとし(ステップS158のYES)、右側横寄せ66を外側に調整したい場合には、ダウンボタン13をオンとする(ステップS162)。右側横寄せ66の位置の調整が完了すれば、位置調整完了スイッチ11をオンとし(ステップS157のYES)、右側の横寄せ位置調整選択状態から脱する。
アップボタン12がオンとされた場合(ステップS158のYES)、CPU1は、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49へ正転指令を送る(ステップS159)。アップボタン12がオフとされると(ステップS160のYES)、CPU1は、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49への正転指令の出力を停止する(ステップS161)。これにより、アップボタン12がオンとされている間、右側横寄せ位置調整用モータ50が正転し、右側横寄せ66が内側へ移動する。
ダウンボタン13がオンとされた場合(ステップS162のYES)、CPU1は、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49へ逆転指令を送る(ステップS163)。ダウンボタン13がオフとされると(ステップS164のYES)、CPU1は、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49への逆転指令の出力を停止する(ステップS165)。これにより、ダウンボタン13がオンとされている間、右側横寄せ位置調整用モータ50が逆転し、右側横寄せ66が外側へ移動する。
〔給紙部〕
今、上述したステップS1〜S165の処理動作により、給紙部の紙積み台(フィーダパイル)301(図5(a)参照)に積載されている印刷用紙302に対し、この印刷用紙302の紙サイズに適した位置に左側横サバキ61、右側横サバキ62、サッカ63が調整された状態で、印刷が進められているものとする。この場合、フィーダパイル301は、給紙による印刷用紙302の減少にしたがって、自動的に上昇する。
フィーダパイル301に積載された印刷用紙302が無くなると、オペレータは、押しボタン操作(下降ボタン17の操作)でフィーダパイル301を下降させ、新たな印刷用紙302をフィーダパイル301に積載する。この時、印刷用紙302の断裁誤差や紙積時の印刷用紙302の位置ずれ等により、左側横サバキ61、右側横サバキ62、サッカ63の設定位置が印刷用紙302の紙サイズの内側に入ってしまう場合がある。例えば、図5(b)に示すように、吹足306の先端がフィーダパイル301に積載された印刷用紙302の紙サイズの内側に入ってしまう場合がある。
従来は、このような状態から、何の回避策も講じられることなく、フィーダパイル301が押しボタン操作で上昇されていたので、フィーダパイル301に積載された印刷用紙302が吹足306を突き上げ、吹足306を破損させてしまうことがあった。また、左側横サバキ61や右側横サバキ62も同様にして突き上げ、破損させてしまうことがあった。
これに対し、本実施の形態では、フィーダパイル301を押しボタン操作で上昇させる場合、以下に説明するような処理動作によって、フィーダパイル301に積載されている印刷用紙302の中心から離れる方向(外側)へ、左側横サバキ61、右側横サバキ62、サッカ63が自動的に移動するので、これらの破損が未然に防がれる。
〔フィーダパイルの手動操作による上昇時の処理動作〕
オペレータは、フィーダパイル301を手動操作により上昇させる場合、フィーダパイル上昇下降選択スイッチ14をオンとする(図21:ステップS166のYES)。そして、上昇ボタン16をオンとする(ステップS168のYES)。なお、フィーダパイル上昇下降選択スイッチ14をオンとした後、フィーダパイル上昇下降選択状態から脱する場合には、位置調整完了スイッチ11をオンとする(ステップS167のYES)。
〔左側横サバキの復帰位置および回避位置〕
上昇ボタン16がオンとされると(ステップS168のYES)、CPU1は、 左側横サバキ位置検出用カウンタ31より現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り、この読み取った現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値を左側横サバキ復帰位置としてメモリM23に格納する(ステップS169)。
また、読み取った現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値より、現在の左側横サバキ位置を演算し、メモリM24に格納する(ステップS170)。そして、メモリM25より予め定められている横サバキ逃げ量α1を読み出し(ステップS171)、現在の左側横サバキ位置より横サバキ逃げ量α1を減算し、左側横サバキ回避位置を演算し、メモリM26に格納する(ステップS172)。そして、この求めた左側横サバキ回避位置より、目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値を演算し、メモリM5に格納する(ステップS173)。
〔右側横サバキの復帰位置および回避位置〕
次に、CPU1は、右側横サバキ位置検出用カウンタ35より現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り、この読み取った現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値を右側横サバキ復帰位置としてメモリM27に格納する(ステップS174)。
また、読み取った現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値より、現在の右側横サバキ位置を演算し、メモリM28に格納する(図22:ステップS175)。そして、メモリM25より予め定められている横サバキ逃げ量α1を読み出し(ステップS176)、現在の右側横サバキ位置より横サバキ逃げ量α1を減算し、右側横サバキ回避位置を演算し、メモリM29に格納する(ステップS177)。そして、この求めた右側横サバキ回避位置より、目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値を演算し、メモリM6に格納する(ステップS178)。
〔サッカの復帰位置および回避位置〕
次に、CPU1は、サッカ位置検出用カウンタ39より現在のサッカ位置検出用カウンタの値を読み取り、この読み取った現在のサッカ位置検出用カウンタの値をサッカ復帰位置としてメモリM30に格納する(ステップS179)。
また、読み取った現在のサッカ位置検出用カウンタの値より、現在のサッカ位置を演算し、メモリM31に格納する(ステップS180)。そして、メモリM32より予め定められているサッカ逃げ量α2を読み出し(ステップS181)、現在のサッカ位置よりサッカ逃げ量α2を減算し、サッカ回避位置を演算し、メモリM33に格納する(ステップS182)。そして、この求めたサッカ回避位置より、目標とするサッカ位置検出用カウンタの値を演算し、メモリM9に格納する(ステップS183)。
〔左側横サバキの回避位置への移動〕
次に、CPU1は、サッカ用エアバルブ25および横サバキ用エアバルブ26をオフとして(ステップS184)、左側横サバキ61、右側横サバキ62、サッカ63へのエアの供給を遮断する。そして、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29に逆転指令を送る(図23:ステップS185)。これにより、左側横サバキ位置調整用モータ30が逆転し、左側横サバキ61が外側へ移動する。
CPU1は、この左側横サバキ61の移動中、左側横サバキ位置検出用カウンタ31より現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS186)、メモリM5より目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS187)、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS188)。
そして、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS188のYES)、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29への逆転指令の出力を停止し(ステップS189)、左側横サバキ位置調整用モータ30の回転を停止させる。
これにより、左側横サバキ61が横サバキ逃げ量α1から求められた左側横サバキ回避位置まで、すなわち現在の位置(設定位置)から横サバキ逃げ量α1だけ、自動的に外側に移動し、停止する。
〔右側横サバキの回避位置への移動〕
次に、CPU1は、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33に逆転指令を送る(ステップS190)。これにより、右側横サバキ位置調整用モータ34が逆転し、右側横サバキ62が外側へ移動する。
CPU1は、この右側横サバキ62の移動中、右側横サバキ位置検出用カウンタ35より現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS191)、メモリM6より目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS192)、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS193)。
そして、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS193のYES)、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33への逆転指令の出力を停止し(図24:ステップS194)、右側横サバキ位置調整用モータ34の回転を停止させる。
これにより、右側横サバキ62が横サバキ逃げ量α1から求められた右側横サバキ回避位置まで、すなわち現在の位置(設定位置)から横サバキ逃げ量α1だけ、自動的に外側に移動し、停止する。
〔サッカの回避位置への移動〕
次に、CPU1は、サッカ位置調整用モータドライバ37に逆転指令を送る(ステップS195)。これにより、サッカ位置調整用モータ38が逆転し、サッカ63が外側へ移動する。
CPU1は、このサッカ63の移動中、サッカ位置検出用カウンタ39より現在のサッカ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS196)、メモリM9より目標とするサッカ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS197)、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS198)。
そして、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS198のYES)、サッカ位置調整用モータドライバ37への逆転指令の出力を停止し(ステップS199)、サッカ位置調整用モータ38の回転を停止させる。
これにより、サッカ63がサッカ逃げ量α2から求められたサッカ回避位置まで、すなわち現在の位置(設定位置)からサッカ逃げ量α2だけ、自動的に外側に移動し、停止する。
このようにして、本実施の形態では、オペレータが上昇ボタン16をオンとすると、左側横サバキ61、右側横サバキ62、サッカ63がフィーダパイル301に積載されている印刷用紙302の紙サイズの外側に自動的に逃げるものとなり(図5(c)参照)、フィーダパイル301に積載されている印刷用紙302が吹足306を突き上げたり、左側横サバキ61や右側横サバキ62を突き上げたりすることがなく、これらの破損が未然に防がれるものとなる。
なお、本実施の形態において、横サバキの逃げ量α1、サッカの逃げ量α2は、数ミリから十数ミリとしている。この逃げ量α1,α2は、印刷用紙302の断裁誤差や紙積時の印刷用紙302の位置ずれ等を考慮し、できるだけ小さな値とすることが好ましい。
〔フィーダパイルの上昇完了の判断〕
オペレータは、フィーダパイル301が所望の上昇位置に達した時点で、上昇ボタン16をオフとする。CPU1は、上昇ボタン16がオフとされると(ステップS200のYES)、内部クロックカウンタ24へリセットおよびイネーブル信号を送り(ステップS201)、内部クロックカウンタ24へのリセット信号の出力を停止する(ステップS202)。これにより、内部クロックカウンタ24が0からのカウントを開始する。
CPU1は、上昇ボタン16がオフとされている間(ステップS203のNO)、内部クロックカウンタ24のカウント値を読み取り(ステップS204)、そのカウント値から上昇ボタン16がオフとされてからの経過時間を演算する(ステップS205)。そして、メモリM36に予め設定されているフィーダパイル用待ち時間tWAを読み出し(ステップS206)、上昇ボタン16がオフとされてからの経過時間がフィーダパイル用待ち時間tWAに達したか否かをチェックする(ステップ207)。
ここで、上昇ボタン16がオフとされてからの経過時間がフィーダパイル用待ち時間tWAに達する前に上昇ボタン16がオンとされれば(ステップS203のYES)、ステップS200へ戻って、上昇ボタン16が再度オフとされるのを待つ。すなわち、フィーダパイル301の高さ位置の微調整などを行うために、フィーダパイル用待ち時間tWAに達する前に上昇ボタン16がオンとされることがあり、このような場合には上昇ボタン16がオフとされてからの経過時間の計時をやり直す。
CPU1は、上昇ボタン16がオフとされてからの経過時間がフィーダパイル用待ち時間tWAに達すると、すなわちフィーダパイル用待ち時間tWAの間ずっと上昇ボタン16がオフとされると、その時をフィーダパイル301の上昇完了と判断する(ステップS207のYES)。
〔左側横サバキ、右側横サバキ、サッカの復帰位置の読み出し〕
CPU1は、フィーダパイル301の上昇が完了すると(ステップS207のYES)、メモリM23から左側横サバキ復帰位置を読み出し(図25:ステップS208)、目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値としてメモリM5に上書きする(ステップS209)。また、メモリM27から右側横サバキ復帰位置を読み出し(ステップS210)、目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値としてメモリM6に上書きする(ステップS211)。また、メモリM30からサッカ復帰位置を読み出し(ステップS212)、目標とするサッカ位置検出用カウンタの値としてメモリM9に上書きする(ステップS213)。
〔左側横サバキの復帰位置への移動〕
次に、CPU1は、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29に正転指令を送る(ステップS214)。これにより、左側横サバキ位置調整用モータ30が正転し、左側横サバキ61が内側へ移動する。
CPU1は、この左側横サバキ61の移動中、左側横サバキ位置検出用カウンタ31より現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS215)、メモリM5より目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS216)、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS217)。
そして、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS217のYES)、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29への正転指令の出力を停止し(ステップS218)、左側横サバキ位置調整用モータ30の回転を停止させる。これにより、左側横サバキ61がフィーダパイル301を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に移動し、停止する。
〔右側横サバキの復帰位置への移動〕
次に、CPU1は、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33に正転指令を送る(ステップS219)。これにより、右側横サバキ位置調整用モータ34が正転し、右側横サバキ62が内側へ移動する。
CPU1は、この右側横サバキ62の移動中、右側横サバキ位置検出用カウンタ35より現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(図26:ステップS220)、メモリM6より目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS221)、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS222)。
そして、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS222のYES)、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33への正転指令の出力を停止し(ステップS223)、右側横サバキ位置調整用モータ34の回転を停止させる。これにより、右側横サバキ62がフィーダパイル301を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に移動し、停止する。
〔サッカの復帰位置への移動〕
次に、CPU1は、サッカ位置調整用モータドライバ37に正転指令を送る(ステップS224)。これにより、サッカ位置調整用モータ38が正転し、サッカ63が内側へ移動する。
CPU1は、このサッカ63の移動中、サッカ位置検出用カウンタ39より現在のサッカ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS225)、メモリM9より目標とするサッカ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS226)、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS227)。
そして、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS227のYES)、サッカ位置調整用モータドライバ37への正転指令の出力を停止し(ステップS228)、サッカ位置調整用モータ38の回転を停止させる。これにより、サッカ63がフィーダパイル301を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に移動し、停止する。
このようにして、本実施の形態では、フィーダパイル301の上昇が完了したと判断されると、左側横サバキ61、右側横サバキ62、サッカ63がフィーダパイル301を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に戻るものとなる。この場合、逃げ量α1,α2をできるだけ小さな値とすることにより、左側横サバキ61、右側横サバキ62、サッカ63を元の位置(設定位置)に戻すまでの時間を短くすることができる。
なお、この復帰位置への移動において、例えば、図5(d)に示すように、フィーダパイル301に積載されている印刷用紙302の紙サイズの内側に吹足306が入ることがある。しかし、この場合、フィーダパイル301に積載されている印刷用紙302の側方から吹足306が元の位置に戻されるので、吹足306が印刷用紙302に突き当たっても、その力をフィーダパイル301に積載された印刷用紙302が前方向にずれて吸収するため、吹足306が破損する虞れはない。
〔給紙開始〕
CPU1は、左側横サバキ61、右側横サバキ62、サッカ63がフィーダパイル301を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで戻された後、給紙開始スイッチ18がオンとされると(ステップS229のYES)、サッカ用エアバルブ25および横サバキ用エアバルブ26をオンとして(ステップS230)、左側横サバキ61、右側横サバキ62、サッカ63へのエアの供給を再開する。これにより、給紙動作が再開される。
〔排紙部〕
次に、排紙部での動作について説明する。今、前述したステップS1〜S165の処理動作により、排紙部の紙積み台(デリバリーパイル)401(図6(a)参照)に積載されている印刷用紙402に対し、この印刷用紙402の紙サイズに適した位置に吸引車64、左側横寄せ65、右側横寄せ66が調整された状態で、印刷が進められているものとする。この場合、デリバリーパイル401は、排紙によって落下積載される印刷用紙402の増加にしたがって、自動的に下降する。
排紙部では、インキの厚みや紙のくせなどにより、印刷用紙402の各辺がカールして実際の紙サイズよりも小さくなることがあり、紙揃えを良くするために、オペレータが微調整によって吸引車64や左側横寄せ65、右側横寄せ66を内側に移動させる場合がある。このような状態で、トラブルの発生等によって、デリバリーパイル401を手動で一度下降させ、再上昇させた場合、従来は何の回避策も講じられていないので、デリバリーパイル401に積載された印刷用紙402が吸引車64や左側横寄せ65、右側横寄せ66を突き上げ、破損させてしまうことがあった。
これに対し、本実施の形態では、デリバリーパイル401を押しボタン操作で上昇させる場合、以下に説明するような処理動作によって、デリバリーパイル401に積載されている印刷用紙402の中心から離れる方向(外側)へ、吸引車64、左側横寄せ65、右側横寄せ66が自動的に移動するので、これらの破損が未然に防がれる。
〔デリバリーパイルの手動操作による上昇時の処理動作〕
オペレータは、デリバリーパイル401を手動操作により上昇させる場合、デリバリーパイル上昇下降選択スイッチ15をオンとする(図27:ステップS231のYES)。そして、上昇ボタン16をオンとする(ステップS233のYES)。なお、デリバリーパイル上昇下降選択スイッチ15をオンとした後、デリバリーパイル上昇下降選択状態から脱する場合には、位置調整完了スイッチ11をオンとする(ステップS232のYES)。
〔吸引車の復帰位置および回避位置〕
