JPS6056691B2 - 1−アルコキシトリシクロ〔4.3.1.1▲↑2,↑5▼〕ウンデカンおよびその製法ならびにこれを含有する香料組成物 - Google Patents
1−アルコキシトリシクロ〔4.3.1.1▲↑2,↑5▼〕ウンデカンおよびその製法ならびにこれを含有する香料組成物Info
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- JPS6056691B2 JPS6056691B2 JP52040340A JP4034077A JPS6056691B2 JP S6056691 B2 JPS6056691 B2 JP S6056691B2 JP 52040340 A JP52040340 A JP 52040340A JP 4034077 A JP4034077 A JP 4034077A JP S6056691 B2 JPS6056691 B2 JP S6056691B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C41/00—Preparation of ethers; Preparation of compounds having groups, groups or groups
- C07C41/01—Preparation of ethers
- C07C41/16—Preparation of ethers by reaction of esters of mineral or organic acids with hydroxy or O-metal groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C2603/00—Systems containing at least three condensed rings
- C07C2603/56—Ring systems containing bridged rings
- C07C2603/58—Ring systems containing bridged rings containing three rings
- C07C2603/60—Ring systems containing bridged rings containing three rings containing at least one ring with less than six members
- C07C2603/66—Ring systems containing bridged rings containing three rings containing at least one ring with less than six members containing five-membered rings
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なトリシクロウンデカノール誘導体、更に
詳細には次の一般式(1)で表わされる1−アルコキシ
トリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデカンおよび
その製法、ならびにこれを含有する香料およびフレーバ
ー組成物に関する。
詳細には次の一般式(1)で表わされる1−アルコキシ
トリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデカンおよび
その製法、ならびにこれを含有する香料およびフレーバ
ー組成物に関する。
(式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を示す)本発明
化合物(1)の骨格であるトリシクロ〔4.3.1.1
2,5〕ウンデカンは高石ら〔N.Takaishie
tal,J.C.S.PerkinTrans.I,7
89(1975)〕によつて初めて異性化中間体として
単離されたものであるが、その誘導体については未だ報
告をみない。
化合物(1)の骨格であるトリシクロ〔4.3.1.1
2,5〕ウンデカンは高石ら〔N.Takaishie
tal,J.C.S.PerkinTrans.I,7
89(1975)〕によつて初めて異性化中間体として
単離されたものであるが、その誘導体については未だ報
告をみない。
そこで、本発明者らは当該誘導体について種々研究を行
つた結果、今まて全く文献未記載の新規な(1)式の4
−アルコキシトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウン
デカンを合成することに成功し、かつこれが優れた香気
を有することを見出し、本発明を完成した。
つた結果、今まて全く文献未記載の新規な(1)式の4
−アルコキシトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウン
デカンを合成することに成功し、かつこれが優れた香気
を有することを見出し、本発明を完成した。
本発明の1−アルコキシトリシクロ
〔4.3.1.12,5〕ウンデカン(1)は次の反応
式に従つて、1−ハロゲノトリシクロ〔4.3.1.1
2,5〕ウンデカン(■)をアルコール類(■)と反応
せしめることにより製造される。
式に従つて、1−ハロゲノトリシクロ〔4.3.1.1
2,5〕ウンデカン(■)をアルコール類(■)と反応
せしめることにより製造される。
(式中、xは塩素または臭素原子を示し、Rは前記と同
じ)すなわち、1−ハロゲノトリシクロ RAり1125)^『ノs+ゝノ′I)丸担★7ル1こ
ル類(■)中に溶解し、50〜100℃で加熱反応させ
れば反応は1紛〜5時間で終了して目的物(1)が収得
される。
じ)すなわち、1−ハロゲノトリシクロ RAり1125)^『ノs+ゝノ′I)丸担★7ル1こ
ル類(■)中に溶解し、50〜100℃で加熱反応させ
れば反応は1紛〜5時間で終了して目的物(1)が収得
される。
アルコール類としては、例えばメタノール、エタノール
、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノー
ル、s−ブタノール、i−ブタノール、n−アミルアル
コール、1−アミルアルコール、ヘキシルアルコール、
等が挙げられる。無水メタノール、無水エタノールまた
は無水ブタノールを用いた場合には、その沸点の温度で
0.5〜2時間還流させればよい。更にまた縮合剤とし
ての酸化銀の存在下行えば反応はより円滑に進行する。
1−ハロゲノトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウン
デカン(■)に対しアルコール類(■)は当量ないし過
剰量使用し、縮合剤としての酸化銀は1−ハロゲノトリ
シクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデカン(■)1モ
ルに対し1〜50モルの広範囲にわたつて用いることが
できる。
、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノー
ル、s−ブタノール、i−ブタノール、n−アミルアル
コール、1−アミルアルコール、ヘキシルアルコール、
等が挙げられる。無水メタノール、無水エタノールまた
は無水ブタノールを用いた場合には、その沸点の温度で
0.5〜2時間還流させればよい。更にまた縮合剤とし
ての酸化銀の存在下行えば反応はより円滑に進行する。
1−ハロゲノトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウン
デカン(■)に対しアルコール類(■)は当量ないし過
剰量使用し、縮合剤としての酸化銀は1−ハロゲノトリ
シクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデカン(■)1モ
ルに対し1〜50モルの広範囲にわたつて用いることが
できる。
原料の1−ハロゲノトリシクロ〔4.3.1.12,5
〕ウンデカン(■)は、例えばトリシクロー〔4.3.
1.12,5〕ウンデカン〔J.C.S.Perkin
Trans.l,789(1975)〕を液体臭素で直
接臭素化することにより容易に製造される。
〕ウンデカン(■)は、例えばトリシクロー〔4.3.
1.12,5〕ウンデカン〔J.C.S.Perkin
Trans.l,789(1975)〕を液体臭素で直
接臭素化することにより容易に製造される。
本発明の1−アルコキシトリシクロ
〔4.3.1.12,5〕ウンデカン(1)は上記方法
のほか、例えば1−ハロゲノトリシクロ〔4.3.1.
12,5〕ウンデカン(■)を加水分解して1ーヒドロ
キシトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデカンと
なし、これを水素化ナトリウム等でアルコキシドとなし
、次いでこれに対応するアルキルハラ・イドを反応させ
る方法によつても製造できる。
のほか、例えば1−ハロゲノトリシクロ〔4.3.1.
12,5〕ウンデカン(■)を加水分解して1ーヒドロ
キシトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデカンと
なし、これを水素化ナトリウム等でアルコキシドとなし
、次いでこれに対応するアルキルハラ・イドを反応させ
る方法によつても製造できる。
以上の如くして製造された本発明化合物(1)の構造は
、元素分析、各種スペクトルデータから確認された。す
なわち、元素分析およびマススペクトルから分子式が決
定され、赤外線吸収スペクトルからエーテル結合(〜1
100c1n−リの存在が知られる。特にメトキシ誘導
体〔(1)式中R=CH3〕においては2810c11
−1に−0CH3の特性吸収が認められる。また301
0cff1−1にトリシクロ〔4.3.1.12,5〕
ウンデカン骨格特有のC−H伸縮振l動の吸収〔N.T
akaishietal,J.C.S.PerkinT
rans山789(1975)〕が見られることより骨
格の異性化は起つていないと考えられる。1HNIVR
において、例えばメトキシおよびエトキシ誘導体につい
て、それぞれ−0CH3(3.15ppm,s)、一0
CH2CH3(3.40ppm,q;1.13ppm,
t)の特徴ある吸収を示している。
、元素分析、各種スペクトルデータから確認された。す
なわち、元素分析およびマススペクトルから分子式が決
定され、赤外線吸収スペクトルからエーテル結合(〜1
100c1n−リの存在が知られる。特にメトキシ誘導
体〔(1)式中R=CH3〕においては2810c11
−1に−0CH3の特性吸収が認められる。また301
0cff1−1にトリシクロ〔4.3.1.12,5〕
ウンデカン骨格特有のC−H伸縮振l動の吸収〔N.T
akaishietal,J.C.S.PerkinT
rans山789(1975)〕が見られることより骨
格の異性化は起つていないと考えられる。1HNIVR
において、例えばメトキシおよびエトキシ誘導体につい
て、それぞれ−0CH3(3.15ppm,s)、一0
CH2CH3(3.40ppm,q;1.13ppm,
t)の特徴ある吸収を示している。
13CNMRにおいて76ppm付近に一重線の吸収を
示すことから、アルコキシ基が橋頭位に置換しているこ
とが明らかである。
示すことから、アルコキシ基が橋頭位に置換しているこ
とが明らかである。
本発明の1−アルコキシトリシクロ
〔4.3.1.12,5〕ウンデカン(1)は新規な化
合物であり、例えば、(1)式中Rがメチル基である1
−メトキシトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデ
カンはさわやかな果実的甘さを有するカンフアー的な強
い香りを有し、(1)式中Rがエチル基である1−エト
キシトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデカンは
青草様のカンフアー的な強い香りを有し、また(1)式
中Rがn−ブチル基である1−n−ブトキシトリシクロ
〔4.3.1.12,5〕ウンデカンは甘い感じの木材
様の香りを有するので、これらは香料およびフレーバー
組成物とすることができる。
合物であり、例えば、(1)式中Rがメチル基である1
−メトキシトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデ
カンはさわやかな果実的甘さを有するカンフアー的な強
い香りを有し、(1)式中Rがエチル基である1−エト
キシトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデカンは
青草様のカンフアー的な強い香りを有し、また(1)式
中Rがn−ブチル基である1−n−ブトキシトリシクロ
〔4.3.1.12,5〕ウンデカンは甘い感じの木材
様の香りを有するので、これらは香料およびフレーバー
組成物とすることができる。
すなわち、本発明化合物(1)は、発香剤として香水の
ような発香組成物の製造に、または工業製品、例えば固
体あるいは液体清浄剤、合成洗剤、洗浄剤、エアゾール
あるいはあらゆる種類の化粧品(例えば石鹸、ローシヨ
ン、浴用添加剤、軟こう、乳液、メーキヤツプ)の香り
つけに使用できる。以下に本発明の実施例を示すが、本
発明はこれに限定されるものではない。
ような発香組成物の製造に、または工業製品、例えば固
体あるいは液体清浄剤、合成洗剤、洗浄剤、エアゾール
あるいはあらゆる種類の化粧品(例えば石鹸、ローシヨ
ン、浴用添加剤、軟こう、乳液、メーキヤツプ)の香り
つけに使用できる。以下に本発明の実施例を示すが、本
発明はこれに限定されるものではない。
なお原料化合物の製造法を参考例として示した。参考例
1−ブロムトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデ
カンの合成:トリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウン
デカン10y(48ミリモル)を液体臭素20m1(3
87ミリモル)に加え室温で17時間攪拌する。
カンの合成:トリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウン
デカン10y(48ミリモル)を液体臭素20m1(3
87ミリモル)に加え室温で17時間攪拌する。
反応混合液を冷却した亜硫酸水素ナトリウム飽和溶液に
攪拌しながら除々に加え過剰の臭素を除く。この水溶液
を四塩化素200m1ずつで2回抽出し、抽出液を硫酸
マグネシウムで乾燥する。四塩化炭素を留去し、残渣1
9fを減圧蒸留して96〜部℃/2T!r!NHgの留
分を分取すれば融点57.5〜58.5℃の無色結晶を
得る。元素分析(CllHl7Br)分析値:C,57
.2;H,7.4;Br,34.2%計算値:C,57
.7;H,7.5:Br,34.9%IR(ヌジヨール
、d−1)3030,1295,1240,1155,
10601000,995,960,7601HNMR
(CDCl3溶媒、TMS内部標準、δ)0.8〜2.
8(多重線)13CNMR(CDCl3溶媒、TMS内
部標準、δc)22.46(t),26.52(t),
27.98(t及びt),34.27(t),37.7
7(d),39.35(t),39.80(d),41
.18(t)51.41(d),75.08(s)マス
スペクトルm/e(相対強度)230(M+),228
(M+),150(13),149(100),107
(15),91(15),83(18),81(44)
,79(23),67(8)実施例1 参考例で得られた1−ブロムトリシクロ 〔4.3.1.12,5〕ウンデカン5.0Vを無水メ
タノール50m1に溶解し、この中に酸化銀5.0gを
加え、30分環流した。
攪拌しながら除々に加え過剰の臭素を除く。この水溶液
を四塩化素200m1ずつで2回抽出し、抽出液を硫酸
マグネシウムで乾燥する。四塩化炭素を留去し、残渣1
9fを減圧蒸留して96〜部℃/2T!r!NHgの留
分を分取すれば融点57.5〜58.5℃の無色結晶を
得る。元素分析(CllHl7Br)分析値:C,57
.2;H,7.4;Br,34.2%計算値:C,57
.7;H,7.5:Br,34.9%IR(ヌジヨール
、d−1)3030,1295,1240,1155,
10601000,995,960,7601HNMR
(CDCl3溶媒、TMS内部標準、δ)0.8〜2.
8(多重線)13CNMR(CDCl3溶媒、TMS内
部標準、δc)22.46(t),26.52(t),
27.98(t及びt),34.27(t),37.7
7(d),39.35(t),39.80(d),41
.18(t)51.41(d),75.08(s)マス
スペクトルm/e(相対強度)230(M+),228
(M+),150(13),149(100),107
(15),91(15),83(18),81(44)
,79(23),67(8)実施例1 参考例で得られた1−ブロムトリシクロ 〔4.3.1.12,5〕ウンデカン5.0Vを無水メ
タノール50m1に溶解し、この中に酸化銀5.0gを
加え、30分環流した。
次いで冷却し、濾過した後、濾液を濃縮し蒸留すると沸
点89〜90℃/4TnHgの無色液体の1−メトキシ
トリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデカン3.1
f(収率78.8%)が得られた。元素分析(Cl2H
2OO)計算値:C,79.94H,ll.l8%実測
値:C,8O.OH,ll.l% IR(液膜) 3010,2810,1110,1100,1085c
7R−11HNMR(CDCl3)δ3.15(S,−
0CH3),0.9〜2.4(m)MSl8O(M+,
11),137(100),112(31),111(
99),109(46),79(33),67(29)
13CNMR(CDCl3)δC2O.O(t),24
.6(t),26.6(t),2&5(t),31.5
(Int2,t+t),32.0(t),35.3(t
),40.5(d),43.0(d),47.8(q)
,76.0(s)実施例2 1−ブロムトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデ
カン5.0y1酸化銀3.0f11無水エタノール30
m1の混合物を2時間還流させ、実施例1と同様の後処
理を行うと、1−エトキシトリシクロ・〔4.3.1.
12,5〕ウンデカン3.5f(収率82.6%)が得
られた。
点89〜90℃/4TnHgの無色液体の1−メトキシ
トリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデカン3.1
f(収率78.8%)が得られた。元素分析(Cl2H
2OO)計算値:C,79.94H,ll.l8%実測
値:C,8O.OH,ll.l% IR(液膜) 3010,2810,1110,1100,1085c
7R−11HNMR(CDCl3)δ3.15(S,−
0CH3),0.9〜2.4(m)MSl8O(M+,
11),137(100),112(31),111(
99),109(46),79(33),67(29)
13CNMR(CDCl3)δC2O.O(t),24
.6(t),26.6(t),2&5(t),31.5
(Int2,t+t),32.0(t),35.3(t
),40.5(d),43.0(d),47.8(q)
,76.0(s)実施例2 1−ブロムトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデ
カン5.0y1酸化銀3.0f11無水エタノール30
m1の混合物を2時間還流させ、実施例1と同様の後処
理を行うと、1−エトキシトリシクロ・〔4.3.1.
12,5〕ウンデカン3.5f(収率82.6%)が得
られた。
沸点97〜部℃/4mHg0
元素分析(Cl3H22O)
計算値:C,8O.35H,ll.4l%実測値:C,
8O.4H,ll.3% IR(液膜) 3020,1110,1090,1080cm−11H
NMR(CDCl3)1.13(T,−CH3),3.
40(Q,−0CH2CH3),1.0〜2.4(m)
MS l94(M+,4),151(48),125(100
),97(40)13CNMR(CDCl3)δC l6.4(q),20.1(t),24.7(t),2
6.7(t),28.5(t),32.0(Int.2
,t+t),32.5(t),35.3(d),40.
6(d),43.5(d),55.1(t),75.9
(s)実施例3 1−ブロムトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデ
カン3.0′、酸化銀2.0′、無水n−ブタノール3
0m1の混合物を6時間還流させ、実施例1と同様の後
処理を行うと、1−n−ブトキシトリシクロ〔4.3.
1.12,5〕ウンデカン1.9V(収率65.3%)
が得Zられた。
8O.4H,ll.3% IR(液膜) 3020,1110,1090,1080cm−11H
NMR(CDCl3)1.13(T,−CH3),3.
40(Q,−0CH2CH3),1.0〜2.4(m)
MS l94(M+,4),151(48),125(100
),97(40)13CNMR(CDCl3)δC l6.4(q),20.1(t),24.7(t),2
6.7(t),28.5(t),32.0(Int.2
,t+t),32.5(t),35.3(d),40.
6(d),43.5(d),55.1(t),75.9
(s)実施例3 1−ブロムトリシクロ〔4.3.1.12,5〕ウンデ
カン3.0′、酸化銀2.0′、無水n−ブタノール3
0m1の混合物を6時間還流させ、実施例1と同様の後
処理を行うと、1−n−ブトキシトリシクロ〔4.3.
1.12,5〕ウンデカン1.9V(収率65.3%)
が得Zられた。
沸点97〜部℃/1W!1Hg0
元素分析(Cl5H26O)
計算値:C,8l.O2H,ll.79%実測値:C,
8l.lH,ll.7% IR(液膜) 3020,1100,1090(s)d−11HNMR
(CDCl3);δ0.90(T,−CH3),3.3
0(T,−0吋TcH2−),0.8〜2.7(m)M
S 222(M+,4),179(49),153(93)
,123(44),97(100),67(20)13
CNMR(CDCl3);δc(多重度)14.0(q
),19.6(t),20.1(t),24.7(t)
,26.8(t),2&5(t),32.1(Int.
2,t+t),32.4(t),33.0(t),35
.3(d),40.5(d),43.4(d),59.
5(t),75.7(s)実施例4下記の香気組成物9
00fに1−メトキシトリシクロ〔4.3.1.12,
5〕ウンデカン100fを加えることにより、草葉の新
鮮な香りを有する新規組成物が得られた。
8l.lH,ll.7% IR(液膜) 3020,1100,1090(s)d−11HNMR
(CDCl3);δ0.90(T,−CH3),3.3
0(T,−0吋TcH2−),0.8〜2.7(m)M
S 222(M+,4),179(49),153(93)
,123(44),97(100),67(20)13
CNMR(CDCl3);δc(多重度)14.0(q
),19.6(t),20.1(t),24.7(t)
,26.8(t),2&5(t),32.1(Int.
2,t+t),32.4(t),33.0(t),35
.3(d),40.5(d),43.4(d),59.
5(t),75.7(s)実施例4下記の香気組成物9
00fに1−メトキシトリシクロ〔4.3.1.12,
5〕ウンデカン100fを加えることにより、草葉の新
鮮な香りを有する新規組成物が得られた。
ハーバルシヤンプー(HerbalSl−1amp00
)用香匙施例5下記の組成物950yに1−エトキシト
リシクロ[4.3.1.12,5〕ウンデカン50fを
加えることにより、独特のさわやかな香りを有する新規
組成物が号られた。
)用香匙施例5下記の組成物950yに1−エトキシト
リシクロ[4.3.1.12,5〕ウンデカン50fを
加えることにより、独特のさわやかな香りを有する新規
組成物が号られた。
アフターシエープローシヨン用香料組成物組成物中〜%
はジプロピレングリコール溶液濃度を示す。
はジプロピレングリコール溶液濃度を示す。
実施例6
下記の香気組成物980Vに、1−n−ブトキシトリシ
クロ〔4.3.1.12,5〕ウンデカン20fを加え
ると、草葉様の新鮮さと木材様の甘さが加わつた新規組
成物が得られた。
クロ〔4.3.1.12,5〕ウンデカン20fを加え
ると、草葉様の新鮮さと木材様の甘さが加わつた新規組
成物が得られた。
歯磨用香料組成物
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中、R
は炭素数1〜6のアルキル基を示す)で表わされる1−
アルコキシトリシクロ〔4、3、1、1^2、^5〕ウ
ンデカン。 2 一般式( I )中Rが炭素数1〜4のアルキル基で
ある特許請求の範囲第1項記載の1−アルコキシトリシ
クロ〔4、3、1、1^2、^5〕ウンデカン。 3 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中、Xは
塩素または臭素原子を示す)で表わされる16ハロゲノ
トリシロ〔4、3、1、1^2、^5〕ウンデカンを一
般式(III)R−OH(III) (式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基を示す)で表わ
されるアルコール類と反応せしめることを特徴とする一
般式( I )▲数式、化学式、表等があります▼( I )
(式中、Rは前記と同じ) で表わされる1−アルコキシトリシクロ 〔4、3、1、1^2、^5〕ウンデカンの製法。 4 アルコール類がメタノール、エタノールまたはn−
ブタノールである特許請求の範囲第3項記載の製法。 5 反応を縮合剤として酸化銀の存在下行う特許請求の
範囲第3項記載の製法。 6 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中、R
は炭素数1〜6のアルキル基を示す)で表わされる1−
アルコキシトリシクロ 〔4、3、1、1^2、^5〕ウンデカンを含有するこ
とを特徴とする香料およびフレーバー組成物。 7 一般式( I )中Rが炭素数1〜4のアルキル基で
ある特許請求の範囲第6項記載の香料およびフレーバー
組成物。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52040340A JPS6056691B2 (ja) | 1977-04-11 | 1977-04-11 | 1−アルコキシトリシクロ〔4.3.1.1▲↑2,↑5▼〕ウンデカンおよびその製法ならびにこれを含有する香料組成物 |
US05/893,827 US4168389A (en) | 1977-04-11 | 1978-04-06 | 1-Alkoxytricyclo[4.3.1.12,5 ]undecanes |
GB13650/78A GB1569646A (en) | 1977-04-11 | 1978-04-07 | Tricycloundecanel derivative |
DE2815392A DE2815392C2 (de) | 1977-04-11 | 1978-04-10 | 1-Alkoxy-tricyclo[4.3.1.1↑2↑↑,↑↑5↑]undecane, Verfahren zur Herstellung hiervon und diese enthaltende Parfum- und Duftzusammensetzungen |
CH383078A CH630594A5 (fr) | 1977-04-11 | 1978-04-10 | Le 1-alkoxytricyclo(4,3,1,1(2,5)undecane son procede de synthese composition parfumee a base de celui-ci. |
FR7810668A FR2387204A1 (fr) | 1977-04-11 | 1978-04-11 | Nouveaux 1-alkoxytricyclo (4.3.1.12,5) undecanes, leur procede de preparation et leur application en parfumerie |
Applications Claiming Priority (1)
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JP52040340A JPS6056691B2 (ja) | 1977-04-11 | 1977-04-11 | 1−アルコキシトリシクロ〔4.3.1.1▲↑2,↑5▼〕ウンデカンおよびその製法ならびにこれを含有する香料組成物 |
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- 1978-04-11 FR FR7810668A patent/FR2387204A1/fr active Granted
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US4168389A (en) | 1979-09-18 |
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