JP2554182Y2 - エアフィルタにおけるオートドレン装置 - Google Patents
エアフィルタにおけるオートドレン装置Info
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- JP2554182Y2 JP2554182Y2 JP6401092U JP6401092U JP2554182Y2 JP 2554182 Y2 JP2554182 Y2 JP 2554182Y2 JP 6401092 U JP6401092 U JP 6401092U JP 6401092 U JP6401092 U JP 6401092U JP 2554182 Y2 JP2554182 Y2 JP 2554182Y2
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- valve seat
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、エアフィルタおいて圧
縮空気から分離させた水分、オイルミスト及び塵埃等を
ドレンとして排出させる、エアフィルタにおけるオート
ドレン装置に関するものである。
縮空気から分離させた水分、オイルミスト及び塵埃等を
ドレンとして排出させる、エアフィルタにおけるオート
ドレン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧縮空気には、水分、オイルミスト及び
塵埃等が含まれており、この圧縮空気をそのまま流体圧
機器に供給すると種々のトラブルが発生するので、エア
フィルタによって予めこれらを分離する必要があり、エ
アフィルタにおいてドレンとして分離されたこれらの混
合物は、該エアフィルタに設けたオートドレン装置によ
って外部に排出される。
塵埃等が含まれており、この圧縮空気をそのまま流体圧
機器に供給すると種々のトラブルが発生するので、エア
フィルタによって予めこれらを分離する必要があり、エ
アフィルタにおいてドレンとして分離されたこれらの混
合物は、該エアフィルタに設けたオートドレン装置によ
って外部に排出される。
【0003】従来公知のオートドレン装置は、ドレン口
の近くに、ドレン弁、該ドレン弁を作動させるための受
圧体によって区画されたパイロット室及び受圧室、並び
に該パイロット室をケース内に連通させるパイロット弁
部をそれぞれ設け、ドレン弁の上方に設けたフロートの
浮沈によりパイロット弁部を開放して、受圧体を作動さ
せることにより上記ドレン弁を開放して、ドレンを排出
している。このため、ドレン弁を開閉させる受圧体が、
塵埃を含むドレン中に埋没するので、受圧体のシール部
材がドレンにより膨潤して作動不良の原因となる。
の近くに、ドレン弁、該ドレン弁を作動させるための受
圧体によって区画されたパイロット室及び受圧室、並び
に該パイロット室をケース内に連通させるパイロット弁
部をそれぞれ設け、ドレン弁の上方に設けたフロートの
浮沈によりパイロット弁部を開放して、受圧体を作動さ
せることにより上記ドレン弁を開放して、ドレンを排出
している。このため、ドレン弁を開閉させる受圧体が、
塵埃を含むドレン中に埋没するので、受圧体のシール部
材がドレンにより膨潤して作動不良の原因となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、ドレンの影響を受けることなく確実に作動
する、エアフィルタにおけるオートドレン装置を提供す
ることにある。
する課題は、ドレンの影響を受けることなく確実に作動
する、エアフィルタにおけるオートドレン装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は、エアフィルタに取付けたフィルタエレメ
ントにより圧縮空気から分離されて、該エアフィルタの
ケース内に貯留する水分、オイルミスト及び塵埃等から
なるドレンを、該ドレンの液位の上昇により作動して排
出させるエアフィルタのオートドレン装置において、上
記オートドレン装置が、ケース底部に設けたドレン弁座
と、該ドレン弁座の上方に設けたドレン駆動部とを備
え、上記ドレン駆動部が、受圧体によって区画された上
方のパイロット室及びケース内に連通する下方の受圧室
と、上記パイロット室に設けたパイロット弁座及び該パ
イロット弁座を開閉するパイロット弁体と、パイロット
室に縮設され受圧体を受圧室側に付勢するばねと、ドレ
ン弁座と受圧室との間に浮沈可能に装着されたフロート
と、該フロートの浮沈により上記パイロット弁体を駆動
してパイロット弁座を開閉させる駆動部材とを備え、上
記受圧体の下面に、パイロット室を外部に連通させる通