上昇ボタン16がオンとされると(ステップS233のYES)、CPU1は、吸引車位置検出用カウンタ43より現在の吸引車位置検出用カウンタの値を読み取り、この読み取った現在の吸引車位置検出用カウンタの値を吸引車復帰位置としてメモリM37に格納する(ステップS234)。
また、読み取った現在の吸引車位置検出用カウンタの値より、現在の吸引車位置を演算し、メモリM38に格納する(ステップS235)。そして、メモリM39より予め定められている吸引車逃げ量β1を読み出し(ステップS236)、現在の吸引車位置より吸引車逃げ量β1を減算し、吸引車回避位置を演算し、メモリM40に格納する(ステップS237)。そして、この求めた吸引車回避位置より、目標とする吸引車位置検出用カウンタの値を演算し、メモリM12に格納する(ステップS238)。
〔左側横寄せの復帰位置および回避位置〕
次に、CPU1は、 左側横寄せ位置検出用カウンタ47より現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り、この読み取った現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値を左側横寄せ復帰位置としてメモリM41に格納する(ステップS239)。
また、読み取った現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値より、現在の左側横寄せ位置を演算し、メモリM42に格納する(図28:ステップS240)。そして、メモリM43より予め定められている横寄せ逃げ量β2を読み出し(ステップS241)、現在の左側横寄せ位置より横寄せ逃げ量β2を減算し、左側横寄せ回避位置を演算し、メモリM44に格納する(ステップS242)。そして、この求めた左側横寄せ回避位置より、目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値を演算し、メモリM15に格納する(ステップS243)。
〔右側横寄せの復帰位置および回避位置〕
次に、CPU1は、右側横寄せ位置検出用カウンタ51より現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り、この読み取った現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値を右側横寄せ復帰位置としてメモリM45に格納する(ステップS244)。
また、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値より、現在の右側横寄せ位置を演算し、メモリM46に格納する(ステップS245)。そして、メモリM43より横寄せ逃げ量β2を読み出し(ステップS246)、現在の右側横寄せ位置より横寄せ逃げ量β2を減算し、右側横寄せ回避位置を演算し、メモリM47に格納する(ステップS247)。そして、この求めた右側横寄せ回避位置より、目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値を演算し、メモリM16に格納する(ステップS248)。
〔吸引車の回避位置への移動〕
次に、CPU1は、吸引車位置調整用モータドライバ41に逆転指令を送る(図29:ステップS249)。これにより、吸引車位置調整用モータ42が逆転し、吸引車64が外側へ移動する。
CPU1は、この吸引車64の移動中、吸引車位置検出用カウンタ43より現在の吸引車位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS250)、メモリM12より目標とする吸引車位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS251)、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS252)。
そして、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS252のYES)、吸引車位置調整用モータドライバ41への逆転指令の出力を停止し(ステップS253)、吸引車位置調整用モータ42の回転を停止させる。
これにより、吸引車64が吸引車逃げ量β1から求められた吸引車回避位置まで、すなわち現在の位置(設定位置)から吸引車逃げ量β1だけ、自動的に外側に移動し、停止する。
〔左側横寄せの回避位置への移動〕
次に、CPU1は、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45に逆転指令を送る(ステップS254)。これにより、左側横寄せ位置調整用モータ46が逆転し、左側横寄せ65が外側へ移動する。
CPU1は、この左側横寄せ65の移動中、左側横寄せ位置検出用カウンタ47より現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS255)、メモリM15より目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS256)、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS257)。
そして、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS257のYES)、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45への逆転指令の出力を停止し(図30:ステップS258)、左側横寄せ位置調整用モータ46の回転を停止させる。
これにより、左側横寄せ65が横寄せ逃げ量β2から求められた左側横寄せ回避位置まで、すなわち現在の位置(設定位置)から横寄せ逃げ量β2だけ、自動的に外側に移動し、停止する。
〔右側横寄せの回避位置への移動〕
次に、CPU1は、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49に逆転指令を送る(ステップS259)。これにより、右側横寄せ位置調整用モータ50が逆転し、右側横寄せ66が外側へ移動する。
CPU1は、この右側横寄せ66の移動中、右側横寄せ位置検出用カウンタ51より現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS260)、メモリM16より目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS261)、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS262)。
そして、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS262のYES)、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49への逆転指令の出力を停止し(ステップS263)、右側横寄せ位置調整用モータ50の回転を停止させる。
これにより、右側横寄せ66が横寄せ逃げ量β2から求められた右側横寄せ回避位置まで、すなわち現在の位置(設定位置)から横寄せ逃げ量β2だけ、自動的に外側に移動し、停止する。
このようにして、本実施の形態では、オペレータが上昇ボタン16をオンとすると、吸引車64、左側横寄せ65、右側横寄せ66がデリバリーパイル401に積載されている印刷用紙402の紙サイズの外側に自動的に逃げるものとなり(図6(c)参照)、デリバリーパイル401に積載されている印刷用紙402が吸引車64を突き上げたり、左側横寄せ65や右側横寄せ66を突き上げたりすることがなく、これらの破損が未然に防がれるものとなる。
なお、本実施の形態において、吸引車の逃げ量β1、横寄せの逃げ量β2は、数ミリから十数ミリとしている。この逃げ量β1,β2は、印刷用紙402の各辺のインキの厚みや紙のくせなどによるカール等を考慮し、できるだけ小さな値とすることが好ましい。
〔デリバリーパイルの上昇完了の判断〕
オペレータは、デリバリーパイル401が所望の上昇位置に達した時点で、上昇ボタン16をオフとする。CPU1は、上昇ボタン16がオフとされると(ステップS264のYES)、内部クロックカウンタ24へリセットおよびイネーブル信号を送り(ステップS265)、内部クロックカウンタ24へのリセット信号の出力を停止する(ステップS266)。これにより、内部クロックカウンタ24が0からのカウントを開始する。
CPU1は、上昇ボタン16がオフとされている間(ステップS267のNO)内部クロックカウンタ24のカウント値を読み取り(ステップS268)、そのカウント値から上昇ボタン16がオフとされてからの経過時間を演算する(ステップS269)。そして、メモリM48に予め設定されているデリバリーパイル用待ち時間tWBを読み出し(ステップS270)、上昇ボタン16がオフとされてからの経過時間がデリバリーパイル用待ち時間tWBに達したか否かをチェックする(ステップ271)。
ここで、上昇ボタン16がオフとされてからの経過時間がデリバリーパイル用待ち時間tWBに達する前に上昇ボタン16がオンとされれば(ステップS267のYES)、ステップS264へ戻って、上昇ボタン16が再度オフとされるのを待つ。すなわち、デリバリーパイル401の高さ位置の微調整などを行うために、デリバリーパイル用待ち時間tWBに達する前に上昇ボタン16がオンとされることがあり、このような場合にはステップS264へ戻って、上昇ボタン16がオフとされてからの経過時間の計時をやり直す。
CPU1は、上昇ボタン16がオフとされてからの経過時間がデリバリーパイル用待ち時間tWBに達すると、すなわちデリバリーパイル用待ち時間tWBの間ずっと上昇ボタン16がオフとされると、その時をデリバリーパイル401の上昇完了と判断する(ステップS271のYES)。
〔吸引車、左側横寄せ、右側横寄せの復帰位置の読み出し〕
CPU1は、デリバリーパイル401の上昇が完了したと判断すると(ステップS271のYES)、メモリM37から吸引車復帰位置を読み出し(図31:ステップS272)、目標とする吸引車位置検出用カウンタの値としてメモリM12に上書きする(ステップS273)。また、メモリM41から左側横寄せ復帰位置を読み出し(ステップS274)、目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値としてメモリM15に上書きする(ステップS275)。また、メモリM45から右側横寄せ復帰位置を読み出し(ステップS276)、目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値としてメモリM16に上書きする(ステップS277)。
〔吸引車の復帰位置への移動〕
次に、CPU1は、吸引車位置調整用モータドライバ41に正転指令を送る(ステップS278)。これにより、吸引車位置調整用モータ42が正転し、吸引車64が内側へ移動する。
CPU1は、この吸引車64の移動中、吸引車位置検出用カウンタ43より現在の吸引車位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS279)、メモリM12より目標とする吸引車位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS280)、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS281)。
