JPS5814591B2 - カアツキタイカラエキタイオハイシユツスルベン - Google Patents

カアツキタイカラエキタイオハイシユツスルベン

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Publication number
JPS5814591B2
JPS5814591B2 JP6837475A JP6837475A JPS5814591B2 JP S5814591 B2 JPS5814591 B2 JP S5814591B2 JP 6837475 A JP6837475 A JP 6837475A JP 6837475 A JP6837475 A JP 6837475A JP S5814591 B2 JPS5814591 B2 JP S5814591B2
Authority
JP
Japan
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valve
passage
water level
pressure
inflow passage
Prior art date
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Expired
Application number
JP6837475A
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English (en)
Other versions
JPS51143924A (en
Inventor
伊藤充雄
山下勝久
大住孝良
藤本隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Publication date
Application filed by TLV Co Ltd filed Critical TLV Co Ltd
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Publication of JPS51143924A publication Critical patent/JPS51143924A/ja
Publication of JPS5814591B2 publication Critical patent/JPS5814591B2/ja
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、蒸気ライン、圧縮空気ライン等の加圧気体か
ら復水等の液体を自動的に排出する大容量弁に関する。
実開昭48−57735号公報に、パイロット式の大容
量弁が示されている。
流入通路と流出通路が弁口を通して連通している。
弁口を開閉する弁体が変圧室を摺動する受圧応動子に取
付けられている。
受圧応動子で区分される変圧室の一方の室は導出通路を
通して出口通路に連通し、他方の受圧室は導入通路を通
して流入通路から連通している。
導入通路にはパイロット弁、即ちスチームトラップが配
置されている。
この大容量弁は次の様に作動する。
液体が流入通路を通って弁口の近くまでに流入して来る
と、その一部が導入通路を通してパイロット弁に流入し
、パイロット弁が開弁する。
パイロット弁から流出した液体は受圧室に入り、受圧応
動子に作用してそれを変位させる。
これにより弁体が弁座から離れて弁口を開くので、流入
通路の液体は弁口を通って流出通路に流れ出る。
流入通路に液体が無くなれば、パイロット弁が閉じる。
受圧応動子の一方の受圧室の液体は受圧応動子に設けた
細孔を通って他方の室に流出し、導出通路を通って流出
通通に流れ去るので、弁体はそれに作用する流体の圧力
で弁座に押付けられて弁口を塞ぐ。
上記弁では、パイロット弁が開弁する度に弁口が開く。
パイロット弁は流入通路の水位が所定の一つの基準水位
を上下する度に開閉弁する。
従って、大きな弁口が必要以上に頻繁に開閉する。
大容量弁では、流入通路の水位が所定の高水位で開弁し
、その後所定の低水位で閉弁することが望ましい。
このためには、流入通路の水位が所定低水位から所定高
水位に達する間弁体が閉弁位置に維持され、所定高水位
から所定低水位に降下する間開弁位置に維持されなけれ
ばならない。
本発明の技術的課題は、流入通路の水位が所定の低水位
から高水位に達するまでの間は弁体が閉弁位置に維持さ
れ、所定高水位に於いて開弁位置に変り、所定の高水位
から低水位に降下するまでの間は弁体が開弁位置に維持
され、所定低水位に於いて閉弁位置に変るようにするこ
とである。
上記課題を解決する本発明の手段は次の通りである。
流入通路と変圧室を二つの導入通路で連通する。
両方の導入通路にパイロット弁を配置する。第1導入通