路を有し上記ドレン弁座に接離する筒部を設け、上記ド
レン弁座を開閉するドレン弁体を、上記筒部の先端近く
の外周面に取付けたことを特徴としている。
め、本考案は、エアフィルタに取付けたフィルタエレメ
ントにより圧縮空気から分離されて、該エアフィルタの
ケース内に貯留する水分、オイルミスト及び塵埃等から
なるドレンを、該ドレンの液位の上昇により作動して排
出させるエアフィルタのオートドレン装置において、上
記オートドレン装置が、ケース底部に設けたドレン弁座
と、該ドレン弁座の上方に設けたドレン駆動部とを備
え、上記ドレン駆動部が、受圧体によって区画された上
方のパイロット室及びケース内に連通する下方の受圧室
と、上記パイロット室に設けたパイロット弁座及び該パ
イロット弁座を開閉するパイロット弁体と、パイロット
室に縮設され受圧体を受圧室側に付勢するばねと、ドレ
ン弁座と受圧室との間に浮沈可能に装着されたフロート
と、該フロートの浮沈により上記パイロット弁体を駆動
してパイロット弁座を開閉させる駆動部材とを備え、上
記受圧体の下面に、パイロット室を外部に連通させる通
路を有し上記ドレン弁座に接離する筒部を設け、上記ド
レン弁座を開閉するドレン弁体を、上記筒部の先端近く
の外周面に取付けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】ドレンの液位が低いときは、フロートが沈下し
て駆動部材によりパイロット弁体がパイロット弁座を閉
鎖している。このため、ケース内に連通する受圧室の圧
力が筒部に設けた通路によって外部に連通しているパイ
ロット室の圧力より高いので、受圧体がばねの付勢力に
抗して上動して筒部の先端部分に取付けたドレン弁体が
ドレン弁座を閉鎖している。ドレンの液位の上昇により
フロートが所定の高さに浮上すると、駆動部材によりパ
イロット弁体がパイロット弁座を開放してパイロット室
の圧力が受圧室の圧力にほぼ等しくなるため、ばねの付
勢力により受圧体が下動してドレン弁体がドレン弁座を
開放するので、ドレンが外部に排出される。ドレンの排
出によりその液位が低下すると、フロートが沈下してパ
イロット弁体がパイロット弁座を閉鎖し、外部に連通す
るパイロット室の圧力が受圧室の圧力より低くなるの
で、受圧体が上動してドレン弁体がドレン弁座を閉鎖す
る。
て駆動部材によりパイロット弁体がパイロット弁座を閉
鎖している。このため、ケース内に連通する受圧室の圧
力が筒部に設けた通路によって外部に連通しているパイ
ロット室の圧力より高いので、受圧体がばねの付勢力に
抗して上動して筒部の先端部分に取付けたドレン弁体が
ドレン弁座を閉鎖している。ドレンの液位の上昇により
フロートが所定の高さに浮上すると、駆動部材によりパ
イロット弁体がパイロット弁座を開放してパイロット室
の圧力が受圧室の圧力にほぼ等しくなるため、ばねの付
勢力により受圧体が下動してドレン弁体がドレン弁座を
開放するので、ドレンが外部に排出される。ドレンの排
出によりその液位が低下すると、フロートが沈下してパ
イロット弁体がパイロット弁座を閉鎖し、外部に連通す
るパイロット室の圧力が受圧室の圧力より低くなるの
で、受圧体が上動してドレン弁体がドレン弁座を閉鎖す
る。
【0007】上記オートドレン装置は、ドレン駆動部を
フロートの上方に設けたことにより、該駆動部の受圧体
に設けたシール部材がドレンによって膨潤しないので、
オートドレン装置の作動が確実である。
フロートの上方に設けたことにより、該駆動部の受圧体
に設けたシール部材がドレンによって膨潤しないので、
オートドレン装置の作動が確実である。
【0008】
【実施例】図は本考案の第1実施例を示し、このエアフ
ィルタ1は、本体2、該本体2に取外し可能に嵌着され
たケース3、圧縮空気から水分、オイルミスト及び塵埃
等を分離させるフィルタエレメント4、及びこれらをド
レンとして排出させるオートドレン装置5を備え、本体
2に配管が接続される圧縮空気の流入口7と流出口8が
相互に背向して形成されており、これらの口7と8はい
ずれもケース3に向いて開口している。そして上記フィ
ルタエレメント4は、取付けねじ9によって流入口7の
ケース側開口に取付けられている。
ィルタ1は、本体2、該本体2に取外し可能に嵌着され
たケース3、圧縮空気から水分、オイルミスト及び塵埃
等を分離させるフィルタエレメント4、及びこれらをド
レンとして排出させるオートドレン装置5を備え、本体
2に配管が接続される圧縮空気の流入口7と流出口8が
相互に背向して形成されており、これらの口7と8はい
ずれもケース3に向いて開口している。そして上記フィ
ルタエレメント4は、取付けねじ9によって流入口7の