そして、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS281のYES)、吸引車位置調整用モータドライバ41への正転指令の出力を停止し(ステップS282)、吸引車位置調整用モータ42の回転を停止させる。これにより、吸引車64がデリバリーパイル401を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に移動し、停止する。
〔左側横寄せの復帰位置への移動〕
次に、CPU1は、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45に正転指令を送る(ステップS283)。これにより、左側横寄せ位置調整用モータ46が正転し、左側横寄せ65が内側へ移動する。
CPU1は、この左側横寄せ65の移動中、左側横寄せ位置検出用カウンタ47より現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(図32:ステップS284)、メモリM15より目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS285)、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS286)。
そして、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS286のYES)、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45への正転指令の出力を停止し(ステップS287)、左側横寄せ位置調整用モータ46の回転を停止させる。これにより、左側横寄せ65がデリバリーパイル401を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に移動し、停止する。
〔右側横寄せの復帰位置への移動〕
次に、CPU1は、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49に正転指令を送る(ステップS288)。これにより、右側横寄せ位置調整用モータ50が正転し、右側横寄せ66が内側へ移動する。
CPU1は、この右側横寄せ66の移動中、右側横寄せ位置検出用カウンタ51より現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS289)、メモリM16より目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS290)、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS291)。
そして、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS291のYES)、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49への正転指令の出力を停止し(ステップS292)、右側横寄せ位置調整用モータ50の回転を停止させる。これにより、右側横寄せ66がデリバリーパイル401を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に移動し、停止する。
このようにして、本実施の形態では、デリバリーパイル401の上昇が完了したと判断されると、吸引車64、左側横寄せ65、右側横寄せ66がデリバリーパイル401を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に戻るものとなる。この場合、逃げ量β1,β2をできるだけ小さな値とすることにより、吸引車64、左側横寄せ65、右側横寄せ66を元の位置(設定位置)に戻すまでの時間を短くすることができる。
なお、この復帰位置への移動において、例えば、図6(d)に示すように、デリバリーパイル401に積載されている印刷用紙402の紙サイズの内側に吸引車64が入ることがある。しかし、この場合、デリバリーパイル401に積載されている印刷用紙402の側方から吸引車64が元の位置に戻されるので、吸引車64が印刷用紙302に突き当たっても、その力をデリバリーパイル401に積載された印刷用紙402が後方向にずれて吸収するので、吸引車64が破損してしまうことはない。
〔実施の形態2〕
図33は本発明に係る枚葉処理機における被調整部の位置調整装置の他の実施の形態(実施の形態2)を示すブロック図である。この被調整部の位置調整装置101では、図1に示した被調整部の位置調整装置100と比較して分かるように、フィーダパイル上昇下降選択スイッチ14、デリバリーパイル上昇下降選択スイッチ15、上昇ボタン16および下降ボタン17をなくし、マニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレー53(図34参照)の出力およびデリバリーパイル上昇リレー54(図35参照)の出力をインタフェース28−10を介して取り込むようにしている。
この実施の形態において、マニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレー53は、マニュアル用フィーダパイル上昇ボタン55の操作に連動してオン/オフされる。この場合、マニュアル用フィーダパイル上昇ボタン55がオンとされると、マニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレー53のコイルFUが通電付勢され、そのリレー接点(マニュアル用リレー接点)FS1,FS2がオンとなり、フィーダパイル用モータFMが正転し、フィーダパイル301が上昇する。
CPU1は、このマニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレー53のコイルFUの通電付勢状態を、すなわちマニュアル用リレー接点FS1,FS2のオン状態を、マニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレー53の出力がオンとなった状態として、インタフェース28−10を介して取り込む。この場合、マニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレー53がマニュアル用フィーダパイル上昇ボタン55のオンに従うフィーダパイル301の上昇を検出する検出部の役割を果たす。
また、本実施の形態において、デリバリーパイル上昇リレー54は、マニュアル用デリバリーパイル上昇ボタン56の操作に連動してオン/オフされる。この場合、マニュアル用デリバリーパイル上昇ボタン56がオンとされると、デリバリーパイル上昇リレー54のコイルDUが通電付勢され、そのリレー接点DS1,DS2がオンとなり、デリバリーパイル用モータDMが正転し、デリバリーパイル401が上昇する。
CPU1は、このデリバリーパイル上昇リレー54のコイルDUの通電付勢状態を、すなわちリレー接点DS1,DS2のオン状態を、デリバリーパイル上昇リレー54の出力がオンとされた状態として、インタフェース28−10を介して取り込む。この場合、デリバリーパイル上昇リレー54がマニュアル用デリバリーパイル上昇ボタン56のオンに従うデリバリーパイル401の上昇を検出する検出部の役割を果たす。
なお、図34において、フィーダパイル用モータFMへの電流の供給路には、フィーダパイル301を自動上昇させるためのリレー接点(自動用リレー接点)LS1,LS2も接続されている。給紙動作中、フィーダパイル301は、この自動用リレー接点LS1,LS2のオン/オフによって自動上昇する。フィーダパイル301の自動上昇中、サッカや横サバキを移動させたのでは、給紙を行うことができない。そこで、給紙部では、手動操作によってフィーダパイル301が上昇する場合にのみ、サッカや横サバキを外側へ移動させるようにする。
これに対し、排紙部では、印刷中にデリバリーパイル401が自動上昇されることはない。自動上昇されることがあっても、それはデリバリーパイル401から印刷用紙402を取り出した後、デリバリーパイル401を空の状態としての自動上昇である。したがって、排紙部では、マニュアル用デリバリーパイル上昇ボタン56がオンとされた場合に限らず、すなわち手動/自動を区別せずに、デリバリーパイル401が上昇される場合には常に、吸引車や横寄せを外側へ移動させるようにしてもよい。
この被調整部の位置調整装置101において、CPU1は、入出力インタフェース28−1〜28−10を介して与えられる各種入力情報を得て、RAM2やメモリ27にアクセスしながら、ROM3に格納されたプログラムに従って動作する。ROM3には、本実施の形態特有のプログラムとして、被調整部の位置調整プログラムが格納されている。図36〜図38にメモリ27の構成を分割して示す。
以下、図39〜図64に示すフローチャートを参照して、CPU1が実行する被調整部の位置調整プログラムに従う処理動作について説明する。なお、この実施の形態において、ステップS301(図39)〜S465(図52)の処理動作は、実施の形態1で説明したステップS1(図7)〜S165(図20)の処理動作と同じであるので、その説明は省略する。
〔フィーダパイルの手動操作による上昇時の処理動作〕
オペレータは、フィーダパイル301を手動操作によって上昇させる場合、マニュアル用フィーダパイル上昇ボタン55(図34)をオンとする。これにより、マニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレー53のコイルFUが通電付勢され、マニュアル用リレー接点FS1,FS2がオンとなり、フィーダパイル用モータFMが正転し、フィーダパイル301が上昇し始める。
〔横サバキの復帰位置および回避位置〕
CPU1は、マニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレー53の出力がオンとなると(図53:ステップS466のYES)、左側横サバキ位置検出用カウンタ31より現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り、この読み取った現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値を左側横サバキ復帰位置としてメモリM23に格納する(ステップS467)。また、右側横サバキ位置検出用カウンタ35より現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り、この読み取った現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値を右側横サバキ復帰位置としてメモリM27に格納する(ステップS468)。
次に、CPU1は、メモリM4より横サバキのプリセット位置を読み出し(ステップS469)、メモリM25より予め定められている横サバキ逃げ量α1を読み出し(ステップS470)、横サバキのプリセット位置より横サバキ逃げ量α1を減算し、横サバキ回避位置を演算し、メモリM49に格納する(ステップS471)。
そして、この横サバキ回避位置より、目標とする横サバキ位置検出用カウンタの値を演算し、メモリM5およびM6へ格納する(ステップS472)。この場合、メモリM5には、目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値を格納し、メモリM6には、目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値を格納する。
