JPS606757A - 塗膜の形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、電子線による塗料の硬化法に於ける改良に関
するものである。

〔発明の背景〕

電子線を照射することにより硬化しうる塗料として次に
示す様な樹脂と反応性希釈剤から成るものが用いられる
。

すなわち、エポキシ樹脂の変性物（例えばエポキシ基及
び第２級水酸基とマレイン酸無水物、イタコン酸無水物
等の不飽和二塩基酸を伺加せしめて得られるエポキシ樹
脂エステル）にスチレン、ビニルトルエン、α−メヂル
スヂレン、ジビニルベンゼン、メチルメタアクリレート
、メチルアクリレ−１−、ブチルメタアクリレ−１−、
ブチルアクリレ−１・、ヒドロキシプロビルメタクリレ
ート、グリシジルメタクリレート等のビニル系モノマー
の１種又は２種以上を配合したもの、 反応型変性アクリル系樹脂（例えば、末端カルボキシの
ポリアミドにグリシジルメタクリレートを反応させて得
られるテロ゛メリ化ポリアミドアクリレート、多官能エ
ポキシ化合物にアクリル酸その他のα・β不飽和カルボ
ン酸を付加させて得られるエポキシアクリレート、多官
能インシアネート化合物にヒドロキシエチルメククリレ
ーｌ−などを付加反応させて得られるウレタンアクリレ
ート、ヒドロキシル基又はメトキシ基含有シリコーンと
ヒドロキシシククリレ−１・などを縮合させて得られる
非シリコーンアクリレート）、又は分子中に２個以上の
アクリロイル基又はメタアクリロイル基を持つエステル
アクリレート又はエステルメタアクリレート（例えば、
エチレングリコールメタアクリレート、テトラエチレン
グリコールメタアクリレート等のオリゴマーいわゆる官
能性オリゴエステルアクリレート）に前記ビニル系モノ
マーの１種又は２種以上を配合したもの、 などが電子線硬化塗料として用いられている。

電子線による塗料の硬化法は熱キ・、アによる硬化法に
比べて硬化時間が短く、また省エネルギーの点からも注
目されている。

しかし、空気中での照射硬化では所定の物性が得られず
、窒素雰囲気中などの不活性ガス中での照射が必要であ
るという欠点がある。

〔発明の要約〕 我々は空気中での照射でも所定の物性が得られるように
塗料面での改良について種々検討した結果、前述の電子
線硬化塗料に光増感剤を添加した物性の塗膜が得られる
ことを発見し、本発明を完成した。

〔発明の詳細な説明〕

本発明でいう光増感剤としては、通常紫外線硬化塗料用
として用いられているもので、ペンジルジメチルヶクー
ル、Ｊ−ヒドロキシシタ口へキシルケトン、ヂオキザン
トン系化合物、ジベンゾスベロン などがあげられる。

実施例 第１表の配合で光増感剤として ベンジルジメチルケタール、１−ヒドロキシシクロへキ
シルケトン、ヂオキサントン系化合物、ジベンゾスベロ
ン、 をそれぞれ用いて塗料を作成し、銅箔で形成された回路
を有するポリイミドフィルムに塗布し、１５Ｍ　ｒ　ａ
　ｄ電子線を照射して硬化させた。

こうして得られたフレキシブル印刷配線板を２８０°Ｃ
ハンダ槽に１０秒間浸漬して耐ハンダ性の試験を行った
。

第２表　ハンダ浸漬試験結果 その結果は第２表の通り、光増感剤を添加したものはハ
ンダ浸漬しても変化がなく良好であったが、光増感剤を
添加していないものは塗膜のふくれ、界面はぐりなどを
生じ、フレキシブル印刷配線板としては不良であった。

又、この比較例の配合でも窒素雰囲気中で照射したもの
は耐ハンダ性も良好であった。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）エポキシ樹脂の変性物、官能性ポリブタジェン、
   反応型変性アクリル系樹脂、分子中に２個以上のアクリ
   ロイル基又はメタアクリロイル基を持つエステルアクリ
   レート又はエステルヌクアクリレ−１−等から選ばれた
   電子線反応型化合物、或はこれらの化合物とビニル系モ
   ノマーとの混合物を主体とする電子線硬化塗料に、光増
   感剤を加えた塗料を塗布し、これに電子線を照射するこ
   とを特徴とする塗膜の形成方法。