JP2502394B2 - シ―ト給送装置 - Google Patents

シ―ト給送装置

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JP2502394B2
JP2502394B2 JP2303990A JP2303990A JP2502394B2 JP 2502394 B2 JP2502394 B2 JP 2502394B2 JP 2303990 A JP2303990 A JP 2303990A JP 2303990 A JP2303990 A JP 2303990A JP 2502394 B2 JP2502394 B2 JP 2502394B2
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sheet
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air flow
sheet feeding
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正好 中林
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機などにおけるシート給送装置に関す
る。
従来の技術 たたえば、従来の複写機におけるシート給送装置とし
て、エアの供給によって積層シートを分離するようにし
た構成のものは周知であるが、その場合のエアの流量を
適正に設定するのが困難なため、従来のシート給送装置
ではシート給送動作に誤動作が生じたり、シートを破損
するなどの不具合があった。
また、上記エア流量をシートサイズ、シート重量、シ
ートの摩擦力に応じて可変設定するように構成したもの
も知られているが、予め計算された値に設定するもので
あるため、機器間の特性のばらつきや環境条件の違いな
どに対応できず、必ずしもシート給送誤動作やシート破
損を十分に回避できなかった。
発明が解決しようとする課題 したがって本発明の目的は、シートの分離給送を、正
確にかつシートを破損させることなく行うことのできる
ようにしたシート給送装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、シート供給台上に載置された積層シートの
一端側から流量を制御しながらエアを供給して積層シー
トの一端側を浮き上がらせることによって、最下層のシ
ートを他のシートから分離しシート給送路へと送出する
シート給送装置において、 積層シートの一端側が、シート分離に最適な高さまで
浮き上がったことを検知する浮上検知手段と、 積層シートの浮上がりが浮上検知手段によって検知さ
れた時点でのエア流量制御レベルを、適正エア流量に対
応する値として記憶するメモリと、 メモリに記憶された制御レベルに基づき以後のシート分
離動作時のエア流量を、適正エア流量に設定するエア流
量制御手段とを備えたことを特徴とするシート給送装置
である。
作 用 本発明に従えば、シート分離に最適な高さに積層シー
トの一端側が浮き上がったことを浮上検知手段によって
検知し、このときのエア流量制御レベルが適正エア流量
に対応する値としてメモリに記憶され、その記憶された
エア流量制御レベルに基づき以後のエア流量制御が行わ
れる。したがってシートの分離給送動作が正確になり、
シート破損も回避される。
実施例 第1図および第2図は、それぞれ本発明の一実施例で
あるシート給送装置の概略的な構成を示す縦断面図であ
り、そのうち第1図は積層シート1が浮き上がっていな
い状態を示し、第2図は積層シート1の一端側が浮き上
がった状態を示している。
複数枚のシートが重ねられた積層シート1はシート供
給台2上に載置され、そのシート供給台2の前方には積
層シート1から分離されたシートを図示しない給紙路に
送出する1対の給紙ローラ3a,3bが配置されている。
シート供給台2の前方には、積層シート1の前端側に
向けてエアを吹き付けるエア供給ノズル4が設けられて
いる。
また、シート供給台2の前部下方には積層シート1の
最下層のシートをシート供給台2上に吸引してシートの
分離を行うシート吸引装置5と、このシート吸引装置5
によって吸引されたシートを給紙ローラ3a,3b側に向け
て搬送するシート搬送装置6とが設けられている。
上記シート吸引装置5およびシート搬送装置6の設置
部よりもさらに前方のシート供給台2下部には、エア供
給ノズル4から吹き付けられるエアによって積層シート
2前端部がシート分離にとって最適な高さまで浮き上が
ったことを検知する浮上検知センサ7が設けられてい
る。この浮上検知センサ7は、シート供給台2に形成さ
れている図示しないスリットを介してシート供給台2下
方から積層シート2の下面に押し当てられる弾発片7a
と、この弾発片7aが一定高さまで突出した状態のもとで
例えばオン動作するスイッチ7bとによって構成されてい
る。
このほか、給紙ローラ3a,3bの手前には、上記シート
搬送装置6によってシート供給台2から給紙ローラ3a,3
bへ送り込まれるシートを検知するシート検知センサ8
が設けられ、またシート供給台2の後部下方には、シー
ト供給台2上に載置される積層シート2のサイズを検知
するシートサイズ検知センサ9が設けられている。
第3図は、このシート給送装置における制御回路の概
略的な構成を示すブロック図である。
中央処理装置(Central Processing Unit;以下、CPU
と略称する)10はこの制御回路全体の動作を制御する回
路であり、その制御動作のプログラムが書き込まれた読
出し専用メモリ(Read Only Memory;以下、ROMと略称す
る)11と、各種のデータを記憶する随時書込み読出しメ
モリ(Random Access Memory;以下、RAMと略称する)12
とがCPU10に接続されている。ファンモータ駆動回路13
は上記エア供給ノズル4に用いられるファンモータ14を
駆動するための回路であり、またもう一方のファンモー
タ駆動回路15は上記シート吸引装置5に用いられるファ
ンモータ16を駆動するための回路であり、ともにCPU10
によって制御される。また、上記浮上検知センサ7およ
びシートサイズ検知センサ9もCPU10に接続されてお
り、これらのセンサの検知信号はCPU10に入力される。
第4図および第5図は、それぞれ上記CPU10によって
制御されるエア供給ノズル4でのエア流量の時間変化の
各種パターンを示す特性図であり、そのうち第4図は時
間の経過とともにエア流量が増大変化する3つのパター
ンA,B,Cを示し、第5図はエア流量の初期値が最大でそ
の後時間の経過とともにエア流量が減少変化する3つの
パターンD,E,Fを示している。なお、第4図および第5
図において、エア流量VPは積層シート2の前端側がシー
ト分離に最適な高さまで浮き上がるときのエア流量つま
り適正エア流量を示す。
第6図は上記シート給送装置の動作を示すタイミング
チャートであり、そのうち第6図(1)はシート給送装
置の動作を開始させるスタートスイッチのオン信号を示
し、第6図(2)はエア供給ノズル4から吹き出される
エアの流量変化を示し、第6図(3)はシート吸引装置
5による吸気流量の変化を示し、第6図(4)は浮上検
知センサ7の検知信号を示し、第6図(5)はシート検
知センサ9の検知信号を示している。
次に、第6図のタイミングチャートを参照して上記シ
ート給送装置の動作について説明する。
第6図(1)に示すようにスタートスイッチがオンと
なると、エア供給ノズル4から吹き出されるエア流量は
第6図(2)に示すように次第に増大する。エア流量が
適正エア流量VPに達すると、シート供給台2上に載置さ
れている積層シート2の前端側は第1図に示す状態から
第2図に示すように浮き上がる。その結果、積層シート
2前端側下面に押し当てられている浮上検知センサ7の
弾発片7aがシート供給台2の上方へと突出し、そのスイ
ッチ7bがオン動作する。すなわち、浮上検知センサ7は
第6図(4)に示すように検知信号を出力する。この検
知信号を浮けて、CPU10ではエア供給ノズル4のエア流
量を制御するパラメータであるこのときの制御レベルが
適正エア流量VPに対応する値として決められ、この制御
レベルがRAM12に書き込まれる。同時にCPU10からシート
吸引装置5に対して起動指令が、またエア供給ノズル4
にはエア供給停止指令がそれぞれ与えられる。その結
果、エア供給ノズル4のエア流量は第6図(2)に示す
ように急減し、シート吸引装置5吸気流量は第6図
(3)に示すように急増する。このとき、積層シート2
の最下層のシートはシート吸引装置5によってシート供
給台2上に吸引される。エア供給ノズル4では一旦エア
供給が停止してから僅かの時間t1の後にエア供給が再開
され、これによって最下層のシートが積層シートから分
離される。再開時のエア流量制御の制御レベルは先にRA
M12に書き込まれた値すなわち適正エア流量VPに対応す
る値に設定される。したがって、再開時のエア供給ノズ
ル4のエア流量は第6図(2)に示すように直ちに適正
エア流量となる。分離されたシートはシート搬送装置6
の駆動開始によって給紙ローラ3a,3b側へと送り込まれ
る。この間、浮上検知センサ7の弾発片7aはシート供給
台2上に吸引されている分離シートに押さえられて降下
しており、したがって検知信号は出力されない。シート
搬送装置6によってシート供給台2から送り出されるシ
ートはシート検知センサ8によって第6図(5)に示す
ように検知される。そのシートが検知された後、所定時
間t2後に、シート吸引装置5の吸引動作は第6図(3)
に示すように一旦停止させられる。分離シートが浮上検
知センサ7から離れてしまうと、その弾発片7aが再びシ
ート供給台2上に突出し、その検知信号が第6図(4)
に示すように再び立ち上がるが、この場合の浮上検知セ
ンサ7の検知信号は何のタイミングにも利用されない。
すなわち、浮上検知センサ7の検知信号は最初にエア供
給ノズル4のエア流量が適正エア流量VPに達するタイミ
ングを求めるためにだけ利用される。シート検知センサ
8の検知信号が第6図(5)に示すように立ち下がる
と、つまり分離されたシートがほぼ給紙ローラ3a,3bに
送り込まれてしまうと、これを受けてCPU10ではエア供
給ノズル4に対してエア供給停止指令が、またシート吸
引装置5に対しては吸引再開指令がそれぞれ与えられ、
これによって次の最下層シートの分離および搬送の動作
が開始される。以後の動作において、エア供給ノズル4
のエア供給再開時のエア流量は、上述したようにRAM12
に書き込まれた制御レベルに基づき常に直ちに適正エア
流量VPに設定される。
発明の効果 以上のように、本発明のシート搬送装置によれば、シ
ート分離に最適な高さに積層シートの一端側が浮き上が
ったことを浮上検知手段によって検知し、このときのエ
ア流量制御レベルを適正エア流量に対応する値としてメ
モリに記憶し、その記憶されたエア流量制御レベルに基
づき以後のエア流量制御を行うように構成しているの
で、シートの分離給送動作が正確になり、シート破損も
回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明の一実施例である
シート給送装置の概略的な構成を示す縦断面図、第3図
はそのシート給送装置における制御回路の概略的な構成
を示すブロック図、第4図および第5図はそのシート給
送装置におけるエア供給ノズルのエア流量の時間変化の
各種パターンを示す図、第6図はそのシート給送装置の
動作を示すタイミングチャートである。 1……積層シート、2……シート供給台、3a,3b……給
紙ローラ、4……エア供給ノズル、5……シート吸引装
置、6……シート搬送装置、7……浮上検知センサ、10
……CPU、12……RAM

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート供給台上に載置された積層シートの
    一端側から流量を制御しながらエアを供給して積層シー
    トの一端側を浮き上がらせることによって、最下層のシ
    ートを他のシートから分離しシート給送路へと送出する
    シート給送装置において、 積層シートの一端側が、シート分離に最適な高さまで浮
    き上がったことを検知する浮上検知手段と、 積層シートの浮上がりが浮上検知手段によって検知され
    た時点でのエア流量制御レベルを、適正エア流量に対応
    する値として記憶するメモリと、 メモリに記憶された制御レベルに基づき以後のシート分
    離動作時のエア流量を、適正エア流量に設定するエア流
    量制御手段とを備えたことを特徴とするシート給送装
    置。
JP2303990A 1990-01-31 1990-01-31 シ―ト給送装置 Expired - Lifetime JP2502394B2 (ja)

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JPH03227840A JPH03227840A (ja) 1991-10-08
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