〔サッカの復帰位置および回避位置〕
次に、CPU1は、サッカ位置検出用カウンタ39より現在のサッカ位置検出用カウンタの値を読み取り、この読み取った現在のサッカ位置検出用カウンタの値をサッカ復帰位置としてメモリM30に格納する(ステップS473)。
また、CPU1は、メモリM8よりサッカのプリセット位置を読み出し(図54:ステップS474)、メモリM32より予め定められているサッカ逃げ量α2を読み出し(ステップS475)、サッカのプリセット位置よりサッカ逃げ量α2を減算し、サッカ回避位置を演算し、メモリM33に格納する(ステップS476)。そして、サッカ回避位置より、目標とするサッカ位置検出用カウンタの値を演算し、メモリM9に格納する(ステップS477)。
〔左側横サバキの回避位置への移動〕
次に、CPU1は、サッカ用エアバルブ25および横サバキ用エアバルブ26をオフとし(ステップS478)、左側横サバキ61、右側横サバキ62、サッカ63へのエアの供給を遮断する。そして、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29に逆転指令を送る(ステップS479)。これにより、左側横サバキ位置調整用モータ30が逆転し、左側横サバキ61が外側へ移動する。
CPU1は、この左側横サバキ61の移動中、左側横サバキ位置検出用カウンタ31より現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS480)、メモリM5より目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS481)、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS482)。
そして、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS482のYES)、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29への逆転指令の出力を停止し(ステップS483)、左側横サバキ位置調整用モータ30の回転を停止させる。
これにより、左側横サバキ61が横サバキ逃げ量α1から求められた横サバキ回避位置まで、すなわち印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置から横サバキ逃げ量α1だけ離れた位置まで、自動的に外側に移動し、停止する。
〔右側横サバキの回避位置への移動〕
次に、CPU1は、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33に逆転指令を送る(ステップS484)。これにより、右側横サバキ位置調整用モータ34が逆転し、右側横サバキ62が外側へ移動する。
CPU1は、この右側横サバキ62の移動中、右側横サバキ位置検出用カウンタ35より現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(図55:ステップS485)、メモリM6より目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS486)、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS487)。
そして、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS487のYES)、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33への逆転指令の出力を停止し(ステップS488)、右側横サバキ位置調整用モータ34の回転を停止させる。
これにより、右側横サバキ62が横サバキ逃げ量α1から求められた横サバキ回避位置まで、すなわち印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置から横サバキ逃げ量α1だけ離れた位置まで、自動的に外側に移動し、停止する。
〔サッカの回避位置への移動〕
次に、CPU1は、サッカ位置調整用モータドライバ37に逆転指令を送る(ステップS489)。これにより、サッカ位置調整用モータ38が逆転し、サッカ63が外側へ移動する。
CPU1は、このサッカ63の移動中、サッカ位置検出用カウンタ39より現在のサッカ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS490)、メモリM9より目標とするサッカ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS491)、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS492)。
そして、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS492のYES)、サッカ位置調整用モータドライバ37への逆転指令の出力を停止し(ステップS493)、サッカ位置調整用モータ38の回転を停止させる。
これにより、サッカ63がサッカ逃げ量α2から求められたサッカ回避位置まで、すなわち印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置からサッカ逃げ量α2だけ離れた位置まで、自動的に外側に移動し、停止する。
〔フィーダパイルの上昇完了の判断〕
オペレータは、フィーダパイル301が所望の上昇位置に達した時点で、マニュアル用フィーダパイル上昇ボタン55をオフとする。これにより、マニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレー53のコイルFUの通電付勢が解除され、マニュアル用リレー接点FS1,FS2がオフとなり、フィーダパイル用モータFMの回転が停止する。
CPU1は、マニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレー53の出力がオフとなると(図56:ステップS494のYES)、内部クロックカウンタ24へリセットおよびイネーブル信号を送り(ステップS495)、内部クロックカウンタ24へのリセット信号の出力を停止する(ステップS496)。これにより、内部クロックカウンタ24が0からのカウントを開始する。
CPU1は、マニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレー53の出力がオフとなっている間(ステップS497のNO)、内部クロックカウンタ24のカウント値を読み取り(ステップS498)、そのカウント値からマニュアル操作用フィーダパイル上昇リレー53の出力がオフとされてからの経過時間を演算する(ステップS499)。そして、メモリM36に予め設定されているフィーダパイル用待ち時間tWAを読み出し(ステップS500)、マニュアル操作用フィーダパイル上昇リレー53の出力がオフとされてからの経過時間がフィーダパイル用待ち時間tWAに達したか否かをチェックする(ステップ501)。
ここで、マニュアル操作用フィーダパイル上昇リレー53の出力がオフとされてからの経過時間がフィーダパイル用待ち時間tWAに達する前にマニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレー53の出力がオンとされれば(ステップS497のYES)、ステップS494へ戻って、マニュアル操作用フィーダパイル上昇リレー53の出力が再度オフとされるのを待つ。
CPU1は、マニュアル操作用フィーダパイル上昇リレー53の出力がオフとされてからの経過時間がフィーダパイル用待ち時間tWAに達すると、すなわちフィーダパイル用待ち時間tWAの間ずっとマニュアル操作用フィーダパイル上昇リレー53の出力がオフとされると、その時をフィーダパイル301の上昇完了と判断する(ステップS501のYES)。
〔左側横サバキ、右側横サバキ、サッカの復帰位置の読み出し〕
CPU1は、フィーダパイル301の上昇が完了したと判断すると(ステップS501のYES)、メモリM23から左側横サバキ復帰位置を読み出し(図57:ステップS502)、目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値としてメモリM5に上書きする(ステップS503)。また、メモリM27から右側横サバキ復帰位置を読み出し(ステップS504)、目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値としてメモリM6に上書きする(ステップS505)。また、メモリM30からサッカ復帰位置を読み出し(ステップS506)、目標とするサッカ位置検出用カウンタの値としてメモリM9に上書きする(ステップS507)。
〔左側横サバキの復帰位置への移動〕
次に、CPU1は、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29に正転指令を送る(ステップS508)。これにより、左側横サバキ位置調整用モータ30が正転し、左側横サバキ61が内側へ移動する。
CPU1は、この左側横サバキ61の移動中、左側横サバキ位置検出用カウンタ31より現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS509)、メモリM5より目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS510)、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS511)。
そして、現在の左側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS511のYES)、左側横サバキ位置調整用モータドライバ29への正転指令の出力を停止し(ステップS512)、左側横サバキ位置調整用モータ30の回転を停止させる。これにより、左側横サバキ61がフィーダパイル301を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に移動し、停止する。
〔右側横サバキの復帰位置への移動〕
次に、CPU1は、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33に正転指令を送る(ステップS512)。これにより、右側横サバキ位置調整用モータ34が正転し、右側横サバキ62が内側へ移動する。
CPU1は、この右側横サバキ62の移動中、右側横サバキ位置検出用カウンタ35より現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み取り(図58:ステップS514)、メモリM6より目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS515)、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS516)。
