JPH057769Y2 - - Google Patents

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JPH057769Y2
JPH057769Y2 JP1987117595U JP11759587U JPH057769Y2 JP H057769 Y2 JPH057769 Y2 JP H057769Y2 JP 1987117595 U JP1987117595 U JP 1987117595U JP 11759587 U JP11759587 U JP 11759587U JP H057769 Y2 JPH057769 Y2 JP H057769Y2
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JP
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circumferential surface
cylindrical
capacitor
ferrite core
inductors
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JPS6423120U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フエライトコアを有するインダクタ
とコンデンサとを組み合せた3端子ノイズフイル
タに関する。
(従来の技術) 従来、この種のノイズフイルタは、第6図乃至
第8図に示すように、角状の誘電体aの上下の両
主面に電極bが形成されたコンデンサcの両側面
に密着させて角状のフエライトコアdを配設し、
板状の導電部材eを前記コンデンサcの一方の電
極bに接触させると共にその両側の突出片f,f
をフエライトコアdに明けられた貫通孔gに挿入
し、その先端をフエライトコアdの主面に沿つて
折り曲げて構成されている。
このノイズフイルタを配線基板等へ取り付ける
には、前記導電部材eの突出片fの先端が露出す
るフエライトコアdの面を配線基板等上の導体に
向けて配置し、該導体と導電部材eの突出片f及
びコンデンサcの電極bとを半田付けする。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来のノイズフイルタによれば、その
一方の面を選び、これを配線基板等の基板に向け
て配置しなければならないので、組み立て作業が
面倒でありその自動化が困難であるという問題が
あつた。また、フエライトコアdの丸状の貫通孔
gに板状の導電部材eの突出片fを挿入するの
で、フエライトコアdと導電部材eとの密着性が
悪く、インピーダンス特性が悪いという問題があ
つた。
本考案は、従来のこのような問題を解消する3
端子ノイズフイルタを提供することをその目的と
したものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の目的を達成するために、筒形
フエライトコアの内周面に電極が形成されると共
にこれに連なつて外周面の少なくとも一部の全周
に亘つて電極が形成された一対のインダクタと、
筒形誘電体の内周面及び外周面の全周に亘つてそ
れぞれ電極が形成されたコンデンサとから成り、
前記筒形フエライトコアの内周面に形成された電
極と前記筒形誘電体の内周面に形成された電極と
に連続して前記筒形フエライトコアの端面と該端
面に接触する前記筒形誘電体の端面に導電性接着
剤が塗布され、前記コンデンサが一対のインダク
タに挟まれて一体化されたことを特徴とする。
(作用) コンデンサの筒状誘電体の外周面とインダクタ
の筒状フエライトコアの外周面の少なくとも一部
の全周に亘つて電極が形成されているので、向き
に関係なく配線基板上に配置するだけで3端子接
続が可能となる。
また、筒状フエライトの内周面に密着して電極
が形成されているので筒状フエライト自身が持つ
高インピーダンスの特性を効果的に引出すことが
でき、従来のものより優れたインピーダンス特性
になる。更に、コンデンサの両端面を一対のイン
ダクタの端面に夫々接着する導電性接着剤で筒状
フエライトコアの内周面に形成された電極と筒形
誘電体の内面に形成された電極の良好な電気的接
続もできるため、部品点数及び工数を減らすこと
ができる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面につき説明する。第
1図及び第2図は、本考案の一実施例を示す。同
図において、11,12はそれぞれ円筒形フエライ
トコア21,22を有するインダクタ、3は円筒形
誘電体4を有するコンデンサである。
該円筒形フエライトコア21,22にはその内周
面、一側面及び外周面の一部に連続し且つ全周に
亘つて電極5が被着形成されており、円筒形誘電
体4の内周面及び外周面にそれぞれ全周に亘つて
電極61,62が被着形成されている。
該コンデンサ3は、電極5が被着された一側面
を外側にした一対のインダクタ11,12に挟ま
れ、半田等の導電性接着剤7で該インダクタ11
2に接着され直列的に一体に構成され、この導
電性接着剤7は、コンデンサ3の電極61と一対
のインダクタ11,12の電極5に連続して塗布さ
れ、電極61と電極5を電気的に良好に接続して
いる。
該一対のインダクタ11,12及びコンデンサ3
が一体化されたノイズフイルタは、図示しない配
線基板上に置かれ、該基板上の配線導体と接続す
る。
第3図はコンデンサの静電容量を大きくした本
考案の他の実施例を示す。
インダクタ11,12は外周面の一端縁に全周に
亘つて段部8が形成された円筒形フエライトコア
1A,22Aを使用し、その内周面から一側面を
介して外周面に延び、また他側面を介して段部8
に延び且つその全周面に亘つて電極5Aが被着形
成されている。
コンデンサ3は、第1図示のものより長く厚み
の薄い円筒形誘電体4Aを使用する。
該コンデンサ3は、その両側から貫通孔に円筒
形フエライトコア21A,22Aの段部8が形成さ
れた小径部を嵌入することによつて一対のインダ
クタ11,12に挟まれ、半田等の導電性接着剤7
で該インダクタ11,12に接着され直列的に一体
化され、導電性接着剤7は、コンデンサ3の電極
1と一対のインダクタ11,12の電極5Aとに
連続して塗布され、電極61と電極5Aとが電気
的に良好に接続される。
第4図は、一対のインダクタ11,12及びコン
デンサ3の筒形フエライトコア21B,22B及び
筒形誘電体4Bがそれぞれ角筒形に形成された本
考案の他の実施例を示す。
その他の構成は、第1図及び第2図に示すもの
と同じである。
第5図示の実施例は、第1図及び第2図示の実
施例において、インダクタ11,12に金属キヤツ
プ9を嵌着して電極5の耐熱性を高めたものであ
り、同様の理由でコンデンサ3にも金属スリーブ
10が嵌着されている。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、接続さ
れるべき配線基板に配置するとき、フイルタの向
きを考慮する必要がないので、組み立て作業が容
易であり、自動化するときに特に有利である。ま
たインピーダンス特性が従来のものより優れる等
の効果を有し、更に導電性接着剤でコンデンサと
一対のインダクタの機械的接続と良好な電気的接
続ができるため、部品点数及び工数を減らすこと
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案の一実施例の斜視
図及び断面図、第3図及び第5図は、それぞれ本
考案の他の実施例の断面図、第4図は本考案の他
の実施例の斜視図、第6図、第7図及び第8図は
従来のフイルタの分解斜視図、斜視図及び裏面か
ら見た斜視図である。 11,12……インダクタ、21,21A,22,2
A……円筒形フエライトコア、21B,22B…
…角筒形フエライトコア、3……コンデンサ、
4,4A……円筒形誘電体、4B……角筒形誘電
体、5……電極、61,62……電極、7……導電
性接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒形フエライトコアの内周面に電極が形成され
    ると共にこれに連なつて外周面の少なくとも一部
    の全周に亘つて電極が形成された一対のインダク
    タと、筒形誘電体の内周面及び外周面の全周に亘
    つてそれぞれ電極が形成されたコンデンサとから
    成り、前記筒形フエライトコアの内周面に形成さ
    れた電極と前記筒形誘電体の内周面に形成された
    電極とに連続して前記筒形フエライトコアの端面
    と該端面に接触する前記筒形誘電体の端面に導電
    性接着剤が塗布され、前記コンデンサが一対のイ
    ンダクタに挟まれて一体化されたことを特徴とす
    るノイズフイルタ。
JP1987117595U 1987-07-31 1987-07-31 Expired - Lifetime JPH057769Y2 (ja)

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JP1987117595U JPH057769Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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JPS6423120U JPS6423120U (ja) 1989-02-07
JPH057769Y2 true JPH057769Y2 (ja) 1993-02-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564248A (en) * 1979-06-25 1981-01-17 Nec Corp Semiconductor device
JPS564248B2 (ja) * 1973-02-12 1981-01-29
JPS6172407A (ja) * 1984-09-14 1986-04-14 シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト 減衰器

Family Cites Families (1)

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JPS6423120U (ja) 1989-02-07

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