JPS605563Y2 - 可変磁器コンデンサ - Google Patents

可変磁器コンデンサ

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JPS605563Y2
JPS605563Y2 JP671679U JP671679U JPS605563Y2 JP S605563 Y2 JPS605563 Y2 JP S605563Y2 JP 671679 U JP671679 U JP 671679U JP 671679 U JP671679 U JP 671679U JP S605563 Y2 JPS605563 Y2 JP S605563Y2
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JP
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stator
capacitor
variable
electrode
rotor
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JP671679U
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JPS55108737U (ja
Inventor
博 佐藤
淳一 沼田
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ティーディーケイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可変磁器コンデンサ、更に詳しくは固定コンデ
ンサを内蔵した可変磁器コンデンサに関する。
従来たとへぼ水晶発振回路などのように、固定コンデン
サと可変コンデンサの並列回路を必要とする回路におい
ては、それぞれ別個の単体として構成された固定コンデ
ンサおよびトリマー形コンデンサを回路基板上で並列接
続するようにしてあったから、部品点数の減少によるコ
ストダウン、回路実装密度の高度化に限界を生じていた
本考案は固定コンデンサを内蔵することにより、部品点
数を減少させてコストダウンを図ると同時に、回路実装
密度を高め得るようにした可変磁器コンデンサを提供す
ることを目的とする。
上記目的を遠戚するため、本考案は、ステータの両面側
に、ステータ電極と前記ステータに回転自在に軸止され
たロータのロータ電極との間に介在して可変コンデンサ
を構成する磁器誘電体と、固定コンデンサを構成する磁
器誘電体とをそれそれ備える可変磁器コンデンサにおい
て、前記ステータは、前記ステータ電極を設けた面とは
反対側の面を平担な平面としてのその面上に別のステー
タ電極を被着形威し、前記固定コンデンサを構成する前
記磁器誘電体は、少なくとも一面側に電極を有する平板
状に形成腰前記−面側とは反対側の面を前記別のステー
タ電極の面上に平面的に対接させて前記ステータに取付
け、前記2つのステータ電極を、前記ステータの両面方
向に貫通して設けられたステータ端子によって導通接続
させたことを特徴とする。
以下実施例たる添付図面を参照し、本考案の内容を説明
する。
第1図は、本考案に係る可変磁器コンデンサの分解斜視
図、第2図は、同じくその組立断面図を示している。
図において1は、酸化チタ、チタン酸カルシウム系の高
誘電率の磁器誘電体により、円環状に形成されたロータ
であり、中心孔1aのまわりに半円状のロータ電極1b
を設けである。
2かステータである。
該ステータ2は、ステアタイトやフォルステライトまた
はアルミナ等のように、誘電率が小さく、機械的強度が
大きい磁器によって形成してあって、ロータ1と対面す
る面上に、中心孔2aと同軸の半円状のステータ電極2
bおよびロータ1との対接平行度をとるためのダミー電
極2cを設けると共に、ステータ電極2b1ダミー電極
2cを設けた面の反対側の他面に、中心孔2aと同軸と
なる円環状のステータ電極2dを設けである。
ステータ電極2b、2dは、その一部を延長して形威さ
れたリードパタン2e、2f(第3図)を有していて、
該リードバタン2e、2fに、端子挿入孔3を開口させ
である。
なお2gは、ダミー電極2cの外側に設けられた切欠溝
である。
4は、固定コンデンサを構成するための磁器誘電体であ
り、酸化チタン、チタン酸カルシウム系等の高誘電率の
磁器誘電体を用いて、中心孔4aを有する薄円板状に形
威しである。
該磁器誘電体4は第3図に示すように、中心孔4aの内
周面および外周面に対してそれぞれギャップg1* g
zを形成する円環状の電極4bを設けてあり、該磁器誘
電体4は前記電極4bを形威した面が外側に露出するよ
うにしてステータ2のステータ’を極2d上に重ねられ
る。