そして、現在の右側横サバキ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横サバキ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS516のYES)、右側横サバキ位置調整用モータドライバ33への正転指令の出力を停止し(ステップS517)、右側横サバキ位置調整用モータ34の回転を停止させる。これにより、右側横サバキ62がフィーダパイル301を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に移動し、停止する。
〔サッカの復帰位置への移動〕
次に、CPU1は、サッカ位置調整用モータドライバ37に正転指令を送る(ステップS518)。これにより、サッカ位置調整用モータ38が正転し、サッカ63が内側へ移動する。
CPU1は、このサッカ63の移動中、サッカ位置検出用カウンタ39より現在のサッカ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS519)、メモリM9より目標とするサッカ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS520)、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS521)。
そして、現在のサッカ位置検出用カウンタの値が目標とするサッカ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS521のYES)、サッカ位置調整用モータドライバ37への正転指令の出力を停止し(ステップS522)、サッカ位置調整用モータ38の回転を停止させる。これにより、サッカ63がフィーダパイル301を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に移動し、停止する。
〔給紙開始〕
CPU1は、左側横サバキ61、右側横サバキ62、サッカ63がフィーダパイル301を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで戻された後、給紙開始スイッチ18がオンとされると(ステップS523のYES)、サッカ用エアバルブ25および横サバキ用エアバルブ26をオンとして(ステップS524)、左側横サバキ61、右側横サバキ62、サッカ63へのエアの供給を再開する。これにより、給紙動作が再開される。
〔デリバリーパイルの手動操作による上昇時の処理動作〕
オペレータは、デリバリーパイル401を手動操作により上昇させる場合、マニュアル用デリバリーパイル上昇ボタン56(図35)をオンとする。これにより、デリバリーパイル上昇リレー54のコイルDUが通電付勢され、リレー接点DS1,DS2がオンとなり、デリバリーパイル用モータDMが正転し、デリバリーパイル401が上昇し始める。
〔吸引車の復帰位置および回避位置〕
CPU1は、デリバリーパイル上昇リレー54の出力がオンとなると(図59:ステップS525のYES)、吸引車位置検出用カウンタ43より現在の吸引車位置検出用カウンタの値を読み取り、この読み取った現在の吸引車位置検出用カウンタの値を吸引車復帰位置としてメモリM37に格納する(ステップS526)。
次に、CPU1は、メモリM11より吸引車のプリセット位置を読み出し(ステップS527)、メモリM39より予め定められている吸引車逃げ量β1を読み出し(ステップS528)、吸引車のプリセット位置より吸引車逃げ量β1を減算し、吸引車回避位置を演算し、メモリM40に格納する(ステップS529)。そして、吸引車回避位置より、目標とする吸引車位置検出用カウンタの値を演算し、メモリM12に格納する(ステップS530)。
〔横寄せの復帰位置および回避位置〕
次に、CPU1は、左側横寄せ位置検出用カウンタ47より現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り、この読み取った現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値を左側横寄せ復帰位置としてメモリM41に格納する(ステップS531)。また、右側横寄せ位置検出用カウンタ51より現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り、この読み取った現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値を右側横寄せ復帰位置としてメモリM45に格納する(ステップS532)。
そして、CPU1は、メモリM14より横寄せのプリセット位置を読み出し(図60:ステップS533)、メモリM43より予め定められている横寄せ逃げ量β2を読み出し(ステップS534)、横寄せのプリセット位置より横寄せ逃げ量β2を減算し、横寄せ回避位置を演算し、メモリM50に格納する(ステップS535)。
そして、この求めた横寄せ回避位置より、目標とする横寄せ位置検出用カウンタの値を演算し、メモリM15およびM16に格納する(ステップS536)。この場合、メモリM15に目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値を格納し、メモリM16に目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値を格納する。
〔吸引車の回避位置への移動〕
次に、CPU1は、吸引車位置調整用モータドライバ41に逆転指令を送る(ステップS537)。これにより、吸引車位置調整用モータ42が逆転し、吸引車64が外側へ移動する。
CPU1は、この吸引車64の移動中、吸引車位置検出用カウンタ43より現在の吸引車位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS538)、メモリM12より目標とする吸引車位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS539)、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS540)。
そして、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS540のYES)、吸引車位置調整用モータドライバ41への逆転指令の出力を停止し(ステップS541)、吸引車位置調整用モータ42の回転を停止させる。
これにより、吸引車64が吸引車逃げ量β1から求められた吸引車回避位置まで、すなわち印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置から吸引車逃げ量β1だけ離れた位置まで、自動的に外側に移動し、停止する。
〔左側横寄せの回避位置への移動〕
次に、CPU1は、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45に逆転指令を送る(ステップS542)。これにより、左側横寄せ位置調整用モータ46が逆転し、左側横寄せ65が外側へ移動する。
CPU1は、この左側横寄せ65の移動中、左側横寄せ位置検出用カウンタ47より現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(図61:ステップS543)、メモリM15より目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS544)、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS545)。
そして、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS545のYES)、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45への逆転指令の出力を停止し(ステップS546)、左側横寄せ位置調整用モータ46の回転を停止させる。
これにより、左側横寄せ65が横寄せ逃げ量β2から求められた横寄せ回避位置まで、すなわち印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置から横寄せ逃げ量β2だけ離れた位置まで、自動的に外側に移動し、停止する。
〔右側横寄せの回避位置への移動〕
次に、CPU1は、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49に逆転指令を送る(ステップS547)。これにより、右側横寄せ位置調整用モータ50が逆転し、右側横寄せ66が外側へ移動する。
CPU1は、この右側横寄せ66の移動中、右側横寄せ位置検出用カウンタ51より現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS548)、メモリM16より目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS549)、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS550)。
そして、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS550のYES)、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49への逆転指令の出力を停止し(ステップS551)、右側横寄せ位置調整用モータ50の回転を停止させる。
これにより、右側横寄せ66が横寄せ逃げ量β2から求められた横寄せ回避位置まで、すなわち印刷用紙の紙サイズに応じて求められたプリセット位置から横寄せ逃げ量β2だけ離れた位置まで、自動的に外側に移動し、停止する。
〔デリバリーパイルの上昇完了の判断〕
オペレータは、デリバリーパイル401が所望の上昇位置に達した時点で、マニュアル用デリバリーパイル上昇ボタン56をオフとする。これにより、デリバリーパイル上昇リレー54のコイルDUの通電付勢が解除され、リレー接点DS1,DS2がオフとなり、デリバリーパイル用モータDMの回転が停止する。
CPU1は、デリバリーパイル上昇リレー54の出力がオフとなると(図62:ステップS552のYES)、内部クロックカウンタ24へリセットおよびイネーブル信号を送り(ステップS553)、内部クロックカウンタ24へのリセット信号の出力を停止する(ステップS554)。これにより、内部クロックカウンタ24が0からのカウントを開始する。
CPU1は、デリバリーパイル上昇リレー54の出力がオフとされている間(ステップS555のNO)、内部クロックカウンタ24のカウント値を読み取り(ステップS556)、そのカウント値からデリバリーパイル上昇リレー54の出力がオフとされてからの経過時間を演算する(ステップS557)。そして、メモリM48に予め設定されているデリバリーパイル用待ち時間tWBを読み出し(ステップS558)、デリバリーパイル上昇リレー54の出力がオフとされてからの経過時間がデリバリーパイル用待ち時間tWBに達したか否かをチェックする(ステップ559)。
ここで、デリバリーパイル上昇リレー54の出力がオフとされてからの経過時間がデリバリーパイル用待ち時間tWBに達する前にデリバリーパイル上昇リレー54の出力がオンとされれば(ステップS555のYES)、ステップS552へ戻って、デリバリーパイル上昇リレー54の出力が再度オフとされるのを待つ。
CPU1は、デリバリーパイル上昇リレー54の出力がオフとされてからの経過時間がデリバリーパイル用待ち時間tWBに達すると、すなわちデリバリーパイル用待ち時間tWBの間ずっとデリバリーパイル上昇リレー54の出力がオフとされると、その時をデリバリーパイル401の上昇完了と判断する(ステップS559のYES)。
〔吸引車、左側横寄せ、右側横寄せの復帰位置の読み出し〕
CPU1は、デリバリーパイル401の上昇が完了したと判断すると(ステップS559のYES)、メモリM37から吸引車復帰位置を読み出し(図63:ステップS560)、目標とする吸引車位置検出用カウンタの値としてメモリM12に上書きする(ステップS561)。また、メモリM41から左側横寄せ復帰位置を読み出し(ステップS562)、目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値としてメモリM15に上書きする(ステップS563)。また、メモリM45から右側横寄せ復帰位置を読み出し(ステップS564)、目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値としてメモリM16に上書きする(ステップS565)。
〔吸引車の復帰位置への移動〕
次に、CPU1は、吸引車位置調整用モータドライバ41に正転指令を送る(ステップS566)。これにより、吸引車位置調整用モータ42が正転し、吸引車64が内側へ移動する。
CPU1は、この吸引車64の移動中、吸引車位置検出用カウンタ43より現在の吸引車位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS567)、メモリM12より目標とする吸引車位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS568)、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS569)。
そして、現在の吸引車位置検出用カウンタの値が目標とする吸引車位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS569のYES)、吸引車位置調整用モータドライバ41への正転指令の出力を停止し(ステップS570)、吸引車位置調整用モータ42の回転を停止させる。これにより、吸引車64がデリバリーパイル401を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に移動し、停止する。
〔左側横寄せの復帰位置への移動〕
次に、CPU1は、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45に正転指令を送る(ステップS571)。これにより、左側横寄せ位置調整用モータ46が正転し、左側横寄せ65が内側へ移動する。
CPU1は、この左側横寄せ65の移動中、左側横寄せ位置検出用カウンタ47より現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(図64:ステップS572)、メモリM15より目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS573)、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS574)。
そして、現在の左側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする左側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS574のYES)、左側横寄せ位置調整用モータドライバ45への正転指令の出力を停止し(ステップS575)、左側横寄せ位置調整用モータ46の回転を停止させる。これにより、左側横寄せ65がデリバリーパイル401を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に移動し、停止する。
〔右側横寄せの復帰位置への移動〕
次に、CPU1は、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49に正転指令を送る(ステップS576)。これにより、右側横寄せ位置調整用モータ50が正転し、右側横寄せ66が内側へ移動する。
CPU1は、この右側横寄せ66の移動中、右側横寄せ位置検出用カウンタ51より現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み取り(ステップS577)、メモリM16より目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値を読み出し(ステップS578)、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致するか否かを繰り返しチェックする(ステップS579)。
そして、現在の右側横寄せ位置検出用カウンタの値が目標とする右側横寄せ位置検出用カウンタの値に一致すれば(ステップS579のYES)、右側横寄せ位置調整用モータドライバ49への正転指令の出力を停止し(ステップS580)、右側横寄せ位置調整用モータ50の回転を停止させる。これにより、右側横寄せ66がデリバリーパイル401を上昇させる前の元の位置(設定位置)まで自動的に移動し、停止する。
本発明に係る枚葉処理機における被調整部の位置調整装置の一実施の形態(実施の形態1)を示すブロック図である。 この被調整部の位置調整装置におけるメモリの構成を分割して示す図である。 この被調整部の位置調整装置におけるメモリの構成を分割して示す図である。 この被調整部の位置調整装置におけるメモリの構成を分割して示す図である。 給紙部のフィーダパイルの手動操作による上昇時の被調整部の動作を説明する図である。 排紙部のデリバリーパイルの手動操作による上昇時の被調整部の動作を説明する図である。 この被調整部の位置調整装置における処理を説明するフローチャートである。 図7に続くフローチャートである。 図8に続くフローチャートである。 図9に続くフローチャートである。 図10に続くフローチャートである。 図11に続くフローチャートである。 図12に続くフローチャートである。 図13に続くフローチャートである。 図7に続くフローチャートである。 図15に続くフローチャートである。 図16に続くフローチャートである。 図17に続くフローチャートである。 図18に続くフローチャートである。 図19に続くフローチャートである。 図20に続くフローチャートである。 図21に続くフローチャートである。 図22に続くフローチャートである。 図23に続くフローチャートである。 図24に続くフローチャートである。 図25に続くフローチャートである。 図21に続くフローチャートである。 図27に続くフローチャートである。 図28に続くフローチャートである。 図29に続くフローチャートである。 図30に続くフローチャートである。 図31に続くフローチャートである。 本発明に係る枚葉処理機における被調整部の位置調整装置の他の実施の形態(実施の形態2)を示すブロック図である。 マニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレーを用いたフィーダパイルを上昇させるための回路例を示す図である。 デリバリーパイル上昇リレーを用いたデリバリーパイルを上昇させるための回路例を示す図である。 この被調整部の位置調整装置におけるメモリの構成を分割して示す図である。 この被調整部の位置調整装置におけるメモリの構成を分割して示す図である。 この被調整部の位置調整装置におけるメモリの構成を分割して示す図である。 この被調整部の位置調整装置における処理を説明するフローチャートである。 図39に続くフローチャートである。 図40に続くフローチャートである。 図41に続くフローチャートである。 図42に続くフローチャートである。 図43に続くフローチャートである。 図44に続くフローチャートである。 図45に続くフローチャートである。 図39に続くフローチャートである。 図47に続くフローチャートである。 図48に続くフローチャートである。 図49に続くフローチャートである。 図50に続くフローチャートである。 図51に続くフローチャートである。 図52に続くフローチャートである。 図53に続くフローチャートである。 図54に続くフローチャートである。 図55に続くフローチャートである。 図56に続くフローチャートである。 図57に続くフローチャートである。 図53に続くフローチャートである。 図59に続くフローチャートである。 図60に続くフローチャートである。 図61に続くフローチャートである。 図62に続くフローチャートである。 図63に続くフローチャートである。 特許文献1に示された従来の枚葉印刷機における給紙部の概略を示す図である。 給紙部のフィーダパイルの手動操作による上昇時の従来の問題を説明する図である。
符号の説明
1…CPU、2…RAM、3…ROM、4…紙サイズプリセットスタートスイッチ、5…左側の横サバキ位置調整選択スイッチ、6…右側の横サバキ位置調整選択スイッチ、7…サッカ位置調整選択スイッチ、8…吸引車位置調整選択スイッチ、9…左側の横寄せ位置調整選択スイッチ、10…右側の横寄せ位置調整選択スイッチ、11…位置調整完了スイッチ、12…アップボタン、13…ダウンボタン、14…フィーダパイル上昇下降選択スイッチ、15…デリバリーパイル上昇下降選択スイッチ、16…上昇ボタン、17…下降ボタン、18…給紙開始スイッチ、19…入力装置、20…表示器、21…出力装置、22…印刷用紙の天地方向の長さ設定器、23…印刷用紙の左右方向の長さ設定器、24…内部クロックカウンタ、25…サッカ用エアバルブ、26…横サバキ用エアバルブ、27(M1〜M50)…メモリ、28−1〜28−10…インタフェース(I/O)、29…左側横サバキ位置調整用モータドライバ、30…左側横サバキ位置調整用モータ、31…左側横サバキ位置検出用カウンタ、32…左側横サバキ位置調整用モータ用ロータリエンコーダ、33…右側横サバキ位置調整用モータドライバ、34…右側横サバキ位置調整用モータ、35…右側横サバキ位置検出用カウンタ、36…右側横サバキ位置調整用モータ用ロータリエンコーダ、37…サッカ位置調整用モータドライバ、38…サッカ位置調整用モータ、39…サッカ位置検出用カウンタ、40…サッカ位置調整用モータ用ロータリエンコーダ、41…吸引車位置調整用モータドライバ、42…吸引車位置調整用モータ、43…吸引車位置検出用カウンタ、44…吸引車位置調整用モータ用ロータリエンコーダ、45…左側横寄せ位置調整用モータドライバ、46…左側横寄せ位置調整用モータ、47…左側横寄せ位置検出用カウンタ、48…左側横寄せ位置調整用モータ用ロータリエンコーダ、49…右側横寄せ位置調整用モータドライバ、50…右側横寄せ位置調整用モータ、51…右側横寄せ位置検出用カウンタ、52…右側横寄せ位置調整用モータ用ロータリエンコーダ、53…マニュアル操作用のフィーダパイル上昇リレー、FU…コイル、FS1,SF2…リレー接点(マニュアル用リレー接点)、FM…フィーダパイル用モータ、54…デリバリーパイル上昇リレー、DU…コイル、DS1,DS2…リレー接点、DM…デリバリーパイル用モータ、55…マニュアル用フィーダパイル上昇ボタン、56…マニュアル用デリバリーパイル上昇ボタン、61…左側横サバキ、62…右側横サバキ、63…サッカ、64…吸引車、65…左側横寄せ、66…右側横寄せ、301…フィーダパイル、100,101…被調整部の位置調整装置、302…印刷用紙、303…サッカボックス、304…第1吸口、305…第2吸口、306…吹足、401…デリバリーパイル、402…印刷用紙。

