JP2006189267A - 重量測定装置及び加熱調理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間で精度の高い重量測定を行なうことが可能な重量測定装置を提供する。
【解決手段】被測定体を載置する載置台2と、該載置台2を上下動可能に弾性的に支持する複数の脚3と、前記載置台2の変位に比例して変動する作動体5と、該作動体5の変動を検出する検出器とを備えた重量測定装置であって、載置台2に被測定体を載置する際に、載置台2が上下に揺れるのを抑制する安定化手段として、粘性流体6が有用された容器3と、載置台2に取り付けられ、粘性流体6内で移動可能な抵抗体8とを有する制振手段を備えた構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、作動体の変動を検出して重量を測定する重量測定装置に関するものである。
従来より、特許文献1及び2に示すように、気密構造の作動体にかかる圧力変化を利用した重量検出方法が知られている。これは、作動体にかかる重量に応じて作動体の圧力が増加する関係を予め求めておいて、圧力の増分を検出して重量を求める方法である。
特開2004−44842号公報 特開2004−116879号公報
上記圧力変化を用いた重量測定方法は、加熱調理装置の食品の重量を測定する手段としても採用されている。しかしながら、上記方式の重量測定方法は、構造上、内部の容積を一定水準に保持するために、図33及び図34に示すように、脚40内に載置台2を支持するバネ7を備えているが、このためにドア開閉の衝撃や食品をテーブルに載せたときの衝撃によるバネ7の振動がなかなか収まらず、その結果、重量測定に時間がかかるという問題が生じていた。
そこで、本発明においては、短時間で精度の高い重量測定を行なうことが可能な重量測定装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る重量測定装置は、被測定体を載置する載置台と、該載置台を上下動可能に弾性的に支持する複数の脚と、前記載置台の変位に比例して変動する作動体と、該作動体の変動を検出する検出器とを備えた重量測定装置であって、前記被測定体を載置台に載置する際に、前記載置台が上下に揺れるのを抑制する安定化手段を設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、載置台が上下に揺れるのを抑制する安定化手段を設けたため、検出器で検出される信号が早期に安定し、短時間で精度の高い重量測定が可能となる。ここで、載置台が複数の脚によって弾性的に支持されているとは、載置台にかかる重量に比例して載置台が上下方向に変位するように支持されていることを意味し、例えば、脚がバネやゴム等の弾性体からなる弾性部材を備え、この弾性部材を介して載置台を支持するような構成を採用することができる。
載置台からの荷重は、脚にも作動体にもかかる。被測定体を載置台に載置して重量が増えれば、載置台が下降する。ここで、作動体が各脚によって囲まれる領域外にあると、領域内にある場合に比べて、被測定体と作動体との位置関係によって、作動体の位置での載置台の下降量が大きくなる、あるいは小さくなり、正確な荷重の変動を検出できない。しかし、領域内にあれば、ほぼ重量の増加に応じた下降量となり、荷重の変動を正確に検出できる。したがって、この下降量を検出すれば、被測定体の重量を測定できる。
例えば、脚を4つとする場合、脚によって並行四辺形の領域が形成され、該領域内において対角の脚同士を結ぶ2本の対角線の交点付近に、作動体が配置される。なお、並行四辺形は長方形を含むものである。このように、脚及び作動体を配置することにより、対角上の作動体と各脚との距離は等しくなる。したがって、上記平行四辺形の領域内であれば被測定物をどこに置いても作動体から同一出力を得ることができる。
脚は、前述のごとく、弾性部材を備えている。各弾性部材のバネ定数を同一とすることにより、各脚での載置台の下降量を同じにすることができる。
安定化手段としては、載置台の揺れを吸収する制振手段を用いることが可能である。制振手段としては、具体的に、粘性流体が収容された容器と、載置台に取り付けられ、粘性流体内で移動可能とされる抵抗体とを備えた構造のものを使用することができる。
上記構成によれば、被測定体を載置した際に載置台が揺れると、粘性流体内を移動可能とされている抵抗体が上下動する。このとき、粘性流体により、抵抗体が抵抗を受けることになるため、速やかに揺れを吸収することが可能となる。抵抗体が最も大きな抵抗を受けるには、抵抗体をプレート状に形成し、このプレートを粘性流体中で水平に保持するのが望ましい。また、プレートは、1枚でもよいが、上下方向に間隔をあけて複数枚配置すれば、より大きな抵抗を受けることができる。