ケース側開口に取付けられている。
【0009】オートドレン装置5は、ケース3の底部に
嵌着された中空の弁座部材11の内周面に取付けられ
た、ドレン弁座12を構成するシール部材と、該ドレン
弁座12を開閉するドレン弁体13を駆動するドレン駆
動部14とを備えている。上記ドレン駆動部14は、弁
座部材11の上方に取付けられフロート16の浮沈(上
下動)を案内する案内筒体15と、案内筒体15の拡径
部に取付けられたカバー17と、カバー17に摺動可能
に挿入された受圧体18とを備え、該受圧体18から一
体に下方に伸びる筒部18aの先端部外周に、上記ドレ
ン弁体13が取付けられている。
嵌着された中空の弁座部材11の内周面に取付けられ
た、ドレン弁座12を構成するシール部材と、該ドレン
弁座12を開閉するドレン弁体13を駆動するドレン駆
動部14とを備えている。上記ドレン駆動部14は、弁
座部材11の上方に取付けられフロート16の浮沈(上
下動)を案内する案内筒体15と、案内筒体15の拡径
部に取付けられたカバー17と、カバー17に摺動可能
に挿入された受圧体18とを備え、該受圧体18から一
体に下方に伸びる筒部18aの先端部外周に、上記ドレ
ン弁体13が取付けられている。
【0010】上記カバー17内は、受圧体18によっ
て、下方の受圧室20と、上方のばね28が縮設された
パイロット室21とに区画され、カバー17にパイロッ
ト室21に開口するパイロット弁座22が形成されてい
る。該パイロット弁座22を開閉するパイロット弁体2
3は、カバー17に摺動可能に装着され、基端がカバー
17に枢着された揺動ピン25の中間に、これと一体移
動可能に取付けられている。そして、揺動ピン25の先
端と上記フロート16は、連結体26によって一体移動
可能に連結され、これらによってパイロット弁体23の
駆動部材24が構成される。上記弁座部材11と案内筒
体15間の空間及び受圧室20は、いずれも案内筒体1
5に設けた径方向の開口によってケース3内に連通し、
受圧体18の上記筒部18aに設けた通路27は、基端
が上記ばね28を受けるばね受け板29に設けたオリフ
ィスによってパイロット室21に、先端が外部にそれぞ
れ連通している。
て、下方の受圧室20と、上方のばね28が縮設された
パイロット室21とに区画され、カバー17にパイロッ
ト室21に開口するパイロット弁座22が形成されてい
る。該パイロット弁座22を開閉するパイロット弁体2
3は、カバー17に摺動可能に装着され、基端がカバー
17に枢着された揺動ピン25の中間に、これと一体移
動可能に取付けられている。そして、揺動ピン25の先
端と上記フロート16は、連結体26によって一体移動
可能に連結され、これらによってパイロット弁体23の
駆動部材24が構成される。上記弁座部材11と案内筒
体15間の空間及び受圧室20は、いずれも案内筒体1
5に設けた径方向の開口によってケース3内に連通し、
受圧体18の上記筒部18aに設けた通路27は、基端
が上記ばね28を受けるばね受け板29に設けたオリフ
ィスによってパイロット室21に、先端が外部にそれぞ
れ連通している。
【0011】上記第1実施例は、ケース3内のドレンの
液位が低いときはフロート16が沈下しているので、パ
イロット弁体23がパイロット弁座22を閉鎖してい
る。したがって、通路27によって外部に連通するパイ
ロット室21の圧力が、ケース内の空気圧が作用してい
る受圧室20の圧力より低いために、受圧体18がばね
28の付勢力に抗して上動して、ドレン弁体13がドレ
ン弁座12を閉鎖している。流入口7から供給された圧
縮空気は、該空気中の水分、オイルミスト及び塵埃等が
フィルタエレメント4によって分離され、清浄な空気に
なって流出口8から流出し、フィルタエレメント4にお
いて凝集された水分、オイル、塵埃等は液滴となって落
下して、ケース3の底部にドレンとして貯留される。ケ
ース3内のドレンの液位の上昇によりフロート16が所
定の高さに浮上すると、揺動ピン25が反時計方向に揺
動してパイロット弁体23がパイロット弁座22を開放
するので、パイロット室21の圧力が受圧室20の圧力
にほぼ等しくなる。この場合、上記通路27は、基端が
ばね受け板29のオリフィスによってパイロット室21
に連通しているので、パイロット室21の圧力がケース
3内の圧力より大幅に低下することはない。したがっ
て、受圧体18がばね28の付勢力により下動してドレ
ン弁体13がドレン弁座12を開放するので、ドレンが
排出される(図1参照)。
液位が低いときはフロート16が沈下しているので、パ
イロット弁体23がパイロット弁座22を閉鎖してい
る。したがって、通路27によって外部に連通するパイ
ロット室21の圧力が、ケース内の空気圧が作用してい
る受圧室20の圧力より低いために、受圧体18がばね
28の付勢力に抗して上動して、ドレン弁体13がドレ
ン弁座12を閉鎖している。流入口7から供給された圧
縮空気は、該空気中の水分、オイルミスト及び塵埃等が
フィルタエレメント4によって分離され、清浄な空気に
なって流出口8から流出し、フィルタエレメント4にお
いて凝集された水分、オイル、塵埃等は液滴となって落
下して、ケース3の底部にドレンとして貯留される。ケ
ース3内のドレンの液位の上昇によりフロート16が所
定の高さに浮上すると、揺動ピン25が反時計方向に揺
動してパイロット弁体23がパイロット弁座22を開放
するので、パイロット室21の圧力が受圧室20の圧力
にほぼ等しくなる。この場合、上記通路27は、基端が
ばね受け板29のオリフィスによってパイロット室21
に連通しているので、パイロット室21の圧力がケース
3内の圧力より大幅に低下することはない。したがっ
て、受圧体18がばね28の付勢力により下動してドレ
ン弁体13がドレン弁座12を開放するので、ドレンが
排出される(図1参照)。
【0012】ドレンの排出によってその液位が低下する
と、フロート16が沈下して揺動ピン25が時計方向に
揺動し、パイロット弁体23がパイロット弁座22を閉
鎖するので、パイロット室21の圧力が通路27によっ
て徐々に低下する。これによって、受圧体18がばね2
8の付勢力に抗して上動してドレン弁体13がドレン弁
座12を閉鎖するので、ドレンの排出が終了する。
と、フロート16が沈下して揺動ピン25が時計方向に
揺動し、パイロット弁体23がパイロット弁座22を閉
鎖するので、パイロット室21の圧力が通路27によっ
て徐々に低下する。これによって、受圧体18がばね2
8の付勢力に抗して上動してドレン弁体13がドレン弁
座12を閉鎖するので、ドレンの排出が終了する。
【0013】上記第1実施例は、受圧体18及びパイロ
ット弁座22がフロート16の上方、換言すればドレン
の液位より上方にあるので、受圧体18のシール部材1
9がドレンによって膨潤したり、パイロット弁座22に
ドレン中の塵埃が詰まったりしないので、オートドレン
装置5の作動が確実である。
ット弁座22がフロート16の上方、換言すればドレン
の液位より上方にあるので、受圧体18のシール部材1
9がドレンによって膨潤したり、パイロット弁座22に
ドレン中の塵埃が詰まったりしないので、オートドレン
装置5の作動が確実である。
【0014】図2は本考案の第2実施例を示し、第2実
施例のエアフィルタ31は、本体32と、該本体32の
上下方向両側に取外し可能に嵌着されたエレメントケー
ス33及び上記ケース3を備え、本体31の軸方向に、
これらのケースの空間を連通させるとともに流出口8が
開口する流路35が形成されている。そして、本体32
に設けた圧縮空気の流入口7はエレメントケース33内
に開口し、上記流路35のエレメントケース33側の開
口に、フィルタエレメント36が気密に装着されてお
り、ケース3内に上記オートドレン装置5が取付けられ
ている。上記第2実施例は、エレメントケース33を本
体32から外すことによって、ドレンが貯留しているケ
ースと関係なくフィルタエレメント37を交換すること
ができる。第2実施例の他の構成及び作用は第1実施例
と同じであるから、図の主要な箇所に同一の符号を付し
て、詳細な説明は省略する。
施例のエアフィルタ31は、本体32と、該本体32の
上下方向両側に取外し可能に嵌着されたエレメントケー
ス33及び上記ケース3を備え、本体31の軸方向に、
これらのケースの空間を連通させるとともに流出口8が
開口する流路35が形成されている。そして、本体32
に設けた圧縮空気の流入口7はエレメントケース33内
に開口し、上記流路35のエレメントケース33側の開
口に、フィルタエレメント36が気密に装着されてお
り、ケース3内に上記オートドレン装置5が取付けられ
ている。上記第2実施例は、エレメントケース33を本
体32から外すことによって、ドレンが貯留しているケ
ースと関係なくフィルタエレメント37を交換すること
ができる。第2実施例の他の構成及び作用は第1実施例
と同じであるから、図の主要な箇所に同一の符号を付し
て、詳細な説明は省略する。
【0015】
【考案の効果】本考案のエアフィルタにおけるオートド
レン装置は、ドレン弁体を駆動するドレン駆動部を、ド
レンの液位によって浮沈するフロートの上方に設けたた
めに、ドレン駆動部におけるシール部材の膨潤による作
動不良がないので、フロートによって駆動するオートド
レン装置の作動が確実である。
レン装置は、ドレン弁体を駆動するドレン駆動部を、ド
レンの液位によって浮沈するフロートの上方に設けたた
めに、ドレン駆動部におけるシール部材の膨潤による作
動不良がないので、フロートによって駆動するオートド
レン装置の作動が確実である。
【図1】第1実施例の縦断正面図である。
【図2】第2実施例の縦断正面図である。
1,31 エアフィルタ 3 ケース 4,36 フィルタエレメント 5 オートドレン装置 12 ドレン弁座 13 ドレン弁体 14 ドレン駆動部 16 フロート 18 受圧体 18a 筒部 20 受圧室 21 パイロット室 22 パイロット弁座 23 パイロット弁体 24 駆動部材 27 通路 28 ばね
Claims (1)
- 【請求項1】 エアフィルタに取付けたフィルタエレメ
ントにより圧縮空気から分離されて、該エアフィルタの
ケース内に貯留する水分、オイルミスト及び塵埃等から
なるドレンを、該ドレンの液位の上昇により作動して排
出させるエアフィルタのオートドレン装置において、 上記オートドレン装置が、ケース底部に設けたドレン弁
座と、該ドレン弁座の上方に設けたドレン駆動部とを備
え、 上記ドレン駆動部が、受圧体によって区画された上方の
パイロット室及びケース内に連通する下方の受圧室と、
上記パイロット室に設けたパイロット弁座及び該パイロ
ット弁座を開閉するパイロット弁体と、パイロット室に
縮設され受圧体を受圧室側に付勢するばねと、ドレン弁
座と受圧室との間に浮沈可能に装着されたフロートと、
該フロートの浮沈により上記パイロット弁体を駆動して
パイロット弁座を開閉させる駆動部材とを備え、 上記受圧体の下面に、パイロット室を外部に連通させる
通路を有し上記ドレン弁座に接離する筒部を設け、 上記ドレン弁座を開閉するドレン弁体を、上記筒部の先
端近くの外周面に取付けた、 ことを特徴とするエアフィルタにおけるオートドレン装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6401092U JP2554182Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | エアフィルタにおけるオートドレン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6401092U JP2554182Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | エアフィルタにおけるオートドレン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621722U JPH0621722U (ja) | 1994-03-22 |
JP2554182Y2 true JP2554182Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=13245787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6401092U Expired - Fee Related JP2554182Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | エアフィルタにおけるオートドレン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554182Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007327506A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Smc Corp | ドレンのオーバーフロー防止機能付きドレンセパレータ |
JP2016182549A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 株式会社コガネイ | フィルタ |
CN108317080B (zh) * | 2018-04-17 | 2024-03-01 | 山东省章丘鼓风机股份有限公司 | 一种防爆的罗茨鼓风机 |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP6401092U patent/JP2554182Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0621722U (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |