JPS6058338B2 - 建設機械のエンジン制御装置 - Google Patents

建設機械のエンジン制御装置

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JPS6058338B2
JPS6058338B2 JP55097611A JP9761180A JPS6058338B2 JP S6058338 B2 JPS6058338 B2 JP S6058338B2 JP 55097611 A JP55097611 A JP 55097611A JP 9761180 A JP9761180 A JP 9761180A JP S6058338 B2 JPS6058338 B2 JP S6058338B2
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JP
Japan
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lever
oil
force
engine
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP55097611A
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English (en)
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JPS5722920A (en
Inventor
龍美 及川
明久 川口
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建設機械等のエンジンの動作を制御するエン
ジン制御装置に関するものである。
パワーショベル等の建設機械においても最近は省エネル
ギー化が要求されているが、本発明は特にポンプから吐
出された油がアクチュエータに送られず直接タンクヘ戻
つている状態すなわち作業をしていない状態のときにエ
ンジンの回転数を減少させて燃料消費を節約するように
した建設機械等のエンジン制御装置に関するものである
。 パワーショベル等の建設機械においては、一般に作
業時にはエンジンを一定回転に設定しておき、これによ
つて駆動される油圧ポンプの吐出油を方向切換弁によつ
て切換え各アクチュエータの動作及び速度を制御するよ
うにしてある。
従つて、ダンプ持ち、微操作等の場合のようにアクチュ
エータを動かす必要がないとき又はゆつくり動かせばよ
いときにおいてもエンジンは高速の一定回転数(一般に
最高回転数)で回転し、ポンプは最大流量を吐出してい
た。すなわち、この場合の仕事はむだになり、燃料の消
費を増大させる原因となつていた。 従つて、本発明は
、多くの仕事を必要としないときにはエンジン回転数を
減少させて燃料の節約を図ることのできるエンジン制御
装置を得ることを目的とするものである。
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。
ピン1によつて固定部材に枢支されたスロットルレバー
2(後述のように一定の摩擦力が与ええある)の一端に
設けたピン3にロッド4の一端が連結されており、この
ロッド4の他端はピン5によつて分岐レバー6の上端に
連結されている。分岐レバー6の中央部にはピン7によ
つて別のロッド8が連結されており、このロッド8の他
端はピン9によつて速度制御レバー10に連結されてい
る。この速度制御レバー10はエンジン11の回転数を
制御するガバナ(図示せず)に連結されたガバナ軸12
に固定されている。分岐レバー6の下端はピン13によ
つてロッド14と連結されており、このロッド14の他
端はピン15によつてピストン16に連結されている。
ピストン16はシリンダ17内に装入され、ばね18に
よつて一方向に押されており、またこのばね18の力に
対抗する向きに力を作用させる2つの油室19a,19
bを形成している。エンジン11によつて駆動されるよ
うに油圧ポンプ20a,20bが設けてあり、その吐出
油はそれぞれ多連の方向切換弁21a,21bへと導び
かれている。方向切換弁21a,21bはセンターバイ
パス型であり、中立状態以外のときには油通路22,2
2″,23,23″,24,24″及び25,25″,
26,26″,27,27″を介してそれぞれアクチュ
エータ28,29,30及び31,32,33、に圧油
が供給されるようにしてあり、一方、中立状態のときに
はバイパス通路34a,34bによつて圧油はバイパス
されて各アクチュエータには供給されずタンク35に排
出される。バイパス通路34a,34bの出口部にはそ
れぞれ絞り36a,36bが設けてあり、この絞り36
a,36bの上流は油通路37a,37bによつてそれ
ぞれシリンダ17の油室19a及び19bに接続されて
いる。次にこの制御装置の作用について説明する。エン
ジン11のスロットル開度が最小の状態(すなわち、エ
ンジン回転数が最小の状態)における各レバーの位置が
Al,A2,A3として示してある(実線て示す状態)
。建設機械を作動させるために、エンジン回転数を最大
にしようとする際には、スロットルレバー2を伐の状態
まで回動させる。これによつて、ロッド4を介して分岐
レバー6がピン13を支点として回動される。なぜなら
ば、ピストン16はばね18によつて図示の状態に押し
付けられており、これとロッド14を介して連結された
ピン13は固定状態にあるからである。従つて、分岐レ
バー6はへの状態となるが、分岐レバー6の中央部はロ
ッド8によつて速度制御レバー10と連結されているの
で、速度制御レバー10もへの状態まで回動される。こ
れによつてエンジン11は最高回転数に設定される。こ
の状態において、運転席の操縦レバー(図示せず)の操
作によつて方向切換弁21a,21bが非中立状態にあ
れば、ポンプ20a,20bからの圧油は各アクチュエ
ータ28,29,30,31,32,33に供給されて
これらを作動させる。
しかし、操縦レバーが中立状態となると、ポンプ20a
,20bからの圧油はセンターバイパス通路34a,3
4bを流れる。
ポンプ20a,20bは高速で回転しているので、セン
タバイパス通路34a,34bには大流量が流れるが、
下流には絞り36a,36bが設けてあるので、絞り3
6a,36bの上流は高圧となる。絞り36a,36b
の上流の油通路37a,37bを介してシリンダ17の
油室19a,19bに接続されているので、絞り36a
,36b上流の圧力によつてピストン16はばね18の
力に抗して(図において)右側に移動される。従つて、
ピストン16はロッド14を介して分岐レバー6を移動
させようとする。ところで、ピン1によつて枢支された
スロットルレバー2には皿ばね等(図示せず)の摩擦部
材によつて所定の摩擦力が与えてあり、一定以上の力が
作用しない限りスロットルレバー2は回動しないように
してある。従つて、このスロットルレバー2とロッド4
を介して連結されたピン5は事実上固定状態にある。こ
の状態において分岐レバー6はロッド14によつて押さ
れるから、分岐レバー6はピン5を中心として回動し、
C2によつて示すような状態となる。これによつて、ロ
ッド8を介してこの分岐レバー6と連結された速度制御
レバー10もC3によつて示す状態まで回動する。従つ
て、ガバナ軸12が回動されてエンジン11の回転数は
減少する。すなわち、作業していないときには自動的に
エンジン回転数が減少する。逆に、この状態から再び作
業を行なうとする場合には、操縦レバーを動かして1つ
以上のアクチュエータに圧油を送ることになるが、いま
例えば、方向切換弁21a側のアクチュエータを作動さ
せたとすると、圧油がアクチュエータに流れるために絞
り36aの上流の圧力が減少する。
このことは油室19aの圧力が低下することを意味する
。従つて、ピストン16を右方向に押す力が減少してピ
ストン16はばね18によつて左方向に押しもどされる
(他方の油室19bには圧油が作用しているが、油室の
一方に作用する力だけではばね18による力に打ち勝て
ないように、ばね18の力及び油室19a,19bの面
積を設定してある。従つて、両油室19a,19bに圧
油が作用したときだけばね力に抗してピストン16は移
動する。)これによつて、分岐レバー6はC2の状態か
らへの状態へと復帰する。従つて、速度制御レバー10
はB3の位置となり、エンジン11は再び最高回転数で
回転する。この動作は、他方の方向切換弁21bのアク
チュエータを作動させた場合及び両方向切換弁21a,
21bのアクチュエータを同時に作動させた場合にも、
全く同様である。なお、以上の説明は操縦レバーを十分
にストロークさせるか、あるいは完全に中立にした場合
のものであるが、実用時にはアクチュエータの微速操作
が必要になることがあり、この場合には操縦レバーをわ
ずか切換えるようにしており、この状態ではアクチュエ
ータに微量の圧油が送られると共にセンターバイパス通
路には大部分の流体が流れることになり、結果として油
室19a,19bには操縦レバーがすべて完全に中立の
ときとほとんど同じ値の圧力が作用することになり、こ
の場合もまたエンジン回転数が減少することになる。以
上の説明から明らかなように、本発明によると、操縦レ
バーがすべて中立にあつて、アクチュエータには全く圧
油を送らないとき、または操縦レバーが少しだけストロ
ークされていてアクチュエータには微量の圧油が送られ
ているときには、エンジン回転数を減少させることがで
き、一方、操縦レバーが十分ストロークされて少なくと
も1つのアクチュエータに十分な量の圧油を送るときに
はエンジン回転数を増大させて必要なポンプ吐出量が得
られることがわかる。
従つて、建設機械の性能自体には何ら影響を与えること
なく燃料消費量を節約することができる。なお、油圧ポ
ンプ及び方向切換弁が2系列の場合について説明したが
、1系列であつても、3系列以上であつても(この場合
は、ピストンの段付きを増して油室を増加する必要があ
る)、わずかな変更によつて同様の目的を達成し得るこ
とは明らかである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明によるエンジン制御装置の構成を示す概略図
である。 1,3,5,7,9,13,15・・・ピン、2・・・
スロットルレバー、4,8,14・・・ロッド、6・・
・分岐レバー、10・・・速度制御レバー、11・・・
エンジン、12・・・ガバナ軸、16・・ゼストン、1
7・・シリンダ、18・・・ばね、19a,19b・・
・油室、20a,20b・・・油圧ポンプ、21a,2
1b・・・方向切換弁、22,22″,23,23″,
24,24′,25,25″,26,26″,27,2
7″・・・油通路、28,29,30,31,32,3
3・・・アクチュエータ、34a,34b・・・センタ
ーバイパス通路、35・・・タンク、36a,36b・
・・絞り、37a,37b・・・油通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 負荷時には一定速度で回転するエンジンによつて油
    圧ポンプを駆動し、この油圧ポンプからの吐出油を方向
    切換弁によつて制御してアクチュエータを作動させる形
    式の建設機械に使用されるエンジンを制御するためのエ
    ンジン制御装置において、エンジンの速度を制御するガ
    バナ軸に固着された速度制御レバーの一端を分岐レバー
    の中央部とロッドを介してピン連結し、分岐レバーの一
    端はスロットルレバーの一端と別のロッドを介してピン
    連結すると共に分岐レバーの他端は油圧シリンダ内のピ
    ストンと更に別のロッドを介してピン連結し、スロット
    ルレバーには一定以上の力が作用しないと回動しないよ
    うに摩擦部材を設け、油圧シリンダ内にはピストンを一
    方向に押圧するばねを設けると共にこのばねの力に対抗
    する方向の力をピストンに作用させる少なくとも1つの
    油室を形成し、また、アクチユエータへの圧油の供給を
    制御する少なくとも1つのセンターバイパス型方向切換
    弁の各センターバイパス通路の出口部に絞りを設け、各
    絞りの上流を油通路によつて油圧シリンダの各油室に接
    続し、ばねの力はすべての油室に油圧が作用していると
    きのみばねの力に抗してピストンが移動することができ
    るように選定したことを特徴とするエンジン制御装置。
JP55097611A 1980-07-18 1980-07-18 建設機械のエンジン制御装置 Expired JPS6058338B2 (ja)

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JPS5722920A JPS5722920A (en) 1982-02-06
JPS6058338B2 true JPS6058338B2 (ja) 1985-12-19

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ID=14197006

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JPS5722920A (en) 1982-02-06

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