JP3310911B2 - 変動圧力低減装置 - Google Patents

変動圧力低減装置

Info

Publication number
JP3310911B2
JP3310911B2 JP18371697A JP18371697A JP3310911B2 JP 3310911 B2 JP3310911 B2 JP 3310911B2 JP 18371697 A JP18371697 A JP 18371697A JP 18371697 A JP18371697 A JP 18371697A JP 3310911 B2 JP3310911 B2 JP 3310911B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
liquid
steady
gas
detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18371697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1130387A (ja
Inventor
慶三 大西
将寛 益田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP18371697A priority Critical patent/JP3310911B2/ja
Publication of JPH1130387A publication Critical patent/JPH1130387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3310911B2 publication Critical patent/JP3310911B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプなど流体機
械の配管、或いは液体容器などに適用される変動圧力低
減装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は特願昭54−11299号の公開
公報に記載の従来の変動圧力低減装置の説明図、図5は
特願平01−309382号の公開公報に記載の従来の
変動圧力低減装置の説明図である。
【0003】図4において、この変動圧力低減装置は液
体側の平均圧力と等しい圧力の気体を封入した室を設け
ることにより液体の変動圧力を低減するようになってい
る。即ち、液体通路A19の断面を変形して下面に平面
部A20を設け、さらに膜板A21を設置し、その下側
に空気などの気体を封入したチャンバA22を設けてい
る。チャンバA22には液体側の平均圧力に等しい圧力
の気体が封入されている。
【0004】液体通路A19内における液体側の圧力が
上昇して膜板A21に設けた下限リミットスイッチA2
9が働くと、吸気弁A34が徐々に開いてチャンバA2
2に接続されているボリュームタンクA23内に空気を
入れ始める。逆に、液体側の圧力が下降して膜板A21
に設けた上限リミットスイッチA28が働くと、排気弁
A41が徐々に開いてボリュームタンクA23から排気
を始める。両者とも作動片A27がリミットスイッチか
ら離れると給排気を停止し、液体側の平均圧力と気体側
の圧力とがバランスしている状態になる。
【0005】この状態において液体の圧力変動により液
圧が上昇すると、膜板A21は図に一点鎖線で示すよう
に下方に膨らみ、次いで支持枠A25を押し下げる。チ
ャンバA22内の気体は膜板A21の下降分だけ断熱圧
縮されて圧力が上昇し、液圧の下降を防ぐ。圧力の変動
により液圧が下降する場合も同様である。
【0006】このようにして、圧力の変動により膜板A
21が上下に移動してもチャンバA22とボリュームタ
ンクA23との合計容積を適当に選ぶことにより液体側
の圧力を常に一定にすることができ、高周波の変動圧力
に対しては支持枠A25は移動せずに膜板A21のみが
変形しただけで間に合う。このように、本変動圧力低減
装置は支持枠A25の移動または膜板A21の変形によ
り液体側の流路に体積の変化を与えて変動圧力を吸収す
る機構になっている。
【0007】図5において、この変動圧力低減装置は薄
膜で構成されて気体が充填された円筒B2を多孔板B1
を介して液体に接触させることにより、液体の変動圧力
を低減するようになっている。この変動圧力低減装置は
液体側の圧力が下降した場合に多孔板B1は円筒B2が
液体流路B3内に侵入するのを防ぐため、液体側の圧力
が上昇した場合に円筒B2が多孔板B1から離れないよ
うに調整しておくことにより円筒B2の状態如何に関わ
らず液体流路B3の断面積が変化せず、液体流路B3ル
ープの流量特性に影響を及ぼし難い、また薄膜が多孔板
B1に接した状態になっていることにより例えば流路に
ポンプなどが設置されている場合にポンプの様々な運転
条件に対して薄膜が動かないために破断し難い、また面
積の小さい薄膜であっても多数の円筒B2を設置するこ
とにより面積の大きい薄膜と同様の効果が得られるなど
の利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
おけるような従来の変動圧力低減装置においては、支持
枠A25が上昇した場合と下降した場合とで液体通路A
19の断面積が変化して液体通路A19ループの流量特
性に影響するのに加え、支持枠A25による膜板A21
の移動量が大きいために必然的に支持枠A25と膜板A
21とチャンバA22の固定部との距離が長くなり、例
えば液体通路A19にポンプなどが設置されている場合
には様々なポンプの運転条件に対して破断せずに耐え得
る十分に柔軟でかつ面積の広い膜板A21を選定するの
が困難であるなどの欠点がある。
【0009】また、図5におけるような従来の変動圧力
低減装置においては、円筒B2内における気体圧力の調
整機構がないため、特に液体流路B3内における液体の
定常圧力が低下した場合に円筒B2内の気体圧力が液体
流路B3内における液体の定常圧力に比べて大きくな
り、液体側から見て円筒B2が見かけ上で固くなるため
に圧力吸収機能が低下する欠点がある。また、多孔板B
1の個々の孔部の面積が小さいために膜板の面積も見か
け上で小さくなり、膜板の厚みなどによる剛性で必ずし
も上記のような従来の変動圧力低減装置のように液体の
平均圧力と気体の圧力とが等しい状態で最大の効果が得
られるわけではなく、適正な気体圧力を選定し難いなど
の欠点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る変動圧力低
減装置は上記課題の解決を目的にしており、液体に接し
て設けられ上記液体の圧力により変形可能な膜板で形成
されて内部に気体が充填された容器と、上記容器近傍に
おける上記液体の定常圧力を測定する液体定常圧力検出
器と、上記液体の変動圧力を測定する液体変動圧力検出
器と、上記容器内における上記気体の定常圧力を測定す
る気体定常圧力検出器と、上記液体定常圧力検出器およ
び上記液体変動圧力検出器および上記気体定常圧力検出
器それぞれの出力信号を受け上記液体の定常圧力と上記
気体の定常圧力との差圧を調整して上記液体の変動圧力
を最小にする制御回路とを備えている。
【0011】制御回路は先ず容器内における気体の定常
圧力と液体の定常圧力とをそれぞれ検知し、一旦その圧
力差が零になるように容器内における気体の定常圧力を
調節する。次に、制御回路は容器内における気体の定常
圧力を若干下げ、その状態から徐々に気体の定常圧力を
上昇させて液体の定常圧力よりも若干高圧になるまで加
圧する。この課程で液体変動圧力検出器の出力信号を逐
次記憶しておき、液体の変動圧力が極小になったときの
気体の定常圧力を選択して容器内における気体の定常圧
力をその選択した圧力に設定する。これにより、液体の
変動圧力を最小にすることができる。また、運転条件に
よって液体の変動圧力が最小になる気体の定常圧力と液
体の定常圧力との圧力差が異なるような場合において
も、運転条件が変化する度に同様の手順により液体の変
動圧力を最小にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の実施の
一形態に係る変動圧力低減装置の説明図、図3は本発明
の実施の他の形態に係る変動圧力低減装置の説明図であ
る。図において、これら実施の形態に係る変動圧力低減
装置はポンプなど流体機械の配管、或いは液体容器など
に使用されるもので、流路の流量特性に影響を及ぼし難
く、また流路に例えばポンプなどが設置されているよう
な場合でもポンプなどの様々な運転条件に対して膜板が
破断せずに耐え得る構造とし、また流路内における液体
の変動圧力を減少させるのに適正な気体の圧力を選定す
ることができる機構になっている。図における符号1は
液体の流路、2はこれら変動圧力低減装置の小容器、3
は流路1内における液体の定常圧力を検出する液体定常
圧力検出器、4は流路1内における液体の変動圧力を検
出する液体変動圧力検出器、5は小容器2内における気
体の定常圧力を検出する気体定常圧力検出器、61は小
容器2内の気体定常圧力と流路1内の液体定常圧力との
圧力差調整用の制御回路、62は小容器2内の気体定常
圧力と流路1内の液体定常圧力との圧力差調整用の電磁
弁、63は小容器2内の気体定常圧力と流路1内の液体
定常圧力との圧力差調整用の気体加圧器、7は小容器2
と流路1とを隔てる多孔板、8は小容器2内と気体タン
ク9内とを継ぐ導管、9は小容器2内の気体定常圧力と
流路1内の液体定常圧力との圧力差調整用の気体タン
ク、10は液体の容器である。
【0013】図1において、本実施の形態に係る変動圧
力低減装置は図に示すように、液体の流路1の一部に多
孔板7が設置され、その外側に多孔板7の孔部を通じて
液体に接する面を持ち、内部に気体が充填され、容易に
変形する膜板により形成された複数の小容器2が設置さ
れており、小容器2の内部は導管8を介して気体タンク
9に接続されている。小容器2内と気体タンク9内との
気体定常圧力は等しい。液体内の小容器2近傍に液体定
常圧力検出器3が、液体内に液体変動圧力検出器4が、
気体タンク9に小容器2内の気体定常圧力を測定する気
体定常圧力検出器5がそれぞれ設置されており、液体定
常圧力検出器3および液体変動圧力検出器4および気体
定常圧力検出器5からの出力信号が圧力差調整用の制御
回路61に入力されるようになっている。
【0014】圧力差調整用の制御回路61は先ず気体定
常圧力検出器5と液体定常圧力検出器3との出力信号を
それぞれ検知し、一旦これらの圧力差が零になるように
小容器2内の気体定常圧力を調節する。例えば、気体定
常圧力検出器5で得られた圧力が液体定常圧力検出器3
で得られた圧力よりも大きい場合は、圧力差調整用の制
御回路61が圧力差調整用の電磁弁62に小容器2およ
び気体タンク9内の気体を大気へ放出するように指令を
出し、気体定常圧力検出器5で得られる圧力と液体定常
圧力検出器3で得られる圧力との圧力差が零になった時
点で圧力差調整用の電磁弁62を閉じる指令を出す。逆
に、気体定常圧力検出器5で得られた圧力が液体定常圧
力検出器3で得られた圧力よりも小さい場合は、圧力差
調整用の制御回路61が圧力差調整用の気体加圧器63
を起動する指令を出すとともに、圧力差調整用の電磁弁
62を操作して圧力差調整用の気体加圧器63で生成さ
れた加圧気体を気体タンク9内に導き、気体定常圧力検
出器5で得られる圧力と液体定常圧力検出器3で得られ
る圧力との圧力差が零になった時点で圧力差調整用の電
磁弁62を閉じるとともに、圧力差調整用の気体加圧器
63を停止させる指令を出す。
【0015】次に、圧力差調整用の制御回路61は予め
組み込まれた手順に基づいて圧力差調整用の電磁弁62
に小容器2および気体タンク9内の気体を大気へ放出さ
せる指令を出して小容器2および気体タンク9内の気体
圧力を若干下げ、この状態から圧力差調整用の気体加圧
器63を起動する指令を出すとともに、圧力差調整用の
電磁弁62を操作して徐々に小容器2内における気体の
圧力を上昇させ、流路1内における液体の圧力よりも若
干高圧になるまで加圧する。この課程で液体変動圧力検
出器4の出力信号を逐次記憶しておき、その出力が極小
になったときの気体の圧力を選択して小容器2内の気体
定常圧力をこの選択した圧力に設定する。これらの手順
は、通常の制御アルゴリズムで実現することが可能であ
る。
【0016】実際にポンプが取付けられている水路に本
変動圧力低減装置を取付けて上記の手順で実験したとこ
ろ、図2に示すようにポンプの各運転条件において小容
器2内の気体定常圧力と水路内の液体定常圧力との圧力
差が正、即ち小容器2内の気体定常圧力が水路内の液体
定常圧力よりも略高圧の状態で水路内における液体(こ
の場合は水)の変動圧力が極小になり、圧力差が零のと
きの変動圧力と比較して最大50%程度低下していた。
また、ポンプの各運転条件に対して例えば運転条件Aで
は小容器2内の気体定常圧力と水路内の液体定常圧力と
の圧力差が0.7程度のときに水路内における液体変動
圧力が極小になるのに対し、運転条件Cでは小容器2内
の気体定常圧力と水路内の液体定常圧力との圧力差が
1.0程度のときに水路内における液体変動圧力が極小
になるなど、水路内における液体(この場合は水)の変
動圧力が極小になる圧力差(小容器2内の気体定常圧力
−水路内の液体定常圧力)が異なったが、ポンプの運転
条件が変化する度に同様の手順によって水路内における
液体の変動圧力を極小にすることができた。
【0017】なお、複数個の液体定常圧力検出器3、複
数個の液体変動圧力検出器4、複数個の気体定常圧力検
出器5を設置し、これらの出力信号の平均値などを用い
て流路1内における液体の変動圧力を極小にすることも
可能である。また、図3に示すように液体の充填された
容器10内に小容器2を点在させて容器10内における
液体の変動圧力を極小にすることも可能で、上記の実施
の形態に係る変動圧力低減装置と同様の作用、効果を得
ることができる。
【0018】図4におけるような従来の変動圧力低減装
置においては、支持枠A25が上昇した場合と下降した
場合とで液体通路A19の断面積が変化して液体通路A
19ループの流量特性に影響するのに加え、支持枠A2
5による膜板A21の移動量が大きいために必然的に支
持枠A25と膜板A21とチャンバA22の固定部との
距離が長くなり、例えば液体通路A19にポンプなどが
設置されている場合には様々なポンプの運転条件に対し
て破断せずに耐え得る十分に柔軟でかつ面積の広い膜板
A21を選定するのが困難であるなどの欠点がある。
【0019】また、図5におけるような従来の変動圧力
低減装置においては、円筒B2内における気体圧力の調
整機構がないため、特に液体流路B3内における液体の
定常圧力が低下した場合に円筒B2内の気体圧力が液体
流路B3内における液体の定常圧力に比べて大きくな
り、液体側から見て円筒B2が見かけ上で固くなるため
に圧力吸収機能が低下する欠点がある。また、多孔板B
1の個々の孔部の面積が小さいために膜板の面積も見か
け上で小さくなり、膜板の厚みなどによる剛性で必ずし
も上記のような従来の変動圧力低減装置のように液体の
平均圧力と気体の圧力とが等しい状態で最大の効果が得
られるわけではなく、適正な気体圧力を選定し難いなど
の欠点がある。
【0020】これに対し、上述の各実施の形態に係る変
動圧力低減装置においては、液体の流路1、或いは容器
10における液体内、或いは液体に接する面の一部また
は全部に配置され内部に気体が充填されて容易に変形す
る膜板により形成された一個、或いは複数の小容器2
と、液体内の小容器2近傍に配置された1個、或いは複
数の液体定常圧力検出器3と、液体内に配置された1
個、或いは複数の液体変動圧力検出器4と、小容器2内
の気体定常圧力を測定する1個、或いは複数の気体定常
圧力検出器5と、液体定常圧力検出器4、液体変動圧力
検出器3、気体定常圧力検出器5からの出力信号を受け
て液体変動圧力検出器4の出力信号が最小になるように
小容器2内の気体定常圧力と流路1内の液体定常圧力と
の圧力差を調節する圧力差調整制御回路6などとから構
成されている。
【0021】これら変動圧力低減装置により流路1内、
或いは容器10内における液体の変動圧力を低減させる
場合は、先ず小容器2内の気体定常圧力と流路1内、容
器10内の液体定常圧力とをそれぞれ検知し、一旦これ
らの圧力差が零になるように小容器2内の気体定常圧力
を調節する。次に、小容器2内における気体の圧力を若
干下げ、この状態から徐々に気体の圧力を上昇させて液
体の圧力よりも若干高圧のところまで加圧する。この課
程で液体変動圧力検出器4の信号を逐次記憶しておき、
その出力が極小になったときの気体圧力を選択して小容
器2内の気体定常圧力をこの選択した圧力に設定する。
【0022】これにより、流路1内、容器10内におけ
る液体(この場合は水)の変動圧力が極小になる。ま
た、例えば流路1にポンプなどが設置されていてポンプ
などの様々な運転条件により流路1内における液体(こ
の場合は水)の変動圧力が極小になる小容器2内の気体
定常圧力と流路1内の液体定常圧力との圧力差が異なる
ような場合でも、ポンプなどの運転条件が変化する度に
同様の手順によってポンプなどの運転条件の何れにおい
ても液体の変動圧力を極小にすることができる。また、
小容器2が流路1側に侵入しないことにより、流路1に
おける流量特性に影響を及ぼし難く、また例えば流路1
にポンプなどが設置されているような場合でもポンプな
どの様々な運転条件に対して小容器2の膜板が破断し難
い。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る変動圧力低減装置は前記の
ように構成されており、液体の変動圧力を最小にするこ
とができる。また、運転条件によって液体の変動圧力が
最小になる気体の定常圧力と液体の定常圧力との圧力差
が異なるような場合においても、運転条件が変化する度
に同様の手順により液体の変動圧力を最小にすることが
できるので、例えば流路にポンプなどが設置されていて
ポンプの様々な運転条件によって液体の変動圧力が最小
になる気体の定常圧力と液体の定常圧力との圧力差が異
なるような場合においても、ポンプなどの運転条件が変
化する度に同様の手順により液体の変動圧力を最小にす
ることにより、ポンプなどの様々な運転条件の何れの場
合においても液体の変動圧力を最小にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の一形態に係る変動圧力低
減装置の断面図である。
【図2】図2はその作用説明図である。
【図3】図3は本発明の実施の他の形態に係る変動圧力
低減装置の断面図である。
【図4】図4(a)は特願昭54−11299号の公開
公報に記載の変動圧力低減装置の断面図、同図(b),
(c)はその要部詳細図である。
【図5】図5は特願平1−309382号の公開公報に
記載の変動圧力低減装置の断面図である。
【符号の説明】
1 流路 2 小容器 3 液体定常圧力検出器 4 液体変動圧力検出器 5 気体定常圧力検出器 61 圧力差調整用の制御回路 62 圧力差調整用の電磁弁 63 圧力差調整用の気体加圧器 7 多孔板 8 導管 9 気体タンク 10 容器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 55/02 - 55/055

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体に接して設けられ上記液体の圧力に
    より変形可能な膜板で形成されて内部に気体が充填され
    た容器と、上記容器近傍における上記液体の定常圧力を
    測定する液体定常圧力検出器と、上記液体の変動圧力を
    測定する液体変動圧力検出器と、上記容器内における上
    記気体の定常圧力を測定する気体定常圧力検出器と、上
    記液体定常圧力検出器および上記液体変動圧力検出器お
    よび上記気体定常圧力検出器それぞれの出力信号を受け
    上記液体の定常圧力と上記気体の定常圧力との差圧を調
    整して上記液体の変動圧力を最小にする制御回路とを備
    えたことを特徴とする変動圧力低減装置。
JP18371697A 1997-07-09 1997-07-09 変動圧力低減装置 Expired - Fee Related JP3310911B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18371697A JP3310911B2 (ja) 1997-07-09 1997-07-09 変動圧力低減装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18371697A JP3310911B2 (ja) 1997-07-09 1997-07-09 変動圧力低減装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1130387A JPH1130387A (ja) 1999-02-02
JP3310911B2 true JP3310911B2 (ja) 2002-08-05

Family

ID=16140716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18371697A Expired - Fee Related JP3310911B2 (ja) 1997-07-09 1997-07-09 変動圧力低減装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3310911B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005092515A1 (ja) * 2004-03-25 2008-02-07 東レ株式会社 塗工装置、塗工方法およびそれから得られる表示部材

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6055639B2 (ja) * 1979-02-02 1985-12-05 三菱重工業株式会社 圧力脈動吸収装置
JP2734478B2 (ja) * 1989-11-30 1998-03-30 三菱重工業株式会社 圧力脈動吸収装置
JPH04119291A (ja) * 1990-09-11 1992-04-20 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 圧力脈動減衰装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1130387A (ja) 1999-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6782907B2 (en) Gas recirculation flow control method and apparatus for use in vacuum system
KR830002253B1 (ko) 압력맥동 흡수장치
KR100980236B1 (ko) 가스 공급 유닛
CA2390829A1 (en) Control device for fuel cell
WO2002053957A1 (en) Leak control valve
EP0880733A2 (en) Regulator flow fluctuation stabilizer
JP3310911B2 (ja) 変動圧力低減装置
US4836233A (en) Method and apparatus for venting vacuum processing equipment
US8070459B2 (en) Pressure control method
JP2000350902A (ja) 脱気方法
JP2001105298A (ja) 流体加圧式キャリアの内圧安定化装置
JP3169948B2 (ja) 圧力制御弁
JP3239166B2 (ja) 流量制御弁
JP2003162334A (ja) 整圧装置
CN114033575B (zh) 一种主动式气动保险装置及其使用方法
WO2004046841A1 (en) Inspirated pressure control system
JPH10146791A (ja) グローブボックス装置
JPH05345126A (ja) 薬液供給装置
JP3379856B2 (ja) 液位制御方法およびその制御装置
JPS6143311A (ja) 不完全気密空間の内圧制御方法
JP2522210Y2 (ja) 造波装置
JPH09126394A (ja) 低温液化ガス貯蔵設備
JPH04349195A (ja) 真空装置
JPH08284865A (ja) 横軸ポンプ
RU2183782C2 (ru) Предохранительный клапан

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020416

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees