JPS6055639B2 - 圧力脈動吸収装置 - Google Patents

圧力脈動吸収装置

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JPS6055639B2
JPS6055639B2 JP54011299A JP1129979A JPS6055639B2 JP S6055639 B2 JPS6055639 B2 JP S6055639B2 JP 54011299 A JP54011299 A JP 54011299A JP 1129979 A JP1129979 A JP 1129979A JP S6055639 B2 JPS6055639 B2 JP S6055639B2
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liquid
chamber
air
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治義 藤原
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids
    • F16L55/045Devices damping pulsations or vibrations in fluids specially adapted to prevent or minimise the effects of water hammer
    • F16L55/05Buffers therefor
    • F16L55/052Pneumatic reservoirs
    • F16L55/053Pneumatic reservoirs the gas in the reservoir being separated from the fluid in the pipe
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/06Regulating pulp flow
    • D21F1/065Shock-absorbing devices

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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
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  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に液体の配管中の圧力脈動を吸収してこれ
を抑える場合、及び抄紙機用ストックインレット(オー
プン形、エアチャンバによる加圧形、コンバーフローの
ようなハイドロリック形等)へ原料を供給する配管中、
又は同ストックインレット中に設けてストツクインレツ
トヘの原料の供給、即ちストックインレット側から出る
原料の変動を抑え均一な製品を得ようとする場合等に利
用でき、前記のうち圧力脈動に対して鋭敏なハイドロリ
ック形の形式のもに特に有効である圧力脈動吸収装置に
関するものである。
従来の圧力脈動吸収装置としてはサージタンク式、アテ
ニユエータ等があるが、先ずサージタンク式は第1図に
示す如く、原料入口1はサージタンク2の下方にあり、
原料出口3は同タンク2の下方で横方向に設けられてい
る。
またサージタンク2内には上方4に圧縮空気を供給し、
タンク2内に原料の自由液面5を設けている。そして原
料入口1の圧力が上昇すると、タンク2上部の空気を圧
縮して液面5が上昇し、これをDIPセル6、6’で検
出する。
原料出口3の圧力はタンク内液面上昇分に加えて、タン
ク上部の空気圧上昇分だけ出口3の圧力が上昇するため
、この出口圧が一定となるようにタンク上部の空気を調
節計7を介して調節弁8から大気中に放出させる。また
原料入口1の圧力が下つた場合は前記と逆の作動をする
ようになつている。ところで通常圧力脈動の対象として
問題となるのは0.2〜30HZであるが、IHZ以上
のものは前記のサージタンク式に於けるDIPセル6、
6’では検出困難、もしくは全く検出不能てあつた。
また調節計7を電子管式にしても検出端から操作端の調
節弁8までの作動遅れが1〜2秒はある。更にサージタ
ンク2内の空気容積もあるため、制御系としてIHZ以
上のものには追随し難かつた。これは原料入口1の圧力
の変化に対し、時間遅れがない状態でタンク内液面5が
変化した場合であるが、実際にタンク内液面5が変化す
るためには、タンク2内にある液自身の質量による慣性
が”働くため、高周波の圧力変動に対応してタンク内の
液は変化し難い。従つて主として低周波圧力変動にしか
役立たない。一方O、IHZ以下の圧力変動に対しては
原料供給ポンプの回転数制御で対応できる。以上の性能
面の他、液面5が空気相と接す・る自由表面部の所では
タンク内面が汚れ易く、タンク2もストックインレット
と同等位の大きさであるためコスト高となる欠点があっ
た。次にアテニユエータの場合を第2図について説明す
ると、原料入口9の丸形断面を徐々に第2図口に示すよ
うに半円形断面10に変形させると共に、原料通路11
の上部に平面部10aを設け、ここにゴム製品の膜板1
2を置く。
膜板12の上部は空気室13となつており、ここに一定
量の空気が供給されている。また膜板12の中央上部に
は、中心に穴のあるバイブ状ノズル14が膜板12の表
面に近接して設けられており、同ノズル14は手動絞り
弁を通して外気に通じている。一方膜板12部を通つた
後の原料通路は再び徐々に丸形断面となつて原料出口1
5に至るようになつている。なお、図中16は工場エア
源、17はエアフィルタ、18は多孔板である。ここで
原料圧力が上昇すると膜板12が上昇し、同膜板12に
よりノズル14の口を閉塞して空気室13内からの排気
を止める。しかし空気室13内への給気は空気室上部の
供給口16から続けられているため、空気室13内の圧
力は上昇し続ける。空気室13内の圧力が原料通路11
の液体側圧力より上昇するか、又は原料通路11の液一
体側圧力が下ると膜板12は下降し、ノズル14を経て
空気室13内の空気が大気へ排出される。このようにし
て膜板12が昇降し、これによつて生ずる原料通路11
の体積変化により原料圧力の変化を吸収する。そしてこ
の体積変化を行なう.ために移動する原料の量は、サー
ジタンク式の場合に比べ流量変化分のみであつて最小と
なつているため、慣性力による遅れは最小となる。また
空気室13内の圧力制御は、計器を使用せすに慣性の小
さい膜板12によつて行なつているため追随性がよく、
?ワ以上の高周波の圧力脈動に対して有効であつた。し
かしながらこの第2図の方式に於いて、液体圧力変化が
0.5HZ程度以下に下つた場合は、逆に圧力脈動増巾
器として働く。
例えは原料通路11ζ側(液体側)圧力が上昇した場合
は、圧力上昇の周期が長いため、工場エア源16から連
続的に供給されている空気により空気室13の圧力が上
り、膜板12の上昇により吸収した液体を押出してしま
うため、液体圧力側は上昇してしまう。また逆に液体側
圧力が長く下つた場合は、空気室13内の空気が排気さ
れて膜板12を通じて原料通路の液体を吸い上げるよう
に働らき、液体側圧力は逆に下つてしまう。低周波の脈
動に対する1サイクル当りの変化流量は高周波のものよ
り大きいのが一般であり、これを増巾してはアテニユエ
ータの意味は大きく減少してしまう。また使用時間の経
過と共に膜板12が伸びて来て、ノズル14と接する部
分にうねり、皺等が生じ、空気が常に洩れるようになつ
て排気弁の働きをしなくなる。甚だしい場合は、1日た
つとアテニユエータの効果が目に見えて低下しているこ
とが分る。本発明は前記従来の欠点を解消するために提
案されたもので、圧力脈動1?以下のものに対しても減
衰効果が高く、また30HZ程度までのものに対しては
従来のアテニユエータと同程度の効果があり、しかも長
期的に効果が安定している圧力脈動吸収装置を提供せん
とするものてある。
即ち、本発明は (a)液体側の流路の1部に平面部を設け、ここにゴム
板等の質量が小さく容易に変形する膜板を設ける。
膜板で支切られた液体側と反対の側に室を設け、この室
は基本的には密閉室とし、液体の平均圧力に等しい圧力
の気体を封入する。これによつて液体側の脈圧に応じて
膜板を変形させ、液体側の流路に体積変化を与えて脈圧
の変動を吸収する。そして前記室側には気体が封入され
ているため、脈圧の変動周期が高くても低くても脈圧の
吸収にしか働かす、増巾することはない。また膜板の変
形により蓄えられ、又は吐き出される液体は、脈圧に対
応する脈流分のみとすることができるため、液体の移動
に伴う慣性抵抗は最小とすることが可能である。(b)
また膜板を液体側流路の下面に設けて膜板を上下方向に
移動させる。
また前記室には気体が封入されているため、膜板の上下
方向変位に伴い断熱膨張又は断熱圧縮が行なわれ、同室
内の圧力が低下又は上昇する。一方液体側は流路の下面
に設けられた膜板の昇降に伴い、膜板から受ける圧力は
低下又は上昇しなければ一定圧力を保ち得ない。従つて
前記室を液体側流路の下面に設け、同室の体積を適当に
選べば、膜板の位置にかかわりなく液体側の圧力を一定
に保つことが可能である。(C)また膜板が上限又は下
限に押し付けられることなく、圧力脈動に応じて上下で
きるように液体側平均圧力に見合つた圧力の気体を前記
室に封入するため、膜板の位置をリミットスイッチ、差
動トランス、ポテンシオメータ、近接スイッチ等により
検出し、膜板がストローク端に近づいた時にだけ同室へ
気体を供給又は排出し、その他の位置の時には同室への
給排気を行なわない。
これによつて前述の特長が得られる。(d)前記(b)
項で述べた気体を封入する室の適当な体積は、液体側の
平均圧力によつても変化する。
このため同室又はこれと連結するタンク内に非圧縮性流
体を導入し、運転条件が変つて平均圧力の設定変更が行
なわれた場合にも前記(b)項の特長が得られるように
する。以下本発明の実施例を図面について説明すると、
第3図(イ)(口)及び第4図に示す如く流体通路19
の断面を変形して下面に平面部20を設け、ここに膜板
21を設置する。膜板21の下側には、空気等の気体を
封入したチャンバ22が設けられており、チャンバ22
の体積が不足する場合は、第4図の如くボリュームタン
ク23に適宜接続する。ボリュームタンク23には液面
計24を設けると共に、同タンク内に適宜液体を出し入
れ可能になつている。なお、チャンバ22には液体側の
平均圧力に等しい圧力の気体が封入されている。膜板2
1は上限位置Tから下限位置Bまで移動可能であるが、
この上下限位置T,.Bを検出する機構として、第4図
の例ではリミットスイッチによるものを示す。先す膜板
21に多孔板製の支持枠25を取付け、この支持枠25
の中央には支持棒26か固着されており、同支持棒26
には作動片27が取付けてある。そして上限用のリミッ
トスイッチ28と、下限用のリミットスイッチ29をチ
ャンバ22に設け、膜板21の上限位置では作動片27
によりリミットスイッチ28が作動し、下限位置では作
動片27によりリミットスイッチ29が作動するように
する。また前記支持棒26がガイド30に沿つて上下方
向にのみ動くように、同ガイド30を多孔板31を介し
てチャンバ22に固定する。なお、多孔板31は膜板2
1が下限位置Bに来た時、周辺部は膜板21のサポート
に、中央部は支持枠25のサポートを兼用しており、膜
板21が上下動しても膜板21の下面部は支持枠25及
び多孔板31の孔を介してチャンバ22内と連通し、同
チャンバ22内部の圧力と同等になつている。なお、第
4図の32はドレン抜、33は安全弁、34は給気弁、
35,36,37はエアフィルタ、38,39は電磁弁
、40は工場エア源、41は排気弁、42は大気放出管
、43は給水管、44は排水管である。次に以上説明し
た実施例について作用を説明すると、第4図及び第5図
について液体通路19の液体側の圧力が上昇し、膜板2
1の下限リミットスイッチ29が働くと給気弁34が徐
々に開き、チャンバ22に接続しているボリュームタン
ク23に徐々に空気を入れ始める。
次いで作動片27がリミットスイッチ29から離れた後
、設定時間経過後給気弁34は徐々に閉まり、ボリュー
ムタンク23への給気は徐々に少なくなつて停止する。
次にこれと逆に液体側の圧力が下降して膜板の上限リミ
ットスイッチ28が働くと、排気弁41が徐々に開いて
ボリュームタンク23から徐々に排気を始め、作動片2
7がリミットスイッチ28から離れた後、別の設定時間
経過後排気弁41は徐々に閉まり、排気はだんだん少な
くなつて排気を停止する。
このような作動をさせるための空気線図及び電気回路の
1例を第4図及び第5図に示す。
給気弁34及び排気弁41を前記のように働かせ、給気
及び排気の設定時間をタイマ(TMB)(TMT)にて
適宜調節すれば、液体側圧力の設定値を変更しても膜板
21はその上下限位置の間に置くことが可能てある。ま
た液体側圧力が脈動により上下しても、それに伴う脈流
が膜板21の上下動によつて吸収てきる範囲内であれば
、膜板21は上下限位置の間で作動する。このようにし
て液体側の平均圧力と、チャンバ22の気体圧力とバラ
ンスしている状態に於いて、液体の圧力脈動により液圧
が上昇すると、膜板21は第4図の1点鎖線の如く下方
にふくらみ、次いで支持枠25を押し下げる。
この時チャンバ22内部の圧力が全く変化しなかつたと
すると、液体通路19内の液圧は膜板21の下降分だノ
け下がる。ところがチャンバ22内の気体は膜板21の
下降分だけ断熱圧縮されて圧力が上昇し、液圧の下降を
防ぐ。
また圧力脈動により液圧が下降した場合も同様である。
このようにして脈圧により膜板21が上下に移動しても
、チャンバ22とボリュームタンク23の合計容積を適
当に選べば、液体側圧力は常に一定にすることができる
。一般に脈動の周波数が高くなると、振巾が大きくなつ
ても1サイクル当りの流量変化は低周波のものに比べる
と小さいため、高周波の脈動に対しては支持枠25は移
動せず、膜板21のみが第4図の1点鎖線で示した如く
変形しただけで間に合う。
従つて移動部分が最小となるため、高周波の脈動にも十
分追従できる。以上説明した第3図及び第4図に示す実
施例ては、膜板21は円錐台形のもので示したが、液体
流量が多くなるに従つて直径の大きい膜板が必要となる
しかし本発明は膜板の形状に特長を有するものではない
から、膜板は角錐台形でも、或は伸びの大きいものなら
ば平板形でもよい。第6図は多孔板45との組合せの場
合を示す。
第3図及び第4図では膜板21の部分の液体流路19は
半円形で示したが、これは下面が平面で膜板が取付けら
れればよいから、第6図のような矩形断面でもよい。ま
た円形断面の配管を徐々に膜板部にまて変形させる導入
部、或は流出側接続口は本発明とは特に関係はないので
、液体通路は膜板部の直前及び直後でフランジ接続とし
てもよい。一般に脈動吸収装置は圧力脈動を容易に放出
するようになつているため、一種の開放端のように働き
、従つて定常波の節の部分になり易い。
また通過波に対しては問題ないが、定常波に対しては節
ではなく、腹の所に脈動吸収装置を設けた方が.よいの
で、膜板の直前の流体通路に多孔板45を設けて、定常
波の節が膜板部に来るのを防ぐようにした組合せ式使用
法も有効である。また第3図及び第4図では支持枠25
に支持棒26を設け、これをガイド30で案内する例を
示,したが、第7図のように支持枠46にリンク47を
設けて膜板21を上下方向に自由に移動可能にすること
も可能である。
また第8図の如く支持棒26の回りにローラ48を設け
て、ガイド30の代りとすることも可能一である。
これは要するに膜板が液圧と空圧の差によつて移動する
際、機械的な抵抗や質量から来る慣性抵抗等の膜板の移
動を妨げる現象を除去してやるようにすればよく、結局
のところ膜板が上下限に来たことの検出が出来ればよい
。次に膜板の位置検出について説明すると、第4図及び
第5図の場合は、膜板21の上下限位置の検出にリミッ
トスイッチを使用した場合を例示したが、これは他の方
法でもよい。
例えば第9図のように膜板21のチャンバ22に面する
側に金属箔等の反射部材49を貼り付ける等して反射部
を設け、更にチャンバ22の内側面に投光器50及び上
下限受光器51,52を設けて、膜板21の・上限及び
下限を検出するようにしてもよい。一方リミットスイッ
チ、近接スイッチ、ポテンシオメータ、サーボモータ、
差動トランス等を使用する場合であつても、第10図の
ように膜板21の支持枠46に連結棒53をピンで連結
すると共に、同連結棒53の他端に枢着したスイングア
ーム54の先端をチャンバ22の内側面に枢着し、膜板
21の上下限を連結棒53に伝え、スイングアーム4を
揺動させてその上下に突出した突出杆55,56により
、チャンバ22の内側面に設けた上下限検出用の近接ス
イッチ57,58を作動させるようにして、上下限の検
出をするようにしてもよい。また超音波式位置検出器を
チャンバ22の底部に設け、膜板21で反射された超音
波により、膜板21の上下限位置を検出するようにする
こともできる。
また第4図では給気弁34及び排気弁41を設けて、膜
板21が上限又は下限に来た時排気又は給気を行なうよ
うにしたが、この際これを徐々に始めて徐々に終了させ
るようにすることにより、液体側に外乱を与えなければ
よいから、第4図のダイヤフラム弁に代え、電動弁等を
用いても差支えない。
次に本発明装置をストックインレット装置内に設けるよ
うにすることもできる。
例えば第11図の如く長網用コンバーフローヘツドボツ
クスに取付けた場合には、ステイリングチヤンバ59下
面に設けるのが有効である。またボリュームタンク23
をストックインレット本体内に内蔵、若しくは本体の一
部をボリュームタンクとして利用できるので、圧力脈動
吸収装置及びボリュームタンクのスペースを節約するこ
とが出来る。以上詳細に説明した如く本発明は構成され
ているため、液体側に圧力脈動があつた場合は膜板が上
下するが、同膜板は液体側流路の下面にあるため、液圧
が上つた時は膜板は下降する。
この場合液体の流路内圧力が変化しないためには、同流
路の下面が下つた分だけは膜板が液体を押し上げる圧力
が上昇しなければならない。一方膜板の下には液体側の
平均圧力に等しい気体を封入した室を設けたので、同室
内の気体は膜板が下降した分だけ圧縮されて気体圧力が
上昇する。また液体側圧力が下つた場合はこの逆の状態
となる。このため膜板下方の室の容積を適当に選ぶこと
により、気体の断熱圧縮による圧力上昇と、液体側下面
の位置変化、膜板の変位及び変形抵抗をバランスさせて
液体流路内圧力を膜板の位置に関係なく一定に保つこと
ができる。従つて本発明は従来のサージタンク式に比べ
て、脈動吸収のために移動するものの質量が大巾に減少
しているため、高周波特性が良い。
また空気封入式であるため、計器類の応答性に関係なく
低周波特性はサージタンクよりも容積が小さいにも拘ら
ず、更によくなつている。また価格的にも安価であり、
設置場所の制限も少なく、更に気相と液相の接する所も
ないため汚れは少ない。一方従来のアテニユエータに比
べて低周波の脈動に対しても有効で、例え膜板が延びて
も性能には関係はない。また高周波の脈動に対しては幾
分アテニユエータより劣るものの、インピーダンスから
みて伯数HZ位までは十分有効とみられ、実用上は殆ど
問題はないものである。一般に脈動は低周波から高周波
までのものが複合されて伝播して来るため、従来のアテ
ニユエータの場合は、低周波の1サイクル当りの流量変
化が大きい成分により膜板がストローク的に一杯になつ
ている時には中、高周波の脈動に対しても有効でないこ
とがあり得るが、本発明は膜板のストロークに余裕があ
るためこのような欠点はない。また本発明では、膜板が
所定の位置から下方(又は上方)に変位したとき、膜板
を押す液体側の液圧は、膜板の位置が下方に動いた距離
に応じて液深分だけ増加(又は減少)する。また室内の
空気圧は、膜板が下方に動いた距離に応じて圧縮(又は
膨張)され、増加(又は減少)する。更に膜板が所定の
位置から下方に変位したとき、液圧が増加し、空気圧も
同じく増加するので、膜板が所定の位置に戻ろうとする
力を、従来よりも小さくすることができる。同様に膜板
が上方に変位したとき、液圧は減少し、空気圧も同じく
減少するので、膜板が所定の位置に戻ろうとする力を小
さくすることができる。本発明ては前記の如く所定の位
置に戻ろうとする力が、従来よりも小さくなるので、液
体側に圧力脈動が生じた時に、膜板の動きを阻害する力
が小さく、膜板の動きがより鋭くなり、圧力脈動吸収性
能がよい。
また膜板が所定の位置から外れた位置にあつても、所定
の位置に戻ろうとする力を従来よりも小さく、又は零に
することができるので、膜板はより小さな圧力脈動でも
動いて脈動を吸収できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサージタンク式の圧力脈動吸収装置を示
す説明図、第2図イは従来のアテニユエータの1部を断
面で示す説明図、第2図口は第2図イのX−X断面図、
第3図イは本発明の実施例を示す圧力脈動吸収装置の1
部断面側面図、第3図口は第3図イのY−Y断面図、第
4図は配管部を含む第3図イのZ−Z断面図、第5図は
第4図の場合の電気回路図、第6図は第4図と異なる実
ノ施例を示す要部の斜視図、第7図、第9図、第10図
及び第11図は夫々第3図と異なる実施例を示す装置の
側断面図、第8図は支持棒の第3図と異なるガイド機構
を示す側面図てある。 図の主要部分の説明 19・・・液体流路、20・・・平面部、21・・・膜
板、22・・・気体を封入した室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 液体の流路の1部の下面に平面部を設けてここに開
    口部を設けると共に、同開口部をゴム板等の質量が小さ
    く、容易に変形する膜板で閉塞し、同膜板の下方に前記
    液体側の平均圧力に等しい圧力の気体を封入した室を設
    けてなることを特徴とする圧力脈動吸収装置。
JP54011299A 1979-02-02 1979-02-02 圧力脈動吸収装置 Expired JPS6055639B2 (ja)

Priority Applications (7)

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JP54011299A JPS6055639B2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 圧力脈動吸収装置
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FI800299A FI73511C (fi) 1979-02-02 1980-02-01 Anordning foer avlaegsnande av tryckpulser.
CA344,946A CA1133791A (en) 1979-02-02 1980-02-01 Pressure-pulse-dampine-device
US06/342,920 US4407330A (en) 1979-02-02 1982-01-26 Pressure pulse absorbing device

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