Claims (20)

  1. 枚葉紙が積載される紙積み台と、この紙積み台を上昇および下降させる昇降手段と、前記紙積み台に積載される枚葉紙の大きさに適した位置にその位置が調整される被調整部とを備えた枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法において、
    前記紙積み台の上昇に応じて、前記紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向へ、前記被調整部の位置を移動させる被調整部移動ステップ
    を備えることを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法。
  2. 請求項1に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法において、
    前記枚葉処理機は、
    前記紙積み台の上昇を指示する手動操作部を備え、
    前記被調整部移動ステップは、
    前記手動操作部から前記紙積み台の上昇が指示された場合、前記紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向へ、前記被調整部の位置を移動させる
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法。
  3. 請求項1に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法において、
    前記枚葉処理機は、
    前記紙積み台の上昇を指示する手動操作部と、
    前記手動操作部からの指示に従う前記紙積み台の上昇を検出する検出部とを備え、
    前記被調整部移動ステップは、
    前記検出部が前記紙積み台の上昇を検出した場合、前記紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向へ、前記被調整部の位置を移動させる
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法。
  4. 請求項1に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法において、
    前記紙積み台の上昇の停止に応じて前記被調整部の位置を前記紙積み台が上昇する前の位置に戻すステップ
    を備えることを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法。
  5. 請求項1に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法において、
    前記被調整部移動ステップは、
    前記紙積み台の上昇に応じて、前記紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向へ予め定められた距離だけ、前記被調整部の位置を移動させる
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法。
  6. 請求項1に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法において、
    前記紙積み台に積載される枚葉紙の紙サイズを入力するステップと、
    前記入力された枚葉紙の紙サイズに応じて前記被調整部のプリセット位置を定めるステップとを備え、
    前記被調整部移動ステップは、
    前記紙積み台の上昇に応じて、前記プリセット位置から前記紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向へ予め定められた距離だけ離れた位置まで、前記被調整部の位置を移動させる
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法において、
    前記被調整部は、前記紙積み台に積載された枚葉紙を給紙する給紙部のサッカである
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法。
  8. 請求項1〜6の何れか1項に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法において、
    前記被調整部は、前記紙積み台に積載された枚葉紙を給紙する給紙部の横サバキである
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法。
  9. 請求項1〜6の何れか1項に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法において、
    前記被調整部は、前記紙積み台に枚葉紙を排紙する排紙部の吸引車である
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法。
  10. 請求項1〜6の何れか1項に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法において、
    前記被調整部は、前記紙積み台に枚葉紙を排紙する排紙部の横寄せである
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整方法。
  11. 枚葉紙が積載される紙積み台と、この紙積み台を上昇および下降させる昇降手段と、前記紙積み台に積載される枚葉紙の大きさに適した位置にその位置が調整される被調整部とを備えた枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置において、
    前記紙積み台の上昇に応じて、前記紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向へ、前記被調整部の位置を移動させる被調整部移動手段
    を備えることを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置。
  12. 請求項11に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置において、
    前記枚葉処理機は、
    前記紙積み台の上昇を指示する手動操作部を備え、
    前記被調整部移動手段は、
    前記手動操作部から前記紙積み台の上昇が指示された場合、前記紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向へ、前記被調整部の位置を移動させる
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置。
  13. 請求項11に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置において、
    前記枚葉処理機は、
    前記紙積み台の上昇を指示する手動操作部と、
    前記手動操作部からの指示に従う前記紙積み台の上昇を検出する検出部とを備え、
    前記被調整部移動手段は、
    前記検出部が前記紙積み台の上昇を検出した場合、前記紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向へ、前記被調整部の位置を移動させる
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置。
  14. 請求項11に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置において、
    前記紙積み台の上昇の停止に応じて前記被調整部の位置を前記紙積み台が上昇する前の位置に戻す手段
    を備えることを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置。
  15. 請求項11に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置において、
    前記被調整部移動手段は、
    前記紙積み台の上昇に応じて、前記紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向へ予め定められた距離だけ、前記被調整部の位置を移動させる
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置。
  16. 請求項11に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置において、
    前記紙積み台に積載される枚葉紙の紙サイズの入力部と、
    前記入力部より入力された枚葉紙の紙サイズに応じて前記被調整部のプリセット位置を定める手段とを備え、
    前記被調整部移動手段は、
    前記紙積み台の上昇に応じて、前記プリセット位置から前記紙積み台に積載されている枚葉紙の中心から離れる方向へ予め定められた距離だけ離れた位置まで、前記被調整部の位置を移動させる
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置。
  17. 請求項11〜16の何れか1項に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置において、
    前記被調整部は、前記紙積み台に積載された枚葉紙を給紙する給紙部のサッカである
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置。
  18. 請求項11〜16の何れか1項に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置において、
    前記被調整部は、前記紙積み台に積載された枚葉紙を給紙する給紙部の横サバキである
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置。
  19. 請求項11〜16の何れか1項に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置において、
    前記被調整部は、前記紙積み台に枚葉紙を排紙する排紙部の吸引車である
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置。
  20. 請求項11〜16の何れか1項に記載された枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置において、
    前記被調整部は、前記紙積み台に枚葉紙を排紙する排紙部の横寄せである
    ことを特徴とする枚葉紙処理機における被調整部の位置調整装置。
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