JPS6020915Y2 - アキシヤルリ−ド形積層コンデンサ - Google Patents
アキシヤルリ−ド形積層コンデンサInfo
- Publication number
- JPS6020915Y2 JPS6020915Y2 JP1377777U JP1377777U JPS6020915Y2 JP S6020915 Y2 JPS6020915 Y2 JP S6020915Y2 JP 1377777 U JP1377777 U JP 1377777U JP 1377777 U JP1377777 U JP 1377777U JP S6020915 Y2 JPS6020915 Y2 JP S6020915Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- multilayer capacitor
- lead
- clip
- electrodes
- axial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ceramic Capacitors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、プリント基板等への自動挿入用として適し、
素子強度およびリード線の引っ張り強度の大きい、かつ
製作容易なアキシャルリード形積層コンデンサに関する
ものである。
素子強度およびリード線の引っ張り強度の大きい、かつ
製作容易なアキシャルリード形積層コンデンサに関する
ものである。
近年電子部品をプリント基板へ自動挿入することが頻繁
に行なわれている。
に行なわれている。
この自動挿入用の電子部品は、通常そのリード線をアキ
シャル状に導出し、テーピング等して複数個を連続して
供給できるようにしていた。
シャル状に導出し、テーピング等して複数個を連続して
供給できるようにしていた。
内部電極を付与してなるシート状誘電体を複数枚重ね合
わせ、その内部電極が交互に相対向端面に導出されるよ
うに構成される積層コンデンサにおいても、リード線を
アキシャル状に導出させて自動挿入用として構成するこ
とが行なわれている。
わせ、その内部電極が交互に相対向端面に導出されるよ
うに構成される積層コンデンサにおいても、リード線を
アキシャル状に導出させて自動挿入用として構成するこ
とが行なわれている。
しかし従来のこの種積層コンデンサは、第１図１に示す
ように、内部電極の導出端面に導電的に付与されてなる
引出電極２，３に、先端部を平らに形成したリード線４
，５を半田６，７を介して取着させたものであった。
ように、内部電極の導出端面に導電的に付与されてなる
引出電極２，３に、先端部を平らに形成したリード線４
，５を半田６，７を介して取着させたものであった。
しかしこの従来のものでは、リード線４，５の付着作業
が容易でなく、また両リード線４，５を同一軸線上にア
キシャル状に位置させることが困難であり、製作に多大
の手数を要するという欠点があった。
が容易でなく、また両リード線４，５を同一軸線上にア
キシャル状に位置させることが困難であり、製作に多大
の手数を要するという欠点があった。
またこの従来のものでは、通常Ａｇｈ（用いられる引出
電極２．３にリード線４，５を、半田６，７を中間に介
して取着させるのみであるので、その接着強度に大なる
ものが得られず、またこの欠点を除去するために、半田
６，７の量を多くすると、こんどは引出電極であるＡｇ
が、半田くわれ現象によりくわれて層厚が薄くなり、こ
れまたリード線４゜５の取着強度が弱くなってしまうと
いう欠点があった。
電極２．３にリード線４，５を、半田６，７を中間に介
して取着させるのみであるので、その接着強度に大なる
ものが得られず、またこの欠点を除去するために、半田
６，７の量を多くすると、こんどは引出電極であるＡｇ
が、半田くわれ現象によりくわれて層厚が薄くなり、こ
れまたリード線４゜５の取着強度が弱くなってしまうと
いう欠点があった。
そしてこのような欠点は、この積層コンデンサ１を自動
挿入用としてプリント基板等へ自動挿入する場合、その
挿入時に受ける引っ張り力によりリード線４，５が脱落
してしまうという欠点ともなっていた。
挿入用としてプリント基板等へ自動挿入する場合、その
挿入時に受ける引っ張り力によりリード線４，５が脱落
してしまうという欠点ともなっていた。
さらに自動挿入機を用いる場合には、リード線４，５へ
の引っ張り力だけでなく、積層コンデンサ１にもかなり
の応力が加えられ、ついにはコンデンサ１自身が分断し
てしまうという欠点をも有していた。
の引っ張り力だけでなく、積層コンデンサ１にもかなり
の応力が加えられ、ついにはコンデンサ１自身が分断し
てしまうという欠点をも有していた。
本考案は上記従来の諸欠点に鑑みてなされたものであっ
て、積層コンデンサの両引出電極とリード線との導電的
接続を、それぞれ積層コンデンサを挾むような断面コ字
状のクリップ端子を嵌着することによって行なうととも
に、この両クリップ端子の両脚部は互いに積層コンデン
サの異なる対向側面上にそれぞれ位置され、かつ両クリ
ップ端子の各脚部の長さは、他方のクリップ端子の各脚
部との長さの和が積層コンデンサの軸方向の長さよりも
長くされていることを特徴とする、アキシャルリード形
積層コンデンサを提供せんとするものである。
て、積層コンデンサの両引出電極とリード線との導電的
接続を、それぞれ積層コンデンサを挾むような断面コ字
状のクリップ端子を嵌着することによって行なうととも
に、この両クリップ端子の両脚部は互いに積層コンデン
サの異なる対向側面上にそれぞれ位置され、かつ両クリ
ップ端子の各脚部の長さは、他方のクリップ端子の各脚
部との長さの和が積層コンデンサの軸方向の長さよりも
長くされていることを特徴とする、アキシャルリード形
積層コンデンサを提供せんとするものである。
以下本考案の一実施例を図面を参照しつつ説明する。
第２図は分解斜視図、第３図は側断面図を示す。
図において１１は、相対向する両端面に、誘導体を介し
て互いに対向する複数個の内部電極１２．１３がそれぞ
れ導出されてなる、従来例と同様の角柱形の積層コンデ
ンサ、１４．１５はこの積層コンデンサ１１の内部電極
１２．１３の導出端面および、この端面と隣接する周側
面端部近傍にそれぞれ連続して付与されてなる引出電極
であり、この引出電極１４．１５と内部電極１２，１３
とは導電的に接続されている。
て互いに対向する複数個の内部電極１２．１３がそれぞ
れ導出されてなる、従来例と同様の角柱形の積層コンデ
ンサ、１４．１５はこの積層コンデンサ１１の内部電極
１２．１３の導出端面および、この端面と隣接する周側
面端部近傍にそれぞれ連続して付与されてなる引出電極
であり、この引出電極１４．１５と内部電極１２，１３
とは導電的に接続されている。
１６．１７は前記引出電極１４．１５と導電的に接続さ
れ、かつ積層コンデンサ１１を挾み持つように、両端面
側より嵌着されてなる断面コ字状のクリップ端子であり
、その底部には外方に導出されるリード線１８．１９が
それぞれ取着され、この両リード線１８．１９は互いに
アキシャル状に構威されている。
れ、かつ積層コンデンサ１１を挾み持つように、両端面
側より嵌着されてなる断面コ字状のクリップ端子であり
、その底部には外方に導出されるリード線１８．１９が
それぞれ取着され、この両リード線１８．１９は互いに
アキシャル状に構威されている。
この場合前記クリップ端子１６．１７は、互いにその基
部で引出電極１４．１５と導電的に接続され、またそれ
らの脚部は互いに角柱形積層コンデンサ１１の異なる対
向側面上に位置され、それらの長さは互いに少なくとも
積層コンデンサ１１の中心部を越え、かつ互いの引出電
極１４，１５と短絡することのないようなものにする。
部で引出電極１４．１５と導電的に接続され、またそれ
らの脚部は互いに角柱形積層コンデンサ１１の異なる対
向側面上に位置され、それらの長さは互いに少なくとも
積層コンデンサ１１の中心部を越え、かつ互いの引出電
極１４，１５と短絡することのないようなものにする。
つまり各クリップ端子１６．１７の各脚部の長さを、他
方のクリップ端子の各脚部との長さの和が、積層コンデ
ンサの軸方向の長さよりも長くなるように構威し、積層
コンデンサ１１の補強材として作用させるのである。
方のクリップ端子の各脚部との長さの和が、積層コンデ
ンサの軸方向の長さよりも長くなるように構威し、積層
コンデンサ１１の補強材として作用させるのである。
また前記クリップ端子１６゜１７を積層コンデンサ１１
に嵌着させる手段としては、あらかじめその両脚部にそ
れぞれ内側に押圧するような弾性をもたせておき、積層
コンデンサ１１をその弾性力で押圧挾持させたり、両脚
部間の記隔を積層コンデンサ１１の厚みとほぼ同等にし
ておき、圧入固着させたりするという方法を採用すれば
よい。
に嵌着させる手段としては、あらかじめその両脚部にそ
れぞれ内側に押圧するような弾性をもたせておき、積層
コンデンサ１１をその弾性力で押圧挾持させたり、両脚
部間の記隔を積層コンデンサ１１の厚みとほぼ同等にし
ておき、圧入固着させたりするという方法を採用すれば
よい。
なおりリップ端子１６．１７と引出電極１４．１５との
導電接続をより確実にするために、それらを小量の半田
（図示せず）等によって結合させればよい。
導電接続をより確実にするために、それらを小量の半田
（図示せず）等によって結合させればよい。
第４図は本考案に用いる積層コンデンサ１１の他の構造
例を示したものであって、引出電極１４．１５を互いに
短絡することのないように延ばして、これに嵌着される
クリップ端子との導電接続を、広範囲で行なわせるよう
にしたものである。
例を示したものであって、引出電極１４．１５を互いに
短絡することのないように延ばして、これに嵌着される
クリップ端子との導電接続を、広範囲で行なわせるよう
にしたものである。
なお上記実施例および図面に示したものは、本考案の理
解を容易にするためのもので、これらに限定されるもの
ではなく、多少の設計変更等は本考案の域を出ないこと
いうまでもない。
解を容易にするためのもので、これらに限定されるもの
ではなく、多少の設計変更等は本考案の域を出ないこと
いうまでもない。
例えば全体に絶縁外装を施すようなことは単なる設計的
事項である。
事項である。
以上のように本考案アキシャルリード形積層コンデンサ
は、アキシャル状に導出させるリード線をクリップ端子
の底部に取着しているので、互いのリード線を同一軸線
上に位置させ易く、またクリップ端子を嵌着させること
によって、引出電極との導電的接続が行なえるので、製
作が簡素化されるとともに、量産性にもすぐれたものに
なるという効果を有する。
は、アキシャル状に導出させるリード線をクリップ端子
の底部に取着しているので、互いのリード線を同一軸線
上に位置させ易く、またクリップ端子を嵌着させること
によって、引出電極との導電的接続が行なえるので、製
作が簡素化されるとともに、量産性にもすぐれたものに
なるという効果を有する。
しかも本考案では半田等を用いてリード線を固着しなく
ても、クリップ端子によりかなり広範囲に嵌合、固着で
きるので、その引っ張り強度を向上できるのみならず、
クリップ端子を積層コンデンサの主部を覆うような長さ
にしているので、積層コンデンサそのものの強度ヲも向
上させることができ、特にこれを自動挿入機等の機械に
かけた場合に大きな効果を発揮する。
ても、クリップ端子によりかなり広範囲に嵌合、固着で
きるので、その引っ張り強度を向上できるのみならず、
クリップ端子を積層コンデンサの主部を覆うような長さ
にしているので、積層コンデンサそのものの強度ヲも向
上させることができ、特にこれを自動挿入機等の機械に
かけた場合に大きな効果を発揮する。
また本考案では、特に半田固着を必要としないので、積
層コンデンサの引出電極として専ら用いられている、Ａ
ｇの半田くわれ現象を懸念する必要もない等、実用的効
果多大なる考案である。
層コンデンサの引出電極として専ら用いられている、Ａ
ｇの半田くわれ現象を懸念する必要もない等、実用的効
果多大なる考案である。
第１図は従来のアキシャルリード形積層コンデンサの側
面図、第２図、第３図は本考案の一実施例を示す分解斜
視図および側断面図、第４図は本考案に用いる積層コン
デンサの一形状例図である。 １Ｆ−積層コンデンサ、１２．１３−内部電極、１４．
１５−引出電極、１６．１７一コ字状クリップ端子、 １８゜ １９−リード線。
面図、第２図、第３図は本考案の一実施例を示す分解斜
視図および側断面図、第４図は本考案に用いる積層コン
デンサの一形状例図である。 １Ｆ−積層コンデンサ、１２．１３−内部電極、１４．
１５−引出電極、１６．１７一コ字状クリップ端子、 １８゜ １９−リード線。
Claims (1)
- 相対向する両端面に、誘電体を挾んで互いに対向する複
数個の内部電極が交互に導出され、この両端面およびそ
の近傍に引出電極がそれぞれ付与されてなる角柱状積層
コンデンサに、底部に外方に導出されるリード線が取着
されてなる断面コ字状のクリップ端子を、前記積層コン
デンサの両端面側から、それらの両脚部が積層コンデン
サの異なる対向側面上にそれぞれ位置するように嵌着さ
せ、両リード線を同一軸線上に位置させるとともに、前
記引出電極とそれぞれ導電接続させてなり、前記両クリ
ップ端子の各脚部の長さは、他方のクリップ端子の各脚
部との長さの和が積層コンデンサの軸方向の長さよりも
長くされていることを特徴とするアキシャルリード形積
層コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1377777U JPS6020915Y2 (ja) | 1977-02-07 | 1977-02-07 | アキシヤルリ−ド形積層コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1377777U JPS6020915Y2 (ja) | 1977-02-07 | 1977-02-07 | アキシヤルリ−ド形積層コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53109040U JPS53109040U (ja) | 1978-09-01 |
| JPS6020915Y2 true JPS6020915Y2 (ja) | 1985-06-22 |
Family
ID=35220618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1377777U Expired JPS6020915Y2 (ja) | 1977-02-07 | 1977-02-07 | アキシヤルリ−ド形積層コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6020915Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS589314A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-19 | 日本電気株式会社 | 保安装置付き電子部品 |
-
1977
- 1977-02-07 JP JP1377777U patent/JPS6020915Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53109040U (ja) | 1978-09-01 |
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