路は一端を流入通路の所定高水位に開口させ、他端を変
圧室の受圧応動子の一側の受圧室に常時開口させる。
第2導入通路は一端を流入通路の所定低水位に開口させ
、他端開口は弁体の開弁位置に於いてのみ、受圧室に連
通させる。
作用は次の通りである。
流入通路の水位が第2導入通路の開口よりも低ければ、
両方のパイロット弁は閉じている。
受圧応動子の両側の室は流出通路に連通して同じ圧力で
あるから、弁体はそれに作用する流体の圧力で弁座に押
付けられて弁口を閉じている。
流入通路の水位が第2導入通路の開口よりも高いが第1
導入通路の開口よりも低い時は、第2導入通路のパイロ
ット弁は開いているが、弁体が開弁位置にないので、第
2導入通路は受圧室に連通していない。
従って、弁口は閉じたままである。
流入通路の水位が第1導入通路の開口よりも高くなると
、第1通路のパイロット弁が開き、液体が受圧室に導入
され、受圧応動子が変位し、弁体が弁座から離れ、弁口
が開かれる。
弁体が開弁位置に達すると、第2導入通路が受圧室に連
通する。
その後、流入通路の水位が第1導入通路の開口よりも下
がって、第1導入通路のパイロット弁が閉じても、第2
導入通路が受圧室に連通しているので、弁体は開弁位置
に維持される。
流入通路の水位が第2導入通路の開口まで下がると、第
2導入通路のパイロット弁が閉じ、受圧室に液体が導入
されなくなり、受圧室の液体は流出通路に流れ去り、受
圧応動子の両側の圧力は同じになり、弁体は流体圧力で
弁座に押付けられ、弁口が閉じられる。
このようにして、流入通路の水位が上昇して所定高水位
に達すると弁体が開弁位置に変り、下降して所定低水位
に達すると弁体が閉弁位置に変る。
流入通路の水位が所定の高低水位の間にある間は、弁体
が開弁あるいは閉弁位置に維持される。
従って、開閉頻度が少なくなり、弁体や弁座の摩耗が少
なくなり、寿命が延びる。
以下図示の実施例に基づき詳細に説明する。
1は流入通路で弁口2を通して流出通路3へ連通する。
流入通路1は、蒸気ラインや空気ライン等の加圧気体へ
接続される。
4は変圧室で、受圧応動子であるピストン5が摺動する
ように配され、第1室4a(受圧室)、第2室4bに分
離される。
変圧室4内壁とピストン5外周との間にパッキングを介
してもよいが、後述の理由で、高いシール性は不要であ
る。
受圧応動子としてはダイヤフラムやベローズ等を用いる
こともできる。
第1,2室4a,4bは、それぞれ第1,2導出通路6
a,6bを通して流出通路3へ連通している。
7は弁体で、弁棒8によってピストン5に連結されてい
る。
9はOリングパッキングで、変圧室5と流入通路1との
間を気密に保つ。
流入通路1と変圧室4を2つの導入通路で連通する。
第1導入通路の一端10aは第1室4aに常時開口した
第1開口である。
第2導入通路の一端10bは第2開口で、閉弁時にはピ
ストン5で閉塞されでおり、ピストン5が所定量上動し
た開弁位置で第1室(受圧室)4aに開口する。
本実施例に於いては第2開口10bはピストン5の周壁
で直接開閉されるようにしているが、受圧応動子の変位
に応じて上記の如く開閉されればよく、適当な弁手段を
用いてもよい。
11a,11bはそれぞれ第1導入通路、第2導入通路
に配置したフロート式トラップの如き弁であり、開口1
2a,12bで定まる所定高位低位に復水位が達したと
き開弁し、流入通路1を第1,2開口10a,10bに
連通する副弁(パイロット弁)手段である。
更に、開口12a,12bは流入通路1内に限定して配
する必要はなく、所望により流入通路1側に復水溜め容
器を設けて、上記所定高低位を定めてもよい。
次に作用につき説明する。
流入通路1側の液位が開口12bより低位のとき、弁は
図示の閉弁状態にある。
即ち、開口10a,10bは流入通路1側から遮断され
、第1,2室4a,4bは第1,2通路6a,6bを通
して流出通路3側に連通して互いに同圧でピストン5に
は差圧が作用していない。
従って弁体7は流入通路1側の加圧流体により弁口2を
閉じている。
流入通路1側の液位が上昇し、開口12b以上に達する
と、副弁手段11bは開き、第2開口10bは流入通路
1側と連通する。
しかし該第2開口10bはピストン5によって閉じられ
、変圧室4内への圧力の導入はない。
更に液位が上昇し、開口12a以上に達すると、別の副
弁手段11aが開き、第1開口10aを通して第1室4
aぱ流入通路1側と連通される。
こうしてピストン5には差圧が生じ、上動し、弁体7を
駆動して弁口2を開く。
この開弁は緩やかに行うことができ、弁の急激な開弁が
防止される。
弁体7が開弁方向に所定量変位したとき、第2開口10
bも開かれる。
こうしてピストン5は上動位置に安定して保持され、大
口径の弁口2を通して多量排出が行われる。
排出により流入通路1側液位が降下する。
液位が開口12aより低位になると副弁手段11aによ
って第1開口10aは流入通路1側から遮断されるが第
2開口10bは連通しており、ピストン5は上動位置に
保持され、開弁状態を維持する。
更に液位が低下し、開口12bより低位になると副弁手
段11bは閉じ、第1室4aは流入通路1側から遮断さ
れる。
すると第1,2通路6a、6bを通して第1,2室4a
,4bは流出通路3側圧力と同圧になり、ピストン5に
作用していた差圧は解消し、弁体7は流体圧力によって
降下して弁口2を閉じる。
流入通路の高低二位置を電気的手段で検出して、所定高
水位で開弁し、所定低水位で閉弁し、その間の水位では
開弁又は閉弁状態に維持されるするように制御すること
は、電動弁や電磁弁を用いても可能である。
しかし、電気的操作弁は爆発の危険性がある個所では防
爆対策の為に、また機器や配管が広く分布している個所
では電気配線の為に設備費用が嵩む。
本発明では、被制御流体の有するエネルギーでを用いて
弁を駆動するので、防爆対策が不要であり、また流体配
管が弁の設置場所近辺だけでよいので、設備費用が少し
しかかからない。
開弁位置に於いては第1導入通路と第2導入通路の両方
が受圧室に連通し、受圧応動壁に強い力を及ぼすので、
弁体が流体の流れに引込まれて振動して弁口の開度が変
動し排出流が脈動するようなことがない。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施余を示す縦断面図である。 1は流入通路、2は弁口、3は流出通路、4は変圧室、
4a,4bは第1,2室、5はピストン6a,6bは第
1,2通路、7は弁体、10a,10bは第1,2開口
、11a,11bは副弁手段である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 流入通路と流出通路の間の弁口を開閉する弁体を、
    変圧室に摺動自在に配置した受圧応動子に取付け、流入
    通路の流体を変圧室の受圧室に導入して受圧応動子に作
    用させ、受圧応動子及び弁体を変位させて弁口を開閉す
    るものに於いて、一端が流入通路の所定高水位に開口し
    、他端が受圧室に常時開口した第1導入通路と、一端が
    流入通路の所定低水位に開口し、他端開口が弁体の開弁
    位置に於いてのみ受圧室に連通する第2導入通路を設け
    、流入通路の水位が所定低水位以上のときに第2導入通
    路を開き、所定高水位以上のときに第1導入通路を開く
    パイロット弁を設けたことを特徴とする加圧気体から液
    体を排出する弁。
JP6837475A 1975-06-05 1975-06-05 カアツキタイカラエキタイオハイシユツスルベン Expired JPS5814591B2 (ja)

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JP6837475A JPS5814591B2 (ja) 1975-06-05 1975-06-05 カアツキタイカラエキタイオハイシユツスルベン

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JP6837475A JPS5814591B2 (ja) 1975-06-05 1975-06-05 カアツキタイカラエキタイオハイシユツスルベン

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JPS51143924A JPS51143924A (en) 1976-12-10
JPS5814591B2 true JPS5814591B2 (ja) 1983-03-19

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6837475A Expired JPS5814591B2 (ja) 1975-06-05 1975-06-05 カアツキタイカラエキタイオハイシユツスルベン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58170499U (ja) * 1982-05-10 1983-11-14 石川島播磨重工業株式会社 低温タンクの給排用ノズル支持構造
JPS6262700U (ja) * 1985-10-11 1987-04-18
JPH0417300B2 (ja) * 1984-10-26 1992-03-25 Taisei Corp

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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