JPS6025893Y2 - 可変磁器コンデンサ - Google Patents
可変磁器コンデンサInfo
- Publication number
- JPS6025893Y2 JPS6025893Y2 JP2604080U JP2604080U JPS6025893Y2 JP S6025893 Y2 JPS6025893 Y2 JP S6025893Y2 JP 2604080 U JP2604080 U JP 2604080U JP 2604080 U JP2604080 U JP 2604080U JP S6025893 Y2 JPS6025893 Y2 JP S6025893Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- stator
- head
- rotor shaft
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ceramic Capacitors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はロータ軸の頭部に改良を加えて特性の安定化を
計った可変磁器コンデンサを提供しようとするものであ
る。
計った可変磁器コンデンサを提供しようとするものであ
る。
従来の可変磁器コンデンサとしては、第1図に示すよう
に上面に半円状のステータ電極1を有するステータ基板
2よりなるステータ3の上部に、上面に半円状のロータ
電極4を形成した磁器誘電体5よりなるロータ6を配置
し、絶縁ワッシャ7を介して、上部の頭部8をもつロー
タ軸9を上記ステータ3、ロータ6の中央に貫通するよ
うに組込み、ステータ3の下面にロータ端子10を有す
る皿状の板ばね11を配置し、この板ばね11をロータ
軸9の下端に絞めにより結合してステータ3とロータ6
を圧接するように腰上記ロータ軸9の頭部8とロータ電
極4とを半田12により電気的、機械的に結合し、さら
にステータ電極1からステータ端子13を引出して構成
されていた。
に上面に半円状のステータ電極1を有するステータ基板
2よりなるステータ3の上部に、上面に半円状のロータ
電極4を形成した磁器誘電体5よりなるロータ6を配置
し、絶縁ワッシャ7を介して、上部の頭部8をもつロー
タ軸9を上記ステータ3、ロータ6の中央に貫通するよ
うに組込み、ステータ3の下面にロータ端子10を有す
る皿状の板ばね11を配置し、この板ばね11をロータ
軸9の下端に絞めにより結合してステータ3とロータ6
を圧接するように腰上記ロータ軸9の頭部8とロータ電
極4とを半田12により電気的、機械的に結合し、さら
にステータ電極1からステータ端子13を引出して構成
されていた。
このような可変磁器コンデンサにおいて、最近では小形
で大容量のもの、また、薄形のものが要求されてきてお
り、容量を増大するために磁器誘電体5の薄形化が計ら
れている。
で大容量のもの、また、薄形のものが要求されてきてお
り、容量を増大するために磁器誘電体5の薄形化が計ら
れている。
このように薄い磁器誘電体5を用いたロータ6のロータ
電極4とロータ軸9の頭部8とを半田12で結合すると
、半田12の膨張、収縮により、前記ロータ6が反り、
種々の環境により機械的歪が電気的変動となり緒特性が
劣化するといった欠点があった。
電極4とロータ軸9の頭部8とを半田12で結合すると
、半田12の膨張、収縮により、前記ロータ6が反り、
種々の環境により機械的歪が電気的変動となり緒特性が
劣化するといった欠点があった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものである
。
。
以下、本考案の実施例を図面第2図〜第5図により説明
する。
する。
まず、第2図、第3図a、 bにおいて、14はステー
タで、このステータ14は上面に半円状のステータ電極
15を備え、このステータ電極15からステータ端子1
6を引出し、これらをインサートした絶縁体よりなるス
テータ基板17によって構成されている。
タで、このステータ14は上面に半円状のステータ電極
15を備え、このステータ電極15からステータ端子1
6を引出し、これらをインサートした絶縁体よりなるス
テータ基板17によって構成されている。
このステータ14の上面には、上面に半円状のロータ電
極18を銀の焼付けなどによって形成した磁器誘電体1
9よりなるロータ20が配置されている。
極18を銀の焼付けなどによって形成した磁器誘電体1
9よりなるロータ20が配置されている。
このロータ20上には絶縁ワッシャ21が配置され、こ
の絶縁ワッシャ21、ロータ20、ステータ14の中央
には上部に頭部22をもったロータ軸23が貫通するよ
うに組込まれている。
の絶縁ワッシャ21、ロータ20、ステータ14の中央
には上部に頭部22をもったロータ軸23が貫通するよ
うに組込まれている。
このロータ軸23の頭部22はロータ電極18と半田2
4によって電気的、機械的に結合されるが、この頭部2
2の半田付部に近接した位置の上面には溝などの応力歪
緩和部25が設けられている。
4によって電気的、機械的に結合されるが、この頭部2
2の半田付部に近接した位置の上面には溝などの応力歪
緩和部25が設けられている。
このロータ軸23の下端には皿状の板ばね26がはめこ
まれ、ロータ軸23の下端を絞め加工することによって
板ばね26を結合し、この板ばね26によってステータ
14とロータ20を圧接させている。
まれ、ロータ軸23の下端を絞め加工することによって
板ばね26を結合し、この板ばね26によってステータ
14とロータ20を圧接させている。
なお、板ばね26はステータ基板17の下面の凹部27
にはまりこみ、板ばね26の一部にはロータ端子28が
設けられている。
にはまりこみ、板ばね26の一部にはロータ端子28が
設けられている。
このような構成とすることによって、半田24の凝固時
の収縮、温度変化による膨張、収縮は、ロータ軸23の
頭部22に設けた応力歪緩和部25がほとんど吸収し、
ロータ20が反るといったことは阻止できる。
の収縮、温度変化による膨張、収縮は、ロータ軸23の
頭部22に設けた応力歪緩和部25がほとんど吸収し、
ロータ20が反るといったことは阻止できる。
また、ロータ軸23としては、第3図a、 bに示す
実施例の他に、第4図a、 bに示すようにロータ軸2
3の頭部22の下面に溝よりなる応力歪緩和部25を設
けてもよく、さらには、第5図a、 bに示すように半
田24を施す部分付近の肉厚を薄くした応力歪緩和部2
5とすることもできる。
実施例の他に、第4図a、 bに示すようにロータ軸2
3の頭部22の下面に溝よりなる応力歪緩和部25を設
けてもよく、さらには、第5図a、 bに示すように半
田24を施す部分付近の肉厚を薄くした応力歪緩和部2
5とすることもできる。
以上のように本考案の可変磁器コンデンサは構成される
ため、ロータ軸の頭部とロータ電極との半田付けによる
半田の凝固時、温度変化による膨張、収縮の機械的スト
レスをロータ軸頭部に設けた応力歪緩和部で吸収し、ロ
ータの反りによって生じる種々の環境変化の中の緒特性
の劣化を阻止することができ、磁器誘電体を薄くして大
容量化を計った構成としても品質の大幅な安定化が計れ
、実用的価値の大なるものである。
ため、ロータ軸の頭部とロータ電極との半田付けによる
半田の凝固時、温度変化による膨張、収縮の機械的スト
レスをロータ軸頭部に設けた応力歪緩和部で吸収し、ロ
ータの反りによって生じる種々の環境変化の中の緒特性
の劣化を阻止することができ、磁器誘電体を薄くして大
容量化を計った構成としても品質の大幅な安定化が計れ
、実用的価値の大なるものである。
第1図は従来の可変磁器コンデンサの断面図、第2図は
本考案の可変磁器コンデンサの一実施例を示す断面図、
第3図a、bは同コンデンサに用いるロータ軸の上面図
と正面図、第4図a、 bは他のロータ軸の上面図と正
面図、第5図a、 bはさらに他のロータ軸の上面図と
正面図である。 14・・・・・・ステータ、15・・・・・・ステータ
電極、16・・・・・・ステータ端子、17・・・・・
・ステータ基板、1訃・・・・・ロータ電極、19・・
・・・・磁器誘電体、20・・・・・・ロータ、21・
・・・・・絶縁ワッシャ、22・・・・・・頭部、23
・・・・・田−夕軸、24・・・・・・半田、25・・
・・・・応力歪緩和部、26・・・・・・板ばね、27
・・・・・・凹部、28・・・・・田−夕端子。
本考案の可変磁器コンデンサの一実施例を示す断面図、
第3図a、bは同コンデンサに用いるロータ軸の上面図
と正面図、第4図a、 bは他のロータ軸の上面図と正
面図、第5図a、 bはさらに他のロータ軸の上面図と
正面図である。 14・・・・・・ステータ、15・・・・・・ステータ
電極、16・・・・・・ステータ端子、17・・・・・
・ステータ基板、1訃・・・・・ロータ電極、19・・
・・・・磁器誘電体、20・・・・・・ロータ、21・
・・・・・絶縁ワッシャ、22・・・・・・頭部、23
・・・・・田−夕軸、24・・・・・・半田、25・・
・・・・応力歪緩和部、26・・・・・・板ばね、27
・・・・・・凹部、28・・・・・田−夕端子。
Claims (1)
- 半円状のステータ電極を上面に設けたステータ基板より
なるステータ上に、上面に半円状のロータ電極を設けた
磁器誘電体よりなるロータを配置し、このロータ、ステ
ータの中央に頭部を有するロータ軸を貫通させ、このロ
ータ軸の下端にステータ基板の下面に圧接する皿状の板
ばねを結合し、上記ロータ軸の頭部とロータ電極とを半
田により電気的、機械的に結合してなる可変磁器コンデ
ンサにおいて、上記ロータ軸の頭部の半田による結合部
近傍に肉薄の応力歪緩和部を設けてなる可変磁器コンデ
ンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2604080U JPS6025893Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 | 可変磁器コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2604080U JPS6025893Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 | 可変磁器コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56129729U JPS56129729U (ja) | 1981-10-02 |
JPS6025893Y2 true JPS6025893Y2 (ja) | 1985-08-03 |
Family
ID=29622057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2604080U Expired JPS6025893Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 | 可変磁器コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025893Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-28 JP JP2604080U patent/JPS6025893Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56129729U (ja) | 1981-10-02 |
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