5は弾性に富む金属材料によって構成されたロータ端子
であり、丸皿状に形威された弾性取付部5aの底板軸心
部に、貫通孔5bを設けると共に、前記弾性取付部5a
の上端縁に、はぼ直角方向に折れ曲がる端子部5cを一
体に連設し、該端子部5cを切り起して反対方向に折り
曲げることにより、ステータ2の切欠溝2gに嵌合させ
る舌片5dを形威しである。
6はステータ端子であり、位置決片6aの両側にこれよ
りは幅の狭い挿入片6bおよび端子片6Cを段階的に設
けである。
挿入片6bには孔6dを設けてあって、挿入片6bをス
テータ2の端子挿入孔3内に挿入しその先端部を押し潰
した際、該孔6dの部分を膨出させて端子挿入孔3内に
強く圧着させるようにしである。
ステータ端子6は端子挿入孔3内に嵌着された後、ステ
ータ電極2b、2dのリードバタン2e、2fに半田付
けされ、これによりステータ端子6とリードパタン2e
、2fとの間の電気的導通が確保される。
7は金属材料より構成された回転軸であり、頭部7aに
ドライバ溝7bを刻設すると共に、直杆部7cの先端部
に中空部7dを設けた構造としである。
該回転軸7は、ロータ1、ステータ2、磁器誘電体4お
よびロータ端子5を一体的に組立支持すると同時に、ロ
ータ電極1bをロータ端子5に電気的に導通させる導電
体としても働くもので、その頭部7aをロータ電極1b
に半田付は等の手段によって固着すると共に、直杆部7
cにロータ1ステータ2磁器誘電体4およびロータ端子
5の中心孔1 ay 2 a、 4 atおよび5bを
順次貫通させ、ロータ1上にステータ2、磁器誘電体4
およびロータ端子5を順次重ねた状態で、ロータ端子5
の弾性取付部5aから突出する先端部を、図示しないカ
シメ具で外側に押し開き、弾性取付部5aの上端縁を、
磁器誘電体4の電極4b上に強く押しながらカシメられ
る。
したがって第2図に示した組立状態では、ロータ1とス
テータ2との間、ステータ2と磁器誘電体4との間およ
び磁器誘電体4とロータ端子5との間に、回転軸7を介
して弾性取付部5aの弾発力が加わっており、ロータ1
が所定の回転トルクを持つようになる。
同時にロータ1がステータ2のステータ電極2bに圧接
し、ロータ電極1bとステータ電極2bとの間でロータ
1による可変容量が形成され、また磁器誘電体4がステ
ータ2のステータ電極2dに圧接し、ステータ電極2b
と磁器誘電体4の電極4bとの間で、磁器誘電体4によ
る固定コンデンサが形威されることとなる。
この場合、ステータ電極2b、2dがリードパタン2e
、2fに接続されたステータ端子6を介して互に電気的
に等電位になっていることと、磁器誘電体4の電極4b
とロータ電極1bが回転軸7、ロータ端子5を介して互
に等電位になることから、本考案に係る可変磁器コンデ
ンサは、第4図に示すように、ロータ1による可変コン
デンサC1と、磁器誘電体4による固定コンデンサC2
を並列に接続した回路構成をとることとなる。
したがって本考案によれば、従来2部品となっていた可
変コンデンサと固定コンデンサを一部品化して備える可
変磁器コンデンサを提供腰部品点数減少によるコストダ
ウン、回路の高密度実装化に寄与することができる。
また、ステータ2を、ステータ電極2bを設けた面とは
反対側の面を平担な平面としてその面上に前記ステータ
電極2bに導通する別のステータ電極2dを形成する一
方、固定コンデンサを構成する磁器誘電体4を、少なく
とも一面側に電極4bを有する平板状に形威し、ステー
タ2に対して、電極4bのある一面側とは反対側の面が
ステータ電極2dの面上に平面的に対接するようにして
取付け、前記2つのステータ電極2b、2dを、ステー
タ2の両面方向に貫通させたステータ端子6によって接
続しであるから、次のような効果が得られる。
(イ)ステータ電極2dを、固定コンデンサを構成する
ための電極として利用すると同時に、ステータ端子6に
よって固定コンデンサと可変コンデンサとを電気的に接
続する際の引出し電極としても利用することができる。
このため、固定コンデンサと可変コンデンサとの電気的
接続構造が簡単になると同時に確実になり、信頼性が向
上する。
(ロ)ステータ2の一面側を平担な平面状に形威して、
この平担な平面に固定コンデンサを構成する磁器誘電体
4を対接させる構造であるから、ステータ2の外形形状
が磁器誘電体4の形状の影響を受けるこがない。
磁器誘電体4についても同様である。
このため、ステータ2の成形形状、機械的強度等の選択
の自由度が高くなり、製造、組立が容易になる。
磁器誘電体4についても、外形形状の大型化または薄型
化による取得容量増大が容易になる。
(ハ)ステータ電極2b及び2dをステータ端子6によ
って接続する構造であるから、例えばステータ2にスル
ーホール導電部を設けて接続する構造の場合と異なって
、ステータ2の厚みを厚くした場合でも、両ステーダ電
極2b−2d間を電気的に確実に導通接続させることが
できる。
第5図は本考案に係る可変磁器コンデンサの他の実施例
を示す。
この実施例の特徴は、ロータ1′ステータ2との間に磁
器誘電体8を介在させ、該磁器誘電体8を可変容量とし
たことで、ロータ1′は締付体として機能させである。
ロータ1′は磁器誘電体8と接触する面にロータ電極面
1’bを設けた金属体または磁器等によって構成するこ
とができる。
また磁器誘電体8はロータ1′またはステータ2のいず
れか一方に固着して設けることもできる。
この実施例の利点は、ロータ1′が磁器誘電体である必
要がなく、機械的強度の大きいもので構成できるため、
組立時等の破損、割れなどを防止できることである。
以上のように本考案は、ステータの両面側に、ステータ
電極と前記ステータに回転自在に軸止されたロータのロ
ータ電極との間に介在して可変コンデンサを構成する磁
器誘電体と、固定コンデンサを構成する磁器誘電体とを
それぞれ備える可変磁器コンデンサにおいて、前記ステ
ータは、前記ステータ電極を設けた面とは反対側の面を
平担な平面としてその面上に別のステータ電極を被着形
威し、前記固定コンデンサを構成する前記磁器誘電体は
、少なくとも一面側に電極を有する平板状に形威し、前
記−面側とは反対側の面を前記別のステータ電極の面上
に平面的に対接させて前記ステータに取付け、前記2つ
のステータ電極を、前記ステータの両面方向に貫通して
設けられたステータ端子によって導通接続させたことを
特徴とするから、従来、2部品となっていた可変コンデ
ンサと固定コンデンサとを、電気的に確実に接続して一
体化し、部品点数の減少によるコストダウン、電気的接
続の信頼性の向上、製造組立の容易化、回路の高密度実
装化に寄与し得る可変磁器コンデンサを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る可変磁器コンデンサの分解斜視図
、第2図は同じくその組立断面図、第3図はステータと
磁器誘電体の関係を示す図、第4図は本考案に係る可変
磁器コンデンサの等価回路図、第5図は同じく他の実施
例における組立断面図を示している。 1.1′・・・・・山−夕、2・・・・・・ステータ、
4・・・・・・磁器誘電体、5・・・・・田−夕端子、
6・・曲ステータ端子、7・・・・・・回転軸、訃・・
・・・磁器誘電体。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ステータの両面側に、ステータ電極と前記ステー
    タに回転自在に軸止されたロータのロータ電極との間に
    介在して可変コンデンサを構成する磁器誘電体と、固定
    コンデンサを構成する磁器誘電体とをそれぞれ備える可
    変磁器コンデンサにおいて、前記ステータは、前記ステ
    ータ電極を設けた面とは反対側の面を平担な平面として
    その面上に別のステータ電極を被着形成し、前記固定コ
    ンデンサを構成・する前記磁器誘電体は、少なくとも一
    面側に電極を有する平板状に形威し、前記−面側とは反
    対側の面を前記別のステータ電極の面上に平面的に対接
    させて前記ステータに取付け、前記2つのステータ電極
    を、前記ステータの両面方向に貫通して設けられたステ
    ータ端子によって導通接続させたことを特徴とする可変
    磁器コンデンサ。
  2. (2)前記ロータは前記可変コンデンサを構成する磁器
    誘電体であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の可変磁器コンデンサ。
  3. (3)前記可変コンデンサを構成する磁器誘電体は、前
    記ロータと前記ステータとの間に設けられることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲の第1項に記載の可変磁
    器コンデンサ。
  4. (4)前記ロータは、金属材料より構成されることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第3項に記載の可変磁
    器コンデンサ。
JP671679U 1979-01-22 1979-01-22 可変磁器コンデンサ Expired JPS605563Y2 (ja)

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JPS55108737U JPS55108737U (ja) 1980-07-30
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