JP3267768B2 - オートドレン装置 - Google Patents
オートドレン装置Info
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Description
ってドレンを自動的に排出させるオートドレン装置に関
するものである。
示し、このオートドレン装置1は、ドレンを貯留するボ
ウル2と、ボウル2の底部に嵌着した弁座部材3と、弁
座部材3に取付けられたドレン弁座4を構成するシール
部材と、ドレン弁座4を開閉するドレン弁体5とを備
え、ドレン弁体5は後記する弁体駆動部6によって駆動
される。弁座部材3の上方に設けたカバー8は、フロー
ト10の上下動を案内する案内筒体9を有し、カバー8
内に摺動可能に挿入されたピストン11は下方に伸びる
筒部11aを有し、該筒部の先端に上記ドレン弁体5が
設けられている。
上記ピストン11によって、復帰ばね12が縮設された
パイロット室13と、ボウル2内に連通する受圧室14
とに区画され、案内筒体9の上端にパイロット室13に
連通するパイロット弁座15が形成されている。このパ
イロット弁座15を開閉するパイロット弁体16は、基
端が案内筒体9の上端部分に枢支された回動部材17の
中間に、回動部材17と一体移動可能に取付けられ、回
動部材17の先端と上記フロート10は、連結部材18
によって連結されている。
2の上端開口から流入するドレンの液位が低いときは、
フロート10が下降してパイロット弁体16がパイロッ
ト弁座15を閉鎖するために、オリフィス19及び筒部
11aによって外部に連通するパイロット室13の空気
圧が、ボウル2内に連通している受圧室14の空気圧よ
り低いので、ピストン11が復帰ばね12の付勢力に抗
して上動して、ドレン弁体5がドレン弁座4を閉鎖して
いる。ドレンの液位が高くなってフロート10が所定の
高さに上昇すると、回動部材17が反時計方向に回動し
てパイロット弁体16がパイロット弁座15を開放する
ため、パイロット室13にボウル2内の空気が供給され
る。これによりパイロット室13と受圧室14の空気圧
がほぼ等しくなって、ピストン11がパイロット室13
の空気圧と復帰ばね12の付勢力とにより下動するの
で、ドレン弁体5がドレン弁座4を開放してドレンが排
出される。排出によりドレンの液位が低下すると、フロ
ート10が下降して回動部材17を時計方向に回動さ
せ、パイロット弁体16がパイロット弁座15を閉鎖す
る。これによりパイロット室13の空気がオリフィス1
9及び筒部11aを通って外部に排出され、その空気圧
が徐々に低下するので、ピストン11が上動してドレン
弁体5がドレン弁座4を閉鎖し、ドレンの排出が終了す
る。
の液位が所定の高さになると、弁体駆動部6が駆動して
ドレンが自動的に排出されるという利点を有するが、弁
体駆動部6を構成するピストン11等がボウル2に貯留
したドレンに没入しているために、カバー8内に侵入し
たドレンによってピストン11のシール部材に施した潤
滑剤が流されたり、ドレン中の異物(固形分やスラリー
等)を噛み込んだりするので、弁体駆動部6が作動不良
となることがある。また、ドレンに没入しているピスト
ン11やフロート10に、ボウル2の上方から操作でき
る手動操作部を取付けることが困難なために、手動操作
が面倒であるという問題がある。さらに、パイロット空
気をドレンと共にドレン出口から排出するため、ドレン
出口に長くて抵抗が大きい配管を接続した場合、パイロ
ット空気の排出が正常に行なわれないことがあり、これ
によって弁体駆動部6が誤作動することがある。
する課題は、弁体駆動部がドレンの影響を受けないで確
実に作動するオートドレン装置を提供することにある。
め、本発明のオートドレン装置は、ドレン入口から流入
したドレンを貯留するためのボウルと、上記ドレンを排
出するためのドレン弁座と、該ドレン弁座を開閉するド
レン弁体と、該ドレン弁体を駆動する弁体駆動部と、ボ
ウル内のドレンの液位により上下動するフロートとを備
え、該フロートの上下動で駆動する弁体駆動部によって
ドレン弁体がドレン弁座を開閉するオートドレン装置に
おいて、上記弁体駆動部が、上記ボウルのカバーに設け
た受圧体で区画されたパイロット室及びボウル内に連通
する受圧室と、先端部分に上記ドレン弁体が取付けら
れ、受圧体の変位により上下動するロッドと、上記パイ
ロット室をボウル内に連通させるパイロット通路に設け
たパイロット弁座と、上記パイロット弁座より小径でパ
イロット室をカバーを介して外部に連通させるパイロッ
ト排気口と、中間が固定部分に枢支され、一端が連結部
材によって上記フロートに連結され他端に上記パイロッ
ト弁座を開閉するパイロット弁体が取付けられた回動部
材とを備えていることを特徴としている。
入口から流入したドレンを貯留するためのボウルと、上
記ドレンを排出するためのドレン弁座と、該ドレン弁座
を開閉するドレン弁体と、該ドレン弁体を駆動する弁体
駆動部と、ボウル内のドレンの液位により上下動するフ
ロートとを備え、該フロートの上下動で駆動する弁体駆
動部によってドレン弁体がドレン弁座を開閉するオート
ドレン装置において、上記ボウル内に、ドレン流入口に
よってボウル内に連通するボディを設け、上記弁体駆動
部が、上記ボディのカバーに設けた受圧体で区画された
パイロット室及びボウル内に連通する受圧室と、先端部
分に上記ドレン弁体が取付けられ、受圧体の変位により
上下動するロッドと、上記パイロット室をボディ内に連
通させるパイロット通路に設けたパイロット弁座と、上
記パイロット弁座より小径でパイロット室をカバー及び
ボウルを介して外部に連通させるパイロット排気口と、
中間が固定部分に枢支され、一端が連結部材によって上
記フロートに連結され他端に上記パイロット弁座を開閉
するパイロット弁体が取付けられた回動部材とを備えて
いることを特徴としている。
らのオートドレン装置において、連結部材の上部に回動
部材を押圧する押圧部を、該連結部材における回動部材
とフロートとの間にばねカバーを移動可能に設けるとと
もに、該ばねカバーとフロートとの間に作動遅延ばねを
設け、或いは、これらのものにおけるカバーに、下方へ
の押圧により上記パイロット弁座を開放させる手動操作
部材を設けたことを特徴としている。
が下降し、パイロット室の空気圧が受圧室の空気圧より
低いので、弁体駆動部を構成する受圧体が上方に変位し
てドレン弁体がドレン弁座を閉鎖し、パイロット弁体は
両室間の差圧によってパイロット弁座を閉鎖している。
ドレンの液位が高くなると、フロート、連結部材及びば
ねカバーが作動遅延ばねを圧縮しながら上昇し、フロー
トがさらに上昇してばねカバーに当接すると、ばねカバ
ーが回動部材を押圧して所定の方向に回動させるので、
パイロット弁体がパイロット弁座を開放する。パイロッ
ト弁体がパイロット弁座を開放すると、パイロット弁体
に作用する差圧が殆どなくなるので、圧縮された作動遅
延ばねが急速に伸長して、回動部材をさらに大きな角度
回動させる。また、パイロット弁座の開放によってパイ
ロット室と受圧室の空気圧がほぼ等しくなり、受圧体と
ロッドが下方に変位してドレン弁体がドレン弁座を開放
するので、ボウルに貯留されたドレンが排出される。
と、押圧部が回動部材を上記方向と反対方向に回動させ
るが、回動部材の回動角度が大きいために、回動部材の
回動当初はパイロット弁座が開放している。フロートが
さらに下降すると、回動部材がさらに回動してパイロッ
ト弁体がパイロット弁座を閉鎖するので、パイロット室
の空気圧が徐々に低下し、これによって受圧体が上方に
変位してドレン弁体がドレン弁座を閉鎖する。したがっ
て、フロートの上下動によるパイロット弁座の開放時間
が長くなるので、弁体駆動部の作動毎のドレンの排出量
を多くすることができ、かつフロートとばねカバー間の
遊びによって、フロートの僅かな上下動によるドレン弁
体のドレン弁座の頻繁な開閉を防止することがができ
る。
パイロット弁体がパイロット弁座を開放するので、手動
によってドレンを排出することができる。上記手動操作
部材は、下方への押圧によってドレンが排出できるの
で、操作が簡単である。さらに、パイロット室の空気
を、パイロット排気口によってドレン出口とは別個に排
出させるので、パイロット空気の排出抵抗に基づく弁体
駆動部の誤作動をなくすことができる。
し、このオートドレン装置21は、ボウル22の底部に
嵌着した中空の弁座部材23と、その下面に形成したド
レン弁座24と、ドレン弁座24を開閉するドレン弁体
25と、ドレン弁体25を駆動するための後記する弁体
駆動部26と、ボウル22の側壁上部に開口するドレン
入口27及びこれより小径の空気排出口28とを備え、
ボウル22の上端開口はカバー31によって気密に閉鎖
されている。なお、上記空気排出口28は、ボウル22
へのドレンの流入を容易にするためのものであるから、
省略することができる。
ダプタプレート32の間には受圧体を構成するベロフラ
ム33の外周縁が、カバー31内を移動可能なピストン
34とロッド35の拡径部の間には上記ベロフラム33
の内周縁が、いずれも気密に挟持されており、カバー3
1内は、ベロフラム33によって、パイロット室36と
ボウル22内に連通する受圧室37とに区画されてい
る。なお、上記受圧体は、ベロフラムやダイヤフラムに
限定されるものではなく、ピストン自体を受圧体とする
こともできる。上記パイロット室36は、パイロット通
路38を構成する筒体の先端に形成したパイロット弁座
39によってボウル22内に連通するとともに、カバー
31に設けた、パイロット弁座39より小径のパイロッ
ト排気口40によって外部に連通し、筒体の先端外周
に、パイロット弁座39の周囲を囲むカップ状のガイド
41が取付けられている。また、上記ロッド35の弁座
部材23を通る先端には、上記ドレン弁体25がナット
43によって交換可能に取付けられており、ロッド35
の外周に環状のフロート44が上下方向に移動自在に設
けられている。
持部材45には、平行な一対の回動部材46,46の中
間がピンによって枢支され、その一端近くにスライドピ
ン47が枢支されており(図2及び図3参照)、他端に
ガイド41の開口を通ってパイロット弁座39を開閉す
るパイロット弁体48が、ピンによって揺動可能に取付
けられている(図4参照)。また、一端がフロート44
に固着された連結部材50は、スライドピン47に設け
た孔47aの間を通る先端に、スライドピンを押圧する
押圧部50aを有し、連結部材50における回動部材4
6,46とフロート44との間の外周に、逆カップ状の
ばねカバー51が連結部材50に沿って移動可能に設置
され、フロート44とばねカバー51の間に、付勢力が
パイロット弁体48に作用する差圧の作用力より小さい
作動遅延ばね52が設けられている。そして、連結部材
50、回動部材46,46、パイロット弁体48、パイ
ロット弁座39、パイロット室36、ベロフラム33、
及びロッド35によって、上記弁体駆動部26が構成さ
れる。
る手動操作部材53が摺動可能に取付けられており、パ
イロット通路38を通る上記操作部材53の先端は、パ
イロット弁座39を閉鎖したパイロット弁体48に近接
している。この手動操作部材53は、下方に向けて押圧
すると、パイロット弁体48を押圧してパイロット弁座
39を開放させ、押圧を解除するとばね54の付勢力に
よって図示の状態に復帰する。図中の符号41aはガイ
ド41に設けた通気孔、56は弁座部材23に螺着させ
たアダプタ、57はパイロット室36の開口58を閉鎖
するためのプラグである。なお、上記実施例において、
開口58にプラグ57に代えて圧力センサ(図示省略)
を取付けると、ドレンの排出状態を監視することが可能
となる。また、開口58にパイロット管路59を取付け
ると、パイロット室36のパイロット空気を他の機器を
駆動するための信号として利用することができる。
入したボウル22内のドレンの液位が低いときは、フロ
ート44が下降し、かつ受圧室37とパイロット室36
との差圧によってパイロット弁体48がパイロット弁座
39を閉鎖しているので、弁体駆動部26は図示の状態
にあって、ドレン弁体25がドレン弁座24を閉鎖して
いる。ドレンの液位が高くなると、フロート44と連結
部材50が作動遅延ばね52を圧縮しながら上昇し、フ
ロート44がばねカバー51の下端に当接すると、ばね
カバー51が回動部材46,46を押圧して支点を中心
として時計方向に回動させるので、パイロット弁体48
がパイロット弁座39を開放する。パイロット弁体48
がパイロット弁座39を開放すると、パイロット弁体に
作用する差圧が殆どなくなるので、作動遅延ばね52が
急速に伸長して回動部材を大きく回動させる。また、パ
イロット弁座39の開放によってパイロット室36と受
圧室37の空気圧がほぼ等しくなると、ドレン弁体25
に作用する空気圧によりベロフラム33が下方に変位し
てピストン34とロッド35を下動させるので、ドレン
弁体25がドレン弁座24を開放してドレンが排出され
る。
材50が下降するが、押圧部50aによって押圧される
回動部材46,46は、その回動角度が大きいために、
これらの下降当初は、回動部材46,46が回動しても
パイロット弁座39は開放している。フロート44と連
結部材50がさらに下降すると、回動部材46,46が
さらに回動してパイロット弁体48がパイロット弁座3
9を閉鎖するので、パイロット室36への空気の供給が
遮断される。この場合、回動部材46,46の回動角度
が大きいために、パイロット弁体48によるパイロット
弁座39の閉鎖を遅らせることができる。また、フロー
ト44とばねカバー51との間の遊びによって、ボウル
22の振動等によるフロート44の僅かな上下動による
弁体駆動部26の頻繁な作動を防止することができる。
パイロット室36への空気の供給が遮断されると、その
空気がパイロット排気口40から徐々に外部に排出さ
れ、パイロット室36の空気圧が受圧室37の空気圧よ
り低下すると、ベロフラム33が上方に変位してピスト
ン34とロッド35が上動するので、ドレン弁体25が
ドレン弁座24を閉鎖してドレンの排出が終了する。こ
の場合、パイロット弁座39の開放時間が長くなるの
で、弁体駆動部26の作動毎のドレンの排出量を多くす
ることができる。また、パイロット室36の空気は、カ
バー31に設けたパイロット排気口40から外部に排出
されるため、ドレンと共に排出する場合と異なり、パイ
ロット空気の排出に支障がないので、弁体駆動部26が
誤作動することはない。さらに、ドレン弁体25による
ドレン弁座24の開放時間は、パイロット排気口40の
開口面積の大小によって変更することができる。
イロット弁体48がパイロット弁座39を開放してパイ
ロット室36の空気圧が上昇し、弁体駆動部26が作動
してドレン弁体25がドレン弁座24を開放するので、
ドレンの液位に関係なくドレンを排出することができ
る。手動操作部材53の押圧を解除すると、ばね54の
付勢力によって元の状態に復帰するので、ドレン弁体2
5がドレン弁座24を閉鎖する。
する受圧体33、ピストン34、パイロット弁座39及
びパイロット弁体48を、カバー31内やボウル22の
上方に設けたこと、作動遅延ばね52の外周上方をばね
カバー51で覆ったこと、パイロット弁体48がガイド
41内にあること等によって、これらにドレン中の異物
が殆ど接触しないので、ドレン中の異物による弁体駆動
部26の作動不良を防止することができる。さらに、手
動操作部材53を、オートドレン装置21の上方におい
て下方への押圧により操作できるので、手動によるドレ
ンの排出が簡単である。
よってボウル22の空気圧が消失した場合は、ボウル2
2内に貯留したドレンの自重によってドレン弁体25が
ドレン弁座24を開放するので、ボウルに空気圧が作用
しなくなってもドレンを排出することができる。ボウル
22内に再度空気圧が作用すると、ベロフラム33に作
用する受圧室37の空気圧によってドレン弁体25がド
レン弁座24を閉鎖する。
施例のオートドレン装置61は、上部開口をドレン入口
としたボウル62と、該ボウル内に設置された排出装置
63とを備え、該排出装置63のボディ64に、ドレン
弁座65とドレン流入口66,・・が形成されている。
上記ボディ64は、ドレン流入口66,・・によってボ
ウル62内に連通し、内部に弁体駆動部26及びフロー
ト44が組み込まれている。また、パイロット室36
は、パイロット排気口40とパイロット排出路68とに
よって、外部に連通している。第2実施例の他の構成及
び作用は、実質的に第1実施例と同じであるから、図の
主要な同一の箇所に同一の符号を付して、詳細な説明は
省略する。
体を駆動する弁体駆動部をカバー内、及びボウルまたは
ボディの上部に設けたことにより、ボウルに流入するド
レンが弁体駆動部に殆ど接触しないので、ドレン中の固
形物による弁体駆動部の作動不良を防止することができ
る。また、フロートとばねカバーの間に設けた作動遅延
ばねと、フロートとばねカバー間の遊びとによって、パ
イロット弁座の開放時間が長くなるので、弁体駆動部の
作動毎のドレンの排出量を多くすることができるととも
に、フロートの僅かな上下動による弁体作動部の頻繁な
作動を防止することができる。さらに、パイロット室の
空気を、ドレンの排出と関係がない場所から排出するの
で、ドレン出口に抵抗が大きい配管を接続しても、弁体
駆動部が誤作動することがない。また、手動操作部材の
操作が簡単である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ドレン入口から流入したドレンを貯留す
るためのボウルと、上記ドレンを排出するためのドレン
弁座と、該ドレン弁座を開閉するドレン弁体と、該ドレ
ン弁体を駆動する弁体駆動部と、ボウル内のドレンの液
位により上下動するフロートとを備え、該フロートの上
下動で駆動する弁体駆動部によってドレン弁体がドレン
弁座を開閉するオートドレン装置において、 上記弁体駆動部が、上記ボウルのカバーに設けた受圧体
で区画されたパイロット室及びボウル内に連通する受圧
室と、 先端部分に上記ドレン弁体が取付けられ、受圧体の変位
により上下動するロッドと、 上記パイロット室をボウル内に連通させるパイロット通
路に設けたパイロット弁座と、 上記パイロット弁座より小径でパイロット室をカバーを
介して外部に連通させるパイロット排気口と、 中間が固定部分に枢支され、一端が連結部材によって上
記フロートに連結され他端に上記パイロット弁座を開閉
するパイロット弁体が取付けられた回動部材とを備えて
いる、ことを特徴とするオートドレン装置。 - 【請求項2】 ドレン入口から流入したドレンを貯留す
るためのボウルと、上記ドレンを排出するためのドレン
弁座と、該ドレン弁座を開閉するドレン弁体と、該ドレ
ン弁体を駆動する弁体駆動部と、ボウル内のドレンの液
位により上下動するフロートとを備え、該フロートの上
下動で駆動する弁体駆動部によってドレン弁体がドレン
弁座を開閉するオートドレン装置において、 上記ボウル内に、ドレン流入口によってボウル内に連通
するボディを設け、 上記弁体駆動部が、上記ボディのカバーに設けた受圧体
で区画されたパイロット室及びボウル内に連通する受圧
室と、 先端部分に上記ドレン弁体が取付けられ、受圧体の変位
により上下動するロッドと、 上記パイロット室をボディ内に連通させるパイロット通
路に設けたパイロット弁座と、 上記パイロット弁座より小径でパイロット室をカバー及
びボウルを介して外部に連通させるパイロット排気口
と、 中間が固定部分に枢支され、一端が連結部材によって上
記フロートに連結され他端に上記パイロット弁座を開閉
するパイロット弁体が取付けられた回動部材とを備えて
いる、ことを特徴とするオートドレン装置。 - 【請求項3】 連結部材の上部に回動部材を押圧する押
圧部を、該連結部材における回動部材とフロートとの間
にばねカバーを移動可能に設けるとともに、該ばねカバ
ーとフロートとの間に作動遅延ばねを設けた、ことを特
徴とする請求項1または2に記載したオートドレン装
置。 - 【請求項4】 カバーに、下方への押圧により上記パイ
ロット弁座を開放させる手動操作部材を設けた、ことを
特徴とする請求項1または3に記載したオートドレン装
置。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
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US08/305,887 US5626163A (en) | 1993-09-30 | 1994-09-14 | Auto-drain unit |
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US08/450,785 US5595210A (en) | 1993-09-30 | 1995-05-25 | Auto-drain unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07103397A JPH07103397A (ja) | 1995-04-18 |
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ID=17453599
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Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102382166B1 (ko) * | 2020-11-06 | 2022-04-01 | 엄인기 | 드레인 밸브 조립체 |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-09-30 JP JP26807993A patent/JP3267768B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102382166B1 (ko) * | 2020-11-06 | 2022-04-01 | 엄인기 | 드레인 밸브 조립체 |
Also Published As
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---|---|
JPH07103397A (ja) | 1995-04-18 |
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