粘性流体は、耐熱性を有するものを用いるのが好ましい。すなわち、本発明に係る重量測定装置を加熱調理器などの熱を発生する装置に適用する場合、粘性流体が熱によって粘度が低下したり、劣化により粘度が変化して初期の制振効果が得られにくくなる可能性が生じる。耐熱性に優れた粘性流体としては、シリコーンオイルや、不飽和結合が少なく酸化しにくい樹脂系の流体あるいはゲル状の物質を挙げることができる。
粘性流体を収容する容器には、抵抗体の上下動による応力が粘性流体を介して作用するため、固定しておくのが好ましい。具体的には、各脚及び作動体を載せる支持台を設け、この支持台上に粘性流体を収容した容器を固定すればよい。
制振手段は、各脚と別体に形成してもよいが、脚に一体的に組み込むこともできる。この場合、制振手段は、脚の構造をうまく利用して容易に脚に組み込むことが可能となる。すなわち、前述のごとく、脚はバネ等の弾性部材を備えているが、バネを上下方向に正しく変位させるために、通常、脚には凹部が形成され、この凹部にバネの下部を収容し、脚から突出したバネの上部で載置台を支持する構造が採られる。そこで、脚の凹部を粘性流体の容器として利用し、この凹部内の粘性流体に浸漬するように抵抗用プレートを載置台に垂設すればよい。
上記構成によれば、脚の構造をうまく利用し、部品点数を増やすことなく、脚内に容易に制振手段を形成することが可能となる。
また、作動体についても、各脚と別体に形成してもよいが、脚に一体的に組み込むことも可能である。具体的には、脚に形成された凹部に作動体を収容し、作動体の外側及び/又は内側にバネを配置すればよい。
さらに、同一の脚に制振手段と作動体とを組み込むことも可能であり、この場合には、載置台の面積が狭く、作動体と制振手段とを別々に設けることが困難なときに適用することができる。
安定化手段としては、上記制振手段のほかに、載置台の上下動を制限する固定手段を用いることも可能である。具体的には、固定手段として、シリンダーと、そのシリンダー内を移動可能なピストンと、シリンダー内に供給される液体とを備え、シリンダー及びピストンが、前記脚又は脚の設置面と、前記載置台との間で上下方向に伸縮可能に配置され、重量を測定しないときは前記シリンダー内の液体に圧力をかけてその液圧により固定手段を伸長させて載置台の上下動を制限し、重量測定時に液体の圧力を解除するようにした構成のものを用いることができる。
上記構成によれば、重量を測定しないときは、液圧によりシリンダー及びピストンを伸長させて載置台の上下動を防止し、これにより作動体に負荷がかからないようにして、作動体及び検出器を保護することが可能となる。重量測定時は、圧力を解除することにより荷重に応じて載置台が変位する状態に戻す。
また、固定手段の別の態様として、シリンダーと、そのシリンダー内を移動可能なピストンと、シリンダー内に供給される液体とを備え、ピストンが載置台に取り付けられてシリンダーが上下動するように設けられ、重量測定時にシリンダー内に液体を排出することにより、シリンダーを上昇させて設置面から離し、重量を測定しないときにシリンダー内の液体の出入りを自由状態にすることで、シリンダーが自重でシリンダー内に液体を導入しながら下降して設置面に接地するようにした構成を採用することも可能であり、シリンダーにウエイトを取り付ければ、シリンダーの下降をよりスムーズに行なうことが出来る点でより好ましい。
また、シリンダーが自重でシリンダー内に液体を導入する際に、逆方向(シリンダーから排出される方向)への液体の移動を防止するように逆止弁を設けておくことも可能であり、この場合には、重量を測定しないときに、前記シリンダーが設置面に接地した状態でシリンダー内の液体の移動を規制することで、載置台の変位を防止することができる。
また、固定手段として、コイルと、該コイル中を移動可能な鉄芯とからなるソレノイドを使用することもできる。この場合には、鉄芯を上下方向に移動可能になるようにコイルを載置台に取り付け、重量を測定しないときに鉄芯を下方に突出させて、脚又は脚の設置面に当接させて、載置台を固定すればよい。
作動体は、載置台の変位に比例して変動する。作動体の変動は、例えば、変位とすることであったり、内圧が変化することである。変位であれば、検出器として、位置センサ、距離センサといった変位センサを用い、その変位量を検出する。内圧の変化であれば、検出器として圧力センサを用い、圧力の変動を検出する。
以上説明した重量測定装置は、単独で使用することができるのはもちろんのこと、例えば、加熱調理装置のように、他の機器に組み合わせて使用することも可能である。
以上のように、本発明によれば、載置台に被測定体を載置する際に、載置台が上下に揺れるのを抑制する安定化手段を設けたため、短時間で精度の高い重量測定を行なうことが可能となる。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を図面を基に説明する。図1は本発明に係る重量測定装置を搭載した加熱調理装置の外観図であり、図2はその加熱調理装置の平面図である。本実施形態においては、重量測定装置に載置台の揺れを抑制する安定化手段として制振手段を設けた点が特徴とされている。
すなわち、本実施形態の重量測定装置は、被測定体を載置する載置台としての加熱調理装置1のキャビネット2と、脚3及び脚4と、作動体5の変動を検出する検出器としての圧力センサ9とを備えており、キャビネット2内に加熱庫21が形成され、加熱庫21内で加熱される被加熱物が重量測定装置の被測定体とされる。キャビネット2は、脚3及び4によって弾性的に支持されている。脚3及び4のうち、脚3には制振手段が組み込まれており、脚4には作動体5が組み込まれている。
脚3及び4の配置について説明すると、図2に示すように、キャビネット2の底板の四隅近くに4つの脚3が形成されている。各脚3は、長方形の4つの頂点に位置している。すなわち、各脚3を結ぶことによって長方形が形成される。この各脚3によって囲まれた長方形の領域内に、作動体5が組み込まれた脚4が配置される。各脚3は、弾性部材として圧縮バネ7を備えており、バネ7を介してキャビネット2を弾性的に支持している。
図3は、脚3の断面図である。脚3は、キャビネット2の底板に取り付けられた保持部材2aによって保持される。脚3は、保持部材2aから抜け出すことはなく、キャビネット2に対して上下動可能とされる。脚3には凹部3aが形成されており、キャビネット2の底板には凹部3aの底面の近くまで円筒状のガイド部材2bが垂設されている。このガイド部材2b内にバネ7が収容され、キャビネット2はバネ7を介して脚3に支持されている。バネ7に上方から荷重がかかったときには、ガイド部材2bによって倒れないように支持される。
これにより、脚3とキャビネット2とは上下方向に相対的に移動可能な構造とされ、テーブル等の設置面Fに設置された脚3に対して、キャビネット2が上下動する。なお、弾性部材は圧縮バネ5とされるが、弾性ゴムであってもよい。
上記構成の脚3において、凹部3aには粘性流体としてオイル6が収容されている。そして、脚の上方に位置するキャビネット2の底板には、支持軸2cを介して円盤状の抵抗体8が取り付けられており、抵抗体8はオイル6に浸漬されている。この抵抗体8は、キャビネット2が上下動したときに、オイル6中で上下動(移動)するように配置されている。上記オイル6及び抵抗体8により制振手段が構成されている。
粘性流体としてはオイルなどが好適に用いられると述べたが、使用する状況によってはグリセリンなど粘性の高い材料を用いる。粘性流体を高粘度にすることで、強い衝撃に対する抵抗が強くなり、より安定した重量測定が可能となる。また、抵抗体8のスペースを大きくとれない場合にも粘性流体の粘度が高ければ、希望する抵抗力を得ることが可能となる。ここで、粘性流体があまり高粘度でありすぎると逆に粘性流体の抵抗がかかって重量の測定値が安定するまでに時間がかかり過ぎることがあるので、高粘度であっても重量測定が1秒以内で終了する程度の粘度に調整する方が望ましい。
上記構成において、キャビネット2が上下に揺れると、抵抗体8が上下動し、粘性流体であるオイル6によって抵抗を受ける。抵抗体8が急激に動くと抵抗は強くなり、ゆっくり動くと抵抗は弱くなる。この特性により、振動がすみやかに減衰されることになり、精度の高い安定した重量測定が可能となる。脚3には、上下2mm程度の振動しか発生しない構造的なストッパー構造を備えているが、その上下2mm程度の振動が本発明の課題となる。ゆえに制振手段としては、5mm程度の動作範囲が確保されていればよい。
作動体5は、図4に示すように、凹状の脚4に装着される。脚4の内側に凹部4aが形成され、凹部4aに作動体5としてベローズ型のダンパの下部が収容され、上方から荷重がかかっても倒れないように支持される。脚4は、上記の脚3と同じ構造とされ、キャビネット2の底板に取り付けられた保持部材2aによって抜けないように、かつ上下動可能に保持される。
そして、圧力センサ9は、キャビネット2内に配置され、圧力センサ9と作動体5とが導管10により接続される。作動体5、圧力センサ9、導管10によって圧力伝達系が構成される。導管10は、キャビネット2の底板を貫通して設けられ、一側が2つに分岐しており、接続チューブを介して圧力センサ9が接続される。
作動体5とキャビネット2の底板との間に、蓋体12が介装され、蓋体12によって作動体5は密閉された構造とされる。蓋体12内に形成された通路によって、作動体5と導管10とが連通される。作動体5の内側に内バネ13が設けられ、内バネ13は蓋体12に当接する。従って、作動体5を有する脚4は、キャビネット2を弾性的に支持する。作動体5の外側には外バネ14が設けられている。外バネ14は、作動体5の上部に嵌められた押え体15と脚4との間に介装される。押え体15と蓋体12に装着されたシール材とによって作動体5の上縁が挟み込まれ、外バネ14によって押え体15が蓋体12に押し付けられる。これにより、キャビネット2が上下動しても作動体5と蓋体12とが離れないようにして、作動体5を密閉している。
さらに、非測定時において、圧力センサ9に対するキャビネット2の重量の影響を排除するための保護手段として、開閉弁16を備えている。開閉弁16は、常時開の電磁弁とされ、キャビネット2内に配置され、導管10の一側に接続チューブ11を介して接続される。
重量測定装置は、図5に示すように、圧力センサ9によって検出された荷重の変動から被加熱物の重量を算出するマイコンからなる制御部17を備えている。そして、制御部17からの指令によって、開閉弁16は開閉され、圧力伝達系を密閉状態と大気圧状態に開放する開放状態とに切換える。非測定時には、開閉弁16は開き、圧力伝達系の内部圧力は大気圧となっている。
開閉弁16が閉じると、圧力伝達系は大気圧状態で密閉される。なお、図5中、18は電源スイッチ、19は加熱スタートスイッチ、20は加熱庫21のドアの開閉状態を検出するドア開閉検知スイッチである。
このように、非測定時に開閉弁16を開いておくことによって、圧力センサ9に対する作動体5からの圧力がキャンセルされ、圧力センサ9のダイヤフラムが変形しない。このとき、作動体5にはキャビネット2の重量に相当する圧力がかかっているが、圧力センサ9には大気圧がかかる。すなわち、開閉弁16は、圧力センサ9に対して作動体5からの圧力の伝達を遮断する。したがって、非測定時において圧力センサ9に対するキャビネット2の重量の影響を排除することができる。
開閉弁16は、ドアの開閉に応じて制御部17により開閉制御される。すなわち、制御部17は、電源スイッチ18のオン後、ドア開閉検知スイッチ20によりドアの開状態が検出されたとき、開閉弁16に通電して開閉弁16を閉じるとともに、重量測定後に加熱を開始したとき、開閉弁16への通電を停止して開閉弁16を開く。
そして、制御部17は、被加熱物が収容されてドアが閉じられてからの圧力センサ9の出力の変動に基づいて重量を算出する。さらに、測定された重量に基づいて入力された調理内容の応じた加熱時間を設定して、被加熱物に対する加熱制御を行なう。
被加熱物が加熱庫21内に載置されると、開閉弁16を閉じた状態で作動体5にキャビネット2からの荷重が印加される。作動体5は収縮するが、圧力伝達系は密閉されているため、その内部圧力は上昇する。その後、加熱庫の扉は閉じられるが、キャビネット2は加熱庫21内に被加熱物を収容したことによる荷重の変動と、加熱庫21の扉を閉めるときに加わる力によって上下動する。
このとき、前述の制振手段の抵抗体8がキャビネット2にしたがって上下動し、粘性流体であるオイル6によって抵抗を受けることにより振動がすみやかに減衰される。これにより、圧力センサ9に過度の圧力変化をかかるのを抑制することができ、短時間で精度の高い重量測定を行なうことが可能になる。
前述のように、重量測定装置では、被加熱物を収容したキャビネット2の荷重が、各脚3に分散されて印加される。各脚3におけるバネ7が縮み、キャビネット2が沈む。ここで、各バネ7は同一のばね定数とされる。
このように、各バネ7のバネ定数が同じであるので、各脚3におけるキャビネット2の沈み量の合計は、被加熱物の重量に関係する。被加熱物を載置する場所が上記長方形の領域内にある、すなわち、加熱庫21が長方形の領域内に設置される。このようにすることにより、被加熱物がこの領域内のどこに置かれても、各脚3におけるキャビネット2の沈み量の合計は、被加熱物の載置位置に関係なく重量に比例する。したがって、作動体5を各脚3によって囲まれる領域内に配置することにより、軽量な被加熱物であっても、その重量を測定することができる。
特に、作動体5は、長方形の2本の対角線の交点に配置するとよい。図2に示すように、長方形の各頂点をA〜Dとし、交点をEとする。Eでの沈み量は、A及びBでの沈み量の平均値である。また、C及びDでの沈み量の平均値でもある。すなわち、Eでの沈み量は、各頂点での沈み量の平均値となる。そこで、Eにおいて荷重の変動を検出すれば、被加熱物が長方形内のどこに載置されても、作動体5から同じ出力が得られる。従って、ばらつきのない、安定した重量の測定を行なうことができる。
本実施形態において、抵抗体8の別の態様としては、図6に示すように、円盤状のプレートに、貫通孔8aを形成することもできる。この場合、図6(a)のように孔径の大きなものであってもよいし、同図(b)のように、貫通孔8aの孔径が小さいものであってもよい。
また、抵抗体8としては、図7(a)又は図7(b)に示すように、複数の円盤状プレートを同心軸上に間隔をあけて平行に配したものを使用することもできる。この場合、プレートを複数備えていることにより、抵抗を強くすることができる。このような態様の抵抗体8を使用するケースとしては、粘性流体6の粘度が希望する粘度よりも低い場合や、抵抗力が小さく振動を十分に抑制することができないような場合を挙げることができる。
さらに、抵抗体8は、円盤状プレートのみならず、例えば、図8に示すように、前述のガイド部材2bの外周に環状のプレートを形成し、これを抵抗体23として単独で、若しくは抵抗体8とともに用いることができる。
図9は、本実施形態における脚3の断面図であり、同図(a)は脚3にキャビネット2の荷重がかかった状態を示し、同図(b)は加熱調理装置1を据え付ける前であって、脚3にキャビネット2の荷重がかかっていない状態を示している。すなわち、加熱調理装置1の設置前は、図9(b)に示すように、脚3の周縁部がバネ7によって保持部材2aに押し付けられて内部空間が閉鎖されるため、オイル6が外部に漏れ出さない構造とされている。
オイルの漏れ出しを防止する他の構造としては、図10に示すように、脚3の周縁部と保持部材2aとの接触面にシール材22としてゴムパッキングを取り付けることもでき、この場合には加熱調理装置1の据え付け前の状態における脚3と保持部材2aとのシール性を高めることができる。その他のシール構造としては、図11に示すように、脚3の上下動によって抵抗がかからないように弛ませた状態のシール材22を用いて脚3と保持部材2aとの間をシールすることも可能である。
さらに、図12に示すように、脚3の周縁部とキャビネット2の底面との間に、シール材22としてオイルリング(Oリング)を介在させることも可能である。この場合、図12(a)のように、脚3にキャビネット2の荷重がかかっていない状態でシール材22により脚3内が密閉され、オイルの漏れ出しを防止することができる。
脚3にキャビネット2の荷重がかかった状態では、図12(b)に示すように、シール材22は圧縮された状態となるが、このシール材22も一種のバネとして扱い、バネ定数を算出する際にはシール材のバネ定数とバネ7のバネ定数と合せて計算すればよい。上記シール材は、単独で使用してもよいが、複数組み合わせて使用すればより効果的である。
さらに別のシール構造としては、図13及び図14に示すように、凹部3a内にさらに筒状部3bを設け、この筒状部3bにオイル6を収容するとともに、筒状部3bの上部にオイル6が筒状部3bから漏れ出すのを防止するシール部材24を設けることも可能である。この場合、シール部材24は、筒状部3bの開口を覆うように設けられる。
シール部材24には、筒状部3b内に抵抗体8を保持するための支持軸2cが通過する孔24aが形成されている。ただし、支持軸2cは上下動するため、シール部材24との抵抗が少ないことが好ましい。抵抗を少なくする手段としては、孔24aの孔壁面及び支持軸2cの外面の少なくとも一方の面にフッ素処理を施す方法を挙げることができる。
また、シール部材24と支持軸2cとを接着してもよい。この場合、支持軸2cの上下幅は2mm程度でしかないので、シール部材24としては柔軟性を有するフィルム状ないしシート状のものを使用し、これを弛ませた状態で支持軸2cに接着すればほとんど抵抗を伴わなずに支持軸2cを上下動させることができる。
図15は、シール部材24を用いたシール構造の別の態様を示す図である。同図(a)はシール部材の斜視図であり、同図(b)はその断面図である。このシール部材24は、プレート状に形成されており、中央に設けられた孔24a及び/又は支持軸2c表面にはフッ素処理が施されている。そして、シール部材24の下面側の孔24a周縁部には、ブラシやスポンジなどの柔軟性を有する材料からなる周状のスキージ部材25が支持軸2cに当接するように配されている。
スキージ部材25は、支持軸2cを伝って上方に上がってきたオイル6を孔に到達する前にかき落とすため、シール部材24から外部にオイル6が漏れ出すのを効果的に防止するとともに、支持軸2cを清掃する機能も兼ね備えている。本図におけるシール部材24は平板状とされているが、図16に示すように、中心に向けて下り斜面としてもよい。この場合には、何らかの理由でシール部材24の外側にオイル6が漏れ出したようなときであっても、速やかに孔24a内に戻すことが可能となる。
図13で示した脚3は脚3内に設けた筒状部3b内にオイル6を収容し、筒状部3bの外側にバネ7を配しているため、オイル6とバネ7とが接触しないような構造とされている。したがって、オイル6がバネ7を錆びさせたり、変質させるおそれがないという利点を有するものである。
このように、脚3内にオイル6とバネ7とを分離して収容する別の構造としては、図17に示すように、凹部3a内にオイル6を収容し、このオイル6の液面から上部が突出するような凸部3cを凹部3a内に形成し、バネ7をこの凸部3c上に載置することもできる。
本実施形態においては、キャビネット2を載置台として、これを脚3及び脚4で支持するような構造としているが、キャビネット2内において、被加熱物の荷重を受けるように配することもできる。具体的には、加熱庫21内にターンテーブル26が設置されている場合には、図18に示すように、ターンテーブルの軸受27を載置台としてその下側に脚3及び脚4を配することができる。この場合、軸受27は、ターンテーブル26を受けるだけであるため、脚3及び脚4が設けられる大きさとすればよい。また、軸受27上にターンテーブル26を回転させるためのモータや回路が載っていても問題ない。
また、加熱庫21内にターンテーブル26が設置されていない場合には、図19に示すように、キャビネット2内において、加熱庫21を載置台としてその下側に脚3及び脚4を配することもできる。このように脚3及び脚4をキャビネット2内に設ける場合にも、脚3と脚4の配置を図2と同様にすることにより、精度の高い重量測定が可能となる。
図18や図19において、キャビネット2を支持台として脚3をこの上に固定すれば、脚3が抵抗体8から抵抗力を受けて浮き上がることがなく、安定した制振性能を発揮することが可能となる。
図18に示したように、ターンテーブルの軸受27のような小さい範囲で重量を測定する場合には、制振手段を組み込んだ脚3に作動体5も組み込めば効率よく振動を減衰しつつ重量を測定することが可能となる。このような脚3としては、図20に示すような構造のものを使用することができる。
具体的に、脚3は、図20(a)に示すように、凹部3a内にオイル6を収容し、このオイル6の液面から上部が突出するような凸部3cを凹部3a内に形成した構造とする。そして、この凸部3c上にバネ7を載置し、バネ7の内側に作動体5を配するとともに、凸部3cの周囲を覆うようにガイド部材2bを加熱庫21の底板から垂設し、環状の抵抗体23が形成されたガイド部材2bの下端部をオイル6中に浸漬保持することが可能である。この場合、加熱庫21に応じてガイド部材2bが上下動し、抵抗体23がオイル6中で上下動することにより、すみやかに振動を減衰することができ、作動体5にかかる負荷を少なくすることが可能となる。
また、脚3の別の態様としては、図20(b)に示すように、凹部3a内にさらに筒状部3bを設け、この筒状部3bにオイル6を収容し、オイル6の液面から上部が突出するような凸部3cを筒状部3b内に形成し、作動体5を凸部3c上に載置するとともに、筒状部3bの外側にバネ7を配した構造とすることも可能である。この場合、使用されるバネ7は図20(a)のバネ7よりも径が大きい分だけ測定範囲が大きくなる。オイル6は凸部3cと筒状部3bとの間の環状凹部に収容され、ガイド部材2bはこの環状凹部を上下動可能に取り付けられ、抵抗体23がオイル6中で上下動する。
図21は、制振手段として、脚とは別体に設けられた制振装置を示す断面図である。この制振装置28は、本体内部にオイル6を収容するための凹部28aを有しており、キャビネット2あるいは加熱庫21の底板には、支持軸2cを介して円盤状の抵抗体8が取り付けられており、抵抗体8はオイル6に浸漬されている。制振装置28は、脚3のようなキャビネット2を支持するためのバネ7を備えておらず、キャビネット2の上下動を減衰する目的で使用される。
すなわち、脚3の代わりに、従来から使用されている図33に示す構造の脚40を設置してキャビネット2を支持する従来の加熱調理装置において(図34参照)、脚28を追加するだけでキャビネット2の振動を効果的に抑制することが可能となる。脚28の配置については、例えば、図22に示すように、各脚40の内側(中心寄りの位置)に4つ設置してもよいし、図23に示すようにサイズの大きな脚28を脚4付近で、脚4を中心とする対称位置に2箇所設置するようにしてもよい。
[第2の実施形態]
図24は本発明の第2の実施形態を示す図である。本実施形態においては、安定化手段として、制振手段の代わりに載置台(キャビネット2)の上下動を防止する固定手段29を用いた点が特徴とされている。すなわち、本実施形態では、第1実施形態で用いられていた脚3の代わりに、制振手段が組み込まれていない従来の脚40と、キャビネット2を固定する固定手段29とが用いられており、そのほかの脚40と脚4との配置や脚4に組み込まれた作動体5を用いての重量測定方法等は第1実施形態と同じとされている。
すなわち、本実施形態における脚40及び脚4の配置は図34に示す通りであり、図2における脚3を脚40に置き換えた形となっている。固定手段29は、図24に示すように、各脚40の周囲にそれぞれ設けられている。固定手段29は、シリンダー30と、シリンダー30内を移動可能なピストン31とを備え、シリンダー30とピストン31との間のスペースには液体32が満たされている。液体32は後述する液体流路33を通じてシリンダー30内を出し入れ可能とされており、これにより、固定手段29の長さGが調節可能とされている。
固定手段29は、図25に示すように、液体流路33を介して液体槽34に接続されており、液体流路33にはポンプ34が設置されている。そして、ポンプの駆動により液体32に圧力をかけることが可能な構成とされている。
上記構成の固定手段の動作について説明すると、重量測定しないときはポンプ34が駆動してシリンダー30内の液体32の液圧が上昇し、キャビネット2の重量に抗して固定手段29の長さGが伸長されてキャビネット2の上下動が規制される(固定される)。固定手段29が伸長されると、ポンプ34が停止する。このとき、固定手段29にはキャビネット2の荷重がかかるため、液体流路33内は液圧がかかった状態となる。
液体流路33内の液圧はポンプ34の停止により保持されるが、もし、ポンプ34が停止状態で液体流路33内の液圧を保持できない場合には、液体流路33に常時閉状態とされる電磁弁(図示せず)を介在させることにより、液体流路33内の液圧を保持することができる。
重量を測定するときは、液体流路33内の液圧を解除して、固定手段を自由状態(伸縮自在な状態)とすることにより、キャビネット2の荷重が脚40及び4にかかることになってキャビネット2が下降し、この変位に応じて作動体5が変動するため、前述のごとく、この変動を検出器で検出して重量測定を行なえばよい。
上記固定手段29の配置については、キャビネット2をバランスよく支持できればその設置位置については特に限定されないが、図26(a)〜(d)に示すように、脚40を中心としてその周りに配置すれば、固定手段29の伸縮をスムーズに行なうことができる点で好ましい。具体的には、図26(a)及び(d)に示すように、複数の固定手段を脚40を中心として対称位置に形成してもよいし、図26(b)及び(c)に示すように、固定手段29を脚40の周りに環状に形成することも可能である。
図27及び図28は、固定手段29の別の態様を示す断面図である。この固定手段29は、基本的には図24及び図25に示した固定手段と同じ構成とされているが、シリンダー30にウエイト35が一体的に取り付けられている点が相違しており、これにより固定手段29として異なった動作をするようになっている。
すなわち、固定手段29は、重量測定するときは、図27に示すように、ポンプ34が駆動してシリンダー30から液体32を排出する。これにより、シリンダー30は、設置面Fから離れてキャビネット2の荷重が脚40及び脚4にかかった状態となる。
重量測定が終了すると、ポンプ34が停止し、液体流路33内は液体の流通が自由な状態となる。これによりシリンダー30は、図28に示すように、ウエイト35の重みにより自重で下降して設置面Fに接地した状態となり、キャビネット2の上下動を抑制することができる。このとき、電源が入らなければ逆流しない逆止弁を液体流路33に設け、シリンダー30から液体が出るのを防止すればキャビネット2を確実に固定することができる。
上記固定手段は、シリンダー30と、シリンダー30内を移動可能なピストン31とを備え、液体32の圧力により伸縮する構造を有するものであるが、これに限らず、たとえば、図29に示すように、固定手段としてソレノイド36を使用することもできる。ソレノイド36は、コイル37と、コイル37中を移動可能な鉄芯38とから構成され、コイル37に通電する方向を変えることで、図29(a)のように鉄芯38を上に固定したり、図29(b)のように下に固定することが可能である。
また、ソレノイド36として、図30に示すように、双安定自己保持ソレノイドを使用すれば、同図(a)のように鉄芯38を上の方に固定したり、同図(c)のように鉄芯38を下方に固定することが可能であるほかに、同図(b)に示すように鉄芯38を中間位置で保持することも可能となる。
上記ソレノイド36を固定手段として用いる場合、重量測定するときは、図30(c)のように短縮した状態にし、重量測定しないときは、図30(a)のように伸長状態とする。そして、次に、重量測定するときには、いったん図30(b)の中間状態にした後、図30(c)の状態にする。これにより、キャビネット2の荷重が急激に脚40及び脚4にかかってキャビネット2が振動するのを防止することが可能となる。
固定手段29又は36は脚40の周囲に設けることができるほか、脚40内に設けることも可能である。たとえば、図31及び図32に示すように、脚40の上方に固定手段29又は36を設け、シリンダー30又は鉄芯38が上下動するように配する。この場合、重量測定しないときは、シリンダー30又は鉄芯38を下方へ移動させて、脚40を接地面F側に押し付けて固定する。重量測定するときは、シリンダー30又は鉄芯38を上方に移動させてバネ7にキャビネット2の荷重がかかるようにすればよい。
本発明に係る重量測定装置の第1実施形態を示す外観図 図1における加熱調理装置の平面図 図1における重量測定装置の制振手段付き脚の断面図 図1における重量測定装置の作動体付き脚の断面図 図1における重量測定装置の制御概略図 図1における抵抗体の第2の態様を示す図 図1における抵抗体の第3の態様を示す断面図 図1における抵抗体の第4の態様を示す断面図 図3における制振手段付き脚の第2の態様を示す断面図 図3における脚のシール構造を示す要部拡大図 図3における脚の第2のシール構造を示す要部拡大図 図3における脚の第3のシール構造を示す要部拡大図 図3における脚の第4のシール構造を示す断面図 図13の要部拡大図 図13におけるシール構造とは別の第2の態様を示す要部拡大図 図13におけるシール構造とは別の第3の態様を示す要部拡大図 図13における制振手段とは別の態様を示す脚の断面図 図1における脚の配置とは別の配置を示す加熱調理装置の概略図 図1における脚の配置とはさらに別の態様を示す加熱調理装置の概略図 本発明に係る重量測定装置の制振手段及び作動体を組み込んだ脚を示す断面図 本発明に係る重量測定装置の制振装置を示す断面図 図21の制振装置の配置を示す加熱調理装置の平面図 図21の制振装置とは別の配置を示す加熱調理装置の平面図 本発明に係る重量測定装置の第2実施形態を示す外観図 図24における固定手段の概略構成図 図24における固定手段の配置とは別の配置を示す平面図 図24における固定手段の第2の態様を示す断面図で、重量測定時の状態を示す図 図24における庫知恵手段の第2の態様を示す断面図で、重量を測定しないときの状態を示す図 図24における固定手段の第2の態様を示す断面図 図24における固定手段の第3の態様を示す断面図 図24における固定手段の配置とは別の第2の配置の態様を示す断面図 図24における固定手段の配置とは別の第3の配置の態様を示す断面図 従来のバネ付き脚の断面図 従来の重量測定装置を搭載した加熱調理装置における脚の配置を示す平面図
符号の説明
1 加熱調理装置
2 キャビネット
3、4 脚
5 作動体
6 オイル
7 バネ
8 抵抗体
9 圧力センサ
10 導管
12 蓋体
13 内バネ
14 外バネ
15 押え体
16 開閉弁
17 制御部
18 電源スイッチ
19 加熱スタートスイッチ
20 ドア開閉検知スイッチ
21 加熱庫
22 シール材
23 環状抵抗体
24 シール部材
25 スキージ部材
26 ターンテーブル
27 軸受
28 脚
29 固定手段
30 シリンダー
31 ピストン
32 液体
33 液体流路
34 ポンプ
35 ウエイト
36 ソレノイド
40 脚

Claims (15)

  1. 被測定体を載置する載置台と、該載置台を上下動可能に弾性的に支持する複数の脚と、前記載置台の変位に比例して変動する作動体と、該作動体の変動を検出する検出器とを備えた重量測定装置であって、前記載置台に被測定体を載置する際に、前記載置台が上下に揺れるのを抑制する安定化手段を設けたことを特徴とする重量測定装置。
  2. 前記安定化手段が、前記載置台の揺れを吸収する制振手段であることを特徴とする請求項1記載の重量測定装置。
  3. 前記制振手段は、粘性流体が収容された容器と、前記載置台に取り付けられ、前記粘性流体内で移動可能な抵抗体とを備えたことを特徴とする請求項2記載の重量測定装置。
  4. 前記抵抗体が、複数枚のプレートからなることを特徴とする請求項3記載の重量測定装置。
  5. 前記粘性流体が、耐熱性を有することを特徴とする請求項3又は4記載の重量測定装置。
  6. 前記脚及び作動体を載せる支持台が設けられ、該支持台上に粘性流体が収容された容器が取り付けられたことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の重量測定装置。
  7. 前記制振手段が、前記脚に組み込まれたことを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の重量測定装置。
  8. 前記作動体が、前記脚に組み込まれたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の重量測定装置。
  9. 前記安定化手段が、前記載置台の上下動を制限する固定手段であることを特徴とする請求項1記載の重量測定装置。
  10. 前記固定手段は、シリンダーと、そのシリンダー内を移動可能なピストンと、シリンダー内に供給される液体とを備え、前記シリンダー及びピストンが、前記脚又は脚の設置面と、前記載置台との間で上下方向に伸縮可能に配置され、重量を測定しないときは前記シリンダー内の液体に圧力をかけて前記固定手段を伸長させて載置台の上下動を制限し、重量測定時に前記液体の圧力を解除するようにしたことを特徴とする請求項9記載の重量測定装置。
  11. 前記固定手段は、シリンダーと、そのシリンダー内を移動可能なピストンと、シリンダー内に供給される液体とを備え、前記ピストンが載置台に取り付けられてシリンダーが上下動するように設けられ、重量測定時にシリンダー内の液体を排出することにより、シリンダーを上昇させて設置面から離し、重量を測定しないときに前記シリンダー内の液体の出入りを自由にすることで、シリンダーが自重でシリンダー内に液体を導入しながら下降して脚の設置面に接地するようにしたことを特徴とする請求項9記載の重量測定装置。
  12. 重量を測定しないときに、前記シリンダーが設置面に接地した状態でシリンダー内の液体の移動を規制するようにしたことを特徴とする請求項11記載の重量測定装置。
  13. 前記シリンダーにウエイトが取り付けられたことを特徴とする請求項11又は12記載の重量測定装置。
  14. 前記固定手段が、ソレノイドである請求項9記載の重量測定装置。
  15. 請求項1〜14のいずれかに記載の重量測定装置を搭載したことを特徴とする加熱調理装置。
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