JPS6055427B2 - 複写用紙等の丁合機 - Google Patents

複写用紙等の丁合機

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JPS6055427B2
JPS6055427B2 JP57122581A JP12258182A JPS6055427B2 JP S6055427 B2 JPS6055427 B2 JP S6055427B2 JP 57122581 A JP57122581 A JP 57122581A JP 12258182 A JP12258182 A JP 12258182A JP S6055427 B2 JPS6055427 B2 JP S6055427B2
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JP
Japan
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paper
gate
shelf
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roller
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JP57122581A
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清道 市川
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AUTO STAMP KENKYUSHO KK
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Publication of JPS6055427B2 publication Critical patent/JPS6055427B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H39/00Associating, collating, or gathering articles or webs
    • B65H39/10Associating articles from a single source, to form, e.g. a writing-pad
    • B65H39/105Associating articles from a single source, to form, e.g. a writing-pad in rotary carriers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/60Other elements in face contact with handled material
    • B65H2404/65Other elements in face contact with handled material rotating around an axis parallel to face of material and perpendicular to transport direction, e.g. star wheel
    • B65H2404/655Means for holding material on element

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写用紙等の丁合機に係り、特に、複写された
用紙を自動的に頁揃えした後に綴じを行う複写用紙等の
丁合機に関する。
近年、複写機はその複写速度の向上が図られており、ま
た、付加装置として原稿送り装置の製品化が図られてい
る。
これらの複写機能の向上に伴い、複写用紙の頁揃え装置
、いわゆるソーターも種々開発提供されている。しかし
、これらソーターは複数設けられたピンの中に単に用紙
を頁揃えする機能しか有しておらず、頁揃えされた用紙
群の取り出し、用紙端縁揃え、綴じ、孔開けの各作業は
人手に頼らざるを得ないものであつた、そこで、前述し
たような複写機の高性能化に対応し.て、複写された用
紙の後処理も機能的に行なう必要がある。本発明者は上
記要請に応えるべく、頁揃えして後、用紙端縁を揃え次
いで綴じを施して排出するソーターを、既に特願昭57
−9898号や特願昭57−こ80523号等で提案し
ている。
しかし、用紙頁揃え時の用紙群保持をベルトで行う場合
には、頁揃えされる用紙群を環状ベルトが挾持して循環
搬送路内で循環するから、循環により発生する静電気に
よつて、用紙端縁揃えが困難となる難点を有し、ダまた
、ベルトによる挾持である点で頁揃えし得る用紙群の枚
数が制限される不都合を有する。そして、循環搬送路に
よる頁揃えにあつては、用紙群挾持数量即ち処理部数は
その長さに限定され、処理部数を増加させようとすると
構成自体も大型化し複雑化する弊害が生じていた。一方
、用紙収納及び搬送装置として、特開昭52−3353
3号公報にてソーターが提案され、その中で、回転体に
剛性材より成るトレイ板を放射状に複数固設されている
従来のソーターに、固定されたゲートを有する排紙装置
によつて用紙を順次落下収納させる装置が従来例として
記載されている。
ところが、この装置は、自然落下を利用しながら用紙を
排出するのて、上下方向に装置が大きくなり、しかも、
所望の位置、特に側方或いは上方に用紙を排出すること
は困難であつて、どうしても用紙排出位置が限定されて
しまう欠点があつた。そして、この装置は、自然落下を
利用していiるため、頁揃え等を行なつた後排出する際
、トレイ板と用紙とのすベリが悪い場合等にソーター内
に用紙が残つてしまうことが度々発生し落丁となつてし
まう欠点があつた。又、特開昭52−86817号公報
にて照合機システムが提案され、その中で、棚内に収納
されたシートを、複数個の摩擦輪を周囲に有するくも型
の回転によつて望まれる度ごとに後方へ引張るシート取
り出し機構が開示されている。
ところが、この機構は、単に摩擦輪によつてシートを取
り出すものであつて、取り出し位置を分岐設定すること
は不可能であり、汎用性に欠けるものであつた。そのた
め、装置のコンパクト化を図るべくシート搬出位置を装
置内の余剰空間に設定しようとしても不可能であつた。
そこで、前記要請に対応し且つ前記難点等を解消すべく
本発明は創出されたものであり、その要旨は、全体円筒
状を呈しその周囲に軸周方向に一定間隔で多数の用紙受
け棚を周面に対し傾斜させ渦巻状を呈するように配設し
て形成したピンドラムと、このピンドラムに接するよう
に配設された用紙導入路と、用紙導入路とピンドラムと
の接する位置に配設した用紙分岐機構と、用紙導入路の
上方で用紙分岐機構に近接して配設され且つピンドラム
から排出される頁揃えされた用紙群を綴じて用紙群受皿
に排出する綴じ機構とから成り、用紙導入路は、用紙搬
送方向に沿つた両側縁部を折曲立設して用紙案内板を形
成した用紙導入板と、この導入板上面を滑動し且つ一方
の用紙案内板の近くに上方から見てこの案内板に対し用
紙の搬送される方向へ向うに従い間隔が狭まるように配
した斜行ベルトと、このベルトへ上方から用紙を確実に
押圧する圧力ボールとから形成し、用紙分岐機構は、駆
動回転するゲートローラと、このゲートローラに対向接
触回転し且つゲートローラから離隔接近する方向に移動
可能にして弾撥的にゲートローラに圧接してあるゲート
圧力ローラと、前記対向接触部分と用紙導入路との間に
配されソレノイドによつて揺動する導入ゲートと、前記
対向接触部分に対して導入ゲートの反対側でゲートロー
ラに直交するように配設された複数枚の板状でその先端
部を前記用紙受け棚内に位置させ且つソレノイドによつ
て揺動する棚ゲートと、この棚ゲートに対向する位置に
配設されソレノイドによつて揺動する押えゲートとから
形成し、ピンドラムの用紙受け棚は、ピンドラムの軸心
に近い端縁に棚板下面方向へ離隔接近するグリツパを設
けて用紙群を挾持可能とすると共に、前記棚板には、棚
ゲートの先端が用紙受け棚内に位置してもピンドラムの
回転に支障をきたさないようにすべく棚ゲートの先端部
が通り抜ける切欠を設けて形成され、前記用紙導入板に
は、用紙の大きさ及び用紙づまりを感知するセンサーを
設け、用紙導入路から用紙群を各用紙受け棚に導入する
際には、用紙導入路からの用紙群をゲートローラとゲー
ト圧力ローラとの対向接触部分へ送るように導入ゲート
を、しかも、ゲートローラの正回転により送り出された
用紙群を1枚の用紙の送り出し毎に前記棚開口長さだけ
正回転するピンドラム内へ送り込むように棚ゲート及び
押えゲートをそれぞれ適宜揺動させ、又、用紙受け棚か
ら用紙群を綴じ機構に搬送する際には、ピンドラムが逆
回転することで周面の頂点方向へ順次移動する各用紙受
け棚によつてピンドラムの周面の回転方向へ順次上昇し
てゆく用紙群を棚ゲートの先端部で掬い取ると共にゲー
トローラとゲート圧力ローラとの対向接触部へ案内する
ように棚ゲート及び押えゲートを、しかもゲートローラ
の逆回転により送り出される用紙群を綴じ機構へ分岐搬
送させるように導入ゲートをそれぞれ適宜揺動させ、更
には、必要外の用紙であると前記センサーが感知した場
合にこの用紙を直接外部へ排出させるように棚ゲート及
び押えゲートをそれぞれ適宜揺動させるべく前記それぞ
れのソレノイド及びピンドラムとゲートローラとの正逆
回転を制御する制御装置を有する駆動機構を設け、ピン
ドラムの駆動とゲートローラの駆動とを同一駆動系にて
行なうべく形成したことに存するものである。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図において10は機枠1内の枠板2に軸架される全体円
筒状を呈したピンドラムである。このピンドラム10は
その周面に軸周方向に一定間隔で多数の用紙受け棚11
、いわゆるピンを周面に対し傾斜して形成して成る。つ
まり、周面に多数の受け棚11を縦断面においてこれら
受け棚11が渦巻状を呈するよう配設して成る。図示例
のピンドラム10にあつては一対の円状側板12にピン
ドラム10の外形とほぼ同曲率の円弧状に折曲した棚板
13を各棚板113が縦断面において側板12の周縁に
渦巻状となつて配設されるよう固着して形成してある。
そして、これら棚板13相互で形成される間隙を用紙受
け棚11とすべく、各棚板13のピンドラム10の軸心
に近い端縁には側板13の長さ方向、つまりピンドラム
10の軸方向に沿つてストッパー14を配設すると共に
1つの棚板113に対し下方に位置する棚板13の先端
縁延長上で前記ストッパー14が形成されたところまで
にはグリツパ板15を配設する。従つて、棚板13とス
トッパー14とグリツパ板とで各棚11は形成されるの
である。グリツパ板15は用紙案内板15Aと用紙挾持
板15Bとを略く字状に連接して成り、前記挟持板15
Bが棚板13下面に対向し且つこの棚板1・3下面に近
接して密着したり、離れて間隙を形成したりするようグ
リツパ板15の両側縁部を側板12に枢着ピン15Cを
介して枢着する。そして、一方の側板12には長孔状の
切欠12Aを形成してこの切欠12Aからグリツパ板1
5の側縁:に形成された係合突起15Dを突出し、この
突起15Dにねじりコイルバネ16の一端縁を係合して
常時挾持板15Bを棚板13下面に押圧するようにして
グリツパ17を構成する。前記係合突起15Dはカムフ
オロウ等で成り、7機枠1に固着されるグリツパ解放板
3によつてピンドラム10軸心方向に押圧されてグリツ
パ17の挾持を解放するものてある。
尚、棚板13は断面略円弧状に折曲してあるが、これに
限定することなく平板であつても良いのは勿論である。
しかし、図示例のように断面円弧状に折曲することで平
板としたものに比較して縦方向に長い用紙の受け入れを
可能とし、同一径のピンドラム10であれば平板で形成
してピンドラムと比較し、よソー層密度の高い棚板13
配設が可能となつて多数の棚11の形成が可能となる。
このように構成されるピンドラム10上方位置には用紙
分岐機構40が配設されこの用紙分岐機構40には用紙
導入路20が連結される。
用紙導入路20は、用紙導入板21とこの導入板21上
面を滑動する斜行ベルト22と、斜行ベルト22に上方
から対向接触して用紙を斜行ベルト22へ確実に押圧す
る搬送用の圧力ボール23とこのボール23を保持する
保持板24とで成る。
前記用紙導入板21の用紙搬送方向に沿つた両側縁部は
立設するように折曲してあり、用紙案内板25としてあ
る。
そして、第4図に示すように、前記斜行ベルト22はこ
の案内板25の一方の近くに上方から見て案内板25に
対し若干傾斜する角度て配設されるものである。即ち、
用紙が搬送される方向に行くに従いベルト22と案内板
25との間隔が狭まるようベルト22を配設してある。
従つて、ベルト22が巻き掛けられる搬送プーリ26は
その周面の中央が外方に膨らむよう−に形成された全体
太鼓状を呈する。この搬送プーリ26は、導入板21の
入口端縁と出口端縁との近傍に用紙搬送方向とは直交す
る方向て導入板21の両側縁部、つまり案内板25の下
部に軸架したプーリ軸27に固着されるもの!で、プー
1J26が配設される導入板21位置には切欠21Aを
形成してある。
そして、出口端縁近くのプーリ軸27の軸端は駆動機構
80に連繋してある。尚、導入板21はこの出口端縁近
くのプーリ−3軸27を介し機枠1に固定されており、
この軸27を導入板21の揺動中心としてある。
従つて、導入路20は揺動することができ、この導入板
21の入り口側端縁を種々の複写機の用紙出口に合わせ
て取り付けるものである。そして、図中284はこの導
入板21の取り付け角度を自在に設定し得るフックであ
り、このフック28は機枠1に横架されるステー4に吊
り下げ設けられて、このフック28のネジ部28Aは案
内板25側面に固着された吊下係止部29にナット30
を介して固着される。また用紙導入路20の入口側端縁
上方には用紙案内板31を配設して用紙の導入部32と
してある。
この導入部32は外方に向かうに従い次第に拡関するよ
う形成され用紙導入を容易とすると共に複写機の用紙出
口への接続をある程度の余裕をもつて取り付けできるよ
うにしてある。この用紙導入路20によつて搬送された
用紙)は、用紙分岐機構40によりピンドラム10の各
棚11に案内されたり、ピンドラム10上を通過された
りする。
この用紙分岐機構40は第5図に示すように用紙を挟持
し搬送するゲートローラ41及びこのゲートローラ41
に対向接触して回転するゲート圧力ローラ42夫々と、
用紙導入路20から搬送された用紙をゲートローラ41
及び圧力ローラ42との挟持部43へ案内し、且つピン
ドラム10から頁揃えされた用紡』動く排出される場合
には後述する綴じ機構60の用紙群案内路65へ用紙群
を案内する導入ゲート44と、前記挾持部43の下方に
位置し、通常は用紙を各棚11に案内し、不必要な用紙
が搬送されたときのみ揺動して用紙を排紙ローラ105
へ案内する棚ゲート45と、この棚ゲート45上方に位
置し、用紙を棚11内に導入するときは棚ゲート45と
共働して確実に案内し、他方、頁揃えされた用紙群の排
出にあたつては上方に揺動して用紙群のピンドラム10
からの排出に支障のないようにする押えゲート46とて
成る。そして、棚ゲート45と押えゲート46との先端
部は、常時ピンドラム10内に位置して棚11内への用
紙導入と棚11からの用紙群排出とを確実に行つている
。そのため、各棚板13の棚ゲート45と押えゲート4
6との位置する部分には前記先端部が通り抜けられる切
欠47を形成してピンドラム10の回転に支障のないよ
うにしてある。前記ゲートローラ41は後述する駆動機
構80により強制回転される。
また、ゲート圧力ローラ42はゲートローラ41同様に
機枠1の枠板2に軸架されるのであるが、その軸支孔4
8は用紙群を綴じ機構60へ搬送する際、用紙群の厚み
にも対応し、しかも、棚11の用紙導入時のように1枚
のみの用紙の厚さにも対応できるようにゲートローラ4
1に対し外方に逃ることができるような長孔状としてあ
り、しかもコイルバネ49をゲート圧力ローラ軸42A
に半巻きして常にゲート圧力ローラ42をゲートローラ
41に押圧している。これらゲートローラ41、ゲート
圧力ローラ42は複数個に分割されて適宜間隔で夫々の
軸41A,42Aに配設される。尚、ゲートローラ41
はゲートローラ軸41に固着してあり、ゲート押えロー
ラ42はゲート押えローラ軸42Aに回転自在に且つ軸
方向でずれることのないように規制されて配設される。
前記導入ゲート44は、軸支突起44Aを有した縁板4
4Bを平板で成るゲート本体44Cの両端縁に固着し、
機枠1の枠板2に軸支突起44Aにより軸支する。
そして、この軸支突起44Aの一方の軸端には揺動レバ
ー50を固着し、この揺動レバー50の先端をソレノイ
ド51のプランジャ51Aに連繋すると共にソレノイド
51とは反対側に引張コイルバネ52を配設してある。
したがつて、ソレノイド51が0FFのときはコイルバ
ネ52によつて導入ゲート44は搬送される用紙を常に
挾持部43方向へ案内するよう位置され、ソレノイド5
1が0Nのときは導入ゲート44は下方に揺動され挾持
部43から送り出される用紙群を用紙導入路20方向に
、搬送することのないように位置される。棚ゲート45
はゲート圧力ローラ軸42Aのゲート圧力ローラ42相
互の間隙部分に固着される。
そして、ゲート圧力ローラ軸42Aの一方の軸端には揺
動レバー53が固着される。この揺動レバー53の先端
には係合ピン53Aが突設され、この係合ピン53Aに
連杆54の長孔54Aを係合させ、この連杆54をソレ
ノイド55のプランジャ55Aに枢着する。一方、揺動
レバー53先端のソレノイド55が配設される反対側に
は引張コイルバネ56を配設し、このコイルバネ56の
一端を係合ピン53Aに連結する。したがつて、棚ゲー
ト45はソレノイド55が0FFのときは常時棚11内
にその先端を位置させて棚11内へ用紙を案内するもの
てある。また、ピンドラム10が第2図において反時計
回りて回転(以下、正回転という)する場合は前記長孔
54Aの長さ範囲内で棚ゲート45がピンドラム10の
回転によつて自然に揺動して棚11)内の用紙を乗り超
えるものである。
そして、規定長さの用紙ではない場合や、ピンドラム1
0の棚11数以上の用紙が送られた場合等はソレノイド
55が作動して棚ゲート45を上方に揺動して排紙ロー
ラ105方向へと用紙を案内するものである。また、頁
揃えされた用紙群をピンドラム10の棚11内から綴じ
機構60方向へ排出する場合はピンドラム10の逆転に
より棚11内の用紙群がこの棚ゲート45により掬い取
られてゲートローラ41とゲート圧力ローラ42との挾
持部43へと案内されるのである。前記押えゲート46
は、ゲートローラ41下方で且つその近傍で機枠1の枠
板2に軸架される揺動軸46Aに押えゲート本体46B
を固着して成り、揺動軸46Aの一方の軸端には揺動レ
バー57が固着してあり、この揺動レバー57の先端に
はソレノイド58のプランジャ58Aとそしてこのプラ
ンジャ58Aの反対側で引張コイルバネ59とが配設さ
れている。
従つて、通常は棚ゲート45と同様にその先端がピンド
ラム10の棚11内に位置るものであり、棚11からの
用紙群の排出時や、棚ゲート45が上方に揺動する時に
ソレノイド58が作動され押えゲート46が上方に揺動
されるのである。用紙導入路20の上方には頁揃えされ
た用紙群を綴じる綴じ機構60が配設される。
綴じ機構60には用紙群の排出ローラ69及び分岐ゲー
ト67が付設される。綴じ機構60は、ゲートローラ4
1により排出される用紙群を引き込んで水平に保持する
搬送ベルト61と、用紙群の一端縁を綴じるステープラ
62と、用紙群の一端縁に綴じ孔を開ける穿孔器63と
、ステープラ62及び穿孔器63を作動させる作動手段
64と、搬送ベルト61の入口部に対峙して配設され、
用紙群案内路65からの用紙群を搬送ベルト61及びこ
の搬送ベルト61に対向接触して回転する圧力ローラ6
6夫々で成る挾持部へ案内すると共に、案内後は下方へ
揺動して用紙群を後述の排出ローラ69方向へ案内する
分岐ゲート67と、分岐ゲート67から案内された用紙
群を用紙群受皿68内に排出する排出ローラ69及びこ
の排出ローラ69に対向接触して回転する排出圧力ロー
ラ70とで成る。
尚、図中71は搬送ベルト61上方て搬送ベル卜61に
平行して配設される用紙群の案内板であり、この案内板
71上方には必要に応じ用紙群の端縁を揃える用紙群端
縁揃え爪(図示せず)を設ける。
また、ステープラ62及び穿孔器63は公知のものを使
用している。前記作動手段64は回動軸72に固着され
たカム73により作動杆74を揺動し、この揺動を挺子
の原理によつて倍力してステープラ62や穿孔器63を
作動させるものであり、回動軸72はモータ75と図示
しない電磁クラッチブレーキとでもつて1作動信号毎に
1回転されるものである。
前記用紙群分岐ゲート67は、前記棚ゲート45と同様
の構成による。即ち、排出圧力ローラ70の軸70Aに
鋭角三角形の鋭角部が先端となるようにしてその基部を
固着してある。そして、図示は省略したが排出圧力ロー
ラ軸70端には揺動レバーを固着し、この揺動レバーの
先端に係合ピンを突設し、この係合ピンに連杆の長孔を
係合させ、この連杆の他端はソレノイドのプランジャに
枢着して成る。また、排出圧力ローラ70も前記ゲート
圧力ローラ42と同様に排出ローラ69に対して逃げる
ことのできるような長孔で枠板2に軸架してあり、引張
コイルバネをこの排出圧力ローラ70の軸に半巻きし、
常時、排出ローラ69に排出圧力ローラ70を圧接して
ある。従つて、この排出圧力ローラ70が排出ローラ6
9に対し逃けることで種々の厚さの用紙群に対しても確
実に搬送てき、しかも排出ローラ69及び排出圧力ロー
ラ70に無理なりがかることがない。このように構成さ
れる綴じ機構60によつて端一縁が綴じられると共に綴
じ孔が孔開けされた用紙群は、搬送ベルト61の逆転に
より前記分岐ゲート67を介し用紙群受皿68内に搬送
される。
尚、図中105は分岐機構40によつてピンドラム10
上を通過された用紙を排出する排紙ローζラであり、こ
の排紙ローラ105には対向接触して回転する排紙圧力
ローラ106を配設してある。前記用紙導入路20、ピ
ンドラム10、分岐機構40、綴じ機構60、排紙ロー
ラ105は図示1しない制御機構によつて制御される駆
動機構80で駆動される。
駆動機構80は、機枠1下部に配設されるモータ81の
駆動をベルト伝導手段、歯車伝導手段等によつて必要に
応じ間に電磁クラツチブレキ82を介し、前記各機構等
の軸10A,27,41A,61A,105Aに伝達す
るものである。
即ち、ピンドラム軸10Aの軸支位置近傍に中間プーリ
83を横架し、この中間プーリ83とモータ81の駆動
軸に固着した駆動プーリ84とにベルト85を巻き掛け
し、更に、中間プーリ83軸にはドラム駆動プーリを有
した電磁クラッチブレーキ82を配設し、ピンドラム軸
10Aに固着した1ドラム歯車86に減速歯車87を噛
合させ、この減速歯車87と同軸て固着されるプーリ8
8と前記ドラム駆動プーリとにベルト89を巻き掛けす
る。更に、前記中間プーリ83と同軸で配設されるプー
リ83Aと、ゲートローラ軸41A端に固・着したプー
1J90及び排紙ローラ軸105A端に固着したプーリ
91夫々とにベルト92を巻き掛けしピンドラム10と
ゲートローラ41とを同一駆動系にて駆動させる。また
、ゲートローラ軸41Aには、前記プーリ90に歯車9
3を並設し、この歯車93に噛合する中間歯車94をゲ
ートローラ軸41Aの近傍位置で設け、この中間歯車9
4と同軸でプーリ95を固着してこのプーリ95から用
紙導入路20のプーリ軸27に固着したプーリ96及び
綴じ機構60の搬送ベルト61の駆動軸61Aに固着し
たプーリ97夫々のベルト98を巻き掛けする。
更に、前記駆動軸61Aから歯車99,100及びベル
ト101を介し排出ローラ69へ回転を伝達する。そし
て、用紙の導入及び用紙群の綴じ機構60からの排出は
モータ81の正回転により行い、ピンドラム10からの
用紙群の排出及び綴じ機構60への移送はモータ81の
逆回転により行う。
尚、モータ81の回転を前記各軸へ伝達する場合、用紙
の搬送速度が各機構において異なることのないよう各プ
ーリ径及び各ローラ径を決定するものとし、しかもピン
ドラム10の回転は、ゲートローラ41から搬送される
用紙搬送速度と棚11最奥部のストッパー14の周速度
とが同一となるよう減速歯車87の減速比を決定する。
このような駆動機構80とすることで、用紙を棚11へ
挿入する場合、若しくは、棚11から用紙群を排出する
場合等に用紙に撓みが発生することがなく、紙づまり等
の発生を防止できるものである。これら各機構を関連作
動させる制御機構は、CPUlクロック発生素子、記憶
素子等を組み合わせたマイクロコンピュータて成り、導
入路20の入口近傍に配設されたフォトトランジスタ等
で成る入口部用紙検出センサ110、この入口部用紙検
出センサ110から各棚11が許容し得る用紙長さより
若干長い間隔を置いて導入路20内に配設される中間部
用紙検出センサ111、そして、ゲートローラ41及び
ゲート圧力ローラ42の挾持部43直後に配設される分
岐部用紙検出センサ113、更には、綴じ機構60の搬
送ベルト61最奥部に配設される用紙群検出センサ11
4と、前記駆動機構80の中間プーリ83と同軸で固着
されるシステムクロック盤114周縁の切欠114Aを
検出するシステムクロックセンサ115と、ピンドラム
10の回転停止位置を検出すべくピンドラム10の軸端
に固着されたドラム回転制御盤116周縁の切欠116
Aを検出するドラム停止位置検出センサ117とからの
夫々の検出信号を内蔵するカウンター等にて処理してモ
ータ81、電磁クラッチブレーキ82、各ゲート44,
45,46,67を揺動するソレノイド51,55,5
8等を制御するものである。以下、本発明の用紙取り込
み及び排出の作動を示しながら制御機構の制御内容を説
明する。
図示しない電源スイッチ、運転スイッチを0Nとして本
発明装置を用紙待機状態とする。本発明装置が連結され
る例えは複写機等から用紙が排出されると、その排出さ
れた用紙の先端を前記入口部用紙検出センサ110が検
出する。この検出センサ110の0Nによりモータ81
が始動し、導入路20、排紙ローラ105、ゲートロー
ラ41、搬送ベルト61、用紙群排出ローラ69等が回
転する。したがつて、複写機からの用紙は導入路20内
に取り込まれ、導入路20内の圧力ボール23と斜行ベ
ルト22との作用により用紙の一側端縁が案内板25に
沿つて移動され、分岐機構40を介し棚11内に挿入さ
れる。前記入口部用紙検出センサ110は前述したよう
にモータ81の始動を行う信号を発生すると共に制御機
構内に設定された入口部用紙先端カウンター及び入口部
用紙後端カウンター夫々をスタートさせる。
これらカウンターは中間部用紙検出センサ111の用紙
先端若しくは用紙後端検出信号によリセットされ、その
基準パルスはシステムクロックセンサ115から得てい
る。同様に、中間部用紙検出センサ111は用紙の先端
縁で作動を開始する中間部用紙先端カウンター及び用紙
の後端縁で作動を開始する中間部用紙後端カウンターに
連繋され、分岐部用紙検出センサ112の用紙先端若し
くは用紙後端検出信号によリセットされる。
前記4組のカウンターは導入路20内の用紙づまり等を
判定するために用られる。
即ち、各カウンターの値が特定値を超えた時は用紙づま
りとみなして、モータ81を停止すると共に図示しない
紙づまり警告灯を点灯する。更に、中間部用紙検出セン
サ111に用紙先端部が検出された時の入り口部用紙後
端カウンターの値を設定もしくは前回取り込み用紙のカ
ウンター値と比較判定することで、搬送している用紙の
サイズが確認できる。つまり、特定値を超えている場合
はこの搬送している用紙が綴じ対象の用紙サイズよりも
小であることが、また、逆に特定値よりも小であるとき
は用紙が大と判別できるのである。尚、これらサイズの
確認は入口部若しくは中間部の用紙検出センサ110,
111の用紙先端確認と用紙後端確認との間のシステム
クロック数をカウントすることでも可能であるが、入口
部用紙検出センサ110での用紙サイズ確認は用紙搬送
速度が複写機等の排出速度に影響を受け正確な測定が不
可能なこと、また、中間部用紙検出センサ111での用
紙サイズ確認は導入路20内で・の強制的な搬送である
点で前記入口部用紙検出センサ110での検出のような
不都合は有することがないが、反面、用紙サイズ確認の
情報が遅くなり分岐機構40の作動に影響を与える不都
合を有すること等の理由で望ましいとはいい難いもので
・ある。導入路20によつて搬送された用紙は、分岐機
構40により棚11内に導入され、または、ピンドラム
10上を通過されるのである。
棚11内に用紙が導入される場合は各ソレノイ)ド51
,55,58は0FF状態を保ち、各ゲート44,45
,46とゲートローラ41及びゲート圧力ローラ42夫
々の挾持部43とによつて行なわれる。
また、頁揃えする用紙以外のサイズの用紙が送られた場
合やピンドラム10の棚11数以上の同一内容の複写用
紙が送られた場合はソレノイド55,58が0N状態と
なり用紙を排紙ローラ105方向に案内するものである
。複写された最初の用紙がピンドラム10内の棚11内
に案内されると分岐部用紙検出センサ112の信号でカ
ウンターが作動し、このカウンターがある一定値となつ
たところで電磁クラッチブレーキが0FFとなりピンド
ラム10が棚11開口長さ分だけ第2図において反時計
回り方向に回動する。
このピンドラム10の回転制御はピンドラム10の軸端
に固着されたピンドラム回転制御盤116と停止位置検
出センサ117にて行なう。つまり、回転制御盤116
の周縁に棚11数と同数の切欠116Aを同一ピッチで
設け、この切欠116Aをフォトセンサ等の検出センサ
117にて検出するものである。そして、切欠116A
の検出によつて前記電磁クラッチブレーキ82のクラッ
チは0FFとなりブレーキは0Nとなつて定位置にて停
止するものである。そして、前記同様にして用紙を次の
棚11内に導入する。尚、ピンドラム10の棚11数以
上の用紙が送られた場合は分岐機構40を作動して用紙
を排紙ローラ105方向に案内する。また、棚11内に
導入された用紙はピンドラム10の回動と共にグリツパ
17の係合突起15Dが機枠1のグリツパ解放板3から
外れることで、グリツパ17により棚11の最奥部で挾
持固定され、ピンドラム10が回転中であつても棚11
内から用紙が脱落することはない。
尚、棚11内への用紙導入にあたつて、次の新たな頁の
複写用紙が導入される場合、既に導入された用組』有ま
前記棚ゲート45によつて棚11下方に押さえられて新
たな用紙導入のための空間を棚11内に確実に形成して
、用紙群頁揃えを正確且つ迅速に行なつている。
所定枚数の複写が完了した時点で、図示しない綴じスイ
ッチを押すことで、制御機構に綴じ信号を与える。
この綴じ信号により、モータ81を正回転させ、ピンド
ラム10を用紙取り込み時の回転位置から特定角度だけ
半時計回り方向に回転し・て、ピンドラム10の棚11
内の用紙群排出のための初期設定を行なう。この初期設
定は、用紙が導入される場合棚ゲート45が既に導入さ
れた用紙群を上方から押さえていて、大部分の用紙が棚
ゲート45下方に位置しているのを、棚11内のこれら
用紙全てに対し棚ゲート45が下方に位置するよう回動
して、棚11内の用紙群をピンドラム10の逆回転によ
り棚11内から掬い出すために行なうものである。この
初期設定後、モータ81が逆転駆動されると共に、押え
ゲート46と導入ゲート44との各々のソレノイド51
,58は励磁されて押えゲート46は上方に揺動される
と共に導入ゲート4)4は下方に揺動される。
次いで、ピンドラム10の電磁クラッチブレーキ82が
作動してそのブレーキが0FFとなりクラッチが0Nと
なる。従つて、ピンドラム10は第2図において時計回
り方向に回転を始める。この回転により用紙群排出対、
象の棚11のグリップ17は、機枠1のグリツパ解放板
3によつて用紙群の挾持を解放する。また、用紙群は、
ピンドラム10が逆回転することで周面の頂点方向へ順
次移動する各用紙受け棚11と棚ゲート45とによりピ
ンドラム10の周面の回転方向へ順次上昇してゆくと共
に棚ゲート45の先端部によて掬い取られ、逆回転され
るゲートローラ41及びゲート圧力ローラ42夫々の挾
持部43へと送られ、やがて、この挾持部43に用紙群
が到達すると用紙群は挾持部43によつて綴じ機構60
の搬送ベルト61とこの搬送ベルト61に圧接される圧
力ローラ66との挾持部に、用紙群案内路65を介して
移送される。ピンドラム10の用紙群排出のための逆回
転は用紙導入時の正回転と同様にピンドラム10軸端に
設けられたドラム回転制御盤116からのクロック信号
で停止される。
ビツドラム10から排出された用紙群は前述したように
搬送ベルト61の挟持部へと搬送されるのであるが、こ
のとき用紙群分岐ゲート67によつて用紙群の先端は前
記挟持部へ案内される。
搬送ベルト61の挾持部によつて搬送ベルト61内に水
平に移送された用紙群は搬送ベルト61奥部に配設され
た用紙群検出センサ113によつて検出され、この検出
信号によつてモータ81は回転を停止する。と同時に、
綴じ機構60のモータ75が作動して回動軸72を回転
して用紙群を綴しると共に綴じ孔を開ける。回動軸72
は1回転すると同軸て固着されたスイッチカム73Aに
よりマイクロスイッチ118を作動して前記モータ75
を停止してその回転が停止される。それと同時に搬送系
のモータ81を正転起動させると共に用紙群分岐ゲート
67のソレノイドが0Nとなり分岐ゲート67を下方に
揺動する。従つて、用紙群は搬送ベルト61から排出さ
れ分岐ゲート67により用紙群排出ローラ69に送られ
、この排出ローラ69により用紙群受皿68内に排出さ
れるのである。
同様にして他の棚11内の用紙群も綴じられ且つ綴じ孔
が形成されて用紙群受皿68内に排出されるのである。
尚、この綴じ機構60には必要に応じ用紙端縁揃え手段
や割印代用の穿孔を行なうパーフオレータ機構、更には
認証文等を押印する押印機構(共に図示せず)を付設し
ても良い。本発明は叙上のように構成し、全体円筒状を
呈しその周囲に軸周方向に一定間隔で多数の用紙受け棚
11を周面に対し傾斜させ渦巻状を呈するように配設し
て形成したピンドラム10を有し、ピンドラム10の用
紙受け棚11は、ピンドラム10の軸心に近い端縁に棚
板13下面方向へ離隔接近するグリツバ17を設けて用
紙群を挾持可能とすると共に、前記棚板13には、棚ゲ
ート45の先端部が用紙受け棚11内に位置してもピン
ドラム10の回転に支障をきたさないようにすべく棚ゲ
ート45の先端部が通り抜ける切欠Aを設けて形成され
ているから、頁揃えが構成簡単に行なえるものであり、
用紙の導入や用紙群の排出も容易に行なえる。
しかも、装置構成をコンパクトにしつつ多数部且つ多数
頁の頁揃えを可能とする。即ち、用紙受け棚11は全体
円筒状を呈したピンドラム10の周面に設けたから、従
来のように複数の棚を垂直方向に多数て配設しこの棚を
垂直方向て移動して用紙を導入したり、ベルト等で成る
循環搬送路に挟持したりして頁揃えする大がかりな装置
構成をとる必要もなく大幅に装置構成を簡素化できる。
また、一対の環状ベルトを対向接触させて用紙を挾持し
頁揃えする場合は、用紙を循環搬送することで静電気が
発生し、この静電気により用紙導入や用紙端縁揃え時に
その作業が困難となる不都合があつたが、本発明装置に
あつては用紙のほぼ全体を棚11内に保持し得て静電気
の発生を極力押えることができる。したがつて、静電気
による用紙扱い上の種々の弊害、例えば用紙導入困難や
用紙端縁揃え困難等の弊害が除かれることとなる。また
、棚11の移動はピンドラム10を回転制御するだけで
良く、棚移動手段の簡素化が図れ、更には、その駆動も
ドラム回転であることから容易である。
即ち、棚11が同一の周上に配設されるから、多数の用
紙を各棚11内に保持した場合でも従来の多段状に棚を
配したソーターのような棚移動のための多大な仕事量を
必要とせず、その移動のための労力が極めて小となり、
駆動装置の小型化や省電力化が図れる。更には、上述の
ごとく切欠Aを形成してあるから、棚ゲート45の先端
部が棚11内に有りながらピンドラム10の回転に何等
支障をきたさないので、後述する棚11内への用紙導入
や用紙群の排出がドラムの回転という簡単な操作で得ら
れて、従来のような大がかりな装置構成、複雑な制御等
を必要としない。加えて、ピンドラム10としたことで
棚11最奥部に形成したグリツパ17の制御が極めて容
易となる。即ち、用紙導入位置、若しくは用紙群排出位
置でグリツパ17を押動して挾持解放を図るようにすれ
ば確実な頁揃え等を行うことができるので、その位置の
みでグリツパ17を作動させるようにすれば良いからグ
リツパ17の制御が極めて容易である。また、棚11を
周面に対し傾斜して形成したから、用紙群の排出を簡単
に行なうことが可能である。
即ち、ピンドラム10を逆回転することで、後述するよ
うに各ゲート45,46を揺動制御す)れば用紙をゲー
トローラ45,46を揺動制御すれば用紙をゲートロー
ラ41に送り込むことができ用紙群の排出を構成簡易に
可能とする。しかも、ピンドラム10に接するように配
設された用紙導入路20と、用紙導入路20とピンド・
ラム10との接する位置に配設した用紙分岐機構40と
、用紙導入路20の上方て用紙分岐機構40に近接して
配設され且つピンドラム10から排出される頁揃えされ
た用紙群を綴じて用紙群受皿68に排出する綴じ機構6
0とを有するから装置)の構成が一方にのみ偏らず装置
全体のコンパクト化を図ることができ、バランスの良い
装置の構成を得ることができる。
そして、用紙導入路20は、用紙搬送方向に沿つて両側
縁部を折曲立設して用紙案内板25,31を形成した用
紙導入板21と、この導入板21上面を滑動し且つ一方
の用紙案内板25の近くに上方から見てこの案内板25
に対し用紙の搬送される方向へ向うに従い間隔が狭まる
ように配した斜行ベルト22と、このベルト22へ上方
から用紙を確実に押圧する圧力ボール23とから形成さ
れているから、複写等を終了した用紙は、斜行ベルト2
2と圧力ボール23とによソー方の用紙案内板25に押
付けられながら送られるもので、用紙端縁揃えを非常に
容易に、しかも確実に行なうことができる。
一方、前記用紙導入板には、用紙の大きさ及び用紙づま
りを惑知するセンサーを設けてあるから、必要外の用紙
が導入された楊合や用紙づまりが発生したときにはこの
センサー110,111によつて感知し他の機構等に作
動支持を送ることができる。
また、用紙分岐機構40は、駆動回転するゲートローラ
41と、このゲートローラ41に対向接触回転し且つゲ
ートローラ41から離隔接近する方向に移動可能にして
弾撥的にゲートローラ41に圧接してあるゲート圧力ロ
ーラ42と、前記対向接触部分と用紙導入路20との間
に配されソレノイド51によつて揺動する導入ゲート4
4と、前記対向接触部分に対して導入ゲート44の反対
側でゲートローラ41に直交するように配設された複数
枚の板状でその先端部を前記用紙受け棚11内に位置さ
せ且つソレノイド55によつて揺動する棚ゲート45と
、この棚ゲート45に対向する位置に配設されソレノイ
ド58によつて揺動す.る押えゲート46とから形成し
、用紙導入路20から用紙群を各用紙受け棚11に導入
する際には、用紙導入路20からの用紙群をゲートロー
ラ41とゲート圧力ローラ42との対向接触部分へ送る
ように導入ゲート44を、しかも、ゲートロ!ーラ41
の正回転により送り出された用紙群を1枚の用紙の送り
出し毎に前記棚11開口長さだけ正回転するピンドラム
10内へ送り込むように棚ゲート45及び押えゲート4
6をそれぞれ適宜揺動させ、又、用紙受け棚ぬぬから用
紙群を綴じ機4構60に搬送する際には、ピンドラム1
0が逆回転することで周面の頂点方向へ順次移動する各
用紙受け棚11によつてピンドラム10の周面の回転方
向へ順次上昇してゆく用紙群を棚ゲート45の先端部で
掬い取ると共にゲートローラ41とゲート圧力ローラ4
2との対向接触部分へ案内するように棚ゲート45及び
押えゲート46を、しかもゲートローラ41の逆回転に
より送り出される用紙群を綴じ機構60へ分岐搬送させ
るように導入ゲート44をそれぞれ適宜揺動させ、更に
は、必要外の用紙であると前記センサー110,111
が惑知した場合にこの用紙を直接外部へ排出させるよう
に棚ゲート45及び押えゲート46をそ)れぞれ適宜揺
動させるべく前記それぞれのソレノイド51,55,5
8及びピンドラム10とゲートローラ41との正逆回転
を制御する制御装置を有する駆動機構80を設けてある
のて、各ゲート44,45,46は、用紙群の搬送箇所
によつて門確実に搬送すべき位置へ向つて用紙群を送る
ように保持され、しかも、各ゲート44,45,46の
揺動が構成簡易にして迅速に行なえるものである。
従つて、用紙導入路からの用紙は、頁揃えと用紙端縁揃
えを行なつた後綴じ機構によつて綴じ”られて排出され
る工程を完全に自動で行なうことができ、その間の人手
は全く必要としないので丁合の自動化を容易に図ること
ができるものである。そして、ピンドラム10の駆動と
ゲートローラ41の駆動とを同一駆動系にて行なうべく
形成したことにより、ピンドラム10とゲートローラ4
1との正逆回転は同時に切替えることができ、前述した
各ゲート44,45,46の揺動と相俟つて、用紙群を
綴じ機構60に搬送する際に、直接外部に排出したり、
導入路20に逆送したりする搬送ミスは全く発生しない
ものである。更に、前記センサー110,111によつ
て用紙導入路20等て感知検出した規格用紙以外の用紙
は、棚ゲート45と押えゲート46との揺動による搬送
路の分岐によつて直接外部に排出できるから頁揃えの際
に必要外の用紙の混入は全く発生しないので確実の丁合
を可能にするものである。
以上説明したように本発明によれば、複写機等の丁合機
が構成簡易且つコンパクトに提供できて複写用紙の頁揃
え及び綴じ作業等の合理化が図れるものであり、しかも
用紙取り込みが確実且つ迅速に行なえて高速複写にも容
易に対応し得る等の種々の優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は全体斜
視図、第2図は同縦断面図、第3図はピンドラムと分岐
機構との一部省略斜視図、第4図は導入路の平面図、第
5図は分岐機構の側面図、第6図は駆動機構を示す一部
省略側面図てある。 1・・・・・・機枠、2・・・・・・枠板、3・・・・
・・グリツパ解放板、4・・・・・・ステー、10・・
・・・・ピンドラム、11・・・・・・棚、12・・・
・・・側板、12A・・・・・・切欠、13・・・・・
・棚板、14・・・・・・ストッパー15・・・・・・
グリツパ板、15A・・・・・・用紙案内板、15B・
・・・・・用紙挾持板、15C・・・・・・枢着ピン、
15D・・・・・・係合突起、16・・・・・・ねじり
コイルバネ、17・・・・・・グリツパ、20・・・・
・・j−1j紙導入路、21・・・・・・用紙導入板、
21A・・・・・・切欠、22・・・・・・斜行ベルト
、23・・・・・・圧力ボール、24・・・・・・保持
板、25・・・・・・案内板、26・・・・・・プー1
八27・・・・・・プーリ軸、28・・・・・・フック
、29・・・・・・吊下係止部、30・・・・・・ナッ
ト、31・・・・・・案内板、32・・・・・・導入部
、40・・・・・・用紙分岐機構、41・・・・・・ゲ
ートローラ、41A・・・・・・ゲートローラ軸、42
・・・・・・ゲート圧力ローラ、42A・・・・・・ゲ
ート圧力ローラ軸、43・・・・・・挾持部、44・・
・・・・導入ゲート、44A・・・・・・軸支突起、4
4B・・・・・・縁板、44C・・・・・・ゲート本体
、45・・・・・・棚ゲート、46・・・・・・押えゲ
ート、46A・・・・・・揺動軸、46B・・・・・・
押えゲート本体、47・・・・・・切欠、48・・・・
・・軸支孔、49・・・・・・コイルバネ、50・・・
・・・揺動レバー、51・・・・・・ソレノイド、51
A・・・・・・プランジャ、52・・・・・・引張コイ
ルバネ、53・・・・・・揺動レバー、53A・・・・
・・係合ピン、54・・・・・・連杆、54A・・・・
・・長孔、55・・・・・・ソレノイド、55A・・・
・・・プランジャ、56・・・・・・引張コイルバネ、
57・・・・・・揺動レバー、58・・・・・・ソレノ
イド、58A・・・・・・プランジャ、59・・・・・
・引張コイルバネ、60・・・・・・綴じ機構、61・
・・・・・・・・搬送ベルト、61A・・・・・・ベル
ト軸、62・・・・・・ステープラ、63・・・・・・
穿孔器、64・・・・・・作動手段、65・・・・・・
用紙群案内路、66・・・・・・圧力ローラ、67・・
・・・・分岐ゲート、68・・・・・・用紙群受皿、6
9・・・・・・排出ローラ、70・・・・・・排出圧力
ローラ、71・・・・・・案内板、72・・・・・・回
動軸、73・・・・・・カム、74・・・・・・作動杆
、75・・・・・・モータ、80・・・・・・駆動機構
、81・・・・・・モータ、82・・・・・・電磁クラ
ッチブレーキ、83・・・・・・中間プーリ、83A・
・・・・・プーリ、84・・・・・・駆動プーリ、85
・・・・・・ベルト、86・・・・・・ドラム歯車、8
7・・・・・・減速歯車、88,90,91,95,9
6,97・・・・・・プーリ、89,92,98,10
1・・・・・・ベルト、93・・・・・・歯車、94・
・・・・・中間歯車、99,100・・・・・・歯車、
105・・・・・・排紙ローラ、106・・・・・・排
紙圧力ローラ、110〜]12・・・・・・用紙検出セ
ンサ、113・・・・・・用紙群検出センサ、114・
・・・・・システムクロック盤、114A・・・・・・
切欠、115・・・・・・システムクロックセンサ、1
16・・・・・・ドラム回転制御盤、116A・・・・
・・切欠、117・・・・・・ドラム停止位置検出セン
サ、118・・・・・・マイクロスイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 全体円筒状を呈しその周囲に軸周方向に一定間隔で
    多数の用紙受け棚を周面に対し傾斜させ渦巻状を呈する
    ように配設して形成したビンドラムと、このビンドラム
    に接するように配設された用紙導入路と、用紙導入路と
    ビンドラムとの接する位置に配設した用紙分岐機構と、
    用紙導入路の上方で用紙分岐機構に近接して配設され且
    つビンドラムから排出される頁揃えされた用紙群を綴じ
    て用紙群受皿に排出する綴じ機構とから成り、用紙導入
    路は、用紙搬送方向に沿つた両側縁部を折曲立設して用
    紙案内板を形成した用紙導入板と、この導入板上面を滑
    動し且つ一方の用紙案内板の近くに上方から見てこの案
    内板に対し用紙の搬送される方向へ向うに従い間隔が狭
    まるように配した斜行ベルトと、このベルトへ上方から
    用紙を確実に押圧する圧力ボールとから形成し、用紙分
    岐機構は、駆動回転するゲートローラと、このゲートロ
    ーラに対向接触回転し且つゲートローラから離隔接近す
    る方向に移動可能にして弾撥的にゲートローラに圧接し
    てあるゲート圧力ローラと、前記対向接触部分と用紙導
    入路との間に配されソレノイドによつて揺動する導入ゲ
    ートと、前記対向接触部分に対して導入ゲートの反対側
    でゲートローラに直交するように配設された複数枚の板
    状でその先端部を前記用紙受け棚内に位置させ且つソレ
    ノイドによつて揺動する棚ゲートと、この棚ゲートに対
    向する位置に配設されソレノイドによつて揺動する押え
    ゲートとから形成し、ビンドラムの用紙受け棚は、ビン
    ドラムの軸心に近い端縁に棚板下面方向へ離隔接近する
    グリッパを設けて用紙群を挾持可能とすると共に、前記
    棚板には、棚ゲートの先端部が用紙受け棚内に位置して
    もビンドラムの回転に支障をきたさないようにすべく棚
    ゲートの先端部が通り抜ける切欠を設けて形成され、前
    記用紙導入板には、用紙の大きさ及び用紙づまりを感知
    するセンサーを設け、用紙導入路から用紙群を各用紙受
    け棚に導入する際には、用紙導入路からの用紙群をゲー
    トローラとゲート圧力ローラとの対向接触部分へ送るよ
    うに導入ゲートを、しかも、ゲートローラの正回転によ
    り送り出された用紙群を1枚の用紙の送り出し毎に前記
    棚開口長さだけ正回転するビンドラム内へ送り込むよう
    に棚ゲート及び押えゲートをそれぞれ適宜揺動させ、又
    、用紙受け棚から用紙群を綴じ機構に搬送する際には、
    ビンドラムが逆回転することで周面の頂点方向へ順次移
    動する各用紙受け棚によつてビンドラムの周面の回転方
    向へ順次上昇してゆく用紙群を棚ゲートの先端部で掬い
    取ると共にゲートローラとゲート圧力ローラとの対向接
    触部へ案内するように棚ゲート及び押えゲートを、しか
    もゲートローラの逆回転により送り出される用紙群を綴
    じ機構へ分岐搬送させるように導入ゲートをそれぞれ適
    宜揺動させ、更には、必要外の用紙であると前記センサ
    ーが感知した場合にこの用紙を直接外部へ排出させるよ
    うに棚ゲート及び押えゲートをそれぞれ適宜揺動させる
    べく前記それぞれのソレノイド及びビンドラムとゲート
    ローラとの正逆回転を制御する制御装置を有する駆動機
    構を設け、ビンドラムの駆動とゲートローラの駆動とを
    同一駆動系にて行なうべく形成したことを特徴とする複
    写用紙等の丁合機。
JP57122581A 1982-07-14 1982-07-14 複写用紙等の丁合機 Expired JPS6055427B2 (